JP6942678B2 - 作業機械 - Google Patents
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Description
−作業機械−
図1は本発明の第1実施形態に係る作業機械の外観を表す側面図である。以降において、同図中の左右に対応する方向を作業機械の前後とする。図1に示した作業機械は、車体10及び作業機(フロント作業機)20を備えている。車体10は、走行体11及び旋回体12を備えている。
図2は作業腕の先端(アーム)の右側面を斜め上後方から見た部分拡大図である。作業腕21には、油圧アタッチメント22の作業位置(例えば解体中の解体対象物)に散水し解体作業に伴って発生する粉塵の飛散を抑制するための散水装置が備えられている。系統の全体構成は図示していないが、散水装置の基本構成は特許5154337号公報に記載されているものと同様であり、作業腕21の先端(アーム25の先端)に油圧アタッチメント22の方向に散水口を向けて設置したノズル(不図示)を備えている。このノズルを介して油圧アタッチメント22の作業位置及びその周囲に散水することで粉塵の飛散を抑制する。
図3は熱交換器44の断面図である。熱交換器44は散水配管43を流れる水を冷媒として油圧アタッチメント22用の油圧配管42を冷却するものであり、本実施形態では油圧配管42の一部(後述する内筒44a)を包囲すると共に散水配管43を流れる水を通す筒状の密閉容器で構成されている。熱交換器44は効果上の観点では油圧アタッチメント22に近い方が望ましいが、本実施形態では各配管のレイアウト等とのバランスを併せて考慮してアーム25の右側面に設置した場合を例示している(図2)。
本実施形態においては、従来は単に作業機の先端に散布する以外の用途がなかった散水用水に着目し、この水を利用して油圧アタッチメント22の駆動回路の作動油を冷却するシステムを構築した。本実施形態によれば、従来はただ散布されて消費されてきた散水用水を、油圧アタッチメント22を駆動する作動油の冷却に活用できる。作動油温度の上昇が抑えられるため、油圧アタッチメント22の油圧配管42等のシール類の劣化も抑えられる。散布する水は温められるが、粉塵の飛散抑制の役割を果たす上で何等問題はない。また、散水配管43は散水装置の用途から元々油圧アタッチメント22の油圧配管42の近くに配管されており、熱交換器44を経由するための配管レイアウトの変更も極軽微である。また追加設備である熱交換器44にしても、油圧配管42や散水配管43の一部を置換するものに過ぎない。熱交換器44を設置することで機体の重量バランスに与えられる影響は、作業腕21が長尺であることを考慮しても無視できるレベルである。このように、散水装置に用いる水を利用して大掛かりなレイアウト変更を伴わずに、油圧アタッチメント22を駆動する作動油の昇温が抑えられる機構を構築することができる。また、油圧配管42と散水配管43の途中の一部を熱交換器44で置換するだけの簡素な構成であるため、既存の機種に適用(既存機を改造)することも容易である。
図4は本発明の第2実施形態に係る作業機械に備えられた熱交換器を表す図である。本実施形態が第1実施形態と相違する点は熱交換器の構成のみであり、その他の点について本実施形態は第1実施形態と同様である。
以上においては破砕機を油圧アタッチメント22の一例として説明したが、廃材のスクラップ処理や運搬等に用いるチルト式のフォークグラップルを油圧アタッチメント22として用いることもできる。油圧アクチュエータを搭載したアタッチメントであれば、その油圧アクチュエータに油圧配管42を接続することで、油圧アクチュエータを駆動する作動油を散水用水で効果的に冷却できる。
Claims (4)
- 車体、前記車体に回動可能に連結した作業腕、前記作業腕の先端に装着した油圧アタッチメント、前記油圧アタッチメントに噴水口を向けた姿勢で前記作業腕に設置した散水配管、及び前記作業腕の外壁面に配管されて前記油圧アタッチメントに接続した油圧配管を備えた作業機械において、
前記散水配管を流れる水を冷媒として前記油圧配管を冷却する熱交換器を前記作業腕に設置したことを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、前記熱交換器は、前記油圧配管の一部を包囲すると共に前記散水配管を流れる水を通す筒状の密閉容器で構成されていることを特徴とする作業機械。
- 請求項2に記載の作業機械において、前記散水配管は、前記密閉容器の両端面に配管継手を介して接続していることを特徴とする作業機械。
- 請求項2に記載の作業機械において、前記散水配管は、前記密閉容器の中心軸方向の両側において外周面に配管継手を介して接続していることを特徴とする作業機械。
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