JP6941301B2 - 地盤改良材、改良土、及び、改良土の製造方法 - Google Patents
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Description
そこで、土の成分にあわせた種々の地盤改良材が検討されており、六価クロムの溶出を低減しつつ、改良土の強度を高めるために硫黄粉末を含む地盤改良材が検討されている(例えば、特許文献1など)。
火山灰質粘性土の改良土の強度発現性が低いのは、以下の理由によるものと考えられる。すなわち、火山灰質粘性土には特有の粘土鉱物であるアロフェンが多く含まれている。また、アロフェンは、カルシウムイオンを吸着する性質がある。そのため、火山灰質粘性土と、地盤改良材と混合すると、地盤改良材に含まれるカルシウムイオンがアロフェンに吸着されてしまい、セメントの水和が阻害されると考えられる。
しかし、地盤改良材の量を増やしてしまうと、それに伴い、発生する排泥(改良土)の処分にコストが掛かったり、或いは、環境への負荷が増大してしまうことが懸念される。
従って、地盤改良材の量を増やすこと以外にも、火山灰質粘性土を含む改良土の強度を高めるための方法や、地盤改良材などが求められ得る。
亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、二亜硫酸カリウム、及び、チオ硫酸カリウムからなる群より選ばれた1種以上の化合物を含有し、
前記対象土が火山灰質粘性土である。
前記セメント系水硬性材料100質量部に対して、前記化合物を1.0質量部以上含有する。
前記セメント系水硬性材料における前記石膏の含有割合が4.0質量%以上である。
亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、二亜硫酸カリウム、及び、チオ硫酸カリウムからなる群より選ばれた1種以上の化合物を含有し、
前記対象土が火山灰質粘性土である。
前記改良土は、亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、二亜硫酸カリウム、及び、チオ硫酸カリウムからなる群より選ばれた1種以上の化合物を含有し、
前記対象土が火山灰質粘性土である。
また、本実施形態に係る地盤改良材は、セメント系水硬性材料を含有する。
さらに、本実施形態に係る地盤改良材は、亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、二亜硫酸カリウム、及び、チオ硫酸カリウムからなる群より選ばれた1種以上の化合物とを含有する。
前記対象土は、火山灰質粘性土である。
前記火山灰質粘性土としては、例えば、関東ローム、赤ぼく、黒ぼくなどが挙げられる。
前記火山灰質粘性土は、水を含有する。
なお、セメント自体も石膏を含む。すなわち、前記セメント系水硬性材料は、セメントと、該セメントに含まれる石膏とは別の石膏とを含有する。
また、前記セメント系水硬性材料は、高炉スラグを含有してもよい。
前記セメントとしては、例えば、普通、早強、超早強、白色、耐硫酸塩、中庸熱、低熱などの各種ポルトランドセメントが挙げられる。また、前記セメントとしては、例えば、該ポルトランドセメントに高炉スラグ、フライアッシュ、シリカ質混合材(ポゾラン)等を混合してなる混合セメント、アルミナセメントなどの特殊セメントなども挙げられる。
セメント系水硬性材料は、セメントを、好ましくは65〜100質量%、より好ましくは85〜100質量%含有する。
すなわち、セメントの石膏としては、無水石膏(CaSO4 )、半水石膏(CaSO4 ・0.5H2 O)、二水石膏(CaSO4 ・2H2 O)等が挙げられ、また、セメントの石膏とは別の石膏としては、無水石膏(CaSO4 )、半水石膏(CaSO4 ・0.5H2 O)、二水石膏(CaSO4 ・2H2 O)等が挙げられる。
前記セメント系水硬性材料における石膏の含有割合(セメントの石膏と、セメントの石膏とは別の石膏との合計の含有割合)は、好ましくは4.0質量%以上、より好ましくは6.0〜24質量%、さらにより好ましくは10〜19質量%である。
すなわち、セメントの高炉スラグとしては、高炉水砕スラグ等が挙げられ、また、セメントの高炉スラグとは別の高炉スラグとしては、高炉水砕スラグの微粉末等が挙げられる。
高炉水砕スラグの微粉末としては、JIS A 6206:2013の“高炉スラグ微粉末”が好ましく、すなわち、比表面積が2,750cm2/g以上10,000cm2/g未満のものが好ましい。なお、比表面積は、JIS R 5201:2015の比表面積試験に従って測定することができる。
前記セメント系水硬性材料における高炉スラグの含有割合(セメントの高炉スラグと、セメントの高炉スラグとは別の高炉スラグとの合計の含有割合)は、好ましくは60質量%以下、より好ましくは30質量%以下である。
また、高炉スラグは、本実施形態に係る地盤改良材に実質的に含まれなくてもよい。
また、本実施形態に係る改良土は、乾燥状態の火山灰質粘性土100質量部に対して、セメント系水硬性材料を、好ましくは12.4〜364質量部、より好ましくは24.8〜182質量部含有する。
さらに、本実施形態に係る改良土は、前記セメント系水硬性材料100質量部に対して、火山灰質粘性土の水とは別の水を、好ましくは45〜300質量部、より好ましくは60〜200質量部含有する。
また、本実施形態に係る改良土は、セメント系水硬性材料100質量部に対して、水を(火山灰質粘性土の水、及び、火山灰質粘性土の水とは別に加える水の合計で)、好ましくは64〜870質量部、より好ましくは128〜473質量部含有する。
また、本実施形態に係る改良土は、火山灰質粘性土の水とは別の水を含有する場合、セメント系水硬性材料100質量部に対して、水を(火山灰質粘性土の水、及び、火山灰質粘性土の水とは別に加える水の合計で)、好ましくは328〜870質量部、より好ましくは328〜473質量部含有する。
さらに、本実施形態に係る改良土は、水として、火山灰質粘性土の水のみを含有する場合、セメント系水硬性材料100質量部に対して、水(火山灰質粘性土の水)を、好ましくは64〜825質量部、より好ましくは128〜413質量部含有する。
例えば、本実施形態に係る改良土の製造方法では、本実施形態に係る地盤改良材を構成する成分と、水とを混合してスラリーを作製し、該スラリーと火山灰質粘性土とを混合することにより、改良土を作製してもよい。
また、本実施形態に係る改良土の製造方法では、前記スラリーを経ずに、本実施形態に係る地盤改良材を構成する成分と、水と、火山灰質粘性土とを混合することにより、改良土を作製してもよい。
さらに、本実施形態に係る改良土の製造方法では、火山灰質粘性土の水とは別の水を用いずに、本実施形態に係る地盤改良材を構成する成分と、火山灰質粘性土とを混合することにより、改良土を作製してもよい。
また、本実施形態に係る改良土の製造方法では、本実施形態に係る地盤改良材が、対象土への添加前に全ての成分が混合された状態になっている必要はなく、本実施形態に係る地盤改良材の成分ごとに対象土に添加されてもよい。
対象土として以下のものを用いた。
火山灰質粘性土(湿潤密度:1.369g/cm3、自然含水比:119.4%)
なお、自然含水比は、「土中の水の質量/土中の固形分の質量」を「質量%」で表したものを意味する。自然含水比は、地盤工学会基準の「土の含水比試験方法(JIS A 1203:2009)」により測定した。
セメント系水硬性材料と下記表1の化合物とを下記表1の配合割合で混合して、実施例及び比較例の地盤改良材を得た。
なお、下記表1中の「添加量(質量部)」は、セメント系水硬性材料100質量部に対する量(質量部)を意味する。
また、セメント系水硬性材料として、普通ポルトランドセメントと無水石膏との混合物(普通ポルトランドセメント(二水石膏を4.5質量%含有。):無水石膏=90質量部:10質量部)を用いた。
湿潤状態の火山灰質粘性土1m3に対して、セメント系水硬性材料の量が300kg、加える水の量が180kgとなるように、火山灰質粘性土と、地盤改良材と、水とを混練し、「安定処理土の締固めをしない供試体作製方法(JGS 0821−2009)」に準拠して供試体を作製し、該供試体を封緘養生した。
すなわち、改良土は、乾燥状態の火山灰質粘性土100質量部に対して、セメント系水硬性材料を48質量部含む。また、改良土は、セメント系水硬性材料100質量部に対して、水(火山灰質粘性土の水、及び、火山灰質粘性土の水とは別に加える水)を308質量部含む。
材齢7日及び材齢28日における改良土の一軸圧縮強さを測定した。なお、該一軸圧縮強さは、「土の一軸圧縮試験方法(JIS A 1216:2009)」に従って測定した。
また、以下の基準で評価した。
・材齢7日
○:配合No.1(化合物なし)の一軸圧縮強さ(850kg/m2)を超えるもの
×:○以外
・材齢28日
○:配合No.19(硫黄粉末)の一軸圧縮強さ(1,235kg/m2)を超えるもの
×:配合No.1(化合物なし)の一軸圧縮強さ(1,140kg/m2)以下のもの
△:○、×以外
結果を下記表1に示す。
材齢7日における改良土に対して、平成3年8月環境庁告示第46号(土壌の汚染に係る環境基準について)付表に掲げる方法により検液を作製し、平成15年3月6日環境省告示第18号(改正 平成26年3月20日環境省告示第46号)の別表に記載の方法で検液中の六価クロム濃度(mg/L)を測定し、この検液中の六価クロム濃度(mg/L)を、「六価クロム(Cr6+)の溶出量(mg/L)」とした。
また、以下の基準で評価した。
◎:0.05mg/L(環境基準値)以下のもの
〇:0.05mg/L(環境基準値)を超え、且つ、配合No.14(硫酸鉄(II)・7水和物)の六価クロムの溶出量(0.15mg/L)未満のもの
△:配合No.14(硫酸鉄(II)・7水和物)の六価クロムの溶出量(0.15mg/L)以上で、且つ、配合No.1(化合物なし)の六価クロムの溶出量(0.51mg/L)未満のもの
×:配合No.1(化合物なし)の六価クロムの溶出量(0.51mg/L)以上のもの
結果を下記表1に示す。
なお、カリウムは、ナトリウムと同様に、アルカリ金属であるので、セメントの水和を促進する機能を有する。また、カリウム塩は、ナトリウム塩と同様に、溶解度が高い。よって、亜硫酸カリウム、二亜硫酸カリウム、又は、チオ硫酸カリウムを用いても、亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムと同様に、改良土の強度を高くし得る。
したがって、本発明によれば、改良土の強度を高め得ることがわかる。
また、表1に示すように、本発明の範囲内の実施例の地盤改良材を用いた場合では、比較例の地盤改良材を用いた場合に比べて、六価クロムの溶出量が低かった。
Claims (5)
- 対象土と混合されて用いられ、セメントと石膏とからなるセメント系水硬性材料を含有する地盤改良材であって、
亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、二亜硫酸カリウム、及び、チオ硫酸カリウムからなる群より選ばれた1種以上の化合物を、前記セメント100質量部に対して300/90質量部以上1000/90質量部以下含有し、
前記対象土が火山灰質粘性土である、地盤改良材。 - 前記セメント系水硬性材料100質量部に対して、前記化合物を3.0質量部以上含有する、請求項1に記載の地盤改良材。
- 前記セメント系水硬性材料における前記石膏の含有割合が4.0質量%以上である、請求項1又は2に記載の地盤改良材。
- 対象土と、セメントと石膏とからなるセメント系水硬性材料とを含有する、改良土であって、
亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、二亜硫酸カリウム、及び、チオ硫酸カリウムからなる群より選ばれた1種以上の化合物を、前記セメント100質量部に対して300/90質量部以上1000/90質量部以下含有し、
前記対象土が火山灰質粘性土である、改良土。 - 対象土と、セメントと石膏とからなるセメント系水硬性材料とが混合された改良土を作製する、改良土の製造方法であって、
前記改良土は、亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、二亜硫酸カリウム、及び、チオ硫酸カリウムからなる群より選ばれた1種以上の化合物を、前記セメント100質量部に対して300/90質量部以上1000/90質量部以下含有し、
前記対象土が火山灰質粘性土である、改良土の製造方法。
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