JP6928843B2 - レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法 - Google Patents
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Description
このような構成によれば、送信回路から受信回路への信号の回り込みによる影響を簡易な回路構成によって方位軸によって分離することで所望の信号の検出が可能になる。
このような構成によれば、小型に構成することができ、かつ回り込み信号を低減することができる。
このような構成によれば、高周波領域の特徴である、わずかな線路の経路長の調整により簡易に位相調整が可能となる回路構成によって、第1調整手段による、対象物からの反射信号に対する影響を低減することができる。
このような構成によれば、わずかな線路の経路長での調整ができない低周波領域において所望の特性を部品追加ものなく、簡易に実現することができる。
このような構成によれば、位相の調整によって、回り込み信号を検出角度範囲外に移動させることができ、検出角度範囲内における回り込み信号を低減し、所望の信号の強度を相対的に確保することが可能となる。
このような構成によれば、隣あう系列の回り込み位相が略同相かつ、アンテナの配置が角度検出に実用的なλ/2間隔となるケースにおいて、回り込み信号を検出範囲外に効果的に移動させることが可能になる。
このような構成によれば、原理的に回り込みの組み合わせ数に比べて調整パラメータが不足する状況において、回り込み組み合わせ数を低減することが可能となり、回り込みによる影響を確実に低減することができる。
このような構成によれば、温度、湿度のような環境変化による影響を低減することができる。
このような構成によれば、検出範囲の半分以上の検出を確保することができる。
このような構成によれば、送信アンテナから受信アンテナへの回り込み信号を低減することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るレーダ装置の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の実施形態に係るレーダ装置10は、例えば、自動車等の車両に搭載され、車両の周囲に存在する他の車両、歩行者、障害物等の対象物を検出する。
つぎに、本発明の実施形態の動作を説明する。以下では、図2〜図5を参照して本発明の実施形態の動作原理について説明した後、詳細な動作について説明する。
=[0deg, 0deg, 180deg, 180deg, 180deg, 180deg, 0deg, 0deg] ・・・(1)
=[0deg, 180deg, 0deg, 180deg, 180deg, 0deg] ・・・(2)
=[0deg, 180deg, 180deg, 0deg, 180deg, 0deg, 0deg, 180deg] ・・・(3)
= [0deg, 180deg, 0deg, 180deg, 0deg, 180deg, 0deg, 180deg] ・・・(4)
= [0deg, -180deg, 0deg, -180deg, -180deg, 0deg ] ・・・(5)
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、図1に示す実施形態では、送信アンテナ12−2および受信アンテナ14−2,14−3に対して位相調整部13−2,13−4,13−5を設け、信号処理部17に位相調整部17−2,17−3,17−5,17−8を設けるようにしたが、図1は、一例であって、回り込み信号によっては、これ以外の組み合わせとしてもよい。
12−1〜12−2 送信アンテナ
13−1〜13−6 位相調整部
14−1〜14−4 受信アンテナ
15 増幅回路
16 A/D変換部
17 信号処理部
17−1〜17−8 位相調整部
Claims (10)
- 対象物を検出するレーダ装置において、
複数の送受信系列を構成する1系列以上の送信アンテナおよび1系列以上の受信アンテナと、
前記送信アンテナおよび前記受信アンテナに対して、送信信号および受信信号の入出力を行うとともに、前記受信信号をより低い周波数へ周波数変換する周波数変換手段と、
前記周波数変換手段によって周波数変換された送受信系列信号の位相差を含む情報に基づいて前記対象物の方位を推定する推定手段と、
前記周波数変換手段よりも低周波側において前記送受信系列信号の位相を調整する第1調整手段と、
前記周波数変換手段よりも高周波側において前記第1調整手段による位相調整を打ち消すように前記送受信系列信号の位相を調整する第2調整手段と、
を有することを特徴とするレーダ装置。 - 前記周波数変換手段は、前記送信アンテナへ前記送信信号を出力する送信部と、前記受信アンテナから前記受信信号が入力される受信部と、を有する集積回路として構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
- 前記第2調整手段は、前記周波数変換手段と、前記送信アンテナまたは前記受信アンテナの間の伝送路の線路長の少なくとも2つが互いに異なることで位相が調整されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置。
- 前記第1調整手段は、前記送受信系列信号に対してデジタル信号処理を施すことで位相を調整することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーダ装置。
- 前記周波数変換手段は、
前記送信アンテナへ前記送信信号を出力する送信部と、
前記受信アンテナから前記受信信号が入力される受信部と、を有し、
前記第1調整手段は、前記送信部から前記受信部に回り込む回り込み信号の位相を調整することで、方位を検出する検出角度範囲外に前記回り込み信号を移動させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーダ装置。 - 前記送信アンテナのうちの隣接する1組の前記送信アンテナ、または、前記受信アンテナのうちの隣接する1組の前記送信アンテナは、前記受信信号の波長をλとするときに、λ/2の間隔で配置され、
前記第2調整手段は、隣接する少なくとも1組の前記送信アンテナまたは前記受信アンテナに対応する前記送信信号または前記受信信号に対して略逆位相となるように位相調整を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレーダ装置。 - 前記集積回路の前記送信部から前記受信部への回り込み信号の送信系列同士または受信系列同士が略同相となるように設定されていることを特徴とする請求項2に記載のレーダ装置。
- 前記集積回路と前記送信アンテナとを接続する伝送路、または、前記集積回路と前記受信アンテナとを接続する伝送路は、前記集積回路の中心を通る線分に対して線対称に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のレーダ装置。
- 前記第1調整手段は、前記送信部から前記受信部への回り込み信号のピークが、検出範囲の中心から45度以上の角度になるように位相の調整を行うことを特徴とする請求項2に記載のレーダ装置。
- 前記集積回路は多角形状であるとともに、当該多角形状の辺に沿って、複数の伝送路が接続される複数のポートを有し、
前記集積回路と前記送信アンテナとを接続する伝送路と、前記集積回路と前記受信アンテナとを接続する伝送路と、は互いに異なる辺に沿ったポートに接続される、
ことを特徴とする請求項2または7乃至9のいずれか1項に記載のレーダ装置。
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