JP6941071B2 - 媒体搬送装置及び判断方法 - Google Patents

媒体搬送装置及び判断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6941071B2
JP6941071B2 JP2018051976A JP2018051976A JP6941071B2 JP 6941071 B2 JP6941071 B2 JP 6941071B2 JP 2018051976 A JP2018051976 A JP 2018051976A JP 2018051976 A JP2018051976 A JP 2018051976A JP 6941071 B2 JP6941071 B2 JP 6941071B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
sensor
threshold value
reception level
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018051976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019163130A (ja
Inventor
正靖 ▲高▼橋
正靖 ▲高▼橋
義明 山原
義明 山原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP2018051976A priority Critical patent/JP6941071B2/ja
Priority to US16/030,834 priority patent/US10356260B1/en
Publication of JP2019163130A publication Critical patent/JP2019163130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6941071B2 publication Critical patent/JP6941071B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00519Constructional details not otherwise provided for, e.g. housings, covers
    • H04N1/00551Top covers or the like
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00763Action taken as a result of detection
    • H04N1/00774Adjusting or controlling
    • H04N1/00779Adjusting settings, e.g. mode, feeding rate or type of paper

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

本発明は、媒体搬送装置及び判断方法に関する。
スキャナ装置の中には、スキャナ装置のメンテナンス等のために、上部のカバーが開閉自在なものがある。従来は、開閉自在なカバー(以下では「開閉カバー」と呼ぶことがある)の開閉状態を検出するための専用のセンサがスキャナ装置に設けられている。
特開2011−068448号公報 特開平07−323940号公報
開閉カバーの開閉状態の検出のために専用のセンサが設けられることは、スキャナ装置の製造コストが増加する一因となっていた。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、装置の製造コストを低減することを目的とする。
媒体搬送装置は、媒体の搬送路を覆う開閉自在なカバーと、センサと、制御部とを有する。前記センサは、被測定物を送信する送信部と、前記送信部から送信された前記被測定物を受信する受信部とを有し、前記搬送路に存在する前記媒体の検出用のものである。前記制御部は、前記受信部で受信された前記被測定物の受信レベルが閾値未満であるときに、前記送信部の送信レベルを増加させ、前記送信レベルの増加前後における前記受信レベルの変化率が閾値未満であるか否かに基づいて、前記カバーが開放されているか否かを判断する。
開示の態様によれば、装置の製造コストを低減することができる。
図1は、実施例1のスキャナ装置の構成例を示す図である。 図2は、実施例1のスキャナ装置の構成例を示す図である。 図3は、実施例1の媒体搬送装置の処理例の説明に供するフローチャートである。 図4は、実施例2の媒体搬送装置の処理例の説明に供するフローチャートである。 図5は、実施例3の媒体搬送装置の処理例の説明に供するフローチャートである。 図6は、実施例4の媒体搬送装置の処理例の説明に供するフローチャートである。
以下に、本願の開示する媒体搬送装置及び判断方法の実施例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本願の開示する媒体搬送装置及び判断方法が限定されるものではない。また、実施例において同一の構成、及び、同一の処理を行うステップには同一の符号を付す。
[実施例1]
<スキャナ装置の構成>
図1及び図2は、実施例1のスキャナ装置の構成例を示す図である。図1には、開閉カバー13が閉鎖されている状態を示し、図2には、開閉カバー13が開放されている状態を示す。スキャナ装置1の読取の対象となる媒体(以下では「読取対象媒体」と呼ぶことがある)の一例として、文字や図が記載された原稿が挙げられる。
図1及び図2において、スキャナ装置1は、シューター11と、下部筐体12と、上部筐体としての開閉カバー13と、媒体挿入口14と、媒体排出口15と、回転軸16と、媒体読取部17−1,17−2と、媒体搬送装置20と、搬送路Pとを有する。
媒体搬送装置20は、制御部21と、ピックローラ22と、エンプティセンサ23と、超音波センサ24と、透過型光センサ25と、搬送ローラ26−1,26−2と、排出ローラ27−1,27−2とを有する。超音波センサ24は、送波器24Tと受波器24Rとを有する。送波器24Tと受波器24Rとは、互いに対向して配置される。透過型光センサ25は、投光器25Tと受光器25Rとを有する。投光器25Tと受光器25Rとは、互いに対向して配置される。
下部筐体12には、制御部21と、ピックローラ22と、受波器24Rと、受光器25Rと、搬送ローラ26−2と、媒体読取部17−2と、排出ローラ27−2とが格納される。
開閉カバー13には、エンプティセンサ23と、送波器24Tと、投光器25Tと、搬送ローラ26−1と、媒体読取部17−1と、排出ローラ27−1とが格納される。
開閉カバー13は、図1及び図2に示すように、回転軸16を中心にして開閉自在である。また、図1に示すように、開閉カバー13と下部筐体12との間に、読取対象媒体が搬送される搬送路Pが形成され、開閉カバー13が閉鎖されている状態(図1)において、開閉カバー13は搬送路Pを覆っている。
エンプティセンサ23は、接触子23Cを有する。エンプティセンサ23は、接触子23Cに読取対象媒体が触れているときにオンになる一方で、接触子23Cに読取対象媒体が触れていないときにオフになる。
超音波センサ24では、送波器24Tから送信された超音波が受波器24Rにより受信される。受波器24Rによって受信される超音波の受信レベル(以下では「超音波受信レベル」と呼ぶことがある)が閾値TH1以上であるときは超音波センサ24がオンになる一方で、超音波受信レベルが閾値TH1未満であるときは超音波センサ24がオフになる。よって、超音波センサ24における被測定物は超音波である。また、超音波センサ24において、送波器24Tは超音波センサ24の送信部に相当し、受波器24Rは超音波センサ24の受信部に相当する。
開閉カバー13が閉鎖された状態で送波器24Tと受波器24Rとの間に読取対象媒体が存在しないときは、超音波受信レベルが閾値TH1以上となって超音波センサ24がオンになる。また、開閉カバー13が閉鎖された状態で送波器24Tと受波器24Rとの間に一枚の読取対象媒体が存在するときは、超音波受信レベルが閾値TH1以上となって超音波センサ24がオンになる。また、開閉カバー13が閉鎖された状態で送波器24Tと受波器24Rとの間に二枚以上の読取対象媒体が存在するときは、超音波受信レベルが閾値TH1未満となって超音波センサ24がオフになる。また、開閉カバー13が開放されているときは、超音波受信レベルが閾値TH1未満となって超音波センサ24がオフになる。
透過型光センサ25では、投光器25Tから送信(投射)された光が受光器25Rにより受信(受光)される。受光器25Rによって受信される光の受信レベル(以下では「光受信レベル」と呼ぶことがある)が閾値TH2以上であるときは透過型光センサ25がオンになる一方で、光受信レベルが閾値TH2未満であるときは透過型光センサ25がオフになる。よって、透過型光センサ25における被測定物は光である。透過型光センサ25における被測定物である光の一例として、赤外線またはレーザ光が挙げられる。また、透過型光センサ25において、投光器25Tは透過型光センサ25の送信部に相当し、受光器25Rは透過型光センサ25の受信部に相当する。
開閉カバー13が閉鎖された状態で投光器25Tと受光器25Rとの間に読取対象媒体が存在しないときは、光受信レベルが閾値TH2以上となって透過型光センサ25がオンになる。また、開閉カバー13が閉鎖された状態で投光器25Tと受光器25Rとの間に一枚以上の読取対象媒体が存在するときは、光受信レベルが閾値TH2未満となって透過型光センサ25がオフになる。また、開閉カバー13が開放されているときは、光受信レベルが閾値TH2未満となって透過型光センサ25がオフになる。
ここで、超音波センサ24の用途の一例として、搬送路Pに存在する読取対象媒体の重送(マルチフィード)の発生を検出することが挙げられる。また、透過型光センサ25の用途の一例として、搬送路Pに存在する読取対象媒体の詰まり(以下では「媒体ジャム」と呼ぶことがある)の発生を検出することが挙げられる。つまり、超音波センサ24及び透過型光センサ25は、搬送路Pに存在する読取対象媒体の検出用のセンサである。読取対象媒体に重送や媒体ジャムが発生したときは、制御部21は重送や媒体ジャムが発生したことをディスプレイ表示や警告音等により報知するため、スキャナ装置1のオペレータは、開閉カバー13を開放することにより、搬送路Pから読取対象媒体を除去することが可能である。
図1において、シューター11に置かれて媒体挿入口14から搬送路Pへと挿入された読取対象媒体がエンプティセンサ23の接触子23Cに触れるとエンプティセンサ23がオンになる。エンプティセンサ23がオンになると、制御部21は、ピックローラ22、搬送ローラ26−1,26−2、排出ローラ27−1,27−2の回転を開始させるので、搬送路P上での読取対象媒体の搬送が開始される。ピックローラ22、搬送ローラ26−2、排出ローラ27−2は左回り(反時計回り)に回転する一方で、搬送ローラ26−1、排出ローラ27−1は右回り(時計回り)に回転する。
搬送ローラ26−1と搬送ローラ26−2との間を通過する読取対象媒体は、搬送に伴って、媒体読取部17−1,17−2によって読み取られる。媒体読取部17−1によって読取対象媒体の上面が読み取られ、媒体読取部17−2によって読取対象媒体の下面が読み取られる。
読取が為された読取対象媒体は、その後、排出ローラ27−1と排出ローラ27−2との間を通過して媒体排出口15から排出される。
<媒体搬送装置20の処理>
図3は、実施例1の媒体搬送装置の処理例の説明に供するフローチャートである。図3のフローチャートは、スキャナ装置1の電源が投入されている状態において所定のタイミングで開始される。
図3において、ステップS101では、制御部21は、超音波センサ24がオンになっているか否かを判断する。
超音波センサ24がオンになっている場合は(ステップS101:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖されていると判断する(ステップS103)。
一方で、超音波センサ24がオフになっている場合は(ステップS101:No)、制御部21は、超音波センサ24の送波器24Tから送信される超音波の送信レベル(以下では「超音波送信レベル」と呼ぶことがある)を増加させる(ステップS105)。制御部21は、例えば、単位時間当たりの発振回数の増加、または、超音波の発振電圧の増加により、超音波送信レベルを増加させる。
次いで、ステップS107では、制御部21は、超音波送信レベルの増加前後における超音波受信レベルの変化率(以下では「超音波受信レベル変化率」と呼ぶことがある)が閾値THA未満であるか否かを判断する。
超音波受信レベル変化率が閾値THA未満である場合は(ステップS107:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が開放されていると判断する(ステップS109)。
一方で、超音波受信レベル変化率が閾値THA以上である場合は(ステップS107:No)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、搬送路Pに存在する読取対象媒体に重送が発生していると判断する(ステップS111)。
ステップS103,S109,S111の処理後、処理は終了する。
なお、図3に示すフローチャートに従って処理が行われる場合には、媒体搬送装置20は透過型光センサ25を有しなくても良い。
以上、実施例1について説明した。
[実施例2]
<媒体搬送装置20の処理>
図4は、実施例2の媒体搬送装置の処理例の説明に供するフローチャートである。図4のフローチャートは、スキャナ装置1の電源が投入されている状態において所定のタイミングで開始される。
図4において、ステップS201では、制御部21は、透過型光センサ25がオンになっているか否かを判断する。
透過型光センサ25がオンになっている場合は(ステップS201:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖されていると判断する(ステップS203)。
一方で、透過型光センサ25がオフになっている場合は(ステップS201:No)、制御部21は、透過型光センサ25の投光器25Tから送信される光の送信レベル(以下では「光送信レベル」と呼ぶことがある)を増加させる(ステップS205)。制御部21は、例えば、投光器25Tにおける発光電流値の増加により光量を増加させることにより、光送信レベルを増加させる。
次いで、ステップS207では、制御部21は、光送信レベルの増加前後における光受信レベルの変化率(以下では「光受信レベル変化率」と呼ぶことがある)が閾値THB未満であるか否かを判断する。
光受信レベル変化率が閾値THB未満である場合は(ステップS207:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が開放されていると判断する(ステップS209)。
一方で、光受信レベル変化率が閾値THB以上である場合は(ステップS207:No)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、搬送路Pに正常に搬送されている読取対象媒体(つまり、一枚の読取対象媒体)が存在していると判断する(ステップS211)。
ステップS203,S209,S211の処理後、処理は終了する。
なお、図4に示すフローチャートに従って処理が行われる場合には、媒体搬送装置20は超音波センサ24を有しなくても良い。
以上、実施例2について説明した。
[実施例3]
<媒体搬送装置20の処理>
図5は、実施例3の媒体搬送装置の処理例の説明に供するフローチャートである。図5のフローチャートは、媒体搬送装置20の「待機状態」において一定間隔で開始される。媒体搬送装置20の待機状態とは、例えば、スキャナ装置1の電源が投入された後で、かつ、スキャナ装置1が有するスキャン開始ボタン(図示省略)が押下される前の状態である。また例えば、媒体搬送装置20の待機状態とは、スキャナ装置1の電源が投入された後で、かつ、スキャナ装置1の外部から発せられたスキャン開始指示がスキャナ装置1によって受信される前の状態である。
図4において、ステップS301では、制御部21は、透過型光センサ25がオンになっているか否かを判断する。透過型光センサ25がオンになっている場合は(ステップS301:Yes)、処理はステップS303へ進み、透過型光センサ25がオフになっている場合は(ステップS301:No)、処理はステップS315へ進む。
ステップS303では、制御部21は、超音波センサ24がオンになっているか否かを判断する。
ステップS303において超音波センサ24がオンになっている場合は(ステップS303:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖されていると判断する(ステップS305)。
一方で、ステップS303で超音波センサ24がオフになっている場合は(ステップS303:No)、制御部21は、超音波送信レベルを増加させる(ステップS307)。
次いで、ステップS309では、制御部21は、超音波受信レベル変化率が閾値THA未満であるか否かを判断する。
ステップS309において超音波受信レベル変化率が閾値THA未満である場合は(ステップS309:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、超音波センサ24が故障していると判断する(ステップS311)。
一方で、ステップS309において超音波受信レベル変化率が閾値THA以上である場合は(ステップS309:No)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、媒体ジャムが発生していると判断する(ステップS313)。
また、ステップS315では、制御部21は、超音波センサ24がオンになっているか否かを判断する。ステップS315において超音波センサ24がオンになっている場合は(ステップS315:Yes)、処理はステップS317へ進み、ステップS315において超音波センサ24がオフになっている場合は(ステップS315:No)、処理はステップS325へ進む。
ステップS317では、制御部21は、光送信レベルを増加させる。
次いで、ステップS319では、制御部21は、光受信レベル変化率が閾値THB未満であるか否かを判断する。
ステップS319において光受信レベル変化率が閾値THB未満である場合は(ステップS319:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、透過型光センサ25が故障していると判断する(ステップS321)。
一方で、ステップS319において光受信レベル変化率が閾値THB以上である場合は(ステップS319:No)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、媒体ジャムが発生していると判断する(ステップS323)。
また、ステップS325では、制御部21は、超音波送信レベルを増加させる。
次いで、ステップS327では、制御部21は、超音波受信レベル変化率が閾値THA未満であるか否かを判断する。
ステップS327において超音波受信レベル変化率が閾値THA以上である場合は(ステップS327:No)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、媒体ジャムが発生していると判断する(ステップS329)。
一方で、ステップS327において超音波受信レベル変化率が閾値THA未満である場合は(ステップS327:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が開放されていると判断する(ステップS331)。
ステップS305,S311,S313,S321,S323,S329,S331の処理後、処理は終了する。
以上、実施例3について説明した。
[実施例4]
<媒体搬送装置20の処理>
図6は、実施例4の媒体搬送装置の処理例の説明に供するフローチャートである。図6のフローチャートは、媒体搬送装置20に動作開始指示が与えられたときに開始される。例えば、スキャナ装置1の電源が投入された後、スキャナ装置1が有するスキャン開始ボタン(図示省略)が押下されたときに、媒体搬送装置20に動作開始指示が与えられる。また例えば、スキャナ装置1の電源が投入された後、スキャナ装置1の外部から発せられたスキャン開始指示がスキャナ装置1によって受信されたときに、媒体搬送装置20に動作開始指示が与えられる。
図6において、ステップS401では、制御部21は、エンプティセンサ23がオンになっているか否かを判断する。
ステップS401においてエンプティセンサ23がオフになっている場合は(ステップS401:No)、制御部21は、シューター11上に読取対象媒体が存在しないと判断する(ステップS403)。
一方で、ステップS401においてエンプティセンサ23がオンになっている場合は(ステップS401:Yes)、制御部21は、ピックローラ22、搬送ローラ26−1,26−2及び排出ローラ27−1,27−2を駆動するモータ(以下では「駆動モータ」と呼ぶことがある)(図示省略)の回転を開始して読取対象媒体の搬送を開始する(ステップS405)。
次いで、ステップS407では、制御部21は、透過型光センサ25がオンになっているか否かを判断する。ステップS407において透過型光センサ25がオンになっている場合は(ステップS407:Yes)、処理はステップS409へ進み、ステップS407において透過型光センサ25がオフになっている場合は(ステップS407:No)、処理はステップS415へ進む。
ステップS409では、制御部21は、ステップS405での搬送開始時点からの駆動モータの回転数(以下では「駆動モータ回転数」と呼ぶことがある)が閾値THC以上となったか否かを判断する。
ここで、駆動モータの回転に合わせてピックローラ22、搬送ローラ26−1,26−2及び排出ローラ27−1,27−2が回転する。また、ピックローラ22、搬送ローラ26−1,26−2及び排出ローラ27−1,27−2が回転することにより、読取対象媒体は搬送路Pを搬送される。そこで、閾値THCは、エンプティセンサ23と透過型光センサ25との間の距離に応じて設定され、搬送路Pを進む読取対象媒体の先端が透過型光センサ25に達した時点で駆動モータ回転数が閾値THCに達するように閾値THCが予め制御部21に設定される。
駆動モータ回転数が閾値THC未満である間は(ステップS409:No)、処理はステップS407に戻る。一方で、駆動モータ回転数が閾値THC以上となった場合は(ステップS409:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、媒体ジャムが発生していると判断し(ステップS411)、駆動モータの回転を停止することにより読取対象媒体の搬送を停止する(ステップS413)。
また、ステップS415では、制御部21は、超音波センサ24がオンになっているか否かを判断する。超音波センサ24がオンになっている場合は(ステップS415:Yes)、処理はステップS427へ進み、超音波センサ24がオフになっている場合は(ステップS415:No)、処理はステップS417へ進む。
ステップS417では、制御部21は、駆動モータの回転を停止することにより読取対象媒体の搬送を停止する。
次いで、ステップS419では、制御部21は、超音波送信レベルを増加させる。
次いで、ステップS421では、制御部21は、超音波受信レベル変化率が閾値THA未満であるか否かを判断する。
超音波受信レベル変化率が閾値THA未満である場合は(ステップS421:Yes)、制御部21は、開閉カバー13が開放されていると判断する(ステップS423)。
一方で、超音波受信レベル変化率が閾値THA以上である場合は(ステップS421:No)、制御部21は、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、搬送路Pに存在する読取対象媒体に重送が発生していると判断する(ステップS425)。
また、ステップS427では、制御部21は、透過型光センサ25がオンになっているか否かを判断する。
ステップS427において透過型光センサ25がオフになっている間は、搬送路Pを搬送中の読取対象媒体が透過型光センサ25を通過中にあるため、ステップS427において透過型光センサ25がオフになっている場合は(ステップS427:No)、ステップS427の処理が繰り返される。
搬送路Pを搬送中の読取対象媒体の後端が透過型光センサ25を抜けると透過型光センサ25がオンになるため、ステップS427において透過型光センサ25がオンになっている場合は(ステップS427:Yes)、制御部21は、エンプティセンサ23がオンになっているか否かを判断する(ステップS429)。
ステップS429においてエンプティセンサ23がオンになっている場合は(ステップS429:Yes)、未だシューター11に読取対象媒体が残っている状態であるため、制御部21が駆動モータ回転数をゼロにリセットした後に駆動モータ回転数のカウントを新たに開始し(ステップS435)、処理はステップS407に戻る。
一方で、ステップS429においてエンプティセンサ23がオフになっている場合は(ステップS429:No)、シューター11に読取対象媒体が残っていない状態であるため、制御部21は、ステップS429の時点から所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS431)。制御部21は、ステップS429の時点から所定時間が経過するまで待機する(ステップS431:No)。
ステップS429の時点から所定時間が経過すると(ステップS431:Yes)、制御部21は、駆動モータの回転を停止することにより読取対象媒体の搬送を停止することにより、媒体搬送装置20の動作を終了させる(ステップS433)。
ステップS403,S413,S423,S425,S433の処理後、処理は終了する。
以上、実施例4について説明した。
以上のように、実施例1〜4では、媒体搬送装置20は、開閉カバー13と、超音波センサ24と、透過型光センサ25と、制御部21とを有する。開閉カバー13は、読取対象媒体の搬送路Pを覆っている。超音波センサ24は、被測定物としての超音波を送信する送波器24Tと、送波器24Tから送信された超音波を受信する受波器24Rとを有する。透過型光センサ25は、被測定物としての光を送信する投光器25Tと、投光器25Tから送信された光を受信する受光器25Rとを有する。超音波センサ24及び透過型光センサ25は何れも、搬送路Pに存在する読取対象媒体の検出用のセンサである。
そして、実施例2では、制御部21は、光受信レベルが閾値TH2未満であるときに(ステップS201:No)、光送信レベルを増加させ(ステップS205)、光受信レベル変化率が閾値THB未満であるか否かに基づいて(ステップS207)、開閉カバー13が開放されているか否かを判断する(ステップS209,S211)。
こうすることで、読取対象媒体の検出用のセンサである透過型光センサ25を開閉カバー13の開閉状態の検出にも兼用できるため、開閉カバー13の開閉状態の検出のための専用のセンサが不要になるので、媒体搬送装置20及びスキャナ装置1の製造コストを低減することができる。
また、実施例1,3,4では、制御部21は、超音波受信レベルが閾値TH1未満であるときに(ステップS101,S315,S415:No)、超音波送信レベルを増加させ(ステップS105,S325,S419)、超音波受信レベル変化率が閾値THA未満であるか否かに基づいて(ステップS107,S327,S421)、開閉カバー13が開放されているか否かを判断する(ステップS109,S111,S331,S329,S423,S425)。
こうすることで、実施例1と同様に、読取対象媒体の検出用のセンサである超音波センサ24を開閉カバー13の開閉状態の検出にも兼用できるため、開閉カバー13の開閉状態の検出のための専用のセンサが不要になるので、媒体搬送装置20及びスキャナ装置1の製造コストを低減することができる。また、一般に超音波センサ24の方が透過型光センサ25よりも検出精度が良いため、開閉カバー13の開閉状態の検出に超音波センサ24を用いることにより、開閉カバー13の開閉状態の検出の精度を高めることができる。
また、実施例2では、制御部21は、光受信レベル変化率が閾値THB未満であるときは(ステップS207:Yes)、開閉カバー13が開放されていると判断し(ステップS209)、光受信レベル変化率が閾値THB以上であるときは(ステップS207:No)、搬送路Pに読取対象媒体が存在していると判断する(ステップS211)。
こうすることで、開閉カバー13の開放と、搬送路Pにおける読取対象媒体の存在とを正しく判別することができる。
また、実施例3,4では、制御部21は、超音波受信レベルが閾値TH1未満であるときに(ステップS315,S415:No)、超音波送信レベルを増加させ(ステップS325,S419)、光受信レベルが閾値TH2未満であり(ステップS301,S407:No)、かつ、超音波受信レベル変化率が閾値THA未満であるときに(ステップS327,S421:Yes)、開閉カバー13が開放されていると判断する(ステップS331,S423)。
このように、超音波センサ24及び透過型光センサ25の双方を用いて開閉カバー13の開閉状態の検出を行うことにより、超音波センサ24または透過型光センサ25の何れか一方を用いて開閉カバー13の開閉状態の検出を行う場合に比べて、検出精度を高めることができる。また、一般に超音波センサ24の方が透過型光センサ25よりも検出精度が良いため、開閉カバー13の開閉状態の検出に超音波受信レベル変化率を用いることにより、検出精度をさらに高めることができる。
また、実施例3では、媒体搬送装置20の待機状態において、制御部21は、光受信レベルが閾値TH2以上であり(ステップS301:Yes)、かつ、超音波受信レベル変化率が閾値THA未満であるときは(ステップS309:Yes)、超音波センサ24が故障していると判断し(ステップS311)、光受信レベルが閾値TH2以上であり(ステップS301:Yes)、かつ、超音波受信レベル変化率が閾値THA以上であるときは(ステップS309:No)、媒体ジャムが発生していると判断する(ステップS313)。
また、実施例3では、媒体搬送装置20の待機状態において、制御部21は、超音波受信レベルが閾値TH1以上であり(ステップS315:Yes)、かつ、光受信レベル変化率が閾値THB未満であるときは(ステップS319:Yes)、透過型光センサ25が故障していると判断し(ステップS321)、超音波受信レベルが閾値TH1以上であり(ステップS315:Yes)、かつ、光受信レベル変化率が閾値THB以上であるときは(ステップS319:No)、媒体ジャムが発生していると判断する(ステップS323)。
こうすることで、超音波センサ24の故障または透過型光センサ25の故障と、媒体ジャムとを正しく判別することができる。
また、実施例3では、媒体搬送装置20の待機状態において、制御部21は、光受信レベルが閾値TH2未満であり(ステップS301:No)、かつ、超音波受信レベル変化率が閾値THA以上であるときは(ステップS327:No)、媒体ジャムが発生していると判断する(ステップS329)。
こうすることで、待機状態において媒体ジャムが発生していることを正しく検出することができる。
また、実施例4では、媒体搬送装置20に動作開始指示が与えられた後において、制御部21は、超音波受信レベル変化率が閾値THA以上であるときは(ステップS421:No)、読取対象媒体の重送が発生していると判断する(ステップS425)。
こうすることで、重送の発生を正しく検出することができる。
[実施例5]
図5に示すフローチャート(実施例3)において、透過型光センサ25を用いて行われている処理(ステップS301,S317,S319の処理)を超音波センサ24を用いて行う一方で、超音波センサ24を用いて行われている処理(ステップS303,S307,S309,S315,S325,S327の処理)を透過型光センサ25を用いて行っても良い。この場合、制御部21は、ステップS311では、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、透過型光センサ25が故障していると判断し、ステップS321では、開閉カバー13が閉鎖され、かつ、超音波センサ24が故障していると判断する。
[実施例6]
図1及び図2において、超音波センサ24と透過型光センサ25とを入れ替えて配置しても良い。この場合は、図6に示すフローチャート(実施例4)において、透過型光センサ25を用いて行われている処理(ステップS407,S427の処理)を超音波センサ24を用いて行う一方で、超音波センサ24を用いて行われている処理(ステップS415,S419,S421の処理)を透過型光センサ25を用いて行うと良い。
[実施例7]
実施例1〜4では、媒体読取部17−1,17−2を有するスキャナ装置1に媒体搬送装置20が適用される場合を一例に挙げて説明した。しかし、媒体読取部17−1,17−2に代えて印字ヘッドを有するプリンタ装置に媒体搬送装置20を適用することも可能である。媒体搬送装置20がプリンタ装置に適用される場合、上記の読取対象媒体は、プリンタ装置の印刷の対象となる媒体(つまり、印刷対象媒体)となる。また、媒体搬送装置20がプリンタ装置に適用される場合、媒体搬送装置20の待機状態とは、例えば、プリンタ装置の電源が投入された後で、かつ、プリンタ装置の外部から発せられたプリント開始指示がプリンタ装置によって受信される前の状態である。また、媒体搬送装置20がプリンタ装置に適用される場合、例えば、プリンタ装置の電源が投入された後、プリンタ装置の外部から発せられたプリント開始指示がプリンタ装置によって受信されたときに、媒体搬送装置20に動作開始指示が与えられる。開示の技術がプリンタ装置に適用されることにより、プリンタ装置の製造コストを低減することができる。
[実施例8]
実施例1では、透過型光センサ25の投光器25Tが開閉カバー13内に配置され、透過型光センサ25の受光器25Rが下部筐体12内に配置され、投光器25Tと受光器25Rとが互いに対向して配置される場合を一例として説明した。しかし、投光器25T及び受光器25Rの双方が、開閉カバー13内または下部筐体12内の何れか一方に配置されても良い。投光器25T及び受光器25Rの双方が開閉カバー13内に配置される場合には、投光器25Tから送信された光の方向を受光器25Rの方へ折り返すプリズムを投光器25T及び受光器25Rと対向させて下部筐体12内に配置すると良い。また、投光器25T及び受光器25Rの双方が下部筐体12内に配置される場合には、プリズムを投光器25T及び受光器25Rと対向させて開閉カバー13内に配置すると良い。
[実施例9]
媒体搬送装置20は、例えば閾値TH1,TH2,THA,THB,THC等を記憶する記憶部を有しても良い。媒体搬送装置20が有する記憶部は、ハードウェアとして、例えば、メモリにより実現される。メモリの一例として、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
媒体読取部17−1,17−2は、ハードウェアとして、例えば、CIS(Contact Image Sensor)タイプのイメージセンサにより実現される。制御部21は、ハードウェアとして、例えばプロセッサにより実現される。プロセッサの一例として、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、制御部21は、プロセッサと周辺回路とを含むLSI(Large Scale Integrated circuit)によって実現されても良い。さらに、制御部21は、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を用いて実現されても良い。
制御部21での上記説明における各処理の全部または一部は、各処理に対応するプログラムを媒体搬送装置20が有するプロセッサに実行させることによって実現しても良い。例えば、上記説明における各処理に対応するプログラムがメモリに記憶され、プログラムがプロセッサによってメモリから読み出されて実行されても良い。また、プログラムは、任意のネットワークを介してスキャナ装置1に接続されたプログラムサーバに記憶され、そのプログラムサーバからスキャナ装置1にダウンロードされて実行されたり、スキャナ装置1が読み取り可能な記録媒体に記憶され、その記録媒体から読み出されて実行されても良い。スキャナ装置1が読み取り可能な記録媒体には、例えば、メモリカード、USBメモリ、SDカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、及び、Blu−ray(登録商標)ディスク等の可搬の記憶媒体が含まれる。また、プログラムは、任意の言語や任意の記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。また、プログラムは必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールや複数のライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものも含む。
媒体搬送装置20の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、媒体搬送装置20の全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
1 スキャナ装置
11 シューター
12 下部筐体
13 開閉カバー
14 媒体挿入口
15 媒体排出口
16 回転軸
17−1,17−2 媒体読取部
20 媒体搬送装置
P 搬送路
21 制御部
22 ピックローラ
23 エンプティセンサ
24 超音波センサ
24T 送波器
24R 受波器
25 透過型光センサ
25T 投光器
25R 受光器
26−1,26−2 搬送ローラ
27−1,27−2 排出ローラ

Claims (8)

  1. 媒体の搬送路を覆う開閉自在なカバーと、
    被測定物を送信する送信部と、前記送信部から送信された前記被測定物を受信する受信部とを有するセンサであって、前記搬送路に存在する前記媒体の検出用の前記センサと、
    前記受信部で受信された前記被測定物の受信レベルであって、前記カバーの開閉に応じて変化する前記受信レベルが閾値未満であるときに、前記送信部の送信レベルを増加させ、前記送信レベルの増加前後における前記受信レベルの変化率が閾値未満であるか否かに基づいて、前記カバーが開放されているか否かを判断する制御部と、
    を具備する媒体搬送装置。
  2. 前記制御部は、
    前記変化率が前記閾値未満であるときは、前記カバーが開放されていると判断する一方で、
    前記変化率が前記閾値以上であるときは、前記搬送路に前記媒体が存在していると判断する、
    請求項1に記載の媒体搬送装置。
  3. 第一被測定物を送信する第一送信部と、前記第一送信部から送信された前記第一被測定物を受信する第一受信部とを有する第一センサと、
    第二被測定物を送信する第二送信部と、前記第二送信部から送信された前記第二被測定物を受信する第二受信部とを有する第二センサと、を具備し、
    前記制御部は、前記第二受信部で受信された前記第二被測定物の第二受信レベルが第二閾値未満であるときに、前記第二送信部の第二送信レベルを増加させ、前記第一受信部で受信された前記第一被測定物の第一受信レベルが第一閾値未満であり、かつ、前記第二送信レベルの増加前後における前記第二受信レベルの変化率が第三閾値未満であるときに、前記カバーが開放されていると判断する、
    請求項1に記載の媒体搬送装置。
  4. 前記第一センサとして透過型光センサが用いられる一方で、前記第二センサとして超音波センサが用いられる、
    請求項3に記載の媒体搬送装置。
  5. 前記媒体搬送装置の待機状態において、
    前記制御部は、
    前記第一受信レベルが前記第一閾値以上であり、かつ、前記変化率が前記第三閾値未満であるときは、前記第二センサが故障していると判断する一方で、
    前記第一受信レベルが前記第一閾値以上であり、かつ、前記変化率が前記第三閾値以上であるときは、前記媒体のジャムが発生していると判断する、
    請求項3に記載の媒体搬送装置。
  6. 前記媒体搬送装置の待機状態において、
    前記制御部は、前記第一受信レベルが前記第一閾値未満であり、かつ、前記変化率が前記第三閾値以上であるときは、前記媒体のジャムが発生していると判断する、
    請求項3に記載の媒体搬送装置。
  7. 前記媒体搬送装置に動作開始指示が与えられた後において、
    前記制御部は、前記変化率が前記第三閾値以上であるときは、前記媒体の重送が発生していると判断する、
    請求項3に記載の媒体搬送装置。
  8. 媒体の搬送路を覆う開閉自在なカバーと、
    被測定物を送信する送信部と、前記送信部から送信された前記被測定物を受信する受信部とを有するセンサであって、前記搬送路に存在する前記媒体の検出用の前記センサと、
    を具備する媒体搬送装置における判断方法であって、
    前記受信部で受信された前記被測定物の受信レベルであって、前記カバーの開閉に応じて変化する前記受信レベルが閾値未満であるときに、前記送信部の送信レベルを増加させ、
    前記送信レベルの増加前後における前記受信レベルの変化率が閾値未満であるか否かに基づいて、前記カバーが開放されているか否かを判断する、
    判断方法。
JP2018051976A 2018-03-20 2018-03-20 媒体搬送装置及び判断方法 Active JP6941071B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051976A JP6941071B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 媒体搬送装置及び判断方法
US16/030,834 US10356260B1 (en) 2018-03-20 2018-07-09 Medium conveyance device and determination method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051976A JP6941071B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 媒体搬送装置及び判断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019163130A JP2019163130A (ja) 2019-09-26
JP6941071B2 true JP6941071B2 (ja) 2021-09-29

Family

ID=67220379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018051976A Active JP6941071B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 媒体搬送装置及び判断方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10356260B1 (ja)
JP (1) JP6941071B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102323423B1 (ko) * 2018-09-07 2021-11-05 삼성에스디아이 주식회사 리튬 이차 전지용 음극 활물질, 이의 제조방법, 이를 포함하는 음극 및 이를 포함하는 리튬 이차 전지
JP2022124154A (ja) * 2021-02-15 2022-08-25 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置、及び、その制御方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07323940A (ja) * 1994-06-01 1995-12-12 Sharp Corp 用紙詰まり検出装置
JP2008100783A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Canon Electronics Inc シート状部材重送検知装置
JP4874135B2 (ja) * 2007-02-28 2012-02-15 キヤノン電子株式会社 重送検知装置及び重送検知方法
KR20100081052A (ko) * 2009-01-05 2010-07-14 삼성전자주식회사 근접 센서를 이용한 감지 장치 및 이를 구비하는 휴대 단말기
JP5172803B2 (ja) * 2009-09-25 2013-03-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 用紙搬送装置および画像形成装置
US8567777B2 (en) * 2011-12-06 2013-10-29 Eastman Kodak Company Combined ultrasonic-based multifeed detection method and sound-based damage detection method
JP2014024624A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Kyocera Document Solutions Inc 重送検知装置及び画像形成装置
KR102065709B1 (ko) * 2013-04-16 2020-01-13 삼성전자주식회사 모드에 따른 통신 출력 제어 방법
US9429870B2 (en) * 2014-06-13 2016-08-30 Lexmark International, Inc. System and method for magnetic communication between replaceable unit and imaging device
US9929763B1 (en) * 2016-03-28 2018-03-27 Amazon Technologies, Inc. Proximity sensor arrangement for wireless devices

Also Published As

Publication number Publication date
US10356260B1 (en) 2019-07-16
JP2019163130A (ja) 2019-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6941071B2 (ja) 媒体搬送装置及び判断方法
US9467584B2 (en) Image reading apparatus, control method thereof, image forming apparatus, and computer-readable storage medium
JP2017195539A (ja) 画像形成システムおよび画像形成装置
US20150235115A1 (en) Image forming apparatus, method for controlling image forming apparatus, and storage medium
CN108234799B (zh) 图像读取装置和图像读取方法
US11807489B2 (en) Medium conveying apparatus to change determination threshold for multi-feed of medium according to size of overlap area in medium
JP2003005584A (ja) 画像形成装置
JP2022131544A (ja) 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム
JP2022131523A (ja) 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム
JP2014135585A (ja) 光学式読取装置
WO2020188811A1 (ja) 重送検出装置、制御方法及び制御プログラム
US20190389678A1 (en) Image forming apparatus
US11820624B2 (en) Medium conveying apparatus to detect multi-feed based on continuous overlap portion
US11930136B2 (en) Reading device and image forming apparatus
WO2022195828A1 (ja) 媒体搬送装置、情報処理装置、システム、制御方法及び制御プログラム
JP2021181363A (ja) 画像読取装置及び原稿搬送方法
US11981531B2 (en) Sheet feeding device and image forming apparatus
JP2019066504A (ja) 画像形成装置
US11891266B2 (en) Medium conveying apparatus to determine whether multi-feed has occurred based on whether outer shape of object area in input image is rectangular
JP7337727B2 (ja) 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム
US20240031497A1 (en) Printer
US11272068B2 (en) Post-processing apparatus and control method
US20240025680A1 (en) Medium conveying apparatus to detect predetermined medium based on lift of medium
KR19980057456A (ko) 화상형성장치의 감광드럼 용지말림 방지방법
JP2018024497A (ja) シート搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6941071

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150