JP6154589B2 - 建築工程管理システム - Google Patents

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Description

本発明は建築工程管理システムに関するものである。
工程表を利用して注文住宅等の建築作業工程を管理するものとしては、従来、特許文献1に記載されたものが知られている。この従来例において、管理サーバは、工程表を格納するデータベースと、このデータベースの内容をインターネット上で閲覧可能にする表示制御部とを有する。建築住宅の工務店や専門工事業者等は、各々の端末装置を介して管理サーバにアクセスすることにより表示されるメイン画面において、「工程表」の選択スイッチを選択することにより工程表を画面表示することができる。また、上記管理サーバは専門工事業者等が各工程の様子を撮影した画像データを格納する画像ホルダを有し、上記メイン画面に含まれる「地盤・配筋」や「基礎工事」等の選択スイッチを選択すれば、当該工程の様子を示す画像を上述した端末装置で画面表示することができる。
特開2004-052486号公報
しかしながら上述した従来例は、建築作業工程の進捗を観察、確認するには十分であるが、現場監督等の管理責任者が建築作業工程の管理に利用するには使い勝手が悪いという欠点がある。
すなわち、現場監督等が建築工程を管理する場合には、撮影画像によって単に作業工程の完了が把握できるだけでは足りず、作業工程の完了の期日が予定通りであるかや、天気の都合などによって特定の作業工程に遅れが生じてしまったときに、この遅れに伴ってどの作業工程の日程を調整する必要が生じたか、さらには、どのように作業工程をスケジュール調整すれば遅れを効率的に取り戻すことができるかといったことまでの判断材料を容易に提供できるものであることが求められる。
この点、上述の従来例においては、日程や作業工程の順序を示す工程表が、撮影画像のwebページにも移動が可能なメイン画面のwebページからの工程表のwebページへの移動によって表示できるに過ぎないことから、作業工程の日程を管理したり、スケジュール調整を検討する際には、撮影画像と工程表のそれぞれのwebページをメイン画像のwebページを介して行き来しなければならないために、手間がかかってしまう。
本発明は以上の欠点を解消すべくなされたものであって、建築工程の管理作業性に優れた建築工程管理システムの提供にある。
本発明によれば上記目的は、
建築工程管理装置と、
前記建築工程管理装置にネットワークを通じて接続される住宅建築の協力業者が操作する業者用クライアントと、
認証成立を条件に工程表の閲覧権限を付与されてネットワークを通じて前記建築工程管理装置に接続可能な建築住宅の施主が操作する施主用クライアントとを有し、
前記建築工程管理装置は、
住宅建築の管理責任者や協力業者向けに詳細化された建築作業工程に関する情報、および建築現場への資材搬入工程に関する情報を含む住宅建築の作業工程に関する情報を格納する建築データ格納部と、
前記作業工程に応じて設定されたクリッカブル領域を含む建築工程表を前記建築データ格納部を参照してテンプレートを用いて作成する工程表作成部と、
前記作業工程の終了を確認するためにカメラにより撮影された終了確認画像、および施主にとって住宅建築の記念になるメモリアル画像を格納する画像格納部と、
前記作業工程を明示した画像登録要求に応じて画像格納部内の領域へのリンク情報を生成し、当該作業工程に応じて設定された前記クリッカブル領域に終了確認画像を呼び出し可能な形態で埋め込む画像登録制御部と、
工程表描画要求に応じて前記クリッカブル領域を含む建築工程表をディスプレイ上に描画する描画制御部とを有し、
前記業者用クライアントは、前記終了確認画像、およびメモリアル画像をネットワークを通じて建築工程管理装置に送信する画像送信部を備えるとともに、前記画像登録制御部は、終了確認画像へのリンク情報を作業工程に応じて蓄積するリンク情報蓄積部を有し、該リンク情報蓄積部内に蓄積したリンク情報をクリッカブル領域に選択可能な形態で埋め込むように形成され、
かつ、前記工程表作成部は、住宅建築の作業工程を詳細に記述した第1の建築工程表を描画する第1工程表作成部と、
前記第1の建築工程表により設定された作業工程の一部が描画対象として選択されて前記第1の建築工程表に比して作業工程がより簡潔に記述されるとともに、当該簡潔な記述として選択された作業工程のうち、一部の作業工程を他の作業工程に対して色分けしたクリッカブル領域とする第2の建築工程表を描画する第2工程表作成部とを有しており、
前記施主用クライアントからの接続要求には、前記第2の建築工程表が出力される建築工程管理システムを提供することにより達成される。
本発明によれば、ディスプレイ9上に描画される建築工程表3には作業工程に応じてクリッカブル領域2が設定され、このクリッカブル領域2には、リンク情報を利用することにより終了確認画像6が呼出可能な形態で埋め込まれる。したがってクリッカブル領域2をクリックすることで建築工程表3上から終了確認画像6を呼び出すことができ、終了確認画像6の有無の確認、すなわち作業工程の終了確認が、建築工程表3上で当該作業工程の日程や、前後の作業工程を把握しながらにして行うことができることから、管理作業性が極めて向上する。
建築工程表3は、バーチャート、あるいはネットワーク工程表等適宜のものを使用することが可能で、クリッカブル領域2は、建築工程表3の仕組みに応じて棒状や点状、文字列など適宜のものに設定すれば足りる。また、上述の従来例のように建築工程表3をwebブラウザで表示する場合には、webブラウザに一般的に搭載されるアクセス履歴の記録機能、すなわちキャッシュを利用して、既アクセスのクリッカブル領域2の画面表示色を変更することも容易になる。この結果、建築工程表3上で既に終了確認画像6の有無を確認した作業工程を容易に見分けて工程管理作業をより効率的に進めることも可能になる。
さらに、作業工程情報や終了確認画像6は、建築データ格納部1や画像格納部7に一括保管されているために、その散逸を防止したり、互換性を確保したりすることも容易になる。このため、建築工程管理装置以外の他の装置、あるいは建築工程管理装置における建築工程管理機能以外の他の機能、例えば建築積算装置等による積算処理などに活用するための一括データ出力も難しくなく、反対に他の装置、機能からのデータの一括取り込みもしやすいことから、住宅建築業務をより総合的にサポートするような機能拡張も簡単になる。
また、建築工程管理システムは、
建築工程管理装置にネットワークを通じて接続され、住宅建築の協力業者が操作する業者用クライアントを有し、
該業者用クライアントは、終了確認画像をネットワークを通じて建築工程管理装置に送信する画像送信部を備える。
住宅建築には、一般に工務店等の建築請負主体以外に、大工や電気工事業者、資材メーカ等の多数の協力業者が関与することから、これらの協力業者に対してそれぞれが関与する作業工程の終了確認画像6を送信させることにより、現場監督等が工事完了確認や納品確認を建築現場でせずに、終了確認画像6の閲覧を介してこれらの確認作業を効率的に進めることができる。
業者用クライアント12には汎用のパーソナルコンピュータを使用することが可能であり、建築工程管理装置Aとの接続に公衆通信回線11を利用する場合には、建築工程表3の描画や終了確認画像6の表示は、汎用のウエブブラウザ内で動作するアプレット等として提供することが可能である。
また、上述のように終了確認画像6の閲覧を建築現場での確認作業に代替させるためには、終了確認画像6は、建築現場での確認作業と同視し得るような複数の視点を反映した複数で構成することが信頼性を確保するために望ましい場合がある。このような場合、上述したクリッカブル領域2には単一の終了確認画像6へのリンク情報を埋め込むのではなく、個々の終了確認画像6へのリンク情報を一覧表示する新規webページ等へのリンク情報を埋め込めば足り、これによって建築工程表3も簡潔な構成に維持できる。
また、以上のように終了確認画像6へのアクセス窓口となる建築工程表3の提供は、施主による住宅建築の進捗確認にも有用であり、作業工程にあまり詳しくない施主にも進捗を簡単かつ具体的に把握させることが容易になる。この場合において、建築工程表3として作業工程の詳細度が異なる二種類を用意しておけば、作業工程への理解度に応じてアクセスする建築工程表3を異ならせることにより、工務店等と施主の双方による進捗理解をよりしやすくすることも可能になる。
さらに、以上の建築工程管理システムは、
建築資材毎に予め設定された作業工程分類、予想作業時間、資材単価、および建築作業単価などの詳細内訳に基づいて、住宅建築の使用建築資材の総量から前記建築データ格納部1に格納される作業工程情報、および作業工程の建築費用情報を生成する詳細物件データ生成部16と、
前記作業工程の建築費用情報を格納する費用データ格納部17と、
作業工程を明示した出来高評価要求に応じて前記費用データ格納部17から当該作業工程の建築費用情報を抽出する出来高算出部18とを有して構成することもできる。
これにより、出来高払いの精算システムを構成する場合に、終了確認画像6による作業工程の終了確認を利用した協力業者への出来高払いを容易に行うことができる。また、建築資材毎に予め設定された詳細内訳に基づいて使用建築資材の総量から作業工程情報等を生成することにより、建築工程表3等に対する信頼度を極めて高めることができる。
なお、本発明によれば、
住宅建築の作業工程情報を格納する建築データ格納部1と、
作業工程に応じて設定されたクリッカブル領域2を含む建築工程表3を前記建築データ格納部1を参照してテンプレートを用いて作成する工程表作成部4と、
作業工程の終了を確認するためにカメラ5により撮影された終了確認画像6を格納する画像格納部7と、
作業工程を明示した画像登録要求に応じて画像格納部7内の領域へのリンク情報を生成し、当該作業工程に応じて設定された前記クリッカブル領域2に終了確認画像6を呼び出し可能な形態で埋め込む画像登録制御部8と、
工程表描画要求に応じて前記クリッカブル領域2を含む建築工程表3をディスプレイ9上に描画する描画制御部10とを有する建築工程管理装置を提供することも可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、作業工程の管理効率を高めて住宅建築の引き渡し期日を遵守した質の高い住宅建築を容易に遂行することができる。
本発明に係る建築工程管理装置の機能ブロック図である。 クライアントの機能ブロック図である。 本発明を利用したエスクローシステムを示すブロック図である。 建築工程管理装置とクライアントのネットワーク上でのやり取りを示すシーケンス図である。 建築工程管理装置の動作を示すフローチャートである。 第1の工程表を示す図である。 終了確認画像のディスプレイ上での表示態様を示す図である。 第2の工程表を示す図である。
図1ないし図8に本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、建築工程管理システムは、図1に示すように、業者用クライアント12、建築工程管理装置A、施主用クライアント15を有し、これらを公衆通信回線(ネットワーク11)を通じて接続して構成される。上記建築工程管理装置Aは、図2に示すように、金額情報を扱う本部サーバ31と、セキュリティに配慮してこの本部サーバ31から切り離して構成される工事進捗管理サーバ32とを有し、これらをLANにより接続して構成される。
上記本部サーバ31は、図1に示すように、制御部31aにより制御される建築データ格納部1、費用データ格納部17、工程表作成部4、および出来高算出部18を有し、交信部31bを経由して公衆通信回線11に接続される。この交信部31bには図示省略した認証部等の適宜のセキュリティ対策手段が設定される。また、以上の本部サーバ31には、キーボードやマウス等からなる入力部31c、ディスプレイ9が接続される。
上記建築データ格納部1には、建築住宅の物件名(施主名)、その使用建築資材名とその数量、その仕入れ先名や当該建築資材を使用して工事を行う専門工事業者名などの協力業者名、および住宅建築の作業工程名とその順序・期間などの情報が相互に関連づけられて格納される。また、上記費用データ格納部17には、上述した物件名や協力業者名、作業工程名に加え、使用建築資材や工事の協力業者への発注金額、工務店による工事監督金額、および協力業者や工務店への支払条件などの情報が相互に関連づけられて格納される。
上記工程表作成部4は、上述したマウス等の入力部31cを介してオペレータから工程表作成要求を受けることにより建築工程表3を作成する。住宅建築の作業工程の理解度に応じた建築工程表3を作成するために、工程表作成部4は、住宅建築の管理責任者や協力業者向けに作業工程が詳細に記述された第1の建築工程表3Aと、施主向けに作業工程が簡潔に記述された第2の建築工程表3Bを作成可能にされ、これら各建築工程表3A、3Bの作成のためにそれぞれ第1工程表作成部4aと第2工程表作成部4bを備える。この実施の形態において上記各建築工程表3A、3Bは、図6および図8に示すように作業工程の前後が直感的に理解しやすいネットワーク工程表からなる。
以上の工程表作成部4による建築工程表3の作成は、上述した建築データ格納部1内の作業工程名とその順序・期間などの情報を参照し、予め用意された適宜のテンプレートを利用してなされる。具体的には例えば、一般の工程表作成支援ソフトにより提供されるものとほぼ同種のテンプレートに建築データ格納部1内の情報を取り込むことにより建築工程表3を作成することが可能である。また、上述した第2工程表作成部4bは、予め設定された作業工程に関連する情報のみを建築データ格納部1から取り込むことにより簡潔な建築工程表3の作成を可能にするもので、取り込み対象の作業工程は建築データ格納部1内で作業工程情報に関連づけられて格納される工程分類区分等を利用して特定することが可能である。なお、上記取り込み対象の作業工程としては、例えば全ての住宅建築に共通して存在するような基本的な作業工程を設定することが可能である。さらに、工程表作成部4は、ネットワーク工程表3における作業工程を示す丸印の領域情報と、当該丸印の領域が示す作業工程情報とを予め関連づけて記録したものを付属データとして作成し、後述するクリッカブル領域2の設定に利用する。
上記出来高算出部18は、上述したマウス等の入力部31cを介してオペレータから特定の作業工程を指定した出来高評価要求を受けると、作業工程をインデックスにして費用データ格納部17内を検索し、出来高を算出する。具体的には、例えば、出来高評価要求に含まれる作業工程名を抽出し、この作業工程名に関連づけられた使用建築資材の仕入れ金額等の情報を協力業者毎に協力業者名やその支払条件の情報とともに費用データ格納部17から抽出してディスプレイ9に表示する。
一方、上述した工事進捗管理サーバ32は、制御部32aにより制御される画像格納部7、建築データ格納部1’、工程データ格納部34、および上述した画像登録制御部8を有し、上記本部サーバ31と同様に適宜のセキュリティ対策手段が設定された交信部32bにより公衆通信回線11に接続される。
上記建築データ格納部1’は、上述した本部サーバ31におけるものと同一のものであり、本部サーバ31から取得して構成される。また、上記工程データ格納部34は、本部サーバ31の工程表作成部4により作成された建築工程表3を付属データとともに格納するもので、これらも本部サーバ31から取得して構成される。
上記画像格納部7は、作業工程の終了を裏付けるために建築現場で協力業者によって後述するカメラ5により撮影された終了確認画像6を格納する。なお、この終了確認画像6のほかに、同様に建築現場で協力業者等によってカメラ撮影された画像であって施主にとって住宅建築の記念になるメモリアル画像も格納される。この画像格納部7には、後述する画像登録制御部8によって各終了確認画像6と上述した建築データ格納部1内の作業工程情報とのリレーションを張るための作業工程情報がインデックスデータとして加えられる。以上の終了確認画像6は、別途マニュアル等によって予め作業工程毎の撮影箇所や撮影角度などが定められており、この実施の形態においては作業工程の内容に応じて同一の作業工程に対して最大5枚までリレーションが設定できるようにされる。
上記画像登録制御部8は、公衆通信回線11を通じて上述した業者用クライアント12から画像操作要求を受信した際に、この画像操作要求に含まれる作業工程情報を取得してこれをインデックスデータとして画像格納部7内を検索する。この結果、終了確認画像6を見付からない場合には、新規登録用のルーチン実行命令を業者用クライアント12に出力して業者用クライアント12からの要求を待つ。一方、終了確認画像6が見付かったときには、当該終了確認画像6とともに追加登録、閲覧、あるいは登録削除の操作ルーチン実行命令を業者用クライアント12に出力して業者用クライアント12からの要求を待つ。
以上の画像登録制御部8は、具体的にはこの後、新規登録要求を受信すると、この要求に含まれる終了確認画像6を予め用意したwebページ等の適宜の表示ページのテンプレートに取り込み、後述する画像表示ページ35を生成して画像格納部7に格納するとともに、この画像表示ページ35へのリンク情報を生成する。画像表示ページ35への終了確認画像6の取り込みは、この実施の形態においては、当該終了確認画像6を画像表示ページ35上に貼り付けることによりなされるが、これ以外に、終了確認画像6を格納する画像格納部7内の領域情報を利用して終了確認画像6へのリンク情報を生成するとともに、画像表示ページ35内にクリッカブル領域36を設定し、このクリッカブル領域36に上記リンク情報を埋め込むことによっても行うことが可能である。なお、上記テンプレートは、web上で表示可能なXML等の適宜の言語で記述されてホームページの作成支援等として一般に流通するものとほぼ同じものなどで構成することが可能である。この後、画像登録制御部8は、上述した作業工程情報とともに画像表示ページ35へのリンク情報を上述した工程表作成部4に出力する。これらの入力を受けた工程表作成部4は、上述の付属データを利用して特定される当該作業工程に応じた建築工程表3の丸印の領域(クリッカブル領域2)に画像表示ページ35へのリンク情報を埋め込む。
また、以上の画像登録制御部8は、図1に示すように、リンク情報蓄積部14を有し、追加登録要求を受信した場合には、この要求に含まれる終了確認画像6へのリンク情報をリンク情報蓄積部14によって生成する。また、このリンク情報蓄積部14は、上述した作業工程情報をインデックスにして特定される画像表示ページ35内に上述したクリッカブル領域36を設定し、生成したリンク情報をこのクリッカブル領域36に埋め込む。上記クリッカブル領域36の数は、リンク情報蓄積部14によって単一の画像表示ページ35内で4つが上限となるように設定される。なお、画像登録制御部8は、登録削除要求を受けた場合には終了確認画像6へのリンク情報等を削除する。
以上において述べた工程表作成部4による建築工程表3の丸印の領域に対する画像表示ページ35へのリンク情報の埋め込み処理や、画像登録制御部8による画像表示ページ35の生成処理、および画像表示ページ35へのリンク情報の生成処理は、後述するように画像表示ページ35へのリンク情報の埋め込み対象となるクリッカブル領域2を備える建築工程表3として第1の建築工程表3Aを選択するか、あるいは第2の建築工程表3Bを選択するかを予め判定しておくことにより、建築工程表3の種類に応じて個別に実行することが可能になる。この場合において、第2の建築工程表3Bに記載される作業工程が第1の建築工程表3Aにも含まれるように設定した場合には、第1の建築工程表3Aのクリッカブル領域2にリンク情報を埋め込む際に、第2の建築工程表3Bにおける同一の作業工程に対応するクリッカブル領域2にも同じリンク情報を埋め込むか否かをディスプレイ9上に表示して工務店用クライアントのオペレータに問い合わせ、その回答に応じて双方の登録処理を連動させれば、登録作業効率をより高めることができる。
一方、上述した本部サーバ31には、以上のようにして工事進捗管理サーバ32の工程データ格納部34や画像格納部7に格納される建築工程表3や終了確認画像6を閲覧するために、図1に示すように、描画制御部10と画像要求部37が設けられる。上記描画制御部10は、建築工程表3の表示要求に応じて本部サーバ31のディスプレイ9に建築工程表3を表示させるものであり、オペレータによるマウス等の入力部31cからの入力によって表示要求が入力されると、工事進捗管理サーバ32の工程データ格納部34にアクセスして建築工程表3をディスプレイ9上に描画する。図6は第1の建築工程表3A、図8は第2の建築工程表3Bのそれぞれのディスプレイ9での表示態様を示すもので、作業工程に応じた丸印の領域2がクリッカブルに設定される。なお、第2の建築工程表3B上においては、主要な建築工程の把握しやすさや見やすさを考慮して、白丸印と黒丸印が描画されるとともに、黒丸印の領域2のみがクリッカブルに設定される。
また、上記画像要求部37は、終了確認画像6の表示要求に応じてディスプレイ9に終了確認画像6を表示させるもので、オペレータによるマウス等の入力部31cからのカーソルを利用した入力によって上述のようにディスプレイ9に表示された建築工程表3のクリッカブル領域2がクリックされると、埋め込まれたリンク情報に基づいて工事進捗管理サーバ32の画像格納部7にアクセスして図7に示すように画像表示ページ35を本部サーバ31のディスプレイ9に表示させ、さらに画像表示ページ35上のクリッカブル領域36、すなわち終了確認画像6へのリンク表示がクリックされたときには、再度本部サーバ31にアクセスして当該リンク表示36に埋め込まれたリンク情報によりリンクされた終了確認画像6を本部サーバ31のディスプレイ9上に表示させる。
以上の本部サーバ31と工事進捗管理サーバ32に公衆通信回線11を通じて接続可能な上記業者用クライアント12は、この実施の形態においては図1に示すように、住宅建築を施主から請け負う工務店が管理する工務店用クライアント12Aと、上記工務店からの発注を受けて住宅建築工事の一部である大工工事や電気工事等の限られた一部の工事を請け負う専門工事業者、さらには上記工務店からの発注を受けて建築資材を納入する資材メーカ等といった協力業者が管理する適数の協力業者用クライアント12Bとを有する。
上記工務店用クライアント12Aは、図2に示すように、制御部12Aaにより制御される建築データ格納部44、費用データ格納部17’、基準データ格納部39、詳細物件データ生成部16、描画制御部47、画像要求部37’、および工程表編集部41を有し、交信部12Abを経由して公衆通信回線11に接続される。この工務店用クライアント12Aには、キーボードやマウス、ディスクドライブ等からなる入力部12Ac、ディスプレイ42が接続される。
上記建築データ格納部44や費用データ格納部17’は上述した本部サーバ31におけるものと同一のものである。これら建築データ格納部44等に格納される各種のデータはそもそも工務店用クライアント12Aによって生成されたもので、上述の本部サーバ31では工務店用クライアント12Aから取得して構成される。以上の各種データを生成するために、工務店用クライアント12Aには、上述した基準データ格納部39と、詳細物件データ生成部16が設けられ、また、図1に示すように上述した入力部12Acを介して建築住宅のCADデータ43が入力される。
上記基準データ格納部39には、各種の建築資材毎に、その仕入れ先名や当該建築資材を使用して工事を行う専門工事業者名などの関係する協力業者名およびその支払条件、その仕入金額や工事金額、工務店による工事監督金額やその支払い条件、当該建築資材を用いてなされる作業工程名および当該作業工程の全作業工程における順番、並びに予想工事作業時間等の情報が格納される。
上記詳細物件データ生成部16は、以上の基準データ格納部39を参照し、ディスクドライブ等の入力部12Acから入力されたCADデータ43を分析、解析して建築データ格納部44や費用データ格納部17’に格納される各種のデータを生成する。すなわち、上記CADデータ43には建築住宅の全ての使用建築資材の種類と数量の記述が含まれていることから、詳細物件データ生成部16はこれを抽出した上で、上述した基準データ格納部39を参照して建築データ格納部44等に格納される各種のデータを生成する。例えば、使用建築資材名は基準データ格納部39内のものなどをそのまま用いれば足り、作業工程の期間については、CADデータ43から抽出された使用建築資材の全てに関して、各使用建築資材名をインデックスにして基準データ格納部39に基づいて作業工程を種別した上で、この種別を利用して、各作業工程に属する使用建築資材名やその数量を抽出し、さらに、抽出した各作業工程において使用する建築資材名をインデックスにして基準データ格納部39から対応する予想工事作業時間を取得し、この予想工事作業時間に上述した数量を乗算して得ることが可能である。なお、建築データ格納部44内の各種のデータは、キーボード等の入力部12Acからの入力によって修正等を加えて生成することも可能である。
上記描画制御部47や画像要求部37’は、上述した本部サーバ31におけるものと同一のものである。また、上記工程表編集部41は、工程表変更要求に応じて工事進捗管理サーバ32の工程データ格納部34に格納される建築工程表3を編集するもので、工務店のオペレータによってマウス等の入力部12Acから工程表変更要求が入力されると、工事進捗管理サーバ32にアクセスしての工程データ格納部34内の建築工程表3を編集可能な形態でダウンロードしてディスプレイ42に表示する。建築工程表3がwebページとして表示されるこの実施の形態において、ディスプレイ42にはXML形式の建築工程表3がソースコード形式で表示される。この後、キーボードやマウス等の入力部12Acを利用してソースコードを修正し、交信部12Abを利用して工事進捗管理サーバ32にアクセスして工程データ格納部34内のデータを修正後のソースコードに変更すれば、建築工程表3を編集後のものにアップデートすることができる。
一方、上記協力業者用クライアント12Bは、図2に示すように、制御部12Baにより制御される建築データ格納部44’、費用データ格納部17”、画像一時格納部45、描画制御部47’、および画像要求部37”を有し、交信部12Bbを経由して公衆通信回線11に接続される。この協力業者用クライアント12Bにも、キーボードやマウス、USB端子等からなる入力部12Bc、ディスプレイ42’が接続される。
上記建築データ格納部44’、費用データ格納部17”、描画制御部47’、および画像要求部37”は上述した本部サーバ31に格納されるものと同一のものであり、本部サーバ31等から公衆通信回線11を通じて取得される。また、上記協力業者用クライアント12Bの入力部12Bcは、そのUSB端子等によって上述したカメラ5を接続可能に形成されており、建築現場においてカメラ撮影された終了確認画像6が入力される。
以上のようにして協力業者用クライアント12Bに入力された終了確認画像6は、上記画像一時格納部45内に格納される。協力業者のオペレータは、上述したマウス等の入力部12Bcを操作することにより公衆通信回線11を通じて工務店用クライアント12Aに接続可能であり、図2に示すように交信部12Bbに設けられる画像出力部46によって工務店用クライアント12Aに画像一時格納部45内の終了確認画像6を送信することができる。
一方、このように終了確認画像6の送信を受ける上述の工務店用クライアント12Aの交信部12Abには画像送信部13が設けられており、協力業者用クライアント12Bから終了確認画像6を受信すると、工務店のオペレータがマウス等の入力部12Acを操作して終了確認画像6の内容を確認した上で、別途マニュアルに規定される撮影内容を満たしていると判断した時には、交信部12Abに設けられる画像送信部13によって公衆通信回線11を通じて当該終了確認画像6を工事進捗管理サーバ32に送信する。この送信に際しては、工事進捗管理サーバ32において上述した画像登録制御部8による画像アクセス要求に対する処理が実行され、工務店用クライアント12Aにおいては、オペレータがマウス等の入力部12Acを操作して終了確認画像6によって終了が裏付けられる作業工程を判別可能な情報を付加する。
また、上述した施主用クライアント15は、図1に示すように、制御部33aにより制御される描画制御部47”、および画像要求部48を有し、交信部33bを経由して公衆通信回線11に接続される。この施主用クライアント15にも、キーボードやマウス等からなる入力部33c、ディスプレイ42”が接続される。上記描画制御部47”や画像要求部48は本部サーバ31と同じ構成のものである。
以上の建築工程管理システムは、図3に示す建築工事代金の出来高払いのエスクローシステムを構築するものである。このエスクローシステムは、住宅建築に際して施主が予め工費をエスクロー預託口座49に預託しておき、建築工事の進捗に応じて建築業者の預金口座50に工事代金を支払うように構成され、エスクローシステムを運営する運営主体により管理される上述の建築工程管理装置Aと、工務店、大工、施工業者等の建築事業者が管理する業者用クライアント12、および建築を依頼した施主が管理する施主用クライアント15とから構成される上述の建築工程管理システムと、精算部門51からの出金依頼に基づいて建築業者の預金口座に出金するエスクロー預託口座49とから構成される。
したがって本部サーバ31のオペレータは、上述した出来高算出部18により算出された出来高データを必要に応じてその内容を確認等した上で、マウス等の入力部を操作して精算部門51に送信し、これを受領した精算部門51は、出来高データの内容に応じて工事代金等を工務店や協力業者の預金口座50に対してエスクロー預託口座49からの出金処理を行う。これにより、終了確認画像6によって完了が確認された作業工程に応じた出来高払いが工務店や協力業者に行われる。
以上のエスクローシステムを構築する建築工程管理システムの全体動作を図4に基づいて以下に説明する。建築工程の管理処理は、工務店用クライアント12AにおいてCADデータ43や施主情報等が入力部から入力されることにより開始され(ステップS1)、続いて、入力されたCADデータ43から詳細物件データ生成部16によって基準データ格納部39を参照して建築住宅の使用建築資材の総量が抽出される(ステップS2)。なお、工務店用クライアント12Aには図示省略した積算単価テーブルが設けられており、この積算単価テーブルには予め積算資料に基づいて建築資材毎の適宜の積算単価が設定してあることから、上述のように総量が抽出された各使用建築資材に積算単価を当てはめることにより、この段階で住宅建築の費用が積算される。
次に、上述のように抽出された使用建築資材の総量を利用して、詳細物件データ生成部16によって基準データ格納部39を参照して建築データ格納44内に格納される各種のデータ、および費用データ格納部17’内に格納される各種のデータが生成された後(ステップS3)、生成後の建築データ格納44と費用データ格納部17’が本部サーバ31に送信される(ステップS4)。本部サーバ31では、受信した建築データ格納部44と費用データ格納部17’を保存して建築データ格納部1、費用データ格納部17を生成し、また、建築データ格納部1内の各種のデータを利用して工程表作成部4により建築工程表3が生成される(ステップS5)。なお、生成された建築工程表3、および建築データ格納部1は、本部サーバ31から工事進捗管理サーバ32に送信されて工事進捗管理サーバ32の工程データ格納部34、建築データ格納部1に保存される。また、本部サーバ31には図示省略した実行予算の演算手段も設けられており、上述のように生成した費用データ格納部17内の格納データを利用して、例えば使用建築資材の数量に仕入金額を乗算等して実行予算が生成される。
以上のようにして建築工程表3が生成されると、本部サーバ31や工務店用クライアント12A、協力業者用クライアント12Bは工事進捗サーバにアクセスすることにより建築工程表3を閲覧することができる。この後、作業工程が完了した際には、協力業者が建築現場で作業工程の終了を裏付ける終了確認画像6をカメラ5で撮影した後、協力業者用クライアント12Bに取り込み、さらに入力部12Bcを操作してこの終了確認画像6を工務店用クライアント12Aに送信し(ステップS6)、これを受領した工務店のオペレータが終了確認画像6の内容を確認した上で工事進捗管理サーバ32に転送すれば(ステップS7)、画像登録制御部8による登録処理を伴って工事進捗管理サーバ32の画像格納部7に終了確認画像6が格納され、(ステップS8)、以後、建築工程表3に本部サーバ31や工務店用クライアント12A、協力業者用クライアント12B、さらには施主用クライアント15でアクセスし、建築工程表3の作業工程を示すクリッカブル領域2をクリックすれば(ステップS9)、工務店用クライアント12A等の各オペレータは終了確認画像6を閲覧することができる(ステップS10)。
また、天候等により作業工程に遅れが生じた際には、工務店用クライアント12Aから工事進捗管理サーバ32にアクセスして建築工程表3をダウンロードした後、入力部12Acを操作してこれを修正して再度工事進捗管理サーバ32にアップデートすれば(ステップS11)、工事進捗管理サーバ32には変更後の建築工程表3が保存され(ステップS12)、以後、本部サーバ31等が工事進捗管理サーバ32の建築工程表3にアクセスしたときには、変更後の建築工程表3を閲覧することができる。
さらに、本部サーバ31のオペレータが終了確認画像6の内容を確認し、作業工程の終了を認めて本部サーバ31で出来高算出処理を行い(ステップS13)、精算部門51に出来高の支払いを連絡すれば、エスクロー預託口座49から工務店や協力業者に出来高に応じた工事監督金額や工事金額等が振り込まれて出来高払いが完了する。
次に、図5を参照して工務店用クライアント12Aや協力業者用クライアント12B、施主用クライアント15がアクセスした際の工事進捗管理サーバ32の処理について説明する。先ず、工事進捗管理サーバ32はアクセス要求を受信すると(ステップS101)、認証を行い(ステップS102)、操作権限を確定するためのアクセス要求元を判別する。
アクセス要求が工務店用クライアント12Aから出力されている場合には、工務店用クライアント処理が開始される(ステップS103)。この工務店用クライアント処理では、先ず、建築物件の選択を要求し(ステップS104)、次に、第1の建築工程表3Aと第2の建築工程表3Bのいずれかの選択を要求し(ステップS105)、これらの選択結果に応じた建築物件、第1の建築工程表3Aあるいは第2の建築工程表3Bのいずれかを工務店用クライアント12Aに送信する(ステップS106)。この後、工務店用クライアント12Aにおいて建築工程表3上のクリッカブル領域2がクリックされると、当該クリッカブル領域2に応じた作業工程の画像表示要求が工務店用クライアント12Aから送信されるので、これを受信すると(ステップS107)、画像表示要求信号から作業工程情報を抽出して画像格納部7を検索し、当該作業工程に関連付けられた登録画像がない場合には(ステップS108)、新規登録するか否かの選択を促した後(ステップS109)、新規登録が選択された場合には、新規登録処理、すなわち、新たに作業工程と関連付けられた画像登録領域を確保し、当該領域に終了確認画像6を登録する(ステップS110)。
また、ステップS108において登録画像が見付かった場合、追加登録するか(ステップS111)、既登録画像の削除か(ステップ S112)の選択を促し、この選択に応じて追加登録処理(ステップS113)、修正処理(ステップS114)が行われ、いずれも選択されなかった場合には、閲覧処理(ステップS115)が実行される。
一方、アクセス要求が協力業者用クライアント12Bからなされた場合には協力業者用クライアント処理が行われ(ステップS116)、また、アクセス要求が施主用クライアント15からなされ場合には施主用クライアント処理(ステップS117)が実行され、これらにおいてはいずれも閲覧操作(ステップ S115)のみが許される。また、上記協力業者用クライアント処理においては、上述した工務店用クライアント処理と同様に第1・第2の建築工程表3A、3Bのいずれかの選択が要求される(ステップS105’)が、施主用クライアント処理では第2の建築工程表3Bのみへの閲覧権限のみしか施主用クライアント15に与えないことから、開始後直ちに建築工程表3の送信処理(ステップS106’)、作業工程の画像表示要求待ち(ステップS107’)を経て、登録画像の検索(ステップS018’)が進められる。
なお、本部サーバ31がアクセスした際の工事進捗管理サーバ32の処理は、上述した工務店用クライアント12Aと同じであるために説明を省略する。
なお、以上の説明においては、工務店用クライアント12Aに詳細物件データ生成部16や工程表編集部41、基準データ格納部39を設け、CADデータ43を入力する場合を示したが、本部サーバ31を工務店に設置する場合には、これらを本部サーバ31に設ければ足りる。また、以上の出来高算出処理においては、建築工程表3上からの画像表示ページ35への移動によって終了確認画像6を表示する場合を示したが、カーソルがクリッカブル領域2の上に位置したら終了確認画像6をサムネイル表示するようにしてもよい。この場合、サムネイル画像領域にリンク情報を埋め込むことにより、通常サイズの終了確認画像を簡単に表示をできるようにすることが望ましい。
さらに、以上の説明においては、理解を容易にするために工務店の数が単一である建築工程管理システムを示したが、複数にすることも可能であり、この場合、建築データ格納部1や費用データ格納部17等に工務店名情報を格納するとともに、工事進捗管理サーバ32における認証によって工務店を判別等すれば足りる。加えて、上述したメモリアル画像については工務店用クライアント12A以外に、協力業者用クライアント12Bによっても登録を可能にすることが望ましい。この場合、登録に際しては、上述した協力業者用クライアント処理においてステップS105’が完了したら、メモリアル画像の登録か否かを選択できるようにし、メモリアル画像の登録が選択されたときには、メモリアル画像の登録領域を対象にして上述したステップ107以降と同様の処理をすれば足りる。
1 建築データ格納部
2 クリッカブル領域
3 建築工程表
3A 第1の建築工程表
3B 第2の建築工程表
4 工程表作成部
4a 第1工程表作成部
4b 第2工程表作成部
5 カメラ
6 終了確認画像
7 画像格納部
8 画像登録制御部
9 ディスプレイ
10 描画制御部
11 ネットワーク
12 業者用クライアント
13 画像送信部
14 リンク情報蓄積部
15 施主用クライアント
16 詳細物件データ生成部
17 費用データ格納部
18 出来高算出部
A 建築工程管理装置


Claims (1)

  1. 建築工程管理装置と、
    前記建築工程管理装置にネットワークを通じて接続される住宅建築の協力業者が操作する業者用クライアントと、
    認証成立を条件に工程表の閲覧権限を付与されてネットワークを通じて前記建築工程管理装置に接続可能な建築住宅の施主が操作する施主用クライアントとを有し、
    前記建築工程管理装置は、
    住宅建築の管理責任者や協力業者向けに詳細化された建築作業工程に関する情報、および建築現場への資材搬入工程に関する情報を含む住宅建築の作業工程に関する情報を格納する建築データ格納部と、
    前記作業工程に応じて設定されたクリッカブル領域を含む建築工程表を前記建築データ格納部を参照してテンプレートを用いて作成する工程表作成部と、
    前記作業工程の終了を確認するためにカメラにより撮影された終了確認画像、および施主にとって住宅建築の記念になるメモリアル画像を格納する画像格納部と、
    前記作業工程を明示した画像登録要求に応じて画像格納部内の領域へのリンク情報を生成し、当該作業工程に応じて設定された前記クリッカブル領域に終了確認画像を呼び出し可能な形態で埋め込む画像登録制御部と、
    工程表描画要求に応じて前記クリッカブル領域を含む建築工程表をディスプレイ上に描画する描画制御部とを有し、
    前記業者用クライアントは、前記終了確認画像、およびメモリアル画像をネットワークを通じて建築工程管理装置に送信する画像送信部を備えるとともに、前記画像登録制御部は、終了確認画像へのリンク情報を作業工程に応じて蓄積するリンク情報蓄積部を有し、該リンク情報蓄積部内に蓄積したリンク情報をクリッカブル領域に選択可能な形態で埋め込むように形成され、
    かつ、前記工程表作成部は、住宅建築の作業工程を詳細に記述した第1の建築工程表を描画する第1工程表作成部と、
    前記第1の建築工程表により設定された作業工程の一部が描画対象として選択されて前記第1の建築工程表に比して作業工程がより簡潔に記述されるとともに、当該簡潔な記述として選択された作業工程のうち、一部の作業工程を他の作業工程に対して色分けしたクリッカブル領域とする第2の建築工程表を描画する第2工程表作成部とを有しており、
    前記施主用クライアントからの接続要求には、前記第2の建築工程表が出力される建築工程管理システム。
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