JP6345864B1 - 土壌固化材 - Google Patents

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【課題】土壌の強度を早期に発現させる土壌固化材を提供する。【解決手段】硫酸カルシウム、酸化アルミニウム及び酸化カルシウムの総和含有量が少なくとも65質量%以上であって、かつ、質量基準で、シリカの含有量が酸化アルミニウムの含有量の1.3倍よりも少ない土壌固化材であって、酸化カルシウム/酸化アルミニウムによって規定される酸化カルシウム及び酸化アルミニウムの比率は、質量基準で、少なくとも1.2以上であり、硫酸カルシウム/酸化アルミニウムによって規定される硫酸カルシウム及び酸化アルミニウムの比率は、質量基準で、少なくとも0.6以上であることを特徴とする。【選択図】なし

Description

本発明は軟弱な土壌等を固化するために用いられる土壌固化材に関するものである。
従来、軟弱地盤の強度を高める方法として、セメント系固化材を土壌に添加・混合することが行われている。特許文献1には、フッ素を含有する廃石膏ボードを破砕・加熱処理して得られる半水石膏を軟弱土壌と混合して固化処理する廃石膏を用いた軟弱土壌の固化処理方法において、前記半水石膏に対してアルミナと酸化カルシウムを含有する添加材として高炉セメントを所定量添加する第一の工程と、この第一の工程で添加材である高炉セメントを添加した半水石膏を軟弱土壌と混合して固化処理する第二の工程とから成り、前記第二の工程時には半水石膏と、添加材である高炉セメントに含まれるアルミナと酸化カルシウムとを、軟弱土壌中の水分を利用して水和反応させてエトリンガイトを生成させ、半水石膏から溶出するフッ素イオンを前記エトリンガイトのSO 2−と置換させて固定し、土壌中へのフッ素の溶出量が環境基準を超えないように抑制しながら軟弱土壌を固化処理する方法が提案されている。
特許第4832474号明細書
軟弱土壌(例えば、河川、湖沼に堆積したヘドロ、高有機質土、腐植土)の処理方法として、土壌に固化材を添加して、所定強度を満足する固形物に変化させてから、トラック等で搬出する処理が行われている。セメント系の土壌固化材としてジオセット200等が広く知られているが、これらと同程度の強度を有する石灰系固化材が求められている。
本発明者は、特許文献1に記載された「軟弱土壌の固化処理方法」では、高炉セメントに含まれるSiO等によって、エトリンガイトの早期生成が阻害されるため、早期に強度発現させることができないことを発見した。
また、セメント系固化材には、六価クロムが含まれていることがあり、環境問題が懸念される。
本発明は石灰系固化材の優位点を活かし、セメント系固化材と同程度以上の強度を有する土壌固化材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願発明に係る土壌固化材は、(1)硫酸カルシウム、酸化アルミニウム及び酸化カルシウムの総和含有量が少なくとも65質量%以上であって、かつ、質量基準で、シリカの含有量が酸化アルミニウムの含有量の1.3倍よりも少ない土壌固化材であって、酸化カルシウム/酸化アルミニウムによって規定される酸化カルシウム及び酸化アルミニウムの比率は、質量基準で、少なくとも1.2以上であり、硫酸カルシウム/酸化アルミニウムによって規定される硫酸カルシウム及び酸化アルミニウムの比率は、質量基準で、少なくとも0.6以上であることを特徴とする土壌固化材。
(2)上記(1)の構成において、硫酸カルシウム、酸化アルミニウム及び酸化カルシウムの総和含有量は少なくとも70質量%以上、かつ、シリカの含有量は酸化アルミニウムの含有量よりも少ないことが好ましい。これにより、土壌固化材が添加される土壌の強度をより高めることができる。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記酸化カルシウム及び酸化アルミニウムの比率は、質量基準で、4.0以下に設定するのが好ましい。これにより、エトリンガイトの生成に寄与しない酸化カルシウムが少なくなるため、酸化カルシウムが土壌中でイオン化(Ca2+)して、2OHが生成されることにより、土壌がアルカリ化することを抑制できる。
(4)上記(1)乃至(3)のうちいずれか一つの構成において、前記酸化アルミニウムを含有する礬土頁岩を有するように土壌固化材を構成することが好ましい。礬土頁岩は、シリカの含有量が酸化アルミニウムの含有量よりも少ないため、本発明の土壌固化材の成分調整を容易に行うことができる。
本願発明によれば、酸化カルシウム及び硫酸カルシウムの酸化アルミニウムに対する其々の比率が1.2及び0.6以上に高められており、かつ、シリカの含有量が制限されているため、エトリンガイトが早期に生成され、土壌強度を早期に高めることができ、かつ長期的に強度が安定である。また、酸化カルシウム/酸化アルミニウムが4.0以下に抑制されることにより、エトリンガイトの生成に寄与しない酸化カルシウムが少なくなる。これにより、酸化カルシウムが土壌中でイオン化(Ca2+)することによって2OHが生成され、土壌がアルカリ化することを抑制できる。
本発明の実施形態に係る土壌固化材について説明する。本実施形態の土壌固化材は、一般軟弱土用固化材、高含水土用固化材、超高有機質土用固化材及び超軟弱地盤改良材として用いることができる。これらの一般軟弱土用固化材等は、例えば、「月刊 建物物価(一般財団法人 建設物価調査会発行)」において規格されているため、詳細な説明を省略する。
本実施形態の土壌固化材は、少なくとも硫酸カルシウム、酸化アルミニウム、酸化カルシウムを含有する。本実施形態の土壌固化材を土壌に添加すると、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)が生成され、軟弱地盤の強度を早期に所定強度まで高めることができる。ここで、「早期」とは、例えば、土壌固化材を添加してから、7日間のことである。「所定強度」は、土壌改良の目的に応じて変わるため、本明細書では特に限定しない。また、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)のPHは、中性〜弱アルカリ性であるため、従来の石灰系固化材と比べて、土壌が強アルカリ化することを抑制できる。
土壌固化材全体を100質量%としたとき、硫酸カルシウム、酸化アルミニウム及び酸化カルシウムの総和含有量は、65質量%以上であり、好ましくは70質量%以上である。これらの総和含有量が少なくなると、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)を十分に生成することができない。
硫酸カルシウム、酸化アルミニウム及び酸化カルシウムを除いた土壌固化材の残部は、配合調整に用いられる原料によって異なるため、特に限定しない。後述するように、硫酸カルシウムの供給源として、半水石膏(CaSO・1/2HO)、二水石膏(CaSO・2HO)を用いた場合には、残部の一部が水分子によって構成される。また、酸化アルミニウムの供給源として、礬土頁岩(バンドケツガン)を用いた場合には、残部の一部が酸化鉄によって構成される。なお、本実施形態の土壌固化材には、六価クロムが含まれていない。これにより、六価クロムによる環境上の問題を無くすことができる。以下、土壌固化材に含まれる成分について詳細に説明する。
(硫酸カルシウムについて)
硫酸カルシウムは、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)の必須成分である。硫酸カルシウムは、例えば、水和物として土壌固化材の中に含有させることができる。水和物は、半水石膏(CaSO・1/2HO)、二水石膏(CaSO・2HO)であってもよい。
ここで、特許文献1には、「二水石膏(CaSO・2HO)のままでは加水処理しても水和反応が起こらず硬化しないため、一旦加熱処理して二水石膏(CaSO・2HO)の状態から半水石膏(CaSO・1/2HO)の状態に転位させておく必要がある」と記載されていることから、半水石膏(CaSO・1/2HO)の状態で使用することが前提条件となっている。
しかしながら、本実施形態の土壌固化材が適用される土壌は、酸性からアルカリ性であり、本実施形態の土壌固化材が添加されることによりアルカリ化するため、二水石膏(CaSO・2HO)のままでも、水和反応が起こり、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)を生成することができる。
したがって、硫酸カルシウムの供給源として、半水石膏(CaSO・1/2HO)に限らず、二水石膏(CaSO・2HO)を用いることもできる。なお、硫酸カルシウムの供給源として、硫酸カルシウムそのもの、つまり、無水石膏(CaSO)を用いることもできる。
ここで、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)には、必須成分として水分子が含まれているが、この水分子は、土壌固化材が添加される土壌由来の水分子であってもよいし、半水石膏(CaSO・1/2HO)、二水石膏(CaSO・2HO)由来の水分子であってもよい。本実施形態の土壌固化材が添加される土壌は、水分子を十分に含有しているため、無水石膏(CaSO)を用いた土壌固化材であっても、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)を生成することができる。
(酸化アルミニウムについて)
酸化アルミニウムは、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)の必須成分である。ここで、特許文献1では、酸化アルミニウムの供給源として、高炉セメント、高炉スラグ、石炭灰が用いられている。本発明者は、これらの高炉セメント、高炉スラグ、石炭灰をそれぞれ半水石膏(CaSO・1/2HO)とともに土壌に添加して、一軸圧縮強さを測定したところ、強度が早期に発現しないことを発見した。強度発現が遅くなると、土壌固化材を添加してからトラック等で搬出するまでの時間が長くなるため、効率的な処理が妨げられる。
本発明者は、この問題を鋭意検討し、高炉セメント、高炉スラグ、石炭灰に含まれるシリカ(SiO)によって、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)の早期生成が阻害されることを発見した。すなわち、これらの高炉セメント等は、一般的にシリカ(SiO)の含有量が過度に高いため、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)の早期生成と長期安定が阻害される。これに対して、本願発明の土壌固化材は、シリカ(SiO)の含有量が少ないため、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)を早期に生成することができる。ここで、土壌固化材に含まれるシリカ及び酸化アルミニウムの含有量を夫々X(質量%)及びY(質量%)としたときに、X(質量%)<1.3Y(質量%)であり、好ましくはX(質量%)<Y(質量%)である。
上述の条件を満足する酸化アルミニウムの供給源として、本実施形態では、例えば、礬土頁岩、ムライト、カオリン、水酸化アルミニウムを用いることができる。これらは、酸化アルミニウムリッチな原料であるとともに、シリカ(SiO)の含有量が極めて少ないため、高炉セメント、高炉スラグ、石炭灰よりもエトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)を早期に生成することができ、かつ長期的に安定である。礬土頁岩は、酸化アルミニウムの含有量が80質量%以上であるため、特に好適である。また、礬土頁岩には、2質量%以下の酸化鉄が含まれることがあるが、極めて少量であるため、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)の生成の妨げとならない。
(酸化カルシウム)
酸化カルシウムは、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)の必須成分である。ここで、酸化カルシウム/酸化アルミニウムによって規定される酸化カルシウム及び酸化アルミニウムの比率をAとしたとき、質量基準で、比率Aの下限値は1.2であり、好ましくは1.6である。比率Aが1.2未満に低下すると、酸化カルシウムが過度に少なくなるため、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)を十分に生成することができない。
また、比率Aの上限値は、好ましくは、4.0である。比率Aが4.0を超過すると、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)の生成に寄与しない酸化カルシウムが増加する。この酸化カルシウムは含水率の高い土壌中でイオン化(Ca2+)して、2OHが生成されるため、土壌がアルカリ化し易くなる。
また、硫酸カルシウム/酸化アルミニウムによって規定される硫酸カルシウム及び酸化アルミニウムの比率をBとしたとき、質量基準で、比率Bの下限値は0.6であり、好ましくは0.9である。比率Bが0.6未満に低下すると、硫酸カルシウムが過度に少なくなるため、エトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)を十分に生成することができない。
本実施形態の土壌固化材によれば、土壌固化材に含まれる半水石膏(CaSO・1/2HO)、二水石膏(CaSO・2HO)が、化学的に安定なエトリンガイト(3CaO・Al・3CaSO・32HO)に早期に変化して、軟弱土壌の強度発現を早めるとともに、長期的に土壌強度を高い強度に維持することができる。土壌中の水分は、エトリンガイト生成の際、結晶水に利用されるため、土壌中の水分量が減少し、その結果、強度発現に寄与するものと考えられる。
本実施形態の土壌固化材は、強度向上効果が高いため、添加量が少なくても、土壌強度を所定強度に高めることができる。したがって、添加量の削減により、コスト低減を図ることができる。
本発明について、実施例を示しながら詳細に説明する。
(実施例1)
成分が異なる複数の土壌固化材1〜5、生石灰およびジオセット200をそれぞれ田んぼの土に添加してビニル袋に封入した後、ビニル袋内の空気を排気して、ph値を測定した。土壌固化材を添加する前における田んぼの土の含水率及びph値はそれぞれ79.8質量%及び6.16であった。各土壌固化材の添加量は、100(kg/m)とした。ph値の測定後に、20℃の暗室で7日間保管・養生した。養生後に1軸圧縮強さ(KN/m)を測定した。ジオセット200を基準として、1軸圧縮強さ(KN/m)が基準値よりも低い場合には、土壌強度が低いとして×で評価した。1軸圧縮強さ(KN/m)が基準値超50(KN/m)以下の場合には、土壌強度が良好として△で評価した。1軸圧縮強さ(KN/m)が50(KN/m)超の場合には、土壌強度が極めて良好として◎で評価した。その結果を表1に示す。
Figure 0006345864
土壌固化材2は、硫酸カルシウム/酸化アルミニウムが0.6未満で、硫酸カルシウムの含有量が過度に少なかったため、評価が×になった。また、土壌固化材2は、酸化カルシウム/酸化アルミニウムが4.0を超過しており、エトリンガイトの生成に寄与しない酸化カルシウムが増加したため、ph値がジオセット200と比べて非常に高くなった。なお、土壌固化材4及び5は、土壌固化材1及び3よりも酸化カルシウム/酸化アルミニウムの値が低いため、ph値を測定しなかった。土壌固化材5は、酸化カルシウム/酸化アルミニウムが1.6未満で、酸化カルシウムの含有量が若干少なく、また、シリカの含有量が若干多かったため、評価が△になった。
(実施例2)
成分が異なる複数の土壌固化材6〜10およびジオセット200をそれぞれ田んぼの土に添加してビニル袋に封入した後、20℃の暗室で7日間保管・養生した。土壌固化材を添加する前の田んぼの土の含水率は、63.5質量%であった。各土壌固化材の添加量は、50(kg/m)とした。養生後に1軸圧縮強さ(KN/m)を測定した。ジオセット200を基準として、1軸圧縮強さ(KN/m)が基準値よりも低い場合には、土壌強度が低いとして×で評価した。1軸圧縮強さ(KN/m)が基準値超30(KN/m)以下の場合には、土壌強度が良好として△で評価した。1軸圧縮強さ(KN/m)が30(KN/m)超の場合には、土壌強度が極めて良好として◎で評価した。その結果を表2に示す。
Figure 0006345864
土壌固化材6,7は、酸化カルシウム/酸化アルミニウムが1.2未満で、酸化カルシウムの含有量が過度に少なかったため、評価が×になった。
以上の実施例から、硫酸カルシウム、酸化アルミニウム及び酸化カルシウムの総和含有量が少なくとも65質量%以上であって、かつ、質量基準で、シリカの含有量が酸化アルミニウムの含有量の1.3倍よりも少ない土壌固化材において、酸化カルシウム/酸化アルミニウムが1.2以上、硫酸カルシウム/酸化アルミニウムが0.6以上に配合調整された土壌固化材を用いることにより、ジオセット200と同程度以上の強度発現効果が7日間の養生期間で得られることがわかった。

Claims (3)

  1. 硫酸カルシウム、酸化アルミニウム及び酸化カルシウムの総和含有量が少なくとも65質量%以上であって、かつ、質量基準で、シリカの含有量が酸化アルミニウムの含有量の1.3倍よりも少ない土壌固化材であって、
    酸化カルシウム/酸化アルミニウムによって規定される酸化カルシウム及び酸化アルミニウムの比率は、質量基準で、少なくとも1.2以上であり、硫酸カルシウム/酸化アルミニウムによって規定される硫酸カルシウム及び酸化アルミニウムの比率は、質量基準で、少なくとも0.6以上であり、前記酸化アルミニウムを含有する礬土頁岩を有することを特徴とする土壌固化材。
  2. 硫酸カルシウム、酸化アルミニウム及び酸化カルシウムの総和含有量が少なくとも70質量%以上であって、かつ、シリカの含有量が酸化アルミニウムの含有量よりも少ないことを特徴とする請求項1に記載の土壌固化材。
  3. 前記酸化カルシウム及び酸化アルミニウムの比率は、質量基準で、4.0以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の土壌固化材。


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