JP6927940B2 - エアゾール製品 - Google Patents

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Description

本発明は、エアゾール製品に関する。とりわけ、本発明は、酸化チタン被覆活性炭を含有するエアゾール製品に関する。
従来、汗によるべたつきや体臭の発生を防止する化粧料として、制汗成分等を配合した制汗デオドラントスプレーが汎用されている。中でも、べたつき感をより低減させるために、種々の粉体を配合した制汗デオドラントスプレーが好ましく用いられている(特許文献1〜4)。
これら従来の制汗デオドラントスプレーは、制汗成分や殺菌成分を配合しているため、体臭の発生を防止する機能は有しているが、発生した体臭を消臭する機能は有していない。
一方、特許文献5には、活性炭を配合した体臭抑制剤であって、体臭抑制効果に優れ、かつ、塗布対象を黒く汚すことがなく実用適性にも優れた体臭抑制剤として、所定の酸化チタン被覆活性炭が開示されている。また、特許文献5には、酸化チタン被覆活性炭を含有するデオドラントスプレーが開示されている。
特開平3−157327号公報 特開平6−48919号公報 特開2005−187337号公報 特開2012−106949号公報 国際公開第2014/088039号公報
しかし、特許文献5では、酸化チタン被覆活性炭に起因する目詰まりについては考慮されていない。
このような状況下で、酸化チタン被覆活性炭を含有することで消臭機能を有するエアゾール製品であって、酸化チタン被覆活性炭を含有するにもかかわらず、目詰まりが抑制されたエアゾール製品を実現することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、酸化チタン被覆活性炭と共に、一定サイズの疎水性球状粉体を一定量含有させることにより、得られたエアゾール製品の目詰まりが抑制されることを初めて見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の一実施形態は、以下の構成を包含する。
<1>下記(A)成分と、下記(B)成分と、下記(C)成分とを含有する組成物が、エアゾール容器に充填されたエアゾール製品であり、
前記組成物中の(A)成分に対する(B)成分の含有量(B/A)が1.5以上(質量比)である、エアゾール製品:
(A)活性炭と、前記活性炭の表面に存在する酸化チタンとを含む、酸化チタン被覆活性炭、
(B)平均粒子径が1〜10μmの疎水性球状粉体、および
(C)油性成分。
<2>前記(A)成分の含有量が、0.1〜10.0質量%である、<1>に記載のエアゾール製品。
<3>前記(A)成分において、前記活性炭の平均粒子径が15.0〜50.0μmであり、かつ、前記酸化チタンの平均粒子径が0.01〜1.0μmである、<1>または<2>に記載のエアゾール製品。
<4>前記(B)成分が、無機粉体である、<1>〜<3>のいずれかに記載のエアゾール製品。
<5>前記組成物中の(A)成分に対する(B)成分の含有量(B/A)が3〜10(質量比)である、<1>〜<4>のいずれかに記載のエアゾール製品。
本発明の一態様によれば、消臭機能を有し、かつ、目詰まりが抑制されたエアゾール製品を提供することができる。
本発明の一実施形態に関して以下に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、以下に説明する各構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態に関しても本発明の技術的範囲に含まれる。なお、本明細書において特記しない限り、数値範囲を表す「A〜B」は、「A以上、B以下」を意味する。
〔1.概要〕
本発明の一実施形態に係るエアゾール製品(以下、「本発明のエアゾール製品」と称する。)は、以下の(A)〜(C)成分を含有する組成物(以下、単に「組成物」と称する場合がある。)が、エアゾール容器に充填されたエアゾール製品である:
(A)活性炭と、前記活性炭の表面に存在する酸化チタンとを含む、酸化チタン被覆活性炭、
(B)平均粒子径が1〜10μmの疎水性球状粉体、および
(C)油性成分。
また、本発明のエアゾール製品は、前記組成物中の(A)成分に対する(B)成分の含有量(B/A)が1.5以上(質量比)である。
本発明者らは、酸化チタン被覆活性炭を含有するエアゾール製品について詳細な検討を重ねた結果、新規の知見を得ることに成功した。すなわち、酸化チタン被覆活性炭は不定形粒子であるため、酸化チタン被覆活性炭を組成物に単独で配合すると、凝集が起こりやすく、目詰まりが発生するリスクがあることを本発明者らは独自に見出した。そこで、疎水性球状粉体を所定の比率でブレンドし、酸化チタン被覆活性炭の不定形表面を覆うことで、凝集を抑制し、目詰まりが発生するリスクを低くすることに成功した。
本発明のエアゾール製品は、酸化チタン被覆活性炭の含有に基づく消臭機能を有すると共に、目詰まりが抑制されているため、より機能が改善されたエアゾール製品を提供することができる。
〔2.エアゾール製品〕
(2−1.(A)成分)
本発明のエアゾール製品は、下記(A)成分を含有する組成物が、エアゾール容器に充填されている:
(A)活性炭と、前記活性炭の表面に存在する酸化チタンとを含む、酸化チタン被覆活性炭。
本発明のエアゾール製品は、前記(A)成分を含有することにより、消臭効果を奏することができる。
なお、本明細書においては、酸化チタン被覆活性炭を構成する活性炭を、「活性炭(a)」と称する場合がある。また、酸化チタン被覆活性炭を構成する酸化チタンを「酸化チタン(b)」と称する場合がある。
酸化チタン被覆活性炭は、活性炭(a)と、前記活性炭(a)の表面に存在する酸化チタン(b)とを少なくとも含む。酸化チタン被覆活性炭は、活性炭(a)および酸化チタン(b)以外の成分を含んでいてもよい。活性炭(a)および酸化チタン(b)以外の成分は、それぞれ、1種のみを含んでもよいし、2種以上を含んでもよい。
前記活性炭(a)は、特に限定されないが、多孔質の炭素質物質である。活性炭(a)は、炭素以外にも、水素、酸素、無機成分等を含んでいてもよい。活性炭(a)は、好ましくは、粉末活性炭であり得る。
前記活性炭(a)の原料としては、特に限定されず、活性炭の原料として一般的に用いられるものを用いることができる。具体的には、例えば、ヤシ殻、木材、おが屑、石炭、フェノール樹脂、レーヨン、アクリロニトリル、石炭ピッチ、石油ピッチ等が挙げられる。中でも、ヤシ殻、木材、フェノール樹脂、石炭が好ましい。
前記活性炭(a)の平均粒子径は、15〜50μmであることが好ましく、18〜45μmであることがより好ましく、20〜42μmであることがさらに好ましい。活性炭(a)の平均粒子径が前記範囲内であることにより、酸化チタン被覆活性炭が白色となるため、エアゾール製品を噴霧した際に噴霧対象である皮膚等を黒く汚すこと(以下、「噴霧汚れ」と称する場合がある。)がなく、かつ、消臭効果が優れたものとなる。また、ノズルの目詰まりを抑制できる。さらに、使用感にも優れる(すなわち、肌触りが良い)。前記平均粒径が15μm未満では、酸化チタン被覆活性炭が灰色から黒色となり噴霧汚れが生じやすく、多量の酸化チタンを被覆させて白色化させると吸着能が低下するため、噴霧汚れ防止および消臭効果を両立できなくなる。一方、前記平均粒径が50μmを超えると、ノズルの目詰まりが生じやすくなり、さらに、使用感が低下する(すなわち、肌触りが良くない)。
なお、前記「活性炭(a)の平均粒子径」は、酸化チタン被覆活性炭を構成する活性炭全体の平均粒子径を意味する。本明細書において、活性炭(a)の平均粒子径は、レーザー回折散乱法により測定することができ、例えば、レーザー回折・散乱式粒度分析計「MT3300」(日機装株式会社製)により測定することができる。
前記活性炭(a)の中心細孔径は、特に限定されないが、酸化チタン被覆活性炭の吸着能を向上させ消臭効果を向上させる観点から、0.1〜10nmが好ましく、0.5〜2.0nmがより好ましい。活性炭(a)の中心細孔径は、特に限定されないが、例えば、BET法により測定することができ、例えば、細孔分布測定装置「Belsorp」(日本ベル株式会社製)により測定することができる。
前記活性炭(a)のヨウ素吸着量は、特に限定されないが、酸化チタン被覆活性炭の吸着能を向上させ消臭効果を向上させる観点から、100〜3000mg/gが好ましく、500〜2000mg/gがより好ましい。本明細書において、活性炭(a)のヨウ素吸着量は、滴定法(JIS K 1417)により測定することができる。
前記活性炭(a)は、公知の製造方法により製造することができる。例えば、公知の活性炭を粉砕および分級する方法により製造することができる。また、活性炭(a)は市販品を用いることもできる。市販品としては、特に限定されないが、例えば、商品名「太閤A」(フタムラ化学株式会社製)等が挙げられる。
前記酸化チタン(b)としては、特に限定されず、公知の酸化チタン(例えば、二酸化チタン)を用いることができる。前記酸化チタン(b)としては、特に限定されないが、例えば、ルチル型、アナターゼ型、ブルッカイト型の酸化チタンが挙げられる。
前記酸化チタン(b)の平均粒子径は、特に限定されないが、0.01〜1.0μmが好ましく、0.01〜0.5μmがより好ましく、0.1〜0.4μmがさらに好ましく、0.2〜0.3μmが最も好ましい。酸化チタン(b)の平均粒子径が前記範囲内であることにより、酸化チタン被覆活性炭を白色とする効果が向上するため、エアゾール製品の噴霧汚れを防止する効果が向上するため好ましい。前記平均粒径が0.01μm未満では、酸化チタン被覆活性炭が灰色から黒色となり、噴霧汚れが生じエアゾール製品の実用適性が低下する場合がある。
なお、前記「酸化チタン(b)の平均粒子径」は、酸化チタン被覆活性炭を構成する酸化チタン全体の平均粒子径を意味する。また、本明細書において、酸化チタン(b)の平均粒子径(球相当径)は、BET法(または、簡易BET法)により測定される比表面積より算出することができる。
前記酸化チタン(b)は市販品を用いることができる。市販品としては、特に限定されないが、例えば、商品名「タイペークCR−50」(石原産業株式会社製)、商品名「MT−700B」(テイカ株式会社製)等が挙げられる。
前記酸化チタン被覆活性炭は、活性炭(a)および酸化チタン(b)以外の成分として、樹脂を含んでいてもよい。前記樹脂は、特に限定されないが、例えば、バインダー樹脂として用いられる。前記樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、セルロース樹脂等が挙げられる。中でも、アクリル樹脂(特に、水性アクリル樹脂)が好ましく、アクリル樹脂として、例えば、アクリル酸アルキル共重合体等が挙げられる。
また、前記酸化チタン被覆活性炭は、特に限定されないが、金属塩等を含んでいてもよい。
酸化チタン被覆活性炭において、活性炭(a)100質量部に対する、酸化チタン(b)の質量割合は、特に限定されないが、10〜10000質量部が好ましく、100〜5000質量部がより好ましく、500〜2000質量部がさらに好ましく、500〜1500質量部が特に好ましく、550〜1050質量部がとりわけ好ましく、600〜1000質量部が最も好ましい。すなわち、[活性炭(a):酸化チタン(b)](質量比)は、1:0.1〜1:100が好ましく、1:1〜1:50がより好ましく、1:5〜1:20がさらに好ましく、1:5〜1:15が特に好ましく、1:5.5〜1:10.5がとりわけ好ましく、1:6〜1:10が最も好ましい。活性炭(a)に対する酸化チタン(b)の質量割合が前記範囲よりも小さい(酸化チタン(b)が少ない)場合には、酸化チタン被覆活性炭が灰色から黒色となり、噴霧汚れが生じエアゾール製品の実用適性が低下する場合がある。一方、活性炭(a)に対する酸化チタン(b)の質量割合が前記範囲よりも大きい(酸化チタン(b)が多い)場合には、酸化チタン被覆活性炭の吸着能が低下し、エアゾール製品の消臭効果が低下する場合がある。
酸化チタン被覆活性炭中の、活性炭(a)の含有量と酸化チタン(b)の含有量との合計量は、特に限定されないが、酸化チタン被覆活性炭100質量%に対して、50質量%以上(50〜100質量%)が好ましく、70質量%以上がより好ましく、80質量%以上がさらに好ましい。また、上限値は特に限定されず、100質量%以下が好ましく、99.95質量%以下がより好ましい。90質量%以下であってもよく、85質量%以下であってもよい。
酸化チタン被覆活性炭中の、前記樹脂の含有量は、特に限定されないが、活性炭(a)に対する酸化チタン(b)の付着性向上等の観点から、酸化チタン被覆活性炭100質量%に対して、0.005〜10質量%が好ましく、0.05〜1質量%がより好ましい。
酸化チタン被覆活性炭において、酸化チタン(b)は、活性炭(a)の表面に存在する。すなわち、酸化チタン被覆活性炭は、活性炭(a)が酸化チタン(b)により被覆された構造を有している。なお、酸化チタン被覆活性炭においては、活性炭(a)の表面の全面が酸化チタン(b)によって被覆されていてもよいし、活性炭(a)の表面の一部のみが酸化チタン(b)によって被覆されていてもよい。
前記酸化チタン被覆活性炭は、活性炭(a)の表面上に、酸化チタン(b)を付着させることにより形成される。好ましくは活性炭(a)の表面上に、前記樹脂を介して酸化チタン(b)を付着させることにより形成される。
前記酸化チタン被覆活性炭の製造方法としては、特に限定されず、公知の方法を用いることが可能で、例えば、特開平4−256436号公報に記載の白色活性炭の製造方法、特開2005−263610号公報に記載の酸化チタン被覆活性炭の製造方法を等用いることができる。
前記酸化チタン被覆活性炭の具体的な製造方法としては、例えば、以下の通りである。活性炭(a)、酸化チタン(b)、および前記樹脂のエマルションを混合し、活性炭(a)の表面を酸化チタン(b)で被覆する。次いで、得られた酸化チタン(b)で被覆された活性炭(a)を乾燥し、さらに必要に応じて、粒状に解砕して、酸化チタン被覆活性炭を得る。
本発明の一実施形態において、組成物中の酸化チタン被覆活性炭の含有量は、消臭効果の観点から、組成物100質量%に対して、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましい。また、使用感の観点から、組成物100質量%に対して、7.0質量%以下が好ましく、5.0質量%以下がより好ましく、3.0質量%以下がさらに好ましい。前記下限以上とすることで、該酸化チタン被覆活性炭を含有するエアゾール製品が消臭効果を発揮することができる。また、前記上限以下とすることで、きしみのない使用感が得られる。これらの観点から、本発明の一実施形態において、酸化チタン被覆活性炭の含有量は、組成物100質量%に対して、好ましくは0.1質量%〜10.0質量%、より好ましくは0.1〜7.0質量%、さらに好ましくは0.1〜5.0質量%、特に好ましくは0.5〜3.0質量%である。
(2−2.(B)成分)
本発明のエアゾール製品は、下記(B)成分を含有する組成物が、エアゾール容器に充填されている:
(B)平均粒子径が1〜10μmの疎水性球状粉体。
本発明のエアゾール製品は、前記(B)成分を含有することにより、酸化チタン被覆活性炭に起因する目詰まりが抑制されるという効果を奏することができる。また、本発明のエアゾール製品は、前記(B)成分を含有することにより、エアゾール製品の安定性が高くなるという効果を奏することができる。
本明細書中、球状粉体は、形状が真球または略真球である粉体を意図する。
前記(B)成分に含まれる疎水性球状粉体は、疎水性であり、かつ、前記の定義に含まれる球状粉体であれば特に限定されない。このような疎水性球状粉体としては、例えば、ナイロン6、ナイロン12、ナイロン66等のナイロン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルシルセスキオキサン、ジメチルポリシロキサン重合体等の有機粉体;シリコーン被覆シリカ、エステル油被覆シリカ、炭化水素油被覆シリカ等の無機粉体が挙げられる。中でも、疎水性球状粉体は、シリコーン被覆シリカ等の無機粉体であることが好ましい。
疎水性球状粉体の好ましい一実施形態であるシリコーン被覆シリカについて、以下で説明する。
シリコーン被覆シリカは、シリカに対してシリコーン油を用いて、シリカ表面に被覆処理を施した粉体成分である。このような表面処理を施したシリコーン被覆シリカを用いることで、振とう時の再分散性、および噴霧後の肌触りに対して格段に優れた効果を奏するようになる。
シリコーン被覆シリカにおける、シリカとシリコーン油の使用比率は、前記効果を奏する限り特に限定されないが、例えば、シリカ100質量部に対して6〜15質量部のシリコーン油が使用される。
表面処理に用いられるシリコーン油としては、所望の効果が十分に付与されるものであれば特に限定されない。そのようなシリコーン油としては、例えば、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状シリコーン油;アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等の変性シリコーン油等を例示することができる。
本発明の一実施形態において、再分散性および肌触りの観点から、ストレートシリコーンを用いることが好ましく、中でも、メチルハイドロジェンポリシロキサンを用いることがより好ましい。
被覆処理の方法は、シリカの表面をシリコーン油で被覆することのできる公知の方法であれば特に限定されない。そのような方法としては、例えば、アルコール系溶剤または石油系溶剤中に、所定量のシリカとシリコーン油を加えて混合した後、溶媒を減圧留去し、得られた粉体を乾燥後粉砕し、加熱処理する方法等を例示することができる。
(B)成分は、市販品をそのまま用いることもできるし、既知の方法を用いて製造してもよい。
本発明のエアゾール製品において、組成物中の(A)成分に対する(B)成分の含有量(B/A)は、質量比で、1.5以上である。前記含有量(B/A)は、質量比で、好ましくは1.5〜10であり、より好ましくは3〜10、さらに好ましくは5〜10である。組成物中の(A)成分に対する(B)成分の含有量(B/A)を上記範囲内とすることで、酸化チタン被覆活性炭を(B)成分により十分に覆うことができ、その結果、エアゾール製品は目詰まりを抑制することができる。
本発明のエアゾール製品において、組成物中の(B)成分の含有量は、組成物中の(A)成分に対する(B)成分の含有量(B/A)が1.5以上(質量比)となる範囲で適宜設定され得る。組成物中の(B)成分の含有量は、組成物100質量%に対して、好ましくは0.15〜50.0質量%であり、より好ましくは0.75〜30.0質量%である。前記下限以上とすることで、酸化チタン被覆活性炭を十分に覆うことができ、その結果、目詰まりを抑制する効果を発揮することができる。また、前記上限以下とすることで、きしみのない使用感が得られる。
本発明のエアゾール製品において、(B)成分の平均粒子径は、1〜10μmであり、好ましくは2〜8μmであり、より好ましくは3〜7μmである。前記下限以上とすることで、酸化チタン被覆活性炭を効率的に覆うことができる。また、前記上限以下とすることで、(B)成分自体の目詰まりを抑制することができる。
本発明の一実施形態において、(B)成分は、94質量%のシリカが6質量%のシリコーンで被覆され、平均粒子径が5μmである、シリコーン被覆シリカであり得る。なお、このシリコーン被覆シリカは、後述する実施例で使用されている。
本発明のエアゾール製品において、(B)成分の平均粒子径は、レーザー回折散乱法により測定することができ、例えば、レーザー回折・散乱式粒度分析計「MT3300」(日機装株式会社製)により測定することができる。
(2−3.(C)成分)
本発明のエアゾール製品は、下記(C)成分を含有する組成物が、エアゾール容器に充填されている:
(C)油性成分。
本発明のエアゾール製品は、前記(C)成分を含有することにより、べたつき感を低減し、肌への白残りを抑制することができる。
油性成分としては、例えば、炭化水素油、シリコーン油、脂肪酸エステル油等が挙げられる。具体的には、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、合成スクワラン、植物性スクワラン、スクワラン、ワセリン、セレシン、ポリブテン、パラフィン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素油;メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等のシリコーン油;オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸オクチル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル等の脂肪酸エステル油、等を例示することができる。これらの油性成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。べたつき感の観点、および肌への白残りを抑制する観点から、脂肪酸エステル油、炭化水素油を用いることが好ましい。
(C)成分の含有量は、所望の効果が十分に付与されるのであれば特に限定されない。通常、肌への白残りを抑制する観点から、組成物100質量%に対して、20質量%以上が好ましく、30質量%以上がより好ましい。また、べたつき感の観点から、組成物100質量%に対して、80質量%以下が好ましく、70質量%以下がより好ましい。これらの観点から、(C)成分の含有量は、組成物100質量%に対して、好ましくは20〜80質量%であり、より好ましくは30〜70質量%である。
(2−4.その他の成分)
本発明のエアゾール製品に含まれる組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、上記した成分の他、通常化粧品に用いられる成分が含まれ得る。そのような成分としては、例えば、メントール、メンチルグリセリルエーテル、カンファ等の清涼剤;塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛等の制汗成分;塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、フェノール、トリクロロカルバニリド、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、サリチル酸、ソルビン酸、塩化リゾチーム等の殺菌成分;有機粉体・無機粉体・顔料等の粉体のうち前記(B)成分以外の粉体(例えば、シリカ、クロルヒドロキシアルミニウム、タルク等);エタノール等の低級アルコール;親油性界面活性剤、防腐剤、紫外線防止剤、酸化防止剤、植物抽出エキス、香料等を目的に応じて適宜配合することができる。
(2−5.エアゾール製品の製造方法)
本発明のエアゾール製品は、組成物と、噴射剤とをエアゾール容器に充填することにより調製することができる。用いられる噴射剤としては、化粧品に用いられるものであれば特に限定されないが、例えば、液化石油ガス等を例示することができる。
組成物と噴射剤との混合比(質量比、組成物/噴射剤)は、所望の効果が十分に発揮されるものであれば特に限定されない。通常、組成物の噴霧時の粉体成分の舞い散りの観点、ならびに使用感の観点から、2/98〜40/60の範囲で調整されることが好ましく、2/98〜30/70の範囲で調整されることがより好ましく、3/97〜25/75の範囲で調整されることがさらに好ましい。
本発明のエアゾール製品の製造方法は、既知の方法を用いることができる。例えば、配合する各成分を均一に分散させた組成物をエアゾール容器に充填し、エアゾール用バルブにより容器をクリンチした後、噴射剤をステムより規定量充填し、ステムに適したボタンを装着する方法を例示することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施例について以下に説明する。
〔実施例1〜9、比較例1〜7〕
表1および表2に記した組成物を常法に準じて調製後、透明の耐圧容器に噴射剤とともに所定比で充填し、実施例1〜9および比較例1〜7のエアゾール製品を製造した。各エアゾール製品について、以下に示す評価を行った。評価結果をそれぞれ表1および表2に示す。
なお、表1および表2中、各成分の配合量を示す数値の単位は質量%である。また、各成分の詳細は以下の通りである。
(1.(A)成分の製造方法)
活性炭(商品名「GW−B32/60」、クラレケミカル株式会社製)を解砕機を用いて破砕し、さらに分級して、平均粒径:40.9μmの活性炭(粉末活性炭)を得た。上記で得られた活性炭(平均粒径:40.9μm)1.8gと酸化チタン(商品名「CR−50」、石原産業株式会社製、平均粒径:0.25μm)10.8gを混合し、混合物(1)を得た。
45%アクリル酸アルキル共重合体液(商品名「ヨドゾールGH800F」、アクゾノーベル(AkzoNobel)社製)0.1gに、3%カルボキシメチルセルロース(CMC)水溶液0.02gと精製水2.5gを加え、十分に撹拌し、混合液(2)を得た。
混合液(2)を撹拌しながら、混合液(2)に混合物(1)を混合し、混合液(3)を得た。次いで、得られた混合液(3)を115℃で2時間乾燥し、さらに、乾燥物を解砕機にて粉状に解砕して酸化チタン被覆活性炭(白色活性炭)を得た。
(2.各成分の詳細)
シリコーン被覆シリカ:球状、平均粒子径5μm
シリコーン被覆シリカ:球状、平均粒子径15μm
シリカ:製品名:サイリシア(製造会社:富士シリシア化学社製、未処理球状、平均粒子径5μm)
シリカ:製品名:サイリシア250(製造会社:富士シリシア化学社製、破砕状、平均粒子径5μm)
シリカ:製品名:サイリシア380(製造会社:富士シリシア化学社製、破砕状、平均粒子径9μm)
タルク:製品名:クラウンタルク局方PP滅菌(製造会社:松村産業社製、板状、平均粒子径14μm)
パルミチン酸イソプロピル:製品名:エキセパールIPM(製造会社:花王社製)
流動パラフィン:製品名:CARNATION(製造会社:Sonneborn Inc.社製)
クロルヒドロキシアルミニウム:製品名:マイクロドライ3115(製造会社:Summit Research Labs,Inc.社製)
タルク:製品名:クラウンタルク局方PP滅菌(製造会社:松村産業社製)
無水エタノール:製品名:99無水エタノール(製造会社:日本アルコール販売社製)
なお、各成分の平均粒子径の測定は、レーザー回折・散乱式粒度分析計「MT3300」(日機装株式会社製)を用いて行った。
〔試験例〕
(1.目詰まりの評価)
各実施例および各比較例のエアゾール製品を25℃の恒温槽にそれぞれ保管し、隔日ごとに下記操作を繰り返し、噴霧状態の試験を行った。
(操作)
各恒温槽より各エアゾール製品を取出し、直ちに15秒間よく振ってから、3秒間噴霧吐出した。噴霧吐出後、各試料を恒温器に戻し、2日後に同様の試験を実施した。この操作を、中味が完全に無くなるまで、あるいは、目詰まり等により中味が噴霧吐出されなくなるまで繰り返し実施し、その状態を下記の基準に従い評価した。
<噴霧状態の評価基準>
○:観察期間内に噴霧状態に異常は見られない。
×:観察期間内に目詰まりにより噴霧状態がやや弱くなる。
(2.消臭効果の評価)
被験者の両方の腋窩を無香料石鹸で洗浄後、一方の腋窩に各エアゾール製品(噴霧量:約2.0g(内容物の量))を噴霧塗布した(塗布部)。比較のため、もう一方の腋窩にはエアゾール製品を塗布しなかった(未塗布部)。塗布8時間後に、両方の腋窩(塗布部、未塗布部)の臭気を下記評価基準に従い、専門パネル3名で評価した。被験者10名についての点数を平均し、平均点を算出し、下記の評価基準に従い、消臭効果を評価した。
<におい強度の評価基準>
0点:におわない。
1点:かすかににおう。
2点:弱くにおう。
3点:はっきりにおう。
4点:やや強くにおう。
5点:かなり強くにおう。
<平均点の評価基準>
○:平均点が2.5未満。
×:平均点が2.5以上。
(3.肌触りの評価)
専門評価パネルに、各エアゾール製品を、上腕部から10cm離して1秒間噴霧塗布してもらい、1分後の塗布部の肌触りについて、以下の評価基準に従って評価した。
<評価基準>
○:塗布部がさらさら感に優れ、肌触りが良い。
△1:塗布部を触るときしむ。
△2:塗布部が粉っぽく感じる。
Figure 0006927940
Figure 0006927940
以上の結果より、本発明の一実施形態に係るエアゾール製品、すなわち、酸化チタン被覆活性炭と、平均粒子径が1〜10μmの疎水性球状粉体と、油性成分とを含み、酸化チタン被覆活性炭に対する疎水性球状粉体の含有量が1.5以上(質量比)である、実施例1〜9のエアゾール製品は、比較例1〜7のものと比較して、消臭機能を有し、かつ、目詰まりが抑制される効果を奏することが分かった。さらに、実施例1〜9(特に、実施例1〜3、実施例5〜7および実施例9)のエアゾール製品は、肌触りにも優れる効果を合わせ持つことが分かった。
以下に、本発明の毛髪処理剤組成物の処方例を示す。
処方例1 デオドラントスプレー
(組成物)
酸化チタン被覆活性炭 1.2質量%
シリコーン被覆シリカ 15.0質量%
タルク 5.0質量%
パルミチン酸エチルヘキシル 35.0質量%
ミリスチン酸オクチルドデシル 22.7質量%
パルミチン酸イソプロピル 20.0質量%
エタノール 0.1質量%
メントール 0.5質量%
香料 0.5質量%
合計 100.0質量%
(噴射剤)
LPG 100.0質量%
(エアゾール製品)
組成物:噴射剤=5:95(質量比)
処方例2 デオドラントスプレー
(組成物)
酸化チタン被覆活性炭 0.8質量%
シリコーン被覆シリカ 20.0質量%
オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム 6.0質量%
パルミチン酸エチルヘキシル 20.0質量%
2−エチルヘキサン酸セチル 22.2質量%
イソノナン酸イソノニル 20.0質量%
エタノール 10.7質量%
メントール 0.3質量%
合計 100.0質量%
(噴射剤)
LPG 100.0質量%
(エアゾール製品)
組成物:噴射剤=7:93(質量比)
本発明は、好適なデオドラント剤として利用することができる。

Claims (4)

  1. 下記(A)成分と、下記(B)成分と、下記(C)成分とを含有する組成物が、エアゾール容器に充填されたエアゾール製品であり、
    前記組成物中の(A)成分に対する(B)成分の含有量(B/A)が1.5以上(質量比)であり、
    前記(B)成分は、無機粉体である、エアゾール製品:
    (A)活性炭と、前記活性炭の表面に存在する酸化チタンとを含む、酸化チタン被覆活性炭、
    (B)平均粒子径が1〜10μmの疎水性球状粉体、および
    (C)油性成分。
  2. 前記(A)成分の含有量が、0.1〜10.0質量%である、請求項1に記載のエアゾール製品。
  3. 前記(A)成分において、前記活性炭の平均粒子径が15.0〜50.0μmであり、かつ、前記酸化チタンの平均粒子径が0.01〜1.0μmである、請求項1または2に記載のエアゾール製品。
  4. 前記組成物中の(A)成分に対する(B)成分の含有量(B/A)が3〜10(質量比)である、請求項1〜のいずれか1項に記載のエアゾール製品。
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