JP6924755B2 - 光子計数放射線検出器、撮像システム、およびスペクトル放射線検出方法 - Google Patents

光子計数放射線検出器、撮像システム、およびスペクトル放射線検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6924755B2
JP6924755B2 JP2018526916A JP2018526916A JP6924755B2 JP 6924755 B2 JP6924755 B2 JP 6924755B2 JP 2018526916 A JP2018526916 A JP 2018526916A JP 2018526916 A JP2018526916 A JP 2018526916A JP 6924755 B2 JP6924755 B2 JP 6924755B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixels
dark current
radiation
photon counting
radiation detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018526916A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019504297A (ja
JP2019504297A5 (ja
Inventor
ブーケル ロヘル ステッドマン
ブーケル ロヘル ステッドマン
エワルト ロエッスル
エワルト ロエッスル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2019504297A publication Critical patent/JP2019504297A/ja
Publication of JP2019504297A5 publication Critical patent/JP2019504297A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6924755B2 publication Critical patent/JP6924755B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/24Measuring radiation intensity with semiconductor detectors
    • G01T1/244Auxiliary details, e.g. casings, cooling, damping or insulation against damage by, e.g. heat, pressure or the like
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/24Measuring radiation intensity with semiconductor detectors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Description

本発明は、広くは、撮像情報を検出する複数の検出画素を有する画素のアレイを有する放射線検出器に関する。本発明は、更に、スペクトル放射方法及び撮像システムに関する。
エネルギ分解光子計数検出器は、テルル化カドミウム亜鉛(CdZnTe、CZTとしても知られる)又はテルル化カドミウム(CdTe)のような直接変換材料に基づく。直接変換材料は、誤った情報及び/又はノイズの増加若しくは分解能の損失を引き起こす無視できない欠点を頻繁に示す化合物半導体である。例えば、検出器画素は、隣接する画素に対して意図されたいくらかの電荷を受け取ることができ(電荷共有)、又は半導体に向けて放射線が放出されない場合でも半導体材料を流れる電流を示すことができる(暗電流)。暗電流は、電極の種類(例えば、ブロッキング又は抵抗電極)及びセンサの抵抗率に依存して、画素ごとに数nAから画素ごとに数十nAの範囲である。前記暗電流は、典型的には指数関数的に、温度に大きく依存し、主として、温度上昇に伴う伝導帯電子及び価電子帯ホールの熱平衡密度の増加によって引き起こされる。
特に、CZTは、様々な原因による多数の望ましくないアーチファクトを示し、近年絶え間なく改良されてきた。これらのアーチファクト(例えば、光伝導利得)のいくつかに対処するために、例えば、ベースライン回復(BLR)回路が、必要とされる。このような回路は、また、暗電流及び温度変化によって引き起こされるゆっくりした変動を補償する。しかしながら、BLR回路は、また、高速応用例に関連して多くのアーチファクトを引き起こす。 CZTが(光電流以外の)フラックス依存性の過電流を示さなくなるとすぐに、BLRの使用は、これが引き起こす付加的なアーチファクトを考えると、特にこのような回路の不完全性(誘導に対する感度、パイルアップ等)に対処するには大幅に複雑な回路の開発を必要とすることを考慮すると、もはや正当ではない。
前述の暗電流の温度に対する依存性に対する許容可能な解決法が、非常に望ましい。暗電流の変化は、ベースラインシフトを引き起こし、その結果、エネルギ推定の誤差を生じる。検出器温度は、一般的に調整されるが、±1℃より下の温度マージンは、保証されないかもしれない。これは、実施に依存して2keVを超えるエネルギドリフトを引き起こしうる。
現在の解決法は、例えばグリッドスイッチサンプリングを含み、例えばUS2013/0284940A1から既知であるように、ベースラインシフトのサンプリングを、完全なスキャンを通して分散される、X線がオフである短期間に同期させる。この解決法は、特別な高度なX線管及びジェネレータ機能を必要とする。
他の解決法は、スキャン前サンプリングであってもよく、スキャンを開始する前に、ベースラインがサンプリングされ、暗電流が補償される。しかしながら、長いスキャンに対して、温度がずれることがあり、これはエネルギ推定誤差を引き起こす。
第3の潜在的な解決法は、AC結合であり、これは、十分に低い周波数変化を完全に排除する。 しかしながら、これは、大きなデカップリングキャパシタ及び入力バイアス抵抗を必要とし、必要とされる高レベルのモノリシック集積化には対応しない。また、基準を再確立するのに、BLR又はベースラインホルダ(BLH)を必要とする。
US2011/0248175A1は、センサ画素と一緒に検出器表面上に配置された基準APDを含む核検出器に対する温度補償回路を開示している。
本発明の目的は、検出器画素における不所望な電流を補償することである。
本発明による実施例は、撮像情報を検出する複数の検出画素を有する画素のアレイを有する光子計数放射線検出器を対象にする。前記画素のアレイの少なくとも1つの画素は、放射線を受けることから遮蔽される。これは、前記遮蔽された画素が、基準画素として使用されることを可能にし、前記基準画素から、様々な特性が、放射線を受ける画素と同時に、しかし、放射線の影響なしで、決定されうる。これは、この場合、例えば、ベースラインを設定する又は照射された画素の特性を補正するのに使用されうる。
好適な実施例において、前記検出器画素は、直接変換検出画素であり、好ましくは、テルル化カドミウム亜鉛に基づく検出画素である。
更に好適な実施例において、前記少なくとも1つの遮蔽された画素は、放射線吸収被覆、好ましくは放射線吸収コーティング又は放射線吸収構造により入射放射線から遮蔽される。
更に好適な実施例において、前記光子計数放射線検出器は、更に、前記少なくとも1つの遮蔽された画素を有する少なくとも1つの補償エリアと、前記補償エリアに接続され、前記補償エリアから電流を測定し、前記少なくとも1つの補償エリアから測定された電流から暗電流値を決定するように構成された暗電流決定器と、前記決定された暗電流値に基づいて検出された撮像情報に暗電流補償を適用するように構成された暗電流補償器とを有する。このように、電流が、1以上の遮蔽された画素からなる前記補償エリアから測定され、したがって、ここで生じたいかなる電流も、衝突する放射線から生じることはできない。したがって、暗電流値は、前記測定された電流から決定され、他の照射された画素における暗電流を補償するのに使用されうる。
更に好適な実施例において、散乱線除去グリッドが、前記画素のアレイ上に取り付けられ、前記少なくとも1つの補償エリアの各々が、前記散乱線除去グリッドの壁により囲まれる。このASGグリッドは、特に、検出器陽極表面を、効率的に遮蔽されることができる1以上の画素を含むセクションに分割するのに適している。遮蔽されたエリアの構築は、特に、ASGセクションを使用する場合に便利である。好ましくは、前記補償エリアは、1又は4の検出画素をカバーし、これらは、小さなセクションである。単一の画素は、画素ごとの暗電流の良好な指標を提供しうるが、近隣の画素は、どのような形でも前記遮蔽された画素に影響を与えるかもしれず、前記ASGの構築は、より小さな寸法において、より複雑になる。より多くの画素を使用することは、これを少なくとも部分的に克服するが、読み出し及び補償電子素子の増大された複雑性という代償を払う。4つの画素は、ASG構築と電子素子複雑性との間の特に良好な妥協を提供する。
更に好適な実施例において、前記暗電流補償器は、好ましくは前記決定された暗電流値の反転値である補償電流値における、補償電流を、前記検出画素に、好ましくは全ての検出画素に供給することにより暗電流補償を適用するように構成される。これは、スキャン中の直接補償を可能にする。
代替的な更に好適な実施例において、前記暗電流補償器は、画像再構成中に前記検出された撮像情報を補償するのに使用される暗電流補償値を提供するように構成される。これは、全ての補償がデジタルで実行され、前記暗電流決定器のみが物理的に存在する必要があるので、減少された量の電子素子を可能にする。前記決定された暗電流値は、この場合、画像再構成アルゴリズムのような画像データ処理に対する付加的な入力として使用される。
更に好適な実施例において、前記暗電流決定器は、撮像情報より低いサンプリングレートで前記暗電流値を決定するように構成される。これは、品質を大幅に妥協することなしに処理の量を減少させる。
他の好適な実施例において、前記補償エリアは、電荷共有防止手段、好ましくはガードリングにより囲まれる。これは、周囲の画素による前記補償エリアに対する影響を減少させる。
更に好適な実施例において、放射線マスクが、前記画素のアレイの複数の画素を遮蔽する。マスクは、1以上の画素を遮蔽し、1以上の補償エリアを形成する便利な方法である。これは、また、前記放射線マスクが、規則的なパターン、好ましくはチェッカーボードパターンで前記複数の画素を遮蔽し、より好ましくは前記画素のアレイの一つおきの画素を覆う、更なる実施例を可能にする。これは、とりわけ、超高エネルギ分解(UHER)検出器を構築することを可能にする。
本発明の他の実施例は、撮像情報を検出する複数の検出画素及び入射放射線から遮蔽され、暗電流値を決定するように構成される少なくとも1つの画素を有する画素のアレイを有する光子計数放射線検出器を照射するステップと、前記決定された暗電流値に基づいて前記検出された撮像情報に暗電流補償を適用するステップとを有する、対応するスペクトル放射線検出方法を対象とする。
本発明の他の実施例は、撮像情報を検出する複数の検出画素及び入射放射線から遮蔽される少なくとも1つの画素を有する画素のアレイを有する光子計数放射線検出器を照射するステップを有する、対応するスペクトル放射線検出方法を対象とし、複数の遮蔽された画素が、好ましくは規則的なパターン、より好ましくはチェッカーボードパターンにおいて、放射線マスクにより放射線から遮蔽される。
本発明の他の実施例は、本発明による光子計数放射線検出器を有する撮像システムを対象とする。好適な実施例において、前記放射線検出器は、X線放射線検出器、好ましくはコンピュータ断層撮影X線検出器である。
本発明の他の態様及び実施例は、以下の詳細な記載を読み、理解すると当業者により理解されるだろう。多くの追加の利点及び利益は、好適な実施例の以下の詳細な記載を読むと当業者に明らかになるだろう。
本発明は、図面により図示される。
光子計数放射線検出器の断面の概略的表現を示す。 放射線からブロックされた1つのエリアを持つ放射線検出器の上の散乱線除去グリッドの概略的表現を示す。 画素が放射線からブロックされない検出器画素のアレイの上面図の概略的表現を示す。 画素が放射線からブロックされない検出器画素のアレイの上面図の概略的表現を示す。 本発明による補償エリアを形成するブロックされた画素を持つ検出器画素のアレイの上面図の概略的表現を示す。 本発明によって暗電流を測定し、補償電流を提供する電気的実施例を示し、その基本的な構成要素の高度に概略的な表現である。 本発明によって暗電流を測定し、補償電流を提供する電気的実施例を示し、どのようにしてこれが電気回路で実施されうるかの例を示す。 本発明によって暗電流を測定し、補償電流を提供する電気的実施例を示し、どのようにしてこれが電気回路で実施されうるかの例を示す。 本発明によって暗電流を測定し、補償電流を提供する電気的実施例を示し、どのようにしてこれが電気回路で実施されうるかの例を示す。 規則的なパターンで放射線からブロックされる画素のアレイを描く。 検出器画素をブロックする規則的なパターンを得るのに使用されることができるマスク構造を示す。
本発明は、様々な構成要素及び構成要素の取り合わせ、並びに様々な処理動作及び処理動作の取り合わせの形を取りうる。図面は、好適な実施例を説明する目的のみであり、本発明を限定するように解釈されるべきではない。良好に視覚化するために、特定のフィーチャは、省略されてもよく、又は寸法は、正しい縮尺に従わなくてもよい。
放射線検出器は、放射線源により照射される(人間のような)対象の撮像情報を得るのに使用される。全ての非減衰放射線は、前記対象を通過し、前記放射線検出器に入り、前記放射線は、撮像情報に変換される。代替的な放射線検出器は、例えば、天文学又は写真撮影において使用されてもよく、入射放射線は、対象の情報又は画像を提供するように検出される。
本発明は、例えばスペクトル放射線撮像において使用されるような、光子計数検出器における暗電流ドリフトを補償することに関する。しばしば、これらの検出器は、直接変換放射線原理に基づく。図1は、断面において直接変換光子計数検出器10の高度に概略的な表現を示す。
直接変換光子計数検出器1の大部分は、直接変換材料層11により形成される。直接変換材料層11は、固有材料である又は完全に空乏化したp−i−n構造を持つ単結晶半導体材料からなることができる。CZTは、本発明の実施例の観点から適切な半導体材料であるが、当業者に既知である他の直接変換材料も、本発明の利点から利益を得る(例えばCdTe、Si、GaAs等)。直接変換層11は、検出器陰極12と検出器陽極13との間に配置される。前記検出器陰極は、負のバイアス電位に保持され、前記検出器陽極は、より少ない反発(通常は引きつける正の)電位に保持される。検出器陰極12は、直接変換材料層11上の連続的な層を形成し、一般に、前記直接変換光子計数検出器により検出されるエネルギレベルを持つ光子に対して透明である(又は無視できる吸収を持つ)。検出器陽極13は、直接変換層11の反対側にあり、検出器画素131のアレイ12からなる。
光子xが、検出器陰極12を通過し、直接変換材料層11まで貫通する場合、前記光子は、直接変換材料と相互作用し、多くの電子‐ホール対を生成する。正電荷ホールは、強力に負に帯電された検出器陰極12に向けてドリフトし、負電荷の電子は、より正に帯電した検出器陽極13に向けてドリフトする。電子が、検出器陽極13に近づく場合、信号が、各検出器画素131から誘導され(典型的には電流)、前記信号は、収集後に、特定の電極画素131に近づいた電子雲の電荷を示す。前記生成された信号は、この場合、処理ユニット(図示されない)により更に処理され、複数のいわゆるエネルギビン内の衝突する光子のエネルギの推定を生成する。この情報は、書き下された情報として又は検査された対象の(一部の)再構成画像として表示ユニット(図示されない)上でユーザに対して実際に表示される。
いくつかの場合に、光子は、例えば2つの隣接した陽極のギャップ上の体積において又は法線から強力に外れる角度で衝突する光子又はクロストークにより、正しい画素によりカウントされることができない。これに対処する様々な方法が存在する。1つの特定の頻繁に使用される解決法は、検出器10上に配置され、放射線源に向けて前記検出器表面から実質的に垂直に突き出すタングステンのような放射線吸収材料で作られた壁を持つ散乱線除去グリッド(ASG)14の使用である。法線から外れる大きすぎる角度で入る光子は、壁14により吸収又は方向転換される。図2は、検出器10上に配置されたASG14の三次元表現を示す。ASG壁14は、上面を、通常は1つの画素131又は画素131のグループ(例えば2×2の画素)を覆う離散的なセクションに分割する。
以前に取り上げられたように、直接変換画素131が照射されない場合でさえ、これらは、通常は温度変化により引き起こされる又は影響を受ける小さな電流、いわゆる暗電流を生成する。結果として生じるベースラインシフトは、補正される必要がある。本発明は、放射線検出手順の間に照射されない画素132のみが、陽極画素13のアレイにおける他の照射される画素と正確に同じ条件下で暗電流信号を生成するという洞察に基づく。これは、放射線から遮蔽される1以上の画素からなる補償エリア132を作成することにより達成されうる。電流が、補償エリア132から測定される場合、これは、代表暗電流値を生じる。この暗電流値は、この場合、例えば検出器画素131の各々の前記測定された電流値から(補償エリア132内の画素の量を補正した)補償エリア132から測定された電流値を単純に減算することにより、検出器画素131の測定された電流値を補償するのに使用されうる。
画素は、放射線が下の画素に到達するのをブロックする放射線吸収を使用することにより放射線から遮蔽されうる。これは、例えば、遮蔽される画素に又は上に加えられる又は配置されるブロック又は板のような吸収構造又は吸収コーティングの形式の完全吸収材料を使用することにより実現されうる。遮蔽は、コーティング及び構造の組み合わせを使用することにより実現されてもよい。コーティングを使用する利点は、例えばプリンティングにより、製造中に画素に加えられることが比較的容易であることである。しかしながら、完全吸収コーティングは、特に薄いコーティング及び/又は高エネルギ放射線に対しては、得るのが難しいかもしれない。構造は、これらをASGと組み合わせる又はこれらを画素に又は上に配置、成型又はプリントする、様々な形で製造段階に組み込まれうる。より厚い構造は、放射線をブロックする点でより効率的であるが、正確な配置が重要である。遮蔽は、また、例えば検出器陰極12とASG14との間、又は代わりに前記放射線源と放射線検出器10との間に配置されたフィルタにより、放射線検出器10の外側で行われてもよいが、正確なアライメントは、この状況では極めて難しいかもしれない。
代わりに、レーザ焼結型のASG構造に対して、ブロック要素は、前記ASG自体と同じ処理工程において形成されてもよく、この後のいかなる誤整列又は機械的操作をも除去する。これは、しかしながら、製造時間及び材料のために増大されたコストを生じうる。
図2に示される例示的な実施例は、衝突するX線が完全にブロックされる補償エリア132を形成する中心エリアを持つASGアレイ13を持つ。補償エリア132は、高度吸収材料を加えることにより達成され、下の全ての検出器画素を覆う。典型的には、1又は4の画素が、検出器サブピクセル化に依存する。図面において、前記中心エリアは、遮蔽される。前記遮蔽されるエリアの位置は、前記アレイ内の他の場所であってもよいが、暗電流変化が、前記CZTの大部分における電流の変化を示さないかもしれないので、好ましくは、前記アレイの縁ではない。更に、アレイ13及びASG14は、前記補償エリア132の1以上を備えられてもよい。
図3Aは、ASG14にアラインされた既知のCZT陽極の概念図を示す。この例において、各ASGセクションは、2×2の検出器画素を閉じ込める。中心ASGセクション内の画素は、X線を完全に吸収している。図3Bは、適切な電場分布を保証するようにガードリング133により囲まれた1つのASGセクション内に単一の画素131を持つ異なる陽極幾何構成を持つ代替実施例を示す。図3Bに示される構造の利益は、前記陽極が、故意に全ての近隣から離れて保持され、したがって、電荷共有及び/又はkエスケープ(k-escape)により引き起こされる誤った事象を完全に除去する。
図3Cにおいて、補償エリア132は、図3Aの中心ASGセクション内の2×2の画素131又は図3Bのガードリング133を持つ単一の画素131を放射線遮蔽材料で遮蔽することにより形成される。下の画素は、衝突する光子を受けず、それぞれの陽極に存在する唯一の信号は、暗電流である。前記暗電流は、測定され、アレイ13内の全ての他の画素131に補償電流を提供するのに使用される。これは、ブロックされたASGセクションにおいて測定された暗電流が、異なるバルク位置における暗電流を示すという仮定の下で行われうる。この仮定が満たされる度合いは、センサ均一性とともに増大し、温度ドリフトが、検出器タイル上に形成しかつ1つのASICに接続された1つのCZT結晶上で均一に表れるという事実により正当化される。(図3Aのように)2×2の遮蔽された画素131を使用する利点は、単一の画素品質又は画素間の(わずかな)サイズ差への依存を小さくするように、4つの異なる暗測定が得られ、これらが平均化されてもよく、又は外れ値が無視されてもよいことである。(図3Bのように)ガードリング134を持つ単一の画素131を使用する利点は、前記ASGセクション内の中心測定が得られ、周囲の画素からの、電荷共有のようなスピルオーバ(spill-over)効果が最小化されることである。
図4Aの高度に概略的な表現は、補償エリア132の遮蔽された画素から暗電流値I1を決定する暗電流決定器41を示す。この暗電流値I1は、この場合、検出画素131の測定された電流値を補正するのに使用される暗電流補償I2を提供する暗電流補償器42に対する入力として使用される。最も直接的な方法は、暗電流補償I2を、前記決定された暗電流値I1の逆として規定することである(I2=−I1)。より多くの又は少ない電流が補償に使用される他の補償方法が、本発明内で同様に考えられる。
補償エリア132から暗電流を決定し、検出画素131における暗電流を補償することは、様々な方法で実現されうる。4つの遮蔽された画素を有する補償エリア132の下の電気回路の1つの例示的な実施は、図4Bに示される。暗電流決定器41は、例えば4つの単独の画素上に存在する暗電流に比例する電圧を生成するのに使用される単純なトランスインピーダンス増幅器を有する。全く同じ暗電流(又は暗電流を表す強度)に対応する電流が、この場合、生成される。暗電流補償器42において、この電流は、2つの調整された電流ミラーを使用することにより符号を反転される(正から負、又はその逆)。画素ごとの1つの出力補償電流は、この場合、前記アレイ全体に分散される。図4Bに示される電流ミラーは、US20110168892A1から既知であるが、他の既知のミラートポロジも可能であり、考慮される。この回路の出力電流は、暗電流に等しく、前記アレイ内の放射線にさらされた全ての検出画素131(画素N、画素N+1、画素N+2等)に注入される正しい符号を持つ。効果的に、前記アレイ内の全ての検出画素131が、補償される。電流符号及び1つ又は2つの電流ミラーの必要性は、前記トランスインピーダンス増幅器及び電圧制御されるソースの実装に依存する。4つの画素が暗電流を決定するのに使用される図4Bの例において、画素ごとの出力電流は、好ましくは、取得された暗電流の4分の1を表すようにされる。この利得係数は、電圧制御される電流において又は前記電流ミラーを形成するトランジスタの単純な寸法により実施されうる。
補償は、完全なアレイ13が同じ温度である場合に完全である。正確な暗電流がアレイ13にわたり異なりうる場合でさえ、前記補償は、温度により引き起こされるドリフトが、エネルギ推定に影響を与えない、すなわち特定量の暗電流が、依然として存在するが、経時的に変動しないことを保証する。アレイ13内の温度が前記アレイにわたり大きな勾配を持つ(例えば>>摂氏2度)場合にのみ、補償の量が、十分ではないかもしれないが、しかしながら、ベースラインドリフトを最小化する。
図4Bに示される実施例の拡張として、複数の補償エリア132が、例えば、それぞれ前記CZT結晶の4つの角においてではないが、近くの4つの個別の遮蔽された画素又は2×2の遮蔽された画素の4つのグループを覆う。このようにして、暗電流及び両方の方向における前記センサ上の暗電流の勾配の良好なサンプリングが、達成されることができる。しかしながら、より複雑な電子素子が、減算される暗電流データの内挿(又は前記センサの周辺エリアに向けた外層)を実施するのに必要とされる。
図4Cは、前記補償電流が画素にわたり分散されることを可能にする実施例を概念的に示す。この特定の実施例は、アレイ13内に存在する画素131と同じ数の信号をルーティングすることを必要とする。より実際的な実施は、前記電流ミラーの出力枝を各画素に移動することである。このようにして、全ての画素131に共通であるゲート電圧のみが、分散される必要があり、すなわち、補償エリア132(描かれた回路の中心セクション)のみが、単一の出力を持ち、前記単一の出力が、検出画素131にルーティングされる。更に他の代替例において、前記電流ミラーは、中心画素内に留まってもよいが、単一の画素に分散されるだけである。電流再生成回路は、この場合、各画素において近隣に再配分する等に使用されうる。このような再生成回路は、例えば、US20110168892A1から既知である。
図4Bに示される回路は、連続的に動作する。このトランスインピーダンス増幅器設計は、したがって、ノイズに関して決定的であり、前記補正は、非常に小さな入力参照オフセットを持つ増幅器に協力に依存する。より十分な実装は、したがって、サンプルホールド段が後に続く積分器段からなってもよい。前記補償は、したがって、所定の時間間隔で(例えばフレームごとに1回)更新されることができる。暗電流変化は、主に、低周波数成分として表れるので、1以上のフレームごとに一回の時間間隔で更新することは、十分でありうる。これを実装する例示的な実施例は、図4Dに示される。前記積分器は、ノイズ特性を大幅に改善し、例えば、R. Steadman et al, "A CMOS Photodiode Array with In-Pixel Data Acquisition System for Computed tomography", IEEE JSSC 2004, Vol.39)から既知であるように、有限入力オフセット及び1/fノイズの影響を取り除くように相関二重サンプリング(CDS、Correlated Double Sampling)技術を実施することを可能にする。
本発明の更に他の実施例において、ハードウェアを用いる暗電流の補償を控えることが提案される。代案として、暗電流測定値が、検出器動作中に周期的に、しかしながら、スキャン中に予測される温度の非常にゆっくりの変化の観点から典型的には前記検出器自体のサンプリングレートより大幅に低いサンプリングレートで、サンプリングされる。サンプリングされた値は、デジタル化され、再構成のために撮像データと一緒に送出される。画像再構成中に、時間に対する暗電流の変化は、電荷感知増幅器の利得に基づいてエネルギ閾値のシフトの変化に変換される。温度変化により誘導されるシフトが、登録されたエネルギの数keV下に留まる限り、ハードウェアにおいて補償されないことは、スペクトル性能の大幅な損失を被らない。
図5Aは、アレイ13内の一つおきの画素131が、放射線から遮蔽され、補償エリア132のパターンを形成する、更なる実施例を示す。この例において、互い違いの一つおきの画素を覆う規則的なチェッカーボードのようなパターンが、図示される。以前に取り上げられた利点の他に、この実施例は、特に超高エネルギ(UHR)光子計数撮像に対して、前述のものを越えた更なる利点を提供する。
ASG14は、通常は前記検出器自体の画素より大きなピッチで配置されるという事実にもかかわらず電荷共有を最小化することに既に寄与している。より細かいピッチのASGは、より高い製造複雑性及びコストを犠牲にして、エネルギ応答を改善する。多数の応用に対して、これは、必要ではないかもしれない。一つおきの画素を放射線から遮蔽することにより、低エネルギテールが、選択的に減少され、これにより限定的な数の特定のプロトコルに対して、エネルギ分解能を大幅に改善する。
この実施例は、より高いエネルギ分解能から利益を得る特定の光子計数放射線撮像応用に特に適している超高エネルギ分解(UHER)モードを得ると見なされてもよい。超高分解UHRと同様に、前記検出器の効果的な照射エリアが、減少される。この場合、しかしながら、良好な空間分解能が達成されるのみならず、被ばく画素が、近隣画素からの電荷共有により大きく影響を受けずに、最良の可能なエネルギ応答を供給することも保証される。図5Bに示される実施例において、従来のUHRとは対照的に、遮蔽マスク15は、(回転軸に沿った)単独のスリットからならないが、むしろ、ASGピッチの半分で開口151及び遮蔽セクション152を持つチェッカーボードのようなパターンからなる。
遮蔽セクション152は、好ましくは、X線吸収材料、例えば十分な厚さ(例えば100−200μm)のタングステン、タンタル、モリブデン等からなる。遮蔽エリア152及び開口151は、検出器画素と同じサイズを持ち、前記利点から最適に利益を得るように完全にアラインされる必要がある。
例えば約1平方ミリメートルのASGピッチに対して、前記検出器が、1:4のサブピクセル化を示す、すなわち、ASG壁14により囲まれたエリアにより形成される各ASGセクションが、アラインされ、2×2の検出器画素を閉じ込める。前述のチェッカーボードパターンは、したがって、各ASGセクションに対して、(対角の)2つの検出器画素のみが照射されることを確認する。これは、電荷共有の可能性を大幅に減少させる。前記ASGは、単独で、(電荷共有により生じる)低エネルギテールを半分に既に減少させる。付加的なUHERグリッド15は、90%の推定により残りのテールを更に減少させ、ほとんど完全なスペクトル応答をもたらす。
本発明の利点は、実施例に描かれた画素の幾何構成及び数に限定されない。他の幾何構成、アスペクト比、遮蔽画素の量(例えば1×2、3×3...)及び/又は回路実装が、全ての実施例に対して実現されうる。図4A、B及びCに示された回路は、当業者が図3Bの単独画素実施例又は図5Aのものに適合するように実装する方法を知っている適合を必要とする。
本発明は、放射線検出器、特に、例えばコンピュータ断層撮影イメージャのような、セキュリティ又は医療撮像に使用される特定のX線検出器に関連する。
本発明は、図面及び先行する記載において詳細に図示及び説明されているが、このような図示及び説明は、限定的ではなく、説明用又は例示的であると見なされるべきであり、本発明は、開示された実施例に限定されない。
開示された実施例に対する他の変形例は、図面、開示及び添付の請求項の検討から、請求された発明を実施する際に当業者により理解及び達成されることができる。請求項において、単語「有する」は、他の要素又はステップを除外せず、不定冠詞「a」又は「an」は、複数を除外しない。単一のプロセッサ又は他のユニットが、請求項に記載された複数のアイテムの機能を満たしてもよい。特定の方策が、相互に異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの方策の組み合わせが有利に使用されることができないことを示さない。
請求項内の参照符号は、範囲を限定すると解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. 撮像情報を検出する複数の直接変換検出画素を有する画素のアレイを有する光子計数放射線検出器において、前記画素のアレイの少なくとも1つの画素が、放射線を受けることから遮蔽され
    前記少なくとも1つの遮蔽された画素を有する少なくとも1つの補償エリアと、
    前記補償エリアに接続され、前記補償エリアからの電流を測定し、前記少なくとも1つの補償エリアから測定された電流から暗電流値を決定する暗電流決定器と、
    前記決定された暗電流値に基づいて前記検出される撮像情報に対して暗電流補償を適用する暗電流補償器と
    を有する、
    光子計数放射線検出器。
  2. 前記直接変換検出画素が、テルル化カドミウム亜鉛又はテルル化カドミウムに基づく検出画素である、請求項1に記載の光子計数放射線検出器。
  3. 前記少なくとも1つの遮蔽された画素が、放射線吸収被覆により入射放射線から遮蔽される、請求項1乃至2のいずれか一項に記載の光子計数放射線検出器。
  4. 前記画素のアレイの上に取り付けられる散乱線除去グリッドを有し、前記少なくとも1つの補償エリアの各々が、前記散乱線除去グリッドの壁により囲まれる、請求項1に記載の光子計数放射線検出器。
  5. 前記暗電流補償器が、前記検出画素に補償電流を供給することにより暗電流補償を適用する、請求項1に記載の光子計数放射線検出器。
  6. 前記暗電流補償器が、画像再構成中に前記検出された撮像情報を補償するのに使用される暗電流補償値を提供する、請求項1に記載の光子計数放射線検出器。
  7. 前記暗電流決定器が、撮像情報のサンプリングレートより低いサンプリングレートで前記暗電流値を決定する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光子計数放射線検出器。
  8. 前記補償エリアが、電荷共有防止手段により囲まれる、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光子計数放射線検出器。
  9. 放射線マスクが、前記画素のアレイの複数の画素を遮蔽する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光子計数放射線検出器。
  10. 前記放射線マスクが、規則的なパターンで前記複数の画素を遮蔽する、請求項9に記載の光子計数放射線検出器。
  11. 撮像情報を検出する複数の検出画素及び入射放射線から遮蔽される少なくとも1つの画素を有する画素のアレイを有する光子計数放射線検出器を照射するステップ、
    前記少なくとも1つの遮蔽された画素から暗電流値を決定するステップと、
    前記決定された暗電流値に基づいて前記検出された撮像情報に暗電流補償を適用するステップと
    を有するスペクトル放射線検出方法。
  12. 複数の遮蔽された画素が、放射線マスクにより放射線から遮蔽される、請求項11に記載のスペクトル放射線検出方法。
  13. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の光子計数放射線検出器を有する撮像システム。
  14. 前記光子計数放射線検出器が、X線放射線検出器である、請求項13に記載の撮像システム。
JP2018526916A 2015-11-26 2016-11-23 光子計数放射線検出器、撮像システム、およびスペクトル放射線検出方法 Active JP6924755B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP15196524 2015-11-26
EP15196524.1 2015-11-26
PCT/EP2016/078481 WO2017089363A1 (en) 2015-11-26 2016-11-23 Dark current compensation

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019504297A JP2019504297A (ja) 2019-02-14
JP2019504297A5 JP2019504297A5 (ja) 2019-12-05
JP6924755B2 true JP6924755B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=54705437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018526916A Active JP6924755B2 (ja) 2015-11-26 2016-11-23 光子計数放射線検出器、撮像システム、およびスペクトル放射線検出方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10267928B2 (ja)
EP (1) EP3380870A1 (ja)
JP (1) JP6924755B2 (ja)
CN (1) CN108291973B (ja)
RU (1) RU2734452C2 (ja)
WO (1) WO2017089363A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110914713B (zh) * 2017-07-26 2023-07-18 深圳帧观德芯科技有限公司 能够管理周边电荷共享的x射线检测器
EP3444826A1 (en) * 2017-08-14 2019-02-20 Koninklijke Philips N.V. Low profile anti scatter and anti charge sharing grid for photon counting computed tomography
CN111226136B (zh) * 2017-10-30 2023-07-18 深圳帧观德芯科技有限公司 辐射检测器中的暗噪声补偿
EP3567405A1 (en) 2018-05-08 2019-11-13 Koninklijke Philips N.V. Photon counting spectral ct
US10813607B2 (en) * 2018-06-27 2020-10-27 Prismatic Sensors Ab X-ray sensor, method for constructing an x-ray sensor and an x-ray imaging system comprising such an x-ray sensor
US11985438B2 (en) * 2021-03-18 2024-05-14 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Pixel array including dark pixel sensors
JP7439027B2 (ja) * 2021-09-08 2024-02-27 富士フイルムヘルスケア株式会社 放射線撮像装置及び放射線検出器

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4100739B2 (ja) 1996-10-24 2008-06-11 キヤノン株式会社 光電変換装置
DE19734717A1 (de) * 1997-08-11 1999-02-25 Sirona Dental Systems Gmbh Verfahren zur Kompensation des Dunkelstroms bei der Erstellung von zahnärztlichen Panorama- und/oder cephalometrischen Schichtaufnahmen
JP3832615B2 (ja) * 1999-08-26 2006-10-11 株式会社島津製作所 放射線検出装置
GB2370960A (en) 2001-01-05 2002-07-10 Spectral Fusion Technologies L Partially shielded photodiode array
JP2001340324A (ja) * 2001-03-16 2001-12-11 Toshiba Medical System Co Ltd X線検出器及びそれを使ったx線診断装置
JP4723767B2 (ja) * 2001-09-13 2011-07-13 株式会社東芝 X線画像診断装置
JP2003209665A (ja) 2002-01-16 2003-07-25 Fuji Photo Film Co Ltd 画像読取方法および画像記録読取装置
JP4455996B2 (ja) * 2002-08-09 2010-04-21 浜松ホトニクス株式会社 フォトダイオードアレイ、その製造方法、及び放射線検出器
US20110168892A1 (en) 2005-01-06 2011-07-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Pixel Implemented Current Amplifier
BRPI0610720B1 (pt) * 2005-04-22 2018-01-16 Koninklijke Philips N. V. “pixel detector para uso em conjunto com um cintilador que converte uma partícula de radiação para uma rajada de luz, detector de radiação, sistema de geração de imagem de tomografia por emissão de pósitron de duração de trajetória (tof-pet), 5 método executado em conjunto com um cintilador que converte uma partícula de radiação para uma rajada de luz, e detector de radiação que inclui um cintilador e circuitos”
JP4555785B2 (ja) 2006-02-10 2010-10-06 シャープ株式会社 固定パターン雑音除去装置、固体撮像装置、電子機器、及び固定パターン雑音除去プログラム
CN101518056B (zh) 2006-09-25 2012-11-14 皇家飞利浦电子股份有限公司 基于直接x射线转换用于积分探测器的泄漏电流和残差信号补偿
US7829860B2 (en) * 2006-10-31 2010-11-09 Dxray, Inc. Photon counting imaging detector system
JP4462299B2 (ja) * 2007-07-17 2010-05-12 ソニー株式会社 撮像装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2009284424A (ja) 2008-05-26 2009-12-03 Sony Corp 撮像装置、撮像方法及びプログラム
WO2010007544A1 (en) * 2008-07-14 2010-01-21 Koninklijke Philips Electronics N.V. Anti-scatter grid
JP2012508375A (ja) * 2008-11-10 2012-04-05 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 放射線検出器用のコンバータ・エレメント
EP2376942B1 (en) 2008-12-15 2013-03-27 Koninklijke Philips Electronics N.V. Temperature compensation circuit for silicon photomultipliers and other single photon counters
JP5616368B2 (ja) * 2009-03-06 2014-10-29 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 放射線検出器モジュール、当該モジュールを有するイメージング装置、放射線検出器アレイのドリフト補償方法、当該方法を実行するためのコンピュータ可読媒体
JP2012045044A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Fujifilm Corp 放射線画像検出装置
WO2012095710A2 (en) 2011-01-10 2012-07-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Detection device for detecting photons emitted by a radiation source
KR20140010553A (ko) * 2012-07-13 2014-01-27 삼성전자주식회사 픽셀 어레이, 이를 포함하는 이미지 센서, 및 상기 이미지 센서의 로컬 다크 전류 보상 방법
US9510792B2 (en) * 2013-05-17 2016-12-06 Toshiba Medical Systems Corporation Apparatus and method for collimating X-rays in spectral computer tomography imaging
JP2015021843A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 株式会社島津製作所 放射線検出器、放射線検出装置及び放射線分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
RU2734452C2 (ru) 2020-10-16
US10267928B2 (en) 2019-04-23
EP3380870A1 (en) 2018-10-03
CN108291973A (zh) 2018-07-17
JP2019504297A (ja) 2019-02-14
US20180321395A1 (en) 2018-11-08
RU2018122963A (ru) 2019-12-26
CN108291973B (zh) 2022-09-09
WO2017089363A1 (en) 2017-06-01
RU2018122963A3 (ja) 2020-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6924755B2 (ja) 光子計数放射線検出器、撮像システム、およびスペクトル放射線検出方法
JP4989005B2 (ja) デジタルx線撮像の方法及びセンサ装置
EP2906966B1 (en) Radiographic imaging apparatus and method
JP6257916B2 (ja) 光検出装置、放射線検出装置、放射線分析装置及び光検出方法
US11435488B2 (en) Photon counting spectral CT
US8552386B2 (en) Image acquisition devices with contrast and spatial resolution enhanced back-scatter shielding
CN106255901B (zh) 校准光子探测器的方法、吸收滤波器组件和成像装置
JP2022513004A (ja) 光子計数イベントを使用した位相差画像のためのx線画像システム
Ueno et al. Development of a high sensitivity pinhole type gamma camera using semiconductors for low dose rate fields
Hunt et al. Imaging performance of an amorphous selenium flat-panel detector for digital fluoroscopy
US10935675B2 (en) Radiation detector
Owens et al. Single carrier sensing techniques in compound semiconductor detectors
JP7185596B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法、プログラム
EP3536243A1 (en) Improved image acquisition
Street et al. High-resolution x-ray image sensors based on HgI2
Faruqi et al. Radiation damage studies on STAR250 CMOS sensor at 300 keV for electron microscopy
JP2021146190A (ja) フォトンカウンティングct装置及び方法
Cartier et al. Study of the signal response of the MÖNCH 25μm pitch hybrid pixel detector at different photon absorption depths
Nachtrab et al. Simple solutions for spectroscopic, photon counting X-ray imaging detectors
Haugh et al. Flat field anomalies in an x-ray charge coupled device camera measured using a Manson x-ray source
Voelker et al. 144 Channel measurement IC for CdZnTe sensors with energy and time resolution
Arvanitis et al. A novel active pixel sensor with on-pixel analog-to-digital converter for mammography
Lauf et al. Performance and spectroscopic behaviour of DePFET macropixels
Zhu et al. Stability and characteristics of 3D HgI2 detectors at different cathode bias
Kim et al. Radiation effects on the resolution (MTF) of the scintillator coupled CMOS APS array imager for non-destructive test X-ray imaging

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200903

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6924755

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150