JP6922721B2 - 水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法 - Google Patents

水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6922721B2
JP6922721B2 JP2017245240A JP2017245240A JP6922721B2 JP 6922721 B2 JP6922721 B2 JP 6922721B2 JP 2017245240 A JP2017245240 A JP 2017245240A JP 2017245240 A JP2017245240 A JP 2017245240A JP 6922721 B2 JP6922721 B2 JP 6922721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power generation
floating body
posture
power
floating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017245240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019112969A (ja
Inventor
智之 片桐
智之 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2017245240A priority Critical patent/JP6922721B2/ja
Publication of JP2019112969A publication Critical patent/JP2019112969A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6922721B2 publication Critical patent/JP6922721B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Description

本開示は、水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法に関する。
海中に配置された耐圧容器(浮体)内に発電機を備える発電装置がある。特許文献1の発電装置では、発電機のロータに接続されたシャフトに、複数のタービンブレードが設けられている。タービンブレードは水流を受けて回転し、この回転駆動力によって発電機のロータを回転させて、発電機が発電する。
特表2014−534375号公報
特許文献1の発電装置において、水中の浮体が急浮上すると、上方で航行する船舶に影響を及ぼすおそれがある。本開示は、浮体が浮上するタイミングを制御することが可能な水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法を提供する。
本開示の一態様に係る水流発電装置は、係留索に接続されて水中で浮遊可能な浮体と、浮体に設けられた発電用タービンと、浮体に搭載され発電用タービンの回転駆動力によって発電する発電機と、浮体の姿勢を調整する姿勢調整装置と、姿勢調整装置を制御して、通常運転時に水流に対して浮体の前部を浮体の後部より下方に配置した下向き姿勢に制御する制御部と、浮体を浮上させる際に、浮体の姿勢を変更するか否かを判定する判定部と、を備える。
この水流発電装置では、通常運転時において浮体が下向き姿勢となるように制御するので、水流を受けた浮体に対して下向きの力が作用する。そのため、発電用タービンの回転が停止して、スラスト力による下向きの力が減少しても、水流を受けた浮体に対して下向きの力が作用しているので、浮体が急浮上することが抑制される。また、判定部によって浮体の姿勢を変更するか否かを判定した後に、浮体の姿勢を変更して、浮体に作用する下向きの力を調整することができるので、浮体が浮上するタイミングを制御することができる。
いくつかの態様において、水流発電装置は、電力を蓄電する蓄電部を備え、蓄電部に蓄電されている電力を、非常時において姿勢調整装置に供給して浮体の姿勢を調整してもよい。これにより、非常時において発電用タービンの回転が停止して発電が停止し、かつ、電力系統による電力供給が停止した場合に、蓄電部から姿勢調整装置に電力を供給して、浮体の姿勢を調整して、水流を受けて浮体に作用する力を調整することができる。そのため、通常の電源を喪失した場合であっても、浮体が浮上するタイミングを制御することができる。
いくつかの態様において、水流発電装置は、発電機または電力系統に接続されたコンバータと、コンバータ及び姿勢調整装置に接続されたインバータと、を備え、蓄電部は、コンバータ及びインバータに接続されていてもよい。これにより、コンバータを介して蓄電部に電力を蓄電すると共に、蓄電された電力を、インバータを介して姿勢調整装置に供給することができる。
いくつかの態様において、姿勢調整装置は、浮体の前部に配置され液体を貯留可能な第1貯留部と、浮体の後部に配置され液体を貯留可能な第2貯留部と、第1貯留部と第2貯留部とに接続されて液体が流通可能な配管と、配管に接続されて液体を移送可能なポンプと、含んでもよい。これにより、第1貯留部に貯留される液体を増加させて、浮体を下向き姿勢とすることができる。また、第2貯留部に貯留される液体を増加させて、浮体を上向き姿勢とすることができる。
本開示の一態様に係る水流発電装置の浮体の浮上方法は、通常運転時に発電用タービンを回転させて浮体を第1深度で浮遊させると共に、水流に対して浮体の前部を浮体の後部より下方に配置した下向き姿勢に制御する第1浮遊工程と、発電用タービンの回転数が低下した際に、第1深度よりも上方の第2深度で、浮体を浮遊させる第2浮遊工程と、第2深度から浮体を浮上させる際に、水流に対して浮体の前部を浮体の後部より上方に配置した上向き姿勢に、浮体の姿勢を変更するか否かを判定する判定工程と、判定工程で、浮体の姿勢を変更すると判定した後に、浮体の姿勢を上向き姿勢に変更して、浮体を浮上させる浮上工程と、を含む。
この水流発電装置の浮体の浮上方法では、通常運転時において浮体を下向き姿勢として制御するので、水流を受けた浮体に対して下向きの力を作用させることができる。そのため、発電用タービンの回転数が減少して、スラスト力による下向きの力が減少しても、水流を受けた浮体に対して下向きの力を作用させて、浮体が急浮上することを抑制することができる。また、判定工程において浮体の姿勢を変更するか否かを判定した後に、浮体を上向き姿勢に変更して、浮体に作用する下向きの力を減少させて、浮体を浮上させることができる。その結果、浮体が浮上するタイミングを制御し、浮体を浮上させることができる。
本開示によれば、浮体が浮上するタイミングを制御することができる。
一実施形態の水中浮遊式発電装置を示す概略構成図である。 図1に示す水中浮遊式発電装置の斜視図である。 図2に示す水中浮遊式発電装置の発電用ポッドを示す側面図である。 図2に示す水中浮遊式発電装置の平面図である。 図5(a)は、発電用ポッドの下向き姿勢を示す側面図である。図5(b)は、発電用ポッドの上向き姿勢を示す側面図である。 水中浮遊式発電装置に搭載された制御ユニットを示すブロック構成図である。 発電用ポッドの姿勢制御の手順を示すフローチャートである。 姿勢調整装置の電源部を示すブロック構成図である。
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
以下の説明において、「上流」または「下流」との語は、水の流れ(海流FW)を基準として用いられる。また、「前」との語は、水の流れの上流側を意味し、「後」との語は、水の流れの下流側を意味する。たとえば、ダウンウィンド型のタービンが用いられる場合には、発電用ポッド2の後部側にブレード(翼)14が配置される。
図1に示されるように、水中浮遊式発電装置(水流発電装置)1は、たとえば海水中に設置されて浮遊し、海流FWを利用して発電を行う。以下、水中浮遊式発電装置1を「発電装置1」と記す。発電装置1は、図2に示されるように、例えば左右に離間して配置された一対の発電用ポッド2と、一対の発電用ポッド2間に配置された中央ポッド3と、一対の発電用ポッド2及び中央ポッド3を連結する連結部であるクロスビーム4と、を備える。発電用ポッド2の後部2bには、発電用タービン5が設けられている。以下、発電用タービン5を「タービン」5と記す。発電用ポッド2は、例えば円筒状を成し、タービン5を回転可能に支持している。タービン5として、いわゆるダウンウィンド型のタービンが採用されている。なお、タービン5は、アップウィンド型のタービンであってもよい。発電用ポッド2には、タービン5の回転駆動力によって発電する発電機9(図3参照)が搭載されている。
図1に示すように発電装置1は、海底Bに設置されたシンカー6に対して、係留索7を介して接続されている。なお、シンカー6に代えて、海底Bに固定されたアンカーに、係留索7を接続してもよい。係留索7の上端(一端)は、発電用ポッド2に接続され、係留索7の下端(他端)は、シンカー6に接続されている。例えば、一対の発電用ポッド2に対して、それぞれ1本ずつ(合計2本)の係留索7が接続されている。なお、係留索7の上端は、クロスビーム4に接続されていてもよい。また、発電用ポッド2、中央ポッド3及びクロスビーム4に対しては、例えば長さを調整することで、発電用ポッド2、中央ポッド3及びクロスビーム4の深度を変えることが可能な深度調整用のロープ等は接続されていない。
また、発電装置1には送電ケーブル8が接続されている。送電ケーブル8は、係留索7に沿って配置されている。送電ケーブル8の上端は、発電用ポッド2に搭載されている発電機9に接続され、送電ケーブル8の下端は、シンカー6に設けられた中継器(または変圧器等)に接続されている。シンカー6の中継器には、海底に敷設されて地上まで延びる海底送電ケーブル10に接続されている。この海底送電ケーブル10は、地上の電力系統(外部電源等)に接続されている。
また、発電装置1には通信ケーブル11が接続されている。通信ケーブル11は、例えば発電用ポッド2に搭載されている制御ユニット12等の電子機器に接続されている。通信ケーブル11は、例えば送電ケーブル8又は海底送電ケーブル10と共に配置されている。通信ケーブル11は、例えば地上に配置されたオペレーションセンターの制御部等に接続されている。
また、発電装置1では、地上の電力系統から送電された電力を発電機9に供給して、発電機9を電動モータとして利用することができる。発電装置1では、発電機9を電動モータとして駆動して、発電用タービン5を回転させることができる。
なお、各ケーブルが設けられる形態は上記形態に限られない。例えば、発電機9で発電された電力を送電する送電ケーブルと、電動モータを駆動するための電力を送電する送電ケーブルとを別々に備える構成でもよい。中継器は、発電機9外の海底に設定されてもよい。
図3に示されるように、タービン5は、ハブ13と、ハブ13に設けられた複数枚(例えば2枚)のブレード14と、を含んでいる。ハブ13は、発電用ポッド2の後端部に配置されている。ダウンウィンド型のタービンを採用した発電装置1においては、海流FWの向きを基準として、発電用ポッド2の下流側にブレード14が配置されている。
ハブ13は、回転軸15に接続されて軸回りに回転可能となっている。ハブ13及びブレード14は一体として回転する。ブレード14の回転は、回転軸15を介して発電機9に伝達される。回転軸15は、たとえば発電用ポッド2の中心軸線に沿って設けられている。また、発電機9を電動モータとして駆動した場合には、回転軸15が回転することにより、ハブ13及びブレード14が回転する。
発電装置1において、ブレード14のピッチ角度は可変になっている。発電装置1は、ブレード14のピッチ角度を調整可能なブレードピッチ角度調整装置16を備える。ブレードピッチ角度調整装置16は、例えば油圧式の駆動装置17と、ブレード軸18とを備える。より詳細には、各ブレード14の基端部には、ブレード軸18が設けられている。このブレード軸18に、駆動装置17が連結されている。駆動装置17は、たとえばハブ13内に搭載される。駆動装置17は、たとえば、歯車機構を含んでいる。駆動装置17としては、公知の機構を用いることができる。駆動装置17は、後述する制御ユニット12によって制御されて、ブレード軸18を回転させて、ブレード14のピッチ角度を任意の角度に調整可能である。ブレード軸18の駆動法は、油圧でなくとも良く、電動モータ等を用いる電動式の駆動方法でもよい。
図4に示されるように、発電装置1は、重力調整装置20を備える。重力調整装置20は、例えば中央ポッド3に搭載されている。重力調整装置20は、中央ポッド3の外部との間でたとえば海水を注排水して発電装置1全体の重量を変化させる。重力調整装置20は、中央ポッド3内に設けられた重力調整用タンク21と、重力調整用タンク21と中央ポッド3の外部とを接続する注排水管22と、注排水管22に設けられたポンプ23とを含む。重力調整用タンク21は、所定の容量を有する貯水タンクである。ポンプ23は、重力調整用タンク21に水(たとえば、海水)を注排水する。ポンプ23は、例えば発電機9で発電された電力によって駆動される。ポンプ23は、例えば送電ケーブル8を用いて供給された電力によって駆動されるものでもよい。
また、クロスビーム4は、中空部を含む板状を成し、平面視において矩形状を成している。クロスビーム4は、図5(a)及び図5(b)に示されるように、発電用ポッド2の軸線方向に沿う天面4a及び底面4bを有し、この天面4a及び底面4b間に中空部が形成されている。例えば、発電用ポッド2が傾斜した場合には、クロスビーム4は、発電用ポッド2と一体として傾斜する。このときクロスビーム4が傾斜した状態において、クロスビーム4の天面4a又は底面4bは海流FWを受け、クロスビーム4に対して、下向きの力F1又は上向きの力F2が生じる。また、クロスビーム4の形状は、その他の形状でもよい。例えば、複数の円筒体を成す部材を組み合わせて、クロスビームを構成することができる。
ここで、発電装置1は、図4に示されるように、浮体の姿勢を調整する姿勢調整装置25備える。浮体は、一対の発電用ポッド2、中央ポッド3及びクロスビーム4を含む。姿勢調整装置25は、浮体の重心を変えることで、浮体の姿勢(ピッチ角度)を変化させる。浮体のピッチ角度θ1,θ2は、図5に示されるように、水平方向に延在する基準線L1に対する発電用ポッド2の軸線L2の角度とする。軸線L2は、発電用ポッド2の回転軸15が延在する方向に沿う仮想の直線である。また、図2に示されるように、中央ポッド3の長手方向に延在する仮想の直線を軸線L3、一対の発電用ポッド2が離間する方向に延在する仮想の直線を軸線L4、上下方向に延在する仮想の直線を軸線L5とすると、ピッチ角度θ1,θ2は、軸線L4回りの回転角度である。軸線L3〜L5は、互いに直交している。
図4に示す姿勢調整装置25は、一対の発電用ポッド2の前部2aに配置された第1貯留タンク(第1貯留部)26と、中央ポッド3の後部3bに配置された第2貯留タンク(第2貯留部)と、第1貯留タンク26及び第2貯留タンク27に接続された配管28,29と、配管28,29に接続されたポンプ30,31と、を含む。姿勢調整装置25は、液体として油を移動させて、浮体の姿勢を調整する。
第1貯留タンク26は、例えば一つの発電用ポッド2に対して一つ設けられている。姿勢調整装置25は、例えば合計2つの第1貯留タンク26を備える。第1貯留タンク26は、所定の容量を有し、油を貯留可能な貯留タンクである。第1貯留タンク26は、例えば発電用ポッド2の前端部に配置されている。なお、液体は、油に限定されず、海水でもよく、その他の液体でもよい。
第2貯留タンク27は、例えば中央ポッド3に対して一つ設けられている。第2貯留タンク27は、所定の容量を有し、油を貯留可能な貯留タンクである。第2貯留タンク27は、中央ポッド3の後端部に配置されている。
配管(第1配管)28は、例えば、第1貯留タンク26から第2貯留タンク27に油を移送する際に利用される配管である。配管28は、第1貯留タンク26から発電用ポッド2の内部、クロスビーム4の内部、及び中央ポッド3の内部を通り、第2貯留タンク27に接続されている。配管28に設けられたポンプ(第1ポンプ)30は、例えば発電用ポッド2の内部で、第1貯留タンク26の近傍に設けられている。ポンプ30の電動モータは、制御ユニット12によって制御される。電動モータは、例えば、発電機9によって発電された電力、または電力系統から供給される電力によって駆動される。
配管(第2配管)29は、例えば、第2貯留タンク27から第1貯留タンク26に油を移送する際に利用される配管である。配管29は、第2貯留タンク27から中央ポッド3の内部、クロスビーム4の内部、及び発電用ポッド2の内部を通り、第1貯留タンク26に接続されている。配管29に設けられたポンプ(第2ポンプ)31は、例えば中央ポッド3の内部で、第2貯留タンク27の近傍に設けられている。ポンプ31の電動モータは、制御ユニット12によって制御される。電動モータは、例えば、発電機9によって発電された電力、または電力系統から供給される電力によって駆動される。
次に図6を参照して、発電装置1に搭載された浮上制御システム40について説明する。浮上制御システム40は、例えば水中で浮遊する発電装置1の発電用ポッド2を浮上させる際に、発電用ポッド2の浮上のタイミングを制御する。浮上制御システム40は、制御ユニット12及び姿勢調整装置25を含む。制御ユニット12は、例えば発電用ポッド2の内部に配置されている。制御ユニット12は、中央ポッド3の内部に配置されていてもよい。制御ユニット12は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアとから構成されたコンピュータである。制御ユニット12は、発電装置1において浮上制御以外の制御も実行できる。
制御ユニット12には、各種センサが電気的に接続されている。各種センサは、例えば深度センサ41、姿勢検知センサ42及び停電検知センサ43を含む。深度センサ41は、発電用ポッド2の深度を検出する。深度センサ41としては、例えば、水圧を検知する圧力センサ等を用いることができる。深度センサ41により検出される発電用ポッド2の深度の情報は、制御ユニット12に出力される。姿勢検知センサ42は、発電用ポッド2の姿勢を検出する。姿勢検知センサ42としては、例えば、発電用ポッド2のピッチ角度を検出するジャイロセンサを用いることができる。姿勢検知センサ42により検出される発電用ポッド2の姿勢(ピッチ角度)の情報は、制御ユニット12に出力される。停電検知センサ43は、発電装置1の停電状態を検出する。停電検知センサ43としては、例えば、電圧センサを用いることができる。電圧センサは、発電装置1の電源部に接続されている。発電装置1の電源部は、発電機9及び電力系統に接続されている。停電検知センサ43により検出される電圧の情報は、制御ユニット12に出力される。
制御ユニット12には、各種センサとしてその他のセンサが接続されていてもよい。その他のセンサとしては、例えば、発電用ポッド2の周囲の海水の流速を検出するセンサ、タービン5の回転数を計測する回転数センサ、係留索7の張力を検出するセンサ、発電装置1の上方の物体(例えば船舶)の有無を検出するセンサ(物体探知センサ)などが挙げられる。物体探知センサとしては、例えば物体から発生する音波を検出して、物体の存在を検出してもよく、その他の信号(検出波)を検出して、物体の位置等を検出してもよい。
また、姿勢調整装置25は、制御ユニット12に電気的に接続されて、制御ユニット12から出力された指令信号に応じて作動可能である。例えばポンプ30,31の電動モータは、制御ユニット12よって制御されて、油を移送する。
制御ユニット12は、制御部45、判定部46及び記憶部47を備える。制御部45は、姿勢調整装置25を制御して、発電用ポッド2の姿勢を制御する。制御部45は、例えば通常運転時において発電用ポッド2を図5(a)に示す下向き姿勢(第1姿勢)に制御する。制御部45は、例えば発電用ポッド2を図5(b)に示す上向き姿勢(第2姿勢)に制御して、発電用ポッド2を浮上させる。図5(a)の下向き姿勢では、発電用ポッド2の前部2aは、発電用ポッド2の後部2bよりも下方に配置されている。図5(b)の上向き姿勢では、発電用ポッド2の前部2aは、発電用ポッド2の後部よりも上方に配置されている。下向き姿勢における発電用ポッド2のピッチ角度θ1は、発電用ポッド2に作用する下向きの力F1を考慮して設定される。上向き姿勢における発電用ポッド2のピッチ角度θ2は、発電用ポッド2に作用する上向きの力F2を考慮して設定される。
判定部46は、発電用ポッド2を浮上させる際に、発電用ポッド2の姿勢を変更するか否かを判定する。判定部46は、例えば、非常時であるか否かを判定すると共に、判断基準の一つである浮上条件を満たしているか否かを判定し、非常時であり、且つ、浮上条件を満たしている場合に、発電用ポッド2の姿勢を変更すると判定する。浮上条件に関する情報は、記憶部47に記憶されている。また、判定部46は、非常時以外の場合において、発電用ポッド2を浮上させる際に、発電用ポッド2の姿勢を変更するか否かを判定してもよい。なお、「非常時」とは、発電装置1の通常の電源を喪失した場合、タービン5の回転が停止(低下)した場合、ケーブル等が損傷した場合、その他、不具合が生じた場合を含む。「非常時以外」とは、通常運転が可能な場合を含む。
制御ユニット12には、非常停止ボタン48が電気的に接続されている。非常停止ボタン48は、地上側のオペレーションセンターに設けられている。非常停止ボタン48は、通信ケーブル11を介して、制御ユニット12と電気的に接続されている。オペレーションセンターにいる作業員は、非常停止ボタン48を押すことで、制御ユニット12に指令信号を送信することができる。
判定部46は、非常停止ボタン48が押された場合に、非常時であると判定することができる。また、判定部46は、停電検知センサ43から出力された信号に基づいて、非常時であるいか否かを判定することができる。例えば、電圧が低い場合には、停電時であると判定し、非常時であると判定することができる。また、判定部46は、深度センサ41から出力された信号に基づいて、非常時であるか否かを判定することができる。例えば、深度の変化に基づいて、非常時であると判定してもよい。また、判定部46は、タービン5の回転数に基づいて、非常時であるか否かを判定してもよい。また、判定部46は、係留索7に作用する張力を検出して、非常時であるか否かを判定してもよい。通常運転時である場合には、スラスト力F3が作用しているので、タービン5が停止している場合と比較して、係留索7に作用する張力は高くなる。タービン5が停止している場合には、通常運転時と比較して、係留索7に作用する張力は低くなる。
また、判定部46は、非常停止ボタン48が押された場合に、非常時であり、且つ、浮上条件を満たしていると判定してもよい。地上側の作業員は、非常時であり、且つ、発電用ポッド2の上方に船舶等が存在していないと確認した場合に、非常停止ボタン48を押すことができる。判定部46は、各種センサから出力された信号に基づいて、浮上条件を満たしているか否かを判定することができる。例えば、発電用ポッド2の上方に船舶が存在していないと確認できた場合に、浮上条件を満たしていると判定することができる。例えば、水中の音波を検出することで、船舶の有無を確認することができる。また、その他の探知機を用いて、船舶の有無を確認してもよい。また、制御ユニット12は、浮上条件を満たしている場合において、発電用ポッド2のピッチ角度θ1,θ2を調整して、発電用ポッド2の深度を維持するよう制御し、発電用ポッド2を浮遊させることもできる。
次に、図7に示すフローチャートを参照して、発電装置1における姿勢制御(水流発電装置の浮体の浮上方法、非常時の対処方法)について説明する。まず、発電装置1を目標の深度まで沈める。海流FWを受けて、タービン5を回転させて、発電機9によって発電する(ステップS1)。発電された電力は、送電ケーブル8及び海底送電ケーブル10によって送電されて、地上側で利用される。また、発電された電力の一部は、発電装置1の補機類(制御ユニット12、各種センサ、重力調整装置20、姿勢調整装置25、蓄電部)に供給されて使用される。
また、発電機9が発電している状態であり、所定の発電量がある通常運転時において、制御ユニット12の制御部45は、姿勢調整装置25に指令信号を送信して、ポンプ31を駆動して、発電用ポッド2を下向き姿勢に制御する(ステップS2、第1浮遊工程)。第2貯留タンク27から第1貯留タンク26に油を移送して、発電用ポッド2の前部2aを下方に向ける。これにより、図5(a)に示されるように、海流FWを受けて、発電用ポッド2に下向きの力F1が作用する。そのため、例えば、非常時において、タービン5の回転が停止して、スラスト力F3による下向きの力F4が減少しても、発電用ポッド2が急浮上しない。具体的には、発電用ポッド2が通常運転時の第1深度より浮上するが、海底Bから離れるにつれて、流速(発電用ポッド2の周辺の海流の速度)が上昇するので、これに応じて下向きの力F1が大きくなる。発電用ポッド2に作用する上向きの力(浮力)F5と下向きの力F1とが釣り合ったところで、発電用ポッド2は、第1深度より上方の第2深度で浮遊して、浮上が抑制される(第2浮遊工程)。このように、タービン5の回転が停止した際(通常運転時よりもタービンの回転数が低下した際)に、発電用ポッド2を第2深度で浮遊させることで、発電用ポッド2の緊急浮上が防止される。
次に、制御ユニット12の判定部46は、非常時であるか否かを判定する(ステップS3、判定工程)。各種センサから出力された信号、または、非常停止ボタン48から出力された信号に基づいて、判定部46は、非常時であるか否かを判定する。非常時であると判定した場合(ステップS3;YES)には、ステップS4に進み、非常時であると判定しなかった場合(ステップS3;NO)には、ステップS1に戻り、通常の発電状態を継続する。
ステップS4では、判定部46は、発電用ポッド2の姿勢を変更するか否かを判定する。判定部46は、浮上条件を満たしていると判定した場合に、発電用ポッド2の姿勢を変更すると判定する。姿勢を変更すると判定した場合(ステップS4;YES)には、ステップS5に進み、姿勢を変更しないと判定した場合(ステップS4;NO)には、姿勢を変更すると判定するのを待って、ステップS5に進む。
例えば、非常時において、判定部46が、姿勢を変更すると判定する場合には、発電用ポッド2は、通常運転時の第1深度よりも上方の第2深度で、下向きの力F1と上向きの力F5とが釣り合った状態で浮遊している。
ステップS5では、制御部45は、姿勢調整装置25に指令信号を送信して、ポンプを駆動して、発電用ポッド2を上向き姿勢に制御する。第1貯留タンク26から第2貯留タンク27に油を移送して、発電用ポッド2の前部2aを上方に向ける。これにより、海流FWを受けて発電用ポッド2に作用する上向きの力F2を増加させて、発電用ポッド2を浮上させる(浮上工程)。また、浮上工程において、タービン5が回転しないようにして、スラスト力F3による下向きの力F4が増加しないようにすることができる。また、浮上工程において、ブレードピッチ角度調整装置16を制御して、ブレード14の角度を変更して、ブレード14が海流FWから受ける力を減少させることができる。また、浮上工程において、重力調整装置20を制御して、重力調整用タンク21内の海水を排出することができる。
本開示の発電装置1によれば、通常運転時において発電用ポッド2が下向き姿勢となるように制御されているので、海流FWを受けた発電用ポッド2に対して下向きの力F1が作用する。そのため、非常時において、タービン5の回転が停止した場合に、スラスト力F3による下向きの力F4が減少しても、海流FWを受けた発電用ポッド2に対して下向きの力F1が作用しているので、発電用ポッド2が急浮上することが抑制される。また、判定部46によって発電用ポッド2の姿勢を変更するか否かを判定した後に、発電用ポッド2の姿勢を変更して、発電用ポッド2に作用する下向きの力F1を調整することができるので、発電用ポッド2が浮上するタイミングを制御することができる。その結果、非常時において、発電用ポッド2が不意に急浮上することが抑制される。発電用ポッド2の上方を航行する船舶等に影響を及ぼすことが抑制される。
次に、図8を参照して、蓄電部51を備えた姿勢調整装置の電源部50について説明する。姿勢調整装置25の電源部50は、蓄電部51、コンバータ52及びインバータ53を備える。これらの蓄電部51、コンバータ52及びインバータ53は、1つのポンプ30,31に対してそれぞれ設けられ、発電用ポッド2又は中央ポッド3に配置されている。
コンバータ52は、電力系統54及び発電機9に接続された電力線55に接続されている。コンバータ52は、交流電力を直流電力に変換する。インバータ53は、コンバータ52に接続された電力線56に接続されている。インバータ53は、ポンプ30,31に電気的に接続されている。インバータ53は、直流電力を交流電力に変換する。変換された交流電流は、ポンプ30,31の電動モータに供給される。
蓄電部51は、コンバータ52とインバータ53とを接続する電力線56に接続されている。蓄電部(キャパシタ、蓄電池)51には、コンバータ52によって変換された直流電流が供給されて蓄電可能である。例えば、停電時には、蓄電部51に蓄電された電力は、インバータ53によって交流電流に変換されてポンプ30,31に供給される。初めから充電されている蓄電部51が設置されていてもよい。
蓄電部51を備える発電装置1によれば、非常時においてタービン5の回転が停止して発電が停止し、且つ、電力系統54による電力供給が停止した場合に、蓄電部51から姿勢調整装置25のポンプ30,31に電力を供給して、発電用ポッド2の姿勢を調整することができる。これにより、海流FWを受けて発電用ポッド2に作用する力を調整することができる。その結果、発電用ポッド2の急浮上を抑制することができる。なお、発電装置1には、無停電電源装置(UPS)が設けられ、この無停電電源装置から、制御ユニット12、各種センサ等に電力を供給することもできる。
本開示は、前述した実施形態に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない範囲で下記のような種々の変形が可能である。
上記の実施形態では、姿勢調整装置25の第1貯留タンク26、第2貯留タンク27、配管28,29、ポンプ30,31を、発電用ポッド2の内部又は中央ポッド3の内部に配置しているが、これらの第1貯留タンク26、第2貯留タンク27、配管28,29、ポンプ30,31は、発電用ポッド2の外部又は中央ポッド3の外部に配置されていてもよい。姿勢調整装置25は、発電用ポッド2のピッチ角度θ1,θ2を変更可能であればよい。
また、上記の実施形態では、発電装置1は、中央ポッド3を備える構成としているが、中央ポッド3を備えていない構成でもよい。また、上記の実施形態では、発電装置1は、一対の発電用ポッド2を備える構成としているが、発電用ポッド2は一つでもよく、3つ以上でもよい。また、発電装置1は、発電用ポッド2及び中央ポッド3以外のポッド(浮体)を備える構成でもよい。
また、上記の実施形態では、姿勢調整装置25が液体を移送して、発電用ポッド2のピッチ角度θ1,θ2を変更しているが、姿勢調整装置25は、その他の物体の位置を変更して、発電用ポッド2のピッチ角度θ1,θ2を変更してもよい。また、発電装置1は、例えば、発電用ポッド2から水平方向(軸線L4が延在する方向)に張り出す翼を備え、この翼のピッチ角度を変更することで、発電用ポッド2のピッチ角度θ1,θ2を変更してもよい。
また、上記の実施形態では、発電用ポッド2の前部2aに第1貯留タンク26を設け、中央ポッド3の後部3bに第2貯留タンク27を設けているが、第2貯留タンク27を発電用ポッド2の後部2bに配置してもよい。また、中央ポッド3の前部に第1貯留タンク26を配置してもよい。
また、上記の実施形態では、非常時において、発電用ポッド2を浮上させる場合について説明しているが、非常時ではない通常時において、発電用ポッド2を浮上させる場合において、本開示を適用することができる。また、蓄電部51を備える構成において、タービン5の回転が停止して発電が停止した場合、または、電力系統54による電力供給が停止した場合に蓄電部51から姿勢調整装置25のポンプ30,31に電力を供給して、浮体の姿勢を調整してもよく、その他供給される電力が低下した場合に、蓄電部51から電力を供給してもよい。
1 発電装置(水中浮遊式発電装置、水流発電装置)
2 発電用ポッド(浮体)
2a 発電用ポッドの前部(浮体の前部)
3 中央ポッド(浮体)
3b 中央ポッドの後部(浮体の後部)
4 クロスビーム(浮体)
5 タービン(発電用タービン)
7 係留索
9 発電機
12 制御ユニット
25 姿勢調整装置
26 第1貯留タンク(第1貯留部)
27 第2貯留タンク(第2貯留部)
28、29 配管
30、31 ポンプ
45 制御部
46 判定部
51 蓄電部
52 コンバータ
53 インバータ
54 電力系統

Claims (5)

  1. 係留索に接続されて水中で浮遊可能な浮体と、
    前記浮体に設けられた発電用タービンと、
    前記浮体に搭載され前記発電用タービンの回転駆動力によって発電する発電機と、
    前記浮体の姿勢を調整する姿勢調整装置と、
    前記姿勢調整装置を制御して、通常運転時に水流に対して前記浮体の前部を前記浮体の後部より下方に配置した下向き姿勢に制御する制御部と、
    前記浮体を浮上させる際に、前記浮体の姿勢を変更するか否かを判定する判定部と、を備える水流発電装置。
  2. 電力を蓄電する蓄電部を備え、
    前記蓄電部に蓄電されている電力を、非常時において前記姿勢調整装置に供給して前記浮体の姿勢を調整する請求項1に記載の水流発電装置。
  3. 前記発電機または電力系統に接続されたコンバータと、
    前記コンバータ及び前記姿勢調整装置に接続されたインバータと、を備え、
    前記蓄電部は、前記コンバータ及び前記インバータに接続されている請求項2に記載の水流発電装置。
  4. 前記姿勢調整装置は、
    前記浮体の前部に配置され液体を貯留可能な第1貯留部と、
    前記浮体の後部に配置され前記液体を貯留可能な第2貯留部と、
    前記第1貯留部と前記第2貯留部とに接続されて前記液体が流通可能な配管と、
    前記配管に接続されて前記液体を移送可能なポンプと、含む請求項1〜3の何れか一項に記載の水流発電装置。
  5. 係留索に接続されて水中で浮遊する浮体を浮上させる水流発電装置の浮体の浮上方法であって、
    通常運転時に発電用タービンを回転させて前記浮体を第1深度で浮遊させると共に、水流に対して前記浮体の前部を前記浮体の後部より下方に配置した下向き姿勢に制御する第1浮遊工程と、
    前記発電用タービンの回転数が低下した際に、前記第1深度よりも上方の第2深度で、前記浮体を浮遊させる第2浮遊工程と、
    前記第2深度から前記浮体を浮上させる際に、水流に対して前記浮体の前部を前記浮体の後部より上方に配置した上向き姿勢に、前記浮体の姿勢を変更するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で、前記浮体の姿勢を変更すると判定した後に、前記浮体の姿勢を上向き姿勢に変更して、前記浮体を浮上させる浮上工程と、を含む水流発電装置の浮体の浮上方法。
JP2017245240A 2017-12-21 2017-12-21 水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法 Active JP6922721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017245240A JP6922721B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017245240A JP6922721B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019112969A JP2019112969A (ja) 2019-07-11
JP6922721B2 true JP6922721B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=67223632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017245240A Active JP6922721B2 (ja) 2017-12-21 2017-12-21 水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6922721B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116505712B (zh) * 2023-06-28 2023-08-29 西南石油大学 一种带导向机构的井下涡轮发电机器人

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5474043A (en) * 1978-06-26 1979-06-13 Shigeji Sugaya Diving floating marine current generator
US8766466B2 (en) * 2011-10-31 2014-07-01 Aquantis, Inc. Submerged electricity generation plane with marine current-driven rotors
JP6561548B2 (ja) * 2015-04-13 2019-08-21 株式会社Ihi 水中発電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019112969A (ja) 2019-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9822767B2 (en) Floating-body type wind turbine power generating apparatus and method of transporting components of the same
KR101815064B1 (ko) 부유식 구조물의 동적위치제어 시스템 및 방법
US20120304911A1 (en) Active control system for floating offshore wind turbine platforms
JP2016111925A (ja) 潮流又は海流を使用して発電する海域での発電設備
US9617972B1 (en) Apparatus for converting wave motion on a body of water into electrical power
US10584675B2 (en) Underwater floating-type ocean current power generation device
JP2015505006A (ja) 浮体式風力タービンの協調制御
GB2463534A (en) Liquid flywheel with emergency liquid release
JP2017149174A (ja) 水中浮遊式発電装置の姿勢調整システム
US10982643B1 (en) Underwater turbine apparatus and method
JP2005180351A (ja) 水上用風力発電装置
JP6922721B2 (ja) 水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法
JP2018001821A (ja) 水中浮遊式発電装置の姿勢制御システムおよび姿勢制御方法
JP6947043B2 (ja) 水流発電装置の浮体測位装置
JP6150046B2 (ja) 海流発電装置
JP6926932B2 (ja) 水中浮遊式発電装置の姿勢制御システム
US11719216B2 (en) Cycloidal wave energy converter using fixed differential buoyancy to control operating torques
JP6627292B2 (ja) 浮遊式水中発電装置の姿勢制御システムおよび姿勢制御方法
KR101794603B1 (ko) 수중 부유구조물의 자세제어장치
JP2020112077A (ja) 浮遊式水流発電装置の姿勢調整機構
JP7000986B2 (ja) 水流発電システム
JP2020084764A (ja) 海中浮遊式海流発電装置及び海中浮遊式海流発電システム
JP2020148135A (ja) 水中浮遊式発電装置
JP2022112319A (ja) 台風発生抑制装置
JP2020133453A (ja) 水流発電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200812

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210712

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6922721

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151