JP6942088B2 - 作業車 - Google Patents
作業車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6942088B2 JP6942088B2 JP2018101675A JP2018101675A JP6942088B2 JP 6942088 B2 JP6942088 B2 JP 6942088B2 JP 2018101675 A JP2018101675 A JP 2018101675A JP 2018101675 A JP2018101675 A JP 2018101675A JP 6942088 B2 JP6942088 B2 JP 6942088B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening
- hole
- front wheel
- fastening portion
- wheel side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
一対の前車輪及び一対の後車輪を有する走行装置と、
前記走行装置において前記一対の前車輪よりも後部に設けられ、前記走行装置の運転者が着座する運転部と、
前記一対の前車輪を駆動する前車輪駆動機構が配置された前車輪側空間に対応して配置された前車輪側パネルと、
前記運転部が配置された搭乗空間に対応して配置されたフロントパネルと、
前記前車輪側パネルと前記フロントパネルとを挟持して締結する締結部材と、を備え、
前記フロントパネルは、板状部材から形成される第1縁部を有し、
前記前車輪側パネルは、前記第1縁部に対応しており、板状部材から形成される第2縁部を有し、
前記第1縁部及び前記第2縁部それぞれには、前記フロントパネルの前記第1縁部と前記前車輪側パネルの第2縁部とを互いに対向させた状態で、前記締結部材により挟持される第1締結部及び第2締結部が形成されており、
前記第1締結部及び前記第2締結部それぞれには、前記締結部材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されており、
前記第1締結部の第1貫通孔は、前記締結部材の一部が挿入され、前記第1縁部に沿った平面視において円形状の第1円形状部と、前記平面視において前記第1円形状部の直径よりも小さい幅を有して前記第1円形状部から連続し、前記第1縁部の端面に開口する第1連通部とを有するように形成され、
前記第1縁部の第1締結部は、前記第2縁部の第2締結部との間に前記締結部材の一部である介在部材が嵌め込まれる隙間を有するように、前記第2締結部と対向する面とは反対側に盛り上がるように形成されており、前記第1締結部の厚みは、前記第1締結部の周囲の厚み以上である点にある。
さらに、上記構成によれば、第1連通部は第1円形状部よりも幅が狭いため、第1円形状部に挿入された締結部材が第1連通部を介してフロントパネルの端面の開口から外れるのを抑制できる。結果として、フロントパネルと前車輪側パネルとを強固に固定できる。
前記第2締結部の第2貫通孔は、前記第2縁部に沿った平面視において円形状の第2円形状部と、前記平面視において前記第2円形状部の直径よりも小さい幅を有して前記第2円形状部から連続し、前記第2縁部の端面に開口する第2連通部とを有するように形成されている点にある。
なお、締結部材が外れるのを阻止するために、第1締結部の第1連通部の開口と第2締結部の第2円形状部とが対向し、第2締結部の第2連通部の開口と第1締結部の第1円形状部とが対向するように、第1締結部と第2締結部とが位置決めされていると好ましい。
一対の前車輪及び一対の後車輪を有する走行装置と、
前記走行装置において前記一対の前車輪よりも後部に設けられ、前記走行装置の運転者が着座する運転部と、
前記一対の前車輪を駆動する前車輪駆動機構が配置された前車輪側空間に対応して配置された前車輪側パネルと、
前記運転部が配置された搭乗空間に対応して配置されたフロントパネルと、
前記前車輪側パネルと前記フロントパネルとを挟持して締結する締結部材と、を備え、
前記フロントパネルは、板状部材から形成される第1縁部を有し、
前記前車輪側パネルは、前記第1縁部に対応しており、板状部材から形成される第2縁部を有し、
前記第1縁部及び前記第2縁部それぞれには、前記フロントパネルの前記第1縁部と前記前車輪側パネルの第2縁部とを互いに対向させた状態で、前記締結部材により挟持される第1締結部及び第2締結部が形成されており、
前記第1締結部及び前記第2締結部それぞれには、前記締結部材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されており、
前記第2締結部の第2貫通孔は、前記第2縁部に沿った平面視において円形状の第2円形状部と、前記平面視において前記第2円形状部の直径よりも小さい幅を有して前記第2円形状部から連続し、前記第2縁部の端面に開口する第2連通部とを有するように形成され、
前記第1縁部の第1締結部は、前記第2縁部の第2締結部との間に前記締結部材の一部である介在部材が嵌め込まれる隙間を有するように、前記第2締結部と対向する面とは反対側に盛り上がるように形成されており、前記第1締結部の厚みは、前記第1締結部の周囲の厚み以上である点にある。
さらに、上記構成によれば、第2連通部は第2円形状部よりも幅が狭いため、第2円形状部に挿入された締結部材が第2連通部を介して前車輪側パネルの端面の開口から外れるのを抑制できる。結果として、フロントパネルと前車輪側パネルとを強固に固定できる。
なお、締結部材が外れるのを阻止するために、第1締結部の第1連通部の開口と第2締結部の第2円形状部とが対向し、第2締結部の第2連通部の開口と第1締結部の第1円形状部とが対向するように、第1締結部と第2締結部とが位置決めされていると好ましい
前記締結部材は、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を貫通する軸部と、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔よりも径が大きい頭部とを有するボルトと、
前記ボルトの頭部とともに前記第1締結部及び前記第2締結部を挟んで、前記ボルトの軸部に嵌め込まれるナットと、
前記介在部材であり、前記ボルトの軸部が貫通するとともに、前記第1締結部と前記第2締結部との間の隙間に配置されるブッシュと、を有している点にある。
前記締結部材は、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を貫通する軸部と、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔よりも径が大きい頭部とを有するボルトと、
前記ボルトの頭部とともに前記第1締結部及び前記第2締結部を挟んで、前記ボルトの軸部に嵌め込まれるナットと、
前記介在部材であり、前記第1貫通孔に嵌め込まれるともに、前記ボルトの軸部が貫通する弾性部材と、を有している点にある。
一対の前車輪及び一対の後車輪を有する走行装置と、
前記走行装置において前記一対の前車輪よりも後部に設けられ、前記走行装置の運転者が着座する運転部と、
前記一対の前車輪を駆動する前車輪駆動機構が配置された前車輪側空間に対応して配置された前車輪側パネルと、
前記運転部が配置された搭乗空間に対応して配置されたフロントパネルと、
前記前車輪側パネルと前記フロントパネルとを挟持して締結する締結部材と、を備え、
前記フロントパネルは、板状部材から形成される第1縁部を有し、
前記前車輪側パネルは、前記第1縁部に対応しており、板状部材から形成される第2縁部を有し、
前記第1縁部及び前記第2縁部それぞれには、前記フロントパネルの前記第1縁部と前記前車輪側パネルの第2縁部とを互いに対向させた状態で、前記締結部材により挟持される第1締結部及び第2締結部が形成されており、
前記第1締結部及び前記第2締結部それぞれには、前記締結部材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されており、
前記第1縁部の第1締結部は、前記第2縁部の第2締結部との間に前記締結部材の一部である介在部材が嵌め込まれる隙間を有するように、前記第2締結部と対向する面とは反対側に盛り上がるように形成されており、前記第1締結部の厚みは、前記第1締結部の周囲の厚み以上であり、
前記締結部材は、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を貫通する軸部と、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔よりも径が大きい頭部とを有するボルトと、
前記ボルトの頭部とともに前記第1締結部及び前記第2締結部を挟んで、前記ボルトの軸部に嵌め込まれるナットと、
前記第1貫通孔に嵌め込まれるともに、前記ボルトの軸部が貫通する弾性貫通孔を有する弾性部材と、
前記第1締結部と前記第2締結部との間の隙間に配置され、前記ボルトの軸部が貫通するブッシュ貫通孔を有するブッシュと、を有し、
前記弾性部材は、前記弾性貫通孔を形成し、前記第1貫通孔の内周面に沿って嵌め込まれている弾性縦部と、前記ボルトの頭部側において、前記弾性縦部から前記第1貫通孔の径方向外方に延びており、前記ボルトの頭部と前記第1締結部との間に挟まれている弾性平面部と、を有し、
前記ブッシュは、前記弾性貫通孔の内周面に沿って嵌め込まれているブッシュ縦部と、前記ボルトの軸部側において、前記ブッシュ縦部から前記第1貫通孔の径方向外方に延びており、前記第1締結部と前記ナットとの間に挟まれているブッシュ平面部とを有する点にある。
ボルトとナットとにより第1締結部及び第2締結部を挟持して、フロントパネルと前車輪側パネルとを固定できる。また、第1締結部と第2締結部との間の隙間に、ボルトの軸部が貫通するブッシュが配置されることで、締結時の滑りを抑制し、また締結時の応力の拡散等を行う緩衝材として作用する。
また、ボルトの軸部は、第1貫通孔に嵌め込まれた弾性部材を貫通する。よって、弾性部材の弾性力を利用して例えば、ボルトの軸部に働いたせん断応力を小さくしてボルトの軸部の歪み及び破損等を抑制できる。
さらに、上記のように弾性部材及びブッシュが配置されることで、弾性部材は、断面視においてL字状で第1締結部に係止しており、また、ブッシュは、断面視において弾性部材とは上下逆のL字状で第1締結部に係止している。つまり、弾性部材とブッシュとにより第1締結部を挟み込んでいる。よって、ボルトとナットとが締め付けられることで、弾性部材とブッシュとが堅く第1締結部を挟持し、フロントパネルと前車輪側パネルとを強固に固定できる。
なお、方向については、図1に示す矢印Fの方向が「前」、矢印Bの方向が「後」、矢印Lの方向が「左」、矢印Rの方向が「右」、矢印Uの方向が「上」、矢印Dの方向が「下」である。
図1に全体を示す多目的車両(「作業車」の一例)は、荷の運搬やレクリエーション等の多目的な用途に用いることができる車両である。
図1に示すように、多目的車両には、操向可能且つ駆動可能な左右一対の前車輪1及び駆動可能な左右一対の後車輪2で構成される走行装置Tにより自走可能な走行機体が備えられている。走行機体の前後方向の中央部には、搭乗者が乗り込む運転部3が備えられている。走行機体における運転部3の後部には、荷を積載可能、且つ、後傾姿勢にダンプして荷を排出可能な荷台4が備えられている。荷台4は、荷台4の後端部に設けられた支軸の車体横向き軸芯を揺動支点にして、走行機体の前後方向に沿った載置状態と、前端側が上昇した後下がり傾斜のダンプ状態とにわたって揺動昇降操作できるように支持されている。荷台4の昇降操作は、例えば、ガススプリング(図示せず)の作用を利用した手動動作、電動油圧アクチュエータ(図示せず)の作動等によって行なわれる。走行機体における荷台4よりも下方には、動力源としてのガソリンエンジン(以下、単に「エンジン5」と称する)、及び、エンジン5の動力を変速可能な変速装置6が備えられている。
また、多目的車両は、フレーム体を組み合わせて構成される車体フレーム70を備えている。車体フレーム70は、中空のパイプ状であり、例えば鉄、鉄合金等の支持部材及び骨組み等として変形しにくい部材によって形成されている。図1〜図2に示すように、車体フレーム70は、走行装置T、運転部3、荷台4、エンジン5及び変速装置6等を支持する支持部30と、運転部3における搭乗者が乗り込む搭乗空間を囲む上部保護フレーム15及び下部保護フレーム16と、を備えている。そして、支持部30、上部保護フレーム15及び下部保護フレーム16が結合部材により結合されて車体フレーム70を構成している。
次に、カバー18の締結機構40について、図4〜図13を用いて説明する。
前述の通り、カバー18は、フロントパネル50及び前車輪側パネル60を連結することにより構成されている。これらフロントパネル50と前車輪側パネル60とを連結する締結機構40は、図4等に示すように、例えば、カバー18の左右方向に亘って4カ所に設けられている。4つの締結機構40は、例えば、カバー18の左右方向において、中央部に配置された一の締結機構40と、右端に配置された一の締結機構40と、左端に配置された二の締結機構40とを含む。これら締結機構40それぞれは、後述の第1縁部510に設けられた第1締結部512と、第2縁部610に設けられた第2締結部612と、締結部材90とを含んで構成されている。前述の4つの締結機構40は同一の形状であるので、以下では、中央部の締結機構40の構成について説明する。
図9は第1締結部512を上方から見た上面図であり、図10は第1締結部512を下方から見た下面図であり、図11は第1締結部512を側面から見た側面図である。図9〜図11に示すように、第1締結部512は、第2締結部612との間に隙間514(図10、図11)を有するように、第2締結部612と対向する面とは反対側に、つまり上方に盛り上がるように形成されている。よって、第1締結部512は、上方に突出した凸状平面の形態で形成されている。この場合、図11に示すように、盛り上がるように形成された第1締結部512の厚みT1は、第1締結部512の周囲である第1縁部510の厚みT2以上である。隙間514には、後述の第1ブッシュ(介在部材)94のブッシュ平面部94aが嵌め込まれる。
また、第2締結部612の第2貫通孔620は、第2円形状部621と第2連通部623とを有するように形成されている。第2円形状部621は、後述の軸部91bが挿入される部分であり、第2縁部610に沿った平面視において円形状に形成されている。また、第2連通部623は、前記平面視において第2円形状部621の直径L3よりも小さい幅L4を有して第2円形状部621から連続し、第2縁部610の端面に開口している。
ナット95は、上部平面部95aと、下部平面部95cと、上部平面部95a及び下部平面部95cを連結する連結部95bと、ボルト91の軸部91bが係合する係合部95dとを含む。
係合部95dは円筒状部材であり、その内周面がねじ切りされており、外周面がねじ切りされた軸部91bが螺合可能に構成されている。
この場合、第1ブッシュ94が嵌め込まれる隙間514は、第1締結部512が第2締結部612とは反対側に盛り上がることで形成されており、かつ第1締結部512の厚みT1はその周囲の第1縁部510の厚みT2以上である。よって、第1ブッシュ94が第1締結部512と第2締結部612との隙間514に嵌め込まれる場合であっても、第1締結部512の剛性の低下を抑制できる。
(1)上記実施形態では、第1締結部512は、上方に膨らみを有するように形成されることで、第2締結部612との間に隙間514を有している。さらに、上記実施形態では、第1締結部512の第1貫通孔520は、第1円形状部521及び第1連通部523により形成され、第2締結部612の第2貫通孔620は、第2円形状部621及び第2連通部623により形成されている。
しかし、少なくとも第1締結部512が上方に膨らんで隙間514を有していればよく、第1貫通孔520及び第2貫通孔620は上記実施形態の構成に限定されない。よって、第1貫通孔520が、第1円形状部521及び第1連通部523を有するように形成されておらず、例えば、U字状に形成されていてもよい。同様に、第2貫通孔620が、第2円形状部621及び第2連通部623を有するように形成されておらず、例えば、U字状に形成されていてもよい。そのため、例えば、第1貫通孔520及び第2貫通孔620は、それぞれ任意に、上記実施形態の構成を採用することも、他の形状として例えばU字状等に形成することもできる。
例えば、第1締結部512が上方に膨らんで隙間514を有するように形成されており、さらに、第1貫通孔520が、第1円形状部521及び第1連通部523を有するように形成されており、第2貫通孔620がU字状に形成されている構成も採用可能である。
また、上記実施形態では、第1ブッシュ94は、ブッシュ平面部94a及びブッシュ縦部94bを有している。しかし、第1ブッシュ94は、ブッシュ平面部94aのみから構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、弾性部材93は、弾性平面部93a及び弾性縦部93bを有している。しかし、弾性部材93は、弾性縦部93bのみから構成されていてもよい。
50 :フロントパネル
60 :前車輪側パネル
90 :締結部材
94 :第1ブッシュ
510 :第1縁部
512 :第1締結部
514 :隙間
610 :第2縁部
612 :第2締結部
Claims (6)
- 一対の前車輪及び一対の後車輪を有する走行装置と、
前記走行装置において前記一対の前車輪よりも後部に設けられ、前記走行装置の運転者が着座する運転部と、
前記一対の前車輪を駆動する前車輪駆動機構が配置された前車輪側空間に対応して配置された前車輪側パネルと、
前記運転部が配置された搭乗空間に対応して配置されたフロントパネルと、
前記前車輪側パネルと前記フロントパネルとを挟持して締結する締結部材と、を備え、
前記フロントパネルは、板状部材から形成される第1縁部を有し、
前記前車輪側パネルは、前記第1縁部に対応しており、板状部材から形成される第2縁部を有し、
前記第1縁部及び前記第2縁部それぞれには、前記フロントパネルの前記第1縁部と前記前車輪側パネルの第2縁部とを互いに対向させた状態で、前記締結部材により挟持される第1締結部及び第2締結部が形成されており、
前記第1締結部及び前記第2締結部それぞれには、前記締結部材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されており、
前記第1締結部の第1貫通孔は、前記締結部材の一部が挿入され、前記第1縁部に沿った平面視において円形状の第1円形状部と、前記平面視において前記第1円形状部の直径よりも小さい幅を有して前記第1円形状部から連続し、前記第1縁部の端面に開口する第1連通部とを有するように形成され、
前記第1縁部の第1締結部は、前記第2縁部の第2締結部との間に前記締結部材の一部である介在部材が嵌め込まれる隙間を有するように、前記第2締結部と対向する面とは反対側に盛り上がるように形成されており、前記第1締結部の厚みは、前記第1締結部の周囲の厚み以上である、作業車。 - 前記第2締結部の第2貫通孔は、前記第2縁部に沿った平面視において円形状の第2円形状部と、前記平面視において前記第2円形状部の直径よりも小さい幅を有して前記第2円形状部から連続し、前記第2縁部の端面に開口する第2連通部とを有するように形成されている、請求項1に記載の作業車。
- 一対の前車輪及び一対の後車輪を有する走行装置と、
前記走行装置において前記一対の前車輪よりも後部に設けられ、前記走行装置の運転者が着座する運転部と、
前記一対の前車輪を駆動する前車輪駆動機構が配置された前車輪側空間に対応して配置された前車輪側パネルと、
前記運転部が配置された搭乗空間に対応して配置されたフロントパネルと、
前記前車輪側パネルと前記フロントパネルとを挟持して締結する締結部材と、を備え、
前記フロントパネルは、板状部材から形成される第1縁部を有し、
前記前車輪側パネルは、前記第1縁部に対応しており、板状部材から形成される第2縁部を有し、
前記第1縁部及び前記第2縁部それぞれには、前記フロントパネルの前記第1縁部と前記前車輪側パネルの第2縁部とを互いに対向させた状態で、前記締結部材により挟持される第1締結部及び第2締結部が形成されており、
前記第1締結部及び前記第2締結部それぞれには、前記締結部材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されており、
前記第2締結部の第2貫通孔は、前記第2縁部に沿った平面視において円形状の第2円形状部と、前記平面視において前記第2円形状部の直径よりも小さい幅を有して前記第2円形状部から連続し、前記第2縁部の端面に開口する第2連通部とを有するように形成され、
前記第1縁部の第1締結部は、前記第2縁部の第2締結部との間に前記締結部材の一部である介在部材が嵌め込まれる隙間を有するように、前記第2締結部と対向する面とは反対側に盛り上がるように形成されており、前記第1締結部の厚みは、前記第1締結部の周囲の厚み以上である、作業車。 - 前記締結部材は、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を貫通する軸部と、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔よりも径が大きい頭部とを有するボルトと、
前記ボルトの頭部とともに前記第1締結部及び前記第2締結部を挟んで、前記ボルトの軸部に嵌め込まれるナットと、
前記介在部材であり、前記ボルトの軸部が貫通するとともに、前記第1締結部と前記第2締結部との間の隙間に配置されるブッシュと、を有している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業車。 - 前記締結部材は、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を貫通する軸部と、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔よりも径が大きい頭部とを有するボルトと、
前記ボルトの頭部とともに前記第1締結部及び前記第2締結部を挟んで、前記ボルトの軸部に嵌め込まれるナットと、
前記介在部材であり、前記第1貫通孔に嵌め込まれるともに、前記ボルトの軸部が貫通する弾性部材と、を有している、請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業車。 - 一対の前車輪及び一対の後車輪を有する走行装置と、
前記走行装置において前記一対の前車輪よりも後部に設けられ、前記走行装置の運転者が着座する運転部と、
前記一対の前車輪を駆動する前車輪駆動機構が配置された前車輪側空間に対応して配置された前車輪側パネルと、
前記運転部が配置された搭乗空間に対応して配置されたフロントパネルと、
前記前車輪側パネルと前記フロントパネルとを挟持して締結する締結部材と、を備え、
前記フロントパネルは、板状部材から形成される第1縁部を有し、
前記前車輪側パネルは、前記第1縁部に対応しており、板状部材から形成される第2縁部を有し、
前記第1縁部及び前記第2縁部それぞれには、前記フロントパネルの前記第1縁部と前記前車輪側パネルの第2縁部とを互いに対向させた状態で、前記締結部材により挟持される第1締結部及び第2締結部が形成されており、
前記第1締結部及び前記第2締結部それぞれには、前記締結部材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されており、
前記第1縁部の第1締結部は、前記第2縁部の第2締結部との間に前記締結部材の一部である介在部材が嵌め込まれる隙間を有するように、前記第2締結部と対向する面とは反対側に盛り上がるように形成されており、前記第1締結部の厚みは、前記第1締結部の周囲の厚み以上であり、
前記締結部材は、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を貫通する軸部と、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔よりも径が大きい頭部とを有するボルトと、
前記ボルトの頭部とともに前記第1締結部及び前記第2締結部を挟んで、前記ボルトの軸部に嵌め込まれるナットと、
前記第1貫通孔に嵌め込まれるともに、前記ボルトの軸部が貫通する弾性貫通孔を有する弾性部材と、
前記第1締結部と前記第2締結部との間の隙間に配置され、前記ボルトの軸部が貫通するブッシュ貫通孔を有するブッシュと、を有し、
前記弾性部材は、前記弾性貫通孔を形成し、前記第1貫通孔の内周面に沿って嵌め込まれている弾性縦部と、前記ボルトの頭部側において、前記弾性縦部から前記第1貫通孔の径方向外方に延びており、前記ボルトの頭部と前記第1締結部との間に挟まれている弾性平面部と、を有し、
前記ブッシュは、前記弾性貫通孔の内周面に沿って嵌め込まれているブッシュ縦部と、前記ボルトの軸部側において、前記ブッシュ縦部から前記第1貫通孔の径方向外方に延びており、前記第1締結部と前記ナットとの間に挟まれているブッシュ平面部とを有する、作業車。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018101675A JP6942088B2 (ja) | 2018-05-28 | 2018-05-28 | 作業車 |
US16/410,002 US11267387B2 (en) | 2018-05-28 | 2019-05-13 | Work vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018101675A JP6942088B2 (ja) | 2018-05-28 | 2018-05-28 | 作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019206218A JP2019206218A (ja) | 2019-12-05 |
JP6942088B2 true JP6942088B2 (ja) | 2021-09-29 |
Family
ID=68767940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018101675A Active JP6942088B2 (ja) | 2018-05-28 | 2018-05-28 | 作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6942088B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61163066A (ja) * | 1985-01-12 | 1986-07-23 | Iseki & Co Ltd | 乗用車両のフロア |
CA2726108C (en) * | 2006-07-27 | 2011-07-19 | Honda Motor Company, Ltd. | All terrain vehicle having layered body panel configuration |
-
2018
- 2018-05-28 JP JP2018101675A patent/JP6942088B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019206218A (ja) | 2019-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6568745B2 (en) | Automobile body structure | |
US7104596B2 (en) | Vehicle body structure | |
US7188893B2 (en) | Vehicle front body structure | |
WO2013088896A1 (ja) | 車体構造 | |
US11008048B2 (en) | Lower vehicle-body structure | |
JP6787233B2 (ja) | 車両下部構造 | |
WO2013150245A1 (fr) | Châssis d'un véhicule automobile comprenant des moyens d'absorption d'un choc frontal | |
FR2761040A1 (fr) | Structure de plancher d'un vehicule | |
US11267387B2 (en) | Work vehicle | |
WO2007077793A1 (ja) | トラクタ | |
EP3620355B1 (en) | Vehicle body structure | |
JP6942088B2 (ja) | 作業車 | |
US8016339B2 (en) | Vehicle equipped with floor mat for loading platform | |
JP4730890B2 (ja) | 車輌フレーム | |
WO2016133120A1 (ja) | 車体後部構造 | |
US20200262484A1 (en) | Subframe disengagement apparatus | |
WO2016060091A1 (ja) | 車両フロア構造 | |
JP6851244B2 (ja) | 多目的車両 | |
JP3644479B2 (ja) | シート取付部構造 | |
JP6976121B2 (ja) | 作業車 | |
JP6911776B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP7228133B2 (ja) | 車両のフロア補強構造 | |
JP2024067771A (ja) | 荷受台昇降装置及び車両 | |
JPH05116646A (ja) | 自動車車体の前部構造 | |
JP2000289645A (ja) | 車両のリアフレーム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210810 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210907 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6942088 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |