JP6944339B2 - モジュール体 - Google Patents
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Description
図2に示されるように、車両Vの後端部には、バックドア80が設けられており、車両Vの後側へ開放されたドア開口部(リヤゲート)がバックドア80によって閉塞されている。バックドア80は、後側から見て、略矩形状に形成されており、バックドア80の上端部が、車幅方向を軸方向として車両Vの車体に回動可能に支持されている。これにより、ドア開口部がバックドア80によって開閉される構成になっている。また、バックドア80は、車室側の部分を構成するインナパネル(図示省略)と、車室外側(車両外側)の部分を構成する「開閉パネル」としてのアウタパネル80Aと、を含んで構成されている。
図2に示されるように、リヤライトモジュール10は、ライセンスプレート82の上側において、バックドア80(アウタパネル80A)に後側から固定されている。このリヤライトモジュール10は、車幅方向を長手方向とする略長尺状に形成されており、車幅方向における、リヤライトモジュール10の長手方向中央部と、車両V(バックドア80)の車幅方向中央部と、の位置が一致している。
図4にも示されるように、モジュール本体12は、「支持体」としてのベース部材20と、ベース部材20にそれぞれ取付けられた、「基板」としての中継基板30と、一対の「照明部」としてのライトアッシー32と、「開閉操作部」としてのオープンスイッチ40と、「撮像部」としてのリヤカメラ44と、外部コネクタ48と、リッド54と、を含んで構成されている。
図1、図3、及び図4に示されるように、ベース部材20は、リヤライトモジュール10の主要部を構成すると共に、リヤライトモジュール10の骨格部材として構成されている。このベース部材20は、車幅方向に延在された略長尺状を成すと共に、上側へ開放された略箱状に形成されている。具体的には、ベース部材20は、上下方向を板厚方向とし且つ平面視で車幅方向を長手方向とする略矩形板状を成すベースプレート22と、ベースプレート22の外周縁部から上側へ延出された周壁24と、を含んで構成されている。また、周壁24における後側壁部は、ベース部材20の長手方向中央部において切欠かれて、車幅方向に分割されている。さらに、ベースプレート22における後端側の外周部は、平面視で、後側へ若干凸となるように湾曲している。具体的には、ベースプレート22の後端側における外周部は、平面視で、ベースプレート22の長手方向中央部から車幅方向両側へ向かうに従い前側へ若干傾斜するように湾曲している。これにより、周壁24の後側壁部も、平面視で後側へ若干凸となるように湾曲している。
なお、左右一対の第1固定部24B、第2固定部24C、及び仮固定部24Dの各々は、ベース部材20の長手方向中央部(バックドア80の車幅方向中央部)に対して、左右対称の位置に配置されている。
図4に示されるように、中継基板30は、上下方向を板厚方向とした略矩形板状に形成されて、ベース部材20の収容部26内に収容されている。そして、中継基板30が、ネジ等の締結部材によってベース部材20に締結固定されている。
ライトアッシー32は、レンズ34と、ライト基板(図示省略)と、を含んで構成されている。レンズ34は、透過性のある樹脂材等によって構成されている。このレンズ34は、レンズ本体34Aを有しており、レンズ本体34Aは、上下方向を板厚方向とした略矩形プレート状に形成されると共に、ベース部材20のライト収容部22D内に下側から挿入されている。また、レンズ34は、レンズ本体34Aの上側において、ライト基板を保持するホルダ部(図示省略)が設けられており、ホルダ部はレンズ本体34Aと一体に形成されている。そして、ホルダ部が、収容部26内において、ベースプレート22に係止されている。これにより、レンズ34がベース部材20に保持されている。なお、レンズ34がベース部材20に保持された状態では、レンズ本体34Aの下面の外周部が、ベースプレート22の下面と面一となるように配置されている。なお、レンズ34とライト収容部22Dの接触面には弾性材によるシールがあり、下面からの浸水を防止している。
オープンスイッチ40は、ベース部材20の収容部26内において挿入孔22Eと同軸上に配置されている。また、オープンスイッチ40は、略円柱状の操作スイッチ部40Aを有しており、操作スイッチ部40Aは、ベース部材20の挿入孔22E内に挿入されている。そして、操作スイッチ部40Aが挿入孔22E内に挿入された状態で、オープンスイッチ40がネジ等の締結部材によってベース部材20に締結固定されている。また、操作スイッチ部40Aが挿入孔22E内に挿入された状態では、操作スイッチ部40Aの下端(面)が、ベースプレート22の下面と面一となる位置に配置されて、操作スイッチ部40Aが操作可能に挿入孔22Eから露出されている。なお、操作スイッチ部40Aは弾性体によって構成されており、操作スイッチ部40Aの外周面と挿入孔22Eの上端面との接触部によって下面からの浸水を防止している。
リヤカメラ44は、略矩形ブロック状のカメラ本体44Aを有しており、カメラ本体44Aは、ベース部材20のカメラ収容部22A内に下側から収容されている。そして、カメラ本体44Aの前端面が、ベース部材20の取付壁部22A1の後側に隣接配置されており、ネジ等の締結部材によってベース部材20に締結固定されている。これにより、リヤカメラ44のベース部材20への固定状態では、リヤカメラ44が側面視で後側へ向かうに従い下側へ傾斜して配置されている。なお、リヤカメラ44とカメラ収容部22Aの間には弾性体によるシールがあり、リヤカメラ44を締付固定することで、下面からの浸水を防止している。
図1及び図3に示されるように、外部コネクタ48は、ベース部材20の筒部26C内に収容保持されており、外部コネクタ48の後端部が、ベース部材20の収容部26内に配置されて、図示しないコネクタホルダによってベース部材20に保持されている。
図1、図3、及び図5に示されるように、リッド54は、上下方向を板厚方向とし且つ車幅方向を長手方向とした略矩形プレート状に形成されている。また、リッド54は、平面視で、ベース部材20の囲繞壁26Aに対応した外形形状を成している。さらに、リッド54の外周縁部には、リッド54に対して下側へ僅かに突出された外周リブ54Aが形成されている。
図1及び図3に示されるように、ガーニッシュアッシー14は、リヤライトモジュール10の後端部を構成している。このガーニッシュアッシー14は、「装飾体」としてのガーニッシュ60と、近接センサ62と、を含んで構成されている。
ガーニッシュ60は、樹脂製とされている。ガーニッシュ60は、車幅方向に延在されると共に、前後方向を板厚方向とした略矩形パネル状に形成されている。また、ガーニッシュ60は、ベース部材20の後端の形状に対応して、平面視で、後側へ若干凸となるように湾曲されて、モジュール本体12を後側から覆っている。また、ガーニッシュ60は、側面視で上側へ向かうに従い前側へ若干傾斜して配置されている。
図1及び図3に示されるように、近接センサ62は、全体として前後方向を板厚方向とした略矩形板状に形成されて、ガーニッシュ60のセンサ取付領域60Dの前側に隣接して配置されている。図6に示されるように、近接センサ62は、近接センサ62の前部の外郭を構成するセンサケース62Aと、近接センサ62の後部の外郭を構成するセンサカバー62Bと、センサケース62A及びセンサカバー62Bの内部に収容されたセンサ本体62Cと、を含んで構成されている。
本実施の形態では、一例として、操作者が手を右から左側へ移動させると、制御部86の制御によってロック装置84がアンロック状態に作動し、操作者が手を左から右側へ移動させると、制御部86の制御によってロック装置84がロック状態に作動する設定になっている。
また、操作者が手を下から上側へ移動させると、制御部86の制御によってドア開閉装置88がバックドア80を開く状態に作動し、操作者が手を上から下側へ移動させると、制御部86の制御によってドア開閉装置88がバックドア80を閉じる状態に作動するようになっている。
次に、リヤライトモジュール10の車両Vへの組付け手順を説明しつつ、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
以上により、本実施の形態のリヤライトモジュール10によれば、メンテナンス性を確保しつつ各種車両に対する汎用性を向上することができる。
なお、この場合では、ガーニッシュアッシー14の近接センサ62をベース部材20に固定する構成にしてもよい。また、車両Vのアウタパネル80Aをベース部材20の取付部24Fにおいて取付けてもよい。
12 モジュール本体
14 ガーニッシュアッシー
20 ベース部材(支持体)
20A 補強リブ
22 ベースプレート
22A カメラ収容部
22A1 取付壁部
22C 把持部
22C1 後側傾斜壁部
22C2 頂壁部
22C3 前側傾斜壁部
22D ライト収容部
22E 挿入孔
24 周壁
24A 第1切欠部
24B 第1固定部
24B1 第1固定溝
24C 第2固定部
24C1 第2固定溝
24D 仮固定部
24D1 仮固定溝
24E リブ
24F 取付部
24F1 取付壁
24F2 取付孔
26 収容部
26A 囲繞壁
26B 第2切欠部
26C 筒部
26D 切欠き
28 凹部
30 中継基板(基板)
32 ライトアッシー(照明部)
34 レンズ
34A レンズ本体
40 オープンスイッチ(開閉操作装置)
40A 操作スイッチ部
44 リヤカメラ(撮像部)
44A カメラ本体
44B カメラレンズ
48 外部コネクタ
54 リッド
54A 外周リブ
54B カバープレート部
54C 取付孔
54D 取付片
54E 取付孔
54F 膨出部
56 シール部材
56A シール溝
60 ガーニッシュ(装飾体)
60A 被取付部
60A1 被取付壁部
62A2 取付孔
60B 支持片
60C 位置決めリブ
60D センサ取付領域
60E センサ取付ボス
62 近接センサ
62A センサケース
62A1 取付片
62B センサカバー
62B1 取付片
62C センサ本体
64 ハーネス
64A ブッシュ
80 バックドア
80A アウタパネル(開閉パネル)
82 ライセンスプレート
84 ロック装置
86 制御部
88 ドア開閉装置
B 固定ボルト
G グロメット
N ナット
V 車両
W ワッシャ
SC1 ネジ
SC2 ネジ
SC3 ネジ
Claims (8)
- 車両後部のライセンスプレートの上側において車幅方向に延在され、車両後部の開閉パネルに固定された支持体と、
前記支持体の下面に形成され、車両下側へ開放された把持部と、
前記支持体に形成され、車両上側へ開放された収容部と、
前記収容部の内部に設けられ、前記ライセンスプレートを照明する照明部と、
前記支持体に着脱可能に取付けられ、前記収容部の開口部を閉塞するリッドと、
を備えたモジュール体。 - 前記収容部の外周部は、前記支持体から車両上側へ延出され且つ平面視で枠状を成す囲繞壁によって構成されており、
前記リッドには、前記囲繞壁の上端部と前記リッドとの間をシールするシール部材が設けられている請求項1に記載のモジュール体。 - 前記収容部の内部には、前記開閉パネルをロック状態またはアンロック状態にするロック装置を操作する開閉操作部が収容されており、
前記開閉操作部は、前記支持体の下面から操作可能に露出されたスイッチ操作部を有しており、前記スイッチ操作部の下端が前記支持体の下面と面一に配置されている請求項1又は請求項2に記載のモジュール体。 - 前記支持体の下面には、前記支持体の長手方向中央部の位置において、車両の後方側を撮像する撮像部が装着されており、
前記把持部が、前記撮像部に対して前記支持体の長手方向両側に一対形成されている請求項3に記載のモジュール体。 - 前記支持体には、車両の制御部と電気的に接続された外部コネクタが前記開閉パネル側へ向けて固定されており、
前記収容部には、前記照明部、前記開閉操作部、前記撮像部、及び外部コネクタが電気的に接続された基板が収容されている請求項4に記載のモジュール体。 - 前記収容部の車両後側には、操作者の操作を検出する近接センサが設けられており、
前記近接センサが前記基板に電気的に接続されている請求項5に記載のモジュール体。 - 前記支持体には、前記支持体を車両後側から覆う装飾体が取外可能に固定されている請求項6に記載のモジュール体。
- 前記近接センサが、前記装飾体と前記支持体との間に配置されると共に、前記装飾体及び前記支持体の少なくとも一方に着脱可能に装着されている請求項7に記載のモジュール体。
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