JP6932782B2 - 温度センサ - Google Patents

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Description

本発明は、温度センサに関するものである。
温度を測定するための温度センサは、様々な分野において用いられており、温度を測定するための方法も様々である。例えば、従来からある温度計としては、アルコールや油又は水銀等の液体を用い、温度の変化により液体の体積が変化することを利用した温度計がある。また、近年では、サーミスタのように温度が変化すると電気抵抗が変化することを利用した温度計がある。更には、温度を測定する対象物が発する赤外線の波長及び強度等を検知することにより、その対象物の温度を測定する温度計もある。これらの温度計は、用途に応じて適した方式のものが使い分けられて使用されている。
特開2016−091052号公報 特開2010−210400号公報
このような温度計の中には、測定対象物の表面の温度を測定するための温度センサがあり、このような測定対象物の表面の温度を測定する温度センサにおいては、取扱が容易であって、小型で、低コストなものが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、ポリマー層と、前記ポリマー層の一方の面に形成された第1の電極と、前記ポリマー層の他方の面に形成された第2の電極と、前記ポリマー層の一方の面に形成された前記第1の電極を覆う第1の絶縁層と、を有し、前記ポリマー層は、温度により比誘電率が変化するものであって、可撓性を有する材料により形成されており、前記第1の絶縁層は、膜厚方向における熱伝導率が、面内方向よりも高く、測定対象物に前記第1の電極の側を接触させて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に挟まれた領域の前記ポリマー層の静電容量に基づき、前記測定対象物の温度を測定することを特徴とする。
開示の温度センサによれば、測定対象物の表面の温度を測定する温度センサであって、取扱が容易で、小型で、低コストなものを得ることができる。
第1の実施の形態における温度センサの説明図 第1の実施の形態における温度センサの断面図 ポリイミドにおける温度と比誘電率との相関図 PET、PEN等における温度と静電容量の変化率との相関図 第1の実施の形態における温度測定装置の構成図 第1の実施の形態における温度測定装置により測定された温度分布の説明図 第1の実施の形態における他の温度測定装置により測定された温度分布の説明図 第1の実施の形態における他の温度センサの断面図(1) 第1の実施の形態における他の温度センサの断面図(2) 第1の実施の形態における他の温度センサの断面図(3) 第1の実施の形態における他の温度センサの断面図(4) 第1の実施の形態における他の温度センサの断面図(5) 第1の実施の形態における他の温度センサの断面図(6) 第2の実施の形態における温度センサの説明図(1) 第2の実施の形態における温度センサの説明図(2) 第2の実施の形態における温度センサの説明図(3) 比較に用いた温度センサの説明図(1) 比較に用いた温度センサの説明図(2) 比較に用いた温度センサの説明図(3) 第3の実施の形態における温度センサの説明図 第3の実施の形態における温度センサに用いられる電極の説明図(1) 第3の実施の形態における温度センサに用いられる電極の説明図(2) 第3の実施の形態における温度センサの断面図 第3の実施の形態における温度測定装置により測定された温度分布の説明図 第3の実施の形態における他の温度センサの断面図
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。尚、本願においては、X1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向を相互に直交する方向とする。また、X1−X2方向及びY1−Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1−Y2方向及びZ1−Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1−Z2方向及びX1−X2方向を含む面をZX面と記載する。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態における温度センサについて、図1及び図2に基づき説明する。図1は、本実施の形態における温度センサ100の電極の配置を上面から見た図であり、図2は、図1における一点鎖線1A−1Bにおいて切断した温度センサ100の断面図である。本実施の形態における温度センサ100は、温度測定の対象となる測定対象物10の表面の温度を測定するものであり、第1の絶縁層110、第1の電極120、ポリマー層130、第2の電極140、第2の絶縁層150等が、Z2方向の側からZ1方向に向かって積層されている。
第1の電極120は、ポリマー層130の一方の面130aに、銅(Cu)、銀(Ag)、ITO(Indium Tin Oxide)等の導電性を有する金属材料等の膜により複数形成されている。第1の電極120は、Y1−Y2方向に長く形成されており、例えば、幅W1が約5mm、長さL1が約30mm、厚さt1が8〜16μmであり、隣り合う第1の電極120と第1の電極120との間隔G1は、約60μmとなるように形成されている。
第2の電極140は、ポリマー層130の他方の面130bに、銅、銀、ITO等の導電性を有する金属材料等の膜により複数形成されている。第2の電極140は、X1−X2方向に長く形成されており、例えば、幅W2が約5mm、長さL2が約30mm、厚さt2が8〜16μmであり、隣り合う第2の電極140と第2の電極140との間隔G2は、約60μmとなるように形成されている。
従って、第1の電極120の延びる方向と、第2の電極140の延びる方向とは直交している。尚、本願においては、隣り合う第1の電極120と第1の電極120との間隔を第1の電極120の電極間の間隔と記載し、隣り合う第2の電極140と第2の電極140との間隔を第2の電極140の電極間の間隔と記載する場合がある。図1及び図2等に示される温度センサでは、第1の電極120が5本設けられており、第2の電極140が5本設けられている。
第1の絶縁層110は、ポリマー層130の一方の面130aに形成された第1の電極120を覆うように、可撓性を有する絶縁性の樹脂材料により形成されており、例えば、厚さが40μmのポリイミド等により形成されている。
第2の絶縁層150は、ポリマー層130の他方の面130bに形成された第2の電極140を覆うように、可撓性を有する絶縁性の樹脂材料により形成されており、例えば、厚さが40μmのポリイミド等により形成されている。
ポリマー層130は、温度の変化に伴い比誘電率が変化する可撓性を有する樹脂材料により形成されている。具体的には、厚さdが50μm以下のポリイミド等により形成されている。図3は、1kHzの交流を印加した場合におけるポリイミドにおける温度と比誘電率との関係を示す。図3に示されるように、温度が−15℃の場合では比誘電率は約3.45であり、温度が高くなるに伴い比誘電率は徐々に減少し、温度が200℃の場合では比誘電率は約2.95となる。
ここで、便宜上、温度と比誘電率との直線性が比較的良好な20℃〜100℃の範囲において説明する。具体的には、温度が20℃〜100℃の範囲では、温度と比誘電率との関係は直線的であるものとし、図3より温度が20℃の比誘電率は約3.4、温度が100℃の比誘電率は約3.1であるとした場合、比誘電率Pは下記(1)に示す式により表される。尚、Tは温度である。また、下記(1)に示す式のような直線の近似以外の近似でもよく、各値ごとの対応テーブルをあらかじめ有し、それに基づいて温度を得るものであってもよい

P=−0.00375×T+3.475・・・・・(1)
下記の表1は、上記(1)に示す式により得られた温度と比誘電率との関係を示す。
Figure 0006932782
ここで、第1の電極120と第2の電極140により挟まれている領域のポリマー層130により形成される静電容量を考える。具体的には、第1の電極120と第2の電極140とが交差する幅W1の第1の電極120と幅W2の第2の電極140とが重複する領域において、各々の交点において平行平板コンデンサが形成されるものとすると、各々の平行平板コンデンサの面積Sは、2.5×10−5となる。尚、図1及び図2に示されるものでは、第1の電極120が5本設けられ、第2の電極140が5本設けられており、合計で25個の平行平板コンデンサが形成される。
ここで、各々の交点における静電容量Cは、下記(2)に示す式により表される。尚、真空の誘電率εは8.85×1012である。

C=P×ε×S/d・・・・・・(2)

ここで、ポリマー層130の厚さdを12.5μm(1.25×10−5m)とした場合における温度と静電容量の関係は、表2に示される。
Figure 0006932782
表2に示されるように、この場合においては、10℃ごとの静電容量Cの変化量は、約0.66pF(660fF)であることから、温度が1℃変化した場合の静電容量の変化量は、約66fFである。現状における静電容量測定器の分解能は、10fF以上の分解能があるため、温度の分解能は約0.15℃である。
また、ポリマー層130の厚さdを25μm(2.5×10−5m)とした場合における温度と静電容量の関係は、表3に示される。
Figure 0006932782
表3に示されるように、この場合においては、10℃ごとの静電容量Cの変化量は、約0.33pF(330fF)であることから、温度が1℃変化した場合の静電容量の変化量は、約33fFである。静電容量測定器の分解能は上記と同じであると考えると、温度の分解能は約0.3℃である。
以上より、ポリマー層130の厚さdが50μmの場合では、温度の分解能は約0.6℃となり、ポリマー層130の厚さdが75μmの場合では、温度の分解能は約0.9℃となる。温度の分解能を約1℃と考えるとポリマー層130の厚さdは75μmでもよいが、実用的には、ポリマー層130の厚さdは、温度の分解能は約0.6℃以下となる50μm以下であることが好ましい。
本実施の形態における温度センサにおいては、ポリマー層130には、図4に示されるように、ポリイミド以外にも、PET(polyethylene terephthalate)やPEN(polyethylene naphthalate)等を用いることも可能である。図4は、PETやPENの他、PP(Polypropylene)、PPS(Poly Phenylene Sulfide)等について、1kHzの交流を印加して測定した温度と静電容量の変化率との関係を示す。
(温度測定装置)
次に、図5に基づき本実施の形態における温度センサを用いた温度測定装置について説明する。本実施の形態における温度センサ100は、第1の電極120の側を温度測定の対象となる測定対象物10の表面に接触させて測定を行う。尚、図5では、便宜上、ポリマー層130や第1の絶縁層110及び第2の絶縁層150は省略されているが、省略されている第1の絶縁層110を測定対象物10の表面に接触させて測定を行う。本実施の形態における温度センサ100は、ポリマー層130や第1の絶縁層110及び第2の絶縁層150等が可撓性を有する材料により形成されており、第1の電極120及び第2の電極140は、膜状に形成されており極めて薄い。このため、測定対象物10の表面が平らではなく、曲面等の場合であっても、測定対象物10の表面の形状に対応して変形させることができる。よって、測定対象物10の表面が曲面等の場合であっても密着させて接触させることができ、測定対象物10の表面の温度を正確に測定することができる。
図5に示される本実施の形態における温度測定装置は、本実施の形態における温度センサ100、温度測定部160、表示部170等を有している。温度測定部160は、静電容量検出部161、演算部162、制御部163等を有している。静電容量検出部161には、温度センサ100の第1の電極120及び第2の電極140の各々が接続されており、交流電圧を走査しながら印加して、第1の電極120と第2の電極140とが交差する各々の領域において、第1の電極120と第2の電極140との間に形成される静電容量を測定する。温度センサ100の各々の領域に形成される静電容量を測定する際に印加する交流の周波数は、1kHz以上、10MHz以下が好ましい。
演算部162は、静電容量検出部161において検出された温度センサ100の各々の領域における静電容量検出値に基づき、各々の領域の温度を算出する。制御部163は、静電容量検出部161及び演算部162の制御等を行う。表示部170は、2次元画像を表示することのできるディスプレイ等であり、演算部162において得られた温度センサ100の各々の領域における温度分布の情報を2次元画像として表示することができる。
図6は、本実施の形態における温度センサ100により測定された温度分布を表示部170において2次元画像として表示した場合の様子を示す。図6は、第1の電極120及び第2の電極140が各々5本ずつ設けられている温度センサにより得られた温度分布の2次元画像であるが、第1の電極120及び第2の電極140を増やすことにより、更に詳細な2次元の温度分布の情報を得ることができる。図7には、第1の電極120及び第2の電極140が各々10本ずつ設けられている温度センサにより得られた温度分布の2次元画像の様子を示す。
本実施の形態における温度センサでは、第1の電極120及び第2の電極140をITO等により形成し、ポリマー層130、第1の絶縁層110及び第2の絶縁層150等を光を透過する材料により形成してもよい。この場合、温度センサを透過して測定対象物10の表面を目視することができるため、測定対象物10の表面の温度を測定したい所望の位置に、温度センサを容易に取り付けることができる。
(温度センサにおける熱伝導)
本実施の形態における温度センサは、第1の絶縁層110の側を測定対象物10の表面に接触させて温度を測定するものであるため、第1の電極120と測定対象物10との間の第1の絶縁層110は、熱伝導率が高い材料であることが好ましい。また、外部からの熱の影響を避けるため、第2の絶縁層150は、熱伝導率が低い材料により形成されていることが好ましい。従って、本実施の形態は、第1の絶縁層110は、第2の絶縁層150よりも、熱伝導率の高い材料により形成されていることが好ましい。
可撓性があって熱伝導率の高い材料としては、放熱シリコーンゴム(熱伝導率:1〜3W/m・K)や熱伝導性両面粘着テープ(熱伝導性アクリル系両面粘着テープ、熱伝導率:0.53W/m・K)等が挙げられる。また、可撓性があって熱伝導率の低い材料としては、アクリル発泡体や発泡プラスチック等の空気が内包されているものが挙げられる。尚、ポリイミドの熱伝導率は約0.16W/m・K、PETの熱伝導率は約0.14W/m・K、PENの熱伝導率は約0.15W/m・Kである。
本実施の形態においては、第1の電極120、第2の電極140は、熱伝導率が398W/m・Kの銅により形成されており、ポリマー層130は、熱伝導率が0.16W/m・Kのポリイミドにより形成されているものとする。従って、第1の電極120、第2の電極140は、ポリマー層130に比べて、熱伝導率が2000倍以上である。
また、静電容量を検出するそれぞれの電極相互の熱的干渉、即ち、隣の領域から受ける熱的影響をできるだけ避けるためには、第1の電極120の間隔G1及び第2の電極140の間隔G2は、ポリマー層130の厚さdよりも広く形成されていることが好ましい。第1の電極120の間隔G1及び第2の電極140の間隔G2が、ポリマー層130の厚さdよりも狭いと、隣の領域から受ける熱の影響が大きくなり、各々の領域ごとの温度、すなわち温度分布を正確に測定することができなくなるからである。
また、第1の絶縁層110は、面内方向(XY面に平行な方向)よりも、膜厚方向(Z1−Z2方向)における熱伝導率が高い材料により形成してもよい。尚、面内方向とは、膜厚方向に対し垂直となる方向である。これにより、面内方向において隣り合う領域に及ぼす熱的干渉を抑制することができ、各々の領域ごとに熱の伝達経路を分けることができる。このような材料は、異方性熱伝導材料とも呼ばれるものであり、黒鉛垂直配向熱伝導シートや、有機ポリマーの構造を制御することにより熱伝導異方性が付与されたもの等が挙げられる。
本実施の形態における温度センサは、温度測定の対象となる測定対象物10の表面が絶縁体であれば、第1の絶縁層110を設けなくてもよい場合がある。また、第2の電極140に、金属等が接触することが想定されない場合には、第2の絶縁層150を設けなくともよい場合がある。具体的には、本実施の形態における温度センサは、図8に示すように、第1の電極120、ポリマー層130、第2の電極140により形成され、第1の電極120を温度測定の対象となる測定対象物10の表面に接触させるものであってもよい。
(粘着層)
また、本実施の形態における温度センサは、図9に示すように、測定対象物10の表面に密着させるための粘着層180を第1の絶縁層110の表面、即ち、測定対象物10の側の面に設けたものであってもよい。このような粘着層180を形成することにより、温度測定の対象となる測定対象物10の表面に、温度センサを密着させることができ、各々の領域における温度を正確に測定することができる。即ち、第1の絶縁層110と測定対象物10の表面との間に隙間があると、その隙間に存在している空気等により断熱され、測定対象物10の表面の温度を正確には測定することができない。よって、温度センサの第1の絶縁層110の表面に粘着層180を設けることにより、測定対象物10の表面に温度センサ100を密着させることができ、測定対象物10の表面の各々の領域ごとの正確な温度を測定することが可能となる。尚、粘着層180は、第1の絶縁層110と一体となっているものであってもよい。
粘着層180としては、アクリル系両面テープやPET基材のアクリル系両面テープ等が挙げられる。また、粘着層180を熱伝導性の高い材料により形成する場合には、熱伝導率が0.4〜1.5W/m・Kの熱伝導性アクリル系両面粘着テープ等を用いてもよい。
更に、本実施の形態における温度センサは、図10に示すように、第1の絶縁層110に代えて、絶縁性を有する粘着層181を形成したものであってもよい。絶縁性を有する粘着層181であれば、絶縁体としての機能と、測定対象物10の表面に密着させる機能の双方を併せ持つからである。
図11に示すように、粘着層180は、第1の電極120の形状に対応した形状で形成してもよく、また、第1の電極120と第2の電極140とが交差する領域の形状に対応した形状で形成してもよい。このように、粘着層180を分離して形成することにより、隣り合う領域間において相互に及ぼす熱的干渉をより一層防ぐことができる。具体的には、粘着層180を分離して形成することにより、隣り合う粘着層180間には空気が入り込み断熱されるため、熱的にも分離されるからである。
また、この場合、図11に示すように、粘着層180の大きさは、第1の電極120の幅よりも小さく形成してもよく、また、第1の電極120と第2の電極140とが交差する領域よりも小さく形成してもよい。粘着層180を第1の電極120等よりも小さく形成することにより、隣の領域に熱が伝わるのを抑制することができ、温度分布をより正確に測定することができる。
また、本実施の形態は、図12に示すように、第2の絶縁層150の上に、金属等の材料によりシールド電極層となる第3の電極190を形成し、更に、この第3の電極190を覆うように、可撓性及び絶縁性を有する樹脂材料等により第3の絶縁層191を形成したものであってもよい。第1の電極120及び第2の電極140を略覆うように第3の電極190を形成することにより、外部からの電気的影響、例えば、Z1方向の側からの電気的影響を防ぐことができ、温度測定を正確に行うことができる。
本実施の形態における温度センサは、ポリマー層130と、ポリマー層130の両面に設けられた第1の電極120及び第2の電極140等により形成されているため、温度センサを小型にすることが可能であり、また、低コストで製造することができる。
尚、本実施の形態における温度センサは、測定対象物10の表面の温度分布を得る用途ではなく、単に測定対象物10の表面の温度を測定する用途であれば、図13に示すように、第1の電極120及び第2の電極140を各々一つずつ設けたものであってもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態の温度センサについて説明する。本実施の形態は、図14に示すように、第1の電極は複数設けられており、第2の電極は一体で形成されている構造のものである。図14Aは、本実施の形態における温度センサ200の電極の配置を上面から見た図であり、図14Bは、図14Aにおける一点鎖線14A−14Bにおいて温度センサ200を切断した断面図であり、図14Cは、図14Aにおける一点鎖線14C−14Dにおいて温度センサ200を切断した断面図である。
本実施の形態における温度センサ200は、温度測定の対象となる測定対象物10の表面の温度を測定するものであり、第1の絶縁層110、第1の電極220、ポリマー層130、第2の電極240、第2の絶縁層150等が、Z2方向の側からZ1方向に向かって積層されている構造のものである。本実施の形態においては、第1の電極220及び第2の電極240は、第1の実施の形態における第1の電極120及び第2の電極140と同様の材料等により形成されている。
本実施の形態における温度センサは、図14に示されるように、測定対象物10の側となる第1の電極220は複数形成されており、測定対象物10の側とは反対側の第2の電極240は、第1の電極220の全体を覆うように1つ形成されている。
ここで、本実施の形態における温度センサについて、図15に示す構造の温度センサと比較しながら説明する。図15に示す構造の温度センサは、測定対象物10の側とは反対側には第2の電極940が複数形成されており、測定対象物10の側には略全面を覆う第1の電極920が1つ形成されている。図15Aは、この構造の温度センサの電極の配置を上面から見た図であり、図15Bは、図15Aにおける一点鎖線15A−15Bにおいて、この温度センサを切断した断面図であり、図15Cは、図15Aにおける一点鎖線15C−15Dにおいて、この温度センサを切断した断面図である。
尚、第1の電極920、第2の電極940は、熱伝導率が398W/m・Kの銅により形成されており、ポリマー層130は、熱伝導率が0.16W/m・Kのポリイミドにより形成されているものとする。従って、第1の電極920、第2の電極940は、ポリマー層130に比べて、熱伝導率が2000倍以上である。
この場合、図15に示す構造の温度センサでは、測定対象物10からの熱は、破線矢印に示すように、第1の絶縁層110を介し第1の電極920に伝わる。第1の電極920は銅により形成されているため、熱伝導率が高く、熱は面内方向、即ち、XY面に平行な方向に伝わり、第1の電極920の全面が略同じ温度となってしまう。第1の電極920は略全面に形成されているため、ポリマー層130の全体の温度も略均一な温度となり、複数の第2の電極940を介して得られる静電容量の値も略同じ値となる。従って、図15に示す構造の温度センサでは、複数の第2の電極940が設けられていても、検出される温度は略同じとなり、測定対象物10の表面の各々の領域における温度分布を測定することはできない。
これに対し、本実施の形態における温度センサでは、図14に示すように、測定対象物10からの熱は、破線矢印に示すように、第1の絶縁層110を介し第1の電極220に伝わる。第1の電極220は銅により形成されているため熱伝導率は高いが、第1の電極220は各々の領域ごとに複数に分割されているため、第1の電極220の温度は、各々の領域に対応した温度となる。従って、ポリマー層130の温度も、第1の電極220の各々の領域に対応した温度となるため、得られる静電容量の値は測定対象物10の表面の温度分布を反映した値として検出される。よって、図14に示される本実施の形態における温度センサでは、複数の第1の電極220の領域ごとに、測定対象物10の表面の温度分布を測定することができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態における温度センサについて説明する。本実施の形態における温度センサは、第1の電極及び第2の電極の形状が帯状ではなく、温度が測定される領域となる複数の島状領域と、島状領域を接続する接続領域と、により形成されている。
具体的には、本実施の形態における温度センサは、図16及び図17に示すように、第1の電極320は複数の島状領域321が接続領域322により接続されており、第2の電極340は複数の島状領域341が接続領域342により接続されている。図16は、本実施の形態における温度センサの電極の配置を上面から見た図であり、図17Aは、第1の電極320の配置を示す図であり、図17Bは、第2の電極340の配置を示す図である。図18は、図16における一点鎖線16A−16Bにおいて切断した断面図である。
本実施の形態における温度センサは、第1の絶縁層110、第1の電極320、ポリマー層130、第2の電極340、第2の絶縁層150等が、Z2方向の側からZ1方向に向かって積層されている。
本実施の形態においては、図17Aに示されるように、第1の電極320は、複数の略正方形の島状領域321と、Y1−Y2方向において隣り合う島状領域321を接続する接続領域322とにより形成されている。第1の電極320の島状領域321の大きさは、一辺の長さL11が約5mmの略正方形であり、Y1−Y2方向において隣り合う島状領域321同士は、接続領域322により接続されている。接続領域322の幅L12は、島状領域321の一辺の長さL11よりも狭く形成されており、約100μmである。接続領域322の幅L12を狭くすることにより、接続領域322における熱伝導は悪くなるため、隣り合う島状領域321における熱的分解能を向上させることができる。従って、図17Aに示すように、Y1−Y2方向において隣り合う島状領域321が接続領域322により接続されており、Y1−Y2方向に延びる第1の電極320が5つ設けられている。
同様に、第2の電極340は、図17Bに示されるように、複数の略正方形の島状領域341と、X1−X2方向において隣り合う島状領域341を接続する接続領域342とにより形成されている。第2の電極340の島状領域341の大きさは、一辺の長さL21が約5mmの略正方形であり、X1−X2方向において隣り合う島状領域341同士は、接続領域342により接続されている。接続領域342の幅L22は、島状領域341の一辺の長さL21よりも狭く形成されており、約100μmである。接続領域342の幅L22を狭くすることにより、接続領域342における熱伝導は悪くなるため、隣り合う島状領域341における熱的分解能を向上させることができる。従って、図17Bに示すように、X1−X2方向において隣り合う島状領域341が接続領域342により接続されており、X1−X2方向に延びる第2の電極340が5つ設けられている。
本実施の形態においては、第1の電極320における島状領域321と第2の電極340における島状領域341とが重なるように設置されている。即ち、本実施の形態においては、第1の電極320の島状領域321の位置と第2の電極340の島状領域341の位置とが、X1−X2方向及びY1−Y2方向において一致し、Z1−Z2方向において重なるように設置されている。本実施の形態においては、ポリマー層130が第1の電極320の島状領域321と第2の電極340の島状領域341とにより挟まれた領域ごとの静電容量を検出することで、領域ごとに温度測定を行うことができる。
このように、第1の電極320に幅の狭い接続領域322を形成し、第2の電極340に幅の狭い接続領域342を形成することにより、静電容量を検出する領域ごとの熱的干渉を抑制することができ、測定対象物10の表面の温度分布を正確に測定することができる。
図19は、本実施の形態における温度センサにおいて、10個の島状領域321が接続された第1の電極320と、10個の島状領域341が接続された第2の電極340とが、各々10本ずつ設けられている温度センサにおいて、測定対象物10の表面の温度分布を測定した結果を模式的に示すものである。
更に、本実施の形態は、図20に示すように、第1の絶縁層110の表面に、測定対象物10の表面と密着させるための粘着層180を設けてもよい。この際、粘着層180の形状は、第1の電極320の島状領域321と、第2の電極340の島状領域341とが重なる領域と同じ、または、それよりも小さく形成することにより、更に、熱的干渉を抑制することができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
尚、本国際出願は、2017年7月20日に出願した米国仮出願62/534745に基づく優先権を主張するものであり、その出願の全内容は本国際出願に援用する。
10 測定対象物
100 温度センサ
110 第1の絶縁層
120 第1の電極
130 ポリマー層
130a 一方の面
130b 他方の面
140 第2の電極
150 第2の絶縁層
160 温度測定部
161 静電容量検出部
162 演算部
163 制御部
170 表示部
180 粘着層
190 第3の電極
191 第3の絶縁層

Claims (10)

  1. ポリマー層と、
    前記ポリマー層の一方の面に形成された第1の電極と、
    前記ポリマー層の他方の面に形成された第2の電極と、
    前記ポリマー層の一方の面に形成された前記第1の電極を覆う第1の絶縁層と、
    を有し、
    前記ポリマー層は、温度により比誘電率が変化するものであって、可撓性を有する材料により形成されており、
    前記第1の絶縁層は、膜厚方向における熱伝導率が、面内方向よりも高く、
    測定対象物に前記第1の電極の側を接触させて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に挟まれた領域の前記ポリマー層の静電容量に基づき、前記測定対象物の温度を測定することを特徴とする温度センサ。
  2. 前記ポリマー層の他方の面に形成された前記第2の電極を覆う第2の絶縁層を有し、
    前記第1の絶縁層の膜厚方向における熱伝導率は、前記第2の絶縁層の膜厚方向における熱伝導率よりも高いことを特徴とする請求項に記載の温度センサ。
  3. 前記第2の絶縁層の上には、第3の電極が設けられていることを特徴とする請求項に記載の温度センサ。
  4. 前記第1の絶縁層には、前記測定対象物の表面に接触する粘着層が設けられていることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の温度センサ。
  5. 前記第1の電極は複数設けられており、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に挟まれた複数の領域の前記ポリマー層の静電容量に基づき前記測定対象物の温度分布を測定することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の温度センサ。
  6. 前記第1の電極は複数設けられており、
    前記第2の電極は複数設けられており、
    前記第1の電極の延びる方向と、前記第2の電極の延びる方向とは、略直交するものであって、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に挟まれた複数の領域の前記ポリマー層の静電容量に基づき前記測定対象物の温度分布を測定することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の温度センサ。
  7. 前記ポリマー層の厚さは、隣り合う前記第1の電極間の間隔よりも短いことを特徴とする請求項またはに記載の温度センサ。
  8. 前記ポリマー層は、ポリイミド、PETまたはPENのうちのいずれかを含むものにより形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の温度センサ。
  9. 前記静電容量は、前記第1の電極と前記第2の電極との間に、交流電圧を印加して得られた値であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の温度センサ。
  10. 前記ポリマー層の厚さは、50μm以下であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の温度センサ。
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