JP6924582B2 - 開閉装置およびその施工方法 - Google Patents

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本発明は、雨戸枠と戸袋とを含む雨戸ユニットに対応して設けられる開閉装置とその施工方法に関する。
雨戸枠と戸袋とを含む雨戸ユニットに対応して建物に取り付けられる後付用の開閉装置が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2014−77243号公報
特許文献1に記載される開閉装置は、既設の雨戸ユニットを取り外さなくて済むため、比較的容易に施工できる。しかしながらこの開閉装置では、開閉体を支持する支持枠のうちの戸袋側の縦枠の一部が、雨戸枠を避けるために、雨戸枠からも建物の外壁からも浮いている。そのため、開閉体を閉じた状態でも、支持枠と戸袋との隙間と、縦枠と雨戸枠および外壁との隙間を通って建物内に光が差し込みうる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的容易に施工でき、かつ、建物内に光が差し込むのを抑止できる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の開閉装置は、雨戸枠と戸袋とを含む雨戸ユニットに対応して設けられる開閉装置であって、雨戸枠の枠開口を開閉するための開閉体と、雨戸枠を囲むように建物に固定され、開閉体を支持する支持枠と、支持枠と戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮るための遮光部材と、を備える。
本発明の別の態様は、施工方法である。この方法は、雨戸枠と戸袋とを含む雨戸ユニットに対応して設けられる開閉装置の施工方法であって、開閉装置は、雨戸枠の枠開口を開閉するための開閉体と、雨戸枠を囲むように建物に固定され、開閉体を支持する支持枠と、支持枠と戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮るための遮光部材と、を備える。当該施工方法は、戸袋との間に遮光部材が挟まれるよう支持枠を建物に固定する工程と、支持枠に開閉体を固定する工程と、を含む。
本発明によれば、比較的容易に施工でき、かつ、建物内に光が差し込むのを抑止できる開閉装置を提供できる。
実施の形態に係る開閉装置の斜視図である。 開閉装置の分解立体図である。 建物に固定された下地部材の正面図である。 下地部材を介して建物に固定された本体部の正面図である。 雨戸枠および戸袋を示す斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 開閉装置を建物に施工する方法を示す工程図である。 開閉装置を建物に施工する方法を示す工程図である。 開閉装置を建物に施工する方法を示す工程図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(開閉装置)
図1は、実施の形態に係る開閉装置10の斜視図である。図1では、シャッターカーテン32を半透明で図示する。図2は、開閉装置10の分解斜視図である。図3は、建物に固定された支持枠12の下地部材50の正面図である。図4は、下地部材を介して建物に固定された支持枠12の本体部20の正面図である。図5は、雨戸枠104および戸袋106を示す斜視図である。図6は、図4のA−A線断面図である。
以降、開閉装置10が取り付けられる建物の外壁面(全体として平坦である外壁面)と平行な実質的に水平な方向を「見付け方向」とし、見付け方向に直交する実質的に水平な方向を「見込み方向」として説明する。また、見込み方向において、開閉装置10が取り付けられる建物から離れる側を「前側」として説明する。
開閉装置10は既設の雨戸ユニット102に対応して設けられ、雨戸ユニット102は窓部に対応して設けられる。窓部は、建物の外壁の開口を囲むように外壁に取り付けられる窓枠110と、窓枠110にはまるガラス戸(不図示)とを含む。雨戸ユニット102は、雨戸枠104と、雨戸枠104にはまる雨戸(不図示)を収納するための戸袋106とを含む。
雨戸枠104は、三方枠であり、上枠104aと、下枠104bと、縦枠104cとを含む。上枠104aおよび下枠104bは、見付け方向に延在する。縦枠104cは、鉛直方向に延在し、上枠104aおよび下枠104bの戸袋106とは反対側の端部を連結する。上枠104a、下枠104bおよび縦枠104cは、窓枠110の前側に、例えば窓枠110から前側に延びるように窓枠110と一体に形成される。上枠104a、下枠104bの戸袋106側の端部にはそれぞれ、開閉装置10を取り付けるにあたり、切欠104d、切欠104eが形成されている。
開閉装置10は、雨戸ユニット102のリフォームとして、基本的には雨戸ユニット102をそのままに、雨戸ユニット102の上から取り付けられる。開閉装置10は、本実施の形態では、開閉体としてのシャッターカーテン(後述)を備えるシャッター装置である。開閉装置10は、支持枠12と、シャッターユニット14と、遮光部材16と、を備える。
支持枠12は、上枠が2本ある四方枠であり、雨戸枠104を囲むように、すなわち上枠104a、下枠104bおよび縦枠104cを囲むようにねじ等の固定手段により建物に固定される。支持枠12は、例えば、外壁を介して建物の柱部(不図示)に固定されてもよい。また、支持枠12は、雨戸枠104および戸袋106にその重量がかららないように建物に固定される。具体的には、支持枠12は、雨戸枠104および戸袋106に固定されずに建物に固定される。
支持枠12は、下地部材50と、本体部20と、を含む。下地部材50は、上枠が2本ある四方枠であり、第1下地上枠52と、第2下地上枠53と、下地下枠54と、第1下地縦枠56と、第2下地縦枠58と、を含む。
第1下地上枠52および第2下地上枠53は、見付け方向に延在するように、雨戸枠104の上方において建物に固定される。第1下地上枠52は、第2下地上枠53と鉛直方向に間隔を開けて第2下地上枠53よりも上方に設けられる。下地下枠54は、見付け方向に延在するように、雨戸枠104の下方において建物に固定される。第1下地縦枠56は、鉛直方向に延在するように、見付け方向において雨戸枠104に対して戸袋106とは反対側(図3では右側)において建物に固定される。第1下地縦枠56は、第1下地上枠52、第2下地上枠53および下地下枠54の雨戸枠104側の端部を連結する。第2下地縦枠58は、鉛直方向に延在するように、雨戸枠104と戸袋106との境界に配置される。第2下地縦枠58は、第1下地上枠52、第2下地上枠53および下地下枠54の戸袋106側の端部を連結する。
第2下地縦枠58は、下地部材50が建物に固定された状態では、上枠104aの切欠104dおよび下枠104bの切欠104eに入り込んだ状態となる。逆にいえば、下地部材50は、第2下地縦枠58が切欠104dおよび切欠104eに入り込むよう建物に固定される。これにより、戸袋106の妻板106aに設けられた雨戸を出し入れするための雨戸出入口であって、雨戸枠104の上枠104a、下枠104bの延長線上に設けられた雨戸出入口106bの少なくとも一部が、第2下地縦枠58により塞がれる。望ましくは、雨戸出入口106bの全体が第2下地縦枠58により塞がれるように下地部材50および切欠104d、104eが構成されてもよい。
第1下地上枠52、第2下地上枠53、下地下枠54、第1下地縦枠56および第2下地縦枠58は、それらの前面52a、53a、54a、56a、58aがいずれも平坦で、互いに面一になるよう形成される。なお、前面52a、53a、54a、56a、58aは、いずれも雨戸枠104よりも前側に突出するよう形成されてもよい。
第2下地縦枠58は、第1下地上枠52、第2下地上枠53、下地下枠54および第1下地縦枠56よりも見込み方向における厚みが薄くなるよう形成される。これにより、第2下地縦枠58は、建物の外壁、窓枠110および雨戸枠104から浮いた状態となる。
本体部20は、見込み方向から見た形状が下地部材50と略同一となるよう形成される。具体的には、本体部20は、第1本体上枠22と、第2本体上枠23と、本体下枠24と、第1本体縦枠26と、第2本体縦枠28とを含み、第1本体上枠22、第2本体上枠23、本体下枠24、第1本体縦枠26および第2本体縦枠28はそれぞれ、第1下地上枠52、第2下地上枠53、下地下枠54、第1下地縦枠56および第2下地縦枠58に固定される。
シャッターユニット14は、ケース30と、シャッターカーテン32と、シャフト(不図示)とを含む。ケース30は、長尺の箱状の部材であり、長手方向が見付け方向と実質的に一致するよう第1本体上枠22および第2本体上枠23に固定される。ケース30は、シャフトを収容し、それらを隠蔽する。
ケース30内にはシャフト(不図示)が収納される。シャフトは回転可能に支持される。シャッターカーテン32は、支持枠12の枠開口18ひいては雨戸枠104の枠開口108を開閉するための開閉体であり、その一端がシャフトに固定される。したがって、シャッターカーテン32は、シャフトおよびケース30を介して、第1本体上枠22および第2本体上枠23ひいては支持枠12に支持される。
遮光部材16は、支持枠12と戸袋106との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮るように設けられる(図1、6参照)。遮光部材16は、ゴム、スポンジなどの弾性体である。遮光部材16は、本体部20の第2本体縦枠28の戸袋106側の側面28aに固定されるとともに、戸袋106の妻板106aとに挟まれる。
(施工方法)
図7〜9は、上述した開閉装置10を建物に施工する方法を示す工程図である。図7〜9に加えて図5を参照して開閉装置10を施工する方法を説明する。
まず、図5に示すように、雨戸枠104の上枠104aおよび下枠104bの戸袋106側の端部を切り欠いて切欠104d、切欠104eを形成する。本実施の形態では、窓枠110が露出するように雨戸枠104の上枠104aおよび下枠104bの戸袋106側の端部を切り欠く。
次に、図7に示すように、下地部材50が雨戸ユニット102を囲むように下地部材50を建物に固定する。具体的には、第1下地上枠52、第2下地上枠53、下地下枠54、第1下地縦枠56を建物に固定し、第2下地縦枠58を切欠104d、104eに入り込ませる。
次に、図8に示すように、本体部20を下地部材50に固定する。このとき、第2本体縦枠28の側面28aに固定されている遮光部材16(図8では不図示)が第2本体縦枠28と戸袋106とに挟み込まれるように、すなわち遮光部材16が戸袋106の妻板106a(図8では不図示)と接触するように、本体部20を下地部材50に固定する。
次に、図9に示すように、シャッターユニット14を本体部の第1本体上枠22および第2本体上枠23(図9では不図示)に固定する。
以上説明した実施の形態に係る開閉装置10では、支持枠12は雨戸枠104を囲むように建物に固定される。これにより、既設の雨戸ユニット102を取り外すことなく開閉装置10を施工できる。また、開閉装置10では、遮光部材16が支持枠12と戸袋106とに挟まれるよう設けられる。これにより、支持枠12と戸袋106との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮ることができる。以上より、実施の形態に係る開閉装置10によると、比較的に容易に施工でき、かつ、シャッターカーテン32が閉じた状態では建物内に光が漏れるのを抑止できる。
また、実施の形態に係る開閉装置10では、支持枠12は戸袋106に固定されない。また、支持枠12と戸袋106とに挟まれる遮光部材16は弾性体である。これにより、シャッターカーテン32を開閉することによる振動等が戸袋106に伝わるのを抑止できその結果、戸袋106が破損して建物全体の見栄えが低下するのを抑止できる。
また、実施の形態に係る開閉装置10によると、支持枠12は、下地部材50と本体部20とを含む。下地部材50は特に、それらの前面52a、53a、54a、56a、58aはいずれも平坦で、かつ、互いに面一になるよう形成される。これにより、雨戸枠が初めから無い窓部または雨戸枠を取り外した窓部に対応して設けられる従来の開閉装置の支持枠を、本体部20としてそのまま採用できる。
また、実施の形態に係る開閉装置10によると、雨戸枠104の上枠104a、下枠104bにはそれぞれ、切欠104d、切欠104eが形成される。また、支持枠12は、下地部材50の第2下地縦枠58が、切欠104dおよび切欠104eに入り込んだ状態で建物に固定される。これにより、戸袋106の雨戸出入口106bの少なくとも一部が第2下地縦枠58に塞がれ、建物内から戸袋106の中が見えにくくなり、あるいは見えなくなり、建物内から見た見栄えが向上する。
以上、実施の形態に係る開閉装置について説明した。この実施の形態は例示であり、各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
(変形例1)
実施の形態では、開閉装置がシャッター装置である場合、すなわち開閉装置が開閉体としてのシャッターカーテン32を備える場合について説明したが、これに限られない。開閉装置は、シャッターカーテン以外の開閉体、例えば、ブラインド、ロールスクリーン、または防煙垂れ幕などの開閉体を備えるものであってもよい。
(変形例2)
実施の形態では、支持枠12が下地部材50と本体部20とを含む場合について説明したが、これに限られない。支持枠は、実施の形態の下地部材50と本体部20とが分離不可能に一体となったものであってもよい。この場合、実施の形態の下地部材50に対応する支持枠の部分が切欠104d、104eに入り込み、実施の形態の第2本体縦枠28に対応する支持枠の部分に遮光部材16が固定されればよい。
(変形例3)
実施の形態では、遮光部材16は、第2本体縦枠28と妻板106aとに挟まれる場合について説明したが、これに限られない。遮光部材16は、支持枠12と戸袋106との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮ることができればよく、例えば、支持枠12と戸袋106との隙間を塞ぐように支持枠12および戸袋106の前面に貼り付けられるシール材であってもよい。この場合、第2本体縦枠28と妻板106aとは接触していてもいなくてもよい。接触していれば、建物内に差し込もうとする光をさらに遮ることができる。接触していなければ(すなわち非接触であれば)、シャッターカーテン32を開閉することによる振動等が戸袋106に伝わるのを抑止できる。
上述した実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。
以上の記載から、下記の発明が認識される。
本発明のある態様の開閉装置は、雨戸枠と戸袋とを含む雨戸ユニットに対応して設けられる開閉装置であって、雨戸枠の枠開口を開閉するための開閉体と、雨戸枠を囲むように建物に固定され、開閉体を支持する支持枠と、支持枠と戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮るための遮光部材と、を備える。この態様によると、支持枠と戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮ることができる。
支持枠は、戸袋に固定されていない。この場合、開閉体を開閉することによる振動等が戸袋に伝わるのを抑えることができる。
遮光部材は、支持枠と戸袋とに挟まれる。この場合、支持枠と戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮ることができる。
遮光部材は、弾性体であってもよい。この場合、開閉体を開閉することによる振動等が戸袋に伝わるのを抑えることができる。これにより、戸袋が破損して建物全体の見栄えが低下するのを抑止できる。
支持枠は、建物に固定される下地部材と、戸袋との間に遮光部材が挟まれるように下地部材に固定され、開閉体を支持する本体部と、を含んでもよい。この場合、雨戸枠が初めから無い窓部または雨戸枠を取り外した窓部に対応して設けられる従来の開閉装置の支持枠を、本体部としてそのまま採用することが可能となる。
雨戸枠の上枠および下枠には、戸袋側の端部に切欠が形成され、支持枠は、戸袋側の縦枠が、切欠に入り込んでいる状態で建物に固定されてもよい。この場合、戸袋の雨戸出入口の少なくとも一部が支持枠に塞がれ、建物内から戸袋の中が見えにくくなり、あるいは見えなくなり、建物内から見た見栄えが向上する。
本発明の別の態様は、施工方法である。この方法は、雨戸枠と戸袋とを含む雨戸ユニットに対応して設けられる開閉装置の施工方法であって、開閉装置は、雨戸枠の枠開口を開閉するための開閉体と、雨戸枠を囲むように建物に固定され、開閉体を支持する支持枠と、支持枠と戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮るための遮光部材と、を備える。当該施工方法は、戸袋との間に遮光部材が挟まれるよう支持枠を建物に固定する工程と、支持枠に開閉体を固定する工程と、を含む。この態様によると、支持枠と戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮ることができる。
支持枠は、建物に固定される下地部材と、開閉体を支持する本体部とを含んでもよい。支持枠を建物に固定する工程は、下地部材を建物に固定する工程と、戸袋との間に遮光部材が挟まれるよう下地部材に本体部を固定する工程と、を含んでもよい。この場合、雨戸枠が初めから無い窓部または雨戸枠を取り外した窓部に対応して設けられる従来の開閉装置の支持枠を、本体部としてそのまま採用することが可能となる。
支持枠を建物に固定する工程の前に、雨戸枠の上枠および下枠の戸袋側の端部に切欠を形成する工程を含んでもよい。支持枠を建物に固定する工程では、支持枠の戸袋側の縦枠が、雨戸枠の上枠および下枠の切欠に入り込むよう支持枠を建物に固定してもよい。この場合、戸袋の雨戸出入口の少なくとも一部が支持枠に塞がれ、建物内から戸袋の中が見えにくくなり、あるいは見えなくなり、建物内から見た見栄えが向上する。
10 開閉装置、 12 支持枠、 14 シャッターユニット、 16 遮光部材、 18 枠開口、 102 雨戸ユニット、 104 雨戸枠、 106 戸袋、 108 枠開口。

Claims (7)

  1. 雨戸枠と戸袋とを含む雨戸ユニットに対応して設けられる開閉装置であって、
    前記雨戸枠の枠開口を開閉するための開閉体と、
    前記雨戸枠を囲むように建物に固定され、前記開閉体を支持する支持枠と、
    前記戸袋の外部に設けられる遮光部材であって、前記支持枠と前記戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮るための遮光部材と、を備え、
    前記支持枠は、
    外壁を介して建物の柱部に固定される下地部材と、
    前記下地部材に固定され、前記開閉体を支持する本体部と、を含み、
    前記下地部材は、下地上枠と、下地下枠と、前記雨戸枠に対して前記戸袋側に設けられる下地縦枠と、を含み、
    前記下地部材の室外側の面は面一であり、
    前記下地上枠および下地下枠は、前記外壁に固定され、
    前記下地縦枠は前記下地上枠および前記下地下枠よりも見込み方向に薄く、前記下地縦枠の上下端が前記下地上枠および前記下地下枠の端部に連結され、前記下地縦枠の全体が前記外壁から離れており、
    前記下地縦枠は、前記戸袋と対向する面が前記戸袋と離れており、
    前記遮光部材は、弾性体であり、前記支持枠の側面と前記戸袋の側面とに挟まれることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記本体部は、前記戸袋との間に前記遮光部材が挟まれるように前記下地部材に固定されることを特徴とする請求項に記載の開閉装置。
  3. 前記支持枠は、前記戸袋に固定されていないことを特徴とする請求項1または2に記載の開閉装置。
  4. 前記雨戸枠の上枠および下枠には、前記戸袋側の端部に切欠が形成され、
    前記支持枠は、前記戸袋側の縦枠が、前記切欠に入り込んでいる状態で建物に固定されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の開閉装置。
  5. 雨戸枠と戸袋とを含む雨戸ユニットに対応して設けられる開閉装置の施工方法であって、
    前記開閉装置は、前記雨戸枠の枠開口を開閉するための開閉体と、前記雨戸枠を囲むように建物に固定され、前記開閉体を支持する支持枠と、前記戸袋の外部に設けられる遮光部材であって、前記支持枠と前記戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光の少なくとも一部を遮るための遮光部材と、を備え、前記支持枠は、外壁を介して建物の柱部に固定される下地部材と、前記下地部材に固定され、前記開閉体を支持する本体部と、を含み、前記下地部材は、下地上枠と、下地下枠と、前記雨戸枠に対して前記戸袋側に設けられる下地縦枠と、を含み、前記下地部材の室外側の面は面一であり、前記下地上枠および下地下枠は、前記外壁に固定され、前記下地縦枠は前記下地上枠および前記下地下枠よりも見込み方向に薄く、前記下地縦枠の上下端が前記下地上枠および前記下地下枠の端部に連結され、前記下地縦枠の全体が前記外壁から離れており、前記下地縦枠は、前記戸袋と対向する面が前記戸袋と離れており、前記遮光部材は、弾性体であり、
    当該施工方法は、
    前記支持枠の側面と前記戸袋の側面との間に前記遮光部材が挟まれるよう前記支持枠を建物に固定する工程と、
    前記支持枠に前記開閉体を固定する工程と、を含むことを特徴とする施工方法。
  6. 前記支持枠は、建物に固定される下地部材と、前記開閉体を支持する本体部とを含み、
    前記支持枠を建物に固定する工程は、
    前記下地部材を建物に固定する工程と、
    前記戸袋との間に前記遮光部材が挟まれるよう前記下地部材に前記本体部を固定する工程と、を含むことを特徴とする請求項に記載の施工方法。
  7. 前記支持枠を建物に固定する工程の前に、前記雨戸枠の上枠および下枠の前記戸袋側の端部に切欠を形成する工程を含み、
    前記支持枠を建物に固定する工程では、前記支持枠の前記戸袋側の縦枠が、前記雨戸枠の上枠および下枠の切欠に入り込むよう前記支持枠を建物に固定することを特徴とする請求項またはに記載の施工方法。
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