JP6933083B2 - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ブレーキ装置に関するものである。
従来、ドライバーが車両を運転中に意識を失った場合に車両を緊急停止させるための装置、いわゆるデッドマン装置をバスなどの大型車両に設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された装置は、運転中のドライバーが異常状態に陥ったか否かを監視し、ドライバーが異常状態に陥ったと判定された場合に、車両制御装置が危険を回避するように車両の挙動を制御するドライバー監視装置である。
具体的には、ドライバーが異常状態に陥ったと判定された場合、車内ハザードランプにより車内に異常を知らせる車内警報を実施する。車内警報の開始から所定時間が経過してもドライバーの応答がない場合、車外ハザードランプにより車外警報を実施する。車外警報の開始から所定時間が経過してもドライバーの応答がない状態が継続している場合、車両制御装置が危険回避処理を実行する。危険回避処理は、例えば、エンジンや変速機、ブレーキアクチュエータを制御して車両を減速または停止させる処理である。
特開2016−85563号公報
ところで、特許文献1に開示されている装置をバスなどの車両に適用した場合、同乗者が車内ハザードランプ、および、警報音に注意を払っていないと警報に気づかないことが懸念される。また、同乗者が視覚障害や聴覚障害を持つ場合などは、さらに、ランプや音声による警報に気づかない可能性が高い。この場合、車両が緊急停止することを同乗者によって予見されないまま急激なブレーキが掛けられることになり、同乗者が転倒するなど、危険な状態に陥る可能性がある。
本発明は、ドライバーが異常状態に陥って車両を緊急停止させる際、車両が緊急停止することを前もって同乗者に触覚的に認識させる、または、正常なドライバーに緊急停止装置が誤作動(悪戯等による作動を含む)したことを緊急制動開始前に触覚的に報せ、緊急制動を解除する時間を与えることが可能な車両用ブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における車両用ブレーキ装置は、圧力供給源から供給される信号用流体の圧力を第1の圧力に減圧する第1の減圧弁と、信号用流体の流路を閉状態から開状態に切り替える第1の流路切替弁と、を備える第1の流体圧供給系統と、圧力供給源から供給される信号用流体の圧力を第1の圧力よりも高い第2の圧力に減圧する第2の減圧弁と、信号用流体の流路を第1の流路切替弁よりも遅れて閉状態から開状態に切り替える第2の流路切替弁と、を備える第2の流体圧供給系統と、第1の流体圧供給系統から供給される信号用流体と第2の流体圧供給系統から供給される信号用流体のうち、高圧側の信号用流体を下流に流す高圧選択弁と、高圧選択弁から供給される信号用流体の圧力に応じて、圧力供給源から供給される駆動用流体を調圧して制動機構に供給する駆動圧出力弁と、を備える。
本発明の車両用ブレーキ装置によれば、ドライバー異常状態を検知して車両を緊急停止させる際、車両が緊急停止することを前もって同乗者、および、正常なドライバーに確実に認識させることが可能である。
本発明の実施の形態に係るブレーキ装置の配管系統図 非常ブレーキ用信号回路が作動したときの信号圧及び駆動圧の挙動を示すタイムチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、図面は、理解しやすくするためにそれぞれの構成要素を模式的に示している。
本発明のブレーキ装置は、バスやトラックなどの各種車輌に設けられるものである。本発明のブレーキ装置は、エアタンクに格納された圧縮エアを、車輪に制動力を加える駆動圧として使用する。
図1に本発明の実施の形態に係るブレーキ装置の配管系統図を示す。本発明のブレーキ装置1は、リアブレーキ3を作動させる第1のブレーキ駆動回路と、フロントブレーキ2を作動させる第2のブレーキ駆動回路と、を有する。また、本発明の実施の形態に係るブレーキ装置1は、第1のブレーキ駆動回路を制御する第1のブレーキ信号回路と、第2のブレーキ駆動回路を制御する第2のブレーキ信号回路と、を備える。
第1のブレーキ駆動回路は、駆動用圧縮エアの供給源としての第1のエアタンク11Aと、第1のエアタンク11Aから供給される駆動用圧縮エアを駆動圧として下流側に送る第1のリレーバルブ6Aと、第1のリレーバルブ6Aの下流に設けられた第1のモジュレーター5Aと、第1のモジュレーター5Aの下流に配置され、駆動圧に応じた圧力でリアブレーキ3を駆動させる第1のブレーキチャンバー4Aと、を備える。
第2のブレーキ駆動回路は、駆動用圧縮エアの供給源としての第2のエアタンク11Bと、第2のエアタンク11Bから供給される駆動用圧縮エアを駆動圧として下流側に送る第2のリレーバルブ6Bと、第2のリレーバルブ6Bの下流に設けられた第2のモジュレーター5Bと、第2のモジュレーター5Bの下流に配置され、駆動圧に応じた圧力でフロントブレーキ2を駆動させる第2のブレーキチャンバー4Bと、を備える。
第1のブレーキ信号回路は、信号用圧縮エアの供給源としての第1のエアタンク11Aと、第1のエアタンク11Aから供給される信号用圧縮エアを信号圧として下流に送る第1のブレーキバルブ12Aと、第1のブレーキバルブ12Aから供給される信号用圧縮エアによって駆動圧を制御する第1のリレーバルブ6Aと、を備える。
第2のブレーキ信号回路は、信号用圧縮エアの供給源としての第2のエアタンク11Bと、第2のエアタンク11Bから供給される信号用圧縮エアを信号圧として下流に送る第2のブレーキバルブ12Bと、第2のブレーキバルブ12Bから供給される信号用圧縮エアによって駆動圧を制御する第2のリレーバルブ6Bと、を備える。
また、ブレーキ装置1は、第1のモジュレーター5A、第2のモジュレーター5B、および、後述する非常ブレーキ用信号回路のバルブ類などを制御する制御部30を備える。
以下、ブレーキ装置1の各部の構成について詳しく説明する。
第1のエアタンク11Aは、圧縮エアを格納するタンクである。第1のエアタンク11Aは、配管P3を介して、第1のリレーバルブ6Aに接続される。
第1のエアタンク11Aから配管P3を介して第1のリレーバルブ6Aに供給される圧縮エアは、ブレーキ駆動用として使用される。
第2のエアタンク11Bは、圧縮エアを格納するタンクである。第2のエアタンク11Bは、配管P6を介して、第2のリレーバルブ6Bに接続される。
第2のエアタンク11Bから配管P6を介して第2のリレーバルブ6Bに供給される圧縮エアは、ブレーキ駆動用として使用される。
なお、第1のエアタンク11A及び第2のエアタンク11Bには図示しないエアコンプレッサーが接続され、第1のエアタンク11A内及び第2のエアタンク11B内の圧力が低下すると、エアコンプレッサーによって第1のエアタンク11A及び第2のエアタンク11Bにエアが補給される。
第1のリレーバルブ6Aの下流側には、配管P13,P15を介して、第1のモジュレーター5A,5Aが設けられ、第1のモジュレーター5A,5Aの下流側には、配管P14,P16を介して第1のブレーキチャンバー4A,4Aが設けられる。
また、第2のリレーバルブ6Bの下流側には、配管P43,P45を介して、第2のモジュレーター5B,5Bが設けられ、第2のモジュレーター5B,5Bの下流側には、配管P44,P46を介して第2のブレーキチャンバー4B,4Bが設けられる。
第1のモジュレーター5A及び第2のモジュレーター5Bは、車輌のABS(Anti−lock Brake System)が作動する時に開閉するバルブを備える。第1のモジュレーター5A及び第2のモジュレーター5Bは、かかるバルブの開閉により、対応するブレーキに供給される駆動圧を調節することで、当該車輪に加えられる制動力を調節する。第1のモジュレーター5A及び第2のモジュレーター5Bのバルブは、制御部30の制御信号によって開閉制御される。なお、ABSは、当該技術分野において周知の技術であるため、これについての詳細な説明は省略する。
第1のブレーキチャンバー4Aは、第1のリレーバルブ6Aから供給される圧縮エアの駆動圧により、車輪に制動力を加える。第1のブレーキチャンバー4Aは、ダイヤフラム(ゴム膜)またはピストンと、ダイヤフラムまたはピストンに接続されたロッドとを有する。第1のブレーキチャンバー4Aのダイヤフラムまたはピストンは、供給された圧縮エアの駆動圧によって作動してロッドを押圧することで、リアブレーキ3を駆動させる。
第2のブレーキチャンバー4Bは、第2のリレーバルブ6Bから供給される圧縮エアの駆動圧により、車輪に制動力を加える。第2のブレーキチャンバー4Bは、ダイヤフラム(ゴム膜)またはピストンと、ダイヤフラムまたはピストンに接続されたロッドとを有する。第2のブレーキチャンバー4Bのダイヤフラムまたはピストンは、供給された圧縮エアの駆動圧によって作動してロッドを押圧することで、フロントブレーキ2を駆動させる。
第1のエアタンク11Aは、配管P1を介して第1のブレーキバルブ12Aに接続される。第2のエアタンク11Bは、配管P4を介して第2のブレーキバルブ12Bに接続される。
第1のブレーキバルブ12A及び第2のブレーキバルブ12Bは、車輌のドライバーによって操作されるブレーキペダル13に連動して、信号用圧縮エアの流路を開閉するバルブである。
ブレーキペダル13は、車輌の運転席の足下に設けられ、ドライバーによって操作される部材である。ブレーキペダル13は、ドライバーの踏み込み量に応じて第1のブレーキバルブ12A及び第2のブレーキバルブ12Bの開度調節を行う。ブレーキペダル13は、ドライバーによる踏み込みが解除されると、元の位置(上方)に戻り、第1のブレーキバルブ12A及び第2のブレーキバルブ12Bを閉弁するとともに、配管P2及び配管P5内のエアを排出する。
第1のブレーキバルブ12Aは、配管P2を介して第1のリレーバルブ6Aに接続される。第2のブレーキバルブ12Bは、配管P5を介して第2のリレーバルブ6Bに接続される。第1のリレーバルブ6Aは、ダブルチェックバルブ20を備え、配管P2は、ダブルチェックバルブ20の第1の入力ポート20aに接続される。また、ダブルチェックバルブ20の第2の入力ポート20bには、後述する非常ブレーキ用信号回路側からの信号用圧縮エアが供給される。
第1のブレーキバルブ12Aから第1のリレーバルブ6Aに送られる圧縮エアは、第1のリレーバルブ6Aの信号圧として用いられる。また、第2のブレーキバルブ12Bから第2のリレーバルブ6Bに送られる圧縮エアは、第2のリレーバルブ6Bの信号圧として用いられる。
次に、本発明のブレーキ装置1に設けられた非常ブレーキ用信号回路について説明する。
本発明では、ドライバーが車両を運転中に意識を失うなどの異常状態に陥った場合に備えて、第1のブレーキ信号回路と第2のブレーキ信号回路の他に、後輪に非常ブレーキを掛けるための非常ブレーキ用信号回路が付加されている。非常ブレーキ用信号回路は、例えば、車両の座席付近に設けられた乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が押圧されることを契機として、駆動する。
非常ブレーキ用信号回路は、注意喚起制動用の空気圧供給系統Aと、本制動用の空気圧供給系統Bとを備える。注意喚起制動用の空気圧供給系統Aは、配管P20,P23を介して第1のエアタンク11Aに接続される。本制動用の空気圧供給系統Bは、配管P20,P21を介して第1のエアタンク11Aに接続される。
注意喚起制動用の空気圧供給系統Aは、減圧弁21Aと、オリフィス22Aと、電磁バルブ23Aとを備える。減圧弁21Aは、第1のエアタンク11Aに格納された高圧の圧縮エアを第1の圧力Pr1まで減圧する弁である。オリフィス22Aは、圧縮エアの流量を制限する絞り機構であり、下流側の圧力を徐々に上昇させる役割を果たす。電磁バルブ23Aは、圧縮エアの流路の開閉状態を切り替えるバルブである。
図1には、上流側から順に、減圧弁21A、オリフィス22A、電磁バルブ23Aを接続した態様を示しているが、これらは、如何なる順序で接続してもよい。
本制動用の空気圧供給系統Bは、減圧弁21Bと、オリフィス22Bと、電磁バルブ23Bとを備える。減圧弁21Bは、第1のエアタンク11Aに格納された高圧の圧縮エアを第1の圧力Pr1よりも高い第2の圧力Pr2まで減圧する弁である。オリフィス22Bは、圧縮エアの流量を制限する絞り機構であり、下流側の圧力を徐々に上昇させる役割を果たす。電磁バルブ23Bは、圧縮エアの流路の開閉状態を切り替えるバルブである。
図1には、上流側から順に、減圧弁21B、オリフィス22B、電磁バルブ23Bを接続した態様を示しているが、これらは、如何なる順序で接続してもよい。
注意喚起制動用の空気圧供給系統Aは、ダブルチェックバルブ24の第1の入力ポート24aに接続される。また、本制動用の空気圧供給系統Bは、ダブルチェックバルブ24の第2の入力ポート24bに接続される。ダブルチェックバルブ24は、第1の入力ポート24a又は第2の入力ポート24bから入力された圧縮エアのうち、高圧側の圧縮エアを下流側に送るバルブである。
ダブルチェックバルブ24の出力ポート24cは、配管P22を介して第1のリレーバルブ6Aに備えられたダブルチェックバルブ20の第2の入力ポート20bに接続される。ダブルチェックバルブ20は、第1の入力ポート20aと第2の入力ポート20bから入力された圧縮エアのうち、高圧側の圧縮エアを下流側に送るバルブである。
制御部30は、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43に接続され、該乗客用ドライバー異常検知スイッチ43から検知信号を受け付ける。制御部30は、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が操作されて検知信号を受け付けると、非常ブレーキ用信号回路を作動させる。
制御部30は、CPU、メモリなどを備えるコントロールユニットであり、非常ブレーキ用信号回路を制御する。制御部30は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)によって構成される。
また、ブレーキ装置1は、車内警報ランプ制御部45、車内音声警報制御部46、ハザード制御部47、ホーン制御部48を備え、制御部30は、これらの制御部と通信可能に接続される。
車内警報ランプ制御部45は、非常ブレーキ用信号回路が作動する際に車内警報ランプを点灯又は点滅制御する制御部である。乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が操作されて制御部30に検知信号が入力されると、制御部30は、車内警報ランプ制御部45に車内警報ランプを点灯又は点滅制御させるための制御信号を出力する。車内警報ランプ制御部45は、制御部30が出力した制御信号に基づいて車内警報ランプを点灯又は点滅制御する。
車内音声警報制御部46は、非常ブレーキ用信号回路が作動する際にスピーカから車内音声警報を出力する制御を行う制御部である。車内音声警報とは、ブザーなどの警報音、注意喚起を促す音声放送など、音によって乗客に注意を促す警報である。乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が操作されて制御部30に検知信号が入力されると、制御部30は、車内音声警報制御部46にスピーカから車内音声警報を出力させるための制御信号を出力する。車内音声警報制御部46は、制御部30が出力した制御信号に基づいてスピーカから車内音声警報を出力する制御を行う。
ハザード制御部47は、非常ブレーキ用信号回路が作動する際にハザードランプを点滅制御する制御部である。乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が操作されて制御部30に検知信号が入力されると、制御部30は、ハザード制御部47にハザードランプを点滅制御させるための制御信号を出力する。ハザード制御部47は、制御部30が出力した制御信号に基づいてハザードランプを点灯制御する。
ホーン制御部48は、非常ブレーキ用信号回路が作動する際にホーン(警笛)を鳴らす制御を行う制御部である。乗客用異常検知スイッチ43が操作されて制御部30に検知信号が入力されると、制御部30は、ホーン制御部48にホーンを鳴らす制御を行わせるための制御信号を出力する。ホーン制御部48は、制御部30が出力した制御信号に基づいてホーンを鳴らす制御を行う。
次に、ブレーキ装置1の動作について説明する。
〔ドライバーによる通常動作〕
まず、通常のブレーキ動作、すなわち、ドライバーが運手中にブレーキペダル13を操作して車輌を停止させる際のブレーキの動作について説明する。
ブレーキペダル13が踏み込まれる前は、第1のブレーキバルブ12A及び第2のブレーキバルブ12Bの下流の配管P2およびP5内の圧力は、大気圧に保たれている。
ドライバーによってブレーキペダル13が踏み込まれると、かかる踏み込みの程度に応じて第1のブレーキバルブ12A及び第2のブレーキバルブ12Bが開弁される。第1のブレーキバルブ12A及び第2のブレーキバルブ12Bが開弁されると、信号用圧縮エアが、下流の配管P2,P5に信号圧として出力される。このとき、第1のリレーバルブ6Aに設けられたダブルチェックバルブ20は、配管P2から供給される信号用圧縮エアを第1のリレーバルブ6A本体に供給する。
信号用圧縮エアの信号圧が、第1のリレーバルブ6A及び第2のリレーバルブ6Bに加えられると、第1のリレーバルブ6A及び第2のリレーバルブ6Bは、エアタンク11A、および、エアタンク11Bから供給される駆動用圧縮エアを、信号圧に応じた圧力で下流側に流す。
第1のブレーキチャンバー4A及び第2のブレーキチャンバー4Bに駆動圧が入力されると、第1のブレーキチャンバー4A及び第2のブレーキチャンバー4Bのダイヤフラムまたはピストンが駆動圧によって作動する。これにより、ダイヤフラムまたはピストンに接続されたロッドが移動して各々のブレーキ2,3のブレーキシューを移動させる。そして、ブレーキシューがブレーキドラムに押しつけられることで制動力が生じ、各車輪にブレーキがかかる。
〔同乗者による非常時のブレーキ動作〕
次に、ドライバーが運転中に意識不明に陥った場合のような非常時に、車輌を停止させるために同乗者が乗客用ドライバー異常検知スイッチ43を操作した場合のブレーキ動作について、図2を参照して説明する。図2は、非常ブレーキ用信号回路が作動したときの信号圧及び駆動圧の挙動を示すタイムチャートである。
時刻t0において、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が同乗者によって押圧操作されると、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43は、制御部30に検知信号を出力する。制御部30に乗客用ドライバー異常検知スイッチ43から出力された検知信号が入力されると、制御部30は、注意喚起制動用の空気圧供給系統Aの電磁バルブ23Aに対し、制御信号の出力を開始する。電磁バルブ23Aに制御部30から出力された制御信号が入力されると、電磁バルブ23Aは、開弁し、第1のエアタンク11Aから供給される信号用圧縮エアを下流側に流す。
注意喚起制動用の空気圧供給系統Aのオリフィス22Aは、電磁バルブ23Aが開放された場合、下流側の圧力を徐々に上昇させる。また、注意喚起制動用の空気圧供給系統Aの減圧弁21Aは、下流側の圧力を第1の圧力Pr1に減圧する。すなわち、注意喚起制動用の空気圧供給系統21の電磁バルブ23Aが作動して信号用圧縮エアの流路が開放された場合、下流側の信号用圧縮エアの圧力は徐々に第1の圧力Pr1まで上昇する。
注意喚起制動用の空気圧供給系統Aから下流側に流れた信号用圧縮エアは、ダブルチェックバルブ24の第1の入力ポート24aに流入する。このとき、本制動用の空気圧供給系統Bの電磁バルブ23Bは、開放されていないため、注意喚起制動用の空気圧供給系統A側が高圧側となる。したがって、ダブルチェックバルブ24は、注意喚起制動用の空気圧供給系統Aから流入した信号用圧縮エアを下流側に流す。
注意喚起制動用の空気圧供給系統Aから下流側に送られた信号用圧縮エアは、ダブルチェックバルブ20の第2の入力ポート20bに流入する。このとき、配管P2側は、ドライバーがブレーキペダル13を踏み込んでいない限り大気圧に保たれているため、ダブルチェックバルブ20は、非常ブレーキ用信号回路(注意喚起制動用の空気圧供給系統A)側から供給される信号用圧縮エアを第1のリレーバルブ6A本体に供給する。
なお、ドライバーがブレーキペダル13を踏み込んだ状態で失神した場合など、ブレーキペダル13踏み込まれている状態では、配管P2側は、ブレーキペダル13の踏込量に応じた圧力が発生している。この場合、配管P2側の空気圧と配管P22側の注意喚起制動用の空気圧のうち、高い方の空気圧が第1のリレーバルブ6Aに信号圧として供給される。
信号用圧縮エアの信号圧が、第1のリレーバルブ6Aに加えられると、第1のリレーバルブ6Aは、第1のエアタンク11Aから供給される駆動用圧縮エアを、信号圧に応じた圧力で下流側に流す。
このとき、注意喚起制動用の空気圧供給系統Aから出力される圧縮エアの信号圧は、第1の圧力Pr1まで徐々に上昇するため、第1のリレーバルブ6Aから出力される駆動用圧縮エアの駆動圧も第1の圧力Pr1に応じた第3の圧力Pr3まで徐々に上昇する。
したがって、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が押圧された場合、徐々にブレーキ圧を上昇させることができ、車両が緊急停止することについての注意喚起を同乗者に安全、且つ、確実に行うことができる。なお、駆動圧を第3の圧力までどの程度の速度で上昇させるかは、第1のオリフィス22Aの穴径などを適宜選択することにより調整可能である。
次に、制御部30は、電磁バルブ23Aへの制御信号の出力を開始した時刻t0から所定時間後の時刻t1に、本制動用の空気圧供給系統Bの電磁バルブ23Bへの制御信号の出力を開始する。電磁バルブ23Bに制御部30から出力された制御信号が入力されると、電磁バルブ23Bは、開弁する。
本制動用の空気圧供給系統Bのオリフィス22Bは、電磁バルブ23Bが開弁した場合、下流側の圧力を徐々に上昇させる。また、本制動用の空気圧供給系統Bの減圧弁21Bは、下流側の圧力を第1の圧力Pr1よりも高い第2の圧力Pr2まで減圧する。すなわち、本制動用の空気圧供給系統Bの電磁バルブ23Bが開弁した場合、下流側の圧力は徐々に第2の圧力Pr2まで上昇する。
本制動用の空気圧供給系統Bから流れた信号用圧縮エアは、ダブルチェックバルブ24の入力ポート24bに流入する。このとき、本制動用の空気圧供給系統B側から流れる信号用圧縮エアの圧力は、注意喚起制動用の空気圧供給系統A側から流れる信号用圧縮エアの圧力よりも高圧となる。したがって、ダブルチェックバルブ24は、本制動用の空気圧供給系統Bから流入した信号用圧縮エアを下流側に流す。
本制動用の空気圧供給系統Bから下流側に流れた信号用圧縮エアは、ダブルチェックバルブ20の第2の入力ポート20bに流入する。このとき、ダブルチェックバルブ20は、引き続き、非常ブレーキ用信号回路(本制動用の空気圧供給系統B)側から送られた信号用圧縮エアを第1のリレーバルブ6A本体に流入させる。
第1のリレーバルブ6Aに入力される信号用圧縮エアの信号圧は、第2の圧力Pr2まで徐々に上昇する。これにより、第1のリレーバルブ6Aから出力される駆動用圧縮エアの駆動圧も第2の圧力Pr2に応じた、第3の圧力Pr3よりも高い第4の圧力Pr4まで徐々に上昇する。
非常ブレーキ用信号回路のかかる動作により、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が押圧されてから所定時間の間、注意喚起制動を行い、その後、駆動圧を緩やかに上昇させて本制動を行うことができる。
なお、注意喚起制動を行っている際の車両の減速度及び本制動を行っている際の減速度は、車両に立ち席が設けられているか否かなどを考慮しつつ、実験的に求めることが好ましい。さらに、注意喚起制動を行う時間についても、車両の特性に応じて適宜設定することが好ましい。
車両の特性に応じて、最適な減速度と注意喚起制動を行う時間を設定することにより、安全、且つ、確実に、車両の同乗者に車両が緊急停止することを認識させることができるとともに、安全に車両を停止させることができる。
上述した実施の形態では、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が操作されること契機として、非常ブレーキ用回路を作動させるようにした。しかしながら、このような内容に限るものではない。
例えば、ブレーキ装置1に、ドライバー用異常検知スイッチを設け、ドライバー用異常検知スイッチが操作されることを契機として、非常ブレーキ用信号回路を作動させるようにしてもよい。
ドライバー用異常検知スイッチは、運転席に設けられた異常検知スイッチである。例えば、ドライバーは、意識が朦朧とし始めた際にドライバー用異常検知スイッチを押圧することのより、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が操作された場合と同様の動作をブレーキ装置1に行わせることができる。これにより、ドライバーがその後、意識を失った場合でも、同乗者に車両が緊急停止することを確実に認識させた上で、車両を安全に停止させることができる。
また、ブレーキ装置1に、システムオン/オフスイッチ、パーキングブレーキ作動検知スイッチおよび圧力検知センサなどを設けてもよい。
システムオン/オフスイッチは、非常ブレーキ用信号回路の作動を無効化するスイッチである。例えば、非常ブレーキ装置が作動した結果、車両が踏切上に停止してしまうことが懸念される。これを避けるために、車両が踏切を通過する路線を走行する乗り合いバス等である場合は、システムオン/オフスイッチを操作して、あらかじめ非常用ブレーキ用信号回路の作動を無効化しておくことができる。また、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が、いたずら目的で乗客により頻繁に押圧される場合、システムオン/オフスイッチを押圧することにより、いたずら対策を講じるまで、暫定的に非常ブレーキ用信号回路を無効化することができる。
パーキングブレーキ作動検知スイッチは、例えば、車両が一定速度以上の速度で走行中にパーキングブレーキが操作された場合に、パーキングブレーキが操作されたことを検知するスイッチである。パーキングブレーキ作動検知スイッチによってパーキングブレーキが操作されたことが検知されると、例えば、ハザード制御部47がハザードランプを点灯制御するようにしてもよい。
圧力検知センサは、例えば、配管P22に設けられる。圧力検知センサは、非常ブレーキ用信号回路が作動する際の配管P20の圧力変化を検知する。圧力検知センサは、配管P22内の圧力変化を検知すると、制御部30に検知信号を出力する。制御部30は、圧力検知センサから検知信号を入力すると、制動灯を点灯させる。これにより、車両が停止することを、確実に車外に報知することができる。
また、圧力検知センサは、非常ブレーキ用信号回路の自己診断にも用いることができる。例えば、車両のエンジンを始動させる際、制御部30は、非常ブレーキ用信号回路を作動させる。このとき、圧力検知センサから制御部30に入力される検知信号に基づいて配管P20内の圧力を検知することにより、非常ブレーキ用信号回路が正常に作動するかどうかの診断を行うことができる。
また、本発明のブレーキ装置1にDMS(Driver Monitoring System)を採用してもよい。例えば、ドライバーの顔画像を撮像するカメラ及びステアリングのふらつきを検知するセンサと、カメラの撮像画像及びセンサからの入力情報に基づいてドライバーの異常状態(居眠り、気絶など)を判定する判定装置を設け、該判定装置においてドライバーが異常状態に陥っていると判定された場合に、非常ブレーキ用信号回路を作動させるようにしてもよい。
なお、本発明の実施の形態では、非常ブレーキ用信号回路が作動した際に、リアブレーキ3のみを作動させるようにしたが、リアブレーキ3およびフロントブレーキ2の両方を作動させるようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態では、ブレーキ装置1を空気圧回路で構成したが、これに限らず、油圧回路で構成してもよい。この場合、エアタンク11に代えてアキュムレータを用い、減圧弁21A,21Bに代えて、モジュレータバルブを用いればよい。
また、本発明の実施の形態では、制御部30は、電磁バルブ23Aへの制御信号の出力をしてから所定時間経過後に、本制動用の空気圧供給系統Bの電磁バルブ23Bへの制御信号の出力を開始するようにした。しかしながら、電磁バルブ23Bを電磁バルブ23Aよりも遅延させて開弁する構成であれば、どのような態様でもよい。
例えば、電磁バルブ23Bにディレイタイマを設け、制御信号が入力されてから所定時間経過後に開弁を行うようにしてもよい。この場合、制御部30は、電磁バルブ23A及び電磁バルブ23Bに対して同時に制御信号の出力を行えばよい。
また、電磁バルブ23Bにディレイタイマを設け、乗客用ドライバー異常検知スイッチ43が出力する検知信号を、制御部30を介さず、電磁バルブ23A及び電磁バルブ23Bに入力するようにしてもよい。この場合、非常ブレーキ用信号回路を作動させる構成を、より簡略化することができる。
本発明は各種車両のブレーキ装置に広く利用可能である。
A 注意喚起制動用の空気圧供給系統
B 本制動用の空気圧供給系統
1 ブレーキ装置
2 フロントブレーキ
3 リアブレーキ
4A 第1のブレーキチャンバー
4B 第2のブレーキチャンバー
5A 第1のモジュレーター
5B 第2のモジュレーター
6A 第1のリレーバルブ
6B 第2のリレーバルブ
11A 第1のエアタンク
11B 第2のエアタンク
12A 第1のブレーキバルブ
12B 第2のブレーキバルブ
13 ブレーキペダル
20 ダブルチェックバルブ
20a 第1の入力ポート
20b 第2の入力ポート
21A 減圧弁
21B 減圧弁
22A オリフィス
22B オリフィス
23A 電磁バルブ
23B 電磁バルブ
24 ダブルチェックバルブ
24a 第1の入力ポート
24b 第2の入力ポート
24c 出力ポート
30 制御部
43 乗客用ドライバー異常検知スイッチ
45 車内警報ランプ制御部
46 車内音声警報制御部
47 ハザード制御部
48 ホーン制御部
P1 配管
P2 配管
P3 配管
P4 配管
P5 配管
P6 配管
P13 配管
P14 配管
P15 配管
P16 配管
P20 配管
P21 配管
P22 配管
P23 配管
P43 配管
P44 配管
P45 配管
P46 配管

Claims (7)

  1. 圧力供給源から供給される信号用流体の圧力を第1の圧力に減圧する第1の減圧弁と、前記信号用流体の流路を閉状態から開状態に切り替える第1の流路切替弁と、を備える第1の流体圧供給系統と、
    前記圧力供給源から供給される前記信号用流体の圧力を前記第1の圧力よりも高い第2の圧力に減圧する第2の減圧弁と、前記信号用流体の流路を前記第1の流路切替弁よりも遅れて閉状態から開状態に切り替える第2の流路切替弁と、を備える第2の流体圧供給系統と、
    前記第1の流体圧供給系統から供給される前記信号用流体と前記第2の流体圧供給系統から供給される前記信号用流体のうち、高圧側の前記信号用流体を下流に流す高圧選択弁と、
    前記高圧選択弁から供給される前記信号用流体の圧力に応じて、前記圧力供給源から供給される駆動用流体を調圧して制動機構に供給する駆動圧出力弁と、
    を備えたことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記第1の流体圧供給系統は、第1のオリフィスを備え、
    前記第2の流体圧供給系統は、第2のオリフィスを備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 異常検知信号を出力する異常検知信号出力部と、
    前記異常検知信号出力部から出力された異常検知信号が入力される制御部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記異常検知信号が入力されると、前記第1の流路切替弁と前記第2の流路切替弁に制御信号を出力し、
    前記第1の流路切替弁および前記第2の流路切替弁は、前記制御部から出力された前記制御信号に基づいて、前記信号用流体の流路を閉状態から開状態に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ブレーキ装置。
  4. 前記制御部は、前記異常検知信号が入力されると、前記第1の流路切替弁に前記制御信号を出力した後、遅れて前記第2の流路切替弁に前記制御信号を出力することを特徴とする請求項3に記載の車両用ブレーキ装置。
  5. 前記制御部は、前記異常検知信号が入力されると、前記第1の流路切替弁および前記第2の流路切替弁に前記制御信号を同時に出力するとともに、
    前記第2の流路切替弁は、前記制御信号が入力されると前記第1の流路切替弁よりも遅れて前記流体の流路を閉状態から開状態に切り替えるディレイタイマを備えることを特徴とする請求項3に記載の車両用ブレーキ装置。
  6. 前記異常検知信号出力部は、車両の座席に設けられるとともに搭乗者によって操作される異常検知スイッチであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ装置。
  7. 前記圧力供給源は、エアタンクであり、
    前記第1及び第2の流路切替弁は、第1の電磁弁であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ装置。
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