JP6926892B2 - プラズマアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマアクチュエータに関するものである。
例えば特許文献1に示すように、近年の航空機エンジンにおいては、流体の流れを制御するデバイスとしてプラズマアクチュエータを用いる試みがなされている。このようなプラズマアクチュエータは、誘電体層に保持された一対の電極板を有しており、これらの電極板に外部の交流電源から電力が供給されることによって、誘電体層の一方側にプラズマを発生させる。このプラズマによって周囲の気体が誘導されるため、プラズマアクチュエータでは電極板への電力の供給を制御することによって流体の流れを制御することができる。
特表2013−530486号公報
ところで、上述のようなプラズマアクチュエータは、現在ほとんどが実験室等に試作されている。このため、プラズマアクチュエータを実際の航空機エンジンに搭載する場合には、どのようにしてプラズマアクチュエータを航空機エンジンのケーシング等に設置するのかが課題となる。特に、航空機エンジンにプラズマアクチュエータを搭載する場合には、メンテナンスを厳重に行う必要があるため、メンテナンスを容易に行えるようにプラズマアクチュエータを設置する必要がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、流体の誘導を行うプラズマアクチュエータにおいて、容易に設置箇所に取付けることができかつメンテナンスを容易に行うことを可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、電源に接続されてプラズマを発生させる一対の電極層と、上記電極層を保持する絶縁性の保持層とを備え、上記保持層の片側の領域で流体を誘導するプラズマアクチュエータであって、上記保持層の流体誘導面側に配置されると共に上記流体誘導面の面直方向から見て上記電極層を避けて配置された第1磁石部と、上記保持層の上記流体誘導面と反対側に配置され上記第1磁石部と共に上記保持層を挟持する第2磁石部とを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記第1磁石部が、上記流体誘導面に沿った方向における上記保持層の縁に配置されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記第2磁石部が、上記流体誘導面の面直方向から見て上記電極層を避けて配置されているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1または第2の発明において、上記流体誘導面の面直方向から見て上記電極層と重なる領域にて上記第2磁石部と上記保持層との間に配置され、上記第2磁石部による磁気を遮蔽するシールド層を備えるという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、上記保持層の上記流体誘導面と反対側に露出して配置されると共に、プラズマアクチュエータの設置面に合わせて形状設定された形状適合層を備えるという構成を採用する。
第6の発明は、上記第1磁石部の表面と上記保持層の表面とを含む面が単一平面とされているという構成を採用する。
第7の発明は、上記第1〜第6いずれかの発明において、上記電極層の1つが上記保持層の上記流体誘導面に配置され、当該電極層の表面を覆う保護層を備えるという構成を採用する。
本発明のプラズマアクチュエータによれば、第1磁石部と第2磁石部とによって、電極層を保持する保持層が挟持されている。このため、プラズマアクチュエータを簡素でかつ一体化された構造とすることができる。また、本発明のプラズマアクチュエータでは、簡素でかつ一体化された構造であるうえに、第2磁石部の磁力によって磁性体からなる航空機用エンジンのケーシング等に容易に着脱することができる。したがって、本発明のプラズマアクチュエータによれば、第2磁石部によって容易に設置箇所に取付けることができ、さらには構造が単純でかつ容易に取り外せるためメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
本発明の第1実施形態におけるプラズマアクチュエータの概略構成図であり、(a)が断面図であり、(b)が平面図である。 本発明の第2実施形態におけるプラズマアクチュエータの概略構成を示す断面図である。 本発明の第3実施形態におけるプラズマアクチュエータの概略構成を示す断面図である。 本発明の第4実施形態におけるプラズマアクチュエータの概略構成を示す側面図である。 本発明の第5実施形態におけるプラズマアクチュエータの概略構成を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るプラズマアクチュエータの一実施形態について説明する。なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1は、本第1実施形態のプラズマアクチュエータ1の概略構成図であり、(a)が断面図であり、(b)が平面図である。本実施形態のプラズマアクチュエータ1は、交流の高圧電源100から供給される電力によってプラズマPを発生させ、プラズマPによって周囲の気体Y(流体)を誘導するものであり、全体として板状に形状設定されている。本実施形態のプラズマアクチュエータ1の設置姿勢は任意である。ただし、以下の説明においては、説明の便宜上、図1(a)に示すように、板状の本実施形態のプラズマアクチュエータ1の厚さ方向を上下方向とし、後述の上側電極層3が配置される側を上側、後述の下側磁石部6が配置される側を下側と称する。
本実施形態のプラズマアクチュエータ1は、航空機エンジンのケーシング等に設置され、図1(a)に示すように、保持層2と、上側電極層3(電極層)と、下側電極層4(電極層)と、上側磁石部5(第1磁石部)と、下側磁石部6(第2磁石部)とを備えている。
保持層2は、上側電極層3及び下側電極層4を保持する誘電体からなる板状の層であり、プラズマアクチュエータ1の芯材となる絶縁性の強度部材である。例えば、保持層2は、航空機エンジンの燃焼ガス流路等に配置される場合には、耐熱性が高いセラミックス等によって形成される。ただし、本実施形態のプラズマアクチュエータ1が高温環境に配置されない場合には、保持層2を例えば樹脂材によって形成することも可能である。図1(a)に示すように、この保持層2の上面2a側(流体誘導面側)にプラズマPが形成され、気体Yが誘導される。つまり、保持層2の上面2a(片側の面)は、流体誘導側に配置された面である。
保持層2の上面2a側には、上側磁石部5が収容される凹部2bが設けられている。この凹部2bは、上面2aに沿う方向(上下方向と直交する方向)において、保持層2の両側の縁に各々設けられている。この凹部2bの上下方向における深さ寸法は、上側磁石部5の厚さ寸法と一致するように設定されている。
また、保持層2は、図1(a)に示すように、上側電極層3を上面が露出するように保持し、下側電極層4を上側電極層3よりも下側において内包するように保持している。このような保持層2は、セラミックスからなる複数の板材を積層することによって形成することができる。例えば、上側電極層3、下側電極層4及び上側磁石部5が配置される領域を避けるように形状設定されたセラミックスからなる板材を上下方向に複数積層させることによって、保持層2を形成することができる。また、保持層2の上面2aは、平面とされており、上側電極層3の上面及び上側磁石部5の上面と面一とされている。これによって、本実施形態のプラズマアクチュエータ1の流体誘導側の面の全体が、単一平面とされている。
上側電極層3及び下側電極層4は、一対の電極層をなしており、各々が気体Yの案内方向と直交する方向を長手方向とする矩形状の金属性の板部材であり、例えば銅によって形成されている。上側電極層3が不図示の配線層を介して高圧電源100の一方の端子に接続され、下側電極層4が不図示の配線層を介して高圧電源100の他方の端子に接続されている。上側電極層3は、図1(a)に示すように、下側電極層4よりも上側に配置され、上面が露出するように保持層2に保持されている。下側電極層4は、図1(a)に示すように、上側電極層3よりも下側に配置され、保持層2に内包されている。これらの上側電極層3と下側電極層4とは、図1(a)及び図1(b)に示すように、保持層2の上面2aの面直方向(すなわち上下方向)から見て、重ならずに気体Yの案内方向(保持層2の上面2a)に変位して配置されている。
上側磁石部5は、保持層2の凹部2bに収容され、保持層2の上面2a側に配置された永久磁石である。本実施形態のプラズマアクチュエータ1においては、上述のように、保持層2の両側の縁の各々に対して凹部2bが形成されている。上側磁石部5は、これらの各々に対して配置されている。つまり、本実施形態において上側磁石部5は、2つ設けられている。これらの上側磁石部5は、保持層2の幅と同一寸法とされており、凹部2bに沿って配置されている。このような上側磁石部5は、図1(b)に示すように、保持層2の上面2aの面直方向から見て、上側電極層3及び下側電極層4を避けて配置されている。
下側磁石部6は、保持層2の下面に当接して配置されている。つまり、下側磁石部6は、保持層2の上面2aと反対側に配置されている。本実施形態においては、下側磁石部6は、保持層2の下面の全面に当接する大きさとされている。また、下側磁石部6は、上側磁石部5に近接する方向に磁力が作用するように、極性が定められている。つまり、上側磁石部5の下側がS極とされている場合には、下側磁石部6の上側がN極とされている。このような下側磁石部6は、上側磁石部5と共に保持層2を挟持している。また、下側磁石部6は、本実施形態のプラズマアクチュエータ1を航空機エンジンのケーシング等に搭載する場合に、プラズマアクチュエータ1を設置面に固着させるための磁力を発生する。
本実施形態のプラズマアクチュエータ1では、上側磁石部5と下側磁石部6とで保持層2が挟持されることによって、電極層(上側電極層3及び下側電極層4)を保持する保持層2と、上側磁石部5と、下側磁石部6とが一体化されている。このような本実施形態のプラズマアクチュエータ1を航空機エンジンのケーシング等の設置面に設置する場合には、下側磁石部6を設置面に向けて近づけるのみで、下側磁石部6の磁力によって本実施形態のプラズマアクチュエータ1が設置面に固着される。また、本実施形態のプラズマアクチュエータ1をメンテナンス等で取り外す場合には、下側磁石部6が発生する磁力以上の力でプラズマアクチュエータ1を設置面から引き離すことによって、容易に取り外すことができる。このような本実施形態のプラズマアクチュエータ1では、高圧電源から交流電力が上側電極層3及び下側電極層4に供給されると、保持層2の一方側(上側電極層3が露出する側)でプラズマPが発生される。このプラズマPによって、気体Yが誘導される。
以上のような本実施形態のプラズマアクチュエータ1によれば、上側磁石部5と下側磁石部6とによって、電極層を保持する保持層2が挟持されている。このため、プラズマアクチュエータ1を簡素でかつ一体化された構造とすることができる。また、本実施形態のプラズマアクチュエータ1では、簡素でかつ一体化された構造であるうえに、下側磁石部6の磁力によって磁性体からなる航空機用エンジンのケーシング等に容易に着脱することができる。したがって、本実施形態のプラズマアクチュエータ1によれば、下側磁石部6によって容易に設置箇所に取付けることができ、さらには構造が単純でかつ容易に取り外せるためメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
また、本実施形態のプラズマアクチュエータ1においては、上側磁石部5は、保持層2の上面2aに沿った方向における保持層2の縁に配置されている。このため、上側磁石部5を電極層(上側電極層3及び下側電極層4)から最も遠ざけて配置することができる。このため、上側磁石部5がプラズマPに与える影響を軽減することが可能となる。
また、本実施形態のプラズマアクチュエータ1においては、上側磁石部5の表面と保持層2の表面(上面2a)とを含む面が単一平面とされている。このため、プラズマアクチュエータ1の表面を単一平面とすることができ、プラズマアクチュエータ1の表面において流体の流れが意図せずに変化することを抑止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図2は、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Aの概略構成を示す断面図である。この図に示すように、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Aでは、保持層2の下面側に、下側磁石部6が収容される凹部2cが設けられている。この凹部2cは、保持層2の下面に沿う方向(上下方向と直交する方向)において、保持層2の両側の縁に各々設けられている。この凹部2cの上下方向における深さ寸法は、下側磁石部6の厚さ寸法と一致するように設定されている。
また、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Aにおいては、保持層2の凹部2cに収容された下側磁石部6を備えている。本実施形態のプラズマアクチュエータ1においては、上述のように、保持層2の両側の縁の各々に対して凹部2cが形成されている。下側磁石部6は、これらの各々に対して配置されている。つまり、本実施形態において下側磁石部6は、2つ設けられている。これらの下側磁石部6は、保持層2の幅と同一寸法とされており、凹部2cに沿って配置されている。このような下側磁石部6は、図2に示すように、保持層2の上面2aの面直方向から見て、上側電極層3及び下側電極層4を避けて配置されている。
このような本実施形態のプラズマアクチュエータ1Aによれば、上側磁石部5に加えて、下側磁石部6も電極層(上側電極層3及び下側電極層4)から遠ざけて配置することができる。このため、下側磁石部6がプラズマPに与える影響を軽減することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本第3実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図3は、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Bの概略構成を示す断面図である。この図に示すように、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Bでは、保持層2と下側磁石部6と間に配置されるシールド層7を備えている。このシールド層7は、下側磁石部6から電極層(上側電極層3及び下側電極層4)やプラズマPの形成領域に向かう磁気(磁束)を遮蔽する層であり、例えば鉄によって形成されている。このようなシールド層7は、保持層2の上面2aの面直方向から見て電極層(上側電極層3及び下側電極層4)と重なる領域に配置されている。
このような本実施形態のプラズマアクチュエータ1Bによれば、シールド層7によって、下側磁石部6からプラズマPに向かう磁気が遮蔽されるため、下側磁石部6の磁気がプラズマPに与える影響を低減することが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、本第4実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図4は、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Cの概略構成を示す側面図であり、図1で示された断面に沿った方向から見た図である。この図に示すように、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Cは、保持層2の下面側(上面2aと反対側)に露出して配置されるスペーサ層8(形状適合層)を備えている。このスペーサ層8は、樹脂等の非磁性材によって形成されており、プラズマアクチュエータの設置面に合わせて形状設定されている。
例えば、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Cが航空機エンジンの内部流路において、ケーシング壁に取り付けられる場合には、図4に示すように、スペーサ層8は、下面がケーシング壁に沿って湾曲された形状に設定される。このような本実施形態のプラズマアクチュエータ1Cによれば、設置面に対して安定して固定することが可能となる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。なお、本第5実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図5は、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Dの概略構成を示す断面図である。この図に示すように、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Dは、上側電極層3の表面を含めて保持層2の上面2aの全体を覆う保護層9を備えている。つまり、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Dにおいては、電極層の1つである上側電極層3が保持層2の上面に配置され、上側電極層3の表面を覆う保護層9を備えている。
このような保護層9は、例えば耐熱性及び耐水性に優れた樹脂材によって形成されており、上側電極層3の表面が燃焼ガスやプラズマPによって劣化することを抑制する。このため、本実施形態のプラズマアクチュエータ1Dによれば、耐久性を向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、プラズマアクチュエータが板状である構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の形状を採用することが可能である。
1……プラズマアクチュエータ
1A……プラズマアクチュエータ
1B……プラズマアクチュエータ
1C……プラズマアクチュエータ
1D……プラズマアクチュエータ
2……保持層
2a……上面(流体誘導面)
2b……凹部
2c……凹部
3……上側電極層(電極層)
4……下側電極層(電極層)
5……上側磁石部(第1磁石部)
6……下側磁石部(第2磁石部)
7……シールド層
8……スペーサ層(形状適合層)
9……保護層
100……高圧電源
P……プラズマ
Y……気体

Claims (7)

  1. 電源に接続されてプラズマを発生させる一対の電極層と、前記電極層を保持する絶縁性の保持層とを備え、前記保持層の片側の領域で流体を誘導するプラズマアクチュエータであって、
    前記保持層の流体誘導面側に配置されると共に流体誘導面の面直方向から見て前記電極層を避けて配置された第1磁石部と、
    前記保持層の前記流体誘導面と反対側に配置され前記第1磁石部と共に前記保持層を挟持する第2磁石部と
    を備えることを特徴とするプラズマアクチュエータ。
  2. 前記第1磁石部は、前記流体誘導面に沿った方向における前記保持層の縁に配置されていることを特徴とする請求項1記載のプラズマアクチュエータ。
  3. 前記第2磁石部は、前記流体誘導面の面直方向から見て前記電極層を避けて配置されていることを特徴とする請求項1または2記載のプラズマアクチュエータ。
  4. 前記流体誘導面の面直方向から見て前記電極層と重なる領域にて前記第2磁石部と前記保持層との間に配置され、前記第2磁石部による磁気を遮蔽するシールド層を備えることを特徴とする請求項1または2記載のプラズマアクチュエータ。
  5. 前記保持層の前記流体誘導面と反対側に露出して配置されると共に、プラズマアクチュエータの設置面に合わせて形状設定された形状適合層を備えることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載のプラズマアクチュエータ。
  6. 前記第1磁石部の表面と前記保持層の表面とを含む面が単一平面とされていることを特徴とする請求項1〜5いずれか一項に記載のプラズマアクチュエータ。
  7. 前記電極層の1つが前記保持層の前記流体誘導面に配置され、
    当該電極層の表面を覆う保護層を備える
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか一項に記載のプラズマアクチュエータ。
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