JP6934771B2 - ガスコンロシステム、およびセキュリティユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロシステム、及びガスコンロに適用されるセキュリティユニットに関する。
ガスコンロでは、使用者が操作しやすい場所に点火ボタンが設けられる。そうすると、例えば大人が外出したり、あるいは台所にいない時に、子供が勝手に点火ボタンを押してガスコンロに点火する可能性がある。あるいは、ペットが点火ボタンを押して(あるいは踏んで)ガスコンロに点火する可能性がある。このような事態を防止するため、誤点火を防止する機構を備えたガスコンロが提案されている。
特開2003−322340号公報
特許文献1のガスコンロでは、特定者の身体的特徴である指紋を検出する指紋センサが設けられ、特定者が解除しなければ点消火ボタンを押してもガスバーナに点火されないようにされている。具体的には、制御装置が指紋センサからの検出データと予め登録されている指紋データとを比較し、両データが一致すると、流量制御弁および安全弁の開弁を許可する。特許文献1の技術は、乾電池式のガスコンロに適用可能か否か不明である。
本発明は、乾電池式のガスコンロにおいて誤点火を抑制する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためのガスコンロシステムの特徴構成は、
乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記通電切換装置は、所定時間の間、前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記供給状態から前記非供給状態へ切り換わる点にある。
上記の特徴構成によれば、通電切換装置が、個人認証装置での認証結果に基づき乾電池からガス燃焼装置への電力供給の状態を切り替えるから、乾電池式のガスコンロにおいて予め登録された操作許可者以外による誤点火を防止することができる。また上記の特徴構成によれば、乾電池式のガスコンロに対して個人認証装置および通電切換装置を後付けして、ガスコンロシステムを実現することが可能である。
上記の特徴構成によれば、個人認証装置が操作者を操作許可者として認証しない状態が所定時間の間継続した際に、通電切換装置が非供給状態となるから、ガス燃焼装置がガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、誤点火が適切に防止される。
本発明に係るガスコンロシステムの別の特徴構成は、
前記個人認証装置は、所定時間の間、前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記操作者に対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する点にある。
上記の特徴構成によれば、個人認証装置が操作者を操作許可者として認証しない状態が所定時間の間継続した際に、認証要求を発するから、操作者は再び認証を受けることでガスコンロの利用を継続することができる。すなわち、ガスコンロシステムの利便性を向上させることができる。
上記目的を達成するためのガスコンロシステムの特徴構成は、
乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記個人認証装置は、所定時間の間、前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記操作者に対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する点にある。
上記の特徴構成によれば、通電切換装置が、個人認証装置での認証結果に基づき乾電池からガス燃焼装置への電力供給の状態を切り替えるから、乾電池式のガスコンロにおいて予め登録された操作許可者以外による誤点火を防止することができる。また上記の特徴構成によれば、乾電池式のガスコンロに対して個人認証装置および通電切換装置を後付けして、ガスコンロシステムを実現することが可能である。
上記の特徴構成によれば、個人認証装置が操作者を操作許可者として認証しない状態が所定時間の間継続した際に、認証要求を発するから、操作者は再び認証を受けることでガスコンロの利用を継続することができる。すなわち、ガスコンロシステムの利便性を向上させることができる。
本発明に係るガスコンロシステムの別の特徴構成は、
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられる点にある。
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられると、スペース効率の点で有利な上、ガスコンロへの後付けも容易となる利点がある。
上記目的を達成するためのガスコンロシステムの特徴構成は、
乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられる点にある。
上記の特徴構成によれば、通電切換装置が、個人認証装置での認証結果に基づき乾電池からガス燃焼装置への電力供給の状態を切り替えるから、乾電池式のガスコンロにおいて予め登録された操作許可者以外による誤点火を防止することができる。また上記の特徴構成によれば、乾電池式のガスコンロに対して個人認証装置および通電切換装置を後付けして、ガスコンロシステムを実現することが可能である。
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられると、スペース効率の点で有利な上、ガスコンロへの後付けも容易となる利点がある。
本発明に係るガスコンロシステムの別の特徴構成は、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者を撮影して、顔認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する点にある。
上記の特徴構成によれば、顔認証により操作者を認証するから、操作者による特段の操作を要さずに認証が可能であり、ガスコンロシステムの利便性を向上させることができる。
本発明に係るガスコンロシステムの別の特徴構成は、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者からの指紋の入力を受け付けて、指紋認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する点にある。
上記の特徴構成によれば、指紋認証により操作者を認証するから、認証の確実性を向上させることができる。
本発明に係るガスコンロシステムの別の特徴構成は、
前記個人認証装置は、無線認証部と無線キーとを有し、前記無線キーと前記無線認証部とが通信可能な認証領域に位置する場合に、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する点にある。
上記の特徴構成によれば、操作者が無線キーを所持してガスコンロに近づくことで認証が行われるから、ガスコンロシステムの利便性を向上させることができる。
本発明に係るガスコンロシステムの別の特徴構成は、
前記個人認証装置は、無線認証部と携帯情報端末とを有し、前記無線認証部が前記携帯情報端末と通信して前記携帯情報端末が予め登録された端末であると確認された場合に、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する点にある。
上記の特徴構成によれば、操作者が登録された携帯情報端末を所持してガスコンロに近づくことで認証が行われるから、ガスコンロシステムの利便性を向上させることができる。
ガスコンロの斜視図 ガスコンロシステムの概略図 乾電池と通電切換装置との収納状態を示す平面図 乾電池と通電切換装置との収納状態を示す一部切欠正面図 通電切換装置の構成を示す概略図 ガスコンロシステムの動作の説明図 ガスコンロシステムの概略図 ガスコンロシステムの動作の説明図 ガスコンロシステムの概略図 ガスコンロシステムの概略図
<第1実施形態:顔認証方式>
以下、本実施形態に係るガスコンロシステムについて図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るガスコンロシステムYは、乾電池Eと、ガス燃焼装置Aと、個人認証装置Bと、通電切換装置Uとを有して構成される。ガス燃焼装置A、乾電池Eおよび通電切換装置Uは、ガスコンロCの内部に配置される。
(ガスコンロの全体構成)
図1に示すように、ガスコンロCが、ガスコンロ本体Hの上面部に、燃焼部としての3つのコンロバーナ1を備え、ガスコンロ本体Hの内部に、ガスグリルGを装備したグリル付コンロに構成されている。
3つのコンロバーナ1は、標準バーナ1a、小バーナ1b、及び、高火力バーナ1cであり、ガスコンロ本体Hの上面を覆うトッププレート2の上部には、鍋等を受け止め支持するための五徳3が3つのコンロバーナ1の夫々に対応して載置支持されている。
また、3つのコンロバーナ1の夫々に対応して、点火用の点火器Kが設けられている。
ガスグリルGの燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が、トッププレート2の後方側箇所に形成されている。
尚、図示は省略するが、ガスグリルGには、グリルバーナが装備され、そのグリルバーナに対応して、コンロバーナ1と同様に、点火用の点火器Kが設けられることになる。
なおコンロバーナ1およびグリルバーナには、ガス供給管21を通じてガスが供給される。ガス供給管21には、安全弁22が設けられる。
ガスコンロ本体Hの前面の右側上部には、3つのコンロバーナ1の夫々に対応させて3つコンロ用操作具5が設けられ、また、ガスコンロ本体Hの前面の右側下部には、3つのコンロバーナ1に対応させて、開閉式のコンロ用設定部SCが設けられている。
そして、コンロ用操作具5の押し操作によって、コンロバーナ1に対する点火及び消火を行い、コンロ用操作具5の回転操作によって、コンロバーナ1の火力調節操作を行うように構成されている。
また、コンロ用設定部SCによって湯沸し運転等の自動調理運転の設定を行うように構成されている。
ガスコンロ本体Hの前面の左側下部には、グリルバーナに対応させて、開閉式のガスグリル用操作部SGが設けられている。
そして、ガスグリル用操作部SGによって、グリルバーナに対する点火や消火の操作及び火力調節操作を行い、加えて、魚焼き等の自動調理運転の設定を行うように構成されている。
ガスコンロ本体Hの前面の左側上部には、電池収納空間W(図3参照)を開閉する電池点検用の開閉扉6が設けられ、開閉扉6の開き状態において、乾電池収納部としての電池収納枠7(図2参照)を出退操作することができるように構成され、電池収納枠7には、一対の乾電池Eが直列に並ぶ状態で収納されている。
つまり、一対の乾電池Eが、一方側の乾電池Eのプラス側電極Epを他方側の乾電池Eのマイナス側電極Enに直接的に接続させる直列に並ぶ状態で収納され、この収納状態は、一対の乾電池Eが、電気的に直列に接続される状態である。
尚、図3は、電池収納枠7を電池収納空間Wから突出させた状態を示す。
図2に示すように、コンロバーナ1やグリルバーナの作動を制御する制御部Mや点火器Kに対して、電池収納枠7に直列に並ぶ状態で収納した一対の乾電池Eの電力が供給されるように構成されている。
詳しくは、制御部Mが、電池収納枠7に収納された一対の乾電池Eを電源として作動するように構成され、また、制御部Mが、一対の乾電池Eを電源として点火器Kを作動させるように構成されている。つまり点火器Kおよび制御部Mは乾電池Eを電源として動作し、乾電池Eから電力が供給されない状態ではガスの点火が禁止される。
尚、乾電池Eの電力を安定させる電圧レギュレータ等を備えた電源回路が構成されることになるが、本実施形態においては、電源回路についての詳細な説明を省略する。
ちなみに、制御部Mが、コンロバーナ1やグリルバーナを燃焼作動させる際には、点火器Kの制御に加えて、ガス供給路を開閉する電磁開閉弁の開閉制御やガス燃料の供給量を調節する燃料供給量調節弁の開度制御等を行うことになるが、その詳細は周知であるので、本実施形態においては詳細な説明を省略する。
なおコンロバーナ1およびグリルバーナには、ガス供給管21を通じてガスが供給される。ガス供給管21には、安全弁22が設けられる。安全弁22は、一対の乾電池Eを電源として動作し、乾電池Eから電力が供給されない状態では、コンロバーナ1およびグリルバーナへのガスの供給を停止する。
本実施形態のガス燃焼装置Aは、コンロバーナ1(およびグリルバーナ)、ガス供給管21、安全弁22、点火器Kおよび制御部Mを有して構成される。すなわちガス燃焼装置Aは、乾電池Eから電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置である。ガス燃焼装置Aは、乾電池Eから電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、乾電池Eから電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となる。
(個人認証装置、顔認証装置)
個人認証装置Bは、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xが、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する。本実施形態では、個人認証装置Bは顔認証装置31であって、ガスコンロCの上方に配置される。顔認証装置31は、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xを撮影して、顔認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する。顔認証装置31は、操作許可者の顔画像を記憶する記憶部を有して構成される。
顔認証装置31による操作者Xの認証は、以下の様に行われる。予め、ガスコンロCの操作を許可する人物(操作許可者)について、顔の画像を顔認証装置31に記憶させ、操作許可者として登録しておく。登録は、顔認証装置31によって操作許可者を撮影して行ってもよいし、別の装置、例えば携帯情報端末(スマートフォン)等にて操作許可者を撮影して行ってもよい。ガスコンロCの使用の際、顔認証装置31はガスコンロCの前に立つ操作者Xを撮影する。撮影は、操作者XがガスコンロCに立ったことを検知して行ってもよいし、操作者Xの存在/不存在にかかわらず所定の時間間隔で連続的に撮影してもよい。顔認証装置31は、撮影された画像を解析して写っている人物の顔画像を抜き出し、記憶されている操作許可者の顔画像と照合する。顔認証装置31は、これらの顔画像が一致した場合、ガスコンロCの前の操作者Xが予め登録された操作許可者であると認証する。認証結果は、通電切換装置Uへ無線通信により送信される。
以下、操作者Xが予め登録された操作許可者であると認証される状態を「認証OK」とと略記し、認証されない状態を「認証NG」と略記する。例えば、顔認証装置31によって撮影された画像に操作者Xが写っていても、下あるいは横を向いているために顔画像が取得できない場合、認証NGとなる。撮影された画像に、操作許可者と、操作許可者でない人物が写っていた場合、操作許可者の顔が認証されることで認証OKとなる。
(電池収納枠の詳細)
図2〜図4に示すように、本実施形態においては、上述の如く、電池収納枠7に、一対の乾電池Eが直列に並ぶ状態で収納されている。電池収納枠7には、プラス側接続端子Spと、マイナス側接続端子Snとが設けられている。プラス側接続端子Spは、直列で並ぶ状態の一対の乾電池Eにおける最もプラス側の乾電池Eのプラス側電極Epと接触させるための端子である。マイナス側接続端子Snは、直列で並ぶ状態の一対の乾電池Eにおける最もマイナス側の乾電池Eのマイナス側電極Enと接触させるための端子である。
電池収納枠7のマイナス側接続端子Snは、一対の乾電池Eの並び方向に弾性変形自在で、かつ、プラス側接続端子Spに向けて突出するように付勢される形態に構成されている。本実施形態においては、マイナス側接続端子Snが、渦巻き状のスプリングにて構成される場合を例示するが、板バネを用いてマイナス側接続端子Snを構成するようにしてもよい。
このように、マイナス側接続端子Snが、一対の乾電池Eの並び方向に弾性変形自在であるため、電池収納枠7に対する乾電池Eの着脱を容易に行える。また、マイナス側接続端子Snが、プラス側接続端子Spに向けて突出するように付勢されているから、乾電池Eのプラス側電極Epとプラス側接続端子Spとの接触状態、及び、乾電池Eのマイナス側電極Enとマイナス側接続端子Snとの接触状態を適切に維持できることになる。
(通電切換装置について)
通電切換装置Uは、個人認証装置Bでの認証結果に基づき、乾電池Eからガス燃焼装置Aへの電力の供給について、乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給する供給状態と、乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置である。
通電切換装置Uは、図2および図5に示されるように、無線通信部8、スイッチング部9、切換制御部10、昇圧部D、ケーシング11、マイナス側電線Ln、切換電線Lm、プラス側電線Lp、マイナス側端子Un、切換端子Um、およびプラス側端子Upを有して構成される。無線通信部8、スイッチング部9、切換制御部10、および昇圧部Dは、ケーシング11の内部に収容される。
無線通信部8は、無線通信により顔認証装置31と接続される。無線通信部8は、顔認証装置31から認証結果を受け取り、切換制御部10へ送信する。切換制御部10は、顔認証装置31での認証結果に基づいて、スイッチング部9の動作を制御する。無線通信部8および切換制御部10には、昇圧部Dにて昇圧された乾電池Eからの電力が供給される。
スイッチング部9は、マイナス側電線Lnを介してマイナス側端子Unと接続され、切換電線Lmを介して切換端子Umと接続されている。スイッチング部9は、切換制御部10に制御されて、マイナス側電線Lnと切換電線Lmとの間の導通/非導通を切り換える。ここでマイナス側端子Unと切換端子Umとの間は、絶縁製の部材により絶縁されている。よってスイッチング部9により、マイナス側端子Unと切換端子Umとの間の導通/非導通が切り換えられる。
本実施形態では通電切換装置Uは、図3に示されるように、1つの乾電池Eを挟む形態で、電池収納空間W(電池収納部)に収容される。なお電池収納空間Wは、乾電池Eおよび電池収納枠7を収納する空間である。プラス側端子Upは、右側の乾電池Eのマイナス側電極Enと左側の乾電池Eのプラス側電極Epとの間に配置される。マイナス側端子Unおよび切換端子Umは、左側の乾電池Eのマイナス側電極Enとマイナス側接続端子Snとの間に配置される。マイナス側端子Unは、左側の乾電池Eのマイナス側電極Enに接触する。切換端子Umは、マイナス側接続端子Snと接触する。以上の構成により、左側の乾電池Eの電力は、プラス側端子Upとマイナス側端子Unとを介して常に通電切換装置Uに供給される。一方、乾電池Eからガス燃焼装置Aへの電力供給は、マイナス側端子Unと切換端子Umとの間の導通/非導通の切換により、乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給する供給状態と、電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる。
棒状のケーシング11は、図4に示すように、断面形状が3角状に形成され、電池収納枠7に収納されている乾電池Eの上方露出部分の側部に、密着させた形態で、乾電池Eと並ぶ状態に設けられている。
(通電切換装置の動作)
本実施形態に係る通電切換装置Uは、顔認証装置31(個人認証装置B)が操作者Xを操作許可者であると認証した際に、非供給状態から供給状態へ切り換わる。また通電切換装置Uは、所定時間の間、顔認証装置31が操作者Xを操作許可者として認証しない状態が継続した際に、供給状態から非供給状態へ切り換わる。そして顔認証装置31は、所定時間の間、操作者Xを操作許可者として認証しない状態が継続した際に、操作者Xに対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する。認証要求は、操作者に対して認証を要求する旨を通知する動作であって、音、音声、光、文字表示など様々な態様が可能である。例えば「ガスコンロの前に戻って顔認証してください」との音声を発するよう、顔認証装置31を構成してもよい。
図6は、本実施形態に係る顔認証装置31および通電切換装置Uの動作の一例を示している。動作を開始してから時刻t1までの間、操作者XはガスコンロCの前におらず、認証NGであり、通電切換装置Uは非供給状態である。時刻t1で操作者XがガスコンロCの前に立ち、認証OKとなると、通電切換装置Uが供給状態となり、コンロバーナ1への点火が可能となる。時刻t2で操作者Xが横を向いて(あるいは流し台の方へ移動して)認証NGとなっても、直ぐには通電切換装置Uは非供給状態に切り換わらず、所定時間の間(例えば15分)供給状態にて待機する。時刻t3で操作者Xが元の状態に戻り、認証OKとなると、通電切換装置Uはそのまま供給状態を維持する。
時刻t4に操作者XがガスコンロCから離れたとする。そのまま時刻t5となり、認証NGの状態が所定時間(例えば8分)が継続すると、顔認証装置31が認証要求を発する。それから7分以内の時刻t6に操作者Xが戻って認証OKとなると、通電切換装置Uはそのまま供給状態を維持する。
時刻t7に操作者Xが再びガスコンロCから離れ、所定時間(例えば8分)が経過して時刻t8に至ると、顔認証装置31が認証要求を発する。そこから所定時間(例えば7分)が経過して時刻t9となっても認証OKとならない場合、通電切換装置Uは非供給状態へ切り換わる。コンロバーナ1でガスが燃焼している場合、消火する。
<第2実施形態:セキュリティユニット>
以下の実施形態の説明では、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する場合がある。
上述の実施形態では、ガスコンロシステムYが顔認証装置31(個人認証装置B)および通電切換装置Uを有して構成される。顔認証装置31(個人認証装置B)および通電切換装置Uは、乾電池式のガスコンロ完成品に対して後付けで取り付けることも可能である。つまり、セキュリティユニットZを顔認証装置31(個人認証装置B)および通電切換装置Uを含んで構成する。このセキュリティユニットZは、乾電池Eとガス燃焼装置Aとを有するガスコンロCに対して適用される。
<第3実施形態:指紋認証方式>
上述の実施形態では、個人認証装置Bとして顔認証装置31が用いられた。本実施形態では、個人認証装置Bは指紋認証装置32であって、図7に示されるように、ガスコンロCの上面に配置される。指紋認証装置32は、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xからの指紋の入力を受け付けて、指紋認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する。指紋認証装置32は、操作許可者の指紋を記憶する記憶部を有して構成される。
指紋認証装置32による操作者Xの認証は、以下の様に行われる。予め、ガスコンロCの操作を許可する人物(操作許可者)について、指紋を指紋認証装置32に記憶させ、操作許可者として登録しておく。登録は、操作許可者が指紋認証装置32に指紋を読み取らせて行ってもよいし、別の装置、例えば携帯情報端末(スマートフォン)等にて行ってもよい。ガスコンロCの使用の際、操作者Xは指紋認証装置32に自分の指紋を読み取らせる。指紋認証装置32は、入力された指紋と、記憶されている操作許可者の指紋とを照合する。指紋認証装置32は、これらの指紋が一致した場合、ガスコンロCの前の操作者Xが予め登録された操作許可者であると認証する。認証結果は、通電切換装置Uへ無線通信により送信される。
(通電切換装置の動作)
本実施形態に係る通電切換装置Uは、指紋認証装置32(個人認証装置B)が操作者Xを操作許可者であると認証した際に、非供給状態から供給状態へ切り換わる。また通電切換装置Uは、所定時間の間、指紋認証装置32が操作者Xを操作許可者として認証しない状態が継続した際に、供給状態から非供給状態へ切り換わる。そして指紋認証装置32は、所定時間の間、操作者Xを操作許可者として認証しない状態が継続した際に、操作者Xに対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する。認証要求は、操作者に対して認証を要求する旨を通知する動作であって、音、音声、光、文字表示など様々な態様が可能である。例えば「ガスコンロの前に戻って指紋認証してください」との音声を発するよう、指紋認証装置32を構成してもよい。
図8は、本実施形態に係る指紋認証装置32および通電切換装置Uの動作の一例を示している。動作を開始してから時刻t1までの間、操作者Xから指紋認証装置32への指紋の入力はなく、認証NGであり、通電切換装置Uは非供給状態である。時刻t1で操作者Xが指紋認証装置32へ指紋を読み取らせて、認証OKとなると、通電切換装置Uが供給状態となり、コンロバーナ1への点火が可能となる。
認証NGの状態が所定時間(例えば15分)が継続すると(時刻t2)、指紋認証装置32が認証要求を発する。直ぐに操作者Xが指紋認証装置32へ指紋を読み取らせて認証OKとなると(時刻t3)、通電切換装置Uはそのまま供給状態を維持する。
時刻t3から認証NGの状態が所定時間(例えば15分)継続すると(時刻t4)、指紋認証装置32が再び認証要求を発する。操作者Xが指紋認証を行わないまま所定時間(例えば2分)が経過すると(時刻t5)、通電切換装置Uは非供給状態へ切り換わる。コンロバーナ1でガスが燃焼している場合、消火する。
<第4実施形態:無線キー認証方式>
本実施形態では、図9に示すように、個人認証装置Bは、無線認証部33と無線キー34とを有して構成される。個人認証装置Bは、無線キー34と無線認証部33とが通信可能な認証領域33aに位置する場合に、ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する。
具体的には、無線キー34は所定の時間間隔(例えば2秒)にて電波で認証信号を発する装置である。無線キー34が発する認証信号は、無線キー34の個体毎に異なっている。無線認証部33は、無線キー34の発する電波を受信する装置であって、通電切換装置Uのケーシング11の内部に配置され、切換制御部10に接続される。無線認証部33は、対となる無線キー34の認証信号を記憶する記憶部を有している。
無線認証部33は、無線キー34からの認証信号を受信すると、受信した認証信号と、記憶部に記憶された認証信号とを照合する。そして両者が一致した場合に、認証OKとなる。つまり、予め登録された対となる無線キー34からの認証信号を無線認証部33が受信した場合に、認証OKとなる。
ここで無線キー34の発する電波の到達距離は限られており、例えば1m程度である。操作者Xが無線キー34を持った状態でガスコンロCの前に立つと、無線キー34と無線認証部33とが通信可能な認証領域33aに位置することになる(すなわち認証領域33aは、無線キー34からの電波が到達可能な領域である。)。そして無線認証部33が、無線キー34が発した認証信号を受信・照合して、操作者Xが持つ無線キー34が、予め登録された対となる無線キーであると確認されると、認証OKとなる。そうすると無線認証部33が、認証結果を切換制御部10へ送信し、通電切換装置Uが、乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給する供給状態へ切り換わる。
無線キー34を持つ操作者XがガスコンロCの前から離れて、無線認証部33が無線キー34からの電波を受信しなくなると、認証NGの状態となる。認証NGの状態が所定時間(例えば1分)継続すると、無線認証部33が認証要求を発する。認証要求から所定時間(例えば30秒)経過しても認証OKの状態にならない場合、通電切換装置Uが乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給しない非供給状態へ切り換わる。
<第5実施形態:携帯情報端末による認証>
本実施形態では、図10に示すように、個人認証装置Bは、無線認証部33と携帯情報端末35とを有して構成される。個人認証装置Bは、無線認証部33が携帯情報端末35と通信して携帯情報端末35が予め登録された端末であると確認された場合に、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xが予め登録された操作許可者であると認証する
具体的には携帯情報端末35は、無線認証部33と無線通信を行う装置である。本実施形態では、ブルートゥース方式により無線通信が行われる。無線認証部33は、携帯情報端末35と無線通信を行う装置であって、通電切換装置Uのケーシング11の内部に配置され、切換制御部10に接続される。
本実施形態に係る個人認証装置Bでの操作者Xの認証は、以下の様に行われる。予め、ガスコンロCの操作を許可する人物(操作許可者)の携帯情報端末35と、通電切換装置Uの無線認証部33との間でペアリングの操作を行う。具体的には、携帯情報端末35から周囲のブルートゥース機器を探索して、通電切換装置Uを指定して接続操作を行い、パスキーを入力する。以降、通電切換装置Uの無線認証部33の通信範囲内に携帯情報端末35が持ち込まれると、携帯情報端末35と通電切換装置Uとの間で自動的に接続が確立される。携帯情報端末35と通電切換装置Uとの間で接続が確立されると、認証OKとなる。そうすると無線認証部33が、認証結果を切換制御部10へ送信し、通電切換装置Uが、乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給する供給状態へ切り換わる。
携帯情報端末35を持つ操作者XがガスコンロCの前から離れて、無線認証部33が携帯情報端末35からの電波を受信しなくなり、携帯情報端末35と通電切換装置Uとの間の接続が切断されると、認証NGの状態となる。認証NGの状態が所定時間(例えば1分)継続すると、無線認証部33が認証要求を発する。認証要求から所定時間(例えば30秒)経過しても認証OKの状態にならない場合、通電切換装置Uが乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給しない非供給状態へ切り換わる。
つまり本実施形態では、個人認証装置Bは、携帯情報端末35と通電切換装置Uとの間で接続が確立された場合、すなわち無線認証部33が携帯情報端末35と通信して携帯情報端末35が予め登録された端末であると確認された場合に、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xが予め登録された操作許可者であると認証する。
(他の実施形態)
(1)上述の実施形態では、操作者Xの認証の方式として、顔認証・指紋認証が用いられた。これらに換えて、あるいはこれらと併用して、他の生体認証を用いることも可能である。例えば、虹彩認証、静脈認証、声紋認証等を用いることも可能である。
(2)上述の実施形態では、操作者Xの認証の方式として、ブルートゥース通信の接続が用いられた。無線LAN等の他の無線通信を用いることも可能である。
(3)上述の実施形態では、ブルートゥース通信の接続確立をもって操作者Xが操作許可者である旨が認証された。携帯情報端末35が、端末上のアプリケーションにて操作者Xからの認証操作を受け付けて、その操作により認証が行われてもよい。例えば、アプリケーション上で適切なパスワードが入力されることにより、認証が行われてもよい。
なお上述の実施形態(他の実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1 :コンロバーナ
1a :標準バーナ
1b :小バーナ
1c :高火力バーナ
2 :トッププレート
3 :五徳
4 :グリル排気口
5 :コンロ用操作具
6 :開閉扉
7 :電池収納枠
8 :無線通信部
9 :スイッチング部
10 :切換制御部
11 :ケーシング
21 :ガス供給管
22 :安全弁
31 :顔認証装置
32 :指紋認証装置
33 :無線認証部
33a :認証領域
34 :無線キー
35 :携帯情報端末
A :ガス燃焼装置
B :個人認証装置
C :ガスコンロ
D :昇圧部
E :乾電池
En :マイナス側電極
Ep :プラス側電極
G :ガスグリル
H :ガスコンロ本体
K :点火器
Lm :切換電線
Ln :マイナス側電線
Lp :プラス側電線
M :制御部
SC :コンロ用設定部
SG :ガスグリル用操作部
Sn :マイナス側接続端子
Sp :プラス側接続端子
U :通電切換装置
Um :切換端子
Un :マイナス側端子
Up :プラス側端子
W :電池収納空間
X :操作者
Y :ガスコンロシステム
Z :セキュリティユニット

Claims (9)

  1. 乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
    前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
    前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
    前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
    前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
    前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
    前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
    前記通電切換装置は、所定時間の間、前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記供給状態から前記非供給状態へ切り換わるガスコンロシステム。
  2. 前記個人認証装置は、所定時間の間、前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記操作者に対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する請求項1に記載のガスコンロシステム。
  3. 乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
    前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
    前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
    前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
    前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
    前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
    前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
    前記個人認証装置は、所定時間の間、前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記操作者に対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発するガスコンロシステム。
  4. 前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられる請求項1から3のいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
  5. 乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
    前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
    前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
    前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
    前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
    前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
    前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
    前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられるガスコンロシステム。
  6. 前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者を撮影して、顔認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する請求項1からのいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
  7. 前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者からの指紋の入力を受け付けて、指紋認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する請求項1からのいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
  8. 前記個人認証装置は、無線認証部と無線キーとを有し、前記無線キーと前記無線認証部とが通信可能な認証領域に位置する場合に、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する請求項1からのいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
  9. 前記個人認証装置は、無線認証部と携帯情報端末とを有し、前記無線認証部が前記携帯情報端末と通信して前記携帯情報端末が予め登録された端末であると確認された場合に、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する請求項1から5のいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
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