JP6926359B2 - 検知装置 - Google Patents
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Description
制御器と投光器と受光器とで構成され、前記投光器は、前記制御器から受信した投光信号を光線として投光し、前記受光器は、前記投光器より投光された前記光線を受光し受光信号として前記制御器に送信し、前記制御器は、前記投光器に前記投光信号を送信し前記受光器より前記受光信号を受信し、前記投光器が投光していないときの受光信号R1と、前記投光器が投光しているときの受光信号R2とを記憶し、閾値1と閾値2とを有し、閾値1は、固定値で、雑音等が無いときの閾値2と同値であり、閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2は同極性であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が正の場合、受光信号R2が閾値2より小さいとき検知信号を発し、雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より小さい値であり、雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より大きい値であり、雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1に加算した値であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が負の場合、受光信号R2が閾値2より大きいとき検知信号を発し、雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より大きい値であり、雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より小さい値であり、雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1から減算した値である検知装置としている。
また、閾値2を大きくすると、検知距離や環境によっては十分な受光量が得られず、誤動作となってしまう場合があるが、雑音等の大きさに応じて制御器は投光量を増加することで、十分な受光量となるよう調整することができ、誤動作を防ぐとともに、雑音が無くなった時は投光量を低下することで不要な消費電力の増大を防ぐといった効果がある。
本発明は、図1のような検知装置を構成する。制御器30は投光器10に投光信号Tを送信する。投光器10は投光信号Tに従い、投光部11より光線2を投光する。光線2を受光器20の受光部21が受光すると、受光器20はパルス信号である受光信号Rを制御器30に送信する。制御器30は受光信号Rにより投光部11と受光部21の間の光線2が検知対象物5により遮断されたか否かを判断し、遮断されたと判断すれば検知出力4を図示されない自動ドア制御盤などに送信する。制御器30は図示されない電源装置から電源入力31を受け、投光器10及び受光器20に図示はしないが電源を供給する。雑音等6は投光器10、光線2、受光器20、制御器30、電源入力31やそれらの配線を経由して、受光信号Rに混合される。この検知装置が特徴とするところは、制御器30が受光信号Rに含まれる雑音等6による影響を考慮し、閾値を補正することにある。
また、投光信号は単一周期ではなく複数の周期を組み合わせたものであってもよい。
また、投光器、受光器、制御器の間は有線接続、無線接続のどちらであってもよい。投光器、受光器、制御器それぞれが別々に電源入力を行うことも考えられる。
10 投光器
11 投光部
2 光線
20 受光器
21 受光部
3 受光信号
30 制御器
31 電源入力
4 検知出力
5 検知対象物
6 雑音等
Claims (4)
- 制御器と投光器と受光器とで構成され、
前記投光器は、前記制御器から受信した投光信号を光線として投光し、
前記受光器は、前記投光器より投光された前記光線を受光し受光信号として前記制御器に送信し、
前記制御器は、前記投光器に前記投光信号を送信し前記受光器より前記受光信号を受信し、
前記投光器が投光していないときの受光信号R1と、
前記投光器が投光しているときの受光信号R2とを記憶し、
閾値1と閾値2とを有し、
閾値1は、固定値で、雑音等が無いときの閾値2と同値であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2は同極性であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が正の場合、受光信号R2が閾値2より小さいとき検知信号を発し、
雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より小さい値であり、
雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より大きい値であり、
雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1に加算した値であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が負の場合、受光信号R2が閾値2より大きいとき検知信号を発し、
雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より大きい値であり、
雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より小さい値であり、
雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1から減算した値であり、
前記制御器は、前記投光器の投光終了後から予め記憶した前記受光器における受光回路のコンデンサの放電にかかる時間の経過後から、投光が開始するまでの間に受光信号R1を記憶することを特徴とする検知装置。 - 制御器と投光器と受光器とで構成され、
前記投光器は、前記制御器から受信した投光信号を光線として投光し、
前記受光器は、前記投光器より投光された前記光線を受光し受光信号として前記制御器に送信し、
前記制御器は、前記投光器に前記投光信号を送信し前記受光器より前記受光信号を受信し、
前記投光器が投光していないときの受光信号R1と、
前記投光器が投光しているときの受光信号R2とを記憶し、
閾値1と閾値2とを有し、
閾値1は、固定値で、雑音等が無いときの閾値2と同値であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2は同極性であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が正の場合、受光信号R2が閾値2より小さいとき検知信号を発し、
雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より小さい値であり、
雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より大きい値であり、
雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1に加算した値であり、
閾値1と閾値2と受光信号R1と受光信号R2の極性が負の場合、受光信号R2が閾値2より大きいとき検知信号を発し、
雑音等が無く、前記投光器より投光された前記光線が遮断されず前記受光器に到達しているとき、閾値1と閾値2は、受光信号R2より大きい値であり、
雑音等が無いとき、閾値1と閾値2は、受光信号R1より小さい値であり、
雑音等があるとき、閾値2は、受光信号R1に予め前記制御器において設定された係数α(α>0)をかけた値を閾値1から減算した値であり、
前記制御器は受光信号R1の大きさに応じて前記投光信号の大きさを補正することを特徴とする検知装置。 - 請求項1において、前記制御器は受光信号R1の大きさに応じて前記投光信号の大きさを補正することを特徴とする検知装置。
- 請求項1または2または3において、前記受光器は前記投光器が投光していない期間における投光し終えた直後と次に投光する直前の中点において受光する受光信号と、前記投光器が投光する直前の受光信号と、
の平均を受光信号R1とすることを特徴とする検知装置。
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