JP6926359B2 - 検知装置 - Google Patents

検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6926359B2
JP6926359B2 JP2018080370A JP2018080370A JP6926359B2 JP 6926359 B2 JP6926359 B2 JP 6926359B2 JP 2018080370 A JP2018080370 A JP 2018080370A JP 2018080370 A JP2018080370 A JP 2018080370A JP 6926359 B2 JP6926359 B2 JP 6926359B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshold value
light receiving
signal
light
receiving signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018080370A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019190861A (ja
Inventor
賢 成田
賢 成田
隼斗 宮崎
隼斗 宮崎
Original Assignee
竹中エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 竹中エンジニアリング株式会社 filed Critical 竹中エンジニアリング株式会社
Priority to JP2018080370A priority Critical patent/JP6926359B2/ja
Publication of JP2019190861A publication Critical patent/JP2019190861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6926359B2 publication Critical patent/JP6926359B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、投光器と受光器、制御器とで構成される検知装置に関するものであり、特に雑音環境下における不動作防止に関するものである。
従来の、侵入者の検出や装置の起動を目的として使用されるこの種の検知装置としては、制御器から受信した投光信号を光線として投光する投光器と、光線を受光し受光信号として制御器に送信する受光器と、投光器に投光信号を送信し受光器から受光信号を受信する制御器とにより構成され、投光器と受光器とを検知区間を隔てて対向し、光軸を合せて設置する形態のものがある。検知区間を通過する人間や物体により、投光器から投光される光線が遮断され、受光器に到達しないことを検出して、検知動作をするものである。
この種の検知装置には光線として赤外線、紫外線、可視光線を使用することができる。また、特に防犯用や産業用の検知装置としては、一般的に赤外線が用いられる。
本発明における光軸とは、投光器の光出力特性の中心軸や、受光器の光入力特性の中心軸のことを指す。また、これらの特性の中心軸が重なるよう対向させることを、光軸を合わせるという。
外乱光や電磁的雑音(以下これら2つをまとめて雑音等と記す)が影響することで、投光器と受光器の間を遮断し光線を遮った場合でも検知動作をしない場合があり、これを不動作といい、また、投光器と受光器の間を遮断していないにもかかわらず検知動作をしてしまう場合があり、これを誤動作という。
外乱光は、蛍光灯の他、周期的に点滅を繰り返す交流光、太陽光の様に略一定量の光を連続する直流光が存在し、受光器を経由して制御器に入力される。
電磁的雑音は、自動ドアのモーターに由来するものが電源配線等を経由して制御器に入力されたり、電波が電源配線や投光器と制御器間又は受光器と制御器間の配線を経由して制御器に入力されたりすることがある。電磁リレー等に由来するものは切り替え時のみ電磁的雑音を発生するのに対し、自動ドア等のモーターに由来するもの等は、モーターの動作中は連続して電磁的雑音を発生する。
一般的にこの種の検知装置においては、設置時に、投光器への供給電力調整により投光量を設定、又は、設置環境を考慮して遮断の有無を判断するための閾値を適切な値に設定する。例えば、雑音等の多い環境においては、雑音等により不動作とならないように投光器への供給電力を増やしたり、閾値を通常より高く設定したりすることで、投光中の受光量確認において、投光信号と雑音等を弁別できるようにしている。
従来、受光器が外乱光を受けた場合にも正常な動作を続けるよう、受光器の回路を改良したものがあった(例えば、特許文献1)。また、特許文献2のように雑音などを受けた場合に投光周期を変えることで、外乱光の影響を回避するものがあった。これにより、電磁リレー等に由来する電磁的雑音や、瞬間的なものや周期的に点滅を繰り返す外乱光などの雑音、ある一定の周期で入力される雑音による誤動作、不動作を防ぐことができる。
また、特許文献3では雑音等の影響下において、雑音量に応じて閾値を移動することで雑音等の影響を回避しているが、光電センサに対して対象検出物の位置を決めて、予め平均受光量を設定(位置合わせチューニング)する必要があり、対象検出物が通過する位置が定まっていない場合は利用することができない。
実公平6−34713号公報 特開2017−158177号公報 特許第5128329号公報
上述した従来の投光周期を変える方法では、雑音等が連続して入力されると、投光と受光の周期を変えても同じように雑音等が存在するため不動作となることや、対象検出物が通過する位置が予め決められている必要があるといった問題点があった。
上述した雑音等は設置時に必ずしも発生しているものではなく、設置時に予め投光量を大きく設定すれば消費電力を不要に増大し、検知と扱うための閾値を高く設定すると検知区間が短くなってしまうという問題があった。
そこで本発明は、上述した課題を解決し、連続して雑音等が入力され続けても不動作とならず、消費電力の増加も少ない検知装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明では次のような技術的手段を講じた。
制御器と投光器と受光器とで構成され、前記投光器は、前記制御器から受信した投光信号を光線として投光し、前記受光器は、前記投光器より投光された前記光線を受光し受光信号として前記制御器に送信し、前記制御器は、前記投光器に前記投光信号を送信し前記受光器より前記受光信号を受信し、前記投光器が投光していないときの受光信号R1と、前記投光器が投光しているときの受光信号R2とを記憶し、閾値1と閾値2とを有し、閾値1は、固定値で、雑音等が無いときの閾値2と同値であり、閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2は同極性であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が正の場合、受光信号R2が閾値2より小さいとき検知信号を発し、雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より小さい値であり、雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より大きい値であり、雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1に加算した値であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が負の場合、受光信号R2が閾値2より大きいとき検知信号を発し、雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より大きい値であり、雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より小さい値であり、雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1から減算した値である検知装置としている。
また、投光器の投光終了後から、予め制御器に記憶した受光器における受光回路のコンデンサの放電にかかる時間の経過後から、投光が開始するまでの間に受光信号R1を制御器に記憶させることが好ましい。
また、受光器は、投光器が投光していない期間における投光し終えた直後と次に投光する直前の中点において受光する受光信号と、投光器が投光する直前の受光信号と、の平均を受光信号R1とすることが好ましい。
また、制御器は受光信号R1の大きさに応じて投光信号の大きさを補正することが好ましい。
雑音等の大きさに応じて閾値2の大きさが変化するため、検知装置が不動作となりにくくなるといった効果がある。
また、閾値2を大きくすると、検知距離や環境によっては十分な受光量が得られず、誤動作となってしまう場合があるが、雑音等の大きさに応じて制御器は投光量を増加することで、十分な受光量となるよう調整することができ、誤動作を防ぐとともに、雑音が無くなった時は投光量を低下することで不要な消費電力の増大を防ぐといった効果がある。
本発明による検知装置の実施形態を示した機能ブロック図である。 従来技術による検知装置の投光波形と、受光波形の雑音等による影響を示すタイムチャートである。 本発明技術による検知装置の投光波形と、投光波形及び受光波形の雑音等による影響を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の検知装置の実施形態の一例を説明する。
本発明は、図1のような検知装置を構成する。制御器30は投光器10に投光信号Tを送信する。投光器10は投光信号Tに従い、投光部11より光線2を投光する。光線2を受光器20の受光部21が受光すると、受光器20はパルス信号である受光信号Rを制御器30に送信する。制御器30は受光信号Rにより投光部11と受光部21の間の光線2が検知対象物5により遮断されたか否かを判断し、遮断されたと判断すれば検知出力4を図示されない自動ドア制御盤などに送信する。制御器30は図示されない電源装置から電源入力31を受け、投光器10及び受光器20に図示はしないが電源を供給する。雑音等6は投光器10、光線2、受光器20、制御器30、電源入力31やそれらの配線を経由して、受光信号Rに混合される。この検知装置が特徴とするところは、制御器30が受光信号Rに含まれる雑音等6による影響を考慮し、閾値を補正することにある。
図2は従来技術の投光信号Tと、受光信号Rの波形であり、雑音等6による影響を対比している。受光信号Rの波形は、投光回路、受光回路、プログラムなどによって異なるが、ここでは受光回路におけるCR回路の時定数の影響により立ち上がりと立ち下がりになまりのあるパルス波形となっている。
従来技術の説明のため図2(a)から(c)にそれぞれ4回分の投光と受光の代表例を示す。また、図2における受光信号R2(2)は投光器10と受光器20の間を遮断されることで光線2が受光器20に到達しないようになっており、投光器10と受光器20の間が遮断されず光線2が受光器20に到達していた場合の波形を破線で示している。
図2(a)は従来技術による投光器における投光信号の大きさは、雑音等6の影響の有無にかかわらず、一定となることを示している。
図2(b)は雑音等6が無い場所の従来技術の検知装置において、受光信号Rが雑音等6の影響を受けないときの波形を示している。受光信号R2(2)において、制御器30は受光信号Rと閾値1を比較する時に投光器と受光器の間が遮断されており、受光信号Rは閾値1より小さいことでそのことを判断する。
図2(c)は従来技術の検知装置において、受光信号Rが雑音等6の影響を受けたときの波形を示している。受光信号R2(2)において、制御器30は受光信号Rと閾値1を比較する時に投光器10と受光器20の間が遮断されているにもかかわらず、雑音等6の影響により受光信号Rが閾値1より大きいことで遮断されていないと判断するため、不動作の要因となる。
図3は本発明技術の投光信号Tと、受光信号Rの波形であり、雑音等6による影響を対比している。ここで検知装置は本発明によるものと同じ図1の構成とし、雑音等6についても従来技術との対比のため図2におけるものと同じものとしている。受光信号Rの波形は、投光回路、受光回路、プログラムなどによって異なるが、ここでは受光回路におけるCR回路のコンデンサ容量と抵抗成分により定まる時定数の影響により立ち上がりと立ち下がりになまりのあるパルス波形となっている。
図3(a)から(d)にそれぞれ4回分の投光と受光の代表例を示す。また、図3における受光信号R2(2)は投光器10と受光器20の間を遮断されることで光線2が受光器20に到達しないようになっており、投光器10と受光器20の間が遮断されず光線2が受光器20に到達していた場合の波形を破線で示している。
図3(a)は雑音等6が無い場所の本発明による投光器における投光信号Tの大きさを示している。雑音等6の無い状態では、投光信号T(1)から(4)について図2(a)の従来技術の投光信号Tと同じ大きさとなる。雑音等6のある状態における、投光信号Tの大きさについては後述する。
図3(b)は雑音等6が無い場所の本発明による検知装置における受光信号Rの波形を示しており、本発明による検知装置においても雑音等6の影響が無い状態では従来技術による検知装置と同じように動作することを示している。例として、受光信号R2(1)は閾値1よりも高い値であるため、投光器と受光器の間が遮断されていないと判断する。また、受光信号R2(2)に示すように、投光器10と受光器20の間が遮断されることによって、受光信号R2が閾値1に達しなければ遮断されていると判断する。また、本発明技術による検知装置は閾値2を持つが、雑音等6が無い状態では閾値1と同値となる。
図3(c)は雑音等6がある場所の本発明による投光器の投光信号Tの大きさを示している。図3(a)においては、雑音等6の無い状態における投光信号Tを示したが、本図面の投光信号T(2)及び投光信号T(3)に示すように、受光信号Rが雑音等6の影響を受けたときは投光信号Tが大きくなることがわかる。
図3(d)は本発明による検知装置において、雑音等6の影響を受けたときの受光信号Rの波形を示している。区間t(1)から区間t(4)はそれぞれ、前の受光信号の立ち下りの直後から次の投光が始まる直前までの期間を示している。受光信号R1は投光器10が光線2を投光していない時の受光信号Rを取得し、演算したものであり、雑音等6の大きさを表すものである。
前述の通り、受光信号Rの波形は、受光回路におけるCR回路のコンデンサ容量と抵抗成分により定まる時定数の影響により立ち上がりと立ち下がりになまりのあるパルス波形となっている。従って、受光信号R1は受光器20への投光信号Tの入力の有無の切替りにより対数的に、立ち上がりと立ち下がりを行うものである。このことから、コンデンサ容量値と抵抗値により、立ち下がりにかかる時間(コンデンサの放電にかかる時間)がわかるため、これらの値から算出した時間の経過後に受光信号Rを取得し受光信号R1とすることで、受光信号R1は投光信号Tの影響を受けないため、雑音等6のみを入力とした値を得ることができる。この立ち下がりにかかる最長時間は制御器30に予め記憶しており、投光信号Tの投光を終了してからこの時間経過するまで、受光信号R1を算出するために受光信号Rを取得しない。
受光信号R1は各区間tごとに記憶し、受光信号R1(1)から受光信号R1(4)を定める。各受光信号R1は、区間tの中で1回以上受光信号Rを取得し、それらの平均値、中央値、またはその他演算値とする。この際の受光信号には区間tの中間と投光開始直前を含めることで、精度良く雑音信号である受光信号R1を演算できる。受光信号Rの取得回数は多い方が信頼性は高くなるが、データ量が増えるため多くは出来ない。区間tの中間と投光開始直前とすることで2回でも信頼性が高くなる。
従来技術においては雑音等6の影響の有無にかかわらず、図2(a)に示すように投光信号T(1)から投光信号T(4)の大きさは一定とするのに対して、図3(c)に示すように本発明技術においては、閾値2の設定と併せて投光信号Tも増大させる。光線が遮断されていなければ、受光信号R2は投光信号T(1)から投光信号T(4)の大きさと連動して受光信号R2(1)=受光信号R2(4)<受光信号R2(2)<受光信号R2(3)というように増大するため、閾値に対する受光信号R2の余裕を確保することができる。雑音等6の影響が無くなれば、図3(d)における受光信号R2(4)に示すように、閾値2は雑音等6の影響を受ける前の閾値2(1)、投光信号Tは雑音等6の影響を受ける前の投光信号T(1)と同じ大きさに戻り、消費電流を抑えることができる。
受光信号R1の記憶後から投光信号Tの立ち上がりまでに、閾値1と受光信号R1に応じて閾値2を定め、これらは閾値2(1)から閾値2(4)とし、これらの閾値2はそれぞれの次の投光時において記憶される、受光信号R2との比較において用いられる。そのため、雑音等6の影響を受けても不動作となることはない。
閾値2は閾値1と受光信号R1に応じて定められると前述したが、具体的には受光信号R1に予め制御器30において設定された係数をかけたものを閾値1に加算する、といった方法を用いる。
図2(c)における従来技術の受光信号R2(2)は閾値1より大きいため遮断無しと、誤った判断により不動作となっているが、図3(d)における本発明による受光信号R2(2)は閾値2(2)より小さいため投光器と受光器の間が遮断されたことが正常に判断できることを示している。
以上本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではない。例えば、投光器、受光器、制御器が分かれており、投光器と受光器の間が遮断されたことを検知する検知装置である場合を例として説明を行っているが、投光器又は受光器と制御器が一体であってもよいし、投光器と受光器が一体となっており反射板等との間が遮断されたことを検知する検知装置であってもよい。
また、投光信号は単一周期ではなく複数の周期を組み合わせたものであってもよい。
また、投光器、受光器、制御器の間は有線接続、無線接続のどちらであってもよい。投光器、受光器、制御器それぞれが別々に電源入力を行うことも考えられる。
1 投光信号
10 投光器
11 投光部
2 光線
20 受光器
21 受光部
3 受光信号
30 制御器
31 電源入力
4 検知出力
5 検知対象物
6 雑音等

Claims (4)

  1. 制御器と投光器と受光器とで構成され、
    前記投光器は、前記制御器から受信した投光信号を光線として投光し、
    前記受光器は、前記投光器より投光された前記光線を受光し受光信号として前記制御器に送信し、
    前記制御器は、前記投光器に前記投光信号を送信し前記受光器より前記受光信号を受信し、
    前記投光器が投光していないときの受光信号R1と、
    前記投光器が投光しているときの受光信号R2とを記憶し、
    閾値1と閾値2とを有し、
    閾値1は、固定値で、雑音等が無いときの閾値2と同値であり、
    閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2は同極性であり、
    閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が正の場合、受光信号R2が閾値2より小さいとき検知信号を発し、
    雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より小さい値であり、
    雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より大きい値であり、
    雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1に加算した値であり、
    閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が負の場合、受光信号R2が閾値2より大きいとき検知信号を発し、
    雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より大きい値であり、
    雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より小さい値であり、
    雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1から減算した値であり、
    前記制御器は、前記投光器の投光終了後から予め記憶した前記受光器における受光回路のコンデンサの放電にかかる時間の経過後から、投光が開始するまでの間に受光信号R1を記憶することを特徴とする検知装置。
  2. 制御器と投光器と受光器とで構成され、
    前記投光器は、前記制御器から受信した投光信号を光線として投光し、
    前記受光器は、前記投光器より投光された前記光線を受光し受光信号として前記制御器に送信し、
    前記制御器は、前記投光器に前記投光信号を送信し前記受光器より前記受光信号を受信し、
    前記投光器が投光していないときの受光信号R1と、
    前記投光器が投光しているときの受光信号R2とを記憶し、
    閾値1と閾値2とを有し、
    閾値1は、固定値で、雑音等が無いときの閾値2と同値であり、
    閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2は同極性であり、
    閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が正の場合、受光信号R2が閾値2より小さいとき検知信号を発し、
    雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より小さい値であり、
    雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より大きい値であり、
    雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1に加算した値であり、
    閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が負の場合、受光信号R2が閾値2より大きいとき検知信号を発し、
    雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より大きい値であり、
    雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より小さい値であり、
    雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1から減算した値であり、
    前記制御器は受光信号R1の大きさに応じて前記投光信号の大きさを補正することを特徴とする検知装置。
  3. 請求項1において、前記制御器は受光信号R1の大きさに応じて前記投光信号の大きさを補正することを特徴とする検知装置。
  4. 請求項1または2または3において、前記受光器は前記投光器が投光していない期間における投光し終えた直後と次に投光する直前の中点において受光する受光信号と、前記投光器が投光する直前の受光信号と、
    の平均を受光信号R1とすることを特徴とする検知装置。
JP2018080370A 2018-04-19 2018-04-19 検知装置 Active JP6926359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018080370A JP6926359B2 (ja) 2018-04-19 2018-04-19 検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018080370A JP6926359B2 (ja) 2018-04-19 2018-04-19 検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019190861A JP2019190861A (ja) 2019-10-31
JP6926359B2 true JP6926359B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=68389792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018080370A Active JP6926359B2 (ja) 2018-04-19 2018-04-19 検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6926359B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023139718A (ja) * 2022-03-22 2023-10-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 光電センサ、及び、受光ユニット

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61135222A (ja) * 1984-12-06 1986-06-23 Sankusu Kk 個別ヒステリシス付き多光軸光電スイツチ
US5496996A (en) * 1995-01-24 1996-03-05 Honeywell Inc. Photoelectric device with capability to change threshold levels in response to changing light intensities
JP3821458B2 (ja) * 1998-02-27 2006-09-13 株式会社富士通ゼネラル 光走査による対象物情報検出装置
JP2004333173A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Sunx Ltd 多光軸光電センサ
JP4576528B2 (ja) * 2004-07-28 2010-11-10 オプテックス株式会社 防犯用センサ装置
JP2006146417A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Optex Co Ltd 能動型赤外線検知装置
JP2008128936A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Nec Computertechno Ltd 光センサ装置検知レベル調整方法および光センサ装置検知レベル調整システム
DE102010025929B4 (de) * 2010-07-02 2018-08-02 Pantron Instruments Gmbh Verfahren zum gepulsten Betreiben einer Lichtschranke und Lichtschranke
JP5640806B2 (ja) * 2011-02-23 2014-12-17 オムロン株式会社 センサ装置
JP6031245B2 (ja) * 2012-03-30 2016-11-24 パイオニア株式会社 物体検出装置、物体検出方法、物体検出用プログラム及び情報記録媒体
JP6590553B2 (ja) * 2015-06-29 2019-10-16 アズビル株式会社 光電センサ
JP6754629B2 (ja) * 2016-06-24 2020-09-16 旭化成エレクトロニクス株式会社 プログラム、コンピュータ可読媒体、端末装置、推定装置および推定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019190861A (ja) 2019-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3033923B1 (en) Sensing within a region.
JP6590553B2 (ja) 光電センサ
GB2526072B (en) A method of operating an automatic door installation
CN105035926A (zh) 光学传感器的测试方法
JP6852481B2 (ja) 光電センサ
JP6926359B2 (ja) 検知装置
US4942385A (en) Photoelectric intrusion detector
CN110764077B (zh) 自适应微波频率控制的动作侦测方法及相关装置
US10104736B2 (en) Method for controlling at least one light barrier, control circuit and thus equipped self-service terminal
US10126413B2 (en) Method for operating an optoelectronic proximity sensor
US20140110571A1 (en) Motion sensor and method of operating the same
US20190353517A1 (en) Infrared safety beam system
US20160088714A1 (en) Controlling a function of a space
JP2006146417A (ja) 能動型赤外線検知装置
JP5747582B2 (ja) 多光軸光電センサ
JPH04271613A (ja) 光電スイッチ
EP4216674A1 (en) Methods and arrangements for controlling a building automation system according to user detection
JP2008128936A (ja) 光センサ装置検知レベル調整方法および光センサ装置検知レベル調整システム
JP2002193573A (ja) 検知ゾーン内にある物体を検知する方法およびシステム
JP3122832B2 (ja) パルスカウント方式の赤外線検知装置
JP3372328B2 (ja) 光電センサ
JP5877766B2 (ja) ビームセンサの信号処理回路
JP2000018492A (ja) ドアウエイの光電検出装置
JP4789278B2 (ja) メダル投入検出装置
JPS58108439A (ja) 光パルス式煙感知器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210128

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210128

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6926359

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250