JP6934452B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
本発明は、タイヤに関する。
補強コードを被覆樹脂で被覆してなる補強コード部材(以下、「樹脂被覆コード」という)を、タイヤ骨格部材の外周にタイヤ周方向に螺旋状に巻いて接合したベルトを有するものが開示されている(特許文献1参照)。
上記従来技術のように樹脂被覆コードを螺旋状に巻いて接合してベルトを形成した場合には、ベルトのタイヤ軸方向端部で不具合が生じることを抑制するために、ベルトのタイヤ軸方向端部上に繊維コードをゴムで被覆したゴム被覆コードを螺旋状に巻いて形成されたレイヤーが設けられている場合がある。
この場合、タイヤ接地時に、レイヤー(ゴム被覆コード)のタイヤ軸方向内側端部からそのタイヤ径方向内側に位置する樹脂被覆コードに剪断応力が作用する。したがって、タイヤの耐久性の観点から、レイヤーを構成するゴム被覆コードの配置に工夫の余地がある。
本発明は、樹脂被覆コードを螺旋状に巻いて構成されたベルトを有するタイヤの耐久性を向上させることを目的とする。
第1の態様に係るタイヤは、環状のタイヤ骨格部材と、補強コードを被覆樹脂で被覆して構成された樹脂被覆コードが前記タイヤ骨格部材の外周にタイヤ周方向に螺旋状に巻かれて前記タイヤ骨格部材に接合されると共に、前記樹脂被覆コードにおけるタイヤ軸方向に互いに隣接する部分同士が接合されたベルトと、長尺状のコード部材が当該ベルトの少なくともタイヤ軸方向端部の外周にタイヤ周方向に螺旋状に巻かれたレイヤーと、を備え、タイヤ径方向視において前記樹脂被覆コードと前記コード部材が交差している。
このタイヤでは、樹脂被覆コードがタイヤ骨格部材の外周(タイヤ径方向外側)に螺旋状に巻かれてタイヤ骨格部材に接合されると共に、隣接する樹脂被覆コード同士が接合されてベルトが形成されている。このベルトの少なくともタイヤ軸方向端部の外周(タイヤ径方向外側)にレイヤーが形成されている。レイヤーは、長尺状のコード部材がベルト上に螺旋状に巻かれてベルトに接合されることにより形成されている。
このようなタイヤでは、接地時に最大引張荷重が作用するベルトのタイヤ軸方向外側端部側のタイヤ径方向外側にレイヤーを設けたため、ベルトのタイヤ軸方向外側端部の不具合が生ずることを防止又は抑制できる。すなわち、このベルトの少なくともタイヤ軸方向外側端部のタイヤ径方向外側にゴム被覆コードを配置することによって、ベルトの当該部分の樹脂被覆コード同士の接合強度を向上させることができる。
一方、このタイヤのように、レイヤー(コード部材)をベルト上に螺旋状に巻いた場合には、タイヤ接地時にレイヤー(コード部材)のタイヤ軸方向内側端部に沿って樹脂被覆コードに剪断応力が作用する。特に、タイヤ径方向視でコード部材の延在方向と樹脂被覆コードの延在方向が一致している(平行である)と、樹脂被覆コード(補強コード)に沿って剪断応力が集中するおそれがあった。
しかし、本タイヤは、タイヤ径方向視において樹脂被覆コードとコード部材が交差して配置されているため、タイヤ接地時にレイヤーのタイヤ軸方向端部から樹脂被覆コードに作用する剪断応力が樹脂被覆コード(補強コード)に沿って集中することが緩和される。この結果、タイヤの耐久性が向上する。
第2の態様は、第1の態様に係るタイヤにおいて、前記コード部材は、タイヤ軸方向で隣接するコード部材と離間して螺旋状に巻かれている。
このタイヤでは、レイヤーを形成するコード部材は、タイヤ軸方向で隣接するコード部材と離間されている。すなわち、ベルトに螺旋状に巻かれたコード部材は、タイヤ軸方向で間欠的に配置されているため、タイヤ接地時のコード部材から樹脂被覆コードに作用する剪断応力の集中が一層緩和される。この結果、タイヤの耐久性が一層向上する。
また、ベルト上にレイヤー(コード部材)が間欠的に配置されているため、コード部材が連続的に配置されているものと比較して、タガ効果が抑制され、このタイヤを装着した自動車の乗り心地を向上させることができる。
第3の態様は、第1の態様又は第2の態様に係るタイヤにおいて、前記コード部材は、前記ベルトのタイヤ軸方向の全幅に亘って延在している。
このタイヤでは、ベルトのタイヤ径方向外側に配置されるコード部材がベルトのタイヤ軸方向の全幅に亘って延在している。すなわち、ベルトのタイヤ軸方向全幅に亘ってベルト上にレイヤーが形成されている。したがって、タイヤの赤道面付近でもベルトのタイヤ径方向外側にレイヤーが存在することになり、いわゆる「突起乗り越し」に優れる。
また、レイヤーによるタガ効果がベルト全体に亘って生じ、ベルトを構成する樹脂被覆コード同士の接合強度が一層向上する。この結果、タイヤの耐久性が一層向上する。
第4の態様は、第1〜第3の何れか一態様に係るタイヤにおいて、タイヤ径方向視において、前記樹脂被覆コードと前記コード部材はタイヤ周方向に対して相互に逆方向に傾斜している。
このタイヤでは、タイヤ径方向視において、樹脂被覆コードとコード部材はタイヤ軸方向において逆方向に傾斜している。これにより、タイヤ径方向視において、樹脂被覆コードとコード部材とのなす角度(交差角度)が大きくなる。したがって、タイヤ接地時にレイヤー(コード部材)のタイヤ軸方向内側端部から樹脂被覆コードに作用する応力集中が一層緩和され、タイヤの耐久性が一層向上する。
本発明によれば、樹脂被覆コードを螺旋状に巻いて構成されたベルトを有するタイヤの耐久性を向上させることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面に基づき説明する。各図において、タイヤ周方向を矢印Sで示し、タイヤ軸方向(タイヤ幅方向と読み替えてもよい)を矢印Wで示し、タイヤ径方向を矢印Rで示している。タイヤ軸方向とは、タイヤ回転軸と平行な方向を意味する。
以下、本発明の第1実施形態について図面に基づき説明する。各図において、タイヤ周方向を矢印Sで示し、タイヤ軸方向(タイヤ幅方向と読み替えてもよい)を矢印Wで示し、タイヤ径方向を矢印Rで示している。タイヤ軸方向とは、タイヤ回転軸と平行な方向を意味する。
また、タイヤ軸方向に沿ってタイヤ赤道面CLから遠い側を「タイヤ軸方向外側」、タイヤ軸方向に沿ってタイヤ赤道面CLに近い側を「タイヤ軸方向内側」として説明する。更に、タイヤ径方向に沿ってタイヤ軸線から遠い側を「タイヤ径方向外側」、タイヤ径方向に沿ってタイヤ軸線に近い側を「タイヤ径方向内側」とする。
各部の寸法測定方法は、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が発行する2016年度版YEAR BOOKに記載の方法による。使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は、各々の規格に従う。
(タイヤ)
図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ10について説明する。
図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ10について説明する。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10は、例えば、乗用車に用いられる所謂ラジアルタイヤであり、ビードコア12が埋設された一対のビード部20を備え、一方のビード部20と他方のビード部(不図示)との間に、1枚のカーカスプライ14からなるカーカス16が跨っている。なお、図1は、空気入りタイヤ10の空気充填前の自然状態の形状を示している。
カーカスプライ14は、空気入りタイヤ10のラジアル方向に延びる複数本のコード(図示せず)をコーティングゴム(図示せず)で被覆して形成されている。即ち、本実施形態の空気入りタイヤ10は、所謂ラジアルタイヤである。カーカスプライ14のコードの材料は、例えば、PETであるが、従来公知の他の材料であっても良い。
カーカスプライ14は、タイヤ軸方向の端部分がビードコア12をタイヤ径方向外側に折り返されている。カーカスプライ14は、一方のビードコア12から他方のビードコア(不図示)に跨る部分が本体部14Aと呼ばれ、ビードコア12から折り返されている部分が折り返し部14Bと呼ばれる。
カーカスプライ14の本体部14Aと折返し部14Bとの間には、ビードコア12からタイヤ径方向外側に向けて厚さが漸減するビードフィラー18が配置されている。なお、空気入りタイヤ10において、ビードフィラー18のタイヤ径方向外側端18Aからタイヤ径方向内側の部分がビード部20とされている。
カーカス16のタイヤ内側にはゴムからなるインナーライナー22が配置されており、カーカス16のタイヤ軸方向外側には、第1のゴム材料からなるサイドゴム層24が配置されている。
なお、本実施形態では、ビードコア12、カーカス16、ビードフィラー18、インナーライナー22、及びサイドゴム層24によってタイヤケース25が構成されている。タイヤケース25は、言い換えれば、空気入りタイヤ10の骨格を成すタイヤ骨格部材のことである。
(ベルト)
カーカス16のクラウン部の外側、言い換えればカーカス16のタイヤ径方向外側には、ベルト26が配置されており、ベルト26はカーカス16の外周面に密着している。ベルト26は、複数本(本実施形態では2本)の補強コード30を樹脂32で被覆した樹脂被覆コード34に巻回することで形成されている。樹脂32が「被覆樹脂」に相当する。
カーカス16のクラウン部の外側、言い換えればカーカス16のタイヤ径方向外側には、ベルト26が配置されており、ベルト26はカーカス16の外周面に密着している。ベルト26は、複数本(本実施形態では2本)の補強コード30を樹脂32で被覆した樹脂被覆コード34に巻回することで形成されている。樹脂32が「被覆樹脂」に相当する。
ベルト26の補強コード30は、カーカスプライ14のコードよりも太く、かつ、強力(引張強度)が大きいものを用いることが好ましい。ベルト26の補強コード30は、金属繊維や有機繊維等のモノフィラメント(単線)、又はこれらの繊維を撚ったマルチフィラメント(撚り線)で構成することができる。本実施形態の補強コード30は、スチールコードである。補強コード30としては、例えば、直径が0.225mmの“1×5”のスチールコードを用いることができるが、従来公知の他の構造のスチールコードを用いることもできる。
補強コード30を被覆する樹脂32には、サイドゴム層24を構成するゴム、及び後述するトレッド36を構成する第2のゴム材料よりも引張弾性率の高い樹脂材料が用いられている。補強コード30を被覆する樹脂32としては、弾性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー(TPE)、及び熱硬化性樹脂等を用いることができる。走行時の弾性と製造時の成形性を考慮すると、熱可塑性エラストマーを用いることが望ましい。
熱可塑性エラストマーとしては、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)等が挙げられる。
また、熱可塑性樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。さらに、熱可塑性樹脂材料としては、例えば、ISO75−2又はASTM D648に規定されている荷重たわみ温度(0.45MPa荷重時)が78°C以上、JIS K7113に規定される引張降伏強さが10MPa以上、同じくJIS K7113に規定される引張破壊伸びが50%以上、JIS K7206に規定されるビカット軟化温度(A法)が130°C以上であるものを用いることができる。
補強コード30を被覆する樹脂32の引張弾性率(JIS K7113:1995に規定される)は、100MPa以上が好ましい。また、補強コード30を被覆する樹脂32の引張弾性率の上限は、1000MPa以下とすることが好ましい。なお、補強コード30を被覆する樹脂32の引張弾性率は、200〜700MPaの範囲内が特に好ましい。
図1に示すように、本実施形態のベルト26の厚さ寸法tは、補強コード30の直径寸法よりも大きくすることが好ましい、言い換えれば、補強コード30が完全に樹脂32に埋設されていることが好ましい。ベルト26の厚さ寸法tは、空気入りタイヤ10が乗用車用の場合、具体的には、0.70mm以上とすることが好ましい。
ベルト26の径方向外側には、レイヤー40が形成されている。レイヤー40は、繊維コード(不図示)の外側をゴムで被覆したゴム被覆コード42をベルト26上に螺旋状に配置したものである。このゴム被覆コード42が「コード部材」に相当する。
ゴム被覆コード42は、図2に示すように、カーカス上に螺旋状に配置された樹脂被覆コード34のタイヤ軸方向一端部34Aの上部からタイヤ軸方向他端部34Bの上部まで、ベルト26(樹脂被覆コード34)上を樹脂被覆コード34と逆向きに巻きつけられている。なお、図2では理解を容易とするために、樹脂被覆コード34上に配置されたゴム被覆コード42にハッチングを付した。後述する図4、図6、図7も同様である。
すなわち、図2に示すように、タイヤ径方向視で、樹脂被覆コード34はタイヤ周方向からタイヤ軸方向一端部側に傾斜しているが、ゴム被覆コード42はタイヤ周方向からタイヤ軸方向他端部側に傾斜している。
この結果、タイヤ径方向視において樹脂被覆コード34とゴム被覆コード42のなす交差角度がθ1とされている。
また、レイヤー40を構成するゴム被覆コード42は、タイヤ軸方向で隣接するゴム被覆コード同士が所定距離離間して配設されている。すなわち、複数のゴム被覆コード42がタイヤ軸方向で距離Dの間隔をあけて螺旋状に巻き付けられたものである。
図1に示すように、レイヤー40のタイヤ径方向外側には、第2のゴム材料からなるトレッド36が配置されている。トレッド36に用いる第2のゴム材料は、従来一般公知のものが用いられる。トレッド36には、排水用の溝37が形成されている。また、トレッド36のパターンも従来一般公知のものが用いられる。
タイヤ軸方向に沿って計測するベルト26の幅BWは、タイヤ軸方向に沿って計測するトレッド36の接地幅TWに対して75%以上とすることが好ましい。なお、ベルト26の幅BWの上限は、接地幅TWに対して110%とすることが好ましい。
ここで、トレッド36の接地幅TWとは、空気入りタイヤ10をJATMA YEAR BOOK(2018年度版、日本自動車タイヤ協会規格)に規定されている標準リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%の内圧を充填し、静止した状態で水平な平板に対して回転軸が平行となるように配置し、最大の負荷能力に対応する質量を加えたときのものである。なお、使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は各々の規格に従う。
また、ベルト26の面内剪断剛性は、ゴム被覆で形成されたベルト以上であることが好ましい。
(作用、効果)
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用、効果を説明する。
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用、効果を説明する。
本実施形態の空気入りタイヤ10は、樹脂被覆コード34を螺旋状に巻きつけ、タイヤ軸方向で隣接する樹脂被覆コード34同士を接合することによりベルト26が形成されているが、このベルト26のタイヤ径方向外側にレイヤー40を設けたため、樹脂被覆コード34同士の接合強度が向上する。
特に、レイヤー40がベルト26のタイヤ軸方向の全域に亘って形成されたため、ベルト26のタイヤ軸方向の全域で樹脂被覆コード34同士の接合強度が一層向上する。
また、この空気入りタイヤ10の接地時には、レイヤー40を構成するゴム被覆コード42のタイヤ軸方向内側端部、例えば、ゴム被覆コード42の領域Aのタイヤ径方向内側に位置する樹脂被覆コード34に剪断応力が作用する。
しかしながら、樹脂被覆コード34(補強コード30)とゴム被覆コード42は、タイヤ径方向視においてタイヤ周方向からそれぞれ反対側に傾斜するように形成されており、両者が交差角度θ1で交差するように配置されている。
すなわち、樹脂被覆コード34とゴム被覆コード42のタイヤ周方向に対する傾斜角度が一致している場合(交差角度=0度の場合)と比較して、ゴム被覆コード42のタイヤ軸方向端部からタイヤ径方向内側に位置する樹脂被覆コード34に作用する剪断応力の集中が緩和(剪断応力が分散)されると共に、樹脂被覆コード34同士の接合強度が向上する。
さらに、レイヤー40を構成するゴム被覆コード42は、タイヤ軸方向において隣接するゴム被覆コード42と所定間隔をあけてベルト26に巻き付けられている(以下、「ギャップ巻き」という)。したがって、ゴム被覆コードがタイヤ軸方向において隣接するゴム被覆コードと当接されている場合(以下、「連続巻き」という)と比較して、螺旋巻きする際にタイヤ径方向視でタイヤ周方向に対して大きな角度をつけ易い。この結果、樹脂被覆コード34とゴム被覆コード42をタイヤ周方向を挟んで逆向きに配置する場合には、交差角度θ1を増加させることができる。
この結果、ゴム被覆コード42のタイヤ軸方向端部からタイヤ径方向内側に位置する樹脂被覆コード34に作用する剪断応力の集中が一層緩和(剪断応力が分散)されると共に、樹脂被覆コード34同士の接合強度が一層向上する。
また、ゴム被覆コード42をギャップ巻きすることによって、連続巻きした場合と比較して、レイヤー40(ゴム被覆コード42)の使用量、すなわち材料の使用量が抑制されると共に、空気入りタイヤ10が軽量化される。
さらに、レイヤー40(ゴム被覆コード42)がベルト26のタイヤ軸方向中央部(タイヤ赤道面CL近傍)上にも配置されているため、いわゆる「突起乗り越し」に優れる。
また、ベルト26のタイヤ軸方向の全幅に亘ってレイヤー40(ゴム被覆コード42)が設けられているため、タガ効果によって空気入りタイヤ10を装着した自動車の操縦安定性に優れる。
一方、レイヤー40のゴム被覆コード42がギャップ巻きされているため、連続巻きされたものと比較してベルト26に対するタガ効果が抑制され、空気入りタイヤ10を装着した自動車の乗り心地の悪化が抑制される。
さらに、空気入りタイヤ10では、ベルト26が1層構造であるため、従来の2枚以上のベルトプライで構成した場合に比較して、ベルト26の厚みを薄くでき、その分トレッド36の厚みを厚くすることができ、かつ溝37の深さを深くすることができる。これにより、空気入りタイヤ10の寿命を延ばすことも可能となる。
また、空気入りタイヤ10におけるベルト26は、補強コード30が螺旋状に巻回され、周上で補強コード30がタイヤ径方向に重なる部分が無く、タイヤ周方向に厚さが均一となっているので、空気入りタイヤ10はユニフォミティーに優れたものとなる。
ベルト26の厚みt、言い換えれば樹脂32の厚みが0.7mm未満になると、樹脂32中に埋設する補強コード30を太くしてタガ効果を得ることができなくなる虞がある。
また、ベルト26の幅BWがトレッド36の接地幅TWに対して75%未満となると、ベルト26のタガ効果が不十分となったり、ショルダー39付近の騒音の発生を抑制することが困難になる虞がある。一方、ベルト26の幅BWがトレッド36の接地幅TWに対して100%を超えると、タガ効果としては頭打ち状態となり、ベルト26が必要以上となり、空気入りタイヤ10の重量増加を招く。
本実施形態の空気入りタイヤ10では、カーカス16のクラウン部が、螺旋状に巻回された補強コード30が樹脂32で被覆されたベルト26で補強されているため、従来タイヤの2枚以上のベルトプライから構成された複数層からなるベルトに比較して軽量となり、製造も簡単になる。
本実施形態のベルト26は、補強コード30を被覆している樹脂32の引張弾性率が100MPa以上とされ、厚みも0.7mm以上確保されているので、ベルト26のタイヤ軸方向の面内剪断剛性を十分に確保することができる。
ベルト26の面内剪断剛性が確保されることで、空気入りタイヤ10にスリップ角を付与した場合の横力を十分に発生させることができ、操縦安定性を確保することができ、また、応答性も向上させることができる。
また、ベルト26の面外曲げ剛性が確保されることで、空気入りタイヤ10に大きな横力が入力した際、トレッド36のバックリング(トレッド36の表面が波打って、一部が路面から離間する現象)を抑制することができる。
さらに、本実施形態の空気入りタイヤ10では、面内剪断剛性が高いベルト26を用いており、ベルト26の幅BWをトレッド36の接地幅TWの75%以上としているので、ショルダー39付近の剛性を高めることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤについて図3及び図4を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、作用効果も含めてその詳細な説明を省略する。
本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤについて図3及び図4を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、作用効果も含めてその詳細な説明を省略する。
この空気入りタイヤ50は、図3及び図4に示すように、ベルト26のタイヤ軸方向両端部側のタイヤ径方向外側のみにレイヤー40(ゴム被覆コード42)がギャップ巻きで形成されている。すなわち、ゴム被覆コード42がベルト26(樹脂被覆コード34)のタイヤ軸方向両端部のみに形成されている。
ここで、「ベルト26のタイヤ軸方向端部」とは、ベルト26のタイヤ軸方向端部から最もタイヤ軸方向外(端部)側の溝37Aまでの範囲のことである。また、「レイヤー40がベルト26のタイヤ軸方向端部に形成」には、この範囲の一部にレイヤー40を形成することを含む。
この空気入りタイヤ50の作用について説明する。
空気入りタイヤ50の接地時に、ベルト26のタイヤ軸方向両端部に最大引張荷重が作用する。したがって、空気入りタイヤ50のように、接地時に最台引張荷重が作用するベルト26(樹脂被覆コード34)のタイヤ軸方向端部上にのみレイヤー40(ゴム被覆コード42)を配置することで、当該部位のベルト26(樹脂被覆コード34)を補強することができる。この結果、タイヤ接地時に最大引張荷重が作用するベルト26のタイヤ軸方向両端部における樹脂被覆コード同士の接合強度を向上させることができる。
一方、ベルト26のタイヤ軸方向内側(タイヤ赤道面CL側)のタイヤ径方向外側にレイヤー40(ゴム被覆コード42)を配設しないことにより、ベルト26のタガ効果が過剰となることを抑制し、空気入りタイヤ50を装着した自動車の乗り心地を向上させることができる。
また、ベルト26のタイヤ軸方向内側部分のタイヤ径方向外側にレイヤー40(ゴム被覆コード42)を配設しないことにより、空気入りタイヤ50の軽量化を図ることができると共にレイヤー40(ゴム被覆コード42)の使用量を抑制することができる。
さらに、タイヤ50でも、タイヤ径方向視において樹脂被覆コード34とゴム被覆コード42がタイヤ周方向に対して相互に反対側に傾斜して配設されている(交差角度θ1)ため、傾斜角度が一致している場合(交差角度=0度の場合)と比較して、ゴム被覆コード42のタイヤ軸方向端部からタイヤ径方向内側に位置する樹脂被覆コード34に作用する剪断応力の集中が緩和(剪断応力が分散)されると共に、樹脂被覆コード34同士の接合強度が向上する。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る空気入りタイヤについて図5及び図6を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、作用効果も含めてその詳細な説明を省略する。
本発明の第3実施形態に係る空気入りタイヤについて図5及び図6を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、作用効果も含めてその詳細な説明を省略する。
空気入りタイヤ60は、第2実施形態の空気入りタイヤ50と同様に、ベルト26のタイヤ軸方向両端部にのみレイヤー40を形成したものである。ただし、レイヤー40を構成するゴム被覆コード42は、連続巻きされたものである。
次に、空気入りタイヤ60の作用について説明する。空気入りタイヤ60でも、接地時に最大引張荷重が作用するベルト26のタイヤ軸方向両端部上(両端部のタイヤ径方向外側)にレイヤー40が設けられているため、ベルト26のタイヤ軸方向両端部が樹脂被覆コード34同士の接合強度が最も高くなる。すなわち、接地時に最も引張荷重が作用するベルト26のタイヤ軸方向両端部の樹脂被覆コード34同士の接合強度が最も高くされたため、空気入りタイヤ60の耐久性が向上する。
特に、レイヤー40を構成するゴム被覆コード42がタイヤ軸方向に隙間なく配置され、相互に接合されているため、タガ効果が高く、樹脂被覆コード同士の接合強度が一層向上する。
一方、レイヤー40は、ベルト26のタイヤ軸方向内側には存在しないため、空気入りタイヤ60のタガ効果が過剰となることを抑制して、空気入りタイヤ60を装着した自動車の乗り心地を良好にすることができる。
(その他)
なお、一連の実施形態では、タイヤ径方向視において、樹脂被覆コード34とゴム被覆コード42がタイヤ周方向を挟んで反対側に傾斜しているとしたが、これに限定されるものではない。
なお、一連の実施形態では、タイヤ径方向視において、樹脂被覆コード34とゴム被覆コード42がタイヤ周方向を挟んで反対側に傾斜しているとしたが、これに限定されるものではない。
すなわち、タイヤ径方向視において、樹脂被覆コード34とゴム被覆コード42が交差していれば良い。例えば、図7に示すように、樹脂被覆コード34とゴム被覆コード42がタイヤ周方向からタイヤ軸方向の同一方向(一端側)に傾斜していても、交差角度θ2を有していれば、ゴム被覆コード42のタイヤ軸方向内側端部から樹脂被覆コード34に作用する応力集中が緩和され、樹脂被覆コード34同士の接合強度を向上させつつタイヤ耐久性を高めることができる。
また、樹脂32に被覆される補強コード30の数は2本に限られず、3本以上であってもよい。また、樹脂32に被覆される補強コード30の数を1本としてもよい。
さらに、レイヤー40は、ゴム被覆コード42で説明したが、これに限定されるものではない。例えば、樹脂で繊維コードを被覆したものでも良い。
10、50、60…空気入りタイヤ、25…タイヤケース(タイヤ骨格部材)、26…ベルト、30…補強コード、32…樹脂(被覆樹脂)、34…樹脂被覆コード、40…レイヤー、42…ゴム被覆コード(コード部材)
Claims (4)
- 環状のタイヤ骨格部材と、
補強コードを被覆樹脂で被覆して構成された樹脂被覆コードが前記タイヤ骨格部材の外周にタイヤ周方向に螺旋状に巻かれて前記タイヤ骨格部材に接合されると共に、前記樹脂被覆コードにおけるタイヤ軸方向に互いに隣接する部分同士が接合されたベルトと、
長尺状のコード部材が当該ベルトの少なくともタイヤ軸方向端部の外周にタイヤ周方向に螺旋状に巻かれたレイヤーと、
を備え、タイヤ径方向視において前記樹脂被覆コードと前記コード部材が交差しているタイヤ。 - 前記コード部材は、タイヤ軸方向で隣接するコード部材と離間して螺旋状に巻かれている請求項1記載のタイヤ。
- 前記コード部材は、前記ベルトのタイヤ軸方向の全幅に亘って延在している請求項1又は請求項2に記載のタイヤ。
- タイヤ径方向視において、前記樹脂被覆コードと前記コード部材はタイヤ周方向に対して相互に逆方向に傾斜している請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のタイヤ。
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