JP6934771B2 - ガスコンロシステム、およびセキュリティユニット - Google Patents
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Description
乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記通電切換装置は、所定時間の間、前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記供給状態から前記非供給状態へ切り換わる点にある。
前記個人認証装置は、所定時間の間、前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記操作者に対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する点にある。
上記目的を達成するためのガスコンロシステムの特徴構成は、
乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記個人認証装置は、所定時間の間、前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記操作者に対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する点にある。
上記の特徴構成によれば、通電切換装置が、個人認証装置での認証結果に基づき乾電池からガス燃焼装置への電力供給の状態を切り替えるから、乾電池式のガスコンロにおいて予め登録された操作許可者以外による誤点火を防止することができる。また上記の特徴構成によれば、乾電池式のガスコンロに対して個人認証装置および通電切換装置を後付けして、ガスコンロシステムを実現することが可能である。
上記の特徴構成によれば、個人認証装置が操作者を操作許可者として認証しない状態が所定時間の間継続した際に、認証要求を発するから、操作者は再び認証を受けることでガスコンロの利用を継続することができる。すなわち、ガスコンロシステムの利便性を向上させることができる。
本発明に係るガスコンロシステムの別の特徴構成は、
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられる点にある。
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられると、スペース効率の点で有利な上、ガスコンロへの後付けも容易となる利点がある。
上記目的を達成するためのガスコンロシステムの特徴構成は、
乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられる点にある。
上記の特徴構成によれば、通電切換装置が、個人認証装置での認証結果に基づき乾電池からガス燃焼装置への電力供給の状態を切り替えるから、乾電池式のガスコンロにおいて予め登録された操作許可者以外による誤点火を防止することができる。また上記の特徴構成によれば、乾電池式のガスコンロに対して個人認証装置および通電切換装置を後付けして、ガスコンロシステムを実現することが可能である。
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられると、スペース効率の点で有利な上、ガスコンロへの後付けも容易となる利点がある。
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者を撮影して、顔認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する点にある。
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者からの指紋の入力を受け付けて、指紋認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する点にある。
前記個人認証装置は、無線認証部と無線キーとを有し、前記無線キーと前記無線認証部とが通信可能な認証領域に位置する場合に、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する点にある。
前記個人認証装置は、無線認証部と携帯情報端末とを有し、前記無線認証部が前記携帯情報端末と通信して前記携帯情報端末が予め登録された端末であると確認された場合に、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する点にある。
以下、本実施形態に係るガスコンロシステムについて図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るガスコンロシステムYは、乾電池Eと、ガス燃焼装置Aと、個人認証装置Bと、通電切換装置Uとを有して構成される。ガス燃焼装置A、乾電池Eおよび通電切換装置Uは、ガスコンロCの内部に配置される。
図1に示すように、ガスコンロCが、ガスコンロ本体Hの上面部に、燃焼部としての3つのコンロバーナ1を備え、ガスコンロ本体Hの内部に、ガスグリルGを装備したグリル付コンロに構成されている。
(個人認証装置、顔認証装置)
個人認証装置Bは、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xが、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する。本実施形態では、個人認証装置Bは顔認証装置31であって、ガスコンロCの上方に配置される。顔認証装置31は、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xを撮影して、顔認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する。顔認証装置31は、操作許可者の顔画像を記憶する記憶部を有して構成される。
図2〜図4に示すように、本実施形態においては、上述の如く、電池収納枠7に、一対の乾電池Eが直列に並ぶ状態で収納されている。電池収納枠7には、プラス側接続端子Spと、マイナス側接続端子Snとが設けられている。プラス側接続端子Spは、直列で並ぶ状態の一対の乾電池Eにおける最もプラス側の乾電池Eのプラス側電極Epと接触させるための端子である。マイナス側接続端子Snは、直列で並ぶ状態の一対の乾電池Eにおける最もマイナス側の乾電池Eのマイナス側電極Enと接触させるための端子である。
通電切換装置Uは、個人認証装置Bでの認証結果に基づき、乾電池Eからガス燃焼装置Aへの電力の供給について、乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給する供給状態と、乾電池Eからガス燃焼装置Aへ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置である。
(通電切換装置の動作)
本実施形態に係る通電切換装置Uは、顔認証装置31(個人認証装置B)が操作者Xを操作許可者であると認証した際に、非供給状態から供給状態へ切り換わる。また通電切換装置Uは、所定時間の間、顔認証装置31が操作者Xを操作許可者として認証しない状態が継続した際に、供給状態から非供給状態へ切り換わる。そして顔認証装置31は、所定時間の間、操作者Xを操作許可者として認証しない状態が継続した際に、操作者Xに対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する。認証要求は、操作者に対して認証を要求する旨を通知する動作であって、音、音声、光、文字表示など様々な態様が可能である。例えば「ガスコンロの前に戻って顔認証してください」との音声を発するよう、顔認証装置31を構成してもよい。
<第2実施形態:セキュリティユニット>
以下の実施形態の説明では、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する場合がある。
<第3実施形態:指紋認証方式>
上述の実施形態では、個人認証装置Bとして顔認証装置31が用いられた。本実施形態では、個人認証装置Bは指紋認証装置32であって、図7に示されるように、ガスコンロCの上面に配置される。指紋認証装置32は、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xからの指紋の入力を受け付けて、指紋認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する。指紋認証装置32は、操作許可者の指紋を記憶する記憶部を有して構成される。
(通電切換装置の動作)
本実施形態に係る通電切換装置Uは、指紋認証装置32(個人認証装置B)が操作者Xを操作許可者であると認証した際に、非供給状態から供給状態へ切り換わる。また通電切換装置Uは、所定時間の間、指紋認証装置32が操作者Xを操作許可者として認証しない状態が継続した際に、供給状態から非供給状態へ切り換わる。そして指紋認証装置32は、所定時間の間、操作者Xを操作許可者として認証しない状態が継続した際に、操作者Xに対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する。認証要求は、操作者に対して認証を要求する旨を通知する動作であって、音、音声、光、文字表示など様々な態様が可能である。例えば「ガスコンロの前に戻って指紋認証してください」との音声を発するよう、指紋認証装置32を構成してもよい。
<第4実施形態:無線キー認証方式>
本実施形態では、図9に示すように、個人認証装置Bは、無線認証部33と無線キー34とを有して構成される。個人認証装置Bは、無線キー34と無線認証部33とが通信可能な認証領域33aに位置する場合に、ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する。
<第5実施形態:携帯情報端末による認証>
本実施形態では、図10に示すように、個人認証装置Bは、無線認証部33と携帯情報端末35とを有して構成される。個人認証装置Bは、無線認証部33が携帯情報端末35と通信して携帯情報端末35が予め登録された端末であると確認された場合に、ガスコンロシステムYを操作する操作者Xが予め登録された操作許可者であると認証する
具体的には携帯情報端末35は、無線認証部33と無線通信を行う装置である。本実施形態では、ブルートゥース方式により無線通信が行われる。無線認証部33は、携帯情報端末35と無線通信を行う装置であって、通電切換装置Uのケーシング11の内部に配置され、切換制御部10に接続される。
(他の実施形態)
(1)上述の実施形態では、操作者Xの認証の方式として、顔認証・指紋認証が用いられた。これらに換えて、あるいはこれらと併用して、他の生体認証を用いることも可能である。例えば、虹彩認証、静脈認証、声紋認証等を用いることも可能である。
(2)上述の実施形態では、操作者Xの認証の方式として、ブルートゥース通信の接続が用いられた。無線LAN等の他の無線通信を用いることも可能である。
(3)上述の実施形態では、ブルートゥース通信の接続確立をもって操作者Xが操作許可者である旨が認証された。携帯情報端末35が、端末上のアプリケーションにて操作者Xからの認証操作を受け付けて、その操作により認証が行われてもよい。例えば、アプリケーション上で適切なパスワードが入力されることにより、認証が行われてもよい。
1a :標準バーナ
1b :小バーナ
1c :高火力バーナ
2 :トッププレート
3 :五徳
4 :グリル排気口
5 :コンロ用操作具
6 :開閉扉
7 :電池収納枠
8 :無線通信部
9 :スイッチング部
10 :切換制御部
11 :ケーシング
21 :ガス供給管
22 :安全弁
31 :顔認証装置
32 :指紋認証装置
33 :無線認証部
33a :認証領域
34 :無線キー
35 :携帯情報端末
A :ガス燃焼装置
B :個人認証装置
C :ガスコンロ
D :昇圧部
E :乾電池
En :マイナス側電極
Ep :プラス側電極
G :ガスグリル
H :ガスコンロ本体
K :点火器
Lm :切換電線
Ln :マイナス側電線
Lp :プラス側電線
M :制御部
SC :コンロ用設定部
SG :ガスグリル用操作部
Sn :マイナス側接続端子
Sp :プラス側接続端子
U :通電切換装置
Um :切換端子
Un :マイナス側端子
Up :プラス側端子
W :電池収納空間
X :操作者
Y :ガスコンロシステム
Z :セキュリティユニット
Claims (9)
- 乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記通電切換装置は、所定時間の間、前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記供給状態から前記非供給状態へ切り換わるガスコンロシステム。 - 前記個人認証装置は、所定時間の間、前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記操作者に対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発する請求項1に記載のガスコンロシステム。
- 乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記個人認証装置は、所定時間の間、前記操作者を操作許可者として認証しない状態が継続した際に、前記操作者に対して操作許可者の認証を要求する認証要求を発するガスコンロシステム。 - 前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられる請求項1から3のいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
- 乾電池と、ガス燃焼装置と、個人認証装置と、通電切換装置とを有するガスコンロシステムであって、
前記ガス燃焼装置は、前記乾電池から電力の供給を受けてガスを燃焼させる装置であって、
前記乾電池から電力が供給される状態では、ガスの点火および燃焼を許容する状態となり、
前記乾電池から電力が供給されない状態では、ガスの点火および燃焼を禁止する状態となり、
前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が、予め登録された操作許可者であるか否かを認証し、
前記通電切換装置は、前記個人認証装置での認証結果に基づき、前記乾電池から前記ガス燃焼装置への電力の供給について、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給する供給状態と、前記乾電池から前記ガス燃焼装置へ電力を供給しない非供給状態との間で切り換わる装置であって、
前記個人認証装置が前記操作者を操作許可者であると認証した際に、前記非供給状態から前記供給状態へ切り換わり、
前記通電切換装置は、前記乾電池を収納する電池収納部に設けられるガスコンロシステム。 - 前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者を撮影して、顔認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する請求項1から5のいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
- 前記個人認証装置は、前記ガスコンロシステムを操作する操作者からの指紋の入力を受け付けて、指紋認証により、予め登録された操作許可者であるか否かを認証する請求項1から5のいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
- 前記個人認証装置は、無線認証部と無線キーとを有し、前記無線キーと前記無線認証部とが通信可能な認証領域に位置する場合に、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する請求項1から5のいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
- 前記個人認証装置は、無線認証部と携帯情報端末とを有し、前記無線認証部が前記携帯情報端末と通信して前記携帯情報端末が予め登録された端末であると確認された場合に、前記ガスコンロシステムを操作する操作者が予め登録された操作許可者であると認証する請求項1から5のいずれか1項に記載のガスコンロシステム。
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