JP6943815B2 - エンジン用エアクリーナ - Google Patents
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Description
エアクリーナエレメントは、濾過部又はエア通路部でなるエレメント部と通路遮断部とを備え、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに遠近移動可能にエアクリーナケースに収容され、複数の前記エアクリーナエレメントのうちのいずれかのエアクリーナエレメントのエレメント部は濾過部に形成され、
複数の前記エアクリーナエレメントは、遠近移動方向視で互いの前記エレメント部が互いの前記通路遮断部で覆われる状態に構成され、
前記エアクリーナケースに作用する吸気負圧が所定未満のときは、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに遠近移動方向に離間され、かつ、所定以上のときは、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに接近移動して当接される状態に設定されていることを特徴とする。
図1,2,3に示されるように、実施形態1のエアクリーナ3は、濾過部16(エレメント部16の一例)と通路遮断部17とを備える第1及び第2エアクリーナエレメント8,9が互いに遠近移動可能にエアクリーナケース4に収容され、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9は、遠近移動方向視で互いの濾過部16,16が互いの前記通路遮断部17,17で覆われる状態に構成されている。そして、エアクリーナケース4に作用する吸気負圧が所定未満のときは、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9が互いに遠近移動方向に離間され、かつ、所定以上のときは、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9が互いに接近移動して当接される状態に設定されている。
金属や合成樹脂などの丸パイプによるパイプ材7は、本体ケース部4Aと同じ軸心Pを持ち、図示しない支持部材により、本体ケース部4Aに対して位置固定で支持されている。なお、軸心P方向視(軸心方向視)は遠近移動方向視のことである。
1.パイプ材7の外周面7Aに内周面14が遊外嵌され、かつ、本体ケース部4Aの内周面11に外周面13が遊内嵌されており、第2エアクリーナエレメント9は、エアクリーナケース4及びパイプ材7に対して軸心P方向に往復スライド移動可能である。従って、第1エアクリーナエレメント8と第2エアクリーナエレメント9は軸心P方向において遠近移動可能にエアクリーナケース4に収容されている。
(1)第1エアクリーナエレメント8は、その濾過部16が濾材16Aの省略によってなるエア通路部とされたものでも良い。2箇所の通路遮断部17,17が吸気負圧を受けるので、ある程度吸気負圧が高くなると上昇移動するように設定することが可能である。
(4)エアクリーナケース4が、一端にエア吸入口23を、かつ、他端にエア出口26を備える構成(パイプ材7は無し)とされ、本体ケース部4Aに対して往復スライド移動可能に内嵌される複数のエアクリーナエレメント8,9を有するエアクリーナ。
4A ケース本体部
7 パイプ材
8 エアクリーナエレメント(第1エアクリーナエレメント)
9 エアクリーナエレメント(第2エアクリーナエレメント)
10 弾性機構(コイルスプリング)
16 エレメント部(濾過部、エア通路部)
17 通路遮断部
23 エア吸入口
26 エア出口
Claims (9)
- エアクリーナエレメントは、濾過部又はエア通路部でなるエレメント部と通路遮断部とを備え、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに遠近移動可能にエアクリーナケースに収容され、複数の前記エアクリーナエレメントのうちのいずれかのエアクリーナエレメントのエレメント部は濾過部に形成され、
複数の前記エアクリーナエレメントは、遠近移動方向視で互いの前記エレメント部が互いの前記通路遮断部で覆われる状態に構成され、
前記エアクリーナケースに作用する吸気負圧が所定未満のときは、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに遠近移動方向に離間され、かつ、所定以上のときは、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに接近移動して当接される状態に設定されているエンジン用エアクリーナ。
- 前記いずれかのエアクリーナエレメントは移動可能なエアクリーナエレメントである請求項1に記載のエンジン用エアクリーナ。
- 前記いずれかのエアクリーナエレメント以外のエアクリーナエレメントのエレメント部も濾過部に形成されている請求項2に記載のエンジン用エアクリーナ。
- 前記エアクリーナケースが筒状のケース本体部を有し、複数の前記エアクリーナエレメントが前記ケース本体部にスライド移動可能に内嵌されている請求項1〜3の何れか一項に記載のエンジン用エアクリーナ。
- 複数の前記エアクリーナエレメントのそれぞれに対しては前記遠近移動方向に沿っての相対移動が可能に内嵌され、かつ、前記エアクリーナケースには相対固定されるパイプ材が設けられ、
前記エアクリーナケースの遠近移動方向の一端が閉塞され、遠近移動方向の他端における前記エアクリーナケースと前記パイプ材との間の環状部がエア吸入口又はエア出口の一方に設定され、かつ、前記パイプ材の前記他端側の開口部がエア吸入口又はエア出口の他方に設定されている請求項4に記載のエンジン用エアクリーナ。 - 複数の前記エアクリーナエレメントのうちのエア吸入方向で最下流側の第1エアクリーナエレメントが前記エアクリーナケース及び前記パイプ材に相対移動不能に支持され、前記第1エアクリーナエレメント以外のエアクリーナエレメントが前記エアクリーナケース及び前記パイプ材に対してスライド移動可能に構成されている請求項5に記載のエンジン用エアクリーナ。
- 前記エアクリーナエレメントの数が2に設定されている請求項1〜5の何れか一項に記載のエンジン用エアクリーナ。
- 一方の前記エアクリーナエレメントと他方の前記エアクリーナエレメントとを互いに引き離す方向に付勢する弾性機構が装備されている請求項7に記載のエンジン用エアクリーナ。
- 前記弾性機構がコイルスプリングを有して構成されている請求項8に記載のエンジン用エアクリーナ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018123671A JP6943815B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | エンジン用エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018123671A JP6943815B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | エンジン用エアクリーナ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020002884A JP2020002884A (ja) | 2020-01-09 |
JP6943815B2 true JP6943815B2 (ja) | 2021-10-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018123671A Active JP6943815B2 (ja) | 2018-06-28 | 2018-06-28 | エンジン用エアクリーナ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6943815B2 (ja) |
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2018
- 2018-06-28 JP JP2018123671A patent/JP6943815B2/ja active Active
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JP2020002884A (ja) | 2020-01-09 |
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