JP6923774B1 - 育毛促進用及び/又は白髪改善用組成物 - Google Patents

育毛促進用及び/又は白髪改善用組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】R−spondin1産生促進作用を有する化合物を見出し、当該化合物を用いて育毛促進及び/又は白髪改善用組成物を提供する。【解決手段】下記式(I):で表される化合物又はその塩を有効成分として含む、育毛促進用組成物又は白髪改善剤。【選択図】なし

Description

クロスリファレンス
本出願は、日本国において、2020年3月5日に出願された特願2020−037718号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願に記載された内容は全て、参照によりそのまま本明細書に援用される。また、本願において引用した全ての特許、特許出願及び文献に記載された内容は全て、参照によりそのまま本明細書に援用される。
本発明は、育毛促進用及び/又は白髪改善用組成物に関し、例えば、2−O−フェルロイル−L−リンゴ酸を含む育毛促進用及び/又は白髪改善用組成物に関する。
髪の毛を生み出す器官である毛包は、胎児期に形成され、周期的なヘアサイクルにより、毛包器官の再生を繰り返している。毛包形成のメカニズムは以下のように考えられている。最初に、毛乳頭細胞からの発毛シグナルにより分裂を開始した外毛根鞘細胞が真皮深層に向かいながら、毛乳頭細胞の直上に毛母領域を形成する。毛母領域を構成する細胞が毛母細胞と呼ばれているが、さらに増殖分化して毛幹と内毛根鞘細胞を形成する。外毛根鞘細胞のバルジ領域と二次毛芽となる部分には、幹細胞マーカーとされているLGR5(Leucine−rich repeat−containing G protein−coupled receptor5)を発現する細胞が存在する。LGR5陽性細胞はWntシグナルに依存して増殖し、毛包の恒常性維持に寄与している毛包増殖細胞とされている。成長期への導入と維持の調整に深く関与するLGR5は長らくオーファン受容体とされてきたが、近年、分泌タンパク質R−spondin(RSPO:本明細書および図面では、RSPOとも表記する)をリガンドとすることが報告された(非特許文献1〜4)。
R−spondinは、Wnt/β−cateninシグナル伝達経路の強力な増強物質として単離された4つの分泌タンパク質(RSPO1−4)のファミリーである。これらのタンパク質は、40〜60%の配列同一性を有し、トロンボスポンジン様ドメイン及びフーリン様ドメインを持った類似構造を有する。アブラナ科に属する植物であるNasturtium officinale(オランダガラシ、和蘭芥子)の抽出物が、このR−spondin1の産生を促進することが報告されている(特許文献1)。R−spondin1は、毛乳頭細胞で産生し、毛包形成の休止期末期から成長期にかけて増加し、毛包幹細胞を活性化することから、これを用いた育毛などを促進する組成物が提案されている。しかしながら、オランダガラシ抽出物に含まれる育毛等促進に関わる有効成分は、未だ明らかではない。
Carmon KS.et al.,Proc Natl Acad Sci USA.2011 Jul 12;108(28):11452−7. de Lau W.et al.,Nature.2011 Jul 4;476(7360):293−7. Glinka A.et al.,EMBO Rep.2011 Sep 30;12(10):1055−61. Yoon JK,Lee JS.,Cell Signal.2012 Feb;24(2):369−77.
特開2019−194176号公報
本発明は、オランダガラシなどに含まれる、R−spondin1産生促進作用を有する化合物を見出し、当該化合物を用いて育毛促進用及び/又は白髪改善用組成物を提供することなどを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、オランダガラシ抽出物から、カラムクロマトグラフィー等を用いて分画、精製した特定の化合物が、R−spondin1産生促進作用、並びにヒトでの育毛及び/又は抗白髪作用を有することなどを見出すことによって完成した。
すなわち、本発明は以下の実施形態を含む。
(1)下記式(I):
Figure 0006923774
で表される化合物又はその塩を有効成分として含む、育毛促進用組成物。
(2)上記式(I)で表される化合物又はその塩を有効成分として含む、白髪改善用組成物。
(3)上記式(I)で表される化合物が、2−O−フェルロイル−L−リンゴ酸である(1)又は(2)に記載の組成物。
(4)上記(1)又は(2)のいずれか一項に記載の組成物を含有する皮膚外用剤。
(5)上記式(I)で表される化合物又はその塩を有効成分として含む組成物を用いて、毛乳頭細胞におけるR−spondin1の産生を促進することを含む、育毛促進及び/又は白髪改善のための美容方法。
本発明の組成物は、例えば、ヒトでの育毛促進及び/又は白髪改善のために用いることができる。
図1は、オランダガラシ抽出物からの有効成分の精製方法を示すフロー図である。 図2は、オランダガラシ抽出物を粗分画して得たFr.01のHPLCによる分析結果である。 図3は、オランダガラシ抽出物を精製して得たFr.21のHPLCによる分析結果である。 図4は、オランダガラシ抽出物の各精製画分を培地中に添加して、ヒト乳頭細胞を培養したときのRSPO1産生量を測定した結果である。 図5は、有効成分を含有するローションをヒト被験者に適用したときの白髪改善等確認試験の結果を示すマイクロスコープ画像である。 図6は、ヒト表皮角化細胞を用いて、RSPO1の作用機序の解析を行った結果である。
(定義)
本明細書において、「育毛」とは、「現在ある髪の毛を健康に保ち、抜け毛を防ぎ、強い髪にする」ことである(日本毛髪業協会による育毛の定義)。本発明における育毛作用も基本的にはこのような作用を指し、より具体的には、例えば毛髪の太さ、色艶や光沢の改善、特に白髪の改善を含む。その作用が顕著な場合の例として、頭皮のすでに脱毛している部分に頭髪が再び見られるようになる(いわゆる発毛)ことなどを含めた、広義の作用をいう。
毛髪や皮膚の色を決定するメラニン色素は、メラノサイト(メラニン合成細胞)内のメラノソームでチロシンから生合成される。白髪は、老化やストレス等により、メラノサイトやメラノソームの減少、またはこれら細胞や器官の異常によるチロシナーゼの量や活性の低下、メラノソームの輸送阻害等が関与すると考えられている。日本人の場合、黒色又は茶褐色などの髪が一般に好まれるが、加齢の結果として白髪が多く現れる。これは、毛根部などに存在するメラノサイトの数や活性の低下によりメラニンが著しく減少することによるもので、美容的および心理的にも敬遠される傾向にある。
したがって、本明細書において、「白髪改善」とは、メラノサイト等のメラニン産生細胞に作用して毛髪色素の生成を促すことをいう。具体的には、例えば、黒髪、栗毛、金髪、赤毛等の状態の毛髪やその頭皮部に予防的に適用して、その適用を受けた毛髪が白髪やより退色した状態になるのを防ぐこと等を意味し、改善とは、例えば、白髪や退色した状態となった毛髪やその頭皮部に適用して、もとの黒髪、栗毛、金髪、赤毛等の状態にしたり、より有色に着色した状態にしたりすること等を意味している。
(有効成分)
本実施形態の育毛促進及び/又は白髪改善用組成物は、下記式(I):
Figure 0006923774
で表される化合物若しくはその異性体またはそれらの塩を有効成分として含有する。上記式(I)で表される化合物は、2位に不斉炭素原子を含み、かつ7’位と8’位の炭素原子間の二重結合はトランス型(Z)の立体配座を有する。したがって、有効成分としては、これらの位置に関する光学異性体、ラセミ体及び/又は幾何異性体を含む。本発明者らはオランダガラシのエタノール抽出液からHPLCにより精製して得られた式(I)で表される化合物である2−O−フェルロイル−L−リンゴ酸が、R−spondin1産生を促進し、並びにヒトでの育毛促進及び/又は白髪改善のための主な有効成分であることを見出した。したがって、本発明の有効成分は、オランダカラシなどの薬用植物から有機溶媒抽出およびカラムクロマトグラフィー精製により製造することができる。あるいは、公知の方法を用いた化学合成法により製造してもよい。例えば、市販されている出発原料であるL−リンゴ酸とフェルラ酸とを、カルボジイミドを縮合剤として用いるシュテークリヒエステル化(Steglich esterification)反応により合成することもできる(Florent Allais, Sophie Martinet, and Paul−Henri Ducrot, Synthesis 2009(21):3571−3578)。
本実施形態の有効成分をオランダガラシから抽出する場合、抽出原料として使用し得る部位としては、例えば、葉、茎、花、根、地上部又はこれらの部位の混合物等が挙げられるが、好ましくは葉及び地上部である。抽出方法としては、水または有機溶媒(エタノール溶液など)にて抽出することができ、好ましくは、50%エタノール水溶液を抽出溶媒として用いる。本実施形態においては、オランダガラシの全草を用いたエタノール抽出物を用いることが好ましい。
なお、本発明の有効成分は、遊離体のままでもよいが、カルボキシル基又はヒドロキシ基が適度な酸性を有する場合は塩の形態であってもよい。カルボキシル基又はヒドロキシ基の塩としては、例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩類;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩類;トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、エタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ブロカイン塩等の脂肪族アミン塩;N,N−ジベンジルエチレンジアミン等のアラルキルアミン塩;ピリジン塩、ピコリン塩、キノリン塩、イソキノリン塩等の複素環芳香族アミン塩;アルギニン塩、リジン塩等の塩基性アミノ酸塩;テトラメチルアンモニウム塩、テトラエチルアモニウム塩、ベンジルトリメチルアンモニウム塩、ベンジルトリエチルアンモニウム塩、ベンジルトリブチルアンモニウム塩、メチルトリオクチルアンモニウム塩、テトラブチルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩;アンモニウム塩等が挙げられる。また、本発明の化合物(1)の遊離体又はカルボキシル基又はヒドロキシ基の塩は、水和物として存在することもある。
また、本発明の有効成分である式(I)で表される化合物は、分子内に不斉炭素を一つ有するが、いずれかの光学異性体であってもよいし、ラセミ体であってもよい。
(育毛促進用及び/又は白髪改善用組成物に含まれる上記式(I)で表される化合物の含有量)
本実施形態の組成物における、上記式(I)で表される化合物の含有量は、特に限定されるものではない。例えば、上記式(I)で表される化合物の含有量は、本発明の組成物の全重量に対して、好ましくは1×10−5質量%以上、より好ましくは5×10−5質量%以上であり、さらに好ましくは1×10−4質量%以上である。また、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、さらに好ましくは0.1質量%以下である。組成物の形態は、液体だけでなく、例えば固形物等も挙げられる。
(皮膚外用剤に含まれる上記式(I)で表される化合物の含有量)
当該組成物が含有される本実施形態の皮膚外用剤における、上記式(I)で表される化合物の含有量は、その投与形態および投与方法等を考慮し、育毛促進及び/又は白髪改善効果が得られるような量であればよく、特に限定されるものではない。例えば、上記式(I)で表される化合物の含有量は、当該皮膚外用剤の全重量に対して、好ましくは2.0×10−7質量%以上、より好ましくは1.0×10−7質量%以上であり、さらに好ましくは2.0×10−6質量%以上である。また、好ましくは2.0×10−2質量%以下、より好ましくは1.0×10−2質量%以下、さらに好ましくは2.0×10−3質量%以下である。
(皮膚外用剤の形態)
本発明による皮膚外用剤は、アンプル、カプセル、粉末、顆粒、液体、ゲル、気泡、エマルジョン、シート、ミスト、スプレー剤等利用上の適当な形態の1)医薬品類、2)医薬部外品類、3)局所用又は全身用の皮膚外用剤類(例えば、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイル、パック等の基礎化粧料、固形石鹸、液体ソープ、ハンドウォッシュ等の洗顔料や皮膚洗浄料、マッサージ用剤、クレンジング用剤、除毛剤、脱毛剤、髭剃り処理料、アフターシェーブローション、プレシェーブローション、シェービングクリーム、ファンデーション、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ等のメークアップ化粧料、香水類、美爪剤、美爪エナメル、美爪エナメル除去剤、パップ剤、プラスター剤、テープ剤、シート剤、貼付剤、エアゾール剤等)、4)頭皮・頭髪に適用する薬用又は/及び化粧用の製剤類(例えば、シャンプー剤、リンス剤、ヘアートリートメント剤、プレヘアートリートメント剤、パーマネント液、染毛料、整髪料、ヘアートニック剤、育毛・養毛料、パップ剤、プラスター剤、テープ剤、シート剤、エアゾール剤等)、5)浴湯に投じて使用する浴用剤、6)その他、腋臭防止剤や消臭剤、制汗剤、衛生用品、衛生綿類、ウエットティシュ等が挙げられる。
(皮膚外用剤の構成成分)
また、このような剤には、必要に応じて、本発明の効果を損ねない範囲で以下に例示する成分や添加剤を任意に選択・併用して製造することができ、これらの処方系中への配合量は、特に規定するものではないが、通常、0.0001〜50%程度が好ましいと考えられる。
(1)各種油脂類
アボカド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂、スクワレン、スクワラン、プリスタン又はこれら油脂類の水素添加物(硬化油等)等。
(2)ロウ類
ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス等。
(3)鉱物油
流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライド、セレシン、マイクロクリスタンワックス等。
(4)脂肪酸類
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール油、ラノリン脂肪酸等の天然脂肪酸、イソノナン酸、カプロン酸、2−エチルブタン酸、イソペンタン酸、2−メチルペンタン酸、2−エチルヘキサン酸、イソペンタン酸等の合成脂肪酸。
(5)アルコール類
エタノール、イソプロパノール、ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、フェノキシエタノール等の天然アルコール、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール等の合成アルコール。
(6)多価アルコール類
酸化エチレン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレングリコール、酸化プロピレン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ペンチルグリコール、グリセリン、ペンタエリトリトール、トレイトール、アラビトール、キシリトール、リビトール、ガラクチトール、ソルビトール、マンニトール、ラクチトール、マルチトール等。
(7)エステル類
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール等。
(8)金属セッケン類
ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等。
(9)ガム質、糖類又は水溶性高分子化合物
アラビアゴム、ベンゾインゴム、ダンマルゴム、グアヤク脂、アイルランド苔、カラヤゴム、トラガントゴム、キャロブゴム、クインシード、寒天、カゼイン、乳糖、果糖、ショ糖又はそのエステル、トレハロース又はその誘導体、デキストリン、ゼラチン、ペクチン、デンプン、カラギーナン、カルボキシメチルキチン又はキトサン、エチレンオキサイド等のアルキレン(C2〜C4)オキサイドが付加されたヒドロキシアルキル(C2〜C4)キチン又はキトサン、低分子キチン又はキトサン、キトサン塩、硫酸化キチン又はキトサン、リン酸化キチン又はキトサン、アルギン酸又はその塩、ヒアルロン酸又はその塩、コンドロイチン硫酸又はその塩、ヘパリン、エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カルボキシエチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、結晶セルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタアクリレート、ポリアクリル酸塩、ポリエチレンオキサイドやポリプロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイド又はその架橋重合物、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミン等。
(10)界面活性剤
アニオン界面活性剤(アルキルカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩)、カチオン界面活性剤(アルキルアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩)、両性界面活性剤:カルボン酸型両性界面活性剤(アミノ型、ベタイン型)、硫酸エステル型両性界面活性剤、スルホン酸型両性界面活性剤、リン酸エステル型両性界面活性剤、非イオン界面活性剤(エーテル型非イオン界面活性剤、エーテルエステル型非イオン界面活性剤、エステル型非イオン界面活性剤、ブロックポリマー型非イオン界面活性剤、含窒素型非イオン界面活性剤)、その他の界面活性剤(天然界面活性剤、タンパク質加水分解物の誘導体、高分子界面活性剤、チタン・ケイ素を含む界面活性剤、フッ化炭素系界面活性剤)等。
(11)各種ビタミン類
ビタミンA群:レチノール、レチナール(ビタミンA1)、デヒドロレチナール(ビタミンA2)、カロチン、リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB群:チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、葉酸類、ニコチン酸類、パントテン酸類、ビオチン類、コリン、イノシトール類、ビタミンC群:ビタミンC酸又はその誘導体、ビタミンD群:エルゴカルシフェロール(ビタミンD2)、コレカルシフェロール(ビタミンD3)、ジヒドロタキステロール、ビタミンE群:ビタミンE又はその誘導体、ユビキノン類、ビタミンK群:フィトナジオン(ビタミンK1)、メナキノン(ビタミンK2)、メナジオン(ビタミンK3)、メナジオール(ビタミンK4)、その他、必須脂肪酸(ビタミンF)、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、オロット酸、ビタミンP類(ルチン、エリオシトリン、ヘスペリジン)、ビタミンU等。
(12)各種アミノ酸類
バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジン等や、それらの硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、クエン酸塩、或いはピロリドンカルボン酸のごときアミノ酸誘導体等。
(13)植物又は動物系原料由来の種々の添加物
これらは、添加しようとする製品種別、形態に応じて常法的に行われる加工(例えば、粉砕、製粉、洗浄、加水分解、醗酵、精製、圧搾、抽出、分画、ろ過、乾燥、粉末化、造粒、溶解、滅菌、pH調整、脱臭、脱色等を任意に選択、組み合わせた処理)を行い、各種の素材から任意に選択して供すれば良い。
(作用効果)
本実施形態の組成物は、毛乳頭細胞におけるRSPO1の産生を促進することで、毛の成長を促すとともに白髪改善作用も有すると考えられる。毛包形成に関わるRSPO類は毛乳頭細胞で産生しており、特にRSPO1は休止期末期から成長期にかけて著しく増加し、毛包幹細胞を活性化する。すなわち、毛乳頭細胞の活性化並びに毛乳頭細胞からのRSPO1の産生促進及び/又は低下抑制は、バルジおよび外毛根鞘細胞に存在するLGR5陽性細胞増殖にとって望ましいことであり、発毛、成長期成熟化に関与すると考えられる。また、Wnt/β−cateninシグナル伝達経路の阻害分子としてDickkopf1(DKK1)が知られており、Wntの共受容体LRP6とDKK1受容体Kremenとの複合体を形成することでWntシグナルは抑制される。(Binnerts ME.,et al.,Proc Natl Acad Sci USA. 2007 Sep;11;104(37):14700−5)。DKK1は、Wnt/β−cateninシグナル経路を阻害する因子として、成長期毛包を退行期に移行させるファクターの一つとして考えられており、男性型脱毛に関わる因子でもある(Journal of Investigative Dermatology(2012),Volume 132,1554−1560)。
本発明者らは、ヒト表皮角化細胞の生存割合を確認することにより、Wnt−3aとRSPO1とDKK1との相互作用が細胞増殖に影響を与えることを確認した。後述する参考例1の結果によれば、RSPO1がDKK1に拮抗してWnt活性を維持することが示され、RSPO1がDKK1を無効化することによって、メラノサイトの増殖及びメラニン形成に係る因子の産生を促進すると考えられる。
[美容方法]
本発明の美容方法は、下記式(I):
Figure 0006923774
で表される化合物又はその塩を有効成分として含む組成物を用いて、毛乳頭細胞におけるR−spondin1の産生を促進することを特徴とする。前述のとおり、本発明者らは、上記式(I)で表される化合物に、育毛促進及び/又は白髪改善作用を見出した。そして、この知見から本発明者らは、育毛促進及び/又は白髪改善のための美容方法として、上記式(I)で表される化合物又はその塩を用いて毛乳頭細胞におけるR−spondin1の産生を促進することに至り、本発明を完成させた。また、本発明において、美容方法とは、単に個人的に行われる方法のみならず、美容に関わる商品の提供の際に、顧客にあわせた化粧料の処方として提供され、医師以外の化粧料販売員やエステティシャンにより提供されるものを含む。また、美容に関わる商品の説明書(添付文書等)等においてその商品の使用方法として提供されるものも含む。
本発明の美容方法において、上記式(I)で表される化合物又はその塩は、上記に説明したものを用いることができる。また、上記化合物又はその塩を含有する剤および組成物も、本発明の美容方法における抽出物として好適に使用できる。このような組成物は、例えば、被験者の所望の部位の皮膚に適用することによって使用することができる。皮膚への適用は、例えば1日1回または複数回行ってよい。
次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものではない。なお、以下の実施例において、本発明の有効成分等の含有量を示す数値の単位%は、質量%を意味する。
[実施例1]オランダガラシ抽出物の調製
オランダガラシ(Nasturtium officinale)の葉及び茎の乾燥粉砕物200gに、50%エタノール1000mLを加え、室温で時々攪拌しながら7日間抽出を行った。得られた抽出液を濾過し、残渣を除いて、粗抽出物とした。この粗抽出物に含まれる固形分は、0.46%である。
[実施例2]オランダガラシ抽出物の精製
実施例1で調製したオランダガラシの粗抽出物から図1に示した手順にて精製を行った。オランダガラシの粗抽出物を、最初にダイヤイオンHP20(三菱ケミカル株式会社製)を充填したカラムで粗分画した。カラム吸着物を、20%エタノール水溶液で溶出した画分(Fr.01)を分取し、この画分をSep−Pak C18カートリッジ(日本ウォーターズ社製)に吸着させ、20%エタノール水溶液で溶出される画分(Fr.14)を分取した。分取した画分のエタノールを濃縮した後にブタノールを添加して抽出し、得られたブタノール層を濃縮後、再び20%エタノールで溶解し、以下の液体クロマトグラフィーLC1及びLC2を連続的に行って、化合物を分取した。
上述した液体クロマトグラフィーLC1及びLC2の条件は、以下のとおりである。
LC1:
装置:Agilent 1290 Infinity II LC システム
カラム:Mightysil RP−18 GP(20mm×250mm)
溶出液:MeOH:0.1%ギ酸=35:65
流速:10mL/min
温度:室温
検出器:330nm
LC2:
装置:SHIMADZU LC−10A シリーズ
カラム:Unison UK−C18(4.6mm×250mm)
溶出液:MeOH:0.1%ギ酸=31:69
流速:1.0mL/min
温度:室温
検出器:330nm
オランダガラシ抽出物から精製したFr.01及びFr.21を、上記LC2で分析した結果をそれぞれ図2及び図3に示す。図2及び図3に示すように、有効成分の化合物は保持時間が約22.1分の位置に溶出された。その含有量は、フェルラ酸(194.18g/mol)を標準物質として上記HPLCで検出されるピーク面積から算出した。フェルラ酸換算とした理由は、当該化合物はフェルラ酸の部分構造を有すること、及びフェルラ酸の吸収スペクトルと当該化合物のUV可視吸収スペクトルが極めて類似(λmaxは325−330nm)していることに基づく。オランダガラシの50%エタノール粗抽出物からの当該化合物の収率は、約80%程度であった。
[実施例3]有効成分の構造決定
実施例2で得られたFr.21に含まれる単一成分(化合物21)をNMRで分析した結果、化合物21は、2−O−フェルロイル−L−リンゴ酸(式(I)で表される化合物)であることが分かった。核磁気共鳴装置JEOL(日本電子株式会社)JNM−ECA500で測定した化合物21のNMR測定データは以下のとおりである。
H−NMR(500MHz,CDOD),δ:7.65(1H,d,J=15.9Hz,7’−H),7.21(1H,d,J=1.9Hz,2’−H),7.08(1H,dd,J=8.0,1.9Hz,6’−H),6.80(1H,d,J=8.0Hz,5’−H),6.42(1H,d,J=15.9Hz,8’−H),5.45(1H,dd,J=9.2,3.2Hz,2−H),3.89(3H,s,J=Hz,3’−OCH),2.95(1H,dd,J=16.5,3.2Hz,3−Ha),2.85(1H,dd,J=16.5,9.2Hz,3−Hb).
13C−NMR(125MHz,CDOD),δ:168.2(C−9’),150.7(C−4’),149.4(C−3’),147.5(C−7’),127.7(C−1’),124.3(C−6’),116.4(C−5’),114.9(C−8’),111.6(C−2’),56.4(3’−OCH),37.5(C−3).
[試験例1]RSPO1産生促進作用の評価
継代5(P5、5回継代したこと)のヒト毛乳頭細胞(Dermal papilla cell、Promocell製)を、5,000個/ウェルの密度で、プラスチック製の96ウェルプレート上に播種した。翌日、実施例2で分画した各サンプル(Fr.01及びFr.11〜Fr.14)を、培地中の最終濃度が0.25%になるように、1%FBS/DMEM培地へ添加した。ネガティブコントロールとして、エタノールを培地中の最終濃度が0.125%になるように添加した。これらの毛乳頭細胞を2日間培養し、培養上清をELISAアッセイサンプルとして採取した。
上記乳頭細胞培養上清中のRSPO1含有量は、ヒトRSPO1/RSPO ELISAキット(LSbio製)を使用して、毛乳頭細胞から分泌されたRSPO1の量を定量した。RSPO1の産生量は生存細胞数で補正した値を用いた。生存細胞数は、Cell Counting Kit−8(CCK−8、Dojindo製)を用いて行った。
その結果を図4に示す。図4に示した通り、Fr.14に回収された単一ピークの化合物21が、Fr.01と同程度のRSPO1産生促進作用を示し、RSPO1産生促進剤の有効成分であることが確認できた。
[試験例2]白髪改善等確認試験
化合物21(2−O−フェルロイル−L−リンゴ酸)を、フェルラ酸換算にて89.4ppb(8.94×10−6質量%)含有する15%エタノール水溶液を調製した。これを51歳の男性被験者に、アトマイザー容器を用いて朝晩の1日2回で10プッシュ(0.12g×10=1.2g)/回、6か月間毎日、頭皮用ローションとして使用してもらい、以下のプロトコルに従って、白髪改善等確認試験を行った。
このローションを使用する2日前に、頭部の一か所を剃毛した。剃毛から2日目(試験開始0か月)に剃毛部位をマイクロスコープで撮影することにより評価した。試験開始1か月後に、同じ部分を剃毛し、剃毛から2日目に同様の評価を行った。これを試験開始から6か月間繰り返した。評価方法としては、マイクロスコープで撮影した画像をTrichoScan(Tricholog社製)に取り込んで、毛髪の本数及び密度等を解析した。
その解析した結果として、頭皮のマイクロスコープ画像を図5にて、頭部の1平方センチメートルあたりの髪の毛の太さ、本数、成長速度(0か月と6か月の比較)の平均値を以下の表1にて示す。
Figure 0006923774
表1では、化合物21(式(I)で表される化合物)が含有されたローションを使用することにより、髪の毛の太さ、本数を増加させると共に髪の毛の成長が促進された結果を示す。この結果から、化合物21(式(I)で表される化合物)が育毛促進作用を有すると考えられる。
図5では、化合物21(式(I)で表される化合物)が含有されたローションを使用することにより髪の毛が黒くなった実験結果を示す。この結果から、化合物21(式(I)で表される化合物)が白髪改善作用を有すると考えられる。
[参考例1]RSPO1の作用機序の解析
RSPO1の作用機序を解析するために、ヒト表皮角化細胞を用いて、Wnt−3aとRSPO1とDKK1との相互作用が細胞増殖に影響を与えることを確認した。継代4(P4)のヒト表皮角化細胞(クラボウ社製)を、5,000個/ウェルの密度で、プラスチック製の96ウェルプレート上に播種した。翌日、培地を交換し、3日目に、Wnt−3a(R&D systems社製)と共に、DKK1(R&D systems社製)又はDKK1とRSPO1(R&D systems社製))の両方を添加し、37℃で48時間培養し、6日目に、細胞増殖アッセイキットCCK−8により、ヒト表皮角化細胞の細胞数を測定した。
その結果を図6に示す。図6の縦軸は、Wnt−3aのみを200ng/mL添加したときの細胞生存割合を1としたときに、Wnt−3aとDKK1又はWnt−3aとDKK1とRSPO1とを添加したときの細胞生存割合を示す。横軸に示した数値単位は、各添加物の量(ng/mL)である。
Wnt−3aのみ添加群の細胞生存割合を1としたとき、Wnt−3aとDKK1の両方を添加した群の細胞数平均値は0.83、Wnt−3aとDKK1とRSPO1とを添加した群の細胞数平均値は1.05であった。
これらの結果より、DKK1により、細胞増殖(Wnt活性)が抑制されるが、RSPO1を添加すると、DKK1に拮抗してWnt活性を維持する(補助する)ことが示唆され、RSPO1がDKK1を無効化する作用があることが示唆された。

Claims (7)

  1. 下記式(I):
    Figure 0006923774
    で表される化合物又はその塩を有効成分として含む、育毛促進用組成物。
  2. 下記式(I):
    Figure 0006923774
    で表される化合物又はその塩を有効成分として含む、白髪改善用組成物。
  3. 前記式(I)で表される化合物が、2−O−フェルロイル−L−リンゴ酸である請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 請求項1〜3いずれか一項に記載の組成物を含有する皮膚外用剤。
  5. 前記式(I)で表される化合物又はその塩を有効成分として含まれる量が1.0×10 −7 質量%〜2.0×10 −2 質量%である、請求項4に記載の皮膚外用剤。
  6. 下記式(I):
    Figure 0006923774
    で表される化合物又はその塩を有効成分として含む組成物を含有する皮膚外用剤を用いて、毛乳頭細胞におけるR−spondin1の発現を促進することを含む、育毛促進及び/又は白髪改善のための美容方法。
  7. 前記式(I)で表される化合物又はその塩を有効成分として含まれる量が1.0×10 −7 質量%〜2.0×10 −2 質量%である、請求項6に記載の方法。


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