JP6627292B2 - 浮遊式水中発電装置の姿勢制御システムおよび姿勢制御方法 - Google Patents

浮遊式水中発電装置の姿勢制御システムおよび姿勢制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、浮遊式水中発電装置の姿勢制御システムおよび姿勢制御方法に関する。
浮遊式水中発電装置として、特許文献1,2に記載された装置が知られている。特許文献1に記載された装置(プラットフォーム)は、発電のための機器をそれぞれ含んだ4つのポッドを有している。4つのポッドは、横断翼によって結合されている。潮流によって影響されるプラットフォームの動きは、横断翼に連結された2本の前方係留線および1本の垂直係留線によって制限される。前方係留線および垂直係留線は、アンカーによって海底に固定される。特許文献2に記載された装置は、2つのナセルを有しており、2つのナセルが水中翼構造体によって接続されている。この装置も、海底に対して垂直な係留ロープと、海底に対してある角度で配置された2本の係留ロープによって保持されている。
これらの装置では、水中における姿勢制御が検討されている。特許文献1に記載された装置では、前方係留線が横断翼の中央に取り付けられることにより、装置の自由旋回を可能としており、装置の能動的(ピッチ、ロールおよびヨー)な制御の必要性を低減している。特許文献2に記載された装置では、ロータブレードのピッチが可変とされており、この機構によって、水中翼で生じる揚力を調整している。上記以外にも、水中航走体等の海中機器では、水中スラスタと舵による姿勢制御を実施する技術等が知られている。
特表2014−534375号公報 特許第4920823号公報
上記のように、浮遊式水中発電装置の姿勢制御について検討されている。しかしながら、浮遊式水中発電装置がロール方向に傾斜した場合に、その姿勢を修正することに関しては、十分に検討されていない。従来の手法を用いてロール方向の姿勢を制御しようとしても、効率的な姿勢制御を実現することは難しい。たとえば、垂直係留方式を採用すると、水流の向きに沿って発電装置が追従できないため、発電設備の稼働率が下がってしまう。また、スラスタを用いる場合も、発電装置の大型化に伴ってスラスタのサイズが大きくなる。よって、消費電力の観点から、スラスタの採用も現実的ではない。
本発明は、浮遊式水中発電装置がロール方向に傾斜した場合に、その姿勢を効率的に修正することができる浮遊式水中発電装置の姿勢制御システムおよび姿勢制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、水中発電用タービンがそれぞれ設けられた一対のポッドと、一対のポッドの間に延在して一対のポッドを連結する連結部と、を備える浮遊式水中発電装置の姿勢制御システムであって、水中発電用タービンは、それぞれ、ピッチ角度が可変な2枚のブレードを含み、一対の水中発電用タービンは、水流を受けて互いに逆向きに回転するように構成されており、浮遊式水中発電装置を係留するための係留ロープであって、係留ロープの一端は連結部の延在方向に離間する2つの係留点で浮遊式水中発電装置に接続されている、係留ロープと、浮遊式水中発電装置の少なくともロール方向の傾斜角度を検出する検出部と、それぞれの水中発電用タービンに設けられ、2枚のブレードのピッチ角度を調整可能なピッチ角度調整装置と、検出部によって検出された傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、ピッチ角度調整装置を制御し、少なくとも1つの水中発電用タービンにおける2枚のブレードのピッチ角度を変更し、その後傾斜角度の増大が止まった場合に2枚のブレードのピッチ角度を元のピッチ角度に戻す制御部と、を備える。
この姿勢制御システムでは、係留ロープによって係留された浮遊式水中発電装置が水中を浮遊し、水中発電用タービンのブレードが回転することで、発電が行われる。制御部は、浮遊式水中発電装置のロール方向の傾斜角度に応じて、2枚のブレードのピッチ角度を変更する。2枚のブレードのピッチ角度が変更されると、2つの水中発電用タービンに作用するスラスト力に、差が生じる。スラスト力に差が生じることにより、離間する2つの係留点に接続された2本の係留ロープにおける張力に、差が生じる。2本の係留ロープの張力に差が生じることにより、2つのポッドと連結部とを含む浮遊式水中発電装置の全体に対して、ロール方向のモーメントが生じる。これにより、浮遊式水中発電装置のロール方向の姿勢が修正され得る。この姿勢制御システムは、発電を行うために元々設けられている水中発電用タービンを用いて姿勢を制御しているため、従来検討されていたスラスタ等の別途の手段を要さず、効率的である。
いくつかの態様において、制御部は、傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、一対のポッドのうち深度が相対的に低い方のポッドに対応する2枚のブレードのピッチ角度を、2枚のブレードが流体力を受けにくい方向に変更する。ブレードが流体力を受けにくい方向とは、言い換えれば、ブレードに作用する流体力が減少する方向である。このような制御は、単純であるため、容易な制御が可能である。制御部によってこのような制御を行うことにより、ロール方向の姿勢を効率的かつ容易に修正することができる。
いくつかの態様において、制御部は、傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、一対のポッドのうち深度が相対的に高い方のポッドに対応する2枚のブレードのピッチ角度を、2枚のブレードが流体力を受けやすい方向に変更する。ブレードが流体力を受けやすい方向とは、言い換えれば、ブレードに作用する流体力が増大する方向である。このような制御は、単純であるため、容易な制御が可能である。制御部によってこのような制御を行うことにより、ロール方向の姿勢を効率的かつ容易に修正することができる。
本発明の他の態様は、水中発電用タービンがそれぞれ設けられた一対のポッドと、一対のポッドの間に延在して一対のポッドを連結する連結部と、を備える浮遊式水中発電装置の姿勢制御方法であって、水中発電用タービンは、それぞれ、ピッチ角度が可変な2枚のブレードを含み、一対の水中発電用タービンは、水流を受けて互いに逆向きに回転するように構成されており、浮遊式水中発電装置を係留するための係留ロープの一端は、連結部の延在方向に離間する2つの係留点で浮遊式水中発電装置に接続されており、浮遊式水中発電装置の少なくともロール方向の傾斜角度を検出する検出ステップと、傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、少なくとも1つの水中発電用タービンにおける2枚のブレードのピッチ角度を変更するピッチ角度変更ステップと、ピッチ角度変更ステップの後、傾斜角度の増大が止まった場合に2枚のブレードのピッチ角度を元のピッチ角度に戻すステップと、を含む。
この姿勢制御方法によれば、上述した理由から、浮遊式水中発電装置のロール方向の姿勢を効率的に修正することができる。
本発明のいくつかの態様によれば、浮遊式水中発電装置のロール方向の姿勢を効率的に修正することができる。
本発明の一実施形態に係る姿勢制御システムが適用された浮遊式水中発電装置の概略構成を示す図である。 図1の浮遊式水中発電装置の正面図である。 ポッドに設けられた機器類の概略構成を示す図である。 水流に対するブレードのピッチ角度と、その回転のしやすさを説明するための図である。 (a)および(b)は、それぞれ、制御部によって実施される姿勢制御の処理手順を示すフロー図である。 (a)および(b)は、ロール方向の姿勢変化メカニズムを説明するための図である。 ロール方向に傾斜した状態を示す正面図である。 ロール方向に傾斜した姿勢が修正された状態を示す正面図である。 ブレードのピッチ角度ごとに、ブレードの周速比に対するスラスト力の相関を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
以下の説明において、「上流」または「下流」との語は、水の流れを基準として用いられる。また、「前」との語は、水の流れの上流側を意味し、「後」との語は、水の流れの下流側を意味する。たとえば、ダウンウィンド型のタービンが用いられる場合には、ポッドの後部側にブレード(翼)が配置される。さらに、「ロール」や「ローリング」との語は、ポッドの中心軸線に平行な軸線、すなわち前後方向の軸線を中心とする回転を意味する。
図1および図2を参照して、本実施形態の姿勢制御システムSが適用された浮遊式水中発電装置1について説明する。図1に示されるように、浮遊式水中発電装置1は、たとえば海水中に設置されて浮遊し、海流を利用して発電を行う。浮遊式水中発電装置1は、左右に離間して配置された一対のポッドである第1ポッド2Aおよび第2ポッド2Bと、第1ポッド2Aおよび第2ポッド2Bを連結するクロスビーム(連結部)3とを備える。第1ポッド2Aの後部には、水中発電用タービン4Aが設けられている。第2ポッド2Bの後部には、水中発電用タービン4Bが設けられている。以下の説明では、浮遊式水中発電装置1を水中発電装置1という。また、水中発電用タービン4A,4Bを、それぞれ、第1タービン4Aおよび第2タービン4Bという。
第1ポッド2Aは、第1タービン4Aを回転可能に支持しつつ、第1タービン4Aに適正な浮力を付与する。第2ポッド2Bは、第2タービン4Bを回転可能に支持しつつ、第2タービン4Bに適正な浮力を付与する。第1ポッド2Aおよび第2ポッド2Bは、円筒状をなしており、たとえば、同じ大きさおよび構造を有している。
第1ポッド2Aおよび第2ポッド2Bの間には、これらを連結する構造体であるクロスビーム3が延在している(すなわち横断するように延びている)。クロスビーム3は、前後方向に所定の長さを有し、所定の厚みを有する。クロスビーム3は、浮遊する水中発電装置1の姿勢を安定させるべく、たとえば翼形状をなしている。クロスビーム3の左右の両端は、たとえば、第1ポッド2Aおよび第2ポッド2Bの胴部の略中央にそれぞれ固定されている。なお、クロスビーム3が固定される位置は、上記の位置に限られない。クロスビーム3は、ポッドの上部または下部に固定されてもよいし、ポッドの前部または後部に固定されてもよい。クロスビーム3は、その延在方向(すなわち横断方向)において等しい断面形状を有してもよく、延在方向において変化する断面形状を有してもよい。クロスビーム3の中央に、ポッドと同様の円筒状の物体が設けられてもよい。
水中発電装置1は、海底に固定されたシンカー14に対して、第1係留ロープ11Aおよび第2係留ロープ11Bを介して接続されている。第1係留ロープ11Aおよび第2係留ロープ11Bは、これらの分岐点13(図2参照)がシンカー14に設けられた、いわゆるV字状の係留索である。第1係留ロープ11Aの下端(他端)および第2係留ロープ11Bの下端(他端)は、たとえば、シンカー14に対して360度回転可能であるように接続されている。シンカー14に対する第1係留ロープ11Aおよび第2係留ロープ11Bの接続部は、たとえばシャックル等を用いた締結構造であってもよい。なお、分岐点13がシンカー14と水中発電装置1との間の途中部分に設けられることで、第1係留ロープ11Aおよび第2係留ロープ11BがY字状をなしてもよい。なお、係留ロープの他端を海底に固定する固定部として、シンカー14に代えて、アンカーが用いられてもよい。
水中発電装置1は、第1係留ロープ11Aおよび第2係留ロープ11Bによって、異なる2点で係留されている。より詳細には、第1係留ロープ11Aの上端(一端)は、クロスビーム3に対し、上流側から見て左側に接続されている。第2係留ロープ11Bの上端(一端)は、クロスビーム3に対し、上流側から見て右側に接続されている。クロスビーム3に対する第1係留ロープ11Aの係留点12Aと、クロスビーム3に対する第2係留ロープ11Bの係留点12Bとは、クロスビーム3の延在方向(図2の左右方向)に所定の長さ離間している。
図1に示されるように、第1係留ロープ11Aおよび第2係留ロープ11Bに沿うようにして、第1タービン4Aおよび第2タービン4Bにおいて発電された電力を送電するための送電ケーブル10が設けられている。より詳細には、第1タービン4Aで発電された電力を送電する第1ケーブル10Aが、第1係留ロープ11Aに沿って設けられており、第2タービン4Bで発電された電力を送電する第2ケーブル10Bが、第2係留ロープ11Bに沿って設けられている。第1ケーブル10Aの一端は、第1ポッド2A内の発電機17(図3参照)に接続されている。第2ケーブル10Bの一端は、第2ポッド2B内の発電機に接続されている。送電ケーブル10の他端は、たとえばシンカー14内に設けられた中継器(または変圧器等)に接続されている。中継器には、海底に敷設されて地上まで延びる送電ケーブルが接続されており、これらの送電ケーブルを介して、第1タービン4Aおよび第2タービン4Bにおいて発電された電力が地上に送電されるようになっている。
なお、各ケーブルが設けられる形態は上記形態に限られない。たとえば、送電ケーブル10、第1ケーブル10Aおよび第2ケーブル10Bが、始動時のための給電ケーブルと一体になっていてもよい。第1タービン4Aに接続された第1ケーブル10Aが給電ケーブルであり、第2タービン4Bに接続された第2ケーブル10Bが送電ケーブルであってもよい。中継器は、シンカー14外の海底に設定されてもよい。
水中発電装置1に適用される第1タービン4Aおよび第2タービン4Bは、いわゆるダウンウィンド型のタービンである。第1ポッド2Aおよび第2ポッド2Bは、海流の向きに対向した姿勢で浮遊する。この浮遊状態において、第1タービン4Aおよび第2タービン4Bの回転軸線(図3に示される回転軸16の軸線)は、略水平に維持される。なお、第1タービン4Aおよび第2タービン4Bは、アップウィンド型のタービンであってもよい。
第1タービン4Aは、第1ハブ5Aと、第1ハブ5Aに設けられた2枚の第1ブレード6Aとを含んでいる。第2タービン4Bは、第2ハブ5Bと、第2ハブ5Bに設けられた2枚の第2ブレード6Bとを含んでいる。第1ハブ5Aは、第1ポッド2Aの後端部に配置されている。第2ハブ5Bは、第2ポッド2Bの後端部に配置されている。ダウンウィンド型のタービンを採用した水中発電装置1においては、海流の向きを基準として、第1ポッド2Aの下流側に第1ブレード6Aが配置され、第2ポッド2Bの下流側に第2ブレード6Bが配置される(図1参照)。
第1タービン4Aと第2タービン4Bとにおいて、ブレードのピッチは逆向きとされている。すなわち、第2ブレード6Bのピッチは、第1ブレード6Aのピッチとは逆向きである。これにより、第1タービン4Aと第2タービン4Bとは、海流を受けて互いに逆向きに回転する。図2に示されるように、第1タービン4Aは、上流側から見て時計回りの回転方向Rに回転し、第2タービン4Bは、上流側から見て反時計回りの回転方向Rに回転する。これにより、第1タービン4Aおよび第2タービン4Bで発生する回転トルクが相殺され、水中発電装置1の姿勢が安定する。なお、1つのタービンに対して、3枚以上のブレードが設けられてもよい。なお、上記とは逆に、第1タービン4Aが、上流側から見て反時計回りに回転し、第2タービン4Bが、上流側から見て時計回りに回転してもよい。
続いて、図1〜図3を参照して、水中発電装置1の姿勢(特に、ロール方向の姿勢)を制御する姿勢制御システムSについて説明する。姿勢制御システムSは、上記した第1係留ロープ11Aおよび第2係留ロープ11Bと、水中発電装置1の少なくともロール方向の傾斜角度を検出するジャイロセンサ(検出部)23と、第1ブレード6Aおよび第2ブレード6Bのピッチ角度を調整可能なピッチ角度調整装置20と、を備えている。以下、第1ポッド2Aが備える構成を主に説明するが、第2ポッド2Bも、同様の構成を備える。
図3に示されるように、第1ポッド2Aの後端部の第1ハブ5Aには、第1ブレード6Aが取り付けられており、第1ブレード6Aは、第1ハブ5Aと一体的に回転可能になっている。第1ブレード6Aの回転は、回転軸16を介して発電機17に伝達される。回転軸16は、たとえば第1ポッド2Aの中心軸線に沿って設けられている。
水中発電装置1において、第1ブレード6Aのピッチ角度は可変になっている。上記したピッチ角度調整装置20は、油圧式駆動装置21と、ブレード軸22とを備える。より詳細には、各第1ブレード6Aの基端部には、ブレード軸22が設けられている。このブレード軸22に、油圧式駆動装置21が連結されている。油圧式駆動装置21は、たとえば第1ハブ5A内に搭載される。油圧式駆動装置21は、たとえば、歯車機構を含んでいる。油圧式駆動装置21としては、公知の機構を用いることができる。油圧式駆動装置21は、制御部25によって制御されて、第1ブレード6Aのピッチ角度を任意の角度に調整可能である。2枚の第1ブレード6Aのピッチ角度は、ブレード軸22の軸線を基準として、逆向きである。油圧式駆動装置21によって一方の第1ブレード6Aがブレード軸22を中心に回転させられると同時に、他方の第1ブレード6Aが、ブレード軸22を中心に、逆向きに同じ角度だけ回転させられる。これと同様にして、第2ブレード6Bのピッチ角も、可変になっている。すなわち、第2タービン4Bにも、ピッチ角度調整装置20が設けられている。
第1ポッド2Aには、第1タービン4Aの回転数を計測するレゾルバが搭載されている。また、油圧式駆動装置21には、駆動量を計測するセンサが搭載されている。センサによって計測された駆動量に基づいて、油圧式駆動装置21は、第1ブレード6Aのピッチ角度を算出する。回転数を検出するための検出機構として、レゾルバに限られず、エンコーダ等のセンサが用いられてもよい。
さらに、第1ポッド2A内には、水中発電装置1の姿勢の傾斜を検出するジャイロセンサ23が設けられている。ジャイロセンサ23は、水中発電装置1のロール方向、ピッチ方向、およびヨー方向の傾斜角度を検出する。ジャイロセンサ23は、検出した各傾斜角度を、制御部25に逐次出力する。なお、第1ポッド2A内に、水中発電装置1の深度を計測する深度センサ(圧力センサ)が設けられてもよい。
姿勢制御システムSは、第1ポッド2Aの外部との間で海水を注排水して水中発電装置1全体の重量を変化させる浮力調整装置30を備えている。浮力調整装置30は、第1ポッド2A内に設けられたタンク31と、タンク31と第1ポッド2Aの外部とを接続する注排水管33と、注排水管33に設けられたポンプ32とを含む。タンク31は、所定の容量を有する貯水タンクである。ポンプ32は、タンク31に水を注排水する。
水中発電装置1には、各センサからの情報を得て各アクチュエータ等を制御し、水中発電装置1全体を制御する制御部25が設けられている。この制御部25は、姿勢制御システムSの一部を構成している。制御部25は、ジャイロセンサ23によって検出された水中発電装置1のロール方向の傾斜角度に応じて、ピッチ角度調整装置20を制御する。また、制御部25は、浮力調整装置30のポンプ32および弁類等を制御して、タンク31と外部との注排水を行わせ、水中発電装置1全体の浮力を調整する。制御部25は、たとえば、第1ポッド2A内に設けられている。制御部25は、たとえばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアとから構成されたコンピュータである。制御部25は、たとえば第1ポッド2A内に設けられる。
制御部25には、水中発電装置1の姿勢制御に用いられる、ロール方向の傾斜角度に関する2つの閾値が予め記憶されている。制御部25は、ピッチ方向の閾値を記憶していてもよい。制御部25は、ロール方向の閾値として、第1閾値および第2閾値を記憶している。第2閾値は、第1閾値よりも大きい。第1閾値および第2閾値は、たとえば、水中発電装置1が有している、重心および浮心に基づく復原力の許容モーメントに基づいて決められ得る。
続いて、姿勢制御システムSによる、水中発電装置1の姿勢制御方法について説明する。まず、水中発電装置1は、海水中に浮遊しており、海水の流れを受けて、通常運転状態にある。図5(a)に示されるように、制御部25は、ジャイロセンサ23によって検出された水中発電装置1のロール方向の傾斜角度を取得する(ステップS01;検出ステップ)。そして、制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第1閾値未満であるか否かを判断する(ステップS02)。
水中発電装置1の運転中においては、流れの変化や何らかの外力(浮遊物や水棲生物の衝突等)によって、水中発電装置1のロール方向またはピッチ方向の姿勢が変化することがある。ここで、浮力調整装置30による姿勢制御を実施してもよい。浮力調整装置30による姿勢制御は、公知の方法に従って行うことができる。制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第1閾値以上であると判断すると(ステップS02:NO)、ピッチ角度調整装置20を制御して、第1ブレード6Aおよび第2ブレード6Bのいずれか一方のピッチ角度を変更する(ステップS03;ピッチ角度変更ステップ)。なお、制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第1閾値未満であると判断すると(ステップS02:YES)、ステップS01の処理に戻る。
水中発電装置1の姿勢変化メカニズムは、上記したような外力に起因するもの以外にも考えられる。たとえば、図6(a)および(b)に示されるように、第1ポッド2Aおよび第2ポッド2Bのそれぞれには、流体力であるスラスト力F(図1も参照)が作用している。スラスト力Fは、後方に向けて作用する。たとえば、第1ポッド2Aに作用するスラスト力Fよりも、第2ポッド2Bに作用するスラスト力Fの方が大きくなった場合、図6に示されるように、第2係留ロープ11Bに作用する張力Tは、第1係留ロープ11Aの張力Tよりも大きくなる。図6(b)からも理解されるように、その場合、張力Tの鉛直成分は、張力Tの鉛直成分よりも大きくなる。
したがって、その結果として、図7に示されるように、浮遊式水中発電装置1に対してロール方向のモーメントがはたらき、浮遊式水中発電装置1全体が、第2ポッド2Bが沈み込む方向(図7の方向D1参照)に傾斜する。このような、スラスト力Fに起因するメカニズムにより、水中発電装置1がロール方向に傾斜する場合もある。
そこで、制御部25は、ピッチ角度調整装置20を制御して、第1ポッド2Aおよび第2ポッド2Bのうち深度が相対的に低い方のポッド(図7に示される例では第2ポッド2B)に対応する第2ブレード6Bのピッチ角度を、第2ブレード6Bがスラスト力Fを受けにくい方向にたとえば数度だけ、変更する。図4に、ピッチ角度と、スラスト力Fを受けやすい方向およびスラスト力Fを受けにくい方向との関係を示す。流れFLに対して第1ブレード6Aの向きがなす角度が大きいほど、第1ブレード6Aは回転方向Rに回転しやすく、スラスト力Fを受けやすい。流れFLに対して第1ブレード6Aの向きがなす角度が小さいほど、第1ブレード6Aは回転方向Rに回転しにくく、スラスト力Fを受けにくい。
図9に、ブレードのピッチ角度ごとに、周速比に対するスラスト力の相関を示す。周速比とは、流速に対するブレードの周速の比、すなわち、ブレードの周速を流速で除した値である。図9において、翼ピッチA>翼ピッチB>翼ピッチCである。図9に示されるように、流れFLに対するピッチ角度が大きいほど、スラスト力Fは大きくなる。流れFLに対するピッチ角度が小さいほど、スラスト力Fは小さくなる。よって、翼ピッチAとした場合のスラスト力>翼ピッチBとした場合のスラスト力>翼ピッチCとした場合のスラスト力、なる関係が成り立つ。また、周速比には、スラスト力Fが最大となる最適値がある。この最適値は、ブレードのピッチ角度ごとに変わる。
このように、ブレード6A,6Bがスラスト力F(流体力)を受けにくい方向とは、言い換えれば、ブレード6A,6Bに作用するスラスト力が減少する方向である。ブレード6A,6Bが流体力を受けやすい方向とは、言い換えれば、ブレード6A,6Bに作用するスラスト力が増大する方向である。
第2ブレード6Bがスラスト力Fを受けにくい方向に第2ブレード6Bのピッチ角度を変更するということは、第2ブレード6Bの向きを流れFLの方向に近づける(図4の方向C2)ことを意味する。すなわち、第2ブレード6Bがスラスト力Fを受けにくい方向とは、第2ブレード6Bに流れFLが当たる面積が小さくなる方向であり、第2ブレード6Bを流れFL方向に投影した場合の投影面積が小さくなる方向である。なお、これとは逆に、第2ブレード6Bがスラスト力Fを受けやすい方向に第2ブレード6Bのピッチ角度を変更するということは、第2ブレード6Bの向きを流れFLの方向から遠ざける(図4の方向C1)ことを意味する。すなわち、第2ブレード6Bがスラスト力Fを受けやすい方向とは、第2ブレード6Bに流れFLが当たる面積が大きくなる方向であり、第2ブレード6Bを流れFL方向に投影した場合の投影面積が大きくなる方向である。
図5(a)に戻り、ステップS03では、制御部25は、ピッチ角度調整装置20を制御して、流れFLの方向に近づくように、第2ブレード6Bの向きを変更させる。そうすると、図8に示されるように、第2タービン4Bのスラスト力Fが減少し、これに伴って張力Tが減少する。これと同時に、発電機17が第2タービン4Bの回転を止めないよう、第2タービン4Bに対する負荷を下げる。そして、水中発電装置1のロール方向の傾斜が止まり、姿勢を戻す方向に水中発電装置1が動き始めるのに伴って、第2ブレード6Bのピッチ角度を元の角度に戻す。
制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第1閾値未満であるか否かを再び判断する(ステップS04)。制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第1閾値未満であると判断すると(ステップS04:YES)、ステップS01の処理に戻り、浮力調整装置30のみによる姿勢の修正を実施する。一方、制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第1閾値以上であると判断すると(ステップS04:NO)、再びステップS03のピッチ角度の変更処理を実施する。制御部25は、ピッチ角度調整装置20を制御して、第2ブレード6Bのピッチ角度を変更する。
以上説明した姿勢制御システムSおよび姿勢制御システムSによる姿勢制御方法によれば、制御部25は、浮遊式水中発電装置1のロール方向の傾斜角度に応じて、2枚のブレード6Aまたは6Bのピッチ角度を変更する。2枚のブレード6Aまたは6Bのピッチ角度が変更されると、2つの水中発電用タービン4Aまたは4Bに作用するスラスト力FまたはFに差が生じる。スラスト力に差が生じることにより、離間する2つの係留点12A,12Bに接続された2本の係留ロープ11A,11Bにおける張力T,Tに差が生じる。2本の係留ロープ11A,11Bの張力T,Tに差が生じることにより、2つのポッド2A,2Bとクロスビーム3とを含む浮遊式水中発電装置1の全体に対して、ロール方向のモーメントが生じる。これにより、浮遊式水中発電装置1のロール方向の姿勢が修正され得る。この姿勢制御システムSは、発電を行うために元々設けられている水中発電用タービン4A,4Bを用いて姿勢を制御しているため、従来検討されていたスラスタ等の別途の手段を要さず、効率的である。さらには、浮力調整装置30を用いて、水の注排水によって姿勢制御を行う場合に比して、応答性に優れている。優れた応答性により、急激な姿勢変化にも追従して、速やかに姿勢を修正することができる。また、姿勢制御システムSを用いることで、浮力調整装置30によるロール方向の姿勢制御を不要とできる場合もある。
また、第2ブレード6Bのピッチ角度を、流体力を受けにくい方向に変更するといった制御は単純であるため、制御部25による容易な制御が可能である。制御部25によってこのような制御を行うことにより、ロール方向の姿勢を効率的かつ容易に修正することができる。
また、図5(b)に示されるように、第1閾値による判断に加えて、さらに大きい第2閾値による判断を付加してもよい(ステップS12,S13)。この場合、制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第1閾値以上であると判断すると(ステップS02:NO)、浮力調整装置30における貯水量を変更する(ステップS11)。その後、制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第1閾値以上であると判断すると(ステップS04:NO)、水中発電装置1の傾斜角度が第2閾値未満であるか否かを判断する(ステップS12)。制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第2閾値未満であると判断すると(ステップS12:YES)、ステップS11の処理に戻り、浮力調整装置30における貯水量を変更する。制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第2閾値以上であると判断すると(ステップS12:NO)、ステップS03のピッチ角度の変更制御を実施する。そして、制御部25は、水中発電装置1の傾斜角度が第2閾値未満であるか否かを判断し(ステップS13)、その傾斜角度が第2閾値以上であると判断すると、再び、ステップS03のピッチ角度の変更制御を実施し、その傾斜角度が第2閾値未満であると判断すると、ステップS01の処理に戻る。なお、ステップS13の判断では、第2閾値に代えて、第1閾値を用いてもよい。このように、姿勢制御システムSによる姿勢制御と浮力調整装置30による姿勢制御とを併用してもよい。ロール方向の姿勢を修正するのに必要な浮力調整装置30のサイズを小さくすることができる。また、ステップS11においてピッチ角度の変更制御を実施し、その場合に傾斜角度が第2閾値以上になる場合には、ステップS13でピッチ角度をさらに数度変更する制御を行ってもよい。
本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。たとえば、制御部25は、傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、複数のポッド2A,2Bのうち深度が相対的に高い方のポッドに対応する2枚のブレードのピッチ角度を、2枚のブレードが流体力を受けやすい方向に変更してもよい。このような制御は、単純であるため、容易な制御が可能である。制御部25によってこのような制御を行うことにより、ロール方向の姿勢を効率的かつ容易に修正することができる。
さらには、上記実施形態のように深度が相対的に低い方のポッドにおけるブレードのピッチ角度を変更する方法と、深度が相対的に高い方のポッドにおけるブレードのピッチ角度を変更する方法とを併用してもよい。
また、姿勢制御システムSは、2つの係留点12A,12Bの間隔を調整可能な係留点移動機構を備えてもよい。係留点12A,12Bの間隔を調整することにより、ブレード6A,6Bのピッチ角度の変更に対する、上記のスラスト力F,Fの差および張力T,Tの差が生じる際の応答性を変更することができる。したがって、姿勢制御の応答性を変更することができる。
係留点の調整は、制御部による自動調整でもよいし、手動による設定でもよい。係留点は、クロスビーム3ではなくて、ポッド2Aおよび2Bに設けられてもよい。制御部がポッド内には設けらず、海上に設けられてもよい。水中発電装置1は、海水中に設置される場合に限られず、淡水中に設置されてもよい。
1 水中発電装置
2A、2B ポッド
3 クロスビーム(連結部)
4A、4B 水中発電用タービン
6A、6B ブレード
11A、11B 係留ロープ
12A、12B 係留点
20 ピッチ角度調整装置
23 ジャイロセンサ(検出部)
25 制御部
S 姿勢制御システム

Claims (4)

  1. 水中発電用タービンがそれぞれ設けられた一対のポッドと、前記一対のポッドの間に延在して前記一対のポッドを連結する連結部と、を備える浮遊式水中発電装置の姿勢制御システムであって、
    前記水中発電用タービンは、それぞれ、ピッチ角度が可変な2枚のブレードを含み、一対の前記水中発電用タービンは、水流を受けて互いに逆向きに回転するように構成されており、
    前記浮遊式水中発電装置を係留するための係留ロープであって、前記係留ロープの一端は前記連結部の延在方向に離間する2つの係留点で前記浮遊式水中発電装置に接続されている、係留ロープと、
    前記浮遊式水中発電装置の少なくともロール方向の傾斜角度を検出する検出部と、
    それぞれの前記水中発電用タービンに設けられ、前記2枚のブレードのピッチ角度を調整可能なピッチ角度調整装置と、
    前記検出部によって検出された前記傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、前記ピッチ角度調整装置を制御し、少なくとも1つの前記水中発電用タービンにおける前記2枚のブレードのピッチ角度を変更し、その後前記傾斜角度の増大が止まった場合に前記2枚のブレードのピッチ角度を元のピッチ角度に戻す制御部と、を備える浮遊式水中発電装置の姿勢制御システム。
  2. 前記制御部は、前記傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、前記一対のポッドのうち深度が相対的に低い方の前記ポッドに対応する前記2枚のブレードのピッチ角度を、前記2枚のブレードが流体力を受けにくい方向に変更する、請求項1に記載の浮遊式水中発電装置の姿勢制御システム。
  3. 前記制御部は、前記傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、前記一対のポッドのうち深度が相対的に高い方の前記ポッドに対応する前記2枚のブレードのピッチ角度を、前記2枚のブレードが流体力を受けやすい方向に変更する、請求項1に記載の浮遊式水中発電装置の姿勢制御システム。
  4. 水中発電用タービンがそれぞれ設けられた一対のポッドと、前記一対のポッドの間に延在して前記一対のポッドを連結する連結部と、を備える浮遊式水中発電装置の姿勢制御方法であって、
    前記水中発電用タービンは、それぞれ、ピッチ角度が可変な2枚のブレードを含み、一対の前記水中発電用タービンは、水流を受けて互いに逆向きに回転するように構成されており、
    前記浮遊式水中発電装置を係留するための係留ロープの一端は、前記連結部の延在方向に離間する2つの係留点で前記浮遊式水中発電装置に接続されており、
    前記浮遊式水中発電装置の少なくともロール方向の傾斜角度を検出する検出ステップと、
    前記傾斜角度が所定の閾値以上である場合に、少なくとも1つの前記水中発電用タービンにおける前記2枚のブレードのピッチ角度を変更するピッチ角度変更ステップと、
    前記ピッチ角度変更ステップの後、前記傾斜角度の増大が止まった場合に前記2枚のブレードのピッチ角度を元のピッチ角度に戻すステップと、を含む、浮遊式水中発電装置の姿勢制御方法。
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