JP6929012B2 - 円柱状体上への連続的な印刷 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
〔背景〕
〔技術分野〕
本発明は、印刷に関し、特に、印刷解像度および商業用印刷の速度を向上させるために、軸方向および円周方向のノズル堆積インタレース(interlacing)を同時に行うことにより、例えば缶のような円柱状体やビンのような略円柱状体に対して行われる印刷に関する。
〔関連技術および問題の説明〕
現在、市販のインクジェット・プリントヘッドを用いたデジタル印刷により、例えば缶やビンのような円柱状体に印を印刷する方法が知られている。これらの方法は、もともと平面印刷用に設計されたシステムを採用しているが、これらの方法を円柱状体への印刷に応用すると、特にマルチカラーに応用した際に、印刷速度および印刷品質に影響を与える効率性に関する問題が生じる。カラー印刷法により円柱状体や略円柱状体に対してカラー印刷を行うと、主にプリントヘッドの最大噴射時間の結果として得られるプリントヘッドの効率を妥協することになる。このことは、当該分野においてよく知られている。
インクジェット印刷はよく知られている。また、インクジェット印刷は、コンピュータを利用してデジタル制御できることから、ユーザの希望どおりにデザインを変更する柔軟性を備えている。ところで、最近、非平面体上に忠実に描画(image rendering)できる改良技術が提案されている。例えば、参照によってその全てが本願に組み込まれる米国特許第7111915号(Methods and Apparatus for Image Transfer,2006年9月26日公告,MartinezおよびLaCaze(本発明者))においては、野球用バットなどの非平面体上に印を印刷するためのインクジェット・プリンターが開示されている。該インクジェット・プリンターでは、複数のバットが水平回転式構造に保持され、1〜4個のプリントヘッドに対して配置される。各プリントヘッドは、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒の4色のうちのいずれか1つを担う。各バットは、プリントヘッドに対して回転する。該プリントヘッドは、コンピュータ制御により、プログラミングされた画像ファイルに応じてインクを塗布する。しかし、プリントヘッドを直列配置する必要があるため、各色に個別に連続的な螺旋状印刷(helical−type printing)を採用しても、マルチカラー・インクジェット塗布が完了するまでの所要時間は、色の種類の増加に伴って増加する。
また、並列配置されるプリントヘッドの例として、参照によってその全てが本願に組み込まれる米国特許第8931864号(Apparatuses for Printing on Generally Cylindrical Objects and Related Methods,2015年1月15日公告,LaCaze)には、略円柱状体上に印を印刷するためのインクジェット・プリンターが開示されている。該インクジェット・プリンターでは、固定された複数のデジタル・プリントヘッドが、印刷対象物が搬送される線状の通路に対して垂直にアーチ状に配列されている。例えば缶やビンのような対象物は、上記アーチに対して配置され、プリントヘッドがインクを吐出する際に対象物の長軸を中心に回転する。しかし、プリントヘッドがインクを噴射せずに、上記対象物が上記線状の通路に沿って徐々に前進してしまうこと、つまり、一定の間隔で動いてしまうことがあり、その場合、プリントヘッドの噴射効率および全体的な印刷速度が低下してしまう。
この問題について、図面を用いて説明する。図1に示すように、印刷対象物1は、4つのプリントヘッド2a〜2dに対して配置されている。このプリントヘッド2a〜2dは、該対象物の長軸に対応する該対象物の進行ラインを横切るアーチ状に配列されている。図1では、対象物1は、該対象物1の進行ラインを横切る面を規定するノズルアレイの開始端よりも外側に位置している。該面が対象物により一旦突破されると、ノズルが対象物1の表面上にインクを堆積させ始める。そして対象物は、軸方向である上記進行ラインに沿って一定の間隔で動き、回転する。
図2は、対象物1の先端(または対象物1における所望の印刷領域の開始端)とノズルアレイの終了端とが一致するように対象物1が十分な距離を前進した場合に、当該装置を側面から見たときの図を示している。図示のように、印刷対象物1の長さが、デジタル・プリントヘッド2a〜2dによる印刷可能な長さを超える可能性がある。これは実際によくあるケースである。
図2aは、印刷対象物1が、デジタル・プリントヘッド2a〜2dの印刷可能な長さと同じ距離を、更に直進した様子を示している。対象物1は、その全長分の印刷が完了するまで、上記印刷可能な長さと同じ距離ごとに、段階的に前進し続ける。通常、このような動作は、所望の印刷解像度を得るのに必要な回数で繰り返される。なお、繰返しの回数は、プリントヘッド2a〜2dの本来の解像度に左右される。しかし、上記のような従来技術を利用して速度および解像度の最大化をはかるには、いくつかの問題がある。対象物1の印刷に必要な時間を最短化するためには、プリントヘッド2a〜2dを最も有効に利用することが基準の1つとして要求される。現在の技術においてよく知られているように、プリントヘッド2a〜2dの最も有効な利用とは、プリントヘッド2a〜2dのノズルが噴射しているとき(この反対は「待機」である)、すなわち、プリントヘッド2a〜2dが対象物1上にインクやトナー等を堆積させているときのことである。対象物1の印刷に必要な時間は、プリントヘッド2a〜2dのノズルの待機時間の増加に伴って増加する。この待機時間の増加は、印刷対象物1が次の印刷位置に向かって移動している間、プリントヘッド2a〜2dが噴射しないために起こる。さらに、印刷対象物1が軸方向に一定の間隔で動くことにより、隣り合う印刷領域の間の境界線を描く線のように見えるステッチラインが印刷され、その結果、印刷品質を損なう虞がある。ステッチラインは、隣り合う印刷領域を該ステッチラインに沿って一体化させるようにして処理される。しかし、対象物1の位置決めの精度および再現性によっては、ステッチラインが依然として目についたり、良い印象を与えなかったりすることがある。
図3に、上記構成においてプリントヘッドの待機時間が生じる場合を示す。この技術を実際に応用する場合は、例えば、イエロー、シアン、マゼンタおよび黒をこの順番で塗布するなど、複数の色を特定の順序で塗布することにより、所望のパターンを対象物1上に印刷することが望ましく、必須でもある。この例では、「淡い色」から「濃い色」へと次第に印刷していくプロセス印刷における一般的な規定の1つを示す。図3の場合、第1のデジタル・プリントヘッド2aはイエローを印刷し、第2のデジタル・プリントヘッド2bはシアンを印刷し、第3のデジタル・プリントヘッド2cはマゼンタを印刷し、第4のデジタル・プリントヘッド2dは黒を印刷する。印刷時は、対象物1は回転するが軸方向への移動はせず、プリントヘッド2aのノズルが最初に噴射する。プリントヘッド2bのノズルは、その下方を対象物の表面上の印刷領域が通過し始めるとようやく噴射する。そして、プリントヘッド2cのノズルは、その下方を上記印刷領域が通過し始めると噴射を行う。以降も同様である。
プリントヘッド2aと2bとの間に時間差が存在するため、所望の印刷を完了するためには対象物1は1回より多く回転しなければならず、また、同時に、対象物1の長さと印刷可能領域の長さとの差分を埋めるために、対象物1は軸方向に前進しなければならない。その結果、効率が低下する。また、全てのプリントヘッド2a〜2dが噴射する期間はあるが、印刷が終了するとき、処理は次のように逆に行われる。すなわち、第1のプリントヘッド2a以外のプリントヘッド2b〜2dが噴射している間に、該第1のプリントヘッド2aが停止する。また、第3のプリントヘッド2cおよび第4のプリントヘッド2dが噴射している間に、第2のプリントヘッド2bが停止する。そして、第4のプリントヘッド2dが噴射している間に、第3のプリントヘッド2cが停止する。しかし、印刷動作の開始時および終了時に蓄積された時間差は、対象物1の印刷時間に悪影響を及ぼす。また、プリントヘッド2a〜2d本来の解像度よりも高い印刷解像度を求めると、印刷のためのインクの堆積および移動の増加を要求することにより、上記遅延の問題を悪化させる結果となる。
また、参照によってその全てが本願に組み込まれる米国特許第8926047号(Apparatuses for Printing on Generally Cylindrical Objects and Related Methods,2015年1月6日公告,LaCaze(本発明者)ら)には、印刷対象物の長軸に対する軸方向にプリントヘッドをオフセット配置して軸方向運動および回転運動を同時に行うときのプリントヘッドの非効率性が指摘されている。また、このオフセットの程度は、印刷パターンと解像度と対象物の直径とによって異なるという問題があり、その結果、生産時間に大きなロスが生じる可能性がある。
〔図面の簡単な説明〕
以下、図面を参照しながら本発明を説明する。なお、図面中において、同様または類似の機能を有する要素については同一の符号で示す。
図1は、例示的な印刷システムの斜視図である。
図2は、図1に示す例示的な印刷システムの側面図である。
図2Aは、図1に示すシステムの側面図であり、印刷対象物が軸方向に前進した様子を示す図である。
図3は、図1に示すシステムの端面図である。
図4は、例示的なプリントヘッドの構成を示す図である。
図4Aは、図4に示す構成において、印刷対象物が軸方向に前進した様子を示す図である。
図4Bは、図4に示す構成において、印刷対象物が軸方向にさらに前進した様子を示す図である。
図4Cは、図4に示す構成において、印刷対象物が軸方向に前進した様子を示す図である。
図5は、本発明に係る方法により得られる例示的な印刷パターンを示す図である。
図5Aは、本発明に係る方法により得られる例示的な印刷パターンを示す図である。
図5Bは、本発明に係る方法により、第1のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。
図5Cは、本発明に係る方法により、第2のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。
図5Dは、本発明に係る方法により、第3のプリントヘッドから得られる別の印刷パターンの平面図である。
図5Eは、本発明に係る方法により、第4のプリントヘッドから得られる別の印刷パターンの平面図である。
図5Fは、本発明に係る方法により得られる別の印刷パターンを示す図である。
図6は、本発明に係る方法により作成される螺旋状のインク堆積パターンを示す図である。
図6Aは、マトリックス状に印刷画像を規定する様子を示す図である。
図7は、プリントヘッドの第2の構成を示す図である。
図7Aは、本発明に係る方法により、図7に示す構成において対象物が軸方向に前進した様子を示す図である。
図7Bは、本発明に係る方法により、図7に示す構成において対象物が軸方向に更に前進した様子を示す図である。
図8は、本発明に係る方法により、第1のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。
図8Aは、本発明に係る方法により、第2のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。
図8Bは、本発明に係る方法により、第3のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。
図8Cは、本発明に係る方法により、第4のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。
図8Dは、4つのプリントヘッド全ての堆積パターンを合成した図である。
図8Eは、2種類の異なるインタレース技術を用いて、第1のプリントヘッドから得られた2つの印刷パターンを示す概略図である。
〔詳細な説明〕
本発明の種々の実施形態およびその効果は図1〜図8Eを参照することで最もよく理解される。各図面の各要素は、必ずしも原寸通りに描かれているものではなく、その代わりに、本発明の原理を明確に示すために強調されて示されている。全図面において、種々の図面の同一および対応する部分については同一の符号が用いられている。
本発明は、本明細書で説明される本質的な特徴から逸脱しないその他の特定の形式および形態においても実現可能である。また、上記の実施形態の全ての態様は、あくまでも例示的なものであり、いかなる方法によっても制限されるものではない。また、本発明の範囲は、前述の説明よりも後出の請求項により規定されるものである。
図4は、各プリントヘッド2a〜2dが備えるノズル407の例示的な構成を示している。この例では、各プリントヘッド2a〜2dは、列状に配置された500個のノズル407有している。該ノズル407は0〜499の番号が付けられ、一列に並べられている。本明細書の全体において、個々のノズル407はその位置番号によって称される。例えば、プリントヘッド2cにおける6番目のノズル407は、「2c:5」のように称される。
2a:0〜2d:0により規定される線は、前進する対象物1に対するノズルアレイの開始端402に相当する。同様に、ノズル2a:499、2b:499、2c:499および2d:499により規定される線は、ノズルアレイの終了端404に相当する。プリントヘッドの本来の解像度403は、ノズル407同士の間隔である。
上述のように、対象物の表面への色の堆積は、淡い色から濃い色の順で、またはイエロー(プリントヘッド2a)から黒(プリントヘッド2d)の順で行われる。そのため、対応するノズル(例えば、ノズル2a:7、2b:7、2c:7および2d:7)は、対象物1がそれらの下方で回転しているときに、記載された順でインクを吐出する。なお、対象物が進行ラインに沿って前進していない場合は、全てのノズル407が噴射する。しかし、対象物1は回転しながら軸方向に前進するため、その結果として得られる堆積パターンは対象物1の表面上で螺旋を描き、また、全てのノズル407が噴射するわけではない。この例においては、対象物1が前進および回転しているとき、特定のノズル407が使用されないことがわかる。各プリントヘッド2a〜2dにおける非使用のノズル407の数は同じであるが、その位置はプリントヘッド2によって異なる。この例では、プリントヘッド2a〜2dにおける非使用のノズルの数はいずれも3である。しかし、実際に使用したときの実際の非使用のノズルの数は、プリントヘッド2a〜2dの下方における対象物1の軸方向運動および回転運動の速度に加え、所望の印刷解像度と、プリントヘッド2a〜2dの本来の解像度403と、噴射頻度とによって決まる。このことは、当業者に理解されるだろう。
このことを、以下で説明する。図4に示すように、対象物1の先端401がノズルアレイの開始端402を通過すると、まずはノズル2a:0が噴射する。この例では、第1のプリントヘッド2aにおける非使用ノズル2a:497〜2a:499は、全部で3個であり、ノズルアレイの終了端404の近傍に位置している。第2のプリントヘッド2bにおいては、ノズルアレイの開始端402に1個の非使用ノズル2b:0があり、ノズルアレイの終了端404に2個の非使用ノズル2b:498〜2b:499がある。第3のプリントヘッド2cにおいては、ノズルアレイの開始端402に2個の非使用ノズル2c:0〜2c:1があり、ノズルアレイの終了端404に1個の非使用ノズル2c:499がある。そして、第4のプリントヘッド2dにおいては、ノズルアレイの開始端402に3個の非使用ノズル2d:0〜2d:2がある。
第1のプリントヘッド2aの第1のノズル2a:0がインクを堆積させることにより、対象物1の表面上にドットが形成される。それに対し、第2のプリントヘッド2bの2番目のノズル2b:1、第3のプリントヘッド2cの3番目のノズル2c:2、および第4のプリントヘッド2dの4番目のノズル2d:3による印刷が重ねられる。印刷の結果物は、斜線406a上に配置される。つまり、この例では、2a:xに対して、2b:x+1、2c:x+2、2d:x+3による印刷が重ねられる。しかし、印刷の特性上、特にプロセス印刷の特性上、対象物1の表面上の全位置に全ての色が印刷されないことがある。また、ドットが的確に重ね合わせられず、あるドットがその前のドットからずれることがある。このスキームにおいては、斜線406aとノズルアレイの開始端402とにより規定される角度408a内に位置する各ノズル407は、噴射を行わないことがわかる。
図4Aは、対象物1がプリントヘッド2a〜2dの下方を軸方向に通過し続け、先端401が斜線406aを越えた直後の様子を示している。このとき、プリントヘッド2a〜2dにおいて、対応するノズル407、すなわちノズル2a:3〜2d:3が噴射する。
図4Bは、対象物1の後端405がノズルアレイの終了端404に近づく様子を示している。対象物1は、プリントヘッド2aにおける最後の使用可能ノズル2a:496が噴射可能になるように、軸方向に十分に前進している。図4Cは、ノズルアレイの終了端404に到達した対象物1を示している。図4Cにおいては、対象物1は、最後のプリントヘッド2dにおける最後の使用可能ノズル2d:499が噴射可能になるように、軸方向に十分に前進している。後端405がノズルアレイの終了端404に近づくと、最後の使用可能ノズル2a:496、2b:497、2c:498、および2d:499は、斜線406bを規定する。斜線406bにより規定される角度408bによって示される部分は、その中に含まれるノズル407が使用不可であることを示している。
図5は、図4〜図4Cに示す構成の堆積スキームを示している。ドット2a:0〜2d:499は、当該ドットに対して堆積を行うノズルの位置にそれぞれ対応しており、1つのシーケンスは対象物の1回転に相当する。例えば、第1のプリントヘッド2aの場合は、第1のシーケンスにおいて、第1のノズル2a:0により1番目のドット2a:0が印刷される。その次に第1のノズル2a:0および第2のノズル2a:1による印刷が行われ(第2のシーケンス)、その次に第1のノズル2a:0、第2のノズル2a:1および第3のノズル2a:2による印刷が行われ(第3のシーケンス)、その次に第1のノズル2a:0、第2のノズル2a:1、第3のノズル2a:2および第4のノズル2a:3による印刷が行われる(第4のシーケンス)。なお、以降は同様の要領である。対象物1は、プリントヘッド2に対して回転しながら、進行ラインに沿ってスムーズに連続的に前進する。
同様に、第2のプリントヘッド2bの場合は、第2のシーケンスになってから、第2のノズル2b:1により1番目のドット2b:1が印刷される。その次に第2のノズル2b:1および第3のノズル2b:2により印刷が行われ(第3のシーケンス)、その次に第2のノズル2b:1、第3のノズル2b:2および第4のノズル2b:3による印刷が行われ(第4のシーケンス)、その次に第2のノズル2b:1、第3のノズル2b:2、第4のノズル2b:3および第5のノズル2b:4(図示せず)による印刷が行われる(第5のシーケンス;図示せず)。以降は同様の要領である。また、第3のプリントヘッド2cの場合は、第3のノズル2c:2により1番目のドット2c:2が印刷される(第3のシーケンス)。その次に第3のノズル2c:2および第4のノズル2c:3による印刷が行われ(第4のシーケンス)、その次に第3のノズル2c:2、第4のノズル2c:3および第5のノズル2c:4(図示せず)による印刷が行われ(第5のシーケンス;図示せず)、その次に第3のノズル2c:2、第4のノズル2c:3、第5のノズル2c:4(図示せず)および第6のノズル2c:5(図示せず)による印刷が行われる(第6のシーケンス;図示せず)。以降は同様の要領である。また、第4のプリントヘッド2dの場合は、この例においては、第4のノズル2d:3により1番目のドット2d:3が印刷される(第4のシーケンス)。その次に第4のノズル2d:3および第5のノズル2d:4(図示せず)による印刷が行われ(第5のシーケンス;図示せず)、その次に第4のノズル2d:3、第5のノズル2d:4(図示せず)および第6のノズル2d:5(図示せず)による印刷が行われる(第6のシーケンス;図示せず)。以降は同様の要領である。図5Aは、説明のため、第4のシーケンスにおける全てのプリントヘッド2a〜2dからのノズル噴射スキームを示す合成図である。
図5Bは、第1のプリントヘッド2aの実現可能なパターン堆積から開始される、軸方向のインタレース式ノズル噴射スキームの概念を示している。この例では、ノズル2a:0〜2a:499のそれぞれを2回連続で噴射させ、2回目に噴射されたドットを、本来の解像度403を規定するノズル間隔の約半分の位置に堆積させることにより、プリントヘッド2aの本来の解像度403を軸方向に増加させていく。なお、対象物1は、回転しながら、軸方向にノズルアレイを通って連続的に前進する。このとき、対象物1の軸方向運動と回転運動とのタイミングを適切に合わせる必要がある。これによって、円周方向の印刷解像度が制御される。なお、当業者であれば、2回目の噴射による適切な堆積を確保するために、回転速度を非インタレース式技術の場合より遅くしなければならないことが理解される。プリントヘッドの本来の解像度403のみを用いる場合より長い時間が必要となるが、対象物が軸方向に一定の間隔で動きながら前進しないため、上述の従来技術に比べると十分に速い。
図5Cは、第2のプリントヘッド2bの対応する例示的な堆積パターンを示している。図5Dは、第3のプリントヘッド2cの対応する実現可能な印刷パターンを示している。図5Eは、第4のプリントヘッド2dの対応する実現可能な印刷パターンを例示している。図5Fは、説明のため、第8のシーケンスにおける全てのプリントヘッド2a〜2dからのノズル噴射スキームを示す合成図である。なお、シーケンスの数は回転の数に対応しているため、印刷領域の長さによっては、画像を含むインクの堆積を完了するためにはより多くのシーケンスが必要になることが理解される。
図6は、コンピュータメモリに記憶され、複数の画素を含む平面画像601にマッピングされたプリントヘッド2aの堆積パターンを示す。なお、第2のプリントヘッド2bの対応する堆積パターンは、第1のプリントヘッド2aの堆積パターンから右へ画素1つ分シフトしたものであることが理解される。また、第3のプリントヘッド2cおよび第4のプリントヘッド2dの堆積パターンも同様に、それぞれ右へ画素1つ分ずつシフトしたものである。画像601のマッピングは、R1からRnまでの各回転ごとに、+Y方向に沿って、対象物1がノズル領域を軸方向に前進する距離と同じである距離Dを、軸方向に移動している。ドット603は、ノズルの噴射により堆積されたドットとそれぞれ対応するようにプロットされる。なお、図6では、1本線のドット603のみが示されているが、ノズル列に含まれるノズルのそれぞれが、図中のドット線の上下に同様のドット603の行を堆積する。これに応じて、ノズル407はマッピングされる。
続いて、画像601は、螺旋角度αに沿って印刷される。螺旋角度αは、水平方向(X)の印刷解像度と軸方向(Y)の解像度とによって規定され、下記の式(1)によって求められる。
Figure 0006929012
式中、Cは印刷領域の外周である。また、画素数で測定される画像601の移動距離Dは、軸方向(Y)における所望の印刷解像度の関数であり、所望の解像度(例えば720p)で分割される画像を含む線(図6Aに示すL1〜LN)の数Nにより規定される。
例えば、円柱状体の直径が2.6インチと仮定した場合、C=2.6×π=8.168インチとなる。円周方向の密度を略1000dpiとすると、1つの線につき8168画素となる。ここで、整数倍になるように、8192(画素分割:20(pixel divider of 20))画素を用いてもよい。軸方向運動は、1+[L÷(P×I)]÷720により規定されてもよい。この式中、Lは画像の線の数であり、Pは対象物がプリントヘッドの下方を通過する所望の回数であり、Iはインタレースの所望の倍数(例えば、2Xまたは4X)である。また、式中の720は、軸方向における所望の画素密度である。
図7は、プリントヘッド2a〜2dのそれぞれが2つのノズル列2:0および2:1を備える別の例示的な実施形態を示している。後述のように、このような構成は、軸方向と円周方向の両方のインタレースに利用できる。なお、さらに多くのノズル列を用いることも可能であることが理解される。さらに、本印刷技術は、1つの色につき2つ以上のプリントヘッドを備えた印刷システムに適用可能である。
図7は、対象物1の先端401が、ノズルアレイの開始端402へ出発する様子を示している。ここで、プリントヘッド2a〜2dのノズルの中で、一列ノズル構成で説明した理由と同様の理由で使用不可となっているノズルを明らかにする。この例では、非使用のノズルは、2a:0:497、2a:0:498、2a:0:499、2a:1:497、2a:1:498、2a:1:499、2b:0:0、2b:1:0、2b:0:498、2b:0:499、2b:1:498、2b:1:499、2c:0:0、2c:0:1、2c:1:0、2c:1:1、2c:0:499、2c:1:499、2d:0:0、2d:0:1、2d:0:2、2d:1:0、2d:1:1、2d:2:2である。各プリントヘッド2a〜2bにおける非使用のノズルの総数は同じであるが、プリントヘッド2a〜2bにおける非使用のノズルの場所は異なる。この例の場合、プリントヘッド2a〜2dのそれぞれにおける非使用のノズルの数は6(各列につき3)である。しかし、実際の使用時における実際の非使用のノズルの数は、所望の印刷解像度や、プリントヘッドの本来の解像度403や、噴射頻度や、プリントヘッドのノズルによる軸方向のインタレース(例えば、2回や4回)や、プリントヘッドのノズルによる円周方向のインタレース、プリントヘッド2a〜2dの下方における対象物1の軸方向運動の速度および回転運動の速度によって決定される。
図7は、上記対象物の先端401(または印刷領域の先端)が第1のプリントヘッド2aにおける第1のノズル2a:0:0の下方を通過するときに、ノズルアレイの開始端402に位置する該第1のノズル2a:0:0が最初に噴射する様子を示す。この例では、各プリントヘッドは1000個のノズル407を有し、第1の列および第2の列はそれぞれ500個のノズルを有する。この例では、第2のプリントヘッド2bには、ノズルアレイの開始端402の近傍に2個の非使用ノズル2b:0:0と2b:1:0があり、ノズルアレイの終了端404の近傍に4個の非使用ノズル2b:0:498〜2b:1:499があり、その数は合計で6である。第3のプリントヘッド2cには、プリントヘッド2a〜2dのノズル2a:0:0〜2d:1:499の先頭に4個の非使用ノズル2c:0:0〜2c:1:1があり、プリントヘッド2a〜2dのノズル2a:0:0〜2d:1:499の後端に2個の非使用ノズル2c:0:499と2c:1:499があり、その数は合計で6である。第4のプリントヘッド2dには、プリントヘッド2a〜2dのノズル2a:0:0〜2d:1:499の先頭に6個の非使用ノズル2d:0:0〜2d:1:2がある。
図7Aは、印刷対象物1の先頭が、プリントヘッドのノズル2a:0:0〜2d:1:499の先頭の下方を通過し続けている様子を示している。図7Aには、プリントヘッドの全ノズル2a:0:0〜2d:1:499が噴射可能になるような地点まで、印刷対象物1が軸方向に十分に前進した状態が示されている。この状態は、この例では、第4のプリントヘッド2dの第2の列2d:1における第3のノズル2d:1:2において起こる。図7Bは、印刷対象物1の後端が、プリントヘッド2a〜2dのノズル2a:0:0〜2d:1:499の後端に近づく様子を示している。図7Bには、この例における第1のプリントヘッド2aの最後の使用可能ノズル2a:1:496が(必要に応じて)噴射可能になるように、印刷対象物1が十分に直進した状態が示されている。
図8は、プリントヘッド2aの2つのノズル列2a:0・2a:1に含まれるノズルを使った円周方向のインタレースを利用した場合の、プリントヘッド2aの噴射シーケンスを示している。なお、図示されているのは2つの列であるが、ノズル列の数や各色に対応するプリントヘッドの数は変更可能である。本実施形態によれば、ノズル列2a:0・2a:1により、他の全ての画像列(図6A:C1〜Cn)を印刷することができるという利点がある。すなわち、ノズル列2a:0が奇数番号の列(C1、C3など)を印刷し、ノズル列2a:1が偶数番号の列(C2、C4など)を印刷する。その結果、回転速度を上げることができる。なぜなら、通常、回転速度はノズルの解像度および噴射頻度により制限されているからである。ここでは、第1のプリントヘッド2aの第1の行2a:0における第1のノズル2a:0:0により、1番目のドットが印刷され(第1のシーケンス)、その次に、第1のプリントヘッド2aの第2の行2a:1における第1のノズル2a:1:0により、2番目のドットが印刷される(第2のシーケンス)。このとき、軸方向における両ドット間の距離は、ノズル列2a:0と2a:1との間の距離と螺旋角度αとにより規定されるが、画像解像度における1/2画素を超えることはない。なお、該螺旋角度αは印刷処理中において常に一定であるため、軸方向の距離の関係は、画像601の全体にわたって常に一定である。次に、プリントヘッドの本来の解像度403で、第1のプリントヘッド2aの第1の行2a:0における第1のノズル2a:0:0と第2のノズル2a:0:1とにより、次の堆積が行われる。なお、以降は同様の要領である。
図8Aは、第2のプリントヘッド2bの第1〜第8のシーケンスを示している。なお、この例では、第1のプリントヘッド2aの第1のノズル2a:0:0からノズル2b:0:1まで軸方向にノズル1個分進んだ第3のシーケンスにおいて、パターンの印刷が開始される。図8Aに示すように、第8のシーケンスの時点での印刷による堆積は、最初の2行が空白で、残りの行が第1のプリントヘッド2aからノズル1個分進んだ状態となっている。図8Bは、第3のプリントヘッド2cの第1〜第8のシーケンスを示している。なお、この例では、第1のプリントヘッド2aからノズル2個分進んだ第5のシーケンスにおいて、パターンの印刷が開始される。図8Bに示すように、第8のシーケンスの時点での印刷による堆積は、最初の4列が空白で、残りの列が第1のプリントヘッド2aからノズル2個分進んだ状態となっている。図8Cは、第4のプリントヘッド2dの第1〜第8のシーケンスを示している。なお、この例では、第1のプリントヘッド2aからノズル3個分進んだ第7のシーケンスにおいて、パターンの印刷が開始される。第8のシーケンスの時点での印刷による堆積は、最初の6列が空白で、残りの列が第1のプリントヘッド2aからノズル3個分進んだ状態となっている。図8Dは、第8のシーケンスで、4つのプリントヘッド2a〜2dの全てから得られたノズル2a:0:0〜2d:1:3の20個のドットを合成した合成図である。
図8Eは、軸方向と円周方向のインタレースの組み合わせにより得られる、第1のプリントヘッド2aの他の2つの実現可能な堆積パターンを示している。例1では、図5Bに示す堆積パターンと同様の堆積パターンを形成するように、1番目の列2a:0が軸方向にインタレースされる。このとき、ノズル407同士の間の軸方向のスペースは、実際のプリントヘッドの本来の解像度403の半分である。そして、2番目の列2a:1が同様に軸方向にインタレースされ、1番目の行2a:0が円周方向にインタレースされると、列2a:0および2a:1の本来の解像度403の4倍である軸方向の印刷解像度が得られる。例2では、列2a:0と2a:1の両方の軸方向のインタレースにより格子状のパターンが現れる、他の実現可能な堆積結果を示している。なお、円周方向の印刷解像度は、軸方向運動と回転運動との関係により制御され続ける。各プリントヘッド2が対象物1に印刷を行う方法は、「画像601の値/対象物1の進行距離D」以外は図6に示すものと同じである。そのため、螺旋角度αは、軸方向/円周方向のインタレースパラメータという追加の要素により規定される。
軸方向のインタレースを達成するためには、対象物は奇数番号の線(L1、L3など)を前進する必要がある。但し、全ての前進運動は互いに等しくなければならない。これは、螺旋運動特有の制限である。上記で説明および図示した印刷システムにおいてこれを達成するために、軸方向エンコーダ(axial encoder)を回転用エンコーダ(rotary encoder)に追従(slaved)させてもよい。なお、軸方向運動と回転運動とのギア比は、画像の進行距離によって決定される。
予備処理において、デジタル画像をあらかじめシフトさせることにより上記螺旋角度αを補償する必要がある。例えば、各列Cnを、垂直方向に沿って反対方向に、螺旋角度αに対応する程度にシフトさせる。任意の画素(X,Y)において必要となるY方向(図6、図6A)の垂直シフト量は、下記の式(2)で示される。
Figure 0006929012
また、画素密度やドット密度は、1秒あたりの回転数の整数倍、または1回転の細分化数の整数倍でなければならない。
上述したように、また関連図面に示したように、本発明は、円柱状体上に連続的に印刷する方法を含む。特定の実施形態について記載したが、本発明は、特に上述した内容を考慮して当業者によって変更が可能であり、上述した方法に限定されないことが理解されるであろう。したがって、本発明は、本発明の精神および範囲を具体化する特徴や改良点を含むいかなる変更をも包含するように添付の請求項によって理解される。
例示的な印刷システムの斜視図である。 図1に示す例示的な印刷システムの側面図である。 図1に示すシステムの側面図であり、印刷対象物が軸方向に前進した様子を示す図である。 図1に示すシステムの端面図である。 例示的なプリントヘッドの構成を示す図である。 図4に示す構成において、印刷対象物が軸方向に前進した様子を示す図である。 図4に示す構成において、印刷対象物が軸方向にさらに前進した様子を示す図である。 図4に示す構成において、印刷対象物が軸方向に前進した様子を示す図である。 本発明に係る方法により得られる例示的な印刷パターンを示す図である。 本発明に係る方法により得られる例示的な印刷パターンを示す図である。 本発明に係る方法により、第1のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。 本発明に係る方法により、第2のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。 本発明に係る方法により、第3のプリントヘッドから得られる別の印刷パターンの平面図である。 本発明に係る方法により、第4のプリントヘッドから得られる別の印刷パターンの平面図である。 本発明に係る方法により得られる別の印刷パターンを示す図である。 本発明に係る方法により作成される螺旋状のインク堆積パターンを示す図である。 マトリックス状に印刷画像を規定する様子を示す図である。 プリントヘッドの第2の構成を示す図である。 本発明に係る方法により、図7に示す構成において対象物が軸方向に前進した様子を示す図である。 本発明に係る方法により、図7に示す構成において対象物が軸方向に更に前進した様子を示す図である。 本発明に係る方法により、第1のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。 本発明に係る方法により、第2のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。 本発明に係る方法により、第3のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。 本発明に係る方法により、第4のプリントヘッドから得られる例示的な印刷パターンを示す図である。 4つのプリントヘッド全ての堆積パターンを合成した図である。 2種類の異なるインタレース技術を用いて、第1のプリントヘッドから得られた2つの印刷パターンを示す概略図である。

Claims (13)

  1. 長軸を有する対象物の円筒印刷領域に、前記対象物の前記長軸周りに位置するイエロー、シアン、マゼンタおよび黒のプリントヘッドに対応するノズルのアレイを用いる1回の印刷通過で、マルチカラー画像を印刷する画像印刷方法であって、
    前記円筒印刷領域の前記長軸に揃えられた列に、各プリントヘッドのノズルを位置付けるステップであり、前記イエローのプリントヘッドは、2a:nで示されるイエローのノズルを含み、前記シアンのプリントヘッドは、2b:nで示されるシアンのノズルを含み、前記マゼンタのプリントヘッドは、2c:nで示されるマゼンタのノズルを含み、前記黒のプリントヘッドは、2d:nで示される黒のノズルを含み、nは0からN−1までの整数であり、Nは、各プリントヘッドにおけるノズルの数を示す整数であるステップと、
    前記円筒印刷領域を、前記長軸に沿って前進させ、同時に、前記長軸周りに回転させるステップと、
    前記イエロー、シアン、マゼンタおよび黒のノズルを噴射させるステップであり、前記円筒印刷領域の先端が前記ノズルのアレイに入ったときに開始し、螺旋状の堆積パターンに、イエローから黒の順に対応する淡い色から濃い色の順に、前記マルチカラー画像を完成させるために必要なだけ、イエロー、シアン、マゼンタおよび黒のドットを互いの上に選択的かつ連続的に堆積するステップと、を含み、
    前記イエロー、シアン、マゼンタおよび黒のノズルを噴射させる前記ステップは、一連のシーケンスで実行され
    イエローのノズル2a:nによって堆積されたイエローのドットには、前記マルチカラー画像を完成させるために必要なだけ、シアンのノズル2b:n+yによって堆積されたシアンのドット、マゼンタのノズル2c:n+2yによって堆積されたマゼンタのドット、黒のノズル2d:n+3yによって堆積された黒のドットが重ねられ、n<N−3yであり、
    3yは各プリントヘッドにおける非使用ノズルの数であり、yは0より大きい整数であることを特徴とする画像印刷方法。
  2. 互いの上に堆積された色の前記ドットは各々、互いに的確に重ね合わされていることを特徴とする請求項1に記載の画像印刷方法。
  3. 互いの上に堆積された色の前記ドットは各々、その前のドットからずれている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷方法。
  4. 各プリントヘッドの本来の解像度は、前記プリントヘッドノズル同士の間のスペースであり、
    画像解像度は、各プリントヘッドの各ノズルを2回連続で噴射させ、2回目に噴射されたドットを、前記本来の解像度を規定する前記ノズル間隔の間の位置に堆積させることによって、前記軸方向に増加される
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷方法。
  5. 前記長軸周りに前記円筒印刷領域が回転する前記ステップは、前記2回目に噴射されたドットの適切な堆積を確保するために、非インタレース技術と比較して遅い
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像印刷方法。
  6. 各プリントヘッドは、隣り合うノズルを有する2つの隣り合うノズル列を有し、
    前記隣り合うノズルは、イエロー、シアン、マゼンタおよび黒のドットを連続的に堆積するように、噴射させられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷方法。
  7. 交互に隣り合うノズルは、交互に画像列を印刷するように、噴射させられる
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像印刷方法。
  8. 各プリントヘッドは、隣り合うノズルを有する複数のノズル列を有し、
    前記隣り合うノズルは、前記列にわたって連続的に噴射させられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷方法。
  9. 交互に隣り合うノズルは、交互に画像列を印刷するように、噴射させられる
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像印刷方法。
  10. 各プリントヘッドの本来の解像度は、前記ノズル列の前記プリントヘッドノズル同士の間のスペースであり、
    画像解像度は、各プリントヘッド列の各ノズルを2回連続で噴射させ、2回目に噴射されたドットを、前記本来の解像度を規定する前記ノズル間隔の間の位置に堆積させることによって、増加される
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像印刷方法。
  11. 各プリントヘッドの本来の解像度は、前記ノズル列の前記プリントヘッドノズル同士の間のスペースであり、
    画像解像度は、各プリントヘッド列の各ノズルを2回連続で噴射させ、2回目に噴射されたドットを、前記本来の解像度を規定する前記ノズル間隔の間の位置に堆積させることによって、増加される
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像印刷方法。
  12. 各プリントヘッドの本来の解像度は、前記ノズル列の前記プリントヘッドノズル同士の間のスペースであり、
    画像解像度は、各プリントヘッド列の各ノズルを複数回連続で噴射させ、連続的に噴射されたドットを、前記本来の解像度を規定する前記ノズル間隔の間の各位置に堆積させることによって、増加される
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像印刷方法。
  13. 各プリントヘッドの本来の解像度は、前記ノズル列の前記プリントヘッドノズル同士の間のスペースであり、
    画像解像度は、各プリントヘッド列の各ノズルを複数回連続で噴射させ、連続的に噴射されたドットを、前記本来の解像度を規定する前記ノズル間隔の間の各位置に堆積させることによって、増加される
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像印刷方法。
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