JP6925322B2 - 除害装置 - Google Patents

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Description

本発明は、除害装置及び方法に関連する。
除害装置は、公知であり、例えば半導体やフラットパネルディスプレイの製造産業に使用される製造処理ツールからの排ガス流を処理するのに典型的に使用される。そのような製造中には、残留過フッ素化化合物(PFC)及び他の化合物が、処理ツールからポンピングされた排ガス流に存在する。PFCは、排ガスから除去し難く、環境内へのそれらの放出は、それらが比較的高い温室効果活量を有することが知られているので望ましくない。
公知の除害装置は、燃焼を使用してPFC及び他の化合物を排ガス流から除去する。典型的に、排ガス流は、PFC及び他の化合物を含有する窒素流である。燃料ガスが排ガス流と混合され、そのガス流混合物は、小孔ガスバーナーの出口面によって横方向に取り囲まれた燃焼チャンバ内に搬送される。燃料ガス及び空気は、出口面で無炎燃焼に作用するように小孔バーナーに同時に供給され、小孔バーナーを通過する空気の量は、バーナーへの燃料ガス供給量だけでなく、燃焼チャンバ内に注入されたガス流混合物中の全ての可燃物も消費するのに十分である。
排ガス流を処理するための技術は存在するが、それらは、各々特有の欠点を有する。従って、排ガス流を処理するための改良された技術を提供することが望ましい。
第1の態様により、処理チャンバを少なくとも部分的に定め、排ガス流の処理のために処理物質が処理チャンバ内への導入のために通過する多孔質要素と、処理物質が多孔質要素を通過して処理チャンバに入る時に処理物質を加熱する多孔質要素を加熱する赤外線エネルギを放出するように作動可能な赤外線加熱デバイスとを含む、製造処理ツールからの排ガス流を処理するための除害装置を提供する。
第1の態様は、公知の除害装置が、化合物を排ガス流から除去するために処理チャンバ内の温度を十分に上げるための燃焼を処理チャンバ内に与えるために燃料ガス及び空気を典型的に利用することを認識している。これは、燃料ガスの供給を要求し、それは、容易には利用可能でない場合があり、又は一部の処理環境において望ましくない場合がある。従って、除害又は処理装置が設けられる場合がある。装置は、製造処理ツールからの排ガス又は処理ガス流を処理することができる。装置は、多孔質又は小孔要素を含むことができる。この要素は、排ガス流を処理することができる処理チャンバを少なくとも部分的に定めることができる。処理物質は、要素を通過し、それを通って搬送され、又はそれを通って進行して処理チャンバに入ることができる。装置はまた、赤外線エネルギ又は放射線を放出して多孔質要素を加熱することができる赤外線加熱デバイス又は要素を含むことができる。加熱された多孔質要素は、次に、処理物質が多孔質要素を通過して処理チャンバに入る時に処理物質を加熱することができる。このようにして、燃焼よりもむしろ赤外線エネルギを使用して、排ガス流を処理するために処理チャンバ内の温度を上げることができる。これは、装置を燃料ガスが存在しないか又は燃料ガスの供給が望ましくないと考えられる環境に使用することができるので、そのような装置の使用により大きい柔軟性を与える。また、処理チャンバを加熱するのに放射熱を単に使用するのではなく、処理物質が多孔質スリーブを通過する時に処理物質を加熱することは、処理物質が多孔質スリーブを通って進行する時に有意により多くのエネルギが処理物質内に付与されることを可能にする。
一実施形態では、赤外線加熱デバイスは、多孔質要素の面を加熱するために多孔質要素の面の近くに位置決めされる。従って、赤外線加熱デバイスは、多孔質要素の近くにそれを加熱するために位置付けることができる。
一実施形態では、装置は、プレナムを多孔質要素の面の近くに定める外壁を含み、処理物質は、プレナムから多孔質要素に与えられ、赤外線加熱デバイスは、プレナム内に位置付けられる。従って、プレナム容積は、赤外線加熱デバイスを受け入れるために再利用することができる。
一実施形態では、外壁は、入射赤外線エネルギを多孔質要素に向けて反射するために反射性である。反射壁を設けると、多孔質要素に向けられる放射線の量が増大する。
一実施形態では、外壁は、処理物質をプレナムに与えられる前に使用して外壁を冷却するように作動可能な冷却器を含む。これは、外壁が過度に高温になるのを防止し、処理物質を予熱する。
一実施形態では、外壁は、湾曲及び平坦のうちの一方である。
一実施形態では、多孔質要素は、プレナムを多孔質要素の面の近くに定め、処理物質は、プレナムから多孔質要素に与えられ、赤外線加熱デバイスは、プレナム内に位置付けられる。従って、多孔質要素自体が、外向き放射配置によって起こると考えられるようなプレナムを提供することができる。
一実施形態では、装置は、赤外線加熱デバイスを取り囲むパージガスを供給するように作動可能なパージガス入口を含む。赤外線加熱デバイスをパージガス(処理物質を含有することができる)で取り囲む又は包み込むと、赤外線加熱デバイスを損傷から保護するのを助ける。
一実施形態では、多孔質要素の面は、入射赤外線エネルギの不均一吸収を与えるように構成される。従って、多孔質要素にわたって付与されるエネルギは、処理チャンバ内に必要な条件に適合するように変化させることができる。
一実施形態では、多孔質要素は、面から処理チャンバへの不均一な熱伝達を与えるように構成される。従って、多孔質要素を通して付与されるエネルギは、処理チャンバ内に必要な条件に適合するように変化させることができる。
一実施形態では、多孔質要素は、湾曲しているか又は平坦である。
一実施形態では、多孔質要素は、円筒形であり、外壁は、多孔質要素と同心の円筒形である。従って、多孔質要素は、外壁によって同心的に取り囲むことができる。
一実施形態では、赤外線加熱デバイスは、不均一な赤外線エネルギ放出を与えるように構成される。従って、赤外線加熱デバイスによって放出されるエネルギは、処理チャンバ内に必要な条件に適合するように変化させることができる。
一実施形態では、赤外線加熱デバイスは、細長要素、蛇行要素、及びコイル要素のうちの1つを含む。装置を様々な形態で与えることができることが理解されるであろう。
一実施形態では、装置は、多孔質要素の面にわたって加熱する赤外線エネルギを放出するように位置決めされた複数の赤外線加熱デバイスを含む。従って、いくつかの赤外線加熱デバイスを与えることができ、各々が多孔質要素の一部分を加熱する。
一実施形態では、装置は、排ガス流を処理チャンバまで搬送するための少なくとも1つの入口を含み、少なくとも1つの赤外線加熱デバイスは、各入口の付近に位置付けられる。これは、熱を増大させる又は入口の近くのより高い熱損失を補償するのを助ける。
一実施形態では、装置は、放出赤外線エネルギを変化させるように赤外線加熱デバイスを制御するように作動可能なコントローラを含む。従って、赤外線加熱デバイスによって放出されるエネルギは、処理チャンバ内に必要な条件に適合するように変化させることができる。
一実施形態では、コントローラは、処理チャンバを出る処理された排ガス流の温度に基づいて放出赤外線エネルギを変化させるように作動可能である。
一実施形態では、コントローラは、低減された排ガス流が流れる間は放出赤外線エネルギを低減するように作動可能である。これは、エネルギを低減するのを助ける。
一実施形態では、コントローラは、製造処理ツールの処理が行われない間は放出赤外線エネルギを停止するように作動可能である。これは、処理が行われていない期間中にエネルギを低減するのを助ける。
一実施形態では、コントローラは、排ガス流の組成に基づいて放出赤外線エネルギを変化させるように作動可能である。
第2の態様により、排ガス流の処理のための処理チャンバを少なくとも部分的に定める多孔質要素に処理物質を通す段階と、赤外線加熱デバイスを使用して赤外線エネルギを放出し、処理物質が多孔質要素を通過して処理チャンバに入る時に処理物質を加熱する多孔質要素を加熱する段階とを含む方法を提供する。
一実施形態では、本方法は、赤外線加熱デバイスを多孔質要素の面の付近に位置決めして多孔質要素の面を加熱する段階を含む。
一実施形態では、本方法は、外壁を使用してプレナムを多孔質要素の面の付近に定める段階と、プレナムから多孔質要素に処理物質を与える段階と、赤外線加熱デバイスをプレナム内に位置付ける段階とを含む。
一実施形態では、本方法は、外壁を使用して入射赤外線エネルギを多孔質要素に向けて反射する段階を含む。
一実施形態では、本方法は、プレナムに与えられる前の処理物質を使用する冷却器で外壁を冷却する段階を含む。
一実施形態では、外壁は、湾曲しているか又は平坦である。
一実施形態では、本方法は、多孔質要素を使用してプレナムを多孔質要素の面の付近に定める段階と、プレナムから多孔質要素に処理物質を与える段階と、赤外線加熱デバイスをプレナム内に位置付ける段階とを含む。
一実施形態では、本方法は、パージガスをパージガス入口から供給して赤外線加熱デバイスを取り囲む段階を含む。
一実施形態では、本方法は、入射赤外線エネルギの不均一吸収を与えるように多孔質要素の面を構成する段階を含む。
一実施形態では、本方法は、面から処理チャンバへの不均一な熱伝達を与えるように多孔質要素を構成する段階を含む。
一実施形態では、多孔質要素は、湾曲しているか又は平坦である。
一実施形態では、多孔質要素は、円筒形であり、外壁は、多孔質要素と同心の円筒形である。
一実施形態では、本方法は、不均一な赤外線エネルギ放出を与えるように赤外線加熱デバイスを構成する段階を含む。
一実施形態では、赤外線加熱デバイスは、細長要素、蛇行要素、及びコイル要素のうちの1つを含む。
一実施形態では、本方法は、多孔質要素の面にわたって加熱する赤外線エネルギを放出するように複数の赤外線加熱デバイスを位置決めする段階を含む。
一実施形態では、本方法は、少なくとも1つの入口を使用して排ガス流を処理チャンバまで搬送する段階と、少なくとも1つの赤外線加熱デバイスを各入口の付近に位置付ける段階とを含む。
一実施形態では、本方法は、放出赤外線エネルギを変化させるように赤外線加熱デバイスを制御する段階を含む。
一実施形態では、本方法は、処理チャンバを出る処理された排ガス流の温度に基づいて放出赤外線エネルギを変化させる段階を含む。
一実施形態では、本方法は、低減された排ガス流が流れる間は放出赤外線エネルギを低減する段階を含む。
一実施形態では、本方法は、製造処理ツールの処理が行われない間は放出赤外線エネルギを停止する段階を含む。
一実施形態では、本方法は、排ガス流の組成に基づいて放出赤外線エネルギを変化させる段階を含む。
更に別の特定の及び好ましい態様は、添付の独立及び従属請求項に示されている。従属請求項の特徴は、適切な時にかつ特許請求の範囲に明示的に示すもの以外の組合せで独立請求項の特徴と組み合わせることができる。
装置特徴が機能を提供するように作動可能であるとして説明される場合に、これは、その機能を提供するか又はその機能を提供するように適応された又は構成された装置特徴を含むことは認められるであろう。
一実施形態による除害装置アセンブリの概略断面図である。 図1の除害装置アセンブリ内の平面にわたる温度プロファイルを示す温度プロファイルシミュレーション概略図である。 一実施形態による除害装置アセンブリを概略的に示す図である。 一実施形態による除害装置アセンブリを概略的に示す図である。 一実施形態による除害装置を示す図である。 一実施形態による除害装置を示す図である。 一実施形態による除害装置を示す図である。 一実施形態による除害装置を示す図である。 一実施形態による分離構造を通した断面を示す図である。
ここで添付図面を参照して本発明の実施形態を以下に更に説明する。
実施形態をより詳細に議論する前に、最初に概要を以下に与える。実施形態は、処理チャンバの温度を上げる燃料ガスの供給が望ましくないか又は単に可能ではない状況において製造処理ツールからの排ガス流を処理することを可能にする電動の放射装置を提供する。電気エネルギが、赤外線加熱デバイスに供給され、赤外線加熱デバイスは、赤外線エネルギを放出し、処理物質が多孔質スリーブを通過して処理チャンバに入る時に多孔質スリーブを加熱することによって処理物質を加熱し、多孔質スリーブは、処理チャンバ内の電力密度及び達成可能な温度を大幅に増大させる。
内向き加熱配置
図1は、一実施形態による除害装置アセンブリ、全体的に8の概略断面図である。除害装置アセンブリ8は、典型的に真空ポンピングシステムによって半導体やフラットパネルディスプレイの処理ツールのような製造処理ツールからポンピングされる排ガス流を処理する。排ガス流は、入口10に受け入れられる。排ガス流は、入口10からノズル12まで搬送され、ノズル12は、排ガス流を円筒形処理チャンバ14内に注入する。この実施形態では、放射装置アセンブリ8は、周方向に配置された4つの入口10を含み、4つの入口10の各々は、それぞれの真空ポンピングシステムによってそれぞれのツールからポンピングされた排ガス流を搬送する。これに代えて、単一処理ツールからの排ガス流は、複数の流れに分割することができ、その各々は、それぞれの入口に搬送される。各ノズル12は、処理チャンバ14の上側面又は入口面を定めるセラミック上板18に形成されたそれぞれのボア16に位置付けられる。
処理チャンバ14は、円筒チューブの形態の小孔スリーブ20の出口面21によって定められた側壁を有する。小孔スリーブ20は、加熱されるために赤外線を吸収するのに適する物質で製造される。小孔スリーブ20は、小孔スリーブ20の一部(複数含む)が他の部分よりも高温になるように不均一な赤外線吸収特性を有する面を有することができる。また、小孔スリーブ20は、出口面の一部(複数含む)が他の部分よりも高温になるように不均一な熱伝達特性を有することができる。小孔スリーブ20は、円筒形であり、典型的に80%〜90%多孔性であり、孔径は、200μm〜800μmである。
プレナム容積22は、小孔スリーブ20の入口面23と円筒形外側シェル24との間に定められる。円筒形外側シェル24は、円筒形外側シェル24の温度が例えば迷走加熱に起因して上がった場合に外面温度を安全レベルまで低減するために外側絶縁スリーブ60内に同心的に囲まれている。これに加えて又はこれに代えて、冷却器は、冷却を与えるためにシェル内に又はシェルに対して位置付けることができる。円筒形外側シェル24の内面は、入射赤外線を小孔スリーブ20に向けて反射するように反射性である。
ガスは、入口ノズル(図示せず)を通してプレナム容積22内に導入される。ガスは、空気であるか、又は空気と水蒸気、CO2のような他の種との配合物とすることができる。この例では、加湿空気が導入され、加湿空気は、小孔スリーブ20の入口面23から出口面21まで通過し、小孔スリーブ20を通過する時に加熱される。
赤外線加熱機構が使用され、従って、プレナム容積22はまた、小孔スリーブ20を赤外線によって加熱するための電源(図示せず)に接続された赤外線デバイス50を収容する。赤外線デバイス50は、この例では細長い赤外線エミッタである。しかし、様々な異なる赤外線デバイスを使用することができることは理解されるであろう。赤外線デバイス50は、シャドーイングを最小にしながら所要の加熱を小孔スリーブ20の周りに与えるためにプレナム容積22内に分散される。加熱は、赤外線デバイス50を入口10の近くに位置付けることによって局所的に強化することができる。赤外線デバイス50は、不均一なエネルギ放出を与えて小孔スリーブ20の加熱を変化させることができる。プレナム容積22内に導入されるガスは、赤外線デバイス50を取り囲んで保護するためのシュラウドとして導入することができる。
図2は、除害装置アセンブリ8内の平面にわたる温度プロファイルを示す温度プロファイルシミュレーション概略図である。小孔スリーブ20に入射する赤外線エネルギは、小孔スリーブ20を加熱する。これは、次に、加湿空気が小孔スリーブ20の入口面23から小孔スリーブ20の出口面21まで通る時に加湿空気を加熱する。更に、小孔スリーブ20によって発生された熱は、処理チャンバ14内の温度を上げる。小孔スリーブ20に供給される赤外線エネルギの量は、処理チャンバ14内の公称温度を排ガス流が処理されるのに適切である温度に変化させるために変えられる。例えば、小孔スリーブ20(150mmの例示的直径及び300mmの例示的長さを有する)は、800°C〜1200°Cまで加熱され、加湿空気は、同様にこの温度まで加熱される。
加熱は、上述の例示的寸法を有する小孔スリーブ20に印加される電気エネルギを典型的に約10kW〜20kWのレベルで供給することによって達成される。これは、π×0.15×0.3=0.14m2の小孔スリーブ20表面積及び約70kWm-2〜140kWm-2の等価電力密度を与える。印加される電力は、小孔スリーブ20を通過する空気の流量に関連する。この例示的シミュレーションにおいて、赤外線デバイスには、合計13kWの電力になる各々1.625kWの電力が供給されている。プレナム容積22から処理チャンバ14までのガス流れは、245標準リットル/分で流れており、入口10に入る排ガス流は、標準リットル/分で流れている。
当業者は、電力、空気流れ、及び温度の他の条件が可能であることを認識するであろう。処理される有害物質を含有する排ガス流は、処理チャンバ14内で公知の方式でこの高温ガスと混合させられる。処理チャンバ14の排気口15は、燃焼生成物が放射装置アセンブリ8から出力され、典型的には公知の技術に従って水堰(水やな、water weir)(図示せず)によって受け入れることを可能にするために開いている。
従って、入口10を通して受け入れられて処理チャンバ14にノズル12によって供給された排ガスは、小孔スリーブ20によって加熱された処理チャンバ14内で処理されることを見ることができる。加湿空気は、酸素富化が行われるか否か及び空気の湿度に応じて、酸素(典型的に7.5%〜10.5%の公称範囲)、並びに水(典型的に10%〜14%、好ましくは12%の公称範囲)のような生成物を処理チャンバ14に供給する。熱が排ガス流を分解し、及び/又は生成物が処理チャンバ14内で排ガス流と反応して排ガス流を浄化する。例えば、SiH4及びNH3が排ガス流内に供給される場合があり、これは、処理チャンバ14内でO2と反応してSiO2、N2、H2O、NOXを発生させる。同様に、N2、CH4、C26がガス流内に供給される場合があり、これは、処理チャンバ14内でO2と反応してCO2、HF、H2Oを発生させる。同様に、F2がガス流内に供給される場合があり、これは、処理チャンバ14内でH2Oと反応してHF、H2Oを発生させる。
外向き加熱配置
図3は、一実施形態による除害装置アセンブリ、全体的に8Aを概略的に示している。この配置は、図1の配置と類似のものであるが、赤外線デバイス50Aは、プレナム容積22Aを定める小孔スリーブ20A内に位置付けられる。赤外線デバイス50Aは、シャドーイングを最小にしながら所要の加熱を小孔スリーブ20Aの周りに与えるためにプレナム容積22A内に分散される。加熱は、赤外線デバイス50Aを入口の近くに位置付けることによって局所的に強化することができる。赤外線デバイス50Aは、不均一なエネルギ放出を与えて小孔スリーブ20Aの加熱を変化させることができる。プレナム容積22A内に導入されるガスは、赤外線デバイス50Aを取り囲んで保護するためにシュラウドとして導入することができる。
小孔スリーブ20Aに入射する赤外線エネルギは、小孔スリーブ20Aを加熱する。これは、次に、加湿空気が小孔スリーブ20Aの入口面23Aから小孔スリーブ20Aの出口面21Aまで通る時に加湿空気を加熱する。これに加えて、小孔スリーブ20Aによって発生された熱は、処理チャンバ14A内の温度を上げる。小孔スリーブ20Aに供給される赤外線エネルギの量は、処理チャンバ14A内の公称温度を排ガス流が処理されるのに適切である温度に変化させるために変えられる。
内向き及び外向き加熱配置
図4は、一実施形態による除害装置アセンブリ、全体的に8Bを概略的に示している。この配置は、図1及び図3の配置と類似のものであるが、赤外線デバイス50B1、50B2は、両方ともプレナム容積22B1を部分的に定める小孔スリーブ20B1の周りに、かつプレナム容積22B2を定める小孔スリーブ20B2内に位置付けられる。赤外線デバイス50B1、50B2は、シャドーイングを最小にしながら所要の加熱を小孔スリーブ20B1、20B2の周りで供給するためにプレナム容積22B1、22B2内に分散される。加熱は、赤外線デバイス50B1、50B2を入口の近くに位置付けることによって局所的に強化することができる。赤外線デバイス50B1、50B2は、不均一なエネルギ放出を与えて小孔スリーブ20B1、20B2の加熱を変化させることができる。プレナム容積22B1、22B2内に導入されるガスは、赤外線デバイス50B1、50B2を取り囲んで保護するためにシュラウドとして導入することができる。
小孔スリーブ20B1、20B2に入射した赤外線エネルギは、小孔スリーブ20B1、20B2を加熱する。これは、次に、加湿空気をそれが小孔スリーブ20B1、20B2、の入口面23B1、23B2から小孔スリーブ20B1、20B2の出口面21B1、21B2まで通過する時に加熱する。これに加えて、小孔スリーブ20B1、20B2によって発生された熱は、処理チャンバ14B内の温度を上げる。小孔スリーブ20B1、20B2に供給される赤外線エネルギの量は、処理チャンバ14B内の公称温度を排ガス流が処理されるのに適切である温度まで変化させるために変えられる。
平面配置−単一列
図5A及び図5Bは、一実施形態による除害装置、全体的に8Cを示している。明瞭さを改善するために、側壁及び端壁は省略されている。除害装置8Cは、ハウジングの上側部分1020を含む。上側部分1020は、処理される排ガス流を受け入れる複数の排ガス流入口1030を含む。上側部分1020はまた、分離構造又は端部構造のいずれかを受け入れるように成形された複数の開口1040を含む。この例では、上側部分1020は、2つの端部構造1050A及び1つの分離構造1050Bを受け入れる。除害装置8Cは、1対の対向する側壁1070(その一方のみを図5A及び図5Bに図示)を1対の端壁1080(ここでもまた単一の端壁1080のみを図5A及び図5Bに図示)と共に含む。
上側部分1020は、側壁1070及び端壁1080と共に、分離構造1050B及び端部構造1050Aがその中に延びる開口面を有する箱状ハウジングを作成する。分離構造1050B及び端部構造1050Aは、ハウジング内の空間を仕切って個々の処理チャンバ1090を定める。この実施形態では、各処理チャンバ1090は、従って、分離構造1050B及び端部構造1050Aにより、並びに側壁1070の各部分1075及び上側部分1020の各部分1025によって境界付けられる。構成を簡素化するために、分離構造1050B及び端部構造1050Aは、同じ寸法構成を有する。
この実施形態では、分離構造1050Bは、3つの等間隔の処理物質入口開口1110Bが設けられた矩形上側面1100Bを有する。上側面1100Bは、中心開口1040内に受け入れられる。小孔物質のシート1130Bが、上側面1100Bの2つの長辺に結合されてハウジング内に延びる。シート1130Bは、面1100Bから最も遠い位置で湾曲している。1対の対向する端板1120Bが、分離構造1050B内のかつ処理物質が処理物質入口1110Bを通じてその中に通過する空間を取り囲むためにシート1130Bの対向する縁部の付近に位置付けられる。この実施形態では、処理物質は、分離構造1050B内の空隙の中にポンピングされ、これらは、次に、シート1130Bを通過する。
端部構造1050Aは、分離構造1050Bと実質的に同じ構成のものであるが、小孔物質のシート1130Aは、曲げ部の後で終端し、無孔打抜板1150が、対向する端壁1080に隣接して設けられる。これは、処理物質入口開口1110Aを通じて供給された処理物質が処理チャンバ1090の近傍にのみ供給されることを保証する。
処理される排ガス流は、個々の流れに分割され、1つの流れは、別々の処理チャンバ1090の各々において処理されることになる。この実施形態では、排ガス流は、2つの流れに分割され、1つの流れは、排ガス流入口1030を通じて2つの異なる処理チャンバ1090の各々において処理されることになる。処理物質は、処理物質入口開口1110A、1110Bに供給される。排ガス流の除害は、処理チャンバ1090内で行われる。
図5A及び図5Bに見ることができるように、端部構造1050A及び分離構造1050Bは、各処理チャンバ1090内の均一条件を与えるために互いにほぼ平行であるように配置される。端部構造1050A及び分離構造1050Bは、排ガス流が各処理チャンバ内で加熱される時に排ガス流の膨張を受け入れるように排ガス流の流れAの方向に内向きに先細である。これは、シート1130A、1130B上のあらゆる残留物の影響を低減するのを助ける。
シート1130A、1130Bの湾曲部分の具備は、その領域における残留物堆積を防止するのを助け、かつ高い熱損失を受ける処理チャンバ1090の領域に追加の加熱を与える。
側壁1070の各部分1075は、処理チャンバ1090内に先細であるか又はファセット付きであり、これにより副産物をこれらの面から離れるように付勢してその上への残留物堆積を低減する。従って、各処理チャンバ1090は、排ガス流の一部分がその中で処理される均一空間を与えることが理解される。
この実施形態においては2つの処理チャンバ1090が設けられているが、処理チャンバ1090の数は、分離構造1050Bの数を変化させることによって容易に変化させることができる。それによって排ガス流のあらゆる流量を処理することができる完全に拡張可能な(スケーラブルな)アーキテクチャが得られる。例えば、流量が倍の排ガス流を処理する必要がある場合に、3つの分離構造1050B及び2つの端部構造1050Aを設けることによって2つではなく4つの処理チャンバ1090を設けることができる。各個々の処理チャンバ1090の性能は確認されるので、より多数のこれらの処理チャンバの性能も保証することができる。
平面配置−アレイ
図6A及び図Bは、図5A及び図5Bに示す配置によって処理される排ガス流と比較してこの流量の倍を処理する代替配置を示している。この実施形態では、図1A及び図1Bの配置は、介在する壁1160(ここでもまた側壁1070及び端壁1080は明瞭さを改善するために省略)によって分離された2列の処理チャンバ1090を与えるために再現されている。
従って、放射装置を排ガス流の新しい流量に対して拡張するように構成要素部品の多くを単に再利用することができることが理解される。例えば、1つの処理チャンバ1090が100標準リットルの排ガス流を処理するように構成され、400標準リットルの排ガス流を処理することを必要とする場合に、図6A及び図6Bに示す配置のような配置を利用することができ、これは、4つの処理チャンバ1090を有し、その各々は、100標準リットル/分の排ガス流を処理することができ、総計で400標準リットル/分になる。
別の実施形態では、介在する壁1160を有するのではなく、代わりに分離構造1050Bと類似の構造が設けられ、これは、1つの処理チャンバ1090を別のものから分離する。換言すると、分離構造1050Bが、介在する壁1160の代わりに設けられ、図6A及び図6Bに示す分離構造1050Bに対して直交方向に向けられる。それによって各処理チャンバ1090の、2つよりも多くの側で燃焼が得られる。
どの配置が使用されても、各処理チャンバ1090からの処理された排ガス流は、ハウジングの開口面を通じて下流冷却チャンバ(図示せず)の中に排気又は通気される。
図5A、図5B、図6A、及び図6Bに示す両方の配置では、処理チャンバ1090の赤外線加熱は、分離構造1050Bを通した断面である図7に示すように分離構造1050Bを使用して行われる。端部構造1050Aは、赤外線加熱を容易にするように同様に配置される。この実施形態では、シート1130Bは、赤外線を吸収するのに適切な物質で製造される。シート1130Bは、典型的に80%〜90%多孔性であり、孔径は、200μm〜800μmである。シート1130Bは、不均一赤外線吸収及び不均一熱伝達を与えるように構成することができる。
この実施形態では、処理ガスは、空気であるか、又は空気と水蒸気、CO2のような他の種との配合物である場合がある。この例では、加湿空気が導入され、加湿空気は、シート1130Bの入口面23Cから出口面21Cまで通過する。空隙210はまた、赤外線デバイス50C(空隙210内の蛇行又は他の曲がりくねった経路を辿る)を収容し、これは、赤外線によってシート1130Bを加熱するために電源(図示せず)に接続される。
シート1130Bに供給された赤外線は、シート1130Bを加熱する。これは、次に、加湿空気がシート1130Bの入口面23Cから出口面21Cまで通過する時に加湿空気を加熱する。これに加えて、シート1130Bによって発生された熱は、処理チャンバ1090内の温度を上げる。シート1130Bに供給される赤外線エネルギの量は、処理チャンバ1090内の公称温度を排ガス流が処理されるのに適切である温度まで変化させるために変えられる。例えば、シート1130Bは、800°C〜1200°Cまで加熱され、加湿空気も同様にこの温度まで加熱される。これは、シート1130Bに印加される典型的に約10kW〜20kWのレベルで電気エネルギを供給することによって達成される。それによって約70kWm-2〜140kWm-2の等価電力密度が得られる。印加される電力は、シート1130A、1130Bを通過する空気の流量に関連する。当業者は、電力、空気流れ、及び温度の他の条件が可能であることを認識するであろう。処理される有害物質を含有する排ガス流は、処理チャンバ1090内で公知の方式でこの高温ガスと混合させられる。処理チャンバ1090の排気口は、燃焼生成物が放射装置から出力され、公知の技術に従って典型的に水堰(水やな、water weir)(図示せず)によって受け入れられることを可能にするように開いている。
従って、これらの実施形態は、ガス透過性壁を有する反応チャンバの赤外線加熱を使用する非燃料ベースの除害を与える赤外線加熱式除害デバイスを提供することが理解される。実施形態は、内向き発火式燃焼器と同等の性能を有する非燃料ベースの除害に関する要件があることを認識している。1つの手法は、酸素/水蒸気/窒素が通過して燃焼器に対するプロキシとして作用することができる誘導加熱式焼結金属スリーブを使用する。そのような手法は、専用の高周波数電源を必要とするが、赤外線加熱要素を使用することにより、設計を簡素化することができる。
実施形態では、1又は2以上のガス処理チャンバは、処理チャンバの外部に置かれる1又は2以上の赤外線源によって加熱される多孔性境界面に入口と出口を有する。多孔性加熱面には、内面の清浄度を維持する役目をし、処理されるガスと相互作用するラジカルの熱発生によって処理チャンバ内に搬送されたガスの破壊をもたらす酸素、水蒸気、又は他の反応種を外来的に含有することができるガスが注入される。
実施形態では、円筒形ハウジングは、赤外線を発生源から多孔性内側円筒の外面上に向ける反射器として作用する。ガスは、加熱器を収容する環状プレナムから内側円筒の壁を通って流れ、従って、図示の入口を通じて入るガス流とそれが反応する点まで加熱される。
実施形態は、誘導加熱式反応チャンバに類似の非燃料式除害の手段を提供するが、壁は、電気を導電性である必要はなく、単に赤外線を吸収して、そこを通って流れるガスに熱を伝達する。このシステムは、無線周波数/磁気干渉が低く、加熱器の配置及び数は、外来的温度プロファイルを反応チャンバの軸線に沿って作成するために変化させることができる。赤外線サセプタチューブの孔隙度/厚みは、温度勾配又はガス流れ、例えば、入口での高温の良好にパージされたゾーンに更に影響を与えるように調整することができる。平面配置におけるモジュール構成のための機会が存在する。
実施形態は、現在使用されている様々なノズル及び注入戦略を反映するように変化させることができる。あらゆる数の放射加熱器又は離散反応チャンバがあると考えられる。これは、離散ゾーンのみを加熱することよって迅速加熱及びモジュール式実施形態におけるコスト低減の可能性を提供する高度に構成可能なシステム及び非燃料ソリューションを提供する。
添付図面を参照して本発明の例示的実施形態を本明細書に詳細に開示したが、本発明は実施形態通りには限定されないこと、及び当業者によってそこに様々な変更及び修正を添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって定められる本発明の範囲から逸脱することなく達成することができることは理解される。
参照符号
除害装置アセンブリ 8、8A、8B、8C
入口 10、1030
ノズル 12
処理チャンバ 14、14A、14B、1090
ボア 16
上板 18
スリーブ 20、20A、20B1、20B2
出口面 21、21A、21B1、21B2、23C
プレナム容積 22、22A、22B1、22B2
入口面 23、23A、23B1、23B2、23C
外側シェル 24、24A、24B
赤外線デバイス 50、50A、50B1、50B2、50C
絶縁スリーブ 60
空隙 210
上側部分 1020
各部分 1025
開口 1040
端部構造 1050A
分離構造 1050B
側壁 1070
各部分 1075
端壁 1080
上側面 1100B
開口 1110A、1110B
端板 1120B
シート 1130B
介在する壁 1160

Claims (14)

  1. 製造処理ツールからの排ガス流を処理するための除害装置であって、
    処理チャンバを少なくとも部分的に定め、前記排ガス流の処理のために前記処理チャンバ内に導入されるように加湿空気を含む処理物質が通過する多孔質要素と、
    前記処理物質が前記多孔質要素を通過して前記処理チャンバに入る時に前記処理物質を加熱する前記多孔質要素を800℃〜1200℃まで加熱する赤外線エネルギを放出するように作動可能な赤外線加熱デバイスと、
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 前記赤外線加熱デバイスは、前記多孔質要素の面の付近に位置決めされて前記多孔質要素の前記面を加熱することを特徴とする請求項1に記載の除害装置。
  3. 前記多孔質要素の前記面の付近にプレナムを定める外壁を含み、
    前記処理物質は、前記プレナムから前記多孔質要素に与えられ、前記赤外線加熱デバイスは、前記プレナム内に位置付けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の除害装置。
  4. 前記外壁は、入射赤外線エネルギを前記多孔質要素に向けて反射するように反射性であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の除害装置。
  5. 前記多孔質要素は、前記多孔質要素の前記面の付近にプレナムを定め、前記処理物質は、前記プレナムから前記多孔質要素に与えられ、前記赤外線加熱デバイスは、前記プレナム内に位置付けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の除害装置。
  6. 前記赤外線加熱デバイスを取り囲むパージガスを供給するように作動可能なパージガス入口を含むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の除害装置。
  7. 前記多孔質要素の前記面は、入射赤外線エネルギの不均一吸収を与えるように構成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の除害装置。
  8. 前記多孔質要素は、前記面から前記処理チャンバへの不均一な熱伝達を与えるように構成されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の除害装置。
  9. 前記赤外線加熱デバイスは、不均一な赤外線エネルギ放出を与えるように構成されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の除害装置。
  10. 前記多孔質要素の前記面にわたって加熱する赤外線エネルギを放出するように位置決めされた複数の前記赤外線加熱デバイスを含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の除害装置。
  11. 前記排ガス流を前記処理チャンバまで搬送するための少なくとも1つの入口を含み、
    少なくとも1つの赤外線加熱デバイスが、各入口の付近に位置付けられる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の除害装置。
  12. 放出赤外線エネルギを変化させるように前記赤外線加熱デバイスを制御するように作動可能なコントローラを含むことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の除害装置。
  13. 前記コントローラは、低減された排ガス流が流れる間は放出赤外線エネルギを低減すること、前記製造処理ツールの処理が行われない間は放出赤外線エネルギを停止すること、及び前記排ガス流の組成に基づいて放出赤外線エネルギを変化させることのうちの少なくとも1つを実行するように作動可能であることを特徴とする請求項12に記載の除害装置。
  14. 排ガス流の処理のための処理チャンバを少なくとも部分的に定める多孔質要素に加湿空気を含む処理物質を通す段階と、
    前記処理物質が前記多孔質要素を通過して前記処理チャンバに入る時に前記処理物質を加熱する前記多孔質要素を800℃〜1200℃まで加熱するために赤外線加熱デバイスを使用して赤外線エネルギを放出する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
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