JP6933177B2 - 回生電力吸収装置 - Google Patents
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Description
各デューティ比に基づいて、各チョッパ回路のスイッチング素子のゲート信号をそれぞれ生成する信号生成部と、を備え、指令上限部は、各チョッパ回路において、瞬時電力上限値に対するチョッパ出力電流の推定値を推定し、当該推定値を指令上限値として設定することを特徴とするものである。
図1は、本実施形態の実施例である回生電力吸収装置(以下、単に装置と適宜称する)1を説明するためのものであって、当該装置1を直流式電気鉄道の架線S3に接続して回生制動システムSを構成する場合の一例を示すものである。
装置1においては、前述のようにN個の吸収部10それぞれに直列回路が備えられ、各直列回路のチョッパ回路2が適宜制御されて動作する構成であれば、種々の態様を適用することが可能であり、その一例として図2に示すような構成が挙げられる。なお、図1に示すものと同様のものには同一符号を付する等により、その詳細な説明を適宜省略する。-
図2に示す装置1は、架線S3に接続されて当該架線S3からの入力電圧が入力される直流入力端子T1,T2を備えており、当該直流入力端子T1,T2に対し、リアクトルL1を介してN個のチョッパユニット11が並列に接続された構成となっている。
装置1の各吸収部10のチョッパ回路2においては、チョッパ電流指令値を所望の指令上限値に基づいて制限可能な構成であって、瞬時電力上限値に対するチョッパ出力電流の推定値を当該指令上限値として設定できる構成であれば、種々の態様を適用することが可能であり、その一例として図3に示すような構成が挙げられる。
指令上限部22においては、下記式(1)を利用し、電圧検出器の入力電圧検出値Vddと、回生抵抗3の抵抗値と、に基づいて、瞬時電力上限値に対するチョッパ出力電流の推定値を推定計算することが可能である。
(瞬時電力上限値)=(回生抵抗の抵抗値)×(チョッパ出力電流の推定値)2 …(1)
具体例として、入力電圧検出値Vddが1000V、回生抵抗3の抵抗値が1.0Ω、瞬時電力上限値が1000kWの場合、チョッパ出力電流の推定値(すなわち指令上限値)は1000Aとなる。
実施例1では、回生抵抗3の公称抵抗値等の固定値を推定計算に適用するものであるため、当該推定計算においては、回生抵抗3の温度による抵抗値変動が反映されていない。
実施例2では、回生抵抗3の温度を温度検出器等により検出するため、当該検出に係るタイムラグが生じ得る。
(一次側電圧)×(一次側電流)=(二次側電圧)×(チョッパ出力電流)
=(一次側電圧)×(デューティ比)×(チョッパ出力電流) …(2)
そして、式(2)に基づいて下記式(3)が導き出せる。
したがって、指令上限部22において式(3)を利用し、電圧検出器の入力電圧検出値Vddと、デューティ比演算部23のデューティ比と、に基づいて、瞬時電力上限値に対するチョッパ出力電流の推定値を推定計算できることが判る。
指令上限部22においては、前述の実施例1〜3を適宜組み合わせることにより、瞬時電力上限値に対するチョッパ出力電流の推定値を求めることも可能である。
10…回生電力吸収部
11…チョッパユニット
12…電流検出器
2…チョッパ回路
21…チョッパ電流指令値演算部
22…指令上限部
22a…上限値選択部
23…デューティ比演算部
24…信号生成部
3…回生抵抗
Claims (7)
- チョッパ回路および回生抵抗を直列に接続した直列回路をそれぞれ有し、直流電源母線に対して並列に接続される複数個の回生電力吸収部と、
直流電源母線からの入力電圧を検出する電圧検出器と、
各チョッパ回路に設けられ、チョッパ出力電流を検出する電流検出器と、
電圧検出器の入力電圧検出値と、入力電圧設定値と、の偏差に基づいてチョッパ回路1個当たりのチョッパ電流指令値を演算する指令値演算部と、
指令値演算部から出力されたチョッパ電流指令値を、各チョッパ回路の指令上限値に基づいて制限する指令上限部と、
指令上限部から出力されたチョッパ電流指令値と、電流検出器のチョッパ出力電流検出値と、の偏差に基づいて各チョッパ回路のデューティ比をそれぞれ導出するデューティ比演算部と、
各デューティ比に基づいて、各チョッパ回路のスイッチング素子のゲート信号をそれぞれ生成する信号生成部と、
を備え、
指令上限部は、各チョッパ回路において、瞬時電力上限値に対するチョッパ出力電流の推定値を推定し、当該推定値を指令上限値として設定することを特徴とする回生電力吸収装置。 - 指令上限部は、電圧検出器の入力電圧検出値と、回生抵抗の抵抗値と、に基づいてチョッパ出力電流の推定値を推定することを特徴とする請求項1記載の回生電力吸収装置。
- 指令上限部は、電圧検出器の入力電圧検出値と、デューティ比演算部のデューティ比と、に基づいてチョッパ出力電流の推定値を推定することを特徴とする請求項1記載の回生電力吸収装置。
- 指令上限部は、第1推定値および第2推定値のうち小さい値を指令上限値とする上限値選択部を、備え、
第1推定値は、電圧検出器の入力電圧検出値と、回生抵抗の抵抗値と、に基づいて導出されるチョッパ出力電流の推定値であり、
第2推定値は、電圧検出器の入力電圧検出値と、デューティ比演算部のデューティ比と、に基づいて導出されるチョッパ出力電流の推定値であることを特徴とする請求項1記載の回生電力吸収装置。 - 回生抵抗の温度を検出する温度検出器を、更に備え、
回生抵抗の抵抗値は、温度検出器の温度検出値に対応した抵抗温度係数により補正された値であることを特徴とする請求項2または4記載の回生電力吸収装置。 - 回生抵抗の抵抗値は、抵抗値許容差の範囲内における最大値であることを特徴とする請求項2記載の回生電力吸収装置。
- 回生抵抗の抵抗値は、抵抗値許容差の範囲内における最小値であることを特徴とする請求項4記載の回生電力吸収装置。
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JP2019172109A JP2019172109A (ja) | 2019-10-10 |
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