JP2005275696A - 住宅改装支援方法及び住宅改装支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 住宅の改装等を希望する顧客の市場動向をキャッチし、キャッチした市場動向情報を設備部材供給企業に還元するとともに、住宅改装を希望する顧客には、設備部材の詳細情報及びリーズナブルな施工費用情報を提供することのできる住宅改装支援方法及び住宅改装支援システムを提供する。
【解決手段】 ウェブサーバ1は顧客端末4との間でインターネット2を通じて通信し、顧客端末4に対して改装が行われる住宅の改装工事部位21の部屋属性情報22の送信を促し、工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するとともに設備部材23の選択を促し、設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出して顧客端末4に送信し、さらにウェブサーバ1は顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22や設備部材の選択情報24を含む情報を集計し、設備部材供給企業に対して集計結果51を配信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅の改装等を希望する顧客の市場動向をインターネットウェブサーバを用いた手法でキャッチし、キャッチした市場動向情報を設備部材供給企業に還元するとともに、住宅改装を希望する顧客には、設備部材の詳細情報及びリーズナブルな施工費用情報を提供することを目的とする住宅改装支援方法及び住宅改装支援システムに関するものである。
住宅の改装等において、設備部材供給企業が改装に必要とする設備部材を準備し、住宅改装を希望する顧客は、1又は複数の施工業者を選択し、施工業者から提供を受ける設備部材の情報を基に施工計画を検討し、施工業者の見積を経た後に一の施工業者を選定し、最終的に設備部材の選択を含めて施工計画を決定する。
設備部材供給企業にとっては、改装を希望する顧客のニーズを吸い上げ、顧客が真に要望する設備部材を開発し提供することが重要である。ところが、顧客の改装に対する要望は、工務店等の施工業者を経由して設備部材供給企業に伝達されるため、顧客の意思が直接伝わらず、顧客の真の要望を正確に把握することが困難である。
また住宅の改装を希望する顧客にとっては、従来は工務店まで出向いて、対象施工工事部位について工務店と相談し、工務店が提示するカタログ情報に基づいて設備商品を選択し、改装の見積を得ることが通常である。この場合、個別の施工工事部位にどの希望商品が適合するかの判断は、工務店のそれまでの経験に基づいて行われることが多く、工務店での設備部材についての知識や情報量が少なければ、それだけ組み合わせの選択肢が少なくなり、ユーザーにとって必ずしも満足のいくプランが得られないという問題があった。
さらに、工務店から提出された見積金額の妥当性について客観的な評価が難しく、顧客にとっては複数の工務店に見積照会し、見積金額の多寡によって施工業者を選択せざるを得ない状況であった。
特許文献1には、インターネットなどの通信ネットワーク上にサービスサーバを設けて顧客からの新築または増改築の問い合わせに応答し、増改築等の提案情報を配信するようにした住宅向け営業支援システムが記載されている。顧客から増改築等に必要な基礎情報を受け取り、その基礎情報をもとにして、顧客の希望する増改築を行った場合の完成予想画像と、請負可能な代理店などの業者の紹介情報とを含んだ提案情報を、顧客の端末通信機に配信するようにしたシステムである。サービスサーバは住宅部材メーカー等に設置される。このシステムは、顧客のニーズやその他の情報が正確に、迅速に、直接住宅部材メーカーに伝わり、顧客にとっては、パソコン画面上でより現実感のある完成予想図等をいち早く入手できるだけでなく、きめこまかな価格情報、見積情報や業者等の紹介情報などの付帯情報を提供することを目的としている。
特許文献2に記載のものは、増改築を希望するユーザーが多くの設備商品群の中から増改築を行う工事部位に応じた任意の設備商品を選択できて、施工工事部位と設備商品との組み合わせの最適プランについて実際のイメージを参照して容易に決定できるとともに、工事費用を含めた施工費用の見積を得るシステムを提供することを目的とする。このため、インターネットのようなネットワーク上に増改築を紹介するサイトを提供して、このサイト内に、増改築が行われる建物の工事部位情報を選択させる工事部位選択ボックスと、工事部位毎に分類された設備商品から任意の設備商品を選択させる商品選択ボックスとを与え、増改築を希望するユーザーが入力した、工事部位情報と設備商品とをサーバーで受け付けて、これに基づいて選択された設備商品代金と工事費用とを含む施工費用を積算して、ユーザーに対して、現場完工予想イメージ図と、施工見積もり費用とを与える。
特許文献2に記載のものは、建物設備の増改築工事の紹介を行うシステム、あるいは建物設備の増改築工事の仲介を行う方法に使用することができる。増改築工事の仲介を行う取引方法では、特定のユーザーに対して現場完工予想イメージ図と施工見積もり費用とを与え、特定ユーザーからの発注承認を受けたときに、サーバーに記憶している複数の施工業者のリストから施工現場住所に近い複数の施工業者を選択して発信するとともに、複数の施工業者のうち上記施工見積もり費用に最も近い工事費用で受注する一つの施工業者を指定することができる。
特開2001−297182号公報 特開2001−265967号公報
特許文献1に記載のものは、住宅向け営業支援システムであって、サービスサーバは住宅部材メーカー等に設置される。そのため、顧客から受け取った増改築基礎情報に基づいて作成する提案情報においては、サービスサーバを運用する住宅部材メーカーの製品、あるいはそのメーカーが組織する特約代理店系列が使用可能な製品が中心とならざるを得ない。これでは、あらゆる住宅部材製品群の中から希望する住宅部材を選択したいという顧客の希望を満足することができない。
また、特許文献1の営業支援システムは、営業の必要上から見積もりを希望する顧客の個人情報の入力を必要とする。特許文献1によれば、個人情報の入力項目には、氏名、住所、家族構成などのプライベート情報が含まれている。これでは、インターネット上で情報を検索する顧客にとって、気楽にこのシステムを用いて情報を入力することができずに利用が躊躇され、結果として顧客ニーズを大量に入手して市場動向をキャッチするという目的に合致した活動を行うことが困難となる。
特許文献2に記載のシステムは、建物設備の増改築に関し、ユーザーがオンラインで発注を行うことを可能にしたり、増改築工事の仲介を行う取引方法である。従って、このシステムを増改築の施工業者が運用する場合には、運用する施工業者が利用することのできる設備商品のみが選択可能であり、仲介業者が運用する場合においても、仲介業者が紹介できる施工業者が利用することのできる設備商品のみが選択可能となる。いずれにしても、顧客にとっては設備商品の選択の幅が狭まり、このシステムを利用して増改築の見積もりを実施しようとする意欲を十分に高めることができない。また、工事の発注にしろ、施工業者の紹介にしろ、顧客の詳細な個人情報の入力が必須であり、上記特許文献1の場合と同様、インターネット上で情報を検索する顧客にとって、気楽にこのシステムを用いて情報を入力することができずに利用が躊躇され、結果として顧客ニーズを大量に入手して市場動向をキャッチするという目的に合致した活動を行うことが困難となる。さらに、顧客情報はシステムを運用する施工業者や仲介業者に蓄積されるのみであり、設備部材供給企業には何ら顧客情報の蓄積が行われない。
本発明は、住宅の改装等を希望する顧客の市場動向をキャッチし、キャッチした市場動向情報を設備部材供給企業に還元するとともに、住宅改装を希望する顧客には、設備部材の詳細情報及びリーズナブルな施工費用情報を提供することのできる住宅改装支援方法及び住宅改装支援システムを提供することを目的とする。
なお、本発明において住宅の改装とは、広く住宅の改装・改築・改修等を含む概念を意味するものである。また、設備部材供給企業には、設備部材製造企業及び設備部材開発企業などが含まれる。
即ち、本発明の要旨とするところは以下の通りである。
(1)インターネット2に接続されたウェブサーバ1を用いた住宅改装支援方法であって、ウェブサーバ1は、インターネット2に接続された顧客端末4との間でインターネット2を通じて通信し、顧客端末4からの要求に応じ、顧客端末4に対して改装が行われる住宅の改装工事部位21の部屋属性情報22の送信を促し、工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するとともに設備部材23の選択を促し、顧客端末4から受信した部屋属性情報22と設備部材の選択情報24とに基づき、設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出し、算出した改装費用43を顧客端末4に送信し、さらにウェブサーバ1は顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22や設備部材の選択情報24を含む情報を集計し、設備部材供給企業に対して集計結果51を配信することを特徴とする住宅改装支援方法。
(2)設備部材供給企業端末5はインターネット2に接続され、設備部材供給企業に対する集計結果51の配信は、ウェブサーバ1から設備部材供給企業端末5に対するメールの送信、あるいは設備部材供給企業端末5からウェブサーバ1への要求に応じてインターネット2を通じて行う情報の送信によって行うことを特徴とする上記(1)に記載の住宅改装支援方法。
(3)ウェブサーバ1は部屋属性データベース13を有し、顧客端末4に対して前記改装工事部位の部屋属性情報22の送信を促すに際し、部屋属性データベース13から部屋の形態に関する情報29を引き出して顧客端末4に表示し、顧客に対してその中からの選択を促すとともに、部屋の施工面積に関連する情報30の入力を促すことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の住宅改装支援方法。
(4)ウェブサーバ1は部材データベース14を有し、顧客端末4に対して前記工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するに際し、顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22に応じて部材データベース14から設備部材23の情報を引き出して顧客端末4に表示し、顧客端末4に対して工事部位毎に設備部材23の選択を促すに際し、顧客に対して前記表示した部材中からの選択を促し、設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出するに際に必要とする施工工程情報44と単価情報45とを有することを特徴とする上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の住宅改装支援方法。
(5)部屋属性データベース13を有するウェブサーバ1はさらに施工特性データベース15を有し、下地構造31の種別および改装する部屋タイプ32の種別毎に、施工特性データベース15から当該改装に必要な施工工程の施工特性に関する情報46を引き出すことができ、改装費用43の算出に使用することを特徴とする上記(3)又は(4)に記載の住宅改装支援方法。
(6)ウェブサーバ1は工数単価データベース16を有し、工数単価データベース16からは施工工程毎、地域毎に構築された1人工の賃金単価情報47を引き出すことができ、改装費用43の算出に使用することを特徴とする上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の住宅改装支援方法。
(7)ウェブサーバ1が設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出し該算出した改装費用43を顧客端末4に送信することに代え、ウェブサーバ1から顧客端末4に対して改装費用の算出に必要な情報を送信することを特徴とする上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の住宅改装支援方法。
(8)ウェブサーバ1は診断実績データベース17を有し、顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22や設備部材の選択情報24を含む情報は診断実績データベース17の追加情報として蓄積することを特徴とする上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の住宅改装支援方法。
(9)部材データベース14及び診断実績データベース17を有するウェブサーバ1は、顧客端末4に対して工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するに際し、診断実績データベース17に蓄積したデータを基にして、設備部材群の表示順番を決定することを特徴とする上記(8)に記載の住宅改装支援方法。
(10)診断実績データベース17を有するウェブサーバ1は、顧客の要求に応じて当該顧客の個別データを診断実績データベース17に格納しておき、当該顧客からの要求に応じて前記診断実績データベース17に格納した当該顧客の個別データを顧客端末4に送信することを特徴とする上記(8)に記載の住宅改装支援方法。
(11)インターネット2に接続されたウェブサーバ1を用いた住宅改装支援システムであって、ウェブサーバ1は部屋属性データベース13、部材データベース14、施工特性データベース15、工数単価データベース16、診断実績データベース17を有し、ウェブサーバ1は、インターネット2に接続された顧客端末4との間でインターネット2を通じて通信し、顧客端末4からの住宅改装自動診断の要求に応じ、部屋属性データベース13から部屋の形態に関する情報29を引き出して顧客端末4に表示し、顧客に対してその中からの選択を促すとともに、部屋の施工面積に関連する情報30の入力を促し、これによって顧客端末4から受信した改装工事部位部屋属性情報22に応じて部材データベース14から工事部位毎に選択可能な設備部材群の情報を引き出して送信することにより顧客端末4に表示し、顧客に対して前記表示した設備部材群の情報に基づいて工事部位毎に設備部材23の選択を促し、顧客端末4から受信した工事部位部屋属性情報22と設備部材の選択情報24とに基づき、設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出し、部材データベース14は算出する際に必要とする施工工程情報44と単価情報45とを有し、施工特性データベース15から下地構造31の種別および改装する部屋タイプ32の種別毎に当該改装に必要な施工工程の施工特性に関する情報46を引き出して改装費用43の算出に使用し、工数単価データベース16からは施工工程毎、地域毎に構築された1人工の賃金単価情報47を引き出して改装費用43の算出に使用し、該算出した改装費用43を顧客端末4に送信し、さらにウェブサーバ1は顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22や設備部材の選択情報24を含む情報を診断実績データベース17の追加情報として蓄積して集計し、設備部材供給企業に対して集計結果51を配信することを特徴とする住宅改装支援システム。
(12)設備部材供給企業端末5はインターネット2に接続され、前記設備部材供給企業に対する集計結果51の配信は、ウェブサーバ1から設備部材供給企業端末5に対するメールの送信、あるいは設備部材供給企業端末5からウェブサーバ1への要求に応じてインターネット2を通じて行う情報の送信によって行うことを特徴とする上記(11)に記載の住宅改装支援システム。
(13)ウェブサーバ1が設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出し該算出した改装費用を顧客端末4に送信することに代え、ウェブサーバ1から顧客端末4に対して改装費用の算出に必要な情報を送信することを特徴とする上記(10)乃至(12)のいずれかに記載の住宅改装支援システム。
(14)ウェブサーバ1は、顧客端末4に対して工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するに際し、診断実績データベース17に蓄積したデータを基にして、設備部材群の表示順番を決定することを特徴とする上記(10)乃至(13)のいずれかに記載の住宅改装支援システム。
(15)ウェブサーバ1は、顧客の要求に応じて当該顧客の個別データを診断実績データベースに格納しておき、当該顧客からの要求に応じて診断実績データベース17に格納した当該顧客の個別データを顧客端末4に送信することを特徴とする上記(10)乃至(13)のいずれかに記載の住宅改装支援システム。
(16)コンピュータを、上記(10)乃至(15)のいずれかに記載の住宅改装支援システムのウェブサーバ1として機能させるための住宅改装支援プログラム。
(17)上記(16)に記載の住宅改装支援プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
本発明の住宅改装支援方法及び住宅改装支援システムは、インターネットに接続されたウェブサーバにおいて顧客端末から改装が行われる住宅の改装工事部位部屋属性情報を受信するとともに、顧客端末に工事部位毎に選択可能な設備部材群の情報を提供し、工事部位毎に設備部材の選択結果を受信し、受信情報に基づいて設備部材代金と工事費用とを含む改装費用を算出し、該算出した改装費用を顧客端末に送信する。これにより、住宅改装を希望する顧客には、設備部材の詳細情報及びリーズナブルな施工費用情報を提供することができる。さらにウェブサーバは上記顧客端末から受信した改装工事部位情報や設備部材の選択情報を含む情報を集計し、設備部材供給企業に対して集計結果を配信するので、住宅の改装等を希望する顧客の市場動向をキャッチし、キャッチした市場動向情報を設備部材供給企業に還元することができる。
本発明の住宅改装支援方法又は住宅改装支援システムが用いるウェブサーバ1は、図1に示すようにインターネット2に接続され、いわゆるウェブサーバとして機能することができる。即ち、インターネット2に接続された端末上のいわゆるブラウザソフトによって本ウェブサーバにアクセスすることにより、ウェブサーバに用意されたシステムを作動させて端末のディスプレイ上に端末操作者と対話を行う画面を表示し、端末の操作結果を受け付けてウェブサーバとの間の情報の送受信を行うことが可能となる。
本発明の住宅改装支援システムを運用する運用者は、特定の設備部材供給企業ではなく、特定の施工業者や仲介業者でもない。このシステムに協賛する設備部材供給企業に対しては市場動向調査支援を行い、住宅改装を希望する顧客に対しては、改装に使用できるできるだけ多くの設備部材を紹介し、その設備部材を用いたリーズナブルな施工費用を見積もることによって改装支援を行う。即ち、設備部材供給企業に対しては、このシステムを運用した結果として、住宅改装を希望する顧客の市場動向をキャッチしてその市場動向を還元し、結果として設備部材供給企業の新製品開発や市場開発への支援を行う。従って、このシステムを運用する運用者は、多くの設備部材供給企業が協賛して設立する団体であったり、あるいは設備部材供給企業への支援を通じて収益を得る営利団体であっても良い。
本発明が対象とする顧客は、広く住宅の改装を希望している一般ユーザーである。具体的に改装の意思を固めた顧客のみならず、改装の可否検討を開始したあるいは開始しようとしている顧客をも含む。また、顧客といっても、特定の施工業者なり設備部材供給企業の具体的な顧客を意味するものではなく、広く住宅の改装を考えている個人を意味している。
改装を希望する顧客であって、できるだけ多くの選択肢の中から自分の希望にマッチした設備部材を選び出したいと考え、その設備部材を用いて改装を行うときにどの程度の費用がかかるかを事前に把握したいと考える顧客が、本発明の対象となる顧客である。このような顧客は、自宅に設置したパソコンなど、その顧客が便利に使用することのできる端末であってインターネットに接続された端末を用いることにより、本発明のシステムを利用することができる。
従って本発明の顧客端末4とは、本発明のシステムを利用したいと考える顧客が利用する端末を意味する。図1に示すように、顧客端末4は通信回線3を経由してインターネット2に接続されている。インターネット2を通じて本発明のウェブサーバ1にアクセスすることにより、顧客端末上に情報を表示して顧客の入力を促し、顧客が端末のキーボードやマウスを用いて入力した結果がウェブサーバ1に送られ、ウェブサーバ1で本発明の所定の処理がなされた上、処理結果が顧客端末4に送られて顧客端末上にその情報を表示することができる。顧客端末4におけるこれら処理は、主にブラウザソフトと呼ばれるソフトウェアによって実行されることとなる。
住宅の改装の検討を開始したばかりのユーザーは、特定の工務店等と緊密な関係を持つ前に、自分が希望する改装においてどのような部材を選択することができるのか、どの程度の費用がかかるのか、について、フランクに情報を得る場が欲しいと願っている。それも、インターネットを利用することによって居ながらにして欲しいデータが入手できれば、ユーザーにとって願ってもない支援となる。
特許文献1に記載の営業支援システム、特許文献2に記載の取引方法や仲介取引方法のシステムでは、システムの運用主体が特定の設備部材供給企業や仲介業者にひもが付いており、システムの性格上、ユーザーの詳細な個人情報の入力が要求されるので、上記のような改装の検討を開始したばかりのユーザーには敷居が高くなり、極めて多くの人に利用してもらうということが困難となる。
それに対して本発明のシステムは、運用主体が特定の施工業者や設備部材供給企業にひもが付いていないことがユーザーに明らかにわかるようになっており、詳細な個人情報の入力は要求されず、その一方で非常に多数の設備部材供給企業の製品群の中から自分の好みのものを選択することができるシステムである。そのため、改装の検討を開始したばかりのユーザーには非常に使いやすく、顧客にとっては理想的な支援が得られるということで、人気を呼んで多数のユーザーの利用を実現することが可能である。
本発明のウェブサーバ1は、インターネット2に接続された顧客端末4との間でインターネット2を通じて通信し、顧客端末4からの要求に応じ、顧客端末4に対して改装が行われる住宅の改装工事部位の部屋属性情報22の送信を促し、工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するとともに設備部材23の選択を促し、顧客端末から受信した部屋属性情報22と設備部材の選択情報24とに基づき、設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出し、算出した改装費用43を顧客端末4に送信する。以下、具体的な内容について図2に基づいて順に説明する。
顧客端末4からの要求を受け付けると、ウェブサーバ1は顧客端末4に対して改装工事部位の部屋属性情報22の送信を促すための情報を送信する。具体的には、まず部屋の形態に関する情報29を顧客端末4に表示し、顧客に対してその中からの選択を促す。部屋の形態に関する情報29には、下地構造31(鉄筋コンクリート、一般木造、ツーバイフォー、その他等)の種別および改装する部屋タイプ32(洋室単独、和室単独、部屋の統合、部屋の分割、その他等)の種別毎に、施工面積に関連する情報30がある。上記の各種種別については、顧客端末4のディプレイに選択肢を表示し、その中からマウスクリックで希望する種別を選択してもらうことができる。選択された情報がウェブサーバに送られる。さらに、部屋の施工面積に関連する情報30の入力を促す。部屋の施工面積は、部屋の形状の特徴(矩形の部屋、カギ形の部屋、その他)、部屋の床面積、部屋の天井高などの情報に基づいて概略定めることができる。従って、顧客端末4のディスプレイに表示された画面において、部屋の形状の特徴、部屋の床面積、部屋の天井高に関する選択肢を表示し、この選択肢の中から選択してもらうことができる。選択肢の表示は、プルダウンメニューやラジオボタンを用いると良い。選択肢の中に好適なものが見つからなかったときのために、床面積などの数値を直接入力する入力窓を設けても良い。さらに、施工面積を求めるための部屋の形態パターン(出入り口、窓、押入収納などの箇所数及び寸法)の入力ができれば施工面積に関する情報30の精度を向上することができる。また、部屋の形状などで床と天井の形や面積が大きく異なる場合を想定し、部屋の天井面積を選択する選択肢を配置しておいても良い。顧客が顧客端末4において部屋の施工面積に関連する情報30を入力すると、この情報がウェブサーバ1に送られる。部屋の形態に関する情報29についての選択結果および部屋の施工面積に関連する情報30の入力結果が、ウェブサーバ1に送信される部屋属性情報22となる。
部屋属性情報22については、改装工事を行う各部屋の部分(床、壁、天井、窓、押入などの収納、建具類、収納具類、照明具類、その他備品類)毎に情報を分類しておくと好都合である。
ここにおいて、ウェブサーバ1は図1に示すように部屋属性データベース13を有することとすると好ましい。部屋属性データベース13には、部屋の形態に関する情報29を格納しておく。顧客端末4に対して前記改装工事部位の部屋属性情報22の送信を促すに際し、図3に示すように部屋属性データベース13から部屋の形態に関する情報29を引き出して顧客端末4に表示し、顧客に対してその中からの選択を促すとともに、上述のとおり部屋の施工面積に関連する情報の入力を促すことができる。
また、部屋属性データベース13は、下地構造31の種別及び改装する部屋タイプ32の種別毎に施工面積を求めるための部屋の形態パターンの寸法入力様式に関する情報を有することとするとさらに好ましい。
次にウェブサーバ1は顧客端末4に対して工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信する。このとき、ウェブサーバは顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22に応じて、選択可能な設備部材23の情報を顧客端末4に送信し、表示する。本発明のシステムは、住宅改装を希望する顧客にできるだけ多くの設備部材23を紹介して選択してもらうことが主目的であるから、多くの設備部材供給企業の協賛を受けた上で、協賛設備部材供給企業群が提供する数多くの設備部材23を紹介する。ここでも、改装工事を行う各部屋の部分(床、壁、天井、窓、押入などの収納、建具類、収納具類、照明具類、その他備品類)毎に別々に表示することとしておくと好都合である。
工事部位毎に紹介する設備部材23が多数存在する場合には、一度にすべての設備部材情報を顧客端末4に送信するのではなく、まず1〜10番目の設備部材情報を送信し、顧客端末4からページ送り指令を受けたときに次の11〜20番目の設備部材情報を送信するような方法を採用することもできる。
各設備部材23の紹介に際しては、その設備部材23の外観等を示す写真や図案を顧客端末4のディスプレイに表示するようにすれば、顧客が商品選択を行う際に自分のイメージにあった商品を選びやすいので好ましい。また、各設備部材23に対応する詳細情報をウェブサーバ内に格納しておき、顧客の選択に応じてそれら詳細情報を顧客端末のディスプレイに表示させることも可能である。
ウェブサーバ1は上記のように顧客端末4に工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信した上で、工事部位毎に設備部材23の選択を促す。顧客が顧客端末4のキーボードやマウスを用いて設備部材23を選択すると、設備部材の選択情報24が顧客端末4からウェブサーバ1に送信される。選択にあたっては、可能な限り部材の写真やイメージ情報をアイコンでクリックする選択方法を採用する。これによって顧客による選択が容易に行えるからである。
ここにおいて、ウェブサーバ1は図1に示すように部材データベース14を有することとすると好ましい。部材データベース14には、部屋属性情報22に対応した設備部材23の情報を格納しておく。設備部材23の情報としては、設備部材23毎に、販売元、品名、品番、材質、形状、梱包、単価等の製品情報、その製品の特徴を示す情報、部材の写真、その部材の販売元へのリンク情報や掲示板リンク、施工例リンク情報を含めることができる。顧客端末4に対して工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するに際し、図3に示すように顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22に応じて部材データベース14から設備部材23の情報を引き出して顧客端末4に表示するとともに、顧客端末4に対して工事部位毎に設備部材23の選択を促すに際し、顧客に対して前記表示した部材中からの選択を促すことができる。
ウェブサーバ1は、以上のようにして顧客端末4から受信した部屋属性情報22と設備部材の選択情報24とに基づき、設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出する。費用算出にあたっては、顧客が選択した設備部材毎に、その部材を使用するときに必要な施工工程情報44と、部材の単価情報45が必要である。設備部材代金41は部材の単価情報45に基づいて算出され、工事費用42は施工工程情報44と施工賃金単価情報47とから算出される。ウェブサーバ1が部材データベース14を有する場合には、その部材を使用するときに必要な施工工程情報44と部材の単価情報45とを部材データベース14に蓄積しておき(図3)、必要に応じて部材データベース14から引き出すこととすると良い。
ここにおいて、部屋属性データベース13を有するウェブサーバ1は、さらに図1に示すように施工特性データベース15を有することとすると好ましい。施工特性データベース15には、施工工程の施工特性に関する情報46を格納しておく。下地構造31の種別および改装する部屋タイプ32の種別毎に、施工特性データベース15から当該改装に必要な施工工程の施工特性に関する情報46を引き出すことができ(図3)、改装費用43の算出に使用することができる。施工特性に関する情報46には、その施工工程に必要となる副次的資材の単位あたりの必要数量情報と単価情報、および付帯する副次的工程関係の情報が含まれる。副次的資材による費用は、上記設備部材代金41に加算される。また、副次的工程関係の情報は、工事費用42の算出に際して用いられる。
ここにおいて、ウェブサーバ1は図1に示すように工数単価データベース16を有することとすると好ましい。工数単価データベース16からは施工工程毎、地域毎に構築された1人工の賃金単価情報47を引き出すことができる(図3)。改装費用43の算出に際し、部材データベース14から提供される施工工程情報44、施工特性データベース15から提供される副次的工程関係の情報と上記賃金単価情報47とを使用することにより、改装に際しての工事費用42を算出することができる。
なお、工数単価データベース16内の情報としては、公的な単価便覧およびこれまでの経験値を充てることができる。また、部材データベース14内の部材単価情報45としては、各住宅部材開発製造企業が指定した単価情報を充てることができる。ここにおいて、これら単価情報としてはできるかぎり実勢価格を反映することが好ましい。単価情報が実勢価格とかけ離れていると、顧客にとって見積精度の低い情報となってしまい、顧客吸引力を獲得することができず、結果として本発明のシステムを利用する顧客の数が増加しないので、市場動向調査としての価値を高めることができないからである。
改装の施工面積に関連する情報30については、前記顧客端末から受信した部屋属性情報22に含まれているので、この情報を用いることができる。また、改装費用は単純に施工面積で定まるのではなく、改装する部屋の形状が特殊であればそれに応じて施工時の使用部材にロスが生じたり、あるいは余分な工数が必要になることもある。上記施工面積に関連する情報30の中には、部屋の形状(矩形の部屋、カギ形の部屋、その他)を含めることができるので、この情報に基づいて、費用計算の際に予め適切なロス率(使用部材のゆとり)や余裕率(作業工数のゆとり)を設定した計算式を選定できるようにしておけばよい。
以上のようにして準備した情報を元に、ウェブサーバ内部で設備部材代金41と工事費用42を含む改装費用43を算出する。算出した改装費用43は顧客端末4に送信され、顧客端末4のディスプレイ上に表示される(図3)。
上記本発明の実施の形態では、費用の計算はウェブサーバ内部で行うこととしている。これに対し、費用の計算に必要な情報を顧客端末4に送信し、顧客端末4の内部において費用の計算を行うこととしても良い。費用の算出に必要となる計算プログラムは、インターネットで通常に用いられるJAVA(R)スクリプトやJAVA(R)アップレットなどによって記述し、顧客端末4のブラウザソフトにこれらプログラムを送信することにより、ブラウザソフトに費用算出計算を行わせることができる。
本発明のウェブサーバ1はさらに、顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22や設備部材の選択情報24を含む情報を集計し、設備部材供給企業に対して集計結果51を配信することを特徴とする。上記のように、本発明は住宅改装を希望する多数のユーザーが利用してくれることが特徴であり、利用の結果として顧客が選択した改装工事部位の部屋属性情報22や設備部材の選択情報24を含む多くの情報が蓄積される。多数のユーザーが利用してくれれば、利用の結果得られるデータを集計することによって正確に市場動向を把握することが可能になるので、設備部材供給企業にとってもまたとない支援が得られることとなる。
ウェブサーバ1から設備部材供給企業に対する情報の配信は、インターネットを経由して直接設備部材供給企業に配信する方法の他、集計結果を印刷出力して郵便で届ける方法やファクシミリで送信する方法を採用することもできる。その中でも、インターネット2を経由して直接設備部材供給企業に配信する方法が最も好ましい。その場合、設備部材供給企業端末5は図1に示すように通信回線3を経由してインターネット2に接続される。設備部材供給企業に対する集計結果の配信は、ウェブサーバ1から設備部材供給企業端末5に対するメールの送信、あるいは設備部材供給企業端末5からウェブサーバ1への要求に応じてインターネット2を通じて行う情報の送信によって行うこととすると望ましい。
設備部材供給企業に対する配信をメールの送信による場合、ウェブサーバ1は定期的にあるいは不定期に集計結果51を作成し、その集計結果51を電子メールの形で設備部材供給企業に対して配信する。設備部材供給企業は自分の設備部材供給企業端末5でその電子メールを受け取り、集計結果51を閲覧することが可能となる。
設備部材供給企業に対する配信を、設備部材供給企業端末51からウェブサーバ1への要求に応じてインターネット2を通じて行う情報の送信によって行う場合、例えば設備部材供給企業端末5から、その端末のブラウザソフトを用いてインターネット2を通じてウェブサーバ1にアクセスする。ウェブサーバ1は定期的にあるいは不定期に集計結果51を作成し、その集計結果51をウェブサーバ内に格納している。集計結果51を受領する権限を有する設備部材供給企業端末5からのアクセスであることを証明するためには、所定のIDとパスワードの入力を要求することとすればよい。アクセス権限の認証が終わった後、設備部材供給企業端末5からの要求に応じて、ウェブサーバ内に格納された集計結果51が設備部材供給企業端末5に送信される。
設備部材供給企業に対して配信する集計結果51には、調査の原始データを含むことができる。設備部材供給企業は、受信した調査の原始データをそのメーカーのニーズに基づいて加工し、全体のニーズ傾向をより正確に把握することができる。また、調査の原始データを配信しておけば、どれだけ多くの消費者がこのシステムを利用してくれたかを定量的に伝えることができるので、設備部材供給企業からこのシステムの運用主体に対して協賛料金を支払う際における証拠とすることができる。
また設備部材供給企業に対して配信する集計結果51として、消費者がこのシステムを利用する過程で収集した消費者のニーズに関連する情報を、適切な統計的処理を行って加工提供することもできる。これにより、調査の原始データを自分で加工する能力を持たない中小の部材供給企業に対しても、すぐに利用することのできる有益な市場動向調査結果を提供することが可能である。
ここにおいてウェブサーバ1は診断実績データベース17を有することとすると好ましい。顧客端末4から受信した改装工事部位の部屋属性情報22や設備部材の選択情報24を含む情報は診断実績データベース17の追加情報として蓄積する。設備部材供給企業に対して集計結果51を配信するに際しては、診断実績データベース17に蓄積した情報を集計することとなる。好ましくは、顧客が本発明のシステムを利用する毎に、顧客によって選択された設備部材供給企業(設備部材製造企業や住宅部材開発企業)に対してウェブサーバから自動的にその内容を電子メールで送信する。この電子メールは自動診断マーケティングメールと呼ぶことができる。
設備部材23について多数の選択肢が存在する場合、本システムを利用する顧客にとっては、自分が希望する設備部材23になるべく早く到達することが望ましい。そこで、本発明においては、予め顧客に設備部材23の表示順番について、製造販売元、製品ライン、単価、人気度等を部材表示の優先順位基準として顧客に選択させて順番に表示することができる。また、それら部材表示の優先順位基準の組み合わせによって表示順番を指定することもできる。例えば、設備部材群の表示順番を、過去に選択された実績に基づいて最も人気が高かった部材から順に表示することとすれば、当該顧客にとっても自分が好みとする部材に早く到達する可能性が高いので好ましい。ウェブサーバ1が部材データベース14及び診断実績データベース17を有する場合には、顧客端末4に対して工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するに際し、診断実績データベース17に蓄積したデータを基にして、設備部材群の表示順番を決定することとすれば、診断実績データベース17に蓄積したデータに基づいて最も人気が高かった部材から順に表示するができる。
住宅の改装を計画している顧客は、本発明のシステムを利用するに当たり、1回の利用では結論を出すには到らず、何日かにまたがって継続して検討を行いたい場合がある。また、過去に検討した結果をベースとして、さらに一部の計画を変更してより好ましい案を作成したいと思うときもある。このような場合に、過去に検討した結果をシステム内に記憶しておき、当該の顧客の要求に応じて直ちに過去のデータが顧客の端末に表示されることができれば好都合である。
本発明においては、顧客の希望に応じて当該顧客の個別データをシステム内に格納しておき、その際に顧客に格納データの識別名称を設定してもらうようにすると良い。その顧客は、次回検討を再開する際にその識別名称を入力することによって直ちに過去のデータを自分の端末に呼び出すことが可能となる。顧客の個別データを診断実績データベース17に格納しておくと良い。
本発明の中心は、図1に示すようにウェブサーバ1によって構成される。ウェブサーバ1としては、通常はパーソナルコンピュータやワークステーション等を用いると好適である。もちろん、オフィスコンピュータや汎用大型コンピュータを用いても良い。また、内蔵マイコンチップを用いた機器を用いても良い。
ウェブサーバ1は、中央演算処理装置10を中心とし、組み込まれたプログラムに従って種々の必要な処理を行う。ウェブサーバ1は通信回線3を通じてインターネット2と接続するための接続手段11を有する。顧客端末4、設備部材供給企業端末5もそれぞれ通信回線3を通じてインターネット2に接続することにより、ウェブサーバ1と通信することが可能になる。インターネット2を経由せず、例えば設備部材供給企業端末5とウェブサーバ1とを直接電話回線によって接続する形態を採用しても良い。ウェブサーバの接続手段11については、ウェブサーバ1と接続する通信回線3がアナログ電話回線であればモデムを用い、通信回線3がISDN回線であればターミナルアダプターやリモートルーターを用い、通信回線3がADSL回線やCATV回線であればモデムを用いることとなる。
ウェブサーバ1は、通常はひとつのコンピュータとして構成されるが、本ウェブサーバの機能を2以上に分割し、2以上のコンピュータが分担して機能することも可能である。2以上のコンピュータは遠隔個所に置かれてあっても良い。例えば、部材データベース14のみを第2のコンピュータに持たせ、それ以外の機能を第1のコンピュータに持たせ、顧客端末4からの要求を第1のコンピュータが受け付けたら、第1のコンピュータから第2のコンピュータに指令を発して、第2のコンピュータの部材データベース14の中から要求されている部材情報を顧客端末に発信する形態をとることができる。
顧客端末4、設備部材供給企業端末5は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、汎用大型コンピュータ、携帯電話など、いずれの形態であっても良い。顧客端末、設備部材供給企業端末で作動するソフトウェアは、ウェブサーバとの通信を専用に行う専用ソフトとすることもできるが、一般に用いられるインターネット用のブラウザソフトを用いると好適である。ブラウザソフトを用いる場合、ウェブサーバに格納されたHTML文書などを参照することにより、購入者等のシステムのディスプレイにおいてブラウザ上に種々の表示がなされる。また、ブラウザソフトを用いた場合には、インターネットで通常に用いられるCGIやJAVA(R)スクリプトなどのプログラミング手法を用いることも可能になる。
ウェブサーバ1が部屋属性データベース13、部材データベース14、施工特性データベース15、工数単価データベース16、診断実績データベース17の1又は2以上を有する場合、それぞれのデータベースは、ウェブサーバ内のハードディスク等の記憶装置上に配置される。部屋属性データベース13、部材データベース14、施工特性データベース15、工数単価データベース16、診断実績データベース17は、それぞれ別々のファイルとして構成して記憶装置上に配置することが好ましいが、各データベースのうちの2以上をひとつのファイルとして構成することとしても良い。
ウェブサーバ1は、コンピュータプログラムによって作動する。ウェブサーバ1を本発明の住宅改装支援システムとして機能させるための住宅改装支援プログラムを準備し、このプログラムによってコンピュータをウェブサーバ1として作動させることにより、ウェブサーバ1を本発明の住宅改装支援システムとして機能させることができる。
本発明の住宅改装支援プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録することができる。コンピュータ読取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープなどの記録媒体である。このような記録媒体にコンピュータプログラムを記録し、この記録媒体から任意のコンピュータにプログラムを読み込ませることにより、任意のコンピュータを本発明の住宅改装支援システムとして機能させることが可能になる。
本発明の住宅改装支援システムを、「住宅改装工房(リニューアルドットネット)」の名称を付したウェブページとして作成した。ウェブページのプログラム類は、インターネット2と接続したウェブサーバ1内に格納される。
顧客端末4から所定のブラウザソフトを用いてウェブサーバ1にアクセスすると、顧客端末4のディスプレイにはブラウザソフトを通じて図4に示す画像が表示される。この画像で、クリックボタン61又は「住宅改装工事自動診断コーナー」と記載された表示71をマウスクリックすると、図5に示す画像が顧客端末4のディスプレイに表示される。顧客の建物改装の計画に基づき、例えば「単独洋室改装タイプ」と記載された表示72をマウスクリックすると、図6に示す画像が顧客端末4のディスプレイに表示される。
改装に関する諸元の入力は、床、壁などの部屋の部分毎に行う。まず、「床の改装」と記載された表示73をマウスクリックすると、図7に示す「床の改装に関する選択(入力)ウィンドウ」と題する入力画像が顧客端末のディスプレイに表示される。
この入力画面において、手順1としてまず改装したい部屋の属性を設定する。建物全体の下地構造については、ラジオボタン90の中から所定のものをマウスクリックすることによって選択することができる。
部屋の形状についてのプルダウンメニュー81を用いた選択によって、計算の際の「余裕率とロス率」を決めることができる。このプルダウンメニューには、選択肢として「 ・単純な正方形や長方形の部屋(余裕率とロス率を低く設定)、・単純なカギ型状の部屋(余裕率とロス率を中程度に設定)、・複雑な形状の部屋(余裕率とロス率を高く設定)、その他」が準備されており、顧客にこの中から選択させる。
部屋の床面積についてのプルダウンメニュー82を用いた選択により、1m2単位で床面積を選択することができる。さらに、部屋の天井高についてのプルダウンメニュー83を用いた選択により、部屋の代表的な天井高の中から所定のものを選択することができる。部屋の天井面積は、通常は部屋の床面積と同じであると想定されるが、床と天井の形や面積が大きく違う場合に限り、プルダウンメニュー84によって天井面積を選択してもよい。
部屋の床面積、天井高、天井面積について、プルダウンメニューの中に適切な選択肢がなかった場合には、それぞれ入力窓92、93、94を用いて直接数値を入力することもできる。
手順2として、改装したい部屋の形状パターンについて、部屋の出入り口の寸法を入力窓95、96を用いて入力する。部屋の窓、部屋の押入収納についても同様である。
顧客が自分の設定をシステム内に登録しておきたいときは、手順3として、入力窓97に好みの登録部屋名を入力し、「登録ボタン」と記載されたクリックボタン68をマウスクリックすることによって顧客のための部屋名を登録することができる。次回以降、登録部屋名を入力することによって顧客自身が入力したデータを呼び出すことが可能になる。
手順1〜3による部屋属性の入力が完了した後、手順4として、改装に使用したい仕上げ部材の選択を行う。図8に示す画面が顧客端末のディスプレイに表示される。まず、設備部材を表示させる順番を決めることができる。プルダウンメニュー85を用いて、・木質系床材、・カーペット系床材、・タイル系床材、・シート系床材、・その他の床材のうち、どのような材質の部材を表示するかを選択することができる。また、プルダウンメニュー86を用いて、・製造販売元アイウエオ順、・価格の高い順、・価格の安い順、・人気(選択回数)順、・その他の中から表示順番の決め方を選択することができる。以上の選択を行った上で「検索開始」と記載されたクリックボタン69をマウスクリックすることにより、設備部材が順番に表示される。設備部材毎に、「部材の写真」欄に写真が表示され、「製品名などの説明」欄に販売元、品名、品番、材質、形状、梱包、単価等の製品情報が表示され、「カタログコピー上の特長」欄にその製品の特徴を示す情報が表示され、「その他参考」欄にはその部材の販売元へのリンク情報や掲示板リンク、施工例リンク情報が表示される。気に入った部材が見つかったときには、その部材の「選択ボタン」と記載されたクリックボタン80をマウスクリックすることによって選択を行うことができる。最初に表示された部材中に気に入ったものが見つからなかった場合は、「次の10点を表示します」と記載されたクリックボタン70をマウスクリックすることによって次の順番の部材を表示することができる。
以上のように顧客端末4において部屋属性情報22の入力と設備部材23の選択が行われると、部屋属性情報22および設備部材の選択情報24が顧客端末4からウェブサーバ1に送信され、ウェブサーバ内で設備部材代金41と工事費用42とを含む改装費用43を算出する。
顧客端末4において図6に示すページを再度表示する。ここで「再計算ボタン」と記載されたクリックボタン66をマウスクリックすると、計算結果が表示される。図6に示す例では、施工面積、標準工数、標準工費、主部材費、副資材費、標準材料費、その他費に数値として表示されている様子がわかる。さらに、図6に「詳細内訳」と記載された表示74をマウスクリックすると、図8に示す画像が顧客端末4のディスプレイに表示される。この例では、床部材としてA工業のSK18Tを選択した場合について、施工パターン、標準改装費用、材料関係費用、施工関係費用、施工工程に付帯する工程費用が、それぞれ表示されている。
このようにして、ウェブページ「住宅改装工房(リニューアルドットネット)」にアクセスした顧客は、自分が希望する建物の改装について、種々の設備部材の中から自分が好むものを選択することができ、その設備部材を用いて改装を行った際における標準的な改装費用の詳細を知ることができる。
図4に示すウェブページの最初の画像について、さらに追加の説明を行う。
図4のクリックボタン62又は「ご利用会員登録コーナー」と記載された表示をマウスクリックすると、顧客としての会員登録を行うことができる。本実施例におけるウェブページでは、会員登録を行った上で本システムを利用してもらうこととしている。ただし、会員登録に際しては、氏名、メールアドレス程度の情報の入力を要求するのみであり、住所、電話番号、家族構成などの個人生活のプライバシーに踏み込んだ情報の入力は要求しない。
図4のクリックボタン63又は「住宅部材開発製造企業案内と広告募集コーナー」と記載された表示をマウスクリックすると、住宅部材開発製造企業としての協賛企業の申し込み、協賛企業一覧の表示、改装部材の検索を行うことができる。
同様に、図4のクリックボタン64又は「住宅改装施工企業案内と広告募集コーナー」と記載された表示をマウスクリックすると、住宅改装施工企業としてのウェブページの協賛企業の申し込み、協賛企業一覧の表示、施工工事業者の検索を行うことができる。
図4のクリックボタン65又は「掲示板コーナー」と記載された表示をマウスクリックすると、住宅改装についてこのウェブページを訪れた顧客の人たちが自由に議論することができる掲示板が表示される。
本発明の住宅改装支援システムの全体概要を示すブロック図である。 本発明のウェブサーバ、顧客端末、整備部材供給企業との間の全体的な情報の流れを示すフローチャートである。 本発明のウェブサーバ内における各データベースを中心としたデータの流れを示すフローチャートである。 実施例のウェブページにおける入り口ページの表示内容を示す図である。 実施例のウェブページにおける住宅改修工事自動診断コーナーの表示内容を示す図である。 実施例のウェブページにおける単独洋室改装タイプの表示内容を示す図である。 実施例のウェブページにおける床の改装についての入力フォーマットを示す図である。 実施例のウェブページにおける床の改装についての入力フォーマットを示す図である。 実施例のウェブページにおける床改装の詳細内容に関する表示内容を示す図である。
符号の説明
1 ウェブサーバ
2 インターネット
3 通信回線
4 顧客端末
5 設備部材供給企業端末
10 中央演算処理装置
11 接続手段
13 部屋属性データベース
14 部材データベース
15 施工特性データベース
16 工数単価データベース
17 診断実績データベース
21 工事部位
22 部屋属性情報
23 設備部材
24 設備部材の選択情報
29 部屋の形態に関する情報
30 部屋の施工面積に関連する情報
31 下地構造
32 部屋タイプ
41 設備部材代金
42 工事費用
43 改装費用
44 施工工程情報
45 単価情報
46 施工特性に関する情報
47 賃金単価情報
51 集計結果
61〜70、80 クリックボタン
71〜74 表示
81〜86 プルダウンメニュー
90 ラジオボタン
91〜97 入力窓

Claims (17)

  1. インターネットに接続されたウェブサーバを用いた住宅改装支援方法であって、ウェブサーバは、インターネットに接続された顧客端末との間でインターネットを通じて通信し、該顧客端末からの要求に応じ、該顧客端末に対して改装が行われる住宅の改装工事部位の部屋属性情報の送信を促し、工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するとともに設備部材の選択を促し、顧客端末から受信した部屋属性情報と設備部材の選択情報とに基づき、設備部材代金と工事費用とを含む改装費用を算出し、該算出した改装費用を顧客端末に送信し、さらにウェブサーバは上記顧客端末から受信した改装工事部位の部屋属性情報や設備部材の選択情報を含む情報を集計し、設備部材供給企業に対して集計結果を配信することを特徴とする住宅改装支援方法。
  2. 設備部材供給企業端末はインターネットに接続され、前記設備部材供給企業に対する集計結果の配信は、ウェブサーバから設備部材供給企業端末に対するメールの送信、あるいは設備部材供給企業端末からウェブサーバへの要求に応じてインターネットを通じて行う情報の送信によって行うことを特徴とする請求項1に記載の住宅改装支援方法。
  3. 前記ウェブサーバは部屋属性データベースを有し、顧客端末に対して前記改装工事部位の部屋属性情報の送信を促すに際し、部屋属性データベースから部屋の形態に関する情報を引き出して顧客端末に表示し、顧客に対してその中からの選択を促すとともに、部屋の施工面積に関連する情報の入力を促すことを特徴とする請求項1又は2に記載の住宅改装支援方法。
  4. 前記ウェブサーバは部材データベースを有し、顧客端末に対して前記工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するに際し、顧客端末から受信した改装工事部位の部屋属性情報に応じて部材データベースから設備部材の情報を引き出して顧客端末に表示し、顧客端末に対して工事部位毎に設備部材の選択を促すに際し、顧客に対して前記表示した部材中からの選択を促し、設備部材代金と工事費用とを含む改装費用を算出するに際に必要とする施工工程情報と単価情報とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の住宅改装支援方法。
  5. 前記部屋属性データベースを有するウェブサーバはさらに施工特性データベースを有し、下地構造の種別および改装する部屋タイプの種別毎に、施工特性データベースから当該改装に必要な施工工程の施工特性に関する情報を引き出すことができ、前記改装費用の算出に使用することを特徴とする請求項3又は4に記載の住宅改装支援方法。
  6. 前記ウェブサーバは工数単価データベースを有し、工数単価データベースからは施工工程毎、地域毎に構築された1人工の賃金単価情報を引き出すことができ、前記改装費用の算出に使用することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の住宅改装支援方法。
  7. 前記ウェブサーバが設備部材代金と工事費用とを含む改装費用を算出し該算出した改装費用を顧客端末に送信することに代え、ウェブサーバから顧客端末に対して改装費用の算出に必要な情報を送信することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の住宅改装支援方法。
  8. 前記ウェブサーバは診断実績データベースを有し、前記顧客端末から受信した改装工事部位の部屋属性情報や設備部材の選択情報を含む情報は診断実績データベースの追加情報として蓄積することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の住宅改装支援方法。
  9. 前記部材データベース及び診断実績データベースを有するウェブサーバは、顧客端末に対して工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するに際し、診断実績データベースに蓄積したデータを基にして、設備部材群の表示順番を決定することを特徴とする請求項8に記載の住宅改装支援方法。
  10. 前記診断実績データベースを有するウェブサーバは、顧客の要求に応じて当該顧客の個別データを診断実績データベースに格納しておき、当該顧客からの要求に応じて前記診断実績データベースに格納した当該顧客の個別データを顧客端末に送信することを特徴とする請求項8に記載の住宅改装支援方法。
  11. インターネットに接続されたウェブサーバを用いた住宅改装支援システムであって、ウェブサーバは部屋属性データベース、部材データベース、施工特性データベース、工数単価データベース、診断実績データベースを有し、ウェブサーバは、インターネットに接続された顧客端末との間でインターネットを通じて通信し、該顧客端末からの住宅改装自動診断の要求に応じ、部屋属性データベースから部屋の形態に関する情報を引き出して顧客端末に表示し、顧客に対してその中からの選択を促すとともに、部屋の施工面積に関連する情報の入力を促し、これによって顧客端末から受信した改装工事部位部屋属性情報に応じて部材データベースから工事部位毎に選択可能な設備部材群の情報を引き出して送信することにより顧客端末に表示し、顧客に対して前記表示した設備部材群の情報に基づいて工事部位毎に設備部材の選択を促し、顧客端末から受信した工事部位部屋属性情報と設備部材の選択情報とに基づき、設備部材代金と工事費用とを含む改装費用を算出し、前記部材データベースは算出する際に必要とする施工工程情報と単価情報とを有し、施工特性データベースから下地構造の種別および改装する部屋タイプの種別毎に当該改装に必要な施工工程の施工特性に関する情報を引き出して改装費用の算出に使用し、工数単価データベースからは施工工程毎、地域毎に構築された1人工の賃金単価情報を引き出して改装費用の算出に使用し、該算出した改装費用を顧客端末に送信し、さらにウェブサーバは上記顧客端末から受信した改装工事部位の部屋属性情報や設備部材の選択情報を含む情報を診断実績データベースの追加情報として蓄積して集計し、設備部材供給企業に対して集計結果を配信することを特徴とする住宅改装支援システム。
  12. 設備部材供給企業端末はインターネットに接続され、前記設備部材供給企業に対する集計結果の配信は、ウェブサーバから設備部材供給企業端末に対するメールの送信、あるいは設備部材供給企業端末からウェブサーバへの要求に応じてインターネットを通じて行う情報の送信によって行うことを特徴とする請求項11に記載の住宅改装支援システム。
  13. 前記ウェブサーバが設備部材代金と工事費用とを含む改装費用を算出し該算出した改装費用を顧客端末に送信することに代え、ウェブサーバから顧客端末に対して改装費用の算出に必要な情報を送信することを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の住宅改装支援システム。
  14. 前記ウェブサーバは、顧客端末に対して工事部位毎に選択可能な設備部材群を送信するに際し、診断実績データベースに蓄積したデータを基にして、設備部材群の表示順番を決定することを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の住宅改装支援システム。
  15. 前記ウェブサーバは、顧客の要求に応じて当該顧客の個別データを診断実績データベースに格納しておき、当該顧客からの要求に応じて前記診断実績データベースに格納した当該顧客の個別データを顧客端末に送信することを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の住宅改装支援システム。
  16. コンピュータを、請求項10乃至15のいずれかに記載の住宅改装支援システムのウェブサーバとして機能させるための住宅改装支援プログラム。
  17. 請求項16に記載の住宅改装支援プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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