JP6942978B2 - 運転支援装置、運転支援方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、運転支援装置、運転支援方法およびプログラムに関する。
近年、駐車時の運転を支援する目的で、車載カメラで撮像した車両周辺画像を運転者に提示する装置が知られている。例えば、車両後方を撮像した後方画像が表示されたり、複数の車載カメラからの画像を結合して生成される俯瞰画像が表示されたりする。また、俯瞰画像には、自車両の前方障害物に対する接触防止用のガイド表示や、自車両の操舵量に応じて自車両の駐車予定位置を示すガイド表示などが重畳される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−27334号公報
駐車時には、自車両の周辺の他車両や障害物への接触に注意しつつ、ステアリングホイールの舵角を調整しながら自車両を運転する必要がある。駐車場のスペースが狭い場合などには、自車両の位置に応じて舵角を変化させつつ、自車両を少しずつ前進または後退させなければならないことも多い。このような状況下において、運転者の適切な運転操作をより細やかに支援できる表示がなされることが好ましい。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、自車両の予測進路をより分かりやすく表示する技術を提供することを目的とする。
本発明のある態様の運転支援装置は、自車両の周辺を撮像した画像を取得する画像取得部と、自車両の進路の予測に用いる情報を取得する情報取得部と、情報取得部が取得した情報を用いて自車両の予測進路を算出する進路予測部と、画像取得部が取得した画像に基づく車両周辺画像上に自車両の予測位置を示す車両画像を重畳し、進路予測部が算出した予測進路の軌跡に沿って車両画像の表示位置が車両周辺画像上で変化する予測進路画像を生成する画像生成部と、予測進路画像を表示装置に表示させる表示制御部と、を備える。
本発明の別の態様は、運転支援方法である。この方法は、自車両の進路の予測に用いる情報を取得し、自車両の予測進路を算出するステップと、自車両の周辺を撮像した画像に基づく車両周辺画像上に自車両の予測位置を示す車両画像を重畳し、進路予測部が算出した予測進路の軌跡に沿って車両画像の表示位置が車両周辺画像上で変化する予測進路画像を生成するステップと、予測進路画像を表示させるステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、自車両の予測進路をより分かりやすく表示できる。
自車両を駐車スペースに駐車させる状況を模式的に示す図である。 運転支援装置の構成を模式的に示す機能ブロック図である。 予測進路の軌跡を模式的に示す図である。 車両周辺画像を模式的に示す図である。 予測進路画像を模式的に示す図である。 予測進路画像のアニメーション表示を模式的に示す図である。 舵角変更後の予測進路画像を模式的に示す図である。 舵角変更後の予測進路画像のアニメーション表示を模式的に示す図である。 運転支援方法の流れを模式的に示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。かかる実施の形態に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、自車両60を駐車スペース52に駐車させる状況を模式的に示す図であり、自車両60を後退させて駐車スペース52に進入させる様子を示す。駐車場50には、複数の駐車スペースが並んで配置されており、空いている駐車スペース52の両側には他車両62a,62bが駐車されている。また、駐車スペース52の前方にも他車両62cが駐車されている。このような状況下において、自車両60を運転する運転者は、自車の周辺に位置する他車両62a,62b,62cへの接触を防ぎながら、空いている駐車スペース52内に自車両60が収まるように運転操作をする必要がある。
熟練した運転者であれば、駐車時の運転操作がそれほど難しくない場合もある。しかしながら、駐車を苦手とする運転者は一定数存在し、特に駐車場50内の限られたスペースの中で周辺の障害物との接触を避けながら、駐車スペース52に向けてスムーズに自車両60を進めることに困難性を感じることが多い。その原因として、自車両60の周辺の状況を正確に把握することが難しいこと、及び、自車両60の進路を正確に予測することが難しいことが挙げられる。その結果、ステアリングホイールの舵角を調整しながら少しずつ自車両60を後退または前進させ、その都度、周囲の状況を把握する手間が生じる。また、周辺の障害物と自車両60が接触しそうな場合や、駐車スペース52の枠から自車両60がはみ出てしまうような場合には、駐車をはじめからやり直したり、切り返しが必要となったりするため、非常に手間となる。さらには、駐車のやり直しや切り返しにおいても周辺の障害物と接触しないように注意を払わなければならず、運転者を悩ませることになる。
本実施の形態によれば、自車両60の周辺の状況および自車両60の予測進路を分かりやすく表示する運転支援装置が提供される。この運転支援装置は、車両周辺画像上に自車両60の予測位置を示す車両画像を重畳した予測進路画像を生成するとともに、自車両60の予測進路の軌跡に沿って車両画像がアニメーションのように移動する予測進路画像を表示する。本実施の形態によれば、車両周辺画像により自車両60の周囲の状況を示しつつ、その画像上での自車両60の予測進路を動画で分かりやすく示される。そのため、運転者は、自車両60の舵角が妥当であるかどうか、現在の舵角を維持したまま自車両60をどの程度の距離まで進めてよいかを直感的に把握できる。これにより、駐車時の運転操作の困難性を低減し、運転操作を好適に支援することができる。
図2は、運転支援装置10の構成を模式的に示す機能ブロック図である。図示する各機能ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックとして描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組み合わせによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
運転支援装置10は、タッチディスプレイ12と、制御装置18とを備える。タッチディスプレイ12は、表示装置14と、入力装置16とを有する。表示装置14は、液晶ディスプレイ等の表示装置であり、車両のセンターコンソールやダッシュボードの位置に取り付けられる。入力装置16は、いわゆるタッチパネル式のセンサであり、表示装置14の表示領域に設けられる。なお、入力装置16はタッチ式ではなく、表示装置14の周辺に配置されるボタン等で構成されてもよい。また、表示装置14は、車両後方を視認するためのリアビューミラーの位置に設けられてもよいし、ヘッドアップディスプレイとして構成されてもよい。運転支援装置10は、タッチディスプレイ12を備えず、運転支援装置10とは別のディスプレイ等の表示装置の表示を制御してもよい。
制御装置18は、自車両60の予測進路画像を生成し、生成した予測進路画像を表示装置14に表示させる。制御装置18は、車載カメラ30、舵角センサ32、車速センサ34、シフトレバー36、及び、ナビゲーション装置38と接続されており、これらから予測進路画像の生成に必要な情報を取得する。なお、CAN(Controller Area Network)を通じてこれらの情報を取得してもよい。
制御装置18は、画像取得部20と、情報取得部22と、進路予測部24と、画像生成部26と、表示制御部28とを備える。
画像取得部20は、車載カメラ30から自車両60の周辺を撮像した画像を取得する。画像取得部20は、例えば、自車両60の前後左右の4箇所に設けられる複数のカメラのそれぞれが撮像する画像を取得し、自車両60の周辺を上から見た俯瞰画像を生成可能にする。なお、画像取得部20が取得する画像は特に限られず、例えば自車両60の後方画像など、自車両60の周辺状況を示す車両周辺画像を生成するために必要な任意の画像を取得してよい。
情報取得部22は、舵角センサ32から自車両60の舵角を示す情報を取得し、車速センサ34から自車両60の車速を示す情報を取得する。情報取得部22は、シフトレバー36からシフトレバー位置を示す情報を取得し、自車両60が前進または後退のいずれをするかについての情報を取得する。情報取得部22は、ナビゲーション装置38から地図上での自車両60の現在位置に関する情報を取得し、例えば、自車両60が幹線道路を走行中であるか、道幅の狭い生活道路を走行中であるか、または、駐車場などの敷地内を走行中であるか等についての情報を取得する。
進路予測部24は、情報取得部22が取得した情報に基づいて自車両60の予測進路を算出する。進路予測部24は、主に舵角情報およびシフトレバー位置情報に基づいて、自車両60の予測進路を算出する。例えば、シフトレバーがDレンジなどの前進可能な位置にある場合、舵角に基づいて自車両60の前方の進路を予測する。一方、シフトレバーがRレンジなどの後退可能な位置にある場合、舵角に基づいて自車両60の後方の進路を予測する。進路予測部24は、自車両60の近傍の限られた範囲の進路を予測し、例えば、自車両60から5m〜10m程度の範囲について進路を予測する。進路予測部24の予測範囲は、車両周辺画像70に含まれる範囲に限定されてもよい。
図3は、予測進路の軌跡C1,C2,C3,C4,C5を模式的に示す図であり、自車両60が後退する場合の予測進路を示す。算出される予測進路は、自車両60の舵角に応じて変化し、例えば、自車両60が直進する場合には予測進路が第1軌跡C1のようになり、舵角が非常に大きい場合には予測進路が第5軌跡C5のようになる。また、舵角が中程度の場合には舵角の大きさに応じて予測進路が第2軌跡C2、第3軌跡C3、第4軌跡C4のように変化する。予測進路の軌跡が演算される範囲は限定されており、図示する例では、自車両60の全長の2倍程度、例えば、5m〜10mの距離が演算される。
画像生成部26は、画像取得部20が取得した画像に基づいて車両周辺画像を生成する。画像生成部26が生成する車両周辺画像は、例えば、自車両60の周辺を上から見たときの俯瞰画像である。画像生成部26は、生成した車両周辺画像上に自車両60の現在位置を示す第1車両画像と、自車両60の予測位置を示す第2車両画像とを重畳して予測進路画像を生成する。第1車両画像は、例えば、車両周辺画像の中央に配置される。第2車両画像は、進路予測部24が算出した予測進路の軌跡上に配置される。
図4は、車両周辺画像70を模式的に示す図である。図示する車両周辺画像70は、俯瞰画像であり、自車両60の位置を中心として、自車両60の周辺に位置する他車両や駐車スペースなどが含まれる。図示されるような俯瞰画像は、公知のアルゴリズムを用いて生成することができる。車両周辺画像70は、自車両60から外に向けて撮像した画像に基づいて構築されるため、自車両60が位置する俯瞰画像の中心部には画像情報が含まれない。なお、自車両60の周辺の状況のうち車両周辺画像70に含まれる範囲は図示されるものに限られず、図示する範囲よりも広くてもよいし、狭くてもよい。例えば、車両周辺画像70に破線Aで示される範囲のみが含まれてもよい。
図5は、予測進路画像72を模式的に示す図である。予測進路画像72は、図4の車両周辺画像70の上に第1車両画像74および第2車両画像76を重畳することにより生成される。第1車両画像74は、自車両60の現在位置を示す画像であり、上から見た自車両60を模したシンボル画像である。第1車両画像74は、図4の中央の画像情報が含まれていない位置に配置される。第2車両画像76は、自車両60の予測位置を示す画像であり、第1車両画像74と同様に上から見た自車両60を模したシンボル画像である。第2車両画像76は、予測進路の軌跡C上の第1車両画像74から離れた位置に配置される。予測進路の軌跡Cは、予測進路画像72に表示されてもよいし、表示されなくてもよい。
第2車両画像76は、半透明の画像として表示され、第2車両画像76と重畳する部分が隠れてしまわないように表示される。仮に透過性のない画像を重畳した場合、第2車両画像76と重畳する駐車スペース52の枠線や障害物などが隠れて見えなくなってしまう。そうすると、枠線および障害物との自車両の予測位置との位置関係が分かりづらくなるおそれがある。なお、第2車両画像76として自車両60の輪郭を示すフレーム部分のみで構成される画像を用いることにより、第2車両画像76と重畳して隠れてしまう範囲が小さくなるようにし、視認性の低下を抑えてもよい。
第2車両画像76は、一見して第1車両画像74と区別できるよう、第1車両画像74とは異なる態様で表示される。第2車両画像76は、例えば、第1車両画像74とは形状、色彩、透過性、輪郭線の太さや線種などが異なるように構成される。一例を挙げれば、第1車両画像74が自車両60の形状を詳細に模した画像として構成される一方、第2車両画像76がシンプルな矩形状の画像として構成されてもよい。その他、第1車両画像74と第2車両画像76の色相、明度、彩度の少なくとも一つを異ならせることにより、両者の区別が容易となるようにしてもよい。
画像生成部26は、第2車両画像76の表示位置が車両周辺画像70上で予測進路の軌跡Cに沿って変化する予測進路画像72を生成し、予測進路画像72のアニメーション表示が実現されるようにする。画像生成部26は、車両周辺画像70上の第2車両画像76の位置が異なる複数の予測進路画像72を生成し、例えば、第2車両画像76が第1車両画像74から徐々に離れていくように変化する予測進路画像72を生成する。表示制御部28は、画像生成部26が生成する複数の予測進路画像72を順番に表示させることにより、予測進路画像72のアニメーション表示を実現する。画像生成部26は、車両周辺画像70上の第2車両画像76の位置が変化していく動画像を生成してもよい。この場合、表示制御部28は、生成された動画像を表示装置14に表示させてもよい。
図6は、予測進路画像72a,72b,72cのアニメーション表示を模式的に示す図であり、図3に示す第3軌跡C3に沿って第2車両画像76を移動させる場合を示す。図6の予測進路画像72a〜72cは、第2車両画像76a,76b,76cの表示位置がそれぞれ異なる。一方、第1車両画像74の表示位置は固定されている。
第1の予測進路画像72aでは、第2車両画像76aが第1車両画像74から少しだけ離れた位置、第1車両画像74から例えば1m〜2m程度離れて表示されている。第2の予測進路画像72bでは、第2車両画像76bが第1車両画像74から離れており、第1車両画像74から例えば3m〜4m程度離れて表示されている。第3の予測進路画像72cでは、第2車両画像76bが第1車両画像74からさらに離れており、第1車両画像74から例えば5m〜6m程度離れて表示されている。このように、複数の予測進路画像72a〜72cでは、第2車両画像76が第1車両画像74から段階的に離れるように配置される。
表示制御部28は、複数の予測進路画像72a〜72cを順番に表示させることで、第2車両画像76がアニメーションのように移動して表示されるようにする。画像生成部26は、より多く(例えば、5枚、10枚、20枚、30枚など)の予測進路画像を生成して、第2車両画像76の動きが滑らかに表示されるようにしてもよい。例えば、第2車両画像76の位置を段階的に変化させるのではなく、第2車両画像76が連続的に移動するようにしてもよい。
表示制御部28は、複数の予測進路画像72a〜72cを繰り返し表示することにより、第2車両画像76から第1車両画像74が離れるように移動していく様子が繰り返し表示されるようにしてもよい。例えば、第3の予測進路画像72cを表示した後に、再度、第1の予測進路画像72aから順番にアニメーション表示を開始させてもよい。第3の予測進路画像72cの表示直後に第1の予測進路画像72aを表示すると、表示が煩雑となることから、第3の予測進路画像72cを一定時間(例えば、0.5秒〜1秒程度)表示してから第1の予測進路画像72aに切り替えるようにしてもよい。つまり、アニメーション表示の最初と最後については、第2車両画像76を一定時間にわたって固定するようにしてもよい。
画像生成部26は、予測進路画像72の表示中に自車両60の予測進路が変化した場合、予測進路の変更に応じて第2車両画像76の表示位置を異ならせた予測進路画像72を生成する。例えば、予測進路画像72の表示中にステアリングホイールの舵角が変更された場合、変更後の舵角に応じて予測進路が算出され、変更後の予測進路上に第2車両画像76が表示されるようにする。その他、予測進路画像72の表示中にシフトレバーが操作されて前進可能な状態となった場合、車両前方の予測進路が算出され、第1車両画像74の前方に第2車両画像76が表示されるようにする。
図7は、舵角変更後の予測進路画像72を模式的に示す図であり、図8は、舵角変更後の予測進路画像72d,72e,72fのアニメーション表示を模式的に示す図である。図7では、図6の第1の予測進路画像72aに示される予測位置まで自車両60を後退させた後に舵角が変更され、予測進路が図3の第5軌跡C5に変わった場合を示している。図8では、図6と自車両60の現在位置が異なるため、予測進路画像72d〜72fに含まれる車両周辺画像が異なっている。また、図8では、より回転半径の小さい第5軌跡C5に沿って第2車両画像76d,76e,76fが表示される。
運転者は、図6に示す予測進路画像72a〜72cから、第3軌跡C3に対応する舵角を維持した場合、進入しようとする駐車スペース52に収まらず、駐車スペース52からはみ出てしまうことを直感的に理解できる。また、図8に示す予測進路画像72d〜72fから、第5軌跡C5に対応する舵角を維持することで、進入しようとする駐車スペース52に概ね自車両60が収まることが直感的に理解できる。さらに、第1車両画像74の大きさを基準とすることにより、自車両60の全長の半分程度進めば、目標とする駐車スペース52内に収まることが分かる。
また、車両周辺の障害物に重畳されて第2車両画像76が表示されていれば、自車両60と障害物の接触可能性を予見できる。このとき、障害物との接触可能性が分かるだけでなく、自車両60がどの程度進んだ場合に障害物と接触してしまうかの距離感を把握することもできる。その結果、自車両60を少しだけ進めた後に障害物を回避する運転操作をしてもよいことが分かる。本実施の形態によれば、予測進路に沿って車両画像をアニメーションのように移動させることで、自車両60の進路を分かりやすく運転者に提示できる。
つづいて、予測進路画像72の表示開始条件および表示終了条件について述べる。
画像生成部26は、予測進路画像72の表示開始条件が満たされた場合にのみ、予測進路画像72を生成する。本実施の形態に係る予測進路画像72は、自車両60の近傍の状況を示すものであるため、幹線道路などの幅広の道路を走行している場合には不要である。その一方で、駐車場などの狭い場所を運転する場合や、道幅の狭い生活道路などを低速で運転する場合には、自車両60の近傍の障害物との接触に注意を向ける必要があり、予測進路画像72による運転支援が役立つ。そこで、画像生成部26は、予測進路画像72による支援が必要と考えられる状況になった場合に予測進路画像72を生成し、予測進路画像72による支援が不要と考えられる状況になった場合には予測進路画像72を生成しないようにする。
画像生成部26は、進路予測部24の進路予測に応じて、予測進路画像72を生成するかしないかを決定してもよい。例えば、シフトレバー位置に基づいて自車両60の後退が予測される場合に予測進路画像72を生成してもよい。この場合、自車両60の前進が予測される場合に予測進路画像72の生成を終了してもよいし、所定の車速以上(例えば時速10km以上)で自車両60が前進した場合に予測進路画像72の生成を終了してもよい。
また、所定の車速以下で自車両60の前進が維持されると予測される場合に予測進路画像72を生成してもよい。例えば、シフトレバー位置がDレンジであり、時速10km以下の状態が一定時間(例えば、5秒、10秒など)継続する場合に予測進路画像72を生成してもよい。この場合、所定の車速以上で自車両60が前進した場合に予測進路画像72の生成を終了してもよい。
画像生成部26は、ナビゲーション装置38から取得する地図情報に基づいて、予測進路画像72を生成するかしないかを決定してもよい。例えば、自車両60が幹線道路を走行中の場合、予測進路画像72を生成しないようにし、自車両60が一定の道幅以下の生活道路等を走行中の場合、予測進路画像72を生成するようにしてもよい。その他、地図上に駐車場として登録されている場所や、道路上ではなく建物等の敷地内に自車両60が位置する場合に予測進路画像72を生成してもよい。
また、画像生成部26は、運転者からの入力操作に応じて、予測進路画像72の生成を開始または終了してもよい。例えば、入力装置16を介して予測進路画像72の表示を開始させる入力操作がなされた場合に、画像生成部26は、予測進路画像72を生成してもよい。また、入力装置16を介して予測進路画像72の表示を終了させる入力操作がなされた場合に、画像生成部26は、予測進路画像72の生成を終了してもよい。
図9は、運転支援方法の流れを模式的に示すフローチャートである。進路予測部24は、情報取得部22が取得する情報に基づいて自車両60の予測進路を算出する(S10)。予測進路画像72の表示が必要であれば(S12のY)、画像生成部26は、車両周辺画像70に自車両60の予測位置を重畳した予測進路画像72を生成し(S14)、予測進路の軌跡Cに沿って自車両の予測位置が変化するように予測進路画像72を表示させる(S16)。予測進路画像72の表示が必要であれば(S12のY)、S10からS16のステップを繰り返し実行する。予測進路画像72の表示が不要であれば(S12のN)、本フローを終了する。
以上、本発明を上述の実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、各表示例に示す構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。
上述の実施の形態では、俯瞰画像を用いて予測進路画像を生成する場合を示した。変形例においては、自車両の後方を撮像した後方画像を用いて予測進路画像を生成してもよい。この場合、後方画像上に自車両を模した画像を重畳し、その重畳位置や画像の大きさをアニメーションのように変化させることで、自車両の予測進路を可視化してもよい。
上述の実施の形態では、予測進路画像の表示開始条件が満たされた場合に予測進路画像を生成し、予測進路画像の表示終了条件が見たされた場合に予測進路画像の生成しないようにする場合について示した。変形例においては、表示開始条件または表示終了条件に拘わらずに画像生成部26が予測進路画像を生成し、表示開始条件が満たされた場合に表示制御部28が予測進路画像の表示を開始させ、表示終了条件が満たされた場合に表示制御部28予測進路画像の表示を終了させてもよい。
10…運転支援装置、14…表示装置、20…画像取得部、22…情報取得部、24…進路予測部、26…画像生成部、28…表示制御部、60…自車両、70…車両周辺画像、72…予測進路画像、74…第1車両画像、76…第2車両画像。

Claims (4)

  1. 自車両の周辺を撮像した画像を取得する画像取得部と、
    前記自車両の進路の予測に用いる情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報を用いて前記自車両の予測進路を算出する進路予測部と、
    所定の車速以下での前記自車両の前進が予測される場合に、前記画像取得部が取得した画像に基づく車両周辺画像上に前記自車両の予測位置を示す車両画像を重畳し、前記進路予測部が算出した予測進路の軌跡に沿って前記車両画像の表示位置が前記車両周辺画像上で変化する予測進路画像を生成する画像生成部と、
    前記予測進路画像を表示装置に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記情報取得部は、地図上での前記自車両の現在位置を示す情報を取得し、
    前記進路予測部は、前記地図上での前記自車両の現在位置に基づいて、前記所定の車速以下で前記自車両が前進するか否かを予測することを特徴とする請求項に記載の運転支援装置。
  3. 自車両の進路の予測に用いる情報を取得し、前記自車両の予測進路を算出するステップと、
    所定の車速以下での前記自車両の前進が予測される場合に、前記自車両の周辺を撮像した画像に基づく車両周辺画像上に、前記自車両の予測位置を示す車両画像を重畳し、前記算出された予測進路の軌跡に沿って前記車両画像の表示位置が前記車両周辺画像上で変化する予測進路画像を生成するステップと、
    前記予測進路画像を表示させるステップと、を備えることを特徴とする運転支援方法。
  4. 自車両の進路の予測に用いる情報を取得し、前記自車両の予測進路を算出する機能と、
    所定の車速以下での前記自車両の前進が予測される場合に、前記自車両の周辺を撮像した画像に基づく車両周辺画像上に、前記自車両の予測位置を示す車両画像を重畳し、前記算出された予測進路の軌跡に沿って前記車両画像の表示位置が前記車両周辺画像上で変化する予測進路画像を生成するを生成する機能と、
    前記予測進路画像を表示させる機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
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