JP6932179B2 - ロストモーション機構、動弁装置およびエンジン - Google Patents

ロストモーション機構、動弁装置およびエンジン Download PDF

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Description

この発明はロストモーション機構、動弁装置およびエンジンに関し、より特定的には、バルブのリフト量や開閉タイミングを変更可能な動弁装置に用いられるロストモーション機構、それを含む動弁装置およびエンジンに関する。
この種の従来技術の一例が特許文献1において開示されている。特許文献1には、ロッカーアーム軸に揺動自在に取り付けられる第1のロッカーアームと、第1のロッカーアームに隣接してロッカーアーム軸に揺動自在に取り付けられる第2のロッカーアームと、ロストモーションばねとを備えた、可変動弁装置が開示されている。第1のロッカーアームは、カム軸に形成された第1カムに当接する第1のローラーを有すると共に、吸気弁または排気弁の弁棒にオートラッシュアジャスターを介して当接する。第2のロッカーアームは、第1のローラーと同一外径の第2のローラーを有する。ロストモーションばねは、第1カムに隣接してカム軸に形成される第2カムに対して第2のロッカーアームの第2のローラーが当接するように、第2のロッカーアームを付勢する。
特開2016−94901号公報
特許文献1では、ロストモーションばねは、シリンダヘッドに固定するためにシリンダヘッドに深く埋め込まれている。したがって、シリンダヘッドにおいて、ロストモーションばねが設けられる箇所の肉厚を大きくする必要がある。
それゆえにこの発明の主たる目的は、ロストモーション機構が取り付けられるべきエンジンの一部の肉厚を大きくすることなくエンジンの一部に固定できるロストモーション機構、それを含む動弁装置およびエンジンを提供することである。
上述の目的を達成するために、エンジンの一部に設けられるべきロストモーション機構であって、ロストモーションスプリングと、ロストモーションスプリングの曲がりを規制するためにロストモーションスプリングの軸方向に延びる規制部材と、ロストモーションスプリングの端部が接触するように、規制部材からロストモーションスプリングの径方向に延びる支持部と、エンジンの一部に支持部を取り付けるために支持部に設けられる少なくとも凸部または凹部を有する取付部とを備え、軸方向から見たとき、取付部は支持部よりはみ出さない、ロストモーション機構が提供される。
この発明では、エンジンの一部に支持部を取り付けるために、支持部には、少なくとも凸部または凹部を有する取付部が設けられる。エンジンの一部に、取付部の凸部または凹部に嵌合可能な凹部または凸部を設け、エンジンの当該凹部または凸部に取付部の凸部または凹部を嵌合することによって、支持部ひいてはロストモーション機構をエンジンの一部に固定できる。また、ロストモーションスプリングの軸方向から見たとき、取付部は支持部よりはみ出さないので、取付部を小さく形成でき、それに応じてエンジンの凹部または凸部も小さく形成でき、ロストモーション機構が取り付けられるべきエンジンの一部の肉厚を大きくする必要はない。
好ましくは、支持部は、ロストモーションスプリングの下端部を支持するシート部を含み、取付部は、シート部に設けられ、エンジンは、取付部が取り付けられるべきシリンダヘッドを含む。この場合、シリンダヘッドにシート部を取り付けるために、シート部には、少なくとも凸部または凹部を有する取付部が設けられる。シリンダヘッドに、取付部の凸部または凹部に嵌合可能な凹部または凸部を設け、シリンダヘッドの当該凹部または凸部に取付部の凸部または凹部を嵌合することによって、シート部ひいてはロストモーション機構をシリンダヘッドに固定できる。また、ロストモーションスプリングの軸方向から見たとき、取付部はシート部よりはみ出さないので、取付部を小さく形成でき、それに応じてシリンダヘッドの凹部または凸部も小さく形成でき、ロストモーション機構が取り付けられるべきシリンダヘッドの肉厚を大きくする必要はない。
また好ましくは、規制部材は、ロストモーションスプリングの内部に挿入される柱状部材を含む。この場合、ロストモーション機構の径方向の寸法を小さくでき、ロストモーション機構を小さくできる。
さらに好ましくは、規制部材は、ロストモーションスプリングを覆う筒状部材を含む。この場合、筒状部材によって、ロストモーションスプリングを保護できるとともに、ロストモーションスプリングの曲がりを効果的に規制できる。
好ましくは、取付部は、支持部においてロストモーションスプリングとは反対側に設けられる柱状または筒状の凸部を含む。この場合、エンジンの一部に、取付部の柱状または筒状の凸部に嵌合可能な凹部を設け、エンジンの当該凹部に取付部の凸部を嵌合するだけで、ロストモーション機構をエンジンの一部に固定できる。また、エンジンの当該凹部は、取付部の柱状または筒状の凸部に対応した小さい柱状の窪みとして形成できるので、ロストモーション機構が取り付けられるべきエンジンの一部の肉厚を大きくする必要はない。
また好ましくは、取付部は、支持部においてロストモーションスプリングとは反対側に設けられる板状の凸部を含む。この場合、エンジンの一部に、取付部の板状の凸部に嵌合可能な凹部を設け、エンジンの当該凹部に取付部の凸部を嵌合するだけで、ロストモーション機構をエンジンの一部に固定できる。また、エンジンの当該凹部は、取付部の板状の凸部に対応した断面が細長い短冊状の窪みとして形成できるので、エンジンの幅が狭い部分であってもロストモーション機構を取り付けることができる。
さらに好ましくは、取付部は、支持部においてロストモーションスプリングとは反対側に設けられる断面十字状の凸部を含む。この場合、エンジンの一部に、取付部の断面十字状の凸部に嵌合可能な凹部を設け、エンジンの当該凹部に取付部の凸部を嵌合することによって、ロストモーション機構をエンジンの一部に確実に固定できる。
好ましくは、柱状部材は、中空部を有する。この場合、柱状部材を軽くできる。
また好ましくは、規制部材、支持部および取付部を貫通する貫通孔を有する。この場合、ロストモーション機構の取付部とエンジンの一部との間のクリアランスを小さく設定しても、当該クリアランスに存在するエアや油が貫通孔を通って逃げやすくなり、ロストモーション機構を確実に固定できる。
また、上記ロストモーション機構を備える、動弁装置が提供される。
この発明では、ロストモーション機構が取り付けられるべきエンジンの一部の肉厚を大きくすることなくロストモーション機構を固定できる、動弁装置が得られる。
さらに、上記動弁装置を備える、エンジンが提供される。
この発明では、ロストモーション機構が取り付けられるべきエンジンの一部の肉厚を大きくすることなくロストモーション機構を固定できる、エンジンが得られる。
この発明によれば、エンジンの一部の肉厚を大きくすることなくエンジンの一部にロストモーション機構を固定できる。
この発明の一実施形態に係るエンジンが自動車に搭載された例を示す図解図である。 シリンダヘッドに動弁装置、吸気バルブおよび排気バルブ等を取り付けた状態を示す平面図である。 エンジンの一部を示す一部断面図解図である。 この発明の一実施形態に係る吸気側の動弁装置、吸気バルブ、第1油路および第2油路等を示す斜視図である。 動弁装置等を示す斜視図である。 動弁装置等を示す正面図である。 動弁装置等を示す側面図である。 動弁装置等を示す背面図である。 動弁装置等を示す平面図である。 ロストモーション機構の一例を示す斜視図である。 ロストモーション機構の一例を示す正面図である。 ロストモーション機構の一例を示す断面図である。 シリンダヘッドに取り付けられたロストモーション機構を示す図解図である。 ロストモーション機構の他の例を示す断面図である。 ロストモーション機構のその他の例を示す斜視図である。 ロストモーション機構のさらのその他の例を示す斜視図である。 ロストモーション機構の他の例を示す正面図である。 ロストモーション機構の他の例を示す断面図である。
以下、図面を参照してこの発明の好ましい実施形態について説明する。
図1を参照して、この発明の一実施形態に係るエンジン10は、自動車1に搭載され、自動車1の推進源として用いられる。
さらに図2および図3を参照して、エンジン10は、複数の気筒を有する多気筒エンジンであり、この実施形態では、直列4気筒エンジンである。エンジン10は、クランクシャフト(図示せず)を収容するクランクケース12と、クランクケース12に接続されたシリンダブロック14と、シリンダブロック14に接続されたシリンダヘッド16と、シリンダヘッド16に取り付けられたシリンダヘッドカバー18とを含む。
シリンダブロック14は、ロッカシャフト58(後述)の軸方向に並ぶ複数の気筒を有する。気筒毎に、シリンダブロック14とシリンダヘッド16とにおいて燃焼室22が形成される。燃焼室22毎に、シリンダヘッド16には、吸気ポート20aおよび排気ポート20bが形成される。吸気ポート20aは2つの吸気口24aを介して燃焼室22に連通し、排気ポート20bは2つの排気口24bを介して燃焼室22に連通する。
シリンダヘッド16には、気筒毎に、2本の吸気バルブ26aおよび2本の排気バルブ26bが組み付けられる。各吸気バルブ26aは、吸気ポート20aの対応する吸気口24aを開閉し、各排気バルブ26bは、排気ポート20bの対応する排気口24bを開閉する。
吸気バルブ26aは、円筒状のスリーブ28aを介してシリンダヘッド16にスライド可能に支持される。スリーブ28aの一端および吸気バルブ26aには、バルブステムシール30aが取り付けられる。吸気バルブ26aの先端には、タペット32aが嵌め込まれる。吸気バルブ26aには、コッタ34aを介してバルブスプリングリテーナ36aが固定される。シリンダヘッド16とバルブスプリングリテーナ36aとの間には、吸気バルブ26aに対して吸気口24aを閉じる向き(図3の上向き)の力を与えるバルブスプリング38aが設けられる。バルブスプリング38aは、圧縮コイルスプリングからなる。なお、排気バルブ26bおよびその近傍の構成要素は、吸気バルブ26aおよびその近傍の構成要素と同様に構成される。したがって、上記説明において、吸気バルブ26aおよびその近傍の構成要素の符号の末尾の「a」を「b」に読み替えることで、排気バルブ26bおよびその近傍の構成要素の説明は省略する。
シリンダヘッド16には、それぞれロッカシャフト58の軸方向に延びる吸気カムシャフト40aおよび排気カムシャフト40bが回転可能に支持される。吸気カムシャフト40aには、気筒毎に、後述する第1アーム部70と摺動する吸気カム42aと、後述する第2アーム部72と摺動する2つの吸気カム44aとが設けられる。排気カムシャフト40bには、気筒毎に、第1アーム部70と摺動する排気カム42bと、第2アーム部72と摺動する2つの排気カム44bとが設けられる。
シリンダヘッド16には、気筒毎に、吸気用の動弁装置46および排気用の動弁装置46が設けられる。吸気用の動弁装置46は、吸気カム42aまたは吸気カム44aから力を受けて吸気バルブ26aを開閉する。排気用の動弁装置46は、排気カム42bまたは排気カム44bから力を受けて排気バルブ26bを開閉する。
シリンダヘッド16には、吸気用の動弁装置46毎に、動弁装置46を取り付けるための第1挿入孔48aおよび第2挿入孔50aが設けられ、排気用の動弁装置46毎に、動弁装置46を取り付けるための第1挿入孔48bおよび第2挿入孔50bが設けられる。また、シリンダヘッド16には、吸気用の動弁装置46毎に、ロストモーション機構68(後述)を取り付けるための凹部52aが設けられ、排気用の動弁装置46毎に、ロストモーション機構68を取り付けるための凹部52bが設けられる。
シリンダヘッド16には、吸気用の複数の動弁装置46側に、連結切替用の第1油路54aおよび潤滑用の第2油路56aが形成され、排気用の複数の動弁装置46側に、連結切替用の第1油路54bおよび潤滑用の第2油路56bが形成される。第1油路54a,54bおよび第2油路56a,56bは、シリンダヘッド16の長手方向に延びるように形成され、図2でいえば、上方が上流、下方が下流となる。
以下、吸気側の動弁装置46について説明するが、排気側の動弁装置46についても同様に構成され容易に理解できるので、その重複する説明は省略する。
図4〜図9を参照して、動弁装置46は、ロッカシャフト58を含む。ロッカシャフト58の一端部は、第1支持部材60aによって支持され、ロッカシャフト58の他端部は、第2支持部材60bによって支持される。ロッカシャフト58には、第1支持部材60aと第2支持部材60bとの間において、ロッカアーム62が揺動自在に支持される。ロッカシャフト58と第1支持部材60aとは、圧入ピン64によって連結される。ロッカシャフト58から第2支持部材60bが抜けるのを防止するために、ロッカシャフト58において第2支持部材60bの外側にサークリップ66が取り付けられる。また、動弁装置46は、ロッカアーム62に作用するロストモーション機構68を有する。
ロッカアーム62は、第1アーム部70と第2アーム部72とを含む。
第1アーム部70は、ロッカシャフト58に揺動自在に支持されかつ吸気カム42aによって駆動される。第1アーム部70は、回転可能なカムフォロア74を含む。第2アーム部72は、ロッカシャフト58に揺動自在に支持され、吸気カム44aによって駆動可能である。さらに、第2アーム部72は、揺動することによって吸気バルブ26aを駆動する。第2アーム部72は、回転可能なカムフォロア76a,76bを含む。また、第2アーム部72の中央部には凹部78が形成され、凹部78には第1アーム部70が配置される。
第1アーム部70および第2アーム部72の内部には、図示しない切替機構が収容される。切替機構は、油圧によってロッカアーム62内で連結ピン(図示せず)を摺動させて、第1アーム部70と第2アーム部72とを連結状態または非連結状態に切り替える。
切替機構に油圧を供給するために、第1支持部材60a内、ロッカシャフト58内およびロッカアーム62内を経由して、切替機構に至る第3油路80が設けられる。また、吸気カム42a,44aとロッカアーム62との間を潤滑するために、第2支持部材60b内およびロッカシャフト58内を経由して、ロッカシャフト58とロッカアーム62との間に至る第4油路82が設けられる。
このような第1支持部材60a、第2支持部材60b、ロッカシャフト58およびロッカアーム62の組立体は、第1支持部材60aおよび第2支持部材60bをそれぞれ第1挿入孔48aおよび第2挿入孔50aに挿入することによって、シリンダヘッド16に固定される。これによって、第1支持部材60aにおいて第1油路54aと第3油路80とが連通され、また、第2支持部材60bにおいて第2油路56aと第4油路82とが連通される。
動弁装置46では、第3油路80から連結切替用の油圧が供給されなければ、切替機構は、第1アーム部70と第2アーム部72とを非連結状態とする。非連結状態では、第1アーム部70と第2アーム部72とは、それぞれロッカシャフト58を支点として、独立して揺動可能となる。すなわち、吸気側では、吸気カムシャフト40aの回転に伴って吸気カム42aがカムフォロア74を押すと、第1アーム部70はロッカシャフト58を中心として揺動するが、それとは独立して、吸気カムシャフト40aの回転に伴って2つの吸気カム44aが対応するカムフォロア76a,76bを押すと、第2アーム部72はロッカシャフト58を中心として揺動する。したがって、第2アーム部72は、第1アーム部70の動作に影響されることなく、2つの吸気バルブ26aを押し、吸気ポート20aの2つの吸気口24aが開かれる。
一方、第3油路80から連結切替用の油圧が供給されると、切替機構は、第1アーム部70と第2アーム部72とを連結状態にする。連結状態では、第1アーム部70と第2アーム部72とは、ロッカシャフト58を支点として、一体的に揺動可能となる。すなわち、吸気側では、吸気カムシャフト40aの回転に伴って吸気カム42aがカムフォロア74を押すと、第1アーム部70および第2アーム部72は一体となって、ロッカシャフト58を中心として揺動する。その結果、第2アーム部72が2つの吸気バルブ26aを押し、吸気ポート20aの2つの吸気口24aが開かれる。この場合、第2アーム部72による吸気バルブ26aのリフト量(開く量)は、第2アーム部72と一体的に揺動する第1アーム部70の揺動量によって設定される。
図10〜図12を参照して、ロストモーション機構68は、シート部84と、柱状部材86と、凸部88と、ロストモーションスプリング90とを含む。シート部84は、中空円板状に形成される。シート部84の一方主面には、中空部92を有する柱状部材86が設けられ、シート部84の他方主面には、筒状の凸部88が形成される。シート部84と柱状部材86と凸部88とは、同軸上に設けられる。シート部84、柱状部材86および凸部88には、凸部88の先端部から柱状部材86の中空部92に至る貫通部94が形成される。したがって、中空部92と貫通部94とによって、シート部84と柱状部材86と凸部88とを貫通する貫通孔96が形成される。
ロストモーションスプリング90としては、圧縮コイルスプリングが用いられる。ロストモーションスプリング90の端部がシート部84に接触するまで、柱状部材86が、ロストモーションスプリング90の内部に挿入される。すると、ロストモーションスプリング90の軸方向に延びる柱状部材86によって、ロストモーションスプリング90の曲がりが規制され、柱状部材86からロストモーションスプリング90の径方向に延びるシート部84によって、ロストモーションスプリング90の下端部が支持される。このとき、凸部88は、シート部84においてロストモーションスプリング90とは反対側に設けられ、ロストモーションスプリング90の軸方向から見たとき、凸部88はシート部84よりはみ出さない。
また、ロストモーションスプリング90の上端部には、蓋部98が設けられる。
このようなロストモーション機構68の凸部88が、エンジン10の一部としてのシリンダヘッド16に取り付けられる。すなわち、凸部88をシリンダヘッド16の凹部52aに嵌合することによって、シート部84ひいてはロストモーション機構68がシリンダヘッド16に取り付けられる。シリンダヘッド16の長手方向から見て、ロストモーション機構68は、第1支持部材60a(第2支持部材60b)と吸気バルブ26aとの間に配置される(図3参照)。
ロストモーションスプリング90は、蓋部98を介して、ロッカアーム62の第1アーム部70を吸気カム42aに向けて付勢する。吸気カムシャフト40aの回転に伴って、吸気カム42aは、ロッカアーム62の第1アーム部70を押しつける状態と押しつけない状態とを繰り返す。第1アーム部70が下方に押しつけられると、第1アーム部70はロッカシャフト58の軸心を中心として下方に揺動する。これに伴い、第1アーム部70が蓋部98を介してロストモーションスプリング90を押しつけ、ロストモーションスプリング90は収縮する。第1アーム部70は、ロストモーションスプリング90から上向きの力を常時受けている。したがって、第1アーム部70は、吸気カム42aによって押されることにより、ロストモーションスプリング90のばね力に抗して揺動する。一方、吸気カム42aが第1アーム部70を下方に押しつけない状態では、ロストモーションスプリング90は伸張し、第1アーム部70はロストモーションスプリング90の力によって、ロッカシャフト58の軸心を中心として上方に揺動する。
この実施形態では、シート部84が支持部に相当し、柱状部材86が規制部材に相当し、凸部88が取付部に相当する。
図3および図13を参照して、このようなロストモーション機構68を含むエンジン10によれば、エンジン10の一部としてのシリンダヘッド16に、支持部としてのシート部84を取り付けるために、シート部84には、取付部としての凸部88が設けられる。シリンダヘッド16に、凸部88に嵌合可能な凹部52a(52b)を設け、シリンダヘッド16の凹部52a(52b)に凸部88を嵌合することによって、シート部84ひいてはロストモーション機構68をシリンダヘッド16に固定できる。また、ロストモーションスプリング90の軸方向から見たとき、凸部88はシート部84よりはみ出さないので、凸部88を小さく形成でき、それに応じてシリンダヘッド16の凹部52a(52b)も小さく形成でき、ロストモーション機構68が取り付けられるべきシリンダヘッド16の肉厚を大きくする必要はない。
柱状部材86は、ロストモーションスプリング90の内部に挿入されるので、ロストモーション機構68の径方向の寸法を小さくでき、ロストモーション機構68を小さくできる。
筒状の凸部88は、シート部84においてロストモーションスプリング90とは反対側に設けられる。したがって、シリンダヘッド16に、筒状の凸部88に嵌合可能な凹部52a(52b)を設け、シリンダヘッド16の凹部52a(52b)に凸部88を嵌合するだけで、ロストモーション機構68をシリンダヘッド16に固定できる。また、シリンダヘッド16の凹部52a(52b)は、筒状の凸部88に対応した小さい柱状の窪みとして形成できるので、ロストモーション機構68が取り付けられるべきシリンダヘッド16の肉厚を大きくする必要はない。
柱状部材86は、中空部92を有するので、柱状部材86を軽くできる。
ロストモーション機構68は、柱状部材86、シート部84および凸部88を貫通する貫通孔96を有する。したがって、ロストモーション機構68の凸部88とシリンダヘッド16との間のクリアランスを小さく設定しても、当該クリアランスに存在するエアや油が貫通孔96を通って逃げやすくなり、ロストモーション機構68を確実に固定できる。
このように、ロストモーション機構68が取り付けられるべきシリンダヘッド16の肉厚を大きくすることなくロストモーション機構68を固定できる、動弁装置46ひいてはエンジン10が得られる。
図14に、他の例のロストモーション機構68aを示す。
ロストモーション機構68aは、シート部84、柱状部材86および凸部88に代えて、シート部84a、柱状部材86aおよびピン88aを含む点において、ロストモーション機構68とは異なる。シート部84aは、中空円板状に形成される。シート部84aの一方主面には、中空部92aを有する柱状部材86aが設けられる。シート部84aおよび柱状部材86aには、シート部84aの他方主面から柱状部材86aの中空部92aに至る貫通部94aが形成される。ピン88aは、柱状に形成され、貫通部94aに嵌入される。このとき、ピン88aの一部がシート部84aの下方主面から突出し、この部分が柱状の凸部として機能する。シート部84aと柱状部材86aとピン88aとは、同軸上に設けられる。ロストモーション機構68aのその他の構成については、ロストモーション機構68と同様である。
ロストモーション機構68aによれば、ピン88aのうち柱状の凸部として機能する部分は、シート部84aにおいてロストモーションスプリング90とは反対側に設けられる。したがって、シリンダヘッド16に、当該柱状の凸部に嵌合可能な凹部52a(52b)を設け、シリンダヘッド16の凹部52a(52b)に当該柱状の凸部を嵌合するだけで、ロストモーション機構68aをシリンダヘッド16に固定できる。また、シリンダヘッド16の凹部52a(52b)は、当該柱状の凸部に対応した小さい柱状の窪みとして形成できるので、ロストモーション機構68aが取り付けられるべきシリンダヘッド16の肉厚を大きくする必要はない。
図15に、その他の例のロストモーション機構68bを示す。
ロストモーション機構68bは、シート部84、柱状部材86および凸部88に代えて、シート部84b、柱状部材86bおよび凸部88bを含み、貫通部94が形成されていない点において、ロストモーション機構68とは異なる。シート部84bは、円板状に形成される。シート部84bの一方主面には、中空部(図示せず)を有する柱状部材86bが設けられ、シート部84bの他方主面には、板状の凸部88bが形成される。ロストモーション機構68bのその他の構成については、ロストモーション機構68と同様である。
このようなロストモーション機構68bの凸部88bをシリンダヘッドに取り付けるために、シリンダヘッドには凸部88bに嵌合可能な凹部が形成される。そして、凸部88bをシリンダヘッドの当該凹部に嵌合することによって、ロストモーション機構68bがシリンダヘッドに取り付けられる。
ロストモーション機構68bによれば、板状の凸部88bは、シート部84bにおいてロストモーションスプリング90とは反対側に設けられる。したがって、シリンダヘッドに、板状の凸部88bに嵌合可能な凹部を設け、シリンダヘッドの当該凹部に凸部88bを嵌合するだけで、ロストモーション機構68bをシリンダヘッドに固定できる。また、シリンダヘッドの当該凹部は、板状の凸部88bに対応した断面が細長い短冊状の窪みとして形成できるので、シリンダヘッドの幅が狭い部分であってもロストモーション機構68bを取り付けることができる。
図16に、さらにその他の例のロストモーション機構68cを示す。
ロストモーション機構68cは、凸部88bに代えて、断面十字状の凸部88cを含む点において、ロストモーション機構68bとは異なる。ロストモーション機構68cのその他の構成については、ロストモーション機構68bと同様である。
このようなロストモーション機構68cの凸部88cをシリンダヘッドに取り付けるために、シリンダヘッドには断面十字状の凹部が形成される。そして、凸部88cをシリンダヘッドの当該凹部に嵌合することによって、ロストモーション機構68cがシリンダヘッドに取り付けられる。
ロストモーション機構68cによれば、断面十字状の凸部88cは、シート部84bにおいてロストモーションスプリング90とは反対側に設けられる。したがって、シリンダヘッドに、断面十字状の凸部88cに嵌合可能な凹部を設け、シリンダヘッドの当該凹部に凸部88cを嵌合することによって、ロストモーション機構68cをシリンダヘッドに確実に固定できる。
図17および図18に、他の例のロストモーション機構68dを示す。
ロストモーション機構68dは、柱状部材86および貫通部94に代えて、筒状部材86dおよび貫通部94dを含む点において、ロストモーション機構68とは異なる。筒状部材86dは、規制部材として機能し、中空部92dを有し、ロストモーションスプリング90を覆う(包囲する)ように、シート部84に設けられる。シート部84よび凸部88には、凸部88の先端部から筒状部材86dの中空部92dに至る貫通部94dが形成される。したがって、中空部92dと貫通部94dとによって、シート部84と筒状部材86dと凸部88とを貫通する貫通孔96dが形成される。ロストモーション機構68dでは、ロストモーションスプリング90の端部がシート部84に接触するまで、筒状部材86d内にロストモーションスプリング90が挿入される。ロストモーション機構68dのその他の構成については、ロストモーション機構68と同様である。
ロストモーション機構68dによれば、筒状部材86dは、ロストモーションスプリング90を覆う(包囲する)ので、筒状部材86dによって、ロストモーションスプリング90を保護できるとともに、ロストモーションスプリング90の曲がりを効果的に規制できる。
上述の実施形態では、支持部に設けられる取付部は凸部であったが、これに限定されない。取付部は、凹部であってもよい。この場合、シリンダヘッドには、当該凹部に嵌合される凸部が形成される。また、取付部は、凸部および凹部の両方を含んでいてもよい。この場合、シリンダヘッドには、当該凸部および凹部が嵌合される凹部および凸部が形成される。
上述の実施形態では、支持部(シート部)が下方、蓋部が上方に位置するように、ロストモーション機構がシリンダヘッドに設けられたが、これに限定されない。ロストモーション機構は、シリンダヘッド以外のエンジンの一部に設けられてもよい。また、支持部が上方、蓋部が下方に位置し、支持部がロストモーションスプリングの上端部に接触するように、ロストモーション機構がエンジンの一部に設けられてもよい。
上述の実施形態では、第1アーム部70と第2アーム部72とが連結状態か非連結状態かでバルブのリフト量を変更するように構成されたが、これに限定されない。第1アーム部70と第2アーム部72とが連結状態か非連結状態かでバルブを休止状態にするか否かを切り替えるように構成されてもよい。
上述の実施形態では、エンジン10は多気筒エンジンであったが、これに限定されない。この発明は、単気筒エンジンに適用されてもよい。
この発明に係るエンジンは、自動二輪車、自動三輪車、ATV(All Terrain Vehicle)などの車両や、船外機等にも好適に搭載される。
10 エンジン
16 シリンダヘッド
40a 吸気カムシャフト
40b 排気カムシャフト
42a,44a 吸気カム
42b,44b 排気カム
46 動弁装置
52a,52b,78 凹部
62 ロッカアーム
68,68a,68b,68c,68d ロストモーション機構
70 第1アーム部
72 第2アーム部
84,84a,84b シート部
86,86a,86b 柱状部材
86d 筒状部材
88,88b,88c 凸部
88a ピン
90 ロストモーションスプリング
92,92a,92d 中空部
96,96d 貫通孔

Claims (8)

  1. エンジンの一部に設けられるべきロストモーション機構であって、
    ロストモーションスプリングと、
    前記ロストモーションスプリングの曲がりを規制するために前記ロストモーションスプリングの軸方向に延びる規制部材と、
    前記ロストモーションスプリングの端部が接触するように、前記規制部材から前記ロストモーションスプリングの径方向に延びる支持部と、
    前記エンジンの一部に前記支持部を取り付けるために前記支持部に設けられる取付部とを備え、
    前記取付部は、前記支持部において前記ロストモーションスプリングとは反対側に設けられる筒状の凸部を含み、
    前記軸方向から見たとき、前記取付部は前記支持部よりはみ出さない、ロストモーション機構。
  2. エンジンの一部に設けられるべきロストモーション機構であって、
    ロストモーションスプリングと、
    前記ロストモーションスプリングの曲がりを規制するために前記ロストモーションスプリングの軸方向に延びる規制部材と、
    前記ロストモーションスプリングの端部が接触するように、前記規制部材から前記ロストモーションスプリングの径方向に延びる支持部と、
    前記エンジンの一部に前記支持部を取り付けるために前記支持部に設けられる少なくとも凸部または凹部を有する取付部と
    前記規制部材、前記支持部および前記取付部を貫通する貫通孔とを備え、
    前記軸方向から見たとき、前記取付部は前記支持部よりはみ出さない、ロストモーション機構。
  3. 前記支持部は、前記ロストモーションスプリングの下端部を支持するシート部を含み、
    前記取付部は、前記シート部に設けられ、
    前記エンジンは、前記取付部が取り付けられるべきシリンダヘッドを含む、請求項1または2に記載のロストモーション機構。
  4. 前記規制部材は、前記ロストモーションスプリングの内部に挿入される柱状部材を含む、請求項1から3のいずれかに記載のロストモーション機構。
  5. 前記規制部材は、前記ロストモーションスプリングを覆う筒状部材を含む、請求項1から3のいずれかに記載のロストモーション機構。
  6. 前記柱状部材は、中空部を有する、請求項に記載のロストモーション機構。
  7. 請求項1からのいずれかに記載のロストモーション機構を備える、動弁装置。
  8. 請求項に記載の動弁装置を備える、エンジン。
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