JP6925817B2 - 微粉炭バーナ、微粉炭バーナの制御方法及びボイラ - Google Patents

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本発明は、微粉炭バーナ、微粉炭バーナの制御方法及びボイラに関するものである。
発電用又は工場用等のために蒸気発生を行う微粉炭焚きボイラには、固体微粉状燃料を燃焼させる微粉炭バーナが設置される。例えば、図6に示すように、微粉炭バーナ50は、微粉炭と搬送空気(1次空気)との微粉炭混合気が流通する微粉炭管51と、微粉炭管51の流れ方向下流側端部に、上向きや下向きに回動可能に設置されたバーナノズル52を備える。
バーナノズル52は、微粉炭バーナ50の先端に設けられ、二重構造の流路が形成されている。二重構造の流路の中心側には、微粉炭と1次空気が流通する微粉炭混合気流路53が形成され、外側には、空気が流通する2次空気流路54が形成される。
バーナノズル52に形成された微粉炭混合気流路53の流路壁55の上流端と、微粉炭管51の管壁56の下流端は、重なるように設けられ、バーナノズル52が回動したときも両者が重なり合うように接合部57が形成されている。接合部57は、バーナノズル52の回動軸58を中心とした円弧面を有している。
2次空気流路54を流通する空気量を低減する運転を行う場合において、2次空気流路54内の空気圧が微粉炭混合気流路53内の空気圧よりも低くなったときや、バーナノズル52の角度変化が大きく設定されたりしたとき、図7に示すように、接合部57を介して、1次空気と共に流通する微粉炭が、微粉炭混合気流路53から2次空気流路54へ流入するおそれがある。その結果、バーナ風箱が焼損する可能性がある。
特開2011−33287号公報
上記特許文献1では、微粉炭混合気供給路の外周に圧力調整流路を別途設置して、圧力調整流路に微粉炭混合気よりも高圧の空気を導入することによって、微粉炭混合気が回動部(上述した接合部57に相当)を通って2次空気供給路内に流出することを防止する技術が開示されている。
しかし、特許文献1に開示された技術では、圧力調整流路が微粉炭混合気供給路に沿って回動部まで設置されたり、回動部を覆う回動可能な構造が設けられたりしており、微粉炭バーナの構成が複雑になるという問題がある。また、圧力調整流路へ高圧の空気を導入するため、微粉炭バーナの運転調整範囲が制限されてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、微粉炭混合気の2次空気供給路内への流出を簡易に抑制又は防止することが可能な微粉炭バーナ、微粉炭バーナの制御方法及びボイラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の微粉炭バーナ、微粉炭バーナの制御方法及びボイラは以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の第1形態に係る微粉炭バーナは、微粉炭と1次空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、前記微粉炭管の外側に設けられ、2次空気が流通する2次空気供給路と、前記微粉炭混合気の流通と前記2次空気の流通を分離する仕切板を有し、前記微粉炭管及び前記2次空気供給路の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されるバーナノズルと、前記微粉炭管の下流側端部と前記仕切板の上流側端部が重なり合って設けられた接合部と、前記2次空気供給路の内部において前記接合部よりも上流側に設置され、前記2次空気供給路を流通する前記2次空気の流れ方向を前記接合部へ向けて変更する第1板部とを備える。
この構成によれば、2次空気供給路の内部に設置された第1板部は、接合部よりも上流側に位置し、2次空気供給路を流通する2次空気が、第1板部によって、接合部へ向けて流れ方向が変更される。その結果、接合部近傍の2次空気の圧力が高まり、微粉炭混合気が、接合部を介して2次空気供給路内へ流出することを抑制又は防止できる。
上記第1態様において、前記仕切板は、前記微粉炭混合気が内部に流通する微粉炭混合気流路と前記2次空気が内部に流通する2次空気流路を区画し、前記2次空気流路の内部において前記接合部よりも下流側に設置され、前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れを遮る第2板部を更に備えてもよい。
本発明の第2態様に係る微粉炭バーナは、微粉炭と1次空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、前記微粉炭管の外側に設けられ、2次空気が流通する2次空気供給路と、前記微粉炭混合気が内部に流通する微粉炭混合気流路と前記2次空気が内部に流通する2次空気流路を区画する仕切板を有し、前記微粉炭管及び前記2次空気供給路の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されるバーナノズルと、前記微粉炭管の下流側端部と前記仕切板の上流側端部が重なり合って設けられた接合部と、前記2次空気流路の内部において前記接合部よりも下流側に設置され、前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れを遮る第2板部とを備える。
この構成によれば、バーナノズルにおける2次空気流路の内部に設置された板状部材は、接合部よりも下流側に位置し、バーナノズルへ供給される2次空気の流れが、板状部材によって遮られる。その結果、接合部近傍の2次空気圧力が高まり、微粉炭混合気が、接合部を介して2次空気供給路内へ流出することを抑制又は防止できる。
上記第1態様又は第2態様において、前記第1板部又は前記第2板部は、前記2次空気の流れ方向に対する設置角度及び前記2次空気の流れ方向に沿った設置位置の少なくともいずれ一方が調整可能に構成されてもよい。
この構成によれば、バーナの燃焼条件や、微粉炭混合気又は2次空気の流量条件に応じて、第1板部又は第2板部の設置角度又は設置位置を調整でき、接合部を介した微粉炭混合気の流出を効率的に抑制又は防止できる。
上記第1態様又は第2態様において、前記第1板部又は前記第2板部の設置角度又は設置位置を調整する駆動部と、前記バーナノズルに供給される前記2次空気の流量を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記流量に応じて、前記第1板部又は前記第2板部の前記設置角度又は前記設置位置が変更されるように前記駆動部を制御する制御部とを有してもよい。
この構成によれば、2次空気の流量条件に応じて、第1板部又は第2板部の設置角度又は設置位置を自動的に調整でき、接合部を介した微粉炭混合気の流出を効率的に抑制又は防止できる。
本発明の第3態様に係る微粉炭バーナの制御方法は、上記第1態様又は第2態様の微粉炭バーナの制御方法であって、前記バーナノズルに供給される前記2次空気の流量を検出するステップと、検出された前記流量に応じて、前記第1板部又は前記第2板部の前記2次空気の流れ方向に対する設置角度又は前記2次空気の流れ方向に対する設置位置を変更するステップとを有する。
本発明の第4態様に係るボイラは、火炉と、前記火炉の側壁を貫通して設けられる上記第1態様又は第2態様の微粉炭バーナとを備える。
本発明によれば、微粉炭混合気の2次空気供給路内への流出を簡易に抑制又は防止することができる。
本発明の一実施形態に係る微粉炭焚きボイラを示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る微粉炭焚きボイラの微粉炭バーナの第1実施例を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る微粉炭焚きボイラの微粉炭バーナにおける接合部を示す部分拡大縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る微粉炭焚きボイラの微粉炭バーナの第2実施例を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る微粉炭焚きボイラの微粉炭バーナの第3実施例を示す縦断面図である。 従来の微粉炭焚きボイラの微粉炭バーナを示す縦断面図である。 従来の微粉炭焚きボイラの微粉炭バーナにおける接合部を示す部分拡大縦断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、微粉炭焚きボイラ1は、その内部に火炉2が形成されている。火炉2の側壁3には、微粉炭バーナ10のバーナノズル14が側壁3を貫通して設けられている。
微粉炭バーナ10は、バーナ風箱11と、燃焼用空気コンパートメント12と、補助空気コンパートメント13と、バーナノズル14と、バーナノズル14の近隣に設置された補助空気ノズル15などを備える。バーナノズル14には微粉炭管16が連結されている。
微粉炭管16には、微粉炭混合気輸送管17が連結され、微粉炭混合気輸送管17は、微粉炭と、微粉炭を搬送する1次空気(搬送用空気)との混合気体である微粉炭混合気を微粉炭管16に供給する。燃焼用空気コンパートメント12には、燃焼用空気ダクト18が連結され、燃焼用空気ダクト18は、燃焼用空気を燃焼用空気コンパートメント12に供給する。火炉2の鉛直方向上部には少なくとも1つの伝熱管群19が設置され、火炉2で生じた高温燃焼ガスと熱交換を行い、高温の蒸気を生成している。
微粉炭バーナ10は、バーナノズル14と補助空気ノズル15などを有している。バーナノズル14と補助空気ノズル15には、ノズル操作桿(図示せず。)が接続されている。
微粉炭焚きボイラ1の火炉2には、石炭粉砕設備(図示せず。)で石炭が微粉化されて生成された微粉炭が、1次空気(搬送用空気)と混合された微粉炭混合気として微粉炭バーナ10から供給される。すなわち、微粉炭混合気は、微粉炭混合気輸送管17を流れて、バーナ風箱11に装着された微粉炭管16へ供給され、その後、バーナノズル14から火炉2内へ吹き込まれる。
燃焼用空気は、送風設備(図示せず。)から燃焼用空気ダクト18を流れて、バーナ風箱11へ送り込まれる。バーナ風箱11内は例えば鉛直方向に3段に仕切られ、中段となる中心部が燃焼用空気コンパートメント12であり、燃焼用空気コンパートメント12の上段と下段が補助空気コンパートメント13である。
バーナ風箱11へ供給された燃焼用空気は、バーナ風箱11の内部で2次空気(主燃焼用空気)と補助空気に分流される。バーナ風箱11内で分流された2次空気は、燃焼用空気コンパートメント12に供給され、補助空気は、補助空気コンパートメント13に供給される。
燃焼用空気コンパートメント12の出口部には、バーナノズル14が装着されている。バーナノズル14には、その中心部、かつ、微粉炭管16の延長上の下流側に微粉炭混合気流路23が形成される。また、微粉炭混合気流路23には、微粉炭管16から供給された微粉炭混合気が火炉2へ噴き出す噴出孔21が設けられる。したがって、微粉炭混合気は、バーナ風箱11外部に接続された微粉炭混合気輸送管17、微粉炭混合気輸送管17と連結された微粉炭管16を流れた後、噴出孔21から火炉へ噴き出される。
燃焼用空気コンパートメント12には、燃焼用空気コンパートメント12内に配置された微粉炭管16の外側において、2次空気が流通する2次空気供給路25が形成される。2次空気供給路25は、燃焼用空気コンパートメント12の壁部27と微粉炭管16の管壁16aとの間の空間である。
また、バーナノズル14には、微粉炭混合気流路23の外側に設けられ、燃焼用空気コンパートメント12の2次空気供給路25から供給された2次空気が流通する2次空気流路24が形成される。また、2次空気流路24には、当該噴出孔21の外周囲において2次空気が火炉へ噴き出す噴出孔22が設けられている。したがって、燃焼用空気コンパートメント12に供給された2次空気は、バーナノズル14の2次空気流路24を流れた後、微粉炭管16から供給される微粉炭混合気を取り囲むように、バーナノズル14の噴出孔22から火炉2内へ吹き込まれる。
バーナノズル14における仕切板28は、板状部材であり、バーナノズル14の上流側端部から下流側端部にかけて設置されている。仕切板28は、微粉炭混合気が内部に流通する微粉炭混合気流路23と、2次空気が内部に流通する2次空気流路24を区画し、微粉炭混合気の流通と2次空気の流通を分離している。
図1に示すように、補助空気コンパートメント13には、その出口部に補助空気ノズル15が装着されており、補助空気コンパートメント13に供給された補助空気は、補助空気ノズル15から火炉2内へ吹き込まれる。
火炉2内へ吹き込まれた微粉炭混合気は、着火源(図示せず。)によって着火し、図1に示すように、火炉2の内部に微粉炭火炎を形成する。微粉炭火炎は、2次空気(主燃焼用空気)及び補助空気によって燃焼を継続し、微粉炭の燃焼によって発生した燃焼ガスが火炉2内を上昇する。伝熱管群19の入口付近では、ほぼ燃焼が完結している。
微粉炭混合気の微粉炭が燃焼した高温の燃焼ガスは、熱交換器の伝熱面を構成する火炉2の側壁3との熱交換で吸熱され、火炉2内を上昇するに伴って温度が低下する。
図2に示すように、バーナノズル14は、燃焼用空気コンパートメント12の壁面に対して、ノズル駆動用軸26の軸中心回りに回動可能に支持され、鉛直上下方向に揺動可能としている。バーナノズル14には、ノズル操作桿(図示せず。)が取り付けられている。バーナ風箱11の外部からノズル操作桿を微粉炭管16の軸方向に沿う方向へ移動操作することによって、バーナノズル14は、ノズル駆動用軸26を支点として、鉛直上方向又は下方向を向くように揺動されて噴出し方向が調節される。
また、補助空気ノズル15は、補助空気コンパートメント13の壁面に対して、ノズル駆動用軸の軸中心回りに回動可能に支持され、鉛直上下方向に揺動可能としている。補助空気ノズル15も、バーナノズル14と同様に、ノズル操作桿を移動操作することによって、ノズル駆動用軸を支点として、鉛直上方向又は下方向を向くように揺動されて噴出し方向が調節される。
例えば、伝熱管群19の入口における燃焼ガスの温度を上げる必要が生じた場合は、バーナノズル14と補助空気ノズル15を鉛直上方に向けて、火炉2内の燃焼領域が鉛直方向の高い位置になるよう設定し、逆に伝熱管群19の入口における燃焼ガスの温度を下げる必要がある場合は、バーナノズル14と補助空気ノズル15を鉛直下方に向けて、火炉2内の燃焼領域が鉛直方向の低い位置になるよう設定する。
次に、図2〜図5を参照して、本実施形態に係る燃焼用空気コンパートメント12又は微粉炭管16と、バーナノズル14との接続部分近傍について説明する。
燃焼用空気コンパートメント12の壁部27における下流側端部と、バーナノズル14の壁部29における上流側端部は、互いに重なり合って接合されている。また、微粉炭管16の下流側端部と、バーナノズル14の仕切板28における上流側端部も、互いに重なり合って接合されている。これにより、燃焼用空気コンパートメント12の2次空気供給路25と、バーナノズル14の2次空気流路24が連通し、微粉炭管16の内部と、バーナノズル14の微粉炭混合気流路23が連通する。
燃焼用空気コンパートメント12の壁部27における下流側端部、バーナノズル14の壁部29における上流側端部、微粉炭管16の下流側端部、及び、バーナノズル14の仕切板28における上流側端部は、バーナノズル14が回動可能となるように、ノズル駆動用軸26を中心とした円弧面を有している。これにより、バーナノズル14が回動可能でありながら、後述する接合部30における密閉性を高めることができる。
なお、本発明は、接続部分付近において、これらの部材が円弧面を有している場合に限られず、密閉性が得られるものであれば、他の形状や構成を有していてもよい。
微粉炭管16の下流側端部と、バーナノズル14の仕切板28における上流側端部は、接合部30を構成する。
<第1実施例>
図2に示すように、2次空気供給路25の内部において接合部30よりも上流側には、整流板31が設置される。整流板31は、板状部材であり、2次空気供給路25を流通する2次空気の流れ方向を接合部30へ向けて変更する。整流板31は、第1板部の一例である。
これにより、2次空気供給路25を流通する2次空気が、整流板31によって、接合部30へ向けて流れ方向が変更される。その結果、接合部30近傍の2次空気の圧力が高まり、微粉炭混合気が、微粉炭混合気流路23から接合部30を介して2次空気供給路25内へ流出することを抑制又は防止できる。
また、整流板31は、板状であることから、接合部30よりも下流側では、2次空気の流れの偏流が通常の流れに復帰する。その結果、微粉炭焚きボイラ1の運転や、微粉炭バーナ10の性能に影響を与えない。
整流板31は、2次空気の流れ方向に対する設置角度が調整可能に構成されてもよい。例えば、整流板31に回動軸(図示せず。)が設けられ、回動軸周りに整流板31が回動する。回動軸は、例えばモータや歯車機構を介して回動される。また、整流板31は、2次空気の流れ方向に沿って上流側又は下流側に設置位置が調整可能に構成されてもよい。例えば、整流板31がシリンダ(図示せず。)によって支持され、シリンダが駆動することによって上流側又は下流側に移動する。
整流板31は、設置角度及び設置位置の少なくともいずれ一方が調整可能に構成されていることにより、バーナの燃焼条件や、微粉炭混合気又は2次空気の流量条件に応じて、整流板31の設置角度又は設置位置を調整でき、微粉炭混合気流路23から接合部30を介した微粉炭混合気の流出を効率的に抑制又は防止できる。
整流板31の設置角度又は設置位置を調整するモータやシリンダは、駆動部の一例であり、制御部40から送信される制御信号によって駆動されてもよい。制御部40は、例えばコンピュータであり、ユーザからの操作や、流量検出部41からの検出信号に基づいて、モータやシリンダ等の駆動部を駆動する駆動信号を生成し、生成した駆動信号を駆動部へ送信する。流量検出部41は、バーナノズルへ供給される2次空気の流量を検出する。これにより、2次空気の流量条件に応じて、整流板31の設置角度又は設置位置を自動的に調整でき、接合部30を介した微粉炭混合気の流出を効率的に抑制又は防止できる。
なお、整流板31は、接合部30を介した微粉炭混合気の流出が生じないような2次空気の流量であるときは、整流板31の方向を2次空気の流れに対して平行に設定する。これにより、整流板31が設置されない従来の構成と同様の運転が可能になり、微粉炭焚きボイラ1の運転が制限されない。
なお、整流板31は、設置角度及び設置位置が固定されて設置されてもよい。この場合、圧力損失等を考慮して、微粉炭焚きボイラ1の運転や、微粉炭バーナ10の性能に影響を与えないように決定されることが好ましい。
整流板31は、微粉炭管16の周囲において、微粉炭管16の外周方向に沿って間隔をおいて複数箇所に設置される。また、各箇所において、整流板31は、複数枚が平行に設置されてもよいし、1枚のみ設置されてもよい。複数枚が平行に設置される場合は、各整流板31が個別に異なる角度や位置に調整可能に構成されてもよいし、セットで同一角度や同一方向に調整可能に構成されてもよい。
複数枚の整流板31の設置角度や設置位置を個別に変更できる場合、接合部30に集中して2次空気が流れるように設置角度や接地位置を設定することで、2次空気の動圧を局所的に上昇させることができる。例えば、バーナノズル14が上を向いて、かつ、バーナノズル14の角度変化が大きいときに、微粉炭管16の下方側の接合部30に対して、2次空気の動圧を局所的に上昇させることで、接合部30を介した微粉炭混合気の流出を効率的に抑制又は防止できる。
<第2実施例>
図4に示すように、バーナノズル14の2次空気流路24の内部において接合部30近傍、又は、接合部30よりも下流側には、邪魔板32が設置される。邪魔板32は、板状部材であり、2次空気流路24を流通する2次空気の流れを遮る。邪魔板32は、第2板部の一例である。
これにより、バーナノズル14へ供給される2次空気の流れが、邪魔板32によって遮られる。その結果、接合部30近傍の2次空気圧力が高まり、微粉炭混合気が、接合部30を介して2次空気供給路25内へ流出することを抑制又は防止できる。
また、邪魔板32は、板状であることから、接合部30よりも下流側では、2次空気の流れの偏流が通常の流れに復帰する。その結果、微粉炭焚きボイラ1の運転や、微粉炭バーナ10の性能に影響を与えない。
邪魔板32は、2次空気の流れ方向に対する設置角度が調整可能に構成されてもよい。例えば、邪魔板32に回動軸(図示せず。)が設けられ、回動軸周りに邪魔板32が回動する。回動軸は、例えばモータや歯車機構を介して回動される。また、邪魔板32は、2次空気の流れ方向に沿って上流側又は下流側に設置位置が調整可能に構成されてもよい。例えば、邪魔板32がシリンダ(図示せず。)によって支持され、シリンダが駆動することによって上流側又は下流側に移動する。
邪魔板32は、設置角度及び設置位置の少なくともいずれ一方が調整可能に構成されていることにより、バーナの燃焼条件や、微粉炭混合気又は2次空気の流量条件に応じて、邪魔板32の設置角度又は設置位置を調整でき、接合部30を介した微粉炭混合気の流出を効率的に抑制又は防止できる。
邪魔板32の設置角度又は設置位置を調整するモータやシリンダは、駆動部の一例であり、制御部40から送信される制御信号によって駆動されてもよい。制御部40は、例えばコンピュータであり、ユーザからの操作や、流量検出部41からの検出信号に基づいて、駆動部を駆動する駆動信号を生成し、生成した駆動信号を駆動部へ送信する。流量検出部41は、バーナノズル14へ供給される2次空気の流量を検出する。これにより、2次空気の流量条件に応じて、邪魔板32の設置角度又は設置位置を自動的に調整でき、接合部30を介した微粉炭混合気の流出を効率的に抑制又は防止できる。
2次空気の流量が少ない運転が行われる場合であっても、邪魔板32の設置角度や設置位置を変更することによって、2次空気の流れが遮られるため、流量減少による圧力減少分を上昇させて、圧力を維持できる。
邪魔板32は、設置角度及び設置位置が固定されて設置されてもよい。この場合、圧力損失等を考慮して、微粉炭焚きボイラ1の運転や、微粉炭バーナ10の性能に影響を与えないように決定されることが好ましい。
邪魔板32は、仕切板28の周囲において、仕切板28の外周方向に沿って間隔をおいて複数箇所に設置される。また、各箇所において、邪魔板32は、複数枚が平行に設置されてもよいし、1枚のみ設置されてもよい。複数枚が平行に設置される場合は、各邪魔板32が個別に異なる角度や位置に調整可能に構成されてもよいし、セットで同一角度や同一方向に調整可能に構成されてもよい。
なお、図5に示すように、本実施形態に係る微粉炭バーナ10には、第1実施例の整流板31と、第2実施例の邪魔板32の両者が設置されてもよい。また、本実施形態は、微粉炭バーナ10の新設時に限られず、改造を実施する際にも適用可能である。
以上、本実施形態によれば、接合部30の上流側に設置された整流板31、又は、接合部30の近傍又は下流側に設置された邪魔板32によって、2次空気の流量が少ないときや、バーナノズル14の角度変化が大きいときなど、接合部30を介して微粉炭混合気が2次空気供給路25へ流出することを抑制又は防止できる。その結果、バーナ風箱が焼損する可能性などトラブル発生を未然に防止できる。
1 :微粉炭焚きボイラ
2 :火炉
3 :側壁
10 :微粉炭バーナ
11 :バーナ風箱
12 :燃焼用空気コンパートメント
13 :補助空気コンパートメント
14 :バーナノズル
15 :補助空気ノズル
16 :微粉炭管
16a :管壁
17 :微粉炭混合気輸送管
18 :燃焼用空気ダクト
19 :伝熱管群
21 :噴出孔
22 :噴出孔
23 :微粉炭混合気流路
24 :2次空気流路
25 :2次空気供給路
26 :ノズル駆動用軸
27 :壁部
28 :仕切板
29 :壁部
30 :接合部
31 :整流板
32 :邪魔板
40 :制御部
41 :流量検出部
50 :微粉炭バーナ
51 :微粉炭管
52 :バーナノズル
53 :微粉炭混合気流路
54 :2次空気流路
55 :流路壁
56 :管壁
57 :接合部
58 :回動軸

Claims (8)

  1. 微粉炭と1次空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、
    前記微粉炭管の外側に設けられ、2次空気が流通する2次空気供給路と、
    前記微粉炭混合気の流通と前記2次空気の流通を分離する仕切板を有し、前記微粉炭管及び前記2次空気供給路の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されるバーナノズルと、
    前記微粉炭管の下流側端部と前記仕切板の上流側端部が重なり合って設けられた接合部と、
    前記2次空気供給路の内部において前記接合部よりも上流側に設置され、前記2次空気供給路を流通する前記2次空気の流れ方向を前記接合部へ向けて変更する第1板部と、を備え、
    前記仕切板は、前記微粉炭混合気が内部に流通する微粉炭混合気流路と前記2次空気が内部に流通する2次空気流路を区画し、
    前記2次空気流路の内部において前記接合部よりも下流側に設置され、前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れを遮る第2板部を更に備える微粉炭バーナ。
  2. 微粉炭と1次空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、
    前記微粉炭管の外側に設けられ、2次空気が流通する2次空気供給路と、
    前記微粉炭混合気の流通と前記2次空気の流通を分離する仕切板を有し、前記微粉炭管及び前記2次空気供給路の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されるバーナノズルと、
    前記微粉炭管の下流側端部と前記仕切板の上流側端部が重なり合って設けられた接合部と、
    前記2次空気供給路の内部において前記接合部よりも上流側に設置され、前記2次空気供給路を流通する前記2次空気の流れ方向を前記接合部へ向けて変更する第1板部と、を備え、
    前記第1板部は、前記2次空気供給路を流通する前記2次空気の流れ方向に対する設置角度及び前記2次空気供給路を流通する前記2次空気の流れ方向に沿った設置位置の少なくともいずれ一方が調整可能に構成されている微粉炭バーナ。
  3. 前記第1板部の前記設置角度又は前記設置位置を調整する駆動部と、
    前記バーナノズルに供給される前記2次空気の流量を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記流量に応じて、前記第1板部の前記設置角度又は前記設置位置が変更されるように前記駆動部を制御する制御部と、
    を有する請求項に記載の微粉炭バーナ。
  4. 微粉炭と1次空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、
    前記微粉炭管の外側に設けられ、2次空気が流通する2次空気供給路と、
    前記微粉炭混合気が内部に流通する微粉炭混合気流路と前記2次空気が内部に流通する2次空気流路を区画する仕切板を有し、前記微粉炭管及び前記2次空気供給路の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されるバーナノズルと、
    前記微粉炭管の下流側端部と前記仕切板の上流側端部が重なり合って設けられた接合部と、
    前記2次空気流路の内部において前記接合部よりも下流側に設置され、前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れを遮る第2板部と、を備え、
    前記バーナノズルは、ノズル駆動用軸を支点として、前記鉛直方向の上方又は下方を向くように揺動されて噴出し方向が調節され、
    前記第2板部は、該第2板部に設けられた回動軸まわりに前記第2板部を回動することにより前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れ方向に対する設置角度を調整する回動機構及び前記第2板部を支持するとともに前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れ方向に沿って上流側または下流側に前記第2板部の設置位置を調整する支持機構の少なくともいずれ一方により調整可能に構成されている微粉炭バーナ。
  5. 微粉炭と1次空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、
    前記微粉炭管の外側に設けられ、2次空気が流通する2次空気供給路と、
    前記微粉炭混合気が内部に流通する微粉炭混合気流路と前記2次空気が内部に流通する2次空気流路を区画する仕切板を有し、前記微粉炭管及び前記2次空気供給路の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されるバーナノズルと、
    前記微粉炭管の下流側端部と前記仕切板の上流側端部が重なり合って設けられた接合部と、
    前記2次空気流路の内部において前記接合部よりも下流側に設置され、前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れを遮る第2板部と、を備え、
    前記第2板部は、前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れ方向に対する設置角度及び前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れ方向に沿った設置位置の少なくともいずれ一方が調整可能に構成されており、
    前記第2板部の前記設置角度又は前記設置位置を調整する駆動部と、
    前記バーナノズルに供給される前記2次空気の流量を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記流量に応じて、前記第2板部の前記設置角度又は前記設置位置が変更されるように前記駆動部を制御する制御部と、
    を有する微粉炭バーナ。
  6. 微粉炭バーナの制御方法であって、
    前記微粉炭バーナは、
    微粉炭と1次空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、
    前記微粉炭管の外側に設けられ、2次空気が流通する2次空気供給路と、
    前記微粉炭混合気の流通と前記2次空気の流通を分離する仕切板を有し、前記微粉炭管及び前記2次空気供給路の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されるバーナノズルと、
    前記微粉炭管の下流側端部と前記仕切板の上流側端部が重なり合って設けられた接合部と、
    前記2次空気供給路の内部において前記接合部よりも上流側に設置され、前記2次空気供給路を流通する前記2次空気の流れ方向を前記接合部へ向けて変更する第1板部と、を備え、
    前記バーナノズルに供給される前記2次空気の流量を検出するステップと、
    検出された前記流量に応じて、前記第1板部の前記2次空気供給路を流通する前記2次空気の流れ方向に対する設置角度又は前記第1板部の前記2次空気供給路を流通する前記2次空気の流れ方向に沿った設置位置を変更するステップと、
    を有する微粉炭バーナの制御方法。
  7. 微粉炭バーナの制御方法であって、
    前記微粉炭バーナは、
    微粉炭と1次空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、
    前記微粉炭管の外側に設けられ、2次空気が流通する2次空気供給路と、
    前記微粉炭混合気が内部に流通する微粉炭混合気流路と前記2次空気が内部に流通する2次空気流路区画する仕切板を有し、前記微粉炭管及び前記2次空気供給路の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されるバーナノズルと、
    前記微粉炭管の下流側端部と前記仕切板の上流側端部が重なり合って設けられた接合部と、
    前記2次空気流路の内部において前記接合部よりも下流側に設置され、前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れを遮る第2板部と、を備え、
    前記バーナノズルに供給される前記2次空気の流量を検出するステップと、
    検出された前記流量に応じて、前記第2板部の前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れ方向に対する設置角度又は前記第2板部の前記2次空気流路を流通する前記2次空気の流れ方向に沿った設置位置を変更するステップと、
    を有する微粉炭バーナの制御方法。
  8. 火炉と、
    前記火炉の側壁を貫通して設けられる請求項1から請求項のいずれか1項に記載の微粉炭バーナと、
    を備えるボイラ。
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