JP2005045914A - インバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置の前記コンバータ部の過負荷検知手段を提供する。
【解決手段】インバータ装置4の電解コンデンサ22の両端電圧を検出する電圧検出器25と過負荷検知手段41〜46のうちのいずれか1組とにより、前記両端電圧の単位時間当たりの変化率の大きさに基づいてダイオード整流回路21のダイオードや電解コンデンサ22の過負荷状態を検知して、停止信号を制御回路24aに送出することにより、制御回路24aはその制御動作を停止する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置に関する。
この種のインバータ装置において、前記三相交流電源の相電圧のアンバランスやいずれかの相の欠相に起因して、前記コンバータ部を構成するダイオード整流回路のそれぞれのダイオードや平滑コンデンサが過負荷状態に陥り、その結果、前記ダイオードや平滑コンデンサが損傷することになる。これを防止するために三相交流電源側に欠相リレーを設置して該電源の欠相を検知する方法もあるが、この場合、高価な欠相リレーが必要であり、さらにはその設置スペースも必要なことから、インバータ装置の小型化、低コスト化を阻害していた。このため、インバータ装置内に前記三相交流電源の欠相検知機能を付加することも行われている(例えば、特許文献1参照。)。
図8は、上記特許文献を含む従来のインバータ装置の回路構成図であり、1は三相交流電源、2はインバータ装置、3はインバータ装置2の負荷としての電動機である。また、このインバータ装置2にはダイオードを三相ブリッジ接続してなるダイオード整流回路21と、平滑コンデンサとしての電解コンデンサ22と、例えばIGBT(絶縁ゲート・バイポーラトランジスタ)とダイオードとの逆並列回路を三相ブリッジ接続してなるインバータ主回路23と、インバータ主回路23の出力が所望の電圧,周波数になるように制御する制御回路24と、電解コンデンサ22の両端電圧を検出する電圧検出器25と、欠相検知手段26とを備えている。
図8に示した電圧検出器25は、例えば電動機3からの回生電力で電解コンデンサ22の両端電圧が規定値以上に上昇したことを検知し、この上昇を抑制する図示しない抵抗放電回路を動作させる際の電圧検出器と共用することができる。また、欠相検知手段26には、例えば高域通過フィルタ回路,周波数計測回路,欠相信号出力回路などを備え、前記高域通過フィルタ回路により電圧検出器25の検出値から電解コンデンサ22の両端電圧のリプル成分を抽出し、このリプル成分の周波数を前記周波数計測回路で計測し、この計測した周波数が三相交流電源1の基本波周波数の2倍の値になったときに、前記欠相信号出力回路がこれを検知して欠相信号を制御回路24に送出し、この欠相信号が発せられると制御回路24はその制御動作を停止する。
すなわち、図8に示した欠相検知手段26は、通常時は前記リプル成分の周波数が三相交流電源1の基本波周波数の6倍の値になり、また、三相電源1のいずれかの相が欠相状態になると、前記リプル成分の周波数が三相交流電源1の基本波周波数の2倍の値になることに着目してなされたものである。
特開平11−206003号公報(第2頁〜3頁、第1図)
図8に示した従来のインバータ装置においては、上述の欠相検知手段26を付加したことにより、三相交流電源1のいずれかの相の欠相に起因して、ダイオード整流回路21のそれぞれのダイオードや電解コンデンサ22が損傷するのを防止することができるが、特に、三相交流電源1とダイオード整流回路21との接続経路に挿設されることがある交流リアクトル(図示せず)やダイオード整流回路21と電解コンデンサ22との挿設されることがある直流リアクトル(図示せず)に起因して、三相交流電源1の相電圧のアンバランス量が許容値以下の比較的小さな値でも、この欠相検知手段26が欠相信号を誤って出力する恐れがあった。
この発明の目的は、上記問題点を解決したインバータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載したインバータ装置、すなわち、三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置では、
前記直流電圧の単位時間当たりの変化率が予め定めた許容値を越えたときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とする。
請求項2に記載した前記インバータ装置では、前記直流電圧の単位時間当たりの変化率の2乗値が予め定めた許容値を越えたときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とする。
請求項3に記載した前記インバータ装置では、前記直流電圧の単位時間当たりの変化率が予め定めた第1の許容値を越えた状態、又は前記変化率の2乗値が予め定めた第2の許容値を越えた状態のうち、少なくともいずれか一方の状態になったときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とする。
請求項4に記載した前記インバータ装置では、前記直流電圧の単位時間当たりの変化率が予め定めた許容値を越えた状態を所定の時間継続したときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とする。
請求項5に記載した前記インバータ装置では、前記直流電圧の単位時間当たりの変化率に予め定めた周波数係数値を乗じた値の2乗値を導出し、この2乗値に所定の一次遅れ係数を乗じた値が予め定めた許容値を越えたときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とする。
請求項6に記載した前記インバータ装置では、前記直流電圧の単位時間当たりの変化率に予め定めた周波数係数値を乗じた値の2乗値を導出し、この2乗値を予め定めた基底値で除した値の継続期間が所定の反限時特性値を越えたときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とする。
この発明によれば、上述の演算機能は、特にインバータ装置のマイコンによるデジタル制御に対応させると、容易に行うことができ、また、先述の抵抗放電回路を動作させる際のA/D変換器などによる電圧検出器と共用することで、このインバータ装置には新たなハード回路は不要となり、マイコンのプログラムのみの追加で容易に具現できるので、この種のインバータ装置の保護機能の高性能化とそのコストダウンに寄与できる。
図1は、この発明のインバータ装置の実施の形態を示す回路構成図であり、図8に示した従来例構成と同一機能を有するものには同一符号を付している。すなわち、図1に示したインバータ装置4には、従来のインバータ装置2における欠相検知手段26に代えて、過負荷検知手段41〜46のうちの何れか1組と、この過負荷検知手段が動作して停止信号を発したときには、制御回路24に代わる制御回路24aではその制御動作を停止する機能が付加されている。
図2は、この発明の第1の実施例を示し、図1に示した過負荷検知手段41の詳細回路構成図であり、この過負荷検知手段41はdVDC/dt演算器51と、許容値設定器52と、比較器53とから形成されている。
先ず、図1に示すように電解コンデンサ22の両端電圧をVDC[V]とし、電解コンデンサ22に流れるリプル電流をiC [A]とすると、下記式(1)の関係がある。
(数1)
C =C・dVDC/dt …(1)
ここで、C[F]は電解コンデンサ22の静電容量である。
すなわち、dVDC/dt演算器51では電解コンデンサ22の両端電圧VDCの単位時間当たりの変化率[dVDC/dt]を求めているが、インバータ装置4においては電解コンデンサ22の静電容量Cは一定値であることから、得られた変化率[dVDC/dt]は電解コンデンサ22に流れるリプル電流[iC ]に比例した値となる。
三相交流電源1の相電圧のアンバランス量が増大した状態や、いずれかの相が欠相した状態になると、電解コンデンサ22に流れるリプル電流[iC ]が増大し、この増大に伴って、その温度上昇も大きくなり、電解コンデンサ22が損傷する、或いはその寿命を短くする恐れがある。そこで過負荷検知手段41では、dVDC/dt演算器51で得られた前記変化率[dVDC/dt]が許容値設定器52で設定された許容値(例えば、三相交流電源1の電圧が200V系のときには30V/0.5mS程度に設定)を越えると、比較器53がこれを検知して、制御回路24aに停止信号を送出し、この停止信号に基づいて制御回路24aはその制御動作を停止することにより、電解コンデンサ22の損傷や寿命の短縮を防止することができる。
また、ダイオード整流回路21を形成するそれぞれのダイオードも三相交流電源1の相電圧のアンバランス量が増大した状態や、いずれかの相が欠相した状態になると、その影響を受ける相の前記ダイオードに流れる電流が増大し、この増大に伴って、その温度上昇も大きくなり、前記ダイオードが損傷する恐れがあるが、このダイオード電流の増大もdVDC/dt演算器51で得られる前記変化率[dVDC/dt]の増大をもたらすために、この過負荷検知手段41により、前記ダイオードの損傷も防止することができる。
図3は、この発明の第2の実施例を示し、図1に示した過負荷検知手段42の詳細回路構成図であり、図2に示した過負荷検知手段41と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
すなわち、この過負荷検知手段42はdVDC/dt演算器51と、2乗器61と、許容値設定器62と、比較器63とから形成されている。
三相交流電源1の相電圧のアンバランス量が増大した状態や、いずれかの相が欠相した状態になると、電解コンデンサ22に流れるリプル電流[iC ]が増大し、この増大に伴って、その温度上昇も大きくなるが、このときの温度上昇値は前記リプル電流の2乗に比例することから、この過負荷検知手段42では、dVDC/dt演算器51で得られた前記変化率[dVDC/dt]を2乗器61により2乗した値[{dVDC/dt}2 ]に変換し、この2乗値が許容値設定器62で設定された許容値(例えば、三相交流電源1の電圧が200V系のときには60〜90V2 /0.5mS2 程度に設定)を越えると、比較器63がこれを検知して、制御回路24aに停止信号を送出し、この停止信号に基づいて制御回路24aはその制御動作を停止することにより、電解コンデンサ22の損傷や寿命の短縮を防止することができる。
また、ダイオード整流回路21を形成するそれぞれのダイオードも三相交流電源1の相電圧のアンバランス量が増大した状態や、いずれかの相が欠相した状態になると、その影響を受ける相の前記ダイオードに流れる電流が増大し、この増大に伴って発熱するが、この発熱量は流れる電流の2乗に比例することから、上述の過負荷検知手段42により、前記ダイオードの損傷も防止することができる。
図4は、この発明の第3の実施例を示し、図1に示した過負荷検知手段43の詳細回路構成図であり、図2に示した過負荷検知手段41および図3に示した過負荷検知手段42と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
すなわち、この過負荷検知手段43にはdVDC/dt演算器51、許容値設定器52、比較器53、2乗器61、許容値設定器62、比較器63の他に、オア素子64が付加されており、従って、三相交流電源1の相電圧のアンバランス量が増大した状態や、いずれかの相が欠相した状態になり、上述の過負荷検知手段41または過負荷検知手段42のうち、少なくともいずれか一方が動作したときに、オア素子64を介して制御回路24aに停止信号を送出し、この停止信号に基づいて制御回路24aはその制御動作を停止することにより、ダイオード整流回路21を形成するダイオードと電解コンデンサ22の損傷や寿命の短縮を防止することができる。
図5は、この発明の第4の実施例を示し、図1に示した過負荷検知手段44の詳細回路構成図であり、図2に示した過負荷検知手段41と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
すなわち、この過負荷検知手段44にはdVDC/dt演算器51、許容値設定器52、比較器53の他に、タイマー71が付加されている。この過負荷検知手段44では、上述の過負荷検知手段41が動作をしている期間が、例えば0.5S以上継続したときに、タイマー71を介して制御回路24aに停止信号を送出し、この停止信号に基づいて制御回路24aはその制御動作を停止させることで、前記停止信号の信頼性を改善している。
図6は、この発明の第5の実施例を示し、図1に示した過負荷検知手段45の詳細回路構成図であり、図2に示した過負荷検知手段41と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
すなわち、この過負荷検知手段45はdVDC/dt演算器51と、周波数係数演算器81と、乗算器82と、2乗器83と、一次遅れ演算器84と、許容値設定器85と、比較器86とから形成されている。
三相交流電源1の相電圧のアンバランス量が増大した状態や、いずれかの相が欠相した状態になると、電解コンデンサ22に流れるリプル電流[iC ]が増大し、この増大に伴って、その温度上昇も大きくなるが、このときの温度上昇値は前記リプル電流の周波数に依存する、すなわち、前記周波数が低いほど温度上昇値が大きくなることから、この過負荷検知手段45では、dVDC/dt演算器51で得られた前記変化率[dVDC/dt]に周波数係数演算器81で設定される前記リプル電流の周波数に依存した係数を導出し、この係数を乗算器82により前記変化率に乗算し、この乗算値を2乗器83により2乗した値に変換することにより、前記リプル電流の周波数に依存した温度上昇値を導出し、さらに、この温度上昇値に対応して電解コンデンサ22が実際に温度上昇するのには5〜10分程度要することから、この時間に相当する動作を一次遅れ演算器84に行わせ、この演算結果の値が許容値設定器85で設定された許容値(例えば、40°[C]上昇程度に設定)を越えると、比較器86がこれを検知して、制御回路24aに停止信号を送出し、この停止信号に基づいて制御回路24aはその制御動作を停止することにより、電解コンデンサ22の損傷や寿命の短縮を防止することができる。
なお、上記の周波数係数はその周波数が高い程小さな値となり、また、周波数が低い程大きな値となる。
図7は、この発明の第6の実施例を示し、図1に示した過負荷検知手段46の詳細回路構成図であり、図2に示した過負荷検知手段41および図6に示した過負荷検知手段45と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
すなわち、この過負荷検知手段46にはdVDC/dt演算器51、周波数係数演算器81、乗算器82、2乗器83の他に、基底値設定器91と、除算器92と、反限時特性演算器93とを備えている。
この過負荷検知手段46では、上述の如く2乗器83により電解コンデンサ22に流れる前記リプル電流の周波数に依存した温度上昇値を導出し、さらに、この温度上昇値を基底値設定器91が出力する基底値で除算器92を介して除算演算することにより、温度上昇値の正規化した値を導出し、さらに、例えば150%で5〜10分程度の特性値を有する反限時特性演算器93を介し、この反限時特性演算器93が動作したときに、制御回路24aに停止信号を送出し、この停止信号に基づいて制御回路24aはその制御動作を停止することにより、電解コンデンサ22の損傷や寿命の短縮をより実際的に防止することができる。
この発明の実施の形態を示すインバータ装置の回路構成図 この発明の第1の実施例を示すインバータ装置の部分詳細回路構成図 この発明の第2の実施例を示すインバータ装置の部分詳細回路構成図 この発明の第3の実施例を示すインバータ装置の部分詳細回路構成図 この発明の第4の実施例を示すインバータ装置の部分詳細回路構成図 この発明の第5の実施例を示すインバータ装置の部分詳細回路構成図 この発明の第6の実施例を示すインバータ装置の部分詳細回路構成図 従来例を示すインバータ装置の回路構成図
符号の説明
1…三相交流電源、2…インバータ装置、3…電動機、4…インバータ装置、21…ダイオード整流回路、22…電解コンデンサ、23…インバータ主回路、24,24a…制御回路、25…電圧検出器、26…欠相検知手段、41〜46…過負荷検知手段、51…dVDC/dt演算器、52…許容値設定器、53…比較器、61…2乗器、62…許容値設定器、63…比較器、オア素子、71…タイマー、81…周波数係数演算器、82…乗算器、83…2乗器、84…一次遅れ演算器、85…許容値設定器、86…比較器、91…基底値設定器、92…除算器、93…反限時特性演算器。

Claims (6)

  1. 三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置において、
    前記直流電圧の単位時間当たりの変化率が予め定めた許容値を越えたときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とするインバータ装置。
  2. 三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置において、
    前記直流電圧の単位時間当たりの変化率の2乗値が予め定めた許容値を越えたときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とするインバータ装置。
  3. 三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置において、
    前記直流電圧の単位時間当たりの変化率が予め定めた第1の許容値を越えた状態、又は前記変化率の2乗値が予め定めた第2の許容値を越えた状態のうち、少なくともいずれか一方の状態になったときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とするインバータ装置。
  4. 三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置において、
    前記直流電圧の単位時間当たりの変化率が予め定めた許容値を越えた状態を所定の時間継続したときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とするインバータ装置。
  5. 三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置において、
    前記直流電圧の単位時間当たりの変化率に予め定めた周波数係数値を乗じた値の2乗値を導出し、この2乗値に所定の一次遅れ係数を乗じた値が予め定めた許容値を越えたときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とするインバータ装置。
  6. 三相交流電源からダイオード整流回路と平滑コンデンサとからなるコンバータ部を介して得られた直流電圧を、インバータ主回路と制御回路とからなるインバータ部により所望の電圧,周波数の交流電圧に変換して負荷に給電するインバータ装置において、
    前記直流電圧の単位時間当たりの変化率に予め定めた周波数係数値を乗じた値の2乗値を導出し、この2乗値を予め定めた基底値で除した値の継続期間が所定の反限時特性値を越えたときに、前記インバータ部の変換動作を停止させることを特徴とするインバータ装置。
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