JP6789786B2 - 微粉炭バーナ、ボイラ及び微粉炭バーナの整流板支持方法 - Google Patents
微粉炭バーナ、ボイラ及び微粉炭バーナの整流板支持方法 Download PDFInfo
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すなわち、本発明の第1態様に係る微粉炭バーナは、微粉炭と空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、前記微粉炭管の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されたバーナノズルと、前記微粉炭管内部に設置され、前記微粉炭混合気の微粉炭濃度を前記微粉炭管の軸中心よりも前記微粉炭管の壁面側を高くするように構成された微粉炭濃度調節体と、長手方向が前記微粉炭混合気の流れ方向に対して直交するように配置され、前記微粉炭管内部において前記微粉炭濃度調節体よりも前記微粉炭混合気流れの下流側に設置された整流板とを備え、前記整流板は、長手方向一端部が前記微粉炭管の内壁に対して固着され、長手方向他端部が前記微粉炭管の内壁に対して固着されず、前記微粉炭管の内壁に対して近づいたり離れたりする方向へ移動可能に支持されており、前記微粉炭管の内壁と前記整流板との間に形成された隙間を覆うように配置され、前記微粉炭管の内壁に対して固着された保護部を有する。
図1に示すように、微粉炭焚きボイラ1は、その内部に火炉2が形成されている。火炉2の側壁3には、微粉炭バーナ10のバーナノズル14が側壁3を貫通して設けられている。
整流板30は、図2に示すように、微粉炭管16の中心側に対してバーナノズル14の外周側を向く面(図示の例では、上方整流板30aの上面及び下方整流板30bの下面)が、微粉炭流れ方向に対して平行に切断した断面が円弧状の曲面とされ、微粉炭ノズル14の中心軸側となる面は、微粉炭の流れ方向に対して平行な面と、微粉炭混合気の流れ方向下流側で折曲されて傾斜した面とにより形成された折曲平面となっている。すなわち、整流板30の断面形状は、円弧状の曲面及び折曲平面よりなる略扇形形状となる。なお、上下一対の整流板30は、微粉炭管16の軸中心(又は、バーナノズル14の軸中心)において上下対称である。
2 :火炉
3 :側壁
10 :微粉炭バーナ
11 :バーナ風箱
12 :燃焼用空気コンパートメント
13 :補助空気コンパートメント
14 :バーナノズル
15 :補助空気ノズル
16 :微粉炭管
16a :内壁
16b :内壁
17 :微粉炭混合気輸送管
18 :燃焼用空気ダクト
19 :伝熱管群
20 :ノズル操作桿
21 :噴出孔
22 :噴出孔
23 :微粉炭濃度調節体
24 :微粉炭混合気通路
25 :縮流通路
26 :ノズル駆動用軸
27 :ノズル駆動用軸
28 :微粉炭案内板
30 :整流板
30a :上方整流板
30b :下方整流板
31 :長手方向一端部
32 :長手方向他端部
33 :貫通孔
34 :挿入孔
35 :ボルト
36 :貫通孔
37 :挿入孔
38 :ボルト
39 :支持棒
40 :保護カバー(保持部)
41 :貫通孔
42 :パッキン材
43 :壁部
44 :内面
45 :セラミックスタイル
Claims (9)
- 微粉炭と空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、
前記微粉炭管の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されたバーナノズルと、
前記微粉炭管内部に設置され、前記微粉炭混合気の微粉炭濃度を前記微粉炭管の軸中心よりも前記微粉炭管の壁面側を高くするように構成された微粉炭濃度調節体と、
長手方向が前記微粉炭混合気の流れ方向に対して直交するように配置され、前記微粉炭管内部において前記微粉炭濃度調節体よりも前記微粉炭混合気流れの下流側に設置された整流板と、
を備え、
前記整流板は、長手方向一端部が前記微粉炭管の内壁に対して固着され、長手方向他端部が前記微粉炭管の内壁に対して固着されず、前記微粉炭管の内壁に対して近づいたり離れたりする方向へ移動可能に支持されており、
前記微粉炭管の内壁と前記整流板との間に形成された隙間を覆うように配置され、前記微粉炭管の内壁に対して固着された保護部を有する微粉炭バーナ。 - 軸方向が前記整流板の長手方向に対して平行に設けられ、前記微粉炭管の内壁に対して固着された支持棒と、
前記整流板の前記長手方向他端部に形成され、前記整流板が前記支持棒の軸方向に移動可能に、前記支持棒が挿入される挿入孔と、
を更に備える請求項1に記載の微粉炭バーナ。 - 前記保護部は、前記支持棒を覆うように配置されている請求項2に記載の微粉炭バーナ。
- 前記挿入孔内部にはパッキン材が設置され、
前記支持棒は、前記整流板が前記支持棒の軸方向に移動可能に、前記パッキン材の内側に挿入されている請求項2又は3に記載の微粉炭バーナ。 - 前記保護部は、前記整流板の長手方向に対して平行な長さが、前記微粉炭混合気流れに対して下流側部分のほうが上流側部分よりも短い請求項1から4のいずれか一項に記載の微粉炭バーナ。
- 前記整流板及び前記保護部の少なくともいずれか一方には、前記微粉炭混合気流れに対向する少なくとも1つの面において耐摩耗性材料が取り付けられている請求項1から5のいずれか一項に記載の微粉炭バーナ。
- 前記整流板は、前記微粉炭管の中心側に対して前記バーナノズルの外周側を向く面が、前記微粉炭流れ方向に対して平行に切断した断面が円弧状の曲面を有し、前記微粉炭ノズルの中心軸側となる面が、前記微粉炭混合気の流れ方向に対して平行な面と、前記微粉炭混合気の流れ方向下流側で折曲されて傾斜した面とを有する請求項1から6のいずれか一項に記載の微粉炭バーナ。
- 火炉と、
前記火炉の側壁を貫通して設けられる請求項1から7のいずれか一項に記載の微粉炭バーナと、
を備えるボイラ。 - 微粉炭と空気の微粉炭混合気が流通する微粉炭管と、前記微粉炭管の流れ方向下流側に鉛直方向に揺動可能に設置されたバーナノズルと、前記微粉炭管内部に設置され、前記微粉炭混合気の微粉炭濃度を前記微粉炭管の軸中心よりも前記微粉炭管の壁面側を高くするように構成された微粉炭濃度調節体と、長手方向が前記微粉炭混合気の流れ方向に対して直交するように配置され、前記微粉炭管内部において前記微粉炭濃度調節体よりも前記微粉炭混合気流れの下流側に設置された整流板とを備える微粉炭バーナの整流板支持方法であって、
前記整流板の長手方向一端部を、前記微粉炭管の内壁に対して固着し、
前記整流板の長手方向他端部を、前記微粉炭管の内壁に対して固着せず、前記微粉炭管の内壁に対して近づいたり離れたりする方向へ移動可能に支持し、
保護部を、前記微粉炭管の内壁と前記整流板との間に形成された隙間を覆うように配置し、前記微粉炭管の内壁に対して設置位置を維持するように固着する微粉炭バーナの整流板支持方法。
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Family Applications (1)
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JP2016240319A Active JP6789786B2 (ja) | 2016-12-12 | 2016-12-12 | 微粉炭バーナ、ボイラ及び微粉炭バーナの整流板支持方法 |
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