JP2019190396A - 水流発電システム及び発電ポッドの深度変更方法 - Google Patents

水流発電システム及び発電ポッドの深度変更方法 Download PDF

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Abstract

【課題】水面の状況を把握して、発電ポッドの深度を変更可能な水流発電システムを提供する。【解決手段】水流発電システム1は、タービン3と、タービン3による回転駆動力を受けて発電する発電機4を含む発電ポッド2と、水面に関する情報を取得する水面情報入力部26と、水面情報入力部26で取得した水面に関する情報に基づいて、発電ポッド2の深度を変更するか否かを判定する判定部27と、発電ポッド2の深度を制御する制御部28と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、水流発電システム及び発電ポッドの深度変更方法に関する。
海流を受けて回転するタービンと、タービンの回転により発電する発電機とを備えた海流発電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この海流発電装置では、設定深度で運用を開始するまではタービンを停止させている。
特開2014−214604号公報
例えば、発電ポッドが水面付近に存在する場合において、水面の状況が不良であると、発電ポッド及びタービン等に影響が及ぶおそれがある。また、水中から水面に発電ポッドを浮上させる場合において、水面の状況が不良であると、発電ポッド及びタービン等に影響が及ぶおそれがある。本開示は、水面の状況を把握して、発電ポッドの深度を変更可能な水流発電システム及び発電ポッドの深度変更方法について説明する。
本開示の水流発電システムは、タービンと、タービンによる回転駆動力を受けて発電する発電機を含む発電ポッドと、水面に関する情報を取得する水面情報入力部と、水面情報入力部で取得した水面に関する情報に基づいて、発電ポッドの深度を変更するか否かを判定する判定部と、発電ポッドの深度を制御する制御部と、を備える。
この水流発電システムによれば、水面情報入力部を備えているので、水面に関する情報を取得することができ、取得した水面に関する情報を考慮して、発電ポッドの深度を変更することができる。これにより、水面の状況が不良である場合に、発電ポッドを水面近傍から降下させることができる。また、水面の状況が改善した後に、発電ポッドを水面に浮上させることができる。
いくつかの態様において、水流発電システムは、発電ポッドの浮力を調整可能な浮力調整機構を備え、制御部は、浮力調整機構を制御して、発電ポッドの深度を制御してもよい。これにより、発電ポッドの浮力による作用を調整して、発電ポッドを降下させたり、浮上させたりすることができる。
いくつかの態様において、水流発電システムは、波浪に関する情報を検出する波浪計を備え、水面情報入力部は、水面に関する情報として、波浪に関する情報を取得することができる。これにより、波浪状況を把握して、発電ポッドの深度を変更することができる。
いくつかの態様において、水流発電システムは、水面で浮遊する対象物を検出する対象物検出センサを備え、水面情報入力部は、水面に関する情報として、対象物に関する情報を取得することができる。これにより、対象物を検出し、対象物と当たらないように発電ポッドの深度を変更することができる。
いくつかの態様において、水面情報入力部は、水面に関する情報として、船舶の運航情報を取得することができる。これにより、船舶の運航情報を考慮して、船舶に影響を与えないように、発電ポッドの深度を変更することができる。
いくつかの態様において、発電ポッドは、係留索に連結されて水中で浮遊可能であり、通常運転時において、タービンの最外周が水面下に没する深度で発電してもよい。例えば、タービンの一部が水面から上方に張り出した状態で運転することが抑制される。水面近傍の水流を受けてタービンを回転させて発電することができる。
本開示の発電ポッドの深度変更方法は、水流を受けてタービンを回転させて発電する発電機を備えた発電ポッドの深度変更方法であって、水面に関する情報を取得する水面情報取得工程と、水面情報取得工程で取得した水面に関する情報に基づいて、発電ポッドの深度を変更するか否かを判定する判定工程と、判定工程による判定結果に基づいて、発電ポッドの深度を変更する深度変更工程と、を含む。
この発電ポッドの深度変更方法によれば、水面情報取得工程で水面に関する情報を取得することができ、取得した水面に関する情報を考慮して、発電ポッドの深度を変更することができる。これにより、水面の状況が不良である場合に、発電ポッドを水面近傍から降下させることができる。また、水面の状況が改善した後に、発電ポッドを水面に浮上させることができる。
本開示の水流発電システム及び発電ポッドの深度変更方法によれば、水面の状況を把握して、発電ポッドの深度を変更することができる。
本開示の水中浮遊式発電システムの概略構成を示す図である。 発電ポッドに設けられた機器類の概略構成を示す図である。 水中浮遊式発電システムの概略構成を示すブロック図である。 水中浮遊式発電システムの制御ユニットで実行される処理手順を示すフローチャートである。
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、水中浮遊式発電システム(水流発電システム)1は、例えば海水中に設置され、海流FWを利用して発電を行う。以下、水中浮遊式発電システム1を「発電システム1」と記す。また、海流FWの上流側を前側、海流FWの下流側を後側として説明する。発電システム1は、例えば左右に離間して配置された一対の発電ポッド2を備える。発電ポッド2は、水中を浮遊可能な浮体である。発電システム1は、一対の発電ポッド2間に配置された中央ポッドを備える構成でもよい。一対の発電ポッド2は、例えばクロスビーム(強度部材)によって連結されている。発電システム1は、一対の発電ポッド2を備えるものに限定されず、1つの発電ポッド2を備えるものでもよく、3つ以上の複数の発電ポッド2を備えるものでもよい。
図2に示されるように、発電ポッド2の前部は海流FWの上流側に配置され、後部は海流FWの下流側に配置されている。発電ポッド2の後部には、発電用タービン3が設けられている。以下、発電用タービン3を「タービン」3と記す。発電ポッド2は、例えば円筒状を成す容器を含み、タービン3を回転可能に支持している。タービン3として、いわゆるダウンウィンド型のタービンが採用されている。なお、タービン3は、アップウィンド型のタービンであってもよい。発電ポッド2は、タービン3の回転駆動力によって発電する発電機4を収容する。
発電ポッド2は、図1に示されるように、海底に配置されたシンカー(又はアンカー)5に対して、係留索6を介して接続されている。シンカー5は例えば摩擦式のシンカーでもよく、その他のシンカーでもよい。アンカーは、パイル式のアンカーでもよく、サクション式のアンカーでもよく、その他のアンカーでもよい。
係留索6の下端はシンカー5に接続され、係留索6の上端は発電ポッド2に接続されている。係留索6の上端は、例えば一対の発電ポッド2に対してそれぞれ接続されている。係留索6は、発電ポッド2に代えて、中央ポッドに接続されていてもよく、クロスビームに接続されていてもよい。発電ポッド2に対しては、例えば長さを調整することで発電ポッド2の深度を変えることが可能な深度調整用のロープ等は接続されていない。
発電ポッド2には送電ケーブル7が接続されている。送電ケーブル7は、係留索6に沿って配置されていてもよい。送電ケーブル7の一端は、発電ポッド2内の発電機4に接続されている。送電ケーブル7の他端は、例えばシンカー5において、海底送電ケーブル8に接続されている。送電ケーブル7は、シンカー5に設けられた中継器(例えば変圧器を含む)を介して、海底送電ケーブル8に接続されている。海底送電ケーブル8は、海底に敷設されて、例えば地上の電力系統(外部電源等)に接続されている。発電機4によって発電された電力は、送電ケーブル7及び海底送電ケーブル8を通じて、電力系統に給電可能である。同様に、電力系統から発電ポッド2に給電することもできる。
図2に示されるように、タービン3は、ハブ9と、ハブ9に設けられた複数枚(例えば2枚)のブレード10と、を含んでいる。ダウンウィンド型のタービンを採用した発電システム1においては、海流FWの向きを基準として、発電ポッド2の下流側にブレード10が配置されている。
ハブ9には、回転軸11が連結されている。回転軸11は、発電ポッド2に収容され、軸回りに回転可能である。ハブ9及びブレード10は一体として回転する。ブレード10の回転は、回転軸11を介して発電機4に伝達される。回転軸11は、例えば発電ポッド2の中心軸線に沿って設けられている。発電ポッド2には、タービン3の回転数を計測する回転数センサが設けられている。回転数センサには、例えばレゾルバ又はエンコーダ等が搭載されている。回転数センサで取得されたタービン3の回転数に関する情報は、後述する制御ユニット20に入力される。
発電システム1において、ブレード10のピッチ角度は可変になっている。発電システム1は、ブレード10のピッチ角度を調整可能なピッチ角度調整装置12を備える。ピッチ角度調整装置12は、例えば油圧式の駆動装置13と、ブレード軸14とを備える。より詳細には、各ブレード10の基端部には、ブレード軸14が設けられている。このブレード軸14に、駆動装置13が連結されている。駆動装置13は、例えばハブ9内に搭載される。駆動装置13は、例えば、歯車機構を含んでいる。駆動装置13としては、公知の機構を用いることができる。駆動装置13は、制御ユニット20によって制御されて、ブレード軸14を回転させて、ブレード10のピッチ角度を任意の角度に調整可能である。駆動方法は、油圧でなくとも良く、電動モータ等を用いる電動式の駆動方法でもよい。
また、駆動装置13には、ブレード10のピッチ角度を検出するピッチ角度センサが設けられている。ブレード10のピッチ角度とは、ブレード軸14の軸回りの回転角度である。ピッチ角度センサには、例えばレゾルバ又はエンコーダ等を搭載されている。ピッチ角度センサで取得されたブレード10のピッチ角度に関する情報は制御ユニット20に入力される。
発電システム1は、浮力調整機構15を備える。浮力調整機構15は、発電ポッド2に搭載されている。浮力調整機構15は、発電ポッド2との間で例えば海水を注排水して発電ポッド2を含む浮体全体の重量を変化させる。浮力調整機構15は、発電ポッド2内に設けられたタンク16と、タンク16と発電ポッド2の外部とを接続する注排水管17と、注排水管17に設けられたポンプ18とを含む。タンク16は、所定の容量を有する貯水タンクである。ポンプ18は、タンク16に水(例えば、海水)を注排水する。ポンプ18は、例えば発電機4で発電された電力によって駆動される。ポンプ18は、例えば送電ケーブル7を用いて供給された電力によって駆動されるものでもよい。また、ポンプ18は、発電ポッド2に搭載されたバッテリから供給された電力によって駆動されてもよい。浮力調整機構15は、発電ポッド2に設けられているものに限定されず、発電ポッド2に連結された他のポッドに設けられていてもよい。
発電システム1は、図3に示されるように、発電ポッド2における制御を司る制御ユニット20を備える。制御ユニット20は、発電ポッド2に収容されている。制御ユニット20は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアとから構成されたコンピュータである。
制御ユニット20には各種センサが接続されている。各種センサとしては、例えば深度センサ21、波浪計22、レーダセンサ23等がある。その他の各種センサとして、上記の回転数センサ、ピッチ角度センサ等が挙げられる。
深度センサ21は、発電ポッド2の深度を検出する。深度センサ21は、発電ポッド2に搭載されている。深度センサ21としては、例えば、水圧を検知する圧力センサ等を用いることができる。深度センサ21により検出される発電ポッド2の深度に関する情報は、制御ユニット20に入力される。
波浪計22は、発電ポッド2の近傍の波浪に関する情報を検出する。波浪計22は、例えばブイ(浮き)24に搭載されている。波浪計22は、波浪に関する情報として、波高に関する情報を検出する。波浪計22は、波浪に関する情報として、波向に関する情報、波の周期、及び流速に関する情報等を取得してもよい。波浪計22は、水面WSに関する情報として、波浪に関する情報を取得する。波浪計22は、波浪に関する情報を、制御ユニット20に送信する。
レーダセンサ23は、発電ポッド2の近傍の水面WSに存在する対象物を検出する対象物検出センサである。レーダセンサ23は、例えばブイ24に搭載されている。レーダセンサ23は、例えばミリ波レーダ又はレーザーレーダである。レーダセンサ23は、例えばミリ波等のレーダ波を送信し、対象物で反射した反射波を受信する。レーダセンサ23は、レーダ波を送信してから、反射波を受信するまでの時間に基づいて、対象物までの距離を計算する。また、レーダセンサ23は、反射波の受信方向により、レーダセンサ23に対する対象物の方位を検出する。レーダセンサ23は、水面WSに関する情報として、対象物の位置に関する情報(距離、方位)を取得する。レーダセンサ23は、対象物の位置に関する情報を、制御ユニット20に送信する。対象物としては、例えば、船舶、漂流物等が挙げられる。図1では、対象物として、ヨット19が図示されている。
ブイ24は、発電ポッド2の近傍の水面WSで浮遊している。ブイ24には、例えば係留索25が接続されている。係留索25は、例えばシンカー5に接続されている。係留索25は、シンカー5とは異なるシンカー(又はアンカー)に係留されていてもよく、その他のものに接続されていてもよい。ブイ24は、例えば複数設けられていてもよい。例えば、発電ポッド2が存在する可能性がある領域の周囲に配置されていてもよい。波浪計22と、レーダセンサ23とは、それぞれ別々のブイに搭載されていてもよい。
ブイ24は、例えば通信用ケーブルを介して、発電ポッド2の制御ユニット20と通信可能となっている。ブイ24は、例えば通信用アンテナを備えていてもよい。同様に、発電ポッド2は、通信用アンテナを備えていてもよい。また、ブイ24は、例えば太陽電池、蓄電部、GPSセンサ、制御部等を備えていてもよい。レーダセンサ23及び波浪計22には、ブイ24に搭載された蓄電部から給電してもよく、発電ポッド2から給電してもよく、外部電源等から給電してもよい。
また、ブイ24は、その他の気象情報を検出するセンサを備えていてもよい。ブイ24に搭載されたセンサは、その他の気象情報(水面に関する情報)として、雨量、風向き、風速等を検出し、検出した情報を制御ユニット20に送信することができる。
制御ユニット20は、地上側センター30と電気的に接続され、通信可能となっている。地上側センター30は、地上に設置されたコントロールセンターである。地上側センター30の制御部は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアとから構成されたコンピュータである。
地上側センター30は、例えば船舶の運航情報を取得することができる。例えばネットワークに接続された各種データベースから船舶の運航情報を取得してもよく、作業員が船舶の運航情報を入力してもよい。船舶の運航情報には、例えば、発電ポッド2の近傍を航行する船舶の通行時間、速度等に関する情報が含まれる。船舶の運航情報には、船舶の種類、大きさ等、船舶に関する情報を含んでもよい。発電ポッド2の近傍とは、発電ポッド2及びタービン3が存在する可能性がある領域を含む。船舶としては、大型船、旅客船、貨物船等を含む。また、地上側センター30は、発電ポッド2の近傍の波浪に関する情報、気象に関する情報(天気予報)、水面WSで浮遊する対象物に関する情報等を取得してもよい。地上側センター30で取得した情報は、発電ポッド2の制御ユニット20に送信される。
制御ユニット20及び地上側センター30は、通信ケーブル31によって接続されている。通信ケーブル31は、海底に敷設され、発電ポッド2及び地上側センター30に接続されている。通信ケーブル31として光ファイバを用いることができる。通信ケーブル31は、例えば、送電ケーブル7及び海底送電ケーブル8と共に延在している。
制御ユニット20は、入力部26、判定部27、制御部28及び記憶部29を備える。制御ユニット20には、浮力調整機構15及びピッチ角度調整装置12が電気的に接続されている。
入力部26は、水面WSに関する情報を取得する水面情報入力部である。水面WSに関する情報として、波浪に関する情報、水面WSで浮遊する対象物に関する情報、船舶の運航情報等がある。入力部26は、波浪計22から波浪に関する情報を入力する。入力部26は、レーダセンサ23から水面WSで浮遊する対象物に関する情報を入力する。入力部26は、地上側センター30から船舶の運航情報を入力する。入力部26は、水面WSに関する情報としてその他の情報を入力してもよい。入力部26は、入力した情報を記憶部29に記憶する。
判定部27は、入力部26で取得した水面WSに関する情報に基づいて、発電ポッド2の深度を変更するか否かを判定する。判定部27は、判定条件を満たしている場合に、発電ポッド2の深度を変更すると判定する。判定条件に関する情報は、例えば記憶部29に記憶されている。判定条件としては、例えば波浪に関する条件、水面WSで浮遊する対象物に関する条件、船舶の運航に関する条件等が挙げられる。
判定部27は、発電ポッド2の深度に応じて判定条件を変えることができる。判定部27は、発電ポッド2が第1深度P1に存在する場合の判定条件と、発電ポッド2が第1深度P1よりも深い第2深度P2に存在する場合の判定条件とを変えることができる。例えば、発電ポッド2が水面WS近傍に存在する場合を第1深度P1とすることができる。発電ポッド2が水面WS近傍に存在する場合とは、例えばタービン3の最外周(ブレード10の先端)が全周において水没している場合を含む。また、発電ポッド2が水面WSによる影響を受けにくい深度に存在する場合を第2深度P2とすることができる。
判定部27は、発電ポッド2が第1深度P1に存在する場合において、判定条件を満たしていると判定した場合に、発電ポッド2を降下させると判定することができる。判定部27は、発電ポッド2が第1深度P1に存在する場合において、波浪状況が不良である場合に判定条件が満たされていると判定することができる。波浪状況が不良であるとは、例えば、波高が判定閾値よりも高い場合を含み、タービン3の回転に影響が及ぶ場合を含む。
判定部27は、発電ポッド2が第1深度P1に存在する場合において、対象物を検出した場合に判定条件を満たしていると判定することができる。判定部27は、対象物の種類、対象物の位置、対象物の大きさ等に応じて判定条件を変えてもよい。判定部27は、対象物が発電ポッド2またはタービン3に当たるおそれがある場合に判定条件を満たしていると判定できる。
判定部27は、発電ポッド2が第1深度P1に存在する場合において、発電ポッド2の近傍を通過する船舶がある場合に、判定条件を満たしていると判定することができる。判定部27は、船舶の種類、船舶の位置、船舶の大きさ、船舶の速度等に応じて判定条件を変えてもよい。判定部27は、船舶が発電ポッド2またはタービン3に当たるおそれがある場合に判定条件を満たしていると判定できる。
判定部27は、発電ポッド2が第2深度P2に存在する場合において、判定条件を満たしていると判定した場合に、発電ポッド2を上昇させると判定することができる。判定部27は、発電ポッド2が第2深度P2に存在する場合において、波浪状況が良好である場合に判定条件が満たされていると判定することができる。波浪状況が良好であるとは、例えば、波高が判定閾値より低い場合を含み、タービン3の回転に影響が及ばない場合を含む。
判定部27は、発電ポッド2が第2深度P2に存在する場合において、対象物を検出していない場合に判定条件を満たしていると判定することができる。判定部27は、発電ポッド2を上昇させても、対象物が発電ポッド2またはタービン3に当たるおそれがない場合に判定条件を満たしていると判定できる。
判定部27は、発電ポッド2が第2深度P2に存在する場合において、発電ポッド2の近傍を通過する船舶がない場合に、判定条件を満たしていると判定することができる。判定部27は、発電ポッドを上昇させても、船舶が発電ポッド2またはタービン3に当たるおそれがない場合に判定条件を満たしていると判定できる。判定部27は、例えば、船舶が発電ポッド2の近傍を通過した場合に、判定条件を満たしていると判定できる。
制御部28は、発電ポッド2の深度を制御する。制御部28は、浮力調整機構15に指令信号を送信して、発電ポッド2の重量を増加させて、発電ポッド2を降下させることができる。制御部28は、浮力調整機構15に指令信号を送信して、発電ポッド2の重量を減少させて、発電ポッド2を上昇させることができる。
制御部28は、発電ポッド2の深度を制御する際に、ピッチ角度調整装置12に指令信号を送信して、ブレード10のピッチ角度を変更してもよい。制御部28は、ブレード10のピッチ角度を変更することで、タービン3の回転数を変更することができる。制御部28は、発電ポッド2を降下させる際に、ブレード10のピッチ角度を変更して、タービン3の回転数を上昇させてもよい。制御部28は、発電ポッド2を上昇させる際に、ブレード10のピット角度を変更して、タービン3の回転数を低下させてもよい。タービン3の回転数を変えることで、タービン3に作用する力を変更して、タービン3を降下又は上昇させることができる。
次に、図4を参照して、制御ユニット20で実行される発電ポッド2の深度制御の手順(深度変更方法)について説明する。発電システム1では、例えば、通常運転時において、発電ポッド2が水面WS近傍の深度である第1深度P1で浮遊しながら発電する。制御ユニット20では、発電ポッド2の深度を検出する(ステップS1)。制御ユニット20の入力部26は、深度センサ21から発電ポッド2の深度に関する情報を入力する。これにより、制御ユニット20は、発電ポッド2の深度を把握することができる。このステップS1では、例えば発電ポッド2は、第1深度P1で浮遊しながら発電しているものとする。
次に、制御ユニット20は水面WSに関する情報を取得する(ステップS2;水面情報取得工程)。入力部26は、波浪計22で検出した波浪に関する情報を入力する。入力部26は、レーダセンサ23で検出した対象物に関する情報を入力する。入力部26は、地上側センター30から船舶の運航情報を入力する。
次に、制御ユニット20の判定部27は、発電ポッド2の深度を変更するか否かを判定する(ステップS3;判定工程)。判定部27は、現在の発電ポッド2の深度を把握して判定条件を設定し、判定条件が成立しているか否かを判定する。判定部27は、判定条件が成立している場合に、深度を変更すると判定し(ステップS3;YES)、ステップS4に進む。判定部27は、判定条件が成立していない場合に、深度を変更しないと判定し(ステップS3;NO)、ステップS1に戻り、ステップS1〜S3の処理を繰り返す。
ステップS4では、制御部28は、浮力調整機構15を制御して、発電ポッド2を降下させる(深度変更工程)。制御部28は、判定部27による判定結果に基づいて発電ポッド2の深度を変更する。ここでは、制御部28は、浮力調整機構15を制御して、発電ポッド2を降下させる。制御部28は、発電ポッド2を第1深度P1から第2深度P2へ降下させる。制御部28は、浮力調整機構15に指令信号を送信して、発電ポッド2の重量を増加させて降下させる。制御部28は、水面WSからの影響を受けにくい第2深度P2に発電ポッド2を降下させる。発電ポッド2は、第2深度P2で浮遊しながら発電する。
次に、制御ユニット20では、発電ポッド2の深度を検出する(ステップS5)。ステップS5では、ステップS1と同じ処理を行う。次に、制御ユニット20は水面WSに関する情報を取得する(ステップS6;水面情報取得工程)。ステップS6では、ステップS2と同じ処理を行う。
次に、制御ユニット20の判定部27は、発電ポッド2の深度を変更するか否かを判定する(ステップS7;判定工程)。判定部27は、現在の発電ポッド2の深度を把握して判定条件を設定し、判定条件が成立しているか否かを判定する。判定部27は、判定条件が成立している場合に、深度を変更すると判定し(ステップS7;YES)、ステップS8に進む。判定部27は、判定条件が成立していない場合に、深度を変更しないと判定し(ステップS7;NO)、ステップS5に戻り、ステップS5〜S7の処理を繰り返す。
ステップS8では、制御部28は、浮力調整機構15を制御して、発電ポッド2を上昇させる(深度変更工程)。制御部28は、判定部27による判定結果に基づいて発電ポッド2の深度を変更する。ここでは、制御部28は、発電ポッド2を第2深度P2から第1深度P1に上昇させる。制御部28は、浮力調整機構15に指令信号を送信して、発電ポッド2の重量を減少させて上昇させる。発電ポッド2は、第1深度P1で浮遊しながら発電する。
このような発電システム1は、入力部26を備え、水面WSに関する情報を取得することができるので、取得した水面WSに関する情報を考慮して、発電ポッド2の深度を変更することができる。これにより、水面WSの状況が不良である場合に、発電ポッド2を水面WS近傍の第1深度P1から降下させることができる。その後、水面WSの状況が改善した場合に、発電ポッド2を第2深度P2に上昇させることができる。
発電システム1は、発電ポッド2の浮力を調整可能な浮力調整機構15を備え、制御部28は、浮力調整機構15を制御して、発電ポッド2の深度を制御することができる。これにより、浮力調整機構15によって発電ポッド2の重量を変更して、発電ポッド2の浮力による作用を調整して、発電ポッド2を降下させたり、上昇させたりすることができる。
発電システム1は、波浪に関する情報を検出する波浪計22を備え、入力部26は、水面WSに関する情報として、波浪に関する情報を取得することができる。これにより、波浪状況を把握して、発電ポッド2の深度を変更することができる。発電システム1は、波浪状況が不良である場合に、発電ポッド2を第1深度P1から降下させて、波浪による影響を受けない第2深度P2に発電ポッド2を避難させることができる。発電システム1は、波浪状況が良好である場合に、発電ポッド2を第2深度P2から第1深度P1に復帰させることができる。
例えば、波浪状況が不良であると、タービン3の回転速度が安定せずに、単位時間当たりの発電量が安定しないおそれがある。発電システム1では、波浪状況が不良である場合に、発電ポッド2を降下させて、タービン3の回転速度を安定させることができる。その結果、単位時間当たりの発電量の変化を抑えることができる。単位時間としては、任意の時間(例えば1秒)を設定することができる。また、発電システム1において、発電力値(瞬時値)を計測して、発電力値の変動を抑制するように、発電ポッド2の深度を変更してもよい。
例えば、波浪状況が不良であると、ブレード10に対して過度な負荷が生じ、ブレード10が損傷するおそれがある。発電システム1では、波浪状況が不良である場合に、発電ポッド2を降下させて、ブレード10に対する負荷の増加を抑制することができる。その結果、ブレード10の損傷を防止することができる。
発電システム1は、水面WSで浮遊する対象物を検出すレーダセンサ23を備え、入力部26は、水面WSに関する情報として、対象物に関する情報を取得することができる。これにより、発電システム1は、対象物を検出し、対象物と当たらないように発電ポッド2の深度を変更することができる。発電システム1は、対象物を検出した場合に、発電ポッド2を第1深度P1から第2深度P2に降下させて、ブレード10が対象物に当たらないようにすることができる。発電システム1は、対象物を検出していない場合に、発電ポッド2を第2深度P2から第1深度P1に復帰させることができる。
発電システム1では、水面WSに関する情報として、船舶の運航情報を取得することができる。これにより、船舶の運航情報を考慮して、船舶に影響を与えないように、発電ポッド2の深度を変更することができる。発電システム1では、船舶が発電ポッド2の近傍に存在する場合に、発電ポッド2を第1深度P1から第2深度P2に降下させて、ブレード10が船舶に当たらないようにすることができる。発電システム1は、船舶が発電ポッド2の近傍を通過した後に、発電ポッド2を第2深度P2から第1深度P1に復帰させることができる。
発電システム1の発電ポッド2は、係留索6に連結されて水中で浮遊可能であり、通常運転時において、タービン3の最外周であるブレード10の先端が水面WS下に没する第1深度P1で発電することができる。例えば、ブレード10の一部が水面WSから上方に張り出した状態で運転することが抑制される。水面WS近傍の水流を受けてタービン3を回転させて発電することができる。
発電システム1では、通常運転時において発電ポッド2が水面WS近傍の第1深度P1で浮遊しているので、発電ポッド2を従来のように深い深度に維持する必要がない。そのため、浮力調整機構15の使用頻度を抑制することができる。その結果、発電ポッド2における消費電力を抑えることができる。
発電システム1では、例えば水中で浮遊する発電ポッド2を水面WSに浮上させる際に、水面WSに関する情報に基づいて、事前に状況を確認してから、発電ポッド2を浮上させることができる。また、発電システム1では、波浪計22によって検出された波浪に関する情報に基づいて、波浪状況が良好であることを確認した後に、発電ポッド2を水面WSに浮上させることができる。また、発電システム1では、レーダセンサ23によって検出された対象物に関する情報に基づいて、水面WSに対象物が存在していないことを確認した後に、発電ポッド2を水面WSに浮上させることができる。発電システム1では、地上側センター30から取得した船舶の運航情報に基づいて、水面WSに船舶が存在していないことを確認した後に、発電ポッド2を水面WSに浮上させることができる。発電システム1では、例えば、定期整備を行う際に、安全に発電ポッド2を水面WSに浮上できる。
本開示は、前述した実施形態に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない範囲で下記のような種々の変形が可能である。
上記の実施形態では、通常運転時において発電ポッド2を水面WS近傍の第1深度P1で浮遊させているが、通常運転時において発電ポッド2の深度は水面WS近傍の第1深度P1に限定されない。発電ポッド2は通常運転時において、第1深度P1よりも深い第2深度P2で発電してもよく、第2深度P2よりも深い深度で発電してもよい。なお、通常運転時とは、非常時を含まない。
発電システム1では、発電ポッド2に搭載された制御ユニット20を備える構成について説明しているが、制御ユニット20は発電ポッド2に搭載されているものに限定されない。例えば、複数の発電ポッド2を備える発電ファームにおいて、他の発電ポッドに制御ユニットが搭載されていてもよい。例えば、地上側センター30が制御ユニット20を備える構成でもよい。地上側センター30は、入力部26、判定部27、制御部28、記憶部29を備え、地上側センター30から指令信号を送信して、発電ポッド2を降下又は上昇させてもよい。また、制御ユニット20における機能の一部は、他のポッド(浮体)又は地上側センター30で実行してもよい。例えば、入力部26及び判定部27は、他のポッド又は地上側センター30に設けられていてもよい。
上記の実施形態では、波浪計22がブイ24に設置されている場合について説明しているが、例えば、波浪に関する情報は波浪計22で検出された情報に限定されない。発電システム1において、例えば、地上側センター30で波浪に関する情報を入力してもよく、地上側の岸壁等に設置された波浪計によって波浪に関する情報を検出してもよく、その他の観測機器によって検出された情報を使用してもよい。
上記の実施形態では、レーダセンサ23がブイ24に設置されている場合について説明しているが、例えば、対象物に関する情報はレーダセンサ23で検出された情報に限定されない。発電システム1において、例えば、地上側センター30で対象物に関する情報を入力してもよく、地上側の岸壁等に設置された対象物検出センサによって対象物に関する情報を検出してもよく、船舶その他の観測機器によって検出された情報を使用してもよい。また、対象物検出センサは、レーダセンサ23に限定されず、例えばカメラ等の撮像装置でもよく、その他のセンサでもよい。
また、上記の実施形態では、通常運転時において発電ポッド2が水面WS近傍の第1深度P1で発電する場合について説明しているが、発電ポッド2は通常運転時において第1深度P1で浮遊するものに限定されない。発電ポッド2は、通常運転時において第1深度P1より深い深度である第2深度P2で浮遊して発電するものでもよく、第2深度P2よりも深い深度で浮遊して発電してもよい。また、発電ポッド2による発電時において、タービン3のブレード10は水面WSから出ている状態でもよい。発電システムは、例えば、発電ポッド2を水面WSで浮遊させながら発電してもよい。
また、上記の実施形態では、発電時に発電ポッド2を降下させたり、上昇させたりする場合について説明しているが、発電停止中において、発電ポッド2を降下させたり、上昇させたりしてもよい。また、上記の実施形態では、浮力調整機構15を用いて発電ポッド2の深度を変更しているが、発電ポッド2の深度の変更はその他の方法によって行ってもよい。例えば、発電ポッド2の姿勢を変更することで、水流から受ける力の向きを変更して、発電ポッド2を降下又は上昇させてもよい。
また、上記の実施形態では、発電ポッド2は係留索6を介して海底のシンカー5に係留されている場合について説明しているが、発電ポッド2は水底に対して係留されるものに限定されず、発電ポッド2は例えば船舶等に接続され航行されながら発電するものでもよく、例えばその他の海洋構造物に接続されているものでもよい。また、発電ポッドは、例えば水中に上下方向に延在する支柱等に連結されて、上下方向に移動可能なものでもよい。発電システムは、支柱と共に発電ポッドを移動させてもよく、支柱に対して発電ポッドを移動させてもよい。
上記の実施形態では、水中浮遊式発電システムについて説明しているが、水流発電システムは、水中浮遊式発電システムに限定されず、例えば潮流発電システムでもよく、その他の水流を利用した発電システムでもよい。また、水流発電システムは、海中に設置されるものに限定されず、河川、湖等に設置されるものでもよく、その他の場所に設置されるものでもよい。
1 水中浮遊式発電システム(水流発電システム)
2 発電ポッド
3 タービン
4 発電機
6 係留索
15 浮力調整機構
19 ヨット(対象物)
20 制御ユニット
22 波浪計
23 レーダセンサ(対象物検出センサ)
26 入力部(水面情報入力部)
27 判定部
28 制御部
FW 海流(水流)
P1 第1深度
P2 第2深度
WS 水面

Claims (7)

  1. タービンと、
    前記タービンによる回転駆動力を受けて発電する発電機を含む発電ポッドと、
    水面に関する情報を取得する水面情報入力部と、
    前記水面情報入力部で取得した前記水面に関する情報に基づいて、前記発電ポッドの深度を変更するか否かを判定する判定部と、
    前記発電ポッドの深度を制御する制御部と、を備える水流発電システム。
  2. 前記発電ポッドの浮力を調整可能な浮力調整機構を備え、
    前記制御部は、前記浮力調整機構を制御して、前記発電ポッドの深度を制御する請求項1に記載の水流発電システム。
  3. 波浪に関する情報を検出する波浪計を備え、
    前記水面情報入力部は、前記水面に関する情報として、前記波浪に関する情報を取得する請求項1又は2に記載の水流発電システム。
  4. 前記水面で浮遊する対象物を検出する対象物検出センサを備え、
    前記水面情報入力部は、前記水面に関する情報として、前記対象物に関する情報を取得する請求項1〜3の何れか一項に記載の水流発電システム。
  5. 前記水面情報入力部は、前記水面に関する情報として、船舶の運航情報を取得する請求項1〜4の何れか一項に記載の水流発電システム。
  6. 前記発電ポッドは、係留索に連結されて水中で浮遊可能であり、通常運転時において、前記タービンの最外周が水面下に没する深度で発電する請求項1〜5の何れか一項に記載の水流発電システム。
  7. 水流を受けてタービンを回転させて発電する発電機を備えた発電ポッドの深度変更方法であって、
    水面に関する情報を取得する水面情報取得工程と、
    前記水面情報取得工程で取得した前記水面に関する情報に基づいて、前記発電ポッドの深度を変更するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程による判定結果に基づいて、前記発電ポッドの深度を変更する深度変更工程と、を含む発電ポッドの深度変更方法。
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