JP2004280545A - 住宅の品質確認方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークを介して建築情報を取得し、住宅の品質を評価する際に、この評価項目と対応した前記建築情報を出力することにより、住宅の品質の確認を容易にする技術を提供する。
【解決手段】ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報を取得し、当該住宅の品質を確認する際、品質評価のスケジュール情報の入力を受け付け、前記スケジュール情報に基づいて前記建築現場の撮影を行い、建築情報として少なくとも前記ステップで撮影した建築現場の画像を品質評価項目と対応付けて記憶し、前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この評価項目と対応した前記建築情報を出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅が所定の品質を有するように建築されているか否かを容易に確認できるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、新築住宅が所定の品質を有しているか否かを確認する方法としては、例えば住宅品質確保促進法に基づく建設住宅性能評価書の交付を受ける方法がある。
【0003】
この建設住宅性能評価書の交付を受けるためには、工事中(完成時を含む)に原則4回の検査が必要であった。
【0004】
そして、この検査のためには、評価項目に応じて適切に且つ公正に工事の進捗状況等を記録し、検査記録を作成する必要があった。
【0005】
しかし、この多岐にわたる検査記録を適切に作成する作業は、非常に煩雑であるという問題点があった。
【0006】
また、このように所定の品質を確保するためには、建築状況を把握して所定の品質を満たした工事が行われているか否かを管理する必要がある。しかし、建築現場から離れている工務店や施主が常に建築状況を確認することは困難であった。
【0007】
このため、遠隔地等から容易に建築中の住宅の品質を確認できるようにする技術が求められていた。
【0008】
一方、遠隔地から建築状況を確認する技術としては、マイホームの建築工事が注文通り行われているかどうかを知りたい施主や、工事の進捗状況を管理したい工務店などのために、ネットワークを介して建築現場の情報を提供する方法やシステムが提案されている(特許文献1,2参照)。
【0009】
更に、住宅を建築する場合には、資材を納入する業者や、電気工事を行う業者、水道工事を行う業者など、複数の業者が作業を行うのが一般的である。このため、例えば工務店は、これら全ての業者が所定の品質を満たした作業を行っているか否かの確認や、該品質を満たした作業を行った場合の費用の支払いなど、煩雑な管理が必要であった。
【特許文献1】
特開2002−24330号公報
【特許文献2】
特開2001−227162号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。即ち、本発明の課題は、ネットワークを介して建築情報を取得し、住宅の品質を評価する際に、この評価項目と対応した前記建築情報を出力することにより、住宅の品質の確認を容易にする技術を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の住宅の品質確認方法、住宅の品質確認プログラム及び住宅の品質確認システムは、
ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報を取得し、当該住宅の品質を確認する際、品質評価のスケジュール情報の入力を受け付け、前記スケジュール情報に基づいて前記建築現場の撮影を行い、建築情報として少なくとも前記ステップで撮影した建築現場の画像を品質評価項目と対応付けて記憶し、前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この評価項目と対応した前記建築情報を出力する。
【0012】
また、本発明は、前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付け、この指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を出力しても良い。
【0013】
また、本発明は、前記スケジュール情報に基づいて撮影が行なわれているか否かを判定し、前記撮影が行なわれていないと判定された場合に警告情報を出力しても良い。
【0014】
また、本発明は、前記品質評価の対象となる作業に関する作業情報の入力を受け付けるステップを更に備え、前記建築情報を出力する際に、前記品質評価項目と建築情報と作業情報とを対応付けて出力しても良い。
【0015】
また、本発明は、前記作業情報として前記品質評価の対象となる作業の費用が入力され、前記品質評価の結果が所定の基準を満たしている場合に、該費用の支払い処理を行うものでも良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0017】
〈住宅の品質確認システムの概略構成〉
図1において、住宅の品質確認システム1は、情報取得希望者(主として、注文住宅の発注者である顧客つまり施主)に対して、ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報(少なくとも画像情報を含む)を取得し、当該住宅の品質の確認を行うための情報を提供するものである。なお、建築情報は、例えば、住宅の建築現場の様子を示す画像情報(動画や静止画)、および、この画像情報に関する解説(コメント等)、この画像情報に写っている作業を行った作業者名、撮影日時等の文字情報である。
【0018】
そして、このシステム1は、CPUやメモリ等からなる一般的なコンピュータであるWebサーバ2を備えている。
【0019】
図2は、このWebサーバ2のブロック図である。同図に示すように、Webサーバ2は、本体11内にCPU(central processing unit)やメインメモリ等よりなる演算処理部12、演算処理の為のデータやソフトウェアを記憶した記憶装置(ハードディスク)13、入出力部14、通信制御装置(CCU:Communication Control Unit)15等を備えている。
【0020】
入出力部14は、キーボードやマウス等の入力デバイス、表示装置やプリンター等の出力デバイスが適宜接続される。
【0021】
CCU15は、ネットワークを介して他のコンピュータと通信を行うものである。
【0022】
記憶装置13には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフト(住宅の品質確認プログラム)がインストールされている。また、該記憶装置13には、建築情報と品質評価項目とを対応付けて記憶する建築情報データベース(記憶手段に相当)や、建築物件毎の品質評価のスケジュール情報を記憶するスケジュールデータベース、住宅の評価基準や評価項目を記憶した評価基準データベース、作業情報を記憶する作業情報データベース等が構築されている。
【0023】
演算処理部12は、前記住宅の品質確認プログラムに従う演算処理により、入力手段や評価用情報出力手段、評価記録出力手段、判定手段、警告手段、作業情報入力手段、支払い手段等の機能を実現している。
【0024】
演算処理部12は、前記入力手段の機能として品質評価のスケジュール情報の入力を受け付け、該スケジュール情報をスケジュールデータベースに記憶させている。
【0025】
また、演算処理部12は、評価用情報出力手段の機能として前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この品質評価項目と対応した前記建築情報を出力している。例えば図3の如く、評価項目と、この評価に使用する建築情報へのリンクを掲載した画面(HTMLで作成したWebページ等)を工務店に備えた工務店端末4に提供する。
【0026】
該演算処理部12は、評価記録出力手段の機能として前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付け、この指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を出力する。例えば図4の如く、評価結果と、この評価に使用した画像へのリンクを掲載した画面を工務店に備えた工務店端末4や施主端末5に提供する。
【0027】
該演算処理部12は、作業情報入力手段の機能として、前記品質評価の対象となる作業に関する作業情報の入力を受け付け、この作業情報として前記品質評価の対象となる作業の費用が入力され、前記品質評価の結果が所定の基準を満たしている場合に、支払い手段等の機能として該費用の支払い処理を行う。
【0028】
そして、演算処理部12は、判定手段の機能として前記スケジュールに基づいて撮影が行なわれているか否かを判定し、また、警告手段の機能として、前記撮影が行なわれていないと判定された場合に警告情報を出力する。
【0029】
このWebサーバ2には、例えば、複数の施主端末5がインターネット等のコンピュータネットワークを介して接続可能となっているとともに、複数の工務店端末4がインターネット等のコンピュータネットワークを介して接続可能となっている。
【0030】
また、Webサーバ2には、撮影手段としてのカメラ装置3が、インターネット等のコンピュータネットワークを介して接続可能となっている。
【0031】
このカメラ装置3は、施工中の住宅の建築現場に設置された設置カメラ3aや、天井裏や床下などの任意の個所に移動可能なポータブルカメラ(CCDカメラ)3b、作業者が着用するヘルメットに装着され、作業者の手元を撮影するヘッドマウントカメラ3c、そして、これらのカメラ3a,3b,3cで撮影した画像情報をネットワーク6を介してWebサーバ2に送信するカメラ装置本体3dにて構成されている。
【0032】
設置カメラ3aは、例えば建築現場に画像取得範囲調節可能に設置されている。すなわち、設置カメラ3aは、図示しないレール等の案内手段に沿って移動可能な構成で、かつ、レンズの向きを自由に変更できるように回動可能な構成となっている。よって、例えば、Webサーバ2から制御信号を適宜送信することにより、設置カメラ3aを所定位置まで移動させることができ、レンズの向きも自由に変更できる。同様に、設置カメラ3aの作動、停止を任意に行うことができる。
【0033】
〈住宅の品質確認方法〉
次に上記システムにおける住宅の品質確認方法について図5を用いて説明する。
【0034】
先ずWebサーバ2は、工務店端末4から図面情報(CADデータ)及び工程表(工事の工程と、その工程を行う日時が記録された情報)の入力を受け付ける。
【0035】
Webサーバ2は、入力部の機能により、評価基準データベースを参照し、評価項目に係る工程がいつ行なわれるのか、即ちスケジュール情報をこの工程表から求めてスケジュールデータベースに記憶する。なお、このスケジュール情報の受け付けは、工務店からFAX等で工程表を受け取って、Webサーバ2の運営者がスケジュールを決定し、Webサーバ2のキーボード等から入力しても良い(S1)。
【0036】
また、Webサーバ2は、前記評価項目に係る工程が何処で行なわれるのかをCADデータから求めてカメラ3a,3b,3cの設置位置を求め、この設置位置を工務店端末4に送信する(S2)。この設置位置を受信した工務店では、作業者に指示してこの設置位置に基づいてカメラ3a,3b,3c及びカメラ装置本体3dを設置させる。なお、このカメラの設置位置は、Webサーバ2の運営者が決定してWebサーバ2に入力しても良い。また、建築現場の担当者が任意に設置し、この設置位置をWebサーバ2の運営者に通知し、この運営者がWebサーバ2のキーボード等から入力しても良い
【0037】
そしてWebサーバ2は、前記スケジュール情報に基づいてカメラ装置に撮影開始の制御信号を送信して前記建築現場の撮影を行う(S3)。これに応じて撮影を開始したカメラ装置は、撮影した画像と、該画像を撮影した時刻を示す情報(以下、時間情報と称す)と、どこに設置したカメラで撮影した画像かを示す情報(以下、位置情報と称す)とを画像情報としてWebサーバ2へ送信する。
【0038】
この画像情報に基づき、Webサーバ2は、指示したカメラで撮影した画像を受信したか否か、即ちスケジュール情報通りに撮影が行なわれているか否かを判定手段の機能により判定し(S4)、スケジュール情報通りに撮影が行なわれていないと判定した場合には、工務店端末4やカメラ装置本体3dに警告情報を送信する(S5)。例えば、天井裏に設置するカメラ3bは、棟上が行なわれた後、評価項目に係る工程が行なわれる迄に設置されることになるが、この設置が忘れられて、撮影開始の制御信号を送信しても撮影情報が得られない場合には、「天井裏のカメラが異常です」のように警告情報をカメラ装置本体3dに表示させ、修正を促す。なお、このカメラの異常は、画像情報の有無に限らず、撮影画像が所定時間以上変化しない場合や、所定輝度以下(暗すぎる)の場合に異常と判定しても良い。
【0039】
一方、撮影が正常に行なわれた場合、Webサーバ2は、前記位置情報と時間情報とスケジュール情報とから、どの品質評価項目に係る作業を撮影した画像であるか求め、この撮影画像と品質評価項目と対応付けて建築情報データベースに記憶する(S6)。
【0040】
この品質評価項目に係る作業を行った業者は、この撮影画像に関する解説、この作業を行った作業者名、作業の費用(請求金額)等の作業情報を専門業者端末7からWebサーバ2へ送信する。Webサーバ2は、作業情報受付手段の機能により、この作業情報を受信し、作業情報データベースに記憶させる(S7)。
【0041】
そして、工務店や施主が品質の確認を行う場合には、端末4又は端末5からWebサーバ2へ、評価を行う旨の信号(評価要求信号)を送信する。これに応じWebサーバ2は、この評価を行う項目(評価項目)と対応した前記建築情報及び作業情報を評価要求信号の送信元の端末に出力する(S8)。例えば、図3のように、評価項目欄31、評価基準欄32、建築情報へのリンク(ボタン)33,34、評価欄35、画像表示欄36などが掲載されたWebページを提供する。
【0042】
このカメラボタン34は、「カメラ1、カメラ2・・・」のように、設置位置に応じたカメラ名が表示され、該設置位置のカメラで撮影した画像情報がリンクされている。従って評価者がこのボタン34をクリックすると、端末4,5は、その行の評価項目に係る作業が行なわれた際に当該設置位置で撮影された画像をWebサーバ2の記憶装置13から読み出して画像表示欄36に表示させる。
【0043】
また、テキストボタン33をクリックすると、端末4,5は、その行の評価項目に係る作業情報をWebサーバ2の作業情報データベースから読み出して作業情報表示欄37に表示させる。評価者は、この画像及び作業情報を見ながら、評価基準欄32に表示された評価基準に基づいて評価を行い、その評価結果を評価欄35に入力する。なお、本実施形態において評価結果は、3段階或は4段階の等級で示しており、この等級をクリックすることで評価結果の入力が行なわれる。
【0044】
このとき、前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付ける。
【0045】
例えば、画像表示欄36に画像が表示されると、再生が進むにつれて、スライドバー36aのタブ36bが左端から右端へと移動するので、評価者は、この画像のうち、評価に使用した個所(評価に必要な個所)に差し掛かったときにこのタブ36bをクリックして開始マーク36cを付け、評価に使用した個所の再生が終わったときに終了マーク37dを付けて、この個所を指定画像して指定する。
【0046】
この評価を繰り返し、評価が終了した場合には、送信ボタン(不図示)を押して評価結果及び画像の指定をWebサーバ2へ送信する。Webサーバ2は、この評価結果及び画像の指定を受信し(S9)、指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を工務店端末4やCD−ROM等の記憶媒体に出力する(S10)。
【0047】
例えば、図4のように、評価項目欄41、詳細欄(評価項目の詳細を示す欄)42、評価欄43、指定画像(指定画像のサムネイル)44などが掲載されたWebページを提供する。なお、該指定画像のサムネイル44をクリックすると指定画像の再生が開始される。
【0048】
これにより、住宅の品質が容易に確認できると共に、評価の根拠、例えば天井裏や床下の基礎構造や仕様を画像データとして示すことができ、現場の施工品質管理や顧客からの信頼度アップに貢献できる。
【0049】
また、ステップ9で受信した評価結果が、所定値以上であった場合、Webサーバ2は、支払い手段の機能により、作業情報データベースを参照して、当該評価項目と対応する作業の費用を求め、支払い処理を行う(S11)。例えば、Webサーバ2は、インターネット等のネットワークを介して銀行のサーバにアクセスし、工務店の口座から当該費用を引き落とし、専門業者の口座への振込み(支払い)を行う。これに限らず支払処理としては、当該費用や作業者名(業者名)等の作業情報と、作業日時、評価結果等を支払い情報として工務店端末4へ送信し、この支払い情報に基づいて既存の会計システムなどで支払いを行わせるものでも良い。なお、この支払い処理は、評価結果の受信毎に行っても良いし、評価結果の受信後、所定の締め日に複数の作業についてまとめて行っても良い。
【0050】
これにより、専門の業者に依頼した作業が完了し、所定の品質を満たしていることが確認された場合、自動的に支払いを行うことができ、建築に係る管理の手間を軽減することができる。
【0051】
なお、施主端末5は、Webサーバ2にアクセスすることで随時、カメラ装置で撮影した画像を確認できる。このカメラ装置で撮影した画像は、所定期間全ての画像を保存し、所定期間経過後は、指定画像を除いてWebサーバ2から削除しても良い。これにより不要となった画像情報でWebサーバ2の記憶容量を浪費してしまうことを防止できる。
【0052】
〈その他の実施形態〉
本発明の住宅の品質確認方法、住宅の品質確認プログラム及び住宅の品質確認システムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0053】
例えば、以下に付記した構成であっても上述の実施形態と同様の効果が得られる。
【0054】
(付記1)
ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報を取得し、当該住宅の品質を確認する住宅の品質確認方法であって、
品質評価の対象となる作業のスケジュールを示すスケジュール情報の入力を受け付けるステップと、
前記スケジュール情報に基づいて前記建築現場の撮影を行うステップと、
建築情報として少なくとも前記ステップで撮影した建築現場の画像を品質評価項目と対応付けて記憶するステップと、
前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この品質評価項目と対応した前記建築情報を出力するステップと、
をコンピュータで実行する住宅の品質確認方法。
【0055】
(付記2)
前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付け、この指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を出力するステップを更に含む付記1に記載の住宅の品質確認方法。
【0056】
(付記3)
前記スケジュール情報に基づいて撮影が行なわれているか否かを判定するステップと、前記撮影が行なわれていないと判定された場合に警告情報を出力するステップとを更に含む付記1又は2に記載の住宅の品質確認方法。
【0057】
(付記4)
前記品質評価の対象となる作業に関する作業情報の入力を受け付けるステップを更に備え、
前記建築情報を出力するステップにおいて、前記品質評価項目と建築情報と作業情報とを対応付けて出力する付記1から3のいずれかに記載の住宅の品質確認方法。
【0058】
(付記5)
前記作業情報として前記品質評価の対象となる作業の費用が入力され、前記品質評価の結果が所定の基準を満たしている場合に、該費用の支払い処理を行うステップを更に含む付記4に記載の住宅の品質確認方法。
【0059】
(付記6)
ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報を取得し、当該住宅の品質を確認する住宅の品質確認プログラムであって、
品質評価の対象となる作業のスケジュールを示すスケジュール情報の入力を受け付けるステップと、
前記スケジュール情報に基づいて前記建築現場の撮影を行うステップと、
建築情報として少なくとも前記ステップで撮影した建築現場の画像を品質評価項目と対応付けて記憶するステップと、
前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この品質評価項目と対応した前記建築情報を出力するステップと、
をコンピュータに実行させる住宅の品質確認プログラム。
【0060】
(付記7)
前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付け、この指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を出力するステップを更に含む付記6に記載の住宅の品質確認プログラム。
【0061】
(付記8)
前記スケジュール情報に基づいて撮影が行なわれているか否かを判定するステップと、前記撮影が行なわれていないと判定された場合に警告情報を出力するステップとを更に含む付記6又は7に記載の住宅の品質確認プログラム。
【0062】
(付記9)
前記品質評価の対象となる作業に関する作業情報の入力を受け付けるステップを更に備え、
前記建築情報を出力するステップにおいて、前記品質評価項目と建築情報と作業情報とを対応付けて出力する付記6から8のいずれかに記載の住宅の品質確認プログラム。
【0063】
(付記10)
前記作業情報として前記品質評価の対象となる作業の費用が入力され、前記品質評価の結果が所定の基準を満たしている場合に、該費用の支払い処理を行うステップを更に含む付記9に記載の住宅の品質確認プログラム。
【0064】
(付記11)
ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報を取得し、当該住宅の品質を確認する住宅の品質確認システムであって、
品質評価の対象となる作業のスケジュールを示すスケジュール情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記スケジュール情報に基づいて前記建築現場の撮影を行う撮影手段と、
少なくとも前記撮影手段で撮影した建築現場の画像を建築情報として品質評価項目と対応付けて記憶する記憶手段と、
前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この品質評価項目と対応した前記建築情報を出力する評価用情報出力手段と、
を備えた住宅の品質確認システム。
【0065】
(付記12)
前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付け、この指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を出力する評価記録出力手段を更に備える付記11に記載の住宅の品質確認システム。
【0066】
(付記13)
前記スケジュール情報に基づいて撮影が行なわれているか否かを判定する判定手段と、前記撮影が行なわれていないと判定された場合に警告情報を出力する警告手段とを更に含む付記11又は12に記載の住宅の品質確認システム。
【0067】
(付記14)
前記品質評価の対象となる作業に関する作業情報の入力を受け付ける作業情報受付部を更に備え、
前記評価用情報出力手段が、前記品質評価項目と建築情報と作業情報とを対応付けて出力する付記11から13のいずれかに記載の住宅の品質確認システム。
【0068】
(付記15)
前記作業情報として前記品質評価の対象となる作業の費用が入力され、前記品質評価の結果が所定の基準を満たしている場合に、該費用の支払い処理を行う支払手段を更に含む付記14に記載の住宅の品質確認システム。
【0069】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、ネットワークを介して建築情報を取得し、住宅の品質を評価する際に、この評価項目と対応した前記建築情報を出力することにより、住宅の品質の確認を容易にする技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る品質確認システムの説明図
【図2】Webサーバのブロック図
【図3】評価項目の出力例を示す図
【図4】評価結果の出力例を示す図
【図5】住宅の品質確認方法の説明図
【符号の説明】
1 品質確認システム
2 Webサーバ
3 カメラ装置
3a,3b,3c カメラ
3d カメラ装置本体
4 工務店端末
5 施主端末
6 ネットワーク
11 本体
12 演算処理部
13 記憶装置
13 該記憶装置
14 入出力部

Claims (15)

  1. ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報を取得し、当該住宅の品質を確認する住宅の品質確認方法であって、
    品質評価の対象となる作業のスケジュールを示すスケジュール情報の入力を受け付けるステップと、
    前記スケジュール情報に基づいて前記建築現場の撮影を行うステップと、
    建築情報として少なくとも前記ステップで撮影した建築現場の画像を品質評価項目と対応付けて記憶するステップと、
    前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この品質評価項目と対応した前記建築情報を出力するステップと、
    をコンピュータで実行する住宅の品質確認方法。
  2. 前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付け、この指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を出力するステップを更に含む請求項1に記載の住宅の品質確認方法。
  3. 前記スケジュール情報に基づいて撮影が行なわれているか否かを判定するステップと、前記撮影が行なわれていないと判定された場合に警告情報を出力するステップとを更に含む請求項1又は2に記載の住宅の品質確認方法。
  4. 前記品質評価の対象となる作業に関する作業情報の入力を受け付けるステップを更に備え、
    前記建築情報を出力するステップにおいて、前記品質評価項目と建築情報と作業情報とを対応付けて出力する請求項1から3のいずれかに記載の住宅の品質確認方法。
  5. 前記作業情報として前記品質評価の対象となる作業の費用が入力され、前記品質評価の結果が所定の基準を満たしている場合に、該費用の支払い処理を行うステップを更に含む請求項4に記載の住宅の品質確認方法。
  6. ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報を取得し、当該住宅の品質を確認する住宅の品質確認プログラムであって、
    品質評価の対象となる作業のスケジュールを示すスケジュール情報の入力を受け付けるステップと、
    前記スケジュール情報に基づいて前記建築現場の撮影を行うステップと、
    建築情報として少なくとも前記ステップで撮影した建築現場の画像を品質評価項目と対応付けて記憶するステップと、
    前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この品質評価項目と対応した前記建築情報を出力するステップと、
    をコンピュータに実行させる住宅の品質確認プログラム。
  7. 前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付け、この指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を出力するステップを更に含む請求項6に記載の住宅の品質確認プログラム。
  8. 前記スケジュール情報に基づいて撮影が行なわれているか否かを判定するステップと、前記撮影が行なわれていないと判定された場合に警告情報を出力するステップとを更に含む請求項6又は7に記載の住宅の品質確認プログラム。
  9. 前記品質評価の対象となる作業に関する作業情報の入力を受け付けるステップを更に備え、
    前記建築情報を出力するステップにおいて、前記品質評価項目と建築情報と作業情報とを対応付けて出力する請求項6から8のいずれかに記載の住宅の品質確認プログラム。
  10. 前記作業情報として前記品質評価の対象となる作業の費用が入力され、前記品質評価の結果が所定の基準を満たしている場合に、該費用の支払い処理を行うステップを更に含む請求項9に記載の住宅の品質確認プログラム。
  11. ネットワークを介して住宅の建築現場に関する建築情報を取得し、当該住宅の品質を確認する住宅の品質確認システムであって、
    品質評価の対象となる作業のスケジュールを示すスケジュール情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記スケジュール情報に基づいて前記建築現場の撮影を行う撮影手段と、
    少なくとも前記撮影手段で撮影した建築現場の画像を建築情報として品質評価項目と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記住宅の品質を評価し、所定基準以上であるか否かを確認する場合に、この品質評価項目と対応した前記建築情報を出力する評価用情報出力手段と、
    を備えた住宅の品質確認システム。
  12. 前記建築現場の画像のうち、前記品質の評価に使用した画像の指定を受け付け、この指定画像と評価結果とを対応して記録した評価記録を出力する評価記録出力手段を更に備える請求項11に記載の住宅の品質確認システム。
  13. 前記スケジュール情報に基づいて撮影が行なわれているか否かを判定する判定手段と、前記撮影が行なわれていないと判定された場合に警告情報を出力する警告手段とを更に含む請求項11又は12に記載の住宅の品質確認システム。
  14. 前記品質評価の対象となる作業に関する作業情報の入力を受け付ける作業情報受付部を更に備え、
    前記評価用情報出力手段が、前記品質評価項目と建築情報と作業情報とを対応付けて出力する請求項11から13のいずれかに記載の住宅の品質確認システム。
  15. 前記作業情報として前記品質評価の対象となる作業の費用が入力され、前記品質評価の結果が所定の基準を満たしている場合に、該費用の支払い処理を行う支払手段を更に含む請求項14に記載の住宅の品質確認システム。
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