JP6943815B2 - エンジン用エアクリーナ - Google Patents

エンジン用エアクリーナ Download PDF

Info

Publication number
JP6943815B2
JP6943815B2 JP2018123671A JP2018123671A JP6943815B2 JP 6943815 B2 JP6943815 B2 JP 6943815B2 JP 2018123671 A JP2018123671 A JP 2018123671A JP 2018123671 A JP2018123671 A JP 2018123671A JP 6943815 B2 JP6943815 B2 JP 6943815B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
air
engine
elements
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018123671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020002884A (ja
Inventor
悠也 江田
悠也 江田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018123671A priority Critical patent/JP6943815B2/ja
Publication of JP2020002884A publication Critical patent/JP2020002884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6943815B2 publication Critical patent/JP6943815B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

本発明は、産業用エンジン、農業用エンジン、汎用エンジンなどのエンジンに用いられるエアクリーナ、即ちエンジン用エアクリーナに関するものである。
例えば、発展途上国向けのシンプル構造による小型汎用エンジン(特許文献1を参照)などにおいては、エアクリーナでのオイル持ち去りなどの種々の原因により、意図しないオーバーラン(過回転)を起すことがある。
産業用ディーゼルエンジンにおいてオーバーランが生じた場合は、速度レバーを全閉にして燃料供給を止めるか、デコンプレバーを引いて圧縮を抜くことにより、エンジンを停止させていた。
特開2002−347452号公報
前述した従来のエンジンでは、オーバーランを起したときに自動停止させる装置は付いていないので、停止させるには過回転状態のエンジンに近付き、速度レバーやデコンプレバーを引くなどの対処をするしかなく、停止操作が行い難かった。
本発明の目的は、エアクリーナに着目することにより、停止制御装置などの高価な手段を用いることなく、オーバーランが生じた際にはエンジン停止させるなど、素早く回転数を下げることができるようにして、不測のオーバーラン対処が簡単に行えるように改善されたエンジン用エアクリーナを提供する点にある。
本発明は、エンジン用エアクリーナにおいて、
エアクリーナエレメントは、濾過部又はエア通路部でなるエレメント部と通路遮断部とを備え、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに遠近移動可能にエアクリーナケースに収容され、複数の前記エアクリーナエレメントのうちのいずれかのエアクリーナエレメントのエレメント部は濾過部に形成され、
複数の前記エアクリーナエレメントは、遠近移動方向視で互いの前記エレメント部が互いの前記通路遮断部で覆われる状態に構成され、
前記エアクリーナケースに作用する吸気負圧が所定未満のときは、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに遠近移動方向に離間され、かつ、所定以上のときは、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに接近移動して当接される状態に設定されていることを特徴とする。
例えば、エア吸入方向で下流側の第1エアクリーナエレメント及び上流側の第2エアクリーナエレメントの両エレメント部を濾過部とし、第2エアクリーナエレメントのみ往復スライド移動可能にエアクリーナケースに内嵌する構成が挙げられる。通常の吸気負圧では、第2エアクリーナエレメントは動かず、各エアクリーナエレメントの濾過部を通ってエアが流れて行き、吸気負圧が相当に高いときは、その圧で第2エアクリーナエレメントが移動されて第1エアクリーナエレメントに当接し、エア供給が断たれる、という構成である。
本発明によれば、エアクリーナケースに作用する吸気負圧が所定未満のときは、複数のエアクリーナエレメントが遠近移動方向に離間されているので、エアクリーナケースに吸込まれたエア(空気)は、複数のエレメント部を通ることで良好に濾過されてエンジンへと流れて行く。エアクリーナケースに作用する吸気負圧が所定以上になると、各エアクリーナエレメントは過大な圧を受けることにより、複数のエアクリーナエレメントが互いに接近移動して当接し、それによってエア通路が塞がれる。
故に、吸気負圧が過大となるオーバーランが生じると、複数のエアクリーナエレメントがたがいに当接してエア通路が塞がれてエア供給が不能になり、エンジン回転数が迅速に下がる。そして、回転数が低下すると吸気負圧が下がり、エアクリーナエレメントどうしの当接が解除されて、エア通路が開通してエア供給が再開される。この絶妙なバランス設定によって不測のオーバーランが生じたときは、エンジン停止させるか或いは適正回転数に戻すなど、素早く回転数を減じる制御を自動的に行わせることが可能になる。
その結果、エアクリーナに着目することにより、停止制御装置などの高価な手段を用いることなく廉価に、オーバーランが生じた際に素早く回転数を減じることができるようにして、不測のオーバーラン対処が簡単に行えるように改善されたエンジン用エアクリーナを提供することができる。
エアクリーナの原理構造を示す縦断面図 (A)第1エアクリーナエレメントを示す平面図、(B)第2エアクリーナエレメントを示す平面図 第2エアクリーナエレメントが最上昇した状態を示すエアクリーナの縦断面図 横型ディーゼルエンジンの側面図
以下に、本発明によるエンジン用エアクリーナの実施の形態を、産業用の横型ディーゼルエンジンに用いられるエアクリーナの場合について、図面を参照しながら説明する。なお、図1〜図3は、エアクリーナの機能を示すための概略図である。
図4に示されるように、エンジン42はクランクケース43の後方にシリンダ部44が、そしてシリンダ部44の後方にシリンダヘッド46がそれぞれ配置された水冷で横形のエンジンである。燃料タンク5はクランクケース43の真上に配置され、ヘッドランプ2は燃料タンク5の前方に配置されている。シリンダ部44の真上には、エンジン冷却水のラジエータ45が取り付けられている。
燃料タンク5の左右両側には、サイドカバー56が配置され、このサイドカバー56はヘッドランプ支持体1の横側枠部12とラジエータ45にサイドカバー固定手段58で固定されている。6は燃料タンクの取付フランジ、57は給油口、58はサイドカバー固定手段、32は上カバー、37は下カバーである。38は潤滑ポンプ、39は燃料フィルタ、3はエアクリーナ、40は排気マフラ、41はフライホイール、33は排気上流管、34は排気出口管、35はエンジン台、36は吸気ダクトである。次に、エアクリーナ3について説明する。
〔実施形態1〕
図1,2,3に示されるように、実施形態1のエアクリーナ3は、濾過部16(エレメント部16の一例)と通路遮断部17とを備える第1及び第2エアクリーナエレメント8,9が互いに遠近移動可能にエアクリーナケース4に収容され、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9は、遠近移動方向視で互いの濾過部16,16が互いの前記通路遮断部17,17で覆われる状態に構成されている。そして、エアクリーナケース4に作用する吸気負圧が所定未満のときは、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9が互いに遠近移動方向に離間され、かつ、所定以上のときは、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9が互いに接近移動して当接される状態に設定されている。
図1〜図3に示されるように、エアクリーナ3は、エアクリーナケース4と、円筒状のパイプ材7と、上下一対の第1及び第2エアクリーナエレメント8,9と、コイルスプリング10とを備えて構成されている。エアクリーナ3は、図4に示されるように、着脱可能な上蓋3Aを有しているが、図1と図3では上蓋3Aは省略し、かつ、上側が閉塞された図として描いてある。また、パイプ材7の下端部に、シリンダヘッド46に続く吸気ダクト36が接続されている。
エアクリーナケース4は、円筒状の本体ケース部4Aと、上壁4Bとを備えた有蓋無底円筒状に形成されている。上壁4Bは、実際には着脱可能な上蓋3Aがその役割を担うが、図1と図3では、簡単のため、本体ケース部4Aの上端を閉じる壁として描いてある。
金属や合成樹脂などの丸パイプによるパイプ材7は、本体ケース部4Aと同じ軸心Pを持ち、図示しない支持部材により、本体ケース部4Aに対して位置固定で支持されている。なお、軸心P方向視(軸心方向視)は遠近移動方向視のことである。
図1、図2(A)、図3に示されるように、上側の第1エアクリーナエレメント8は、本体ケース部4Aの内周面11に内嵌される外周面13と、パイプ材7の外周面7Aに外嵌される内周面14とを備え、軸心P方向視で円環状(ドーナツ状)を呈するように形成されている。内周面14の下側には、この内周面14よりも少し径の大きい拡大内周面15が形成されており、この拡大内周面15とパイプ材7の外周面7Aとの間の環状空間部(符記省略)にコイルスプリング10の上部が収容される。
つまり、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9のそれぞれに対しては軸心P方向(遠近移動方向)に沿っての相対移動が可能に内嵌され、かつ、エアクリーナケース4には相対固定されるパイプ材7が設けられている。そして、エアクリーナケース4の軸心P方向の一端が閉塞され、軸心P方向の他端におけるエアクリーナケース4とパイプ材7との間の環状部がエア吸入口23に設定され、かつ、パイプ材7の他端側の開口部がエア出口26に設定されている。
第1エアクリーナエレメント8は、円環状の上面8A及び下面8Bを有するとともに、2箇所の濾過部16,16と、2箇所の通路遮断部17,17とを備えている〔図2(A)を参照〕。上面8A及び下面8Bには、軸心Pを中心とする90度の角度範囲線rより僅かに狭い角度範囲を有する上及び下円弧孔8a,8bが、軸心P回りで180度離れて2箇所ずつ形成されている。つまり、2箇所のエレメント部16,16は、共に濾過部に形成されている。
上及び下円弧孔8a,8bは、軸心Pに対する90度の角度範囲線rから周方向で互いに近付く方向に僅かに寄って前記角度範囲線rに平行な端縁18と、パイプ材7の外周面7Aより少し径の大きい上内円弧縁19及び下内円弧縁20と、本体ケース部4Aの内周面11よりも少し径の小さい外円弧縁21とを有している。そして、各濾過部16は、不織布や網状体などによりなる濾材16Aが、上下の円弧孔8a,8bをカバーする状態で第1エアクリーナエレメント8に装備されている。
第1エアクリーナエレメント8においては、エアは2箇所の通路遮断部17,17は通れないので、2箇所の濾過部16,16を通過し、その際に濾材16Aによって濾過されるように構成されている。各通路遮断部17、17の軸心Pに対する角度範囲は、90度よりも僅かに大きい。
図1、図2(B)、図3に示されるように、下側の第2エアクリーナエレメント9は、第1エアクリーナエレメント8よりも上下幅が明確に小さく、内周面14とほぼ同径の単一の内周面14を持つ以外は、基本的に第1エアクリーナエレメント8と同じ構造を持っている。従って、同じ機能を持つ箇所には、第1エアクリーナエレメント8に付した符号と同じ符号又は対応する符号を付し、その説明が為されたものとする。対応する符号としては上及び下円弧孔9a,9b、上面9A、下面9Bであり、その他は同符号である。
第2エアクリーナエレメント9における第1エアクリーナエレメント8と異なる点は次の1.と2.である。
1.パイプ材7の外周面7Aに内周面14が遊外嵌され、かつ、本体ケース部4Aの内周面11に外周面13が遊内嵌されており、第2エアクリーナエレメント9は、エアクリーナケース4及びパイプ材7に対して軸心P方向に往復スライド移動可能である。従って、第1エアクリーナエレメント8と第2エアクリーナエレメント9は軸心P方向において遠近移動可能にエアクリーナケース4に収容されている。
2.図2に示されるように、第1エアクリーナエレメント8と第2エアクリーナエレメント9は、濾過部16と通路遮断部17の配置箇所が、軸心Pに関して互いに90度ずれた設定とされている。従って、第1エアクリーナエレメント8と第2エアクリーナエレメント9とが上下に当接した状態では、互いの濾過部16,16が相手の通路遮断部17,17で塞がれた状態、即ち、エアクリーナ3内でのエア流れが不能となるように構成されている。なお、図示は省略するが、突条と溝の嵌合等、エアクリーナケース4又はパイプ材7と第2エアクリーナエレメント9との軸心P周り移動は不能に構成されている。
図1、図3に示されるように、コイルスプリング10は、第2エアクリーナエレメント9の上面9Aに当接し、かつ、拡大内周面15の内側に入り込む状態で第1エアクリーナエレメント8の中間下面(符記省略)に当接する状態(当接しなくてもよい)で設けられた圧縮型のばねである。第2エアクリーナエレメント9は図1で示される上下位置に、コイルスプリング10による下方付勢と重力との合算により、又は重力のみにより位置保持されている。
つまり、吸気ダクト36からパイプ材7の内部通路22に作用する吸気負圧が所定未満の通常時のときは、図1に示されるように、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9が互いに軸心P方向(遠近移動方向)に離間されている。従って、本体ケース部4A及びパイプ材7の下端部どうしの間の円環状のエア吸入口23から吸込まれるエア(空気)は、白抜きの矢印で示されるように、第2エアクリーナエレメント9の濾過部16,16、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9の間の中間環状スペース24、第1エアクリーナエレメント8の濾過部16,16、ケー内上部スペース25、パイプ材7の内部通路22、その下端のエア出口26を通って吸気ダクト36に進む。
そして、何らかの原因でエンジン42が定格回転数以上の回転数、即ちオーバーラン状態(過回転状態)になると、吸気負圧が所定以上に増大する。その場合は、両エアクリーナエレメント8,9を持上げようとする強い力(図3の白抜き矢印や線矢印を参照)が作用し、重力及びコイルスプリング10の付勢力に抗して可動体である第2エアクリーナエレメント9が強制的に上昇移動される。その結果、図3に示されるように、第2エアクリーナエレメント9の上面9Aが、第1エアクリーナエレメント8の下面8Bに当接する状態が齎される。
図3に示すオーバーラン時(吸気負圧過大時)では、前述したとおり、第1及び第2エアクリーナエレメント8,9の当接によって互いの濾過部16,16が塞がれてしまい、エアが通れないエア通路遮断状態になる。つまり、図2(A)で示される第1エアクリーナエレメント8の下側に図2(B)で示される第2エアクリーナエレメント9が当接されるので、第1エアクリーナエレメント8の2箇所の濾過部16,16は、第2エアクリーナエレメント9の2箇所の通路遮断部17,17で覆われて塞がれ、かつ、第2エアクリーナエレメント9の2箇所の濾過部16,16は、第1エアクリーナエレメント8の2箇所の通路遮断部17,17で覆われて塞がれる。
全ての濾過部16が塞がれてしまうので、エアクリーナ3からシリンダヘッド46へのエア供給が不能になり、それによってエンジン回転数が迅速に低下される。エンジン回転数が下がると吸気負圧も下がるので、最上昇されていた第2エアクリーナエレメント9が下降移動してエア供給が再開されるようになる。この絶妙なバランス設定により、オーバーランが生じたらエア供給を断って迅速にエンジン停止させる、或いは定格回転数などの通常の回転数に戻すなど、回転数を減じる制御を自動的に行わせることができる。
つまり、第2エアクリーナエレメント9の昇降移動により、エンジン42のオーバーランが実質的に生じないように機械的に制御する機能を備えたエアクリーナ3が構成されている。このエアクリーナ3に備えられたオーバーラン防止装置によるエンジン回転数(制御回転数)は、第2エアクリーナエレメント9のスライド移動のし易さや重さ(質量)、エア吸入口23の面積、コイルスプリング10のばね定数や初期荷重設定など、種々の要素に基づいて任意に設定することが可能である。
〔別実施形態〕
(1)第1エアクリーナエレメント8は、その濾過部16が濾材16Aの省略によってなるエア通路部とされたものでも良い。2箇所の通路遮断部17,17が吸気負圧を受けるので、ある程度吸気負圧が高くなると上昇移動するように設定することが可能である。
(2)第2エアクリーナエレメント9の下にもう一つのエアクリーナエレメント(第3エアクリーナエレメント)をスライド移動可能に配置しても良い。エレメント部16が2箇所ずつ設けられる場合は、軸心に対して180度離れた箇所に60度の角度範囲で一対のエレメント部16,16を形成し、かつ、第1、第2、第3のエアクリーナエレメントで各々のエレメント部16が60度ずつ位置ずれされた構成とすれば好ましい。
(3)実施形態1、別実施形態(1)、(2)によるエアクリーナにおいて、弾性機構10が省かれた構成とされたもの。
(4)エアクリーナケース4が、一端にエア吸入口23を、かつ、他端にエア出口26を備える構成(パイプ材7は無し)とされ、本体ケース部4Aに対して往復スライド移動可能に内嵌される複数のエアクリーナエレメント8,9を有するエアクリーナ。
4 エアクリーナケース
4A ケース本体部
7 パイプ材
8 エアクリーナエレメント(第1エアクリーナエレメント)
9 エアクリーナエレメント(第2エアクリーナエレメント)
10 弾性機構(コイルスプリング)
16 エレメント部(濾過部、エア通路部)
17 通路遮断部
23 エア吸入口
26 エア出口

Claims (9)

  1. エアクリーナエレメントは、濾過部又はエア通路部でなるエレメント部と通路遮断部とを備え、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに遠近移動可能にエアクリーナケースに収容され、複数の前エアクリーナエレメントのうちのいずれかのエアクリーナエレメントのエレメント部は濾過部に形成され、
    複数の前記エアクリーナエレメントは、遠近移動方向視で互いの前記エレメント部が互いの前記通路遮断部で覆われる状態に構成され、
    前記エアクリーナケースに作用する吸気負圧が所定未満のときは、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに遠近移動方向に離間され、かつ、所定以上のときは、複数の前記エアクリーナエレメントが互いに接近移動して当接される状態に設定されているエンジン用エアクリーナ。
  2. 前記いずれかのエアクリーナエレメントは移動可能なエアクリーナエレメントである請求項1に記載のエンジン用エアクリーナ。
  3. 前記いずれかのエアクリーナエレメント以外のエアクリーナエレメントのエレメント部も濾過部に形成されている請求項2に記載のエンジン用エアクリーナ。
  4. 前記エアクリーナケースが筒状のケース本体部を有し、複数の前記エアクリーナエレメントが前記ケース本体部にスライド移動可能に内嵌されている請求項1〜3の何れか一項に記載のエンジン用エアクリーナ。
  5. 複数の前記エアクリーナエレメントのそれぞれに対しては前記遠近移動方向に沿っての相対移動が可能に内嵌され、かつ、前記エアクリーナケースには相対固定されるパイプ材が設けられ、
    前記エアクリーナケースの遠近移動方向の一端が閉塞され、遠近移動方向の他端における前記エアクリーナケースと前記パイプ材との間の環状部がエア吸入口又はエア出口の一方に設定され、かつ、前記パイプ材の前記他端側の開口部がエア吸入口又はエア出口の他方に設定されている請求項4に記載のエンジン用エアクリーナ。
  6. 複数の前記エアクリーナエレメントのうちのエア吸入方向で最下流側の第1エアクリーナエレメントが前記エアクリーナケース及び前記パイプ材に相対移動不能に支持され、前記第1エアクリーナエレメント以外のエアクリーナエレメントが前記エアクリーナケース及び前記パイプ材に対してスライド移動可能に構成されている請求項5に記載のエンジン用エアクリーナ。
  7. 前記エアクリーナエレメントの数が2に設定されている請求項1〜の何れか一項に記載のエンジン用エアクリーナ。

  8. 一方の前記エアクリーナエレメントと他方の前記エアクリーナエレメントとを互いに引き離す方向に付勢する弾性機構が装備されている請求項7に記載のエンジン用エアクリーナ。
  9. 前記弾性機構がコイルスプリングを有して構成されている請求項8に記載のエンジン用エアクリーナ。
JP2018123671A 2018-06-28 2018-06-28 エンジン用エアクリーナ Active JP6943815B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018123671A JP6943815B2 (ja) 2018-06-28 2018-06-28 エンジン用エアクリーナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018123671A JP6943815B2 (ja) 2018-06-28 2018-06-28 エンジン用エアクリーナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020002884A JP2020002884A (ja) 2020-01-09
JP6943815B2 true JP6943815B2 (ja) 2021-10-06

Family

ID=69099757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018123671A Active JP6943815B2 (ja) 2018-06-28 2018-06-28 エンジン用エアクリーナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6943815B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020002884A (ja) 2020-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4928707B2 (ja) 内燃機関のクランクケース換気ガスから脱油をする装置
JP5216867B2 (ja) オイルミストセパレータ
US6177003B1 (en) Filter with safety element for filtering engine oil
JP5254026B2 (ja) 燃料フィルタ装置を備えた、殊に自動車の内燃機関
US7900612B2 (en) Valve and cylinder head cover for crankcase ventilation of an internal combustion engine
US9675909B2 (en) No filter no run fluid filtration system
US9587751B2 (en) Flow control valves
JP6979886B2 (ja) 燃料フィルター用の流体排出システム、及び流体排出システムを組み込んだ燃料フィルター、icエンジン、車両及び発電機
JP5263245B2 (ja) 燃料フィルタ
JP6943815B2 (ja) エンジン用エアクリーナ
US20150075121A1 (en) Multi-mode air filter for motorcycles or other vehicles
JP2017066963A (ja) ブローバイガス用フィルタ
JP2015143485A (ja) 過給機付き内燃機関
EP2510202B1 (en) A regulator
KR101251711B1 (ko) 오일 역류 방지 장치를 구비한 폐쇄식 크랭크 케이스 통기장치
WO2016170716A1 (ja) 燃料フィルタ
JP2018091313A (ja) 内燃機関のエアクリーナ及び内燃機関の吸気システム
JP6947935B2 (ja) オイルストレーナ
ES2235718T3 (es) Motor de combustion interna provisto de un dispositivo para purificar los gases del respirador del carter.
JP2019173707A (ja) フィルターエレメント
JPS6141976Y2 (ja)
US1189764A (en) Relief-valve for internal-combustion engines.
JP6675907B2 (ja) 排気ガス駆動式過給機制御用チャンバー
KR20200056850A (ko) 내연기관의 벤틸레이션 밸브장치
JP2020037875A (ja) 内燃機関の吸気構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6943815

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150