JP6947043B2 - 水流発電装置の浮体測位装置 - Google Patents

水流発電装置の浮体測位装置 Download PDF

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Description

本開示は、水流発電装置の浮体測位装置に関する。
海中に配置された耐圧容器(浮体)内に発電機を備える発電装置がある。特許文献1の発電装置では、発電機のロータに接続されたシャフトに、複数のタービンブレードが設けられている。タービンブレードは水流を受けて回転し、この回転駆動力によって発電機のロータを回転させて、発電機が発電する。
また、特許文献2には、水中の音源から出力された超音波信号を複数の受波器で受信し、受波器間の位相差から音波の入射方向(方向余弦)を推定し、両者を用いて受波器に対する音源の位置を推定する水中音源方式についての記載がある。特許文献2では、海上の船舶に対してケーブルで接続されて、水中で浮遊する潜水船の位置を推定する技術について開示されている。
特表2014−53437号公報 昭60−243580号公報
従来の技術では、位置情報が既知である機器を受波側とし、位置情報が不明である機器を音源側としていた。特許文献2では、受波側が船舶であるので、船舶の移動によって位置が制限なく変化するため、音源側の位置を正確に測位することは難しかった。また、水底に設けられた機器に対して、バッテリから電力を供給する構成とした場合には、バッテリ交換の為に、水底の機器を浮上させるなどの必要があり、バッテリ交換の為の維持費用が増大するおそれがある。本開示は、水流発電装置の浮体の位置を確実に測定することができると共に、維持費用の増大を抑制することが可能な水流発電装置の浮体測位装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る水流発電装置の浮体測位装置は、発電用タービンが設けられているとともに係留索が接続されている浮体を水中で浮遊させて発電する水流発電装置の浮体測位装置であって、水底に対して配置され位置が既知である起点部と、起点部又は浮体のうちの一方に設けられ、位置検出用波を送信して、返送された位置検出用波を受信するアレイと、起点部又は浮体のうちの残りの他方に設けられ、位置検出用波を受信して返送するトランスポンダと、アレイで受信した位置検出用波に関する情報に基づいて、浮体の位置を演算する位置演算部と、を備え、アレイは、浮体に搭載された発電機又は外部電源に電気的に接続されて電力が供給され、トランスポンダは、発電機又は外部電源に電気的に接続されて電力が供給される。
この水流発電装置の浮体測位装置では、起点部が水底に対して配置されて位置が既知であるので、位置の変化が抑制された起点部を基準として浮体の位置を確実に測定することができる。また、浮体は、係留索に接続されているので、浮体が浮遊する範囲を制限することができ、浮体の位置を確実に測定することができる。また、アレイ及びトランスポンダは、浮体に搭載された発電機又は外部電源から給電されて動作できるので、バッテリから給電する必要がない。そのため、バッテリ交換のための維持費用を抑制できる。
いくつかの態様において、係留索は起点部に接続されている構成でもよい。これにより、浮体が存在する範囲を起点部を基準として限定することができ、浮体の位置を確実に測定することができる。
いくつかの態様において、発電機又は外部電源に接続されてアレイに電力を供給するアレイ用給電線と、発電機又は外部電源に接続されてトランスポンダに電力を供給するトランスポンダ用給電線と、を備える構成でもよい。この構成によれば、アレイ用給電線を通じて、発電機又は外部電源からアレイに給電することができる。また、この構成によれば、トランスポンダ用給電線を通じて、発電機又は外部電源からトランスポンダに給電することができる。
いくつかの態様において、発電機又は外部電源に接続されて電力を蓄電するアレイ側蓄電部を備え、アレイ側蓄電部に蓄電されている電力をアレイに供給することができる。これにより、発電機又は外部電源から給電される電力が不足しても、アレイ側蓄電部からアレイに給電することができる。
いくつかの態様において、発電機又は外部電源に接続されて電力を蓄電するトランスポンダ側蓄電部を備え、トランスポンダ側蓄電部に蓄電されている電力をトランスポンダに供給することができる。これにより、発電機又は外部電源から給電される電力が不足しても、トランスポンダ側蓄電部からトランスポンダに給電することができる。
いくつかの態様において、アレイ及び位置演算部は、浮体に搭載され、トランスポンダは、起点部に設けられている構成でもよい。これにより、浮体に設けられたアレイで位置検出用波を受信して、浮体に設けられた位置演算部で、位置検出用波を用いて演算して、浮体の位置を測定できる。起点部にアレイを設けた場合には、起点部から浮体に対して、信号を送信する必要が生じるので、起点部と浮体とを接続する信号線に不具合が生じた場合には、浮体に信号を送信できないおそれがある。
本開示によれば、水流発電装置の浮体の位置を確実に測定することができると共に、維持費用の増大を抑制することが可能な水流発電装置の浮体測位装置を提供することができる。
一実施形態の水中浮遊式発電装置を示す概略構成図である。 図1に示す水中浮遊式発電装置の斜視図である。 図2に示す水中浮遊式発電装置の発電用ポッドを示す側面図である。 図1中のシンカーを示す断面図である。 浮体測位システムを示す概略図である。 アレイの受信機の配置と音波の受信時刻の差との関係を示す図である。 浮体測位システムの制御ユニットを示すブロック構成図である。 シンカーと発電用ポッドの位置関係を示す概略図である。 浮体位置測定方法における手順を示すフローチャートである。 アレイ用給電線及びトランスポンダ用給電線の接続関係を示すブロック図である。 ワイヤレス給電部を備えたシンカーを示す断面図である。
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、水中浮遊式発電装置(水流発電装置)1は、たとえば海水中に設置されて浮遊し、海流FWを利用して発電を行う。以下、水中浮遊式発電装置1を「発電装置1」と記す。発電装置1は、図2に示されるように、例えば左右に離間して配置された一対の発電用ポッド2と、一対の発電用ポッド2間に配置された中央ポッド3と、一対の発電用ポッド2及び中央ポッド3を連結する連結部であるクロスビーム4と、を備える。発電用ポッド2の後部2bには、発電用タービン5が設けられている。以下、発電用タービン5を「タービン」5と記す。発電用ポッド2は、例えば円筒状を成し、タービン5を回転可能に支持している。タービン5として、いわゆるダウンウィンド型のタービンが採用されている。なお、タービン5は、アップウィンド型のタービンであってもよい。発電用ポッド2には、タービン5の回転駆動力によって発電する発電機9(図3参照)が搭載されている。
図1に示すように発電装置1は、海底(水底)Bに設置されたシンカー6に対して、係留索7を介して接続されている。なお、シンカー6に代えて、海底Bに固定されたアンカーに、係留索7を接続してもよい。係留索7の上端(一端)は、発電用ポッド2に接続され、係留索7の下端(他端)は、シンカー6に接続されている。例えば、一対の発電用ポッド2に対して、それぞれ1本ずつ(合計2本)の係留索7が接続されている。なお、係留索7の上端は、クロスビーム4に接続されていてもよい。また、発電用ポッド2、中央ポッド3及びクロスビーム4に対しては、例えば長さを調整することで、発電用ポッド2、中央ポッド3及びクロスビーム4の深度を変えることが可能な深度調整用のロープ等は接続されていない。
また、発電装置1には送電ケーブル8が接続されている。送電ケーブル8は、係留索7に沿って配置されている。送電ケーブル8の一端は、発電用ポッド2に搭載されている発電機9に接続され、送電ケーブル8の他端は、図4に示されるように、シンカー6に設けられた中継器21に接続されている。中継器21は変圧器を含む。シンカー6の中継器21には、海底Bに敷設されて地上まで延びる海底送電ケーブル10に接続されている。この海底送電ケーブル10は、地上の電力系統(外部電源等)に接続されている。なお、図4では、係留索7が真上に延びるように図示されているが、海中では発電用ポッド2が存在する方向に傾斜している。
また、発電装置1には通信ケーブル11が接続されている。通信ケーブル11は、例えば発電用ポッド2に搭載されている制御ユニット12等の電子機器に接続されている。通信ケーブル11は、例えば送電ケーブル8又は海底送電ケーブル10と共に配置されている。通信ケーブル11は、例えば地上に配置されたオペレーションセンターの制御部等に接続されている。
また、発電装置1では、地上の電力系統から送電された電力を発電機9に供給して、発電機9を電動モータとして利用することができる。発電装置1では、発電機9を電動モータとして駆動して、タービン5を回転させることができる。また、発電装置1は、タービン5に回転力を付与するための他の電動モータを備える構成でもよい。
なお、各ケーブルが設けられる形態は上記形態に限られない。例えば、発電機9で発電された電力を送電する送電ケーブルと、電動モータを駆動するための電力を送電する送電ケーブルとを別々に備える構成でもよい。中継器は、シンカー6外の海底Bに設定されてもよい。
図3に示されるように、タービン5は、ハブ13と、ハブ13に設けられた複数枚(例えば2枚)のブレード14と、を含んでいる。ハブ13は、発電用ポッド2の後端部に配置されている。ダウンウィンド型のタービンを採用した発電装置1においては、海流FWの向きを基準として、発電用ポッド2の下流側にブレード14が配置されている。
ハブ13は、回転軸15に接続されて軸回りに回転可能となっている。ハブ13及びブレード14は一体として回転する。ブレード14の回転は、回転軸15を介して発電機9に伝達される。回転軸15は、たとえば発電用ポッド2の中心軸線に沿って設けられている。また、発電機9を電動モータとして駆動した場合には、回転軸15が回転することにより、ハブ13及びブレード14が回転する。
また、クロスビーム4は、中空部を含む板状を成し、平面視において矩形状を成している。クロスビーム4の形状は、その他の形状でもよい。例えば、複数の円筒体を成す部材を組み合わせて、クロスビームを構成することができる。
発電装置1において、ブレード14のピッチ角度は可変になっている。発電装置1は、ブレード14のピッチ角度を調整可能なブレードピッチ角度調整装置16を備える。ブレードピッチ角度調整装置16は、例えば油圧式の駆動装置17と、ブレード軸18とを備える。より詳細には、各ブレード14の基端部には、ブレード軸18が設けられている。このブレード軸18に、駆動装置17が連結されている。駆動装置17は、たとえばハブ13内に搭載される。駆動装置17は、たとえば、歯車機構を含んでいる。駆動装置17としては、公知の機構を用いることができる。駆動装置17は、後述する制御ユニット12によって制御されて、ブレード軸18を回転させて、ブレード14のピッチ角度を任意の角度に調整可能である。ブレード軸18の駆動法は、油圧でなくとも良く、電動モータ等を用いる電動式の駆動方法でもよい。
また、発電装置1は、浮力調整装置20(図7参照)を備える。浮力調整装置20は、例えば中央ポッド3に搭載されている。浮力調整装置20は、中央ポッド3の外部との間でたとえば海水を注排水して発電装置1全体の重量を変化させる。浮力調整装置20は、例えば中央ポッド3内に設けられた浮力調整用タンクと、浮力調整用タンクと中央ポッド3の外部とを接続する注排水管と、注排水管に設けられたポンプとを含む。浮力調整用タンクは、所定の容量を有する貯水タンクである。ポンプは、浮力調整用タンクに水(たとえば、海水)を注排水する。ポンプは、例えば発電機9で発電された電力によって駆動される。ポンプは、例えば送電ケーブル8を用いて供給された電力によって駆動されるものでもよい。
また、発電装置1は、浮体の姿勢を調整する姿勢調整装置25備える。浮体は、一対の発電用ポッド2、中央ポッド3及びクロスビーム4を含む。姿勢調整装置25は、浮体の重心を変えることで、浮体の姿勢(ピッチ角度)を変化させる。浮体のピッチ角度は、水平方向に延在する基準線に対する発電用ポッド2の軸線L2(図3)の角度とすることができる。軸線L2は、発電用ポッド2の回転軸15が延在する方向に沿う仮想の直線である。また、図2に示されるように、中央ポッド3の長手方向に延在する仮想の直線を軸線L3、一対の発電用ポッド2が離間する方向に延在する仮想の直線を軸線L4、上下方向に延在する仮想の直線を軸線L5とすると、ピッチ角度は、軸線L4回りの回転角度である。軸線L3〜L5は、互いに直交している。
姿勢調整装置25は、例えば、一対の発電用ポッド2の前部2aに配置された第1貯留タンクと、中央ポッド3の後部に配置された第2貯留タンクと、第1貯留タンク及び第2貯留タンクに接続された配管と、配管に接続されたポンプと、を含む。姿勢調整装置25は、例えば油(液体)を移動させて、浮体の姿勢を調整する。なお、液体は、油に限定されず、海水でもよく、その他の液体でもよい。
次に図5を参照して発電装置1の浮体測位システム(水流発電装置の浮体測位装置)40について説明する。浮体測位システム40は、水中で浮遊する発電用ポッド2の位置を測定する。浮体測位システム40は、アレイ(array)41及びトランスポンダ(transponder)42を備える。アレイ41は、発電用ポッド2に設けられ、トランスポンダ42は、シンカー6に設けられている。
アレイ41は、例えば発電用ポッド2の底部外面において前部2aに設けられている。なお、アレイ41は、中央ポッド3又はクロスビーム4に設けられていてもよく、その他の位置に配置されていてもよい。アレイ41は、音波(位置検出用波)Cを水中に出力すると共に、トランスポンダ42から返送された音波Cを受信する。アレイ41は、音波を送信する送信機及び音波を受信する受信機を含む。アレイ41は、発電機9及び電力系統と電気的に接続されて給電可能となっている。
トランスポンダ42は、シンカー6の天面に配置されている。なお、トランスポンダ42はシンカー6の側面に配置されていてもよく、その他の位置に配置されていてもよい。トランスポンダ42は、アレイ41から送信された音波Cを受信し、これに応答して音波Cを返送する。トランスポンダ42は、音波を受信する受信機及び音波を送信する送信機を含む。トランスポンダ42は、例えば、シンカー6において、海底送電ケーブル10と分岐された電力線55に電気的に接続されている。これにより、トランスポンダ42は、発電機9及び電力系統と電気的に接続されて給電可能となっている。
また、図6に示されるように、アレイ41は複数の受信機41a,41bを備える。アレイ41は、トランスポンダ42から返送された音波C1,C2を受信する。受信機41a,41b同士の距離d1、位置関係は既知である。同一時刻にトランスポンダ42から返送された音波C1,C2について、受信機41a,41bにおける受信時刻t1,t2の差である時間差Δt(=t2−t1)に応じて、トランスポンダ42が存在する方位(方向)を演算することができる。また、音波C1,C2を受信した時刻t1,t2に応じて、アレイ41からトランスポンダ42までの距離を演算することができる。
図7に示されるように、浮体測位システム40は制御ユニット12を含む。制御ユニット12は、例えば発電用ポッド2の内部に配置されている。制御ユニット12は、中央ポッド3の内部に配置されていてもよい。制御ユニット12は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアとから構成されたコンピュータである。制御ユニット12は、発電装置1において浮体の測位以外の制御も実行することができる。
制御ユニット12は、制御部45、位置演算部46及び記憶部47を備える。制御ユニット12には、アレイ41が電気的に接続されている。または、アレイ41に制御ユニット12が内蔵されていてもよい。制御部45は、アレイ41に指令信号を送信して、アレイ41から音波を送信する。
位置演算部46は、アレイ41の受信機41a,41bで受信した音波C1,C2の受信時刻の時間差Δtを演算すると共に、この時間差Δtからトランスポンダ42の方位を演算する。位置演算部46は、図8に示されるように、アレイ41が設けられた発電用ポッド2の位置P1を基準として、トランスポンダ42が設けられたシンカー6の位置P2が存在する方位を演算する。位置演算部46は、例えば、鉛直方向に延在するZ軸を基準として、このZ軸回りの回転角を演算してもよい。また、位置演算部46は、例えばZ軸に交差する水平面(XY面)に対する傾斜角を演算してもよい。これにより、位置演算部46は、トランスポンダ42が存在する方位を演算することができる。
また、位置演算部46は、アレイ41から音波Cが送信されてから、音波Cがトランスポンダ42で受信されて返信されて、アレイ41で受信されるまでの時間(音波の移動時間)に基づいて、アレイ41からトランスポンダ42までの距離を演算することができる。位置演算部46は、海水中における音速及び音波Cの移動時間に基づいて、音波の移動距離を演算して、アレイ41からトランスポンダ42までの距離を演算する。
また、位置演算部46は、アレイ41が設けられた発電用ポッド2の位置P1を基準とした位置座標からトランスポンダ42が設けられたシンカー6の位置P2を基準とした位置座標に変換できる。
記憶部47は、各種情報を記憶する。記憶部47は、例えば、音波Cの送信周期に関する情報、海水中における音速に関する情報、水温と音速に関する情報、演算結果に関する情報等を記憶する。記憶部47には、シンカー6の地球上の位置座標に関する情報が記憶されている。シンカー6は、予め測定された位置に配置されている。または、シンカー6は、設置後に位置が測定されている。これにより、シンカー6の地球上の位置座標に関する情報を正確に知ることができ、シンカー6の位置P2を基準として、発電用ポッド2の位置P1を演算することができる。シンカー6は、例えばシンカー6の底面と海底Bとの間に配置された摩擦増大シートにより、海底Bに対して位置ずれしないように配置されている。
制御ユニット12には、各種センサが電気的に接続されている。各種センサは、例えば水温センサ31及び深度センサ32を含む。水温センサ31は、発電用ポッド2周辺の海水の温度を検出する。水温センサ31としては、例えば熱電対、サーミスタ等を用いることができる。深度センサ32は、発電用ポッド2の深度を検出する。深度センサ32としては、例えば、水圧を検知する圧力センサ等を用いることができる。制御ユニット12には、各種センサとしてのその他のセンサが接続されていてもよい。その他のセンサとしては、例えば、係留索7の張力を検出するセンサなどが挙げられる。
また、制御ユニット12は、例えば、発電用ポッド2の位置が所定の範囲内に存在するか否かを判定する判定部48を備える構成でもよい。所定の範囲としては、例えば、発電用ポッド2が存在しても安全な領域とすることができる。また、所定の範囲としては、例えば、発電に適した海流が生じている領域とすることができる。
また、制御ユニット12は、深度センサ32によって検出された発電用ポッド2の深度と、位置演算部46で演算された発電用ポッド2の位置と、を比較して、深度センサ32の精度を確認してもよい。また、制御ユニット12は、深度センサ32に不具合が生じた際に、発電用ポッド2の位置座標に基づいて、発電用ポッド2の深度を算出してもよい。算出された発電用ポッド2の深度に基づいて、発電用ポッド2の位置を制御してもよい。また、制御ユニット12は、係留索7の張力に関する情報と、発電用ポッド2の位置座標とに基づいて、発電用ポッド2の位置が所定の範囲内に存在するか否かを判定してもよい。
また、制御ユニット12には、例えば、ブレードピッチ角度調整装置16、浮力調整装置20、姿勢調整装置25及び発電機9が電気的に接続されていてもよい。制御ユニット12は、これらのブレードピッチ角度調整装置16、浮力調整装置20、姿勢調整装置25及び発電機9に指令信号を送信して制御を行い、発電用ポッド2を移動させてもよい。制御ユニット12は、演算された発電用ポッド2の位置を目標とする位置に移動させるべくブレードピッチ角度調整装置16、浮力調整装置20、姿勢調整装置25及び発電機9を制御することができる。
制御ユニット12は、例えばブレードピッチ角度調整装置16を制御して、ブレード14のピッチ角度を変化させ、発電用ポッド2に作用するスラスト力を変化させることができる。制御ユニット12は、例えば浮力調整装置20を制御して、発電用ポッド2の浮力を変化させることができる。制御ユニット12は、例えば姿勢調整装置25を制御して、発電用ポッド2の姿勢を変化させることができる。また、制御ユニット12は、発電機9を電動モータとして作動させて、発電用ポッド2に作用するスラスト力を変化させることができる。スラスト力は、発電機9の回転軸線が延在する方向に作用する力である。スラスト力を増加させて、係留索7に接続された発電用ポッド2を沈降させ、スラスト力を減少させて、発電用ポッド2を浮上させることができる。これらにより、制御ユニット12は、発電用ポッド2を移動させることができる。
次に、図9に示すフローチャートを参照して、発電装置1の浮体位置測定方法について説明する。発電装置1の発電用ポッド2は海水中で浮遊し、海流FWを受けてタービン5が回転し、この回転駆動力により発電機9が発電する。発電された電力は、送電ケーブル8及び海底送電ケーブル10によって送電されて、地上側で利用される。また、発電された電力の一部は、発電装置1の補機類(制御ユニット12、各種センサ、浮力調整装置20、姿勢調整装置25)に給電される。また、発電された電力の一部は、浮体測位システム40のアレイ41及びトランスポンダ42に給電される。
アレイ41は一定の周期で音波を送信する(ステップS1)。送信された音波は、海中で伝達されて、トランスポンダ42に到達する。次に、トランスポンダ42が音波を受信する(ステップS2)。トランスポンダ42は、これに応答して音波を返信する(ステップS3)。トランスポンダ42から返信された音波は、海中で伝達されて、アレイ41に到達する。次に、アレイ41が音波を受信する(ステップS4)。制御ユニット12は、アレイ41の受信機41a,41bで音波C1,C2を受信した時刻t1,t2を取得する。
制御ユニット12の位置演算部46は、複数の受信機41a,41b間における受信時刻の差である時間差Δtを演算し、この時間差をからトランスポンダ42が設置されたシンカー6の方位を演算する。また、位置演算部46は、アレイ41から音波が送信されてから、トランスポンダ42で応答され、返信された音波がアレイ41で受信されるまでの時間に基づいて、アレイ41とトランスポンダ42との距離を演算する。これにより、位置演算部46は、発電用ポッド2を基準としてシンカー6の方位を演算すると共に、発電用ポッド2とシンカー6との距離を演算する(ステップS5)。
次に、位置演算部46は、シンカー6の位置P2を基準として発電用ポッド2の位置P1を演算する(ステップS6)。位置演算部46は、起点部であるシンカー6を原点とする座標系における発電用ポッド2の位置を演算する。例えば、発電用ポッド2を原点とする座標系において、シンカー6の位置が(−x,−y,−z)である場合には、シンカー6を原点とする座標系において、発電用ポッド2の位置は(x,y,z)となる。
本開示の浮体測位システム40によれば、起点部であるシンカー6が海底Bに対して配置されて位置が既知であるので、起点部の位置ずれを防止して、起点部に接続された発電用ポッド2の位置を確実に測定することができる。また、発電用ポッド2は係留索7を介してシンカー6に接続されているので、発電用ポッド2が浮遊する範囲を制限することができ、発電用ポッド2の位置を確実に測定することができる。発電用ポッド2が浮遊する範囲を含むように、音波が届く範囲を制限しても、発電用ポッド2の位置を確実に測定することができ、不要に広範囲を含むように音波を出力する必要がない。また、アレイ41及びトランスポンダ42は、発電用ポッド2に搭載された発電機9又は外部電源から給電されて動作できる。そのため、電源に接続されていないバッテリから給電する必要がなく、バッテリ交換のための維持費用を抑制できる。例えば、バッテリ交換のために、海中からアレイ41及びトランスポンダ42を引き上げる必要がない。
本開示の浮体測位システム40では、アレイ41及び位置演算部46は、発電用ポッド2に搭載されているので、発電用ポッド2に設けられたアレイ41で音波を受信して、発電用ポッド2に設けられた位置演算部46で、音波の受信結果を用いて、発電用ポッド2の位置を演算できる。例えば、シンカー6にアレイを設け、発電用ポッド2に位置演算部を設けた場合には、シンカー6から発電用ポッド2に対して、信号を送信する必要が生じるので、通信ケーブル11に不具合が生じた場合には、発電用ポッド2に信号を送信できないおそれがあるが、浮体測位システム40では、通信ケーブル11を介さずに、アレイ41で受信した音波の受信結果を位置演算部46に伝達することができる。
また、浮体測位システム40は、図10に示されるように、アレイ側蓄電部51及びトランスポンダ側蓄電部52を備える構成でもよい。アレイ側蓄電部51は、電力系統53及び発電機9に接続されて、蓄電可能となっている。アレイ41は、電力線(アレイ用給電線)54を介して、電力系統53及び発電機9に接続されている。アレイ側蓄電部51は、アレイ41に内蔵されていてもよく、アレイ41とは別に設けられていてもよい。アレイ側蓄電部51は、例えば電力線54を介してアレイ41と接続されて、アレイ41に給電可能となっていてもよい。アレイ側蓄電部51として、例えば、コンデンサ、バッテリ、キャパシタ等を用いることができる。アレイ側蓄電部51は、例えば、インバータ及びコンバータに接続されていてもよい。
この構成の浮体測位システム40では、電力線54を通じて、発電機9又は電力系統53からアレイ41に給電することができる。また、浮体測位システム40では、発電機9又は電力系統53から給電される電力が不足しても、アレイ側蓄電部51からアレイ41に給電して、アレイ41を稼働させることができる。
トランスポンダ側蓄電部52は、電力系統53及び発電機9に接続されて、蓄電可能となっている。トランスポンダ42は、電力線(トランスポンダ用給電線)55を介して、電力系統53及び発電機9に接続されている。トランスポンダ側蓄電部52は、トランスポンダ42に内蔵されていてもよく、トランスポンダ42とは別に設けられていてもよい。トランスポンダ側蓄電部52は、例えば電力線55を介してトランスポンダ42と接続されて、トランスポンダ42に給電可能となっていてもよい。トランスポンダ側蓄電部52として、例えば、コンデンサ、バッテリ、キャパシタ等を用いることができる。トランスポンダ側蓄電部52は、例えば、インバータ及びコンバータに接続されていてもよい。
この構成の浮体測位システム40では、電力線55を通じて、発電機9又は電力系統53からトランスポンダ42に給電することができる。また、浮体測位システム40では、発電機9又は電力系統53から給電される電力が不足しても、トランスポンダ側蓄電部52からトランスポンダ42に給電して、トランスポンダ42を稼働させることができる。
また、浮体測位システム40は、アレイ側蓄電部51の蓄電制御を行う蓄電制御部を備える構成でもよい。蓄電制御部は、アレイ側蓄電部51における蓄電量を検出し、蓄電量が低い場合に蓄電を行うように制御する。また、浮体測位システム40は、トランスポンダ側蓄電部を備える構成でもよい。蓄電制御部は、トランスポンダ側蓄電部52における蓄電量を検出し、蓄電量が低い場合に蓄電を行うように制御する。
また、浮体測位システム40は、図11に示されるように、ワイヤレス給電部60を用いて、トランスポンダ42に給電してもよい。ワイヤレス給電部60は、コイル(アンテナ)61,62を備え、例えば電磁誘導方式により電気エネルギを伝達する。コイル61,62は、送電ケーブル8に接続された電力線55に設けられている。これにより、発電機9又は電力系統53から送電された電力を、ワイヤレス給電部60を用いて、トランスポンダ42に給電することができる。給電方式は、電磁誘導方式に限定されず、電波受信方式、共鳴方式等その他の方式でもよい。また、トランスポンダ42は、例えば円筒形を成す筐体を備える構成でもよい。トランスポンダ42は、シンカー6の天面に形成された円形の凹部に嵌められている。そして、トランスポンダ42に受電用のコイルを設け、凹部の底面に送電用のコイルを設け、これらのコイルを用いてトランスポンダ42に給電してもよい。これにより、トランスポンダ42の取り付け、取り外しを容易に行うことができる。
本開示は、前述した実施形態に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない範囲で下記のような種々の変形が可能である。
上記の実施形態では、位置検出用波としてアレイ41から音波を送信して、トランスポンダ42による応答によって返信された音波をアレイ41で受信しているが、位置検出用波は、超音波やレーザ等その他の位置検出用波でもよい。また、上記の実施形態では、アレイ41を浮体に設け、トランスポンダ42を起点部に設けているが、アレイ41を起点部に設け、トランスポンダ42を浮体に設けてもよい。
また、上記の実施形態では、発電用ポッド2に位置演算部46が設けられている構成について説明しているが、位置演算部46は、中央ポッド3に設けられていてもよく、シンカー6に設けられていてもよく、地上側のオペレーションセンターの制御部に設けられていてもよく、その他の場所に設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、一対の発電用ポッド2及び中央ポッド3を備える構成としているが、発電装置1は、一つの発電用ポッド2を備える構成でもよく、3つ以上の発電用ポッド2を備える構成でもよい。また、発電装置1は、中央ポッド3を備えていない構成でもよい。
また、上記の実施形態では、シンカー6を起点部としているが、海底Bに固定されたアンカーを起点部としてもよく、その他の構造物を起点部としてもよい。また、例えばシンカー6の近傍に起点部を設置してもよい。また、複数組の発電用ポッド2及びシンカー6を備える構成において、隣の発電用ポッド2(他の浮体)が接続されているシンカー6を起点部としてもよい。
1 発電装置(水中浮遊式発電装置、水流発電装置)
2 発電用ポッド(浮体)
3 中央ポッド(浮体)
4 クロスビーム(浮体)
5 タービン(発電用タービン)
6 シンカー(起点部)
7 係留索
9 発電機
12 制御ユニット
40 浮体測位システム(水流発電装置の浮体測位装置)
41 アレイ
42 トランスポンダ
46 位置演算部
53 電力系統(外部電源)
54 電力線(アレイ用給電線)
55 電力線(トランスポンダ用給電線)
B 海底(水底)
C 音波(位置検出用波)
P1 発電用ポッドの位置(浮体の位置)
P2 シンカーの位置(起点部の位置)

Claims (6)

  1. 発電用タービンが設けられていると共に係留索が接続されている浮体を水中で浮遊させて発電する水流発電装置の浮体測位装置であって、
    水底に対して配置され位置が既知である起点部と、
    前記起点部又は前記浮体のうちの一方に設けられ、位置検出用波を送信して、返送された前記位置検出用波を受信するアレイと、
    前記起点部又は前記浮体のうちの残りの他方に設けられ、前記位置検出用波を受信して返送するトランスポンダと、
    前記アレイで受信した前記位置検出用波に関する情報に基づいて、前記浮体の位置を演算する位置演算部と、を備え、
    前記アレイは、前記浮体に搭載された発電機又は外部電源に電気的に接続されて電力が供給され、
    前記トランスポンダは、前記発電機又は前記外部電源に電気的に接続されて電力が供給される水流発電装置の浮体測位装置。
  2. 前記係留索は前記起点部に接続されている請求項1に記載の水流発電装置の浮体測位装置。
  3. 前記発電機又は外部電源に接続されて前記アレイに電力を供給するアレイ用給電線と、
    前記発電機又は外部電源に接続されて前記トランスポンダに電力を供給するトランスポンダ用給電線と、を備える請求項1又は2に記載の水流発電装置の浮体測位装置。
  4. 前記発電機又は前記外部電源に接続されて電力を蓄電するアレイ側蓄電部を備え、
    前記アレイ側蓄電部に蓄電されている電力を前記アレイに供給する請求項1〜3の何れか一項に記載の水流発電装置の浮体測位装置。
  5. 前記発電機又は前記外部電源に接続されて電力を蓄電するトランスポンダ側蓄電部を備え、
    前記トランスポンダ側蓄電部に蓄電されている電力を前記トランスポンダに供給する請求項1〜4の何れか一項に記載の水流発電装置の浮体測位装置。
  6. 前記アレイ及び前記位置演算部は、前記浮体に搭載され、
    前記トランスポンダは、前記起点部に設けられている請求項1〜5の何れか一項に記載の水流発電装置の浮体測位装置。
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