JP6923231B2 - 直流バス制御システム - Google Patents

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Description

本開示は、直流バス制御システムに関する。
近年、化石エネルギーや原子力エネルギーの代替電源として、太陽光や風力、波力等の再生可能エネルギーを利用した電源システムが注目されており、これらの一部は既に実用化されている。
この種の電源システムは、天候や季節、立地等によって発電電力が大きく変動する。このため、電源システムが接続される直流バスの電圧を所定の許容範囲に維持するには、太陽電池や風力発電機等の電源を、入力範囲が広く大容量の電力変換器を介して直流バスに接続することが望ましい。しかしながら、その場合には、電力変換器の大容量化によってシステム全体の大型化や複雑化、高コスト化を招くことになる。
ここで、電源システムから直流バスに供給される電力や直流バス電圧を安定化させる従来技術としては、例えば特許文献1〜3に記載されたものが知られている。しかしながら、再生可能エネルギー電源システムの電力変動が大きいため、再生可能エネルギー電源システムの出力変動や負荷変動に起因して発生する直流バスの電力変動を効率的に制御することは難しい。
特開2017−5944号公報(段落[0101]〜[0107]、図1) 特開2005−224009号公報(段落[0009]〜[0022]、図1,図3) 特許第5800919号公報(段落[0050]〜[0052]、図12)
以上を鑑みると、入力電源や負荷の変動に起因して生ずる直流バスの電力変動を効率的に制御するための制御システムを提供することが望まれる。
入力電源と負荷との間を接続する直流バスの電力変動を制御する直流バス制御システムは、第1の充放電要素と第1の電力変換器とを有する主安定化装置と、第2の充放電要素、充電要素、または放電要素と第2の電力変換器とを有する少なくとも1つの準安定化装置とを含み、前記第1の電力変換器は、前記第1の充放電要素の蓄電量指標に応じたバス電圧目標値を求め、前記バス電圧目標値に前記直流バスの前記電圧が一致するように、前記第1の充放電要素と前記直流バスとの間で直流電力を双方向に授受するよう構成され、前記第2の電力変換器は、前記第2の充放電要素、充電要素、または放電要素の充電又は放電に関する閾値と前記直流バスの前記電圧との差分に応じて電流目標値を求め、前記電流目標値に等しい電流が前記第2の充放電要素、充電要素、または放電要素に流れるように、前記第2の充放電要素、充電要素、または放電要素と前記直流バスとの間で直流電力を授受するよう構成される。
少なくとも1つの実施例によれば、入力電源や負荷の変動に起因して生ずる直流バスの電力変動を効率的に制御するための制御システムを提供することができる。
実施形態に係る直流バス制御システムの全体構成図である。 実施形態における準安定化装置の他の例を示す構成図である。 太陽光発電システム内の電力変換器の一構成例を示すブロック図である。 主安定化装置内の電力変換器の一構成例を示すブロック図である。 準安定化装置内の電力変換器の一構成例を示すブロック図である。 準安定化装置内の電力変換器の一構成例を示すブロック図である。 蓄電装置の充放電電力、水電解セルの入力電力、燃料電池の出 力電力等とバス電圧との関係を模式的に示した概念図である。 主安定化装置の動作説明図である。 主安定化装置の動作説明図である。 準安定化装置の動作説明図である 準安定化装置の動作説明図である 準安定化装置の動作説明図である。 準安定化装置の動作説明図である。 シミュレーションに用いた直流バス制御システムのモデルの構成図である。 シミュレーションに用いた主安定化装置の主要部のブロック図である。 シミュレーションに用いた準安定化装置の主要部のブロック図である。 シミュレーションに用いた準安定化装置の主要部のブロック図である。 シミュレーションの結果を示す各部の電圧、電流の波形図である。 シミュレーションの結果を示す各部の電圧、電流の波形図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、この実施形態に係る直流バス制御システムの全体構成図である。図1に示される直流バス制御システムは、入力電源として、再生可能エネルギー電源システムである太陽光発電システム10及び風力発電システム20を含む。これらの発電システム10及び20は並列に接続されてその出力側が直流バス70に接続されている。太陽光発電システム10は太陽電池11及び電力変換器12を含み、風力発電システム20は風力発電機21及び電力変換器22を含む。
入力電源は任意のものであってよい。入力電源が再生可能エネルギー電源システムである場合、上述したもの以外に波力や地熱等のエネルギーを利用したものであっても良いし、水力(小水力)発電、潮力発電、潮流発電、温度差発電等の電源システムであっても良い。また、上述したものも含め、これらの組み合わせであっても良い。
更に、互いに並列に接続される電源システムの数は特に限定されない。
直流バス70には、主安定化装置30及び準安定化装置40,50,及び60が接続されていると共に、負荷90が接続されている。
主安定化装置30は、基準バス電圧(直流バス70の基準電圧)を中心とした所定の許容範囲内で可変のバス電圧目標値を設定し、直流バス70側の出力電圧がバス電圧目標値に一致するように電力変換器32を動作させて蓄電装置31を充放電制御する。
また、準安定化装置40は、充放電閾値と前記直流バスの前記電圧との差分に基づいて入出力電流目標値を演算し、入出力電流が前記入出力電流目標値に一致するように電力変換器42を動作させて蓄電装置41を充放電制御する。
ここで、蓄電装置31及び41は、例えばバッテリー(二次電池)、電気二重層コンデンサー、キャパシタ、フライホイール、又はレドックスフロー電池等である。また、電力変換器32及び42は、例えば絶縁型のDC/DCコンバータ又はチョッパ等であり、矢印に示すごとく双方向に直流電力を授受可能である。
準安定化装置50は、充電閾値と前記直流バスの前記電圧との差分に基づいて演算した入出力電流目標値に入出力電流が一致するように電力変換器52がDC/DC変換を行って水電解セル51に直流電力を供給し(一種の充電動作)、水を電気分解して水素ガス及び酸素ガスを生成する。また、準安定化装置60は、燃料電池61の電気化学反応により発生した直流電力を、電力変換器62を介して直流バス70に供給する(一種の放電動作)が、その際に、放電閾値と前記直流バスの前記電圧との差分に基づいて演算した入出力電流目標値に入出力電流が一致するように電力変換器62がDC/DC変換を行う。
上述した準安定化装置50や準安定化装置60の構成はあくまで例示的なものであり、水電解セル51に代わるものとしては、電気化学的に、二酸化炭素還元を行ってC−H系の結合(CH4,C2H4等)やアルコールを製造する手段、または、窒素を還元してアンモニアを製造する手段でも良いし、燃料電池61に代わるものとしては、アルコール等を用いた燃料電池や、化学物質(水素やC−H系、アルコール、アンモニア等)を燃焼してタービン等を回転させる発電手段でも構わない。
図2は、準安定化装置の他の構成例である。図示する如く、前述した準安定化装置50及び60が水素貯蔵装置53を共有するような一体構造の準安定化装置50Aであっても良い。
図1において、蓄電装置31及び41は直流電力の吸収(充電)、放出(放電)が可能である。また、水電解セル51(及び、図2の水素貯蔵装置53)は直流電力をガスに変換して蓄積し、燃料電池61(及び、同じく水素貯蔵装置53)はガスを直流電力に変換する発電動作が可能である。蓄電装置31及び41は充放電要素を構成し、水電解セル51(及び水素貯蔵装置53)は充電要素を構成し、燃料電池61(及び水素貯蔵装置53)は放電要素を構成する。
上記のように、各安定化装置30,40,50,及び60は、電力変換器32,42,52,及び62の動作により直流バス70との間で直流電力をそれぞれ授受する電力バッファとみなすことができる。また主安定化装置30及び準安定化装置40は充放電機能を有する電力バッファ、準安定化装置50は充電機能を有する電力バッファ、準安定化装置60は放電機能を有する電力バッファである。
なお、バス電圧目標値の設定機能を有する主安定化装置30は1台で良いが、準安定化装置は、電源システムの並列数や負荷90の要求電力に応じて必要台数だけ設ければ良い。
監視・指示装置80は、各発電システム10及び20、主安定化装置30、及び準安定化装置40,50,及び60の状態情報(電圧、電流、温度等)を収集して状態監視や動作監視を行うと共に、これらの監視結果に基づいて各部の運転指令(起動・停止指令等)、及び充放電閾値指令等を生成する。監視・指示装置80と上述した各部との間では、有線または無線により各種の監視信号及び指令を送受信可能である。
負荷90は、直流電動機等の直流負荷、又は直流電力を交流電力に変換するDC/AC変換器及びその交流負荷であっても良い。また、直流バス70にDC/AC変換器を介して交流電力系統が接続されていても良い。
次に、図1における各部の構成について説明する。図1の構成では、入力電源として太陽光発電システム10及び風力発電システム20を有している。
太陽光発電システム10及び風力発電システム20は、再生可能エネルギーを用いた発電電力を電力変換器12及び22により直流電力に変換して直流バス70に供給する点で共通の機能を有する。このため、以下では、太陽光発電システム10を例として説明をする。
図3は、太陽光発電システム10内の電力変換器12の一構成例を示すブロック図である。この電力変換器12は、DC/DC変換部12Aと制御回路12Bとを備えている。
DC/DC変換部12Aは、半導体スイッチング素子の動作により太陽電池11の直流出力電圧を所定の大きさの直流電圧に変換して直流バス70に出力するものであり、例えば昇圧チョッパによって構成されている。
DC/DC変換部12Aを制御する制御回路12Bでは、太陽電池11の出力電圧及び電流が電圧検出器12a及び電流検出器12bにより検出され、これらの検出値はMPPT制御部12cに入力されている。MPPT制御部12cでは、山登り法等により太陽電池11の最大出力点を探索して電圧・電流制御部12dに出力する。
電圧・電流制御部12dは、PWM(パルス幅変調)制御等により生成した駆動パルスを駆動回路12eに送出し、駆動回路12eは、上記駆動パルスに基づいてDC/DC変換部12Aの半導体スイッチング素子をオン及びオフさせる。
また、直流バス70の電圧が電圧検出器12fにより検出され、このバス電圧検出値は後述の主安定化装置30から送られたバス電圧目標値と共に比較部12gに入力されている。比較部12gは、バス電圧検出値とバス電圧目標値との偏差に応じた制御信号を生成して電圧・電流制御部12dに出力する。
電圧・電流制御部12dは、上記制御信号に基づいて、バス電圧検出値をバス電圧目標値に一致させるような駆動パルスを演算するものであり、例えば、バス電圧検出値がバス電圧目標値を上回る場合にはDC/DC変換部12Aの出力電圧を低下させる(運転停止も含む)ように制御動作を行う。
図4は主安定化装置30内の電力変換器32の一構成例を示すブロック図である。この電力変換器32は、DC/DC変換部32A及び制御回路32Bを備えている。
DC/DC変換部32Aは、直流バス70と蓄電装置31との間で直流電力を双方向に授受して蓄電装置31を充放電制御する機能を有し、半導体スイッチング素子を備えた絶縁型のDC/DCコンバータやチョッパ等により構成されている。蓄電装置31には、電圧・電流及び温度を検出するセンサ31aが設置されている。
制御回路32Bの構成は、以下の通りである。
電圧検出器32aにより直流バス70の電圧が検出されると共に、バス電圧目標値演算部32bにより、蓄電装置31の蓄電量指標に応じてバス電圧目標値が演算される。なお、バス電圧目標値の演算方法については後述する。
上記の蓄電量指標としては、例えば、センサ31aにより検出される蓄電装置31の充放電電流を積分して得た充電率(SOC:State of Charge)を用いることができる。
バス電圧目標値とバス電圧検出値との偏差が減算器32cにより演算され、この電圧偏差は充放電制御部32dに入力されている。
充放電制御部32dには蓄電装置31の電圧・電流、温度、及び、充放電閾値が入力されており、充放電制御部32dは、これらの入力情報を考慮しながら、バス電圧検出値がバス電圧目標値に一致するようにPWM制御等を行って駆動パルスを生成する。駆動回路32eは、上記駆動パルスに従ってDC/DC変換部32Aの半導体スイッチング素子をオン及びオフさせる。DC/DC変換部32Aは、上記のように蓄電装置31を充放電制御してバス電圧検出値をバス電圧目標値に一致させる。
なお、蓄電装置31の充放電閾値は、制御回路32Bが自ら設定しても良いし、図1の監視・指示装置80からの指令として受信しても良い。
図5は、図1の準安定化装置40内の電力変換器42の一構成例を示すブロック図である。この電力変換器42は、DC/DC変換部42A及び制御回路42Bを備えている。電力変換器42は、直流バス70と蓄電装置41との間で直流電力を双方向に授受する点で、図4の電力変換器32と同様の機能を有する。蓄電装置41には、前記蓄電装置31と同様に、電圧・電流、及び温度を検出するセンサ41aが設けられている。制御回路42Bは、電圧検出器42a、比較部42b、減算器42c、充放電制御部42d、及び駆動回路42eを含む。
図5に示す電力変換器42は図4の電力変換器32と以下の点で異なる。制御回路42Bは、充放電閾値とバス電圧検出値との偏差に基づいて充放電制御部42dが入出力電流目標値を演算する。充放電制御部42dは更に、DC/DC変換部42Aの入出力電流が入出力電流目標値に一致するように蓄電装置41に対する充放電制御を行う。ここで上記充放電閾値は蓄電装置41の充放電に関する閾値(充電閾値及び放電閾値)であってよく、当該閾値と直流バス70の電圧との差分に応じて入出力電流目標値を定めてよい。
更に、制御回路42Bに設けられた比較部42bは、蓄電装置41の充放電閾値をバス電圧検出値と比較し、充電閾値または放電閾値とバス電圧検出値との大小関係に応じて充電指令または放電指令を出力して充放電制御部42dの動作を制御する。なお、充放電閾値は、制御回路42Bが自ら設定しても良いし、監視・指示装置80から指令として受信しても良い。
図6は準安定化装置50内の電力変換器52の一構成例を示すブロック図である。この電力変換器52は、DC/DC変換部52A及び制御回路52Bを備えている。
DC/DC変換部52Aは、直流バス70の直流電力を所定の大きさに変換して水電解セル51に供給する機能を有し、半導体スイッチング素子を備えた絶縁型のDC/DCコンバータやチョッパ等により構成されている。水電解セル51は、DC/DC変換部52Aから供給された直流電力を用いて水を電気分解し、生成された水素ガスを外部の貯蔵装置(図示せず)に貯蔵する動作、言い換えれば一種の充電動作を行う。
DC/DC変換部52Aを制御する制御回路52Bは、おおむね図5の制御回路42Bと同様に構成されている。
すなわち、図6の制御回路52Bにおいて、電圧検出器52aにより直流バス70の電圧が検出されると共に、充電閾値とバス電圧検出値との偏差が減算器52cにより演算され、この電圧偏差が充電制御部52dに入力されている。また、バス電圧検出値は充電閾値と共に比較部52bに入力されており、比較部52bは、バス電圧検出値が充電閾値を上回ると充電指令を充電制御部52dに出力する。ここで、充電閾値は、水電解セル51による電気分解の開始電圧に相当する。即ち上記充電閾値は、水電解セル51の充電に関する閾値である。
充電制御部52dは、減算器52cから入力された電圧偏差に基づいて入出力電流目標値を演算すると共に、DC/DC変換部52Aの入出力電流が入出力電流目標値に一致するように充電指令としての駆動パルスを生成し、駆動回路52eに出力する。駆動回路52eでは、上記駆動パルスに従ってDC/DC変換部52Aの半導体スイッチング素子をオン及びオフさせることにより、水電解セル51に直流電力を供給して水を電気分解する。
DC/DC変換部52Aは、上記の動作により水電解セル51に供給される直流電力を制御しつつ、入出力電流を入出力電流目標値に一致させるように動作する。
図1の準安定化装置60については、燃料電池61による発電動作を放電動作と考え、図6に示した準安定化装置50の水電解セル51、充電閾値、及び充電制御部52dをそれぞれ燃料電池61、放電閾値、放電制御部に置き換えて構成すれば良い。この場合の放電閾値は、燃料電池61による発電の開始電圧に相当する。
準安定化装置60では、バス電圧検出値が放電閾値を下回ったときに放電指令に相当する駆動パルスを放電制御部に出力してDC/DC変換部を動作させ、燃料電池61による発電電力を、DC/DC変換部を介して直流バス70に供給する。
DC/DC変換部は、上記の動作により燃料電池61の発電電力を制御しつつ、入出力電流を入出力電流目標値に一致させるように動作する。
水電解セル51や燃料電池61にも、電圧・電流及び温度等を検出するセンサが設けられ、これらの検出値が充電制御部52dや放電制御部に入力されているが、便宜上、上記センサの図示は省略してある。
また、充電閾値及び放電閾値は、各制御回路が自ら設定しても良いし、監視・指示装置80から指令として受信しても良い。
図3〜図6に示した電力変換器12,32,42,及び52、特に制御回路12B,32B,42B,及び52Bの構成や動作は、あくまで例示的なものであって何ら本発明の技術的範囲を限定するものではなく、これらと異なる構成を採用しても良いことは言うまでもない。
次に、図7は、直流バス70の電圧に応じた準安定化装置40の蓄電装置41の充放電電力、準安定化装置50の水電解セル51の入力電力、準安定化装置60の燃料電池61の出力電力を、それぞれ模式的に示した概念図である。図7における三角形シンボルの横方向の幅は各電力の大きさを示しており、幅が広いほど電力値が大きくなる。
図7では、入力電源が再生可能エネルギー電源システムである場合を例示しており、再生可能エネルギー電源システムは、例えば、図1の太陽光発電システム10及び/又は風力発電システム20である。これらの発電電力が供給される直流バス70の電圧と蓄電装置41、水電解セル51、燃料電池61の充放電閾値等に応じて、各部の充放電動作が制御される。
例えば、蓄電装置41に関する(a)に示すように、バス電圧が蓄電装置41の充電閾値より高ければ高いほど蓄電装置41に供給される充電電力は大きくなり、バス電圧が蓄電装置41の放電閾値より低ければ低いほど蓄電装置41から放出される放電電力は大きくなる。同様にして、バス電圧が水電解セル51の充電閾値より高ければ高いほど水電解セル51に供給される充電電力は大きくなり、バス電圧が燃料電池61の放電閾値より低ければ低いほど燃料電池61から発生する放電電力は大きくなる。
蓄電装置41に関する(b)は、基準バス電圧に応じて充電閾値及び放電閾値を(a)より低く設定した場合、(c)は充電閾値及び放電閾値を(a)より高く設定した場合である。同様の閾値の設定変更操作は水電解セル51の充電閾値及び燃料電池61の放電閾値に対しても可能である。
このように、蓄電装置41、水電解セル51、及び燃料電池61の充電閾値及び放電閾値を変化させて充放電動作を制御することにより、直流バス70と準安定化装置40,50,及び60との間で授受される直流電力を個別に調整することができる。言い換えれば、それぞれの電力バッファとしての動作をきめ細かく制御することが可能である。
前述したごとく充電閾値及び放電閾値の変更は、監視・指示装置80からの指令に基づき、あるいは、電力変換器42,52,及び62が自ら行うことができる。
図8A及び8Bは主安定化装置30の動作説明図である。
図8Aに破線(太線)で示すように、主安定化装置30は直流バス70と蓄電装置31との間で直流電力を授受し、蓄電装置31を充放電制御する。電力変換器32内の制御回路32Bは、例えば図8Bに示す特性に従って、蓄電装置31の蓄電量指標(例えば充電率)に基づきバス電圧目標値を設定する。
このバス電圧目標値は、直流バス70の電圧の許容範囲内で、蓄電量指標が大きいほど高く、蓄電量指標が小さいほど低くなるように設定され、このバス電圧目標値にバス電圧検出値が一致するように制御回路32BがDC/DC変換部32Aを制御する。
図9A及び9Bは準安定化装置40及び50の動作説明図である。
図9Aに破線(太線)で示すように、準安定化装置40の電力変換器42は直流バス70の直流電力を用いて蓄電装置41を充電し、準安定化装置50の電力変換器52は直流バス70の直流電力を水電解セル51に供給して水を電気分解する。
この場合の充電特性は図9Bに示す通りであり、直流バス70の電圧が蓄電装置41または水電解セル51の充電閾値より高くなるほど充電電流が大きくなるように電力変換器42及び52をそれぞれ制御する。
図10A及び10Bは準安定化装置40及び60の動作説明図である。
図10Aに破線(太線)で示すように、準安定化装置40の電力変換器42は蓄電装置41を放電させて直流バス70に直流電力を供給し、準安定化装置60の電力変換器62は燃料電池61を発電動作させて直流バス70に直流電力を供給する。
この場合の放電特性は図10Bに示す通りであり、直流バス70の電圧が蓄電装置41または燃料電池61の放電閾値より低くなるほど放電電流が大きくなるように電力変換器42及び62をそれぞれ制御する。
次いで、開示の技術の効果を検証するために行ったシミュレーションについて説明する。
図11は、シミュレーションに用いた直流バス制御システムのモデルを示し、太陽光発電システム10と、主安定化装置30、準安定化装置50及び60、直流バス70、及び負荷90を備えている。
ここで、太陽光発電システム10の電力変換器12は、0.1[sec]ごとに引き出す電流及び電圧を変更するMPPT(最大電力点追従)制御を行うものとする。
主安定化装置30の電力変換器32は、0.1[sec]ごとに蓄電装置31の充放電電流を測定して推定蓄電量指標を求め、この推定蓄電量指標、基準蓄電量指標、及び基準バス電圧に基づいてバス電圧目標値を演算する。
図12は、主安定化装置30の主要部を示すブロック図である。図12に示される構成は、発振器1、推定蓄電量指標演算部2、減算器3及び6、ゲイン乗算器4、加算器5、及びPID(比例・積分・微分)コントローラ7を含む。なお、K1は基準蓄電量指標に相当する定数、K2は基準バス電圧に相当する定数である。
図13はシミュレーションに用いた準安定化装置50の主要部を示すブロック図である。図13に示す構成は、バス電圧検出値と基準バス電圧との偏差を求める減算器9、上記偏差をなくすように動作するPIDコントローラ110、及びメモリ111を含み、水電解セル51に出力する電流を演算する。
また、図14はシミュレーションに用いた準安定化装置60の主要部を示すブロック図である。図14に示す構成は、基準バス電圧と燃料電池61の電圧検出値との偏差を求める減算器112と、上記偏差をなくすように動作するPIDコントローラ113とを含み、燃料電池61による発電電流を演算する。
図15及び図16は、シミュレーション結果を示す各部の電圧及び電流の波形図である。
図15において(a)は太陽電池11の電圧、(b)は太陽電池11の電流、(c)はバス電圧、及び(d)は負荷電流を示す。図16において(a)は蓄電装置31の電圧、(b)は蓄電装置31の電流、(c)は水電解セル51の電流、及び(d)は燃料電池61の電流(定常時の漏れ電流を含む)を示している。
ここでは、時刻t1で太陽電池11の出力電流が立ち上がり、その後、時刻t2で負荷90が起動されると共に、時刻t3(=40[sec])で太陽電池11の電流が減少して時刻t5(=80[sec])で負荷電流が零となる場合の各部の電圧及び電流の挙動をシミュレーションする。
時刻t1における太陽電池11の発電開始に伴い、バス電圧が蓄電装置31及び水電解セル51の充電閾値より高くなると蓄電装置31及び水電解セル51への充電が開始され、蓄電装置31の電圧は高くなり(図16(a))、水電解セル51の入力電流は増加する(図16(c))。
これにより、蓄電装置31の蓄電量指標が増大するため、バス電圧目標値も時刻t1以後は高くなる(図15(c))。
時刻t2で負荷90が起動されると、バス電圧は若干、低下する(図15(c))。
時刻t3で太陽電池11の電流及びバス電圧が減少し、バス電圧が蓄電装置31の放電閾値を下回ると蓄電装置31が放電するため、蓄電装置31の電圧は低下する(図16(a),(b))。なお、図16(b)では負方向の電流が放電電流である。同時に、時刻t3以後は水電解セル51の電流も零になる。
バス電圧が燃料電池61の放電閾値を下回ると、時刻t3の直後の時刻t4から燃料電池61の出力電流が増加すると共に(図16(d))、時刻t4以後は、バス電圧及び蓄電装置31の電圧がほぼ一定値に維持される(図15(c),図16(a))。
その後、時刻t5において負荷電流が零になると(図15(d))、バス電圧が上昇し始め、バス電圧が燃料電池61の放電閾値を上回ると燃料電池61からの放電電流は零になる(図15(c),図16(d))。また、バス電圧が蓄電装置31の充電閾値を上回ることにより、蓄電装置31の充電が開始され、時刻t6まで充電が継続する(図16(a),(b))。
更に、バス電圧が水電解セル51の充電閾値を上回ると、水電解セル51の電圧がバス電圧にほぼ等しくなるまで水電解セル51への入力電流が増加していき、時刻t6以後は入力電流がほぼ一定値となる(図16(c))。
上記の動作において、図15(c)におけるバス電圧目標値は、図12に示した主安定化装置30のブロック図により演算されている。バス電圧検出値はバス電圧目標値に良く追従している。
また、シミュレーション期間における太陽電池11の出力の変動や負荷電流の変動に対しては、蓄電装置31を有する主安定化装置30、水電解セル51を有する準安定化装置50、燃料電池61を有する準安定化装置60が、各充放電閾値とバス電圧との大小関係に応じて自律的に充電動作または放電動作を行って電力バッファとして動作する。これにより、バス電圧検出値は所定の許容範囲(ほぼ379.7[V]〜380.5[V]の範囲)に維持されていることが判る。
ここで、直流バス70の供給電力について考えると、上記のように、バス電圧検出値がバス電圧目標値に良く追従し、所定の許容範囲内でほぼ一定に維持されることから、直流バス70における電力変動は電流値の変動とほぼ一致する。従って、本発明の直流バス制御システムにおいては、主安定化装置30による電圧の制御と準安定化装置50及び60による電流の制御により、直流バス70の電力変動を制御できるということになる。
なお、充電機能を有する準安定化装置(例えば水電解セルを備えた準安定化装置)が直流バス70に複数台接続されている場合には、応答の早い準安定化装置が優先的に動作して直流バス70の電力変動を吸収してしまうため、他の準安定化装置が動作しない可能性がある。このような状況は、各装置の動作を平準化させる観点からは望ましいものではない。また、放電機能を有する準安定化装置(例えば燃料電池を備えた準安定化装置)が直流バス70に複数台接続されている場合や、充放電機能を有する準安定化装置(例えば蓄電装置を備えた準安定化装置)が直流バス70に複数台接続されている場合も、同様の問題が生じ得る。
上記の問題に対しては、同一の機能(充電機能または放電機能)を有する複数台の準安定化装置の間で、出力電流が増加するほど出力電圧を低下させるドループ制御を適用し、ドループ率を調整することで各装置の負荷(利用率や動作責務)を所定の割合で分担させれば良い。
また、上記のように複数台の準安定化装置の動作を平準化させる運用方法以外に、個々の準安定化装置の反応応答性や充電容量等を考慮して、例えば、ある準安定化装置については満充電に近い状態で動作させ、他の準安定化装置についてはほぼ完全に放電させた状態で動作させるというように、充電電力及び放電電力に優先順位をつけて運用する方法も考えられる。
本願は、日本特許庁に2017年11月21日に出願された日本特許出願2017-223808号に基づいて優先権を主張するものであり、その全内容を参照によりここに援用する。
10:太陽光発電システム
11:太陽電池
12:電力変換器
12A:DC/DC変換部
12B:制御回路
12a,12f:電圧検出器
12b:電流検出器
12c:MPPT制御部
12d:電圧・電流制御部
12e:駆動回路
12g:比較部
20:風力発電システム
21:風力発電機
22:電力変換器
30:主安定化装置
31:蓄電装置
31a:センサ
32:電力変換器
32A:DC/DC変換部
32B:制御回路
32a:電圧検出器
32b:バス電圧目標値演算部
32c:減算器
32d:充放電制御部
32e:駆動回路
40:準安定化装置
41:蓄電装置
41a:センサ
42:電力変換器
42A:DC/DC変換部
42B:制御回路
42a:電圧検出器
42b:比較部
42c:減算器
42d:充放電制御部
42e:駆動回路
50,50A:準安定化装置
51:水電解セル
52:電力変換器
52A:DC/DC変換部
52B:制御回路
52a:電圧検出器
52b:比較部
52c:減算器
52d:充電制御部
52e:駆動回路
53:水素貯蔵装置
60:準安定化装置
61:燃料電池
62:電力変換器
70:直流バス
80:監視・指示装置
90:負荷

Claims (12)

  1. 入力電源と負荷との間を接続する直流バスの電力変動を制御する直流バス制御システムであって、
    第1の充放電要素と第1の電力変換器とを有する主安定化装置と、
    第2の充放電要素、充電要素、または放電要素と第2の電力変換器とを有する少なくとも1つの準安定化装置と
    を含み、
    前記第1の電力変換器は、前記第1の充放電要素の蓄電量指標に応じたバス電圧目標値を求め、前記バス電圧目標値に前記直流バスの前記電圧が一致するように、前記第1の充放電要素と前記直流バスとの間で直流電力を双方向に授受するよう構成され、
    前記第2の電力変換器は、前記第2の充放電要素、充電要素、または放電要素の充電又は放電に関する閾値と前記直流バスの前記電圧との差分に応じて電流目標値を求め、前記電流目標値に等しい電流が前記第2の充放電要素、充電要素、または放電要素に流れるように、前記第2の充放電要素、充電要素、または放電要素と前記直流バスとの間で直流電力を授受するよう構成される、
    ことを特徴とする直流バス制御システム。
  2. 請求項1に記載した直流バス制御システムにおいて、
    前記少なくとも1つの準安定化装置は複数の準安定化装置であり、前記複数の準安定化装置は、少なくとも、前記充電要素を有する準安定化装置、及び、前記放電要素を有する準安定化装置を含むことを特徴とする直流バス制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載した直流バス制御システムにおいて、 前記第1の電力変換器は、前記直流バスの前記電圧の所定の許容範囲内に収まるように前記バス電圧目標値を定めるよう構成されることを特徴とする直流バス制御システム。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載した直流バス制御システムにおいて、
    前記第1の電力変換器は、第1のDC/DC変換器を含み、前記直流バスの前記電圧と前記第1の電力変換器に接続された前記第1の充放電要素の充放電閾値とを比較した結果に基づいて、前記第1のDC/DC変換器を制御するよう構成されることを特徴とする直流バス制御システム。
  5. 請求項4に記載した直流バス制御システムにおいて、
    前記主安定化装置、及び前記準安定化装置に関する運転指令及び状態情報を送受信可能な監視・指示装置を更に備え、
    前記監視・指示装置は、前記充放電閾値を前記第1の電力変換器に送信するよう構成されることを特徴とする直流バス制御システム。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載した直流バス制御システムにおいて、
    前記第2の電力変換器は、第2のDC/DC変換器を含み、前記第2の充放電要素若しくは前記充電要素の充電閾値または前記第2の充放電要素若しくは前記放電要素の放電閾値と前記直流バスの前記電圧とを比較した結果に基づいて、前記第2のDC/DC変換器を制御するよう構成されることを特徴とする直流バス制御システム。
  7. 請求項6に記載した直流バス制御システムにおいて、
    前記主安定化装置、及び前記準安定化装置に関する運転指令及び状態情報を送受信可能な監視・指示装置を更に備え、
    前記監視・指示装置は、前記充電閾値または前記放電閾値を前記第2の電力変換器に送信するよう構成されることを特徴とする直流バス制御システム。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載した直流バス制御システムにおいて、
    前記蓄電量指標が大きいほど前記バス電圧目標値を大きくすることを特徴とする直流バス制御システム。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載した直流バス制御システムにおいて、
    前記蓄電量指標が前記第1の充放電要素の充電率であることを特徴とする直流バス制御システム。
  10. 前記第2の電力変換器は、前記閾値と前記直流バスの前記電圧との差分が大きいほど前記第2の充放電要素、充電要素、または放電要素の充放電電流を大きくする、請求項1に記載の直流バス制御システム。
  11. 前記の入力電源として再生可能エネルギー電源システムを更に含む、請求項1に記載の直流バス制御システム。
  12. 前記負荷を更に含む、請求項11に記載の直流バス制御システム。
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