JP6925136B2 - リフォーム物件取引支援システム - Google Patents

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本発明は、リフォーム物件取引支援システムに関する。
中古マンションや中古一戸建て住宅などの中古物件を購入しリフォームして住みたいと考える場合、多くの購入者(施工主)は、まず不動産業者から中古物件を購入した後に、リフォーム業者(建築士、工務店など)を探してリフォーム工事を依頼する。このような場合、購入者は不動産業者と相談し、その後不動産を購入した後リフォーム業者と相談し、それぞれにおいて意思決定することが必要となり、仕様や費用面において真に求めるリフォーム物件を取得することが難しい場合がある。具体的には、中古物件を購入した際には可能と考えていたリフォーム工事の内容が、購入後にリフォーム業者に聞いたところ不可能又は困難であると言われるようなことが起こり得る。言い換えれば、複数の異なる業者に対し、異なるタイミングで、中古物件の購入と、リフォーム工事の内容の決定とを行っており、これが希望通りのリフォーム物件を取得することを難しくしている。
リフォーム工事に関しては、リフォーム費用の計算を自動化するなどして容易化したリフォーム工事費用計算システムが知られている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
しかし、購入者が自身のリフォーム工事の具体的な要望を伝えることは、リフォーム業者との口頭や書面でのやりとりに依然として依存している。また、それは、前述した通り、中古物件を決めた後、その物件が有する各種制約に従った希望とならざるを得ない。例えば特許文献3に開示された不動産検索システムは、中古物件の購入とリフォーム費用の合計額を算出して提示可能に構成されているが、購入者がリフォーム工事の要望を提示することができるようにはされておらず、やはり希望のリフォーム物件を取得することを容易にするものではない。
特開2008−217153号公報 特開2016−21205号公報 特開2004−334518号公報
本発明は、購入者の希望に沿ったリフォーム物件をワンストップで、容易に取得可能にしたリフォーム物件取引支援システムを提供することを目的とする。
本発明に係るリフォーム物件取引支援システムは、物件に関する物件情報を取得する物件情報取得部と、前記物件の中で移動又は除去が可能な第1部分と移動又は除去が困難又は不可能な第2部分とを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、前記物件情報と前記識別情報とに基づき、前記物件情報から前記第1部分の少なくとも一部を消去した第1情報をユーザが利用する端末に表示させる表示制御部とを備える。当該システムは更に、前記第1情報に基づき、前記物件に対するリフォームの要望であるリフォーム要望情報を前記端末においてユーザに入力させるリフォーム要望入力部と、前記リフォーム要望情報に基づいて生成されたリフォームプランに関する第2情報を生成し前記端末に表示させるリフォームプラン生成部とを備える。
第1の実施の形態に係るリフォーム物件取引支援システムの全体構成を示す概略図である。 第1の実施の形態に係るリフォーム物件取引支援システムシステムにより提供されるリフォーム物件取引サービスの手順の概要を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るリフォーム物件取引支援システムにおいて提供されるリフォーム物件取引支援ウエブサイト(マッチングサイト)のトップページの一例を示す。 不動産仲介業者が、売却希望に係る中古物件の情報を入力する入力画面の一例を示す。 リフォーム業者が、リフォーム業者端末50において、自身に関する情報を入力する入力画面の一例を示す。 本システムの顧客(リフォーム物件の購入希望者)が購入希望の内容を入力する入力画面の一例である。 図6の入力を行った後、購入者の希望に合致する中古物件の検索結果を示した検索結果出力画面の一例である。 図7の画面で「詳細を見る」がクリックされた後の表示画面の一例である。 図8の画面で「リフォーム要望入力」画面がクリックされた場合に表示される、除去後間取り図の一例である。 除去後間取り図において、リフォーム要望の入力が終了した後の間取り図の一例を示す。 リフォーム要望の入力手法の別の例を示す。 リフォーム要望の入力手法の別の例を示す。 改修工事の希望内容を入力する入力画面の一例を示す。 図6の入力画面で入力されたリフォーム業者の希望に合致するリフォーム業者の検索結果を示す出力画面の一例を示す。 選択されたリフォーム業者の詳細、及び概算のリフォーム費用の内訳の表示画面の一例である。 第1の実施の形態に係るリフォームプランの表示画面の一例を示す。 第2の実施の形態に係るリフォーム物件取引支援システムのリフォーム要望の入力画面の一例を示す。 第3の実施の形態に係るリフォーム物件取引支援システムのリフォーム要望の入力画面の一例を示す。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るリフォーム物件取引支援システムの全体構成を示す概略図である。なお、以下では、検索されるリフォーム物件が分譲マンションである場合を例にとって説明するが、一戸建て住宅の場合にも同様に適用が可能であることは、後述の説明から明らかである。
図1に示すように、このシステムは、サーバ10と、データベース20と、顧客端末30と、不動産仲介業者端末40と、リフォーム業者端末50と、管理者端末60とから構成される。
顧客端末30、不動産仲介業者端末40、リフォーム業者端末50は、本システムの運営者の所有に係るものではなく、それぞれ本システムの顧客(ユーザ)、不動産仲介業者、及びリフォーム業者(建築士事務所や工務店)が所有するものである。本システムの運営者が所有するのはサーバ10であり、このサーバ10が本システムの核心をなしている。なお、データベース20も本システムの運営者が所有してもよいが、当該運営者とは別の業者の所有に係るものであってもよい。
サーバ10は、リフォーム物件取引支援システムを運営するシステム運営業者が運営するサーバである。サーバ10は、本システムに必要なデータをデータベース20等から受信するとともに、データや命令の入力を顧客端末30から受信してデータ処理を行い、その結果を顧客端末30等に送信する機能を有する。また、データベース20は、各種データを保存し、検索可能に構成されている。一例として、データベース20は、顧客情報データベース、不動産情報データベース、リフォーム業者データベースなどを備えている。
また、顧客端末30は、システム運営業者の顧客(ユーザ)が有する端末であり、顧客は、顧客端末30を用いてインターネット等のネットワークを介してサーバ10にアクセスし、リフォーム物件に関する情報を取得する。顧客端末30は、インターネット等にアクセス可能なブラウザをインストールされた端末であればよく、その形式は不問である。
不動産仲介業者端末40は、取引可能でリフォーム工事の対象となり得る中古物件に関する情報を提供する不動産仲介業者が所有する端末である。不動産仲介業者端末40は、サーバ10にアクセスして中古物件に関する情報を、不動産情報としてサーバ10に提供する。提供された不動産情報は、サーバ10を介してデータベース20に供給され、不動産情報データベースに登録される。
リフォーム業者端末50は、リフォーム業者、例えば建築士事務所や工務店などが所有する端末である。リフォーム業者は、リフォーム業者端末50を介してサーバ10にアクセスし、自身に関する情報(リフォーム業者情報)をサーバ10に送信する。サーバ10に送信されたリフォーム業者情報は、データベース20に送信され、リフォーム業者情報データベースに登録される。
管理者端末60は、サーバ10のメンテナンスのために、本システムの管理者が操作可能とされた端末である。なお、管理者端末60は、サーバ10と直接接続されていてもよいし、インターネットや専用回線を介して遠隔接続されていてもよい。
サーバ10の詳細について、更に図1を参照して説明する。サーバ10は、情報取得部101、識別情報取得部102、表示制御部103、リフォーム要望入力部104、及びリフォームプラン生成部105を更に備える。これらの要素101〜105は、サーバ101にインストールされたリフォーム物件取引支援用のコンピュータプログラムと、サーバ10のハードウエアによって機能的に実現される。
情報取得部101は、例えば顧客端末30、不動産仲介業者端末40、リフォーム業者端末50等から、インターネット等を介して、顧客情報、不動産情報、リフォーム業者情報、更には希望物件に関する情報などを、インターネット等を介して取得する機能を有する。また、識別情報取得部102は、中古物件のうち、移動又は除去が可能な部分(以下、「第1部分」という)と、移動又は除去が困難又は不可能な部分(改修は可能。以下、「第2部分」という)とを識別する識別情報を取得する機能を有する。識別情報は、不動産仲介業者端末40からデータとして送信されることで取得されてもよいし、得られた不動産情報に基づいて、識別情報取得部102自身が不動産情報を解析し生成するのでもよい。識別情報の詳細に関しては後述する。
表示制御部103は、サーバ10と交信する顧客端末30、不動産仲介業者端末40、リフォーム業者端末50、及び管理者端末60の表示部(ディスプレイ)において表示すべき情報の表示を制御する機能を有する。また、リフォーム要望入力部104は、顧客端末30から、リフォーム工事に関する要望に関する情報の入力を受けるためのインタフェースを提供する機能を有する。また、リフォームプラン生成部105は、選択された不動産の情報やリフォーム要望に基づいて、リフォームプランに関する情報を生成し提供する機能を有する。
図2は、本システムにより提供されるリフォーム物件取引サービスの手順の概要を示すフローチャートである。
まずサーバ10は、不動産仲介業者から不動産仲介業者端末40等を介して、売却希望に係る不動産情報の入力を受ける(ステップS1)。なお、不動産情報は、不動産仲介業者40からサーバ10に送信される代わりに、例えば管理者端末60から入力されてもよいし、オフライン(郵便、FAXなど)で提供されてもよい。
また、サーバ10は、リフォーム業者端末50から、リフォーム業者情報の入力を受ける(ステップS2)。なお、リフォーム業者情報も同様に、リフォーム業者端末50から入力される代わりに、例えば管理者端末60から入力されてもよいし、オフラインで提供されてもよい。なお、ステップS1とステップS2の順序は不問である。
続いて、リフォーム物件の購入を希望する顧客は、顧客端末30等を介してサーバ10にアクセスし、購入を希望する不動産に関する情報を入力する(ステップS3)。その情報はサーバ10に送信され、サーバ10はデータベースDBにおいて希望に合致した不動産、及びリフォーム業者を検索し、その検索結果(物件情報)を出力する(ステップS4)。
更に顧客は、顧客端末30を介して、検索され選択された中古物件に対するリフォームの要望(リフォーム要望情報)を入力する(ステップS5)。入力されたリフォーム要望情報はサーバ10に送信される。サーバ10は、受信されたリフォーム要望情報を、選択された中古物件に適用し、提案可能なリフォーム工事の内容に関する情報(リフォームプラン)を顧客端末10に送信し、表示させる(ステップS6)。
図3は、本システムにおいて提供されるリフォーム物件取引支援ウエブサイト(マッチングサイト)のトップページの一例を示す。このトップページは、サーバ10の表示制御部103の動作により、インターネット等を介して顧客端末30、不動産仲介業者端末40、リフォーム業者端末50等に提供される。顧客、不動産仲介業者、及びリフォーム業者が、対応するボタンをクリックすることにより、後述する画面へと移行する。
図4は、不動産仲介業者が、不動産仲介業者端末40において、売却希望に係る中古物件の情報を入力する入力画面の一例を示す。例えば、図4に示すように、不動産仲介業者は、売却希望に係る中古物件の所在地、種別、広さ、間取り、築年数、外観写真、間取り図などを入力する。外観写真や間取り図などのイメージデータは、図4の例のように、画像データ(jpg形式、bmp形式等)をアップロードするようにしてもよいし、画像データが存在するウエブサイトのURLを指定してもよいし、別途メール等で送信するようにしてもよい。
なお、この図4の入力画面はあくまでも一例であり、この図4に示される入力項目とは異なる又は追加の入力項目を要求してもよい。また、図4とは異なるレイアウトの入力画面、異なる入力形式が採用可能であることは言うまでもない。
図5は、リフォーム業者が、リフォーム業者端末50において、自身に関する情報を入力する入力画面の一例を示す。図5は、一人の建築士が在籍する建築士事務所用の入力画面の例である。例えば図5に示すように、建築士は、自身の資格、氏名、年齢、事務所名、得意分野、実績、料金表、対応可能エリアなどを入力し、サーバ10に送信する。送信された情報はデータベース20に送られ、リフォーム業者情報として登録される。
図6は、本システムの顧客(リフォーム物件の購入希望者)が購入希望の内容を顧客端末30を用いて入力する入力画面の一例である。例えば、顧客は、図6に示すように、購入予算(不動産価格、リフォーム費用、仲介費用を含む)、希望エリア、広さ、間取り、築年数、リフォーム後のイメージ、追加したい空間の種類(ウッドデッキ、温室、カウンターキッチン等)、リフォーム業者の希望などを入力する。
図7は、図6の入力を行った後、購入者の希望に合致する中古物件の検索結果を示した検索結果出力画面の一例である。検索結果の詳細が見たい場合、購入者は、検索結果出力画面中、対象物件の欄の「詳細を見る」ボタンをクリックする。
図8は、図7で「詳細を見る」がクリックされた後の表示画面の一例である。図8は、検索結果に係る中古物件の、現状の間取りを示した間取り図である。購入者がその物件に関するリフォーム希望を入力したい場合には、図8中の「リフォーム要望入力」をクリックする。
図8の画面で「リフォーム要望入力」画面がクリックされると、図9に示すように、選択された中古物件の構成物(壁、流し台、クロゼット、押し入れ、トイレ、浴室など)のうち、移動又は除去が可能な構成物(第1部分)が全て除去された状態の間取り図(除去後間取り図)が表示される。この除去後間取り図は、前述の識別情報取得部102から取得された識別情報に基づいて生成される。識別情報は、中古物件の構成物(壁、床、柱、その他の固定物)が、移動又は除去が可能な構成物か、それとも、費用的又は物理的な観点から移動又は除去が不可能又は困難な構成物であるかを、識別する情報である。例えば、浴室やトイレなどは、水回りの配管の関係で、通常は改修はできても移動や除去は困難であるので、後者と判断される。また、戸建ての場合、大黒柱等は後者と判断される。識別情報は、不動産仲介業者が生成してサーバ10に提供してもよいし、識別情報取得部102が、画像処理技術を用いて生成することも可能である。識別情報が取得されると、表示制御部102は、元の物件の画像に識別情報を適用して、図9に示すような除去後間取り図を生成して顧客端末30のディスプレイに表示させる。移動又は除去が不可能又は困難な構成物については、除去後間取り図にも表示され、その旨が画面に表示される。
図9に例示された除去後間取り図では、移動又は除去が困難又は不可能な構造物(図示の例では、浴室、トイレ、玄関)が表示され、残りの構造物は表示されない。代わりに、除去後のスペースには、グリッドGrが表示される。グリッドGrは、顧客がリフォーム要望を入力しやすいように表示してあるものであり、表示しなくてもよいし、顧客の指示に応じて、グリッドGrの表示/非表示を選択させることも可能である。
このような除去後間取り図において、顧客は、顧客端末30のディスプレイ上において、例えば顧客端末30のマウス(図示せず)などの入力装置を用い、リフォームに係る要望を入力する(図2のステップS5)。入力方法の一例としては、図9に示すように、空きスペースに配置したい部屋や構造物の種類を「スペース種別」欄で選択し反転表示させ、更に、その部屋等を配置したい位置を、マウスのドラグ・アンド・ドロップ動作により除去後間取り図上で指定する。具体的には、部屋等を配置したい位置の左上の位置でマウスをクリックし、その後マウスをドラグ操作してポインタを右下に動かし、ドロップ動作を行う。これにより、所望の種別の部屋又は施設を、任意の位置に配置することができる。
除去後間取り図において、リフォーム要望の入力が終了した後の間取り図の一例を、図10に示す。この図10の表示画面は、リフォームプラン生成部105により生成され、表示制御部103の制御により顧客端末30の画面上に表示される。指定後の画面には、指定されたスペースの種類と、その占有位置が、例えば斜め矢印記号Arと、その部屋の種類を示す文字で表示される。一旦指定が終わった後も、マウスの操作等により、斜め矢印記号Arの位置を微修正したり、再度削除したりすることも可能である。リフォーム要望の入力が終わり、確定したい場合には、画面右下に表示されている「確定」ボタンをクリックすると、入力が終了する。その後、入力されたリフォーム要望情報はサーバ20に送信される。
リフォーム要望を入力する場合の入力方法に関し、図8に示した方法はあくまでも一例である。例えば、図11に示すように、配置したい部屋や構造物の種類を指定した後、部屋等を配置したい位置を囲う自由閉曲線Frを描いても良い。描いた自由閉曲線Frは、確定後に図10のような斜め矢印記号Arに変換されてもよい。
また、図12のように、「開始」ボタンを押した後、グリッドGrの1つのマスをクリックして反転表示させる。指定した部屋等が占める領域が全て反転表示されたら、「終了」ボタンを押す。以上により、所望の部屋等の指定が完了する。
なお、浴室、トイレなどの移動又は除去が困難だが改修工事は可能な構造物に関しては、例えば図13に示すように、改修の内容を選択可能としてもよい。
図14は、図6の入力画面で入力されたリフォーム業者の希望に合致するリフォーム業者の検索結果を示す出力画面の一例を示す。
検索結果一覧には、その業者の所在地、名称に加え、その業者に依頼をした場合の概算のリフォーム費用や、その業者のポイント・特徴などが表示される。概算のリフォーム費用は、顧客が図9の画面その他で指定したリフォーム工事の概要、及びリフォーム業者の各々が登録しデータベース20のリフォーム業者データベースに登録された料金表に基づいて計算される。
図14において、顧客が特定のリフォーム業者についてより詳しい情報を知りたい場合には、当該業者の表示欄の「詳しく見る」ボタンをクリックする。すると、顧客端末30のディスプレイの表示は、図15に示すような詳細表示に移行する。
図15では、選択されたリフォーム業者の詳細、及び概算のリフォーム費用の内訳の表示画面の一例である。図15で見積もられる費用は、あくまで顧客の画面上でのリフォーム要望と、リフォーム業者データベースから得られた料金表に基づいて計算された概算費用である。選択した中古物件と、選択したリフォーム業者に依頼した場合の、より詳しい見積が欲しい場合には、図15において「この業者で見積」ボタンをクリックする。すると、リフォームプラン生成部105は、
選択された中古物件と、入力されたリフォーム要望情報に基づいてリフォームプランを生成し、図16に示すように、そのリフォームプランを可視化して顧客端末30のディスプレイに表示させる。顧客はこのリフォームプランを確認し、希望通りであれば「送信」ボタンを押す。サーバ10は、情報取得部101を介してこの情報を取得する。不動産仲介業者、及びリフォーム業者は、このリフォームプランを後日受領して詳しい見積書を作成し、郵便又はメールなどで顧客に送信する。
以上説明したように、第1の実施の形態のリフォーム物件取引支援システムによれば、リフォーム工事の対象となる中古物件の検索と、その検索された物件に対するリフォーム工事の要望とをワンストップで実行し、検索結果・及び見積結果を得ることができる。ワンストップが可能となることで、リフォーム物件の取得に必要な費用の概要を早期に知ることができるため、資金計画も立てやすくなる。また、物件を選定した後、すぐに具体的なリフォーム要望を送信し、その可否を知ることができる。したがって、顧客にとっては、要望に沿ったリフォーム物件を取得することが容易になる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係るリフォーム物件取引支援システムを、図17を参照して説明する。
この第2の実施の形態に係るシステムの全体構成は、第1の実施の形態と同様である。また、動作の概要も、第1の実施の形態と同様である。ただし、この実施の形態では、リフォームの要望の入力の手法(図2のステップS5)が、第1の実施の形態とは異なっている。
図17は、この第2の実施の形態におけるリフォーム要望の入力画面の一例を示している。
除去後間取り図(図9)が表示された場合、第1の実施の形態では、所望の間取りを1つずつ入力する入力形式を採用している。これに対し、第2の実施の形態では、除去後間取り図が表示された場合に、「おススメ間取り」ボタンをクリックすることにより、図17の左から2番目に示すように、システムが推薦する間取り図(おススメ間取り図)を生成し表示することができる。このおススメ間取り図は、例えば図6の画面で入力された「リフォーム後のイメージ」、その他顧客により示されたリフォームの要望に関する情報に従って生成される。
また、図17の右から2番目に示すように、おススメ間取り図に提示された間取りは、顧客側の操作により調整・又は修正することが可能である。図17の右から2番目は、その調整を行う画面の一例である。おススメ間取り図で提示された壁等の位置をドラグ・アンド・ドロップ動作することにより調整することができる。また、壁自体を撤去したい場合には、同様にドラグ・アンド・ドロップ動作をすることにより、ゴミ箱アイコンまで移動させて、壁を消去することもできる。このようにして、例えば図17の一番右側に示すような、ユーザの希望に従った間取り図を完成させることができる。それ以降の動作は、第1の実施の形態と同様である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係るリフォーム物件取引支援システムを、図18を参照して説明する。
この第3の実施の形態に係るシステムの全体構成は、第1の実施の形態と同様である。また、動作の概要も、第1の実施の形態と同様である。ただし、この実施の形態では、リフォームの要望の入力の手法が(図2のステップS5)が、第1の実施の形態とは異なっている。
図18はこの第3の実施の形態におけるリフォーム要望の入力画面の一例を示している。この第3の実施の形態では、識別情報に基づき、移動又は除去が可能な構造物(第1部分)と、移動又は除去が不可能又は困難な構造物(第2部分)とを、視覚的に識別可能な状態でディスプレイに表示させ、顧客端末30において、顧客(ユーザ)に移動又は除去が可能な構造物を除去する動作を行わせる。例えば図18では、移動又は除去が可能な構造物(第1部分)は細線で表示するとともに、移動又は除去が不可能又は困難な構造物(第2部分)は太線で表示し、視覚的に区別する。そして、マウスポインタMPを第1部分に合わせ、希望に従ってドラグ・アンド・ドロップ動作をすることにより、第1部分を適宜移動させる。不要な第1部分に関しては、ゴミ箱アイコンGBに向けてドラグ・アンド・ドロップ動作をすることにより、その第1部分を除去することができる。不要な第1部分を除去した後の動作は、第1の実施の形態と同様である。すなわち、第1の実施の形態は、第1部分を当初から全て除去した状態で除去後間取り図を表示するのに対し、この第3の実施の形態では、第2部分だけでなく第1部分も当初は表示させ、顧客端末30からの顧客(ユーザ)の指示に従い、適宜第1部分を消去した除去後間取り図を表示するものである。
所望のリフォーム要望の入力が完了した場合には、「確定」ボタンを押して入力を終了させる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・サーバ、 20・・・データベース、 30・・・顧客端末、 40・・・不動産仲介業者端末、 50・・・リフォーム業者端末、 60・・・管理者端末、 Gr・・・グリッド、 Ar・・・斜め矢印記号、 Fr・・・自由閉曲線、 MP・・・マウスポインタ、 GB・・・ゴミ箱アイコン。

Claims (4)

  1. 物件に関する物件情報を取得する物件情報取得部と、
    前記物件の中で移動又は除去が可能な第1部分と移動又は除去が困難又は不可能な第2部分とを識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記物件情報と前記識別情報とに基づき、前記物件情報において前記第1部分の少なくとも一部を消去した第1情報をユーザが利用する端末に送信し、前記端末に前記第1情報を表示させる表示制御部と、
    前記物件のリフォームを担当するリフォーム業者の情報であるリフォーム業者情報を取得するリフォーム業者情報取得部と、
    記物件に対するリフォームの要望であるリフォーム要望情報を、前記第1情報が表示された前記端末において、要望に従った間取りを示す記号を前記ユーザに入力させることにより、ユーザに入力させると共に、希望するリフォーム業者に関する希望リフォーム業者情報を前記端末においてユーザに入力させるリフォーム要望入力部と、
    前記リフォーム要望情報及び前記リフォーム業者情報に基づいて生成されたリフォームプランに関する第2情報を生成し前記端末に表示させるリフォームプラン生成部と
    を備え
    ことを特徴とするリフォーム物件取引支援システム。
  2. 前記記号は、要望に従った部屋の形状を示す記号である、請求項記載のリフォーム物件取引支援システム。
  3. 前記表示制御部は、前記第1部分を全て除去した第1情報を前記端末に表示させる、請求項1記載のリフォーム物件取引支援システム。
  4. 前記表示制御部は、前記第1部分と前記第2部分を視覚的に識別可能に前記端末において表示させ、前記ユーザの指示により前記第1部分を適宜消去するよう構成された、請求項1記載のリフォーム物件取引支援システム。
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