JP6921323B2 - 熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置 Download PDF

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Description

本発明は、熱交換器、熱交換器を備えた熱交換器ユニット、及び熱交換器ユニットを備える冷凍サイクル装置に関し、特に伝熱管の配置構造に関する。
従来の熱交換器において熱交換性能を向上させるために、断面が扁平多穴形状の伝熱管である扁平管を備えた熱交換器が知られている。このような熱交換器として、管軸方向を水平方向と一致させて複数の扁平管を配置した熱交換器がある。この熱交換器は、扁平管及び扁平管に設置されたフィンの表面に付着した結露水や、霜の融解水を排出し易くするために、扁平管の断面の長手方向を重力方向に傾斜させている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−187381号公報
しかし、特許文献1に示されている熱交換器は、扁平管の断面の長手方向を重力方向に傾斜させているものの、重力方向に排水するにあたり抵抗となる扁平管が存在したままである。従って、水が重力の影響を受けて扁平管の傾斜面を迅速に移動し、扁平管を離脱して下方に落下しても、下段の扁平管に到達したときに再度減速してしまう。よって、熱交換器が多数の扁平管を配列して構成される場合は、いずれかの扁平管の表面で水が滞留し、扁平管の間の風路を閉塞するという課題があった。また、熱交換器が低外気条件で用いられる場合は、滞留した水が凍結し、それを起点として凍結部が拡大してしまうという課題があった。
さらに、特許文献1に示されている熱交換器は、通過する空気の流れの上流側と下流側とで扁平管を傾斜させる向きを反転させている。そのため、熱交換器を流れる空気は、扁平管により抵抗を受ける。従って、熱交換器を通過する空気の量が低下し、熱交換器の熱交換性能が低下してしまうという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためのものであり、熱交換性能を向上させ、かつ排水性能及び着霜に対する耐力が向上した熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置を得ることを目的とする。
本発明に係る熱交換器は、冷凍サイクル装置において少なくとも蒸発器として機能する熱交換器であって、側面を対向させて並列に並べられた複数の第1の扁平管を備える第1の熱交換部と、側面を対向させて並列に並べられた複数の第2の扁平管を備える第2の熱交換部と、を備え、前記第1の熱交換部と前記第2の熱交換部とは、前記複数の第1の扁平管の並列する方向に対し垂直である通風方向に沿って直列に並べられ、前記第2の熱交換部は、冷凍サイクル装置において前記第1の熱交換部が蒸発器として機能する場合に、蒸発器として機能し、前記複数の第2の扁平管の管軸方向は、前記通風方向から見た時に前記複数の第1の扁平管の管軸方向に対し交差する。
本発明に係る熱交換器ユニットは、上記の熱交換器と、前記熱交換器に空気を送る送風ファンと、を備え、前記熱交換器は、前記第1の熱交換部が風上側に向けて設置され、前記第1の熱交換部は、管軸が水平方向以外を向いている。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、上記の熱交換器ユニットを備える。
本発明によれば、第1の熱交換部と第2の熱交換部との扁平管の管軸が交差する方向に向けられており、第1の熱交換部及び第2の熱交換部の少なくとも一方は、重力方向に管軸が傾斜するように配置することができる。そのため、従来の水平方向に管軸を向けた扁平管のみを備える熱交換器と比較して扁平管に付着した水が滞留しにくい。特に、熱交換器ユニットにおいて、第1の熱交換部及び第2の熱交換部の少なくとも一方の管軸を重力方向に傾斜させて配置することにより熱交換器の水の排出性を向上させることができる。また、熱交換器ユニットにおいて、第1の熱交換部の管軸を重力方向に傾斜させて配置させ、さらに第1の熱交換部を風上側に位置するように熱交換器を配置することにより、着霜の多い風上側に位置する第1の熱交換部において着霜及び結露により扁平管に付着した水分が下方に排出されやすい。そのため、熱交換器、熱交換器ユニット、及び冷凍サイクル装置は、熱交換性能を向上させつつ、着霜耐力及び排水性能を向上させることができる。
実施の形態1による熱交換器を示す斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器が適用された冷凍サイクル装置の説明図である。 図1の熱交換部の水平方向の断面構造を示す説明図である。 図1の熱交換部の上下方向の断面構造を示す説明図である。 実施の形態1に係る熱交換器の比較例の熱交換器の断面構造を示す説明図である。 実施の形態1に係る熱交換器の断面構造を示す説明図である。 実施の形態1に係る熱交換器の水平方向の断面構造と、通風方向の各位置における空気温度、熱交換器温度、及び着霜量の相関を示した説明図である。 実施の形態2に係る熱交換器の斜視図である。 図8の熱交換部の水平方向の断面構造を示す説明図である。 図8の熱交換部の上下方向の断面構造を示す説明図である。 実施の形態3に係る熱交換器の水平方向の断面構造を示す説明図である。 実施の形態4に係る熱交換器の上下方向の断面構造を示す説明図である。 実施の形態5に係る熱交換器を第1の熱交換部側から見た正面図である。 実施の形態6に係る熱交換器の水平方向の断面構造を示す説明図である。
以下に、熱交換器及び熱交換器ユニットの実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による熱交換器100を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る熱交換器100が適用された冷凍サイクル装置1の説明図である。図1に示された熱交換器100は、空気調和装置又は冷蔵庫等の冷凍サイクル装置1に搭載されるものである。冷凍サイクル装置1は、圧縮機3、四方弁4、室外熱交換器5、膨張装置6、及び室内熱交換器7を冷媒配管90により接続し、冷媒回路を構成したものである。例えば冷凍サイクル装置1が空気調和装置である場合には、冷媒配管90内には冷媒が流通し、四方弁4により冷媒の流れを切り換えることにより、暖房運転と冷凍運転とを切り換えることができる。
室外機8に搭載された室外熱交換器5及び室内機9に搭載された室内熱交換器7は、近傍に送風ファン2を備える。室外機8において送風ファン2は、室外熱交換器5に外気を送り込み、外気と冷媒との間で熱交換を行う。また、室内機9において送風ファン2は、室内熱交換器7に室内の空気を送り込み、室内の空気と冷媒との間で熱交換を行い、室内の空気の温度を調和する。また、熱交換器100は、冷凍サイクル装置1において室外機8に搭載された室外熱交換器5及び室内機9に搭載された室内熱交換器7として用いることができ、凝縮器又は蒸発器として機能する。なお、熱交換器100が搭載された室外機8及び室内機9などの機器を、特に熱交換器ユニットと呼ぶ。
図1に示される熱交換器100は、2つの熱交換部10、20を備える。熱交換部10、20は、熱交換器100の通風方向に対し直列に配置されており、風上側に位置する熱交換部を第1の熱交換部10と呼び、風下側に位置する熱交換部を第2の熱交換部20と呼ぶ。
熱交換部10は、一方の端部において下端ヘッダ50と接続され、他方の端部において上端ヘッダ60と接続されている。下端ヘッダ50及び上端ヘッダ60は、図2に示される冷凍サイクル装置1を構成する各機器を接続する冷媒配管90に接続される。例えば、上端ヘッダ60に冷媒が流入し、上端ヘッダ60から熱交換部10を構成する各扁平管30に冷媒が分配され、各扁平管30を経た冷媒が再び下端ヘッダ50にて集合され、冷媒配管90に流出する。なお、第1の熱交換部10の扁平管30を第1の扁平管30と呼ぶ場合がある。
第2の熱交換部20は、一方の端部において左端ヘッダ70と接続され、他方の端部において右端ヘッダ80と接続されている。左端ヘッダ70及び右端ヘッダ80は、図2に示される冷凍サイクル装置1を構成する各機器を接続する冷媒配管90に接続される。例えば、右端ヘッダ80に冷媒が流入し、右端ヘッダ80から第2の熱交換部20を構成する各扁平管40に冷媒が分配され、各扁平管40を経た冷媒が再び左端ヘッダ70にて集合され、冷媒配管90に流出する。なお、第2の熱交換部20の扁平管40を第2の扁平管40と呼ぶ場合がある。
図3は、図1の熱交換部10、20の水平方向の断面構造を示す説明図である。図3は、図1の平面Aにおける断面を上方から見た図を示している。第1の熱交換部10は、複数の扁平管30を並列させて構成される。扁平管30は、管軸が上下方向に向けられており、管軸に垂直な断面形状の長手方向を通風方向に沿わせて配置されている。通風方向とは、熱交換部10、20の扁平管30、40の並列方向に対し垂直な方向である。つまり、第1の熱交換部10は、複数の扁平管30の管軸を上下方向に向けて配置して構成される熱交換器を構成している。
なお、実施の形態1において、隣合った扁平管30の管軸に垂直な断面形状の長手方向は、平行に並べられているが、この形態のみに限定されるものではない。例えば、隣合った2つの扁平管30は、風上側の端部同士の間隔W1が風下側の端部同士の間隔W2よりも広くなるように配置しても良い。また、隣合った2つの扁平管30は、間隔W1が間隔W2よりも狭くなるように配置しても良い。すなわち、扁平管30は、側面を対向させて並列されていれば良い。
また、実施の形態1において、扁平管30は、図3において矢印で表示される通風方向に沿って管軸に垂直な断面形状の長手方向が配置されているが、例えば通風方向に対し傾斜させて配置されていても良い。
扁平管30の管軸方向の一端には下端ヘッダ50が接続され、他端には上端ヘッダ60が接続されている。下端ヘッダ50と上端ヘッダ60とは平行に配置されており、冷凍サイクル装置1を構成する室外機8のような熱交換器ユニットに搭載される際には、熱交換器100は、上端ヘッダ60が下端ヘッダ50の上方に位置するように配置される。実施の形態1においては、熱交換器100は、扁平管30の管軸を重力方向に一致するように配置されている。しかし、扁平管30の管軸方向はこの形態に限定されるものではなく、下端ヘッダ50が上端ヘッダ60の下方に位置していれば良い。例えば、熱交換器ユニットにおいて、熱交換器100を扁平管30の管軸が重力方向に対し斜めになるように配置しても良い。
図4は、図1の熱交換部10、20の上下方向の断面構造を示す説明図である。図4は、図1の平面Bにおける断面を右方向から見た図を示している。第2の熱交換部20は、複数の扁平管40を並列に並べて構成されている。扁平管40は、管軸が水平方向に向けられており、管軸に垂直な断面形状の長手方向を通風方向に沿わせて配置されている。つまり、第2の熱交換部20は、複数の扁平管40の管軸を水平方向に向けて配置して構成される熱交換器を構成している。
第1の熱交換部10の扁平管30の管軸が向く方向と、第2の熱交換部20の扁平管40の管軸が向く方向とは、交差するように構成されている。実施の形態1においては、通風方向から熱交換器100を見た時に扁平管30と扁平管40とは、直交して管軸が配置されているが、その他の角度で交差していても良い。これにより、熱交換器100は、熱交換器ユニット内において、第1の熱交換部10及び第2の熱交換部20の少なくとも一方が、管軸を重力方向に傾斜するように配置される。そのため、従来の水平方向に扁平管の管軸方向を向けた熱交換器と比較して実施の形態1に係る熱交換器100は、水の排出性が向上している。
図4に示されているように、第2の熱交換部20は、扁平管40に複数のクロスフィン41が平行に並列して設けられている。クロスフィン41は、板状部材で構成されており、板面が扁平管40の管軸方向に交差するように設置されている。実施の形態1においては、クロスフィン41は、通風方向に平行に取り付けられており、等間隔に配置されているが、クロスフィン41の板面の角度及び間隔は適宜変更することができる。また、クロスフィン41は、板面に穴、切り起し、又は凹凸形状が施してあっても良い。
第2の熱交換部20を構成するクロスフィン41は、熱伝導性を持つ板状の金属材料で構成されている。クロスフィン41は、板状部材の幅方向の一方の端部から切り欠き42を設け、その切り欠き42に扁平管40が挿入される。クロスフィン41を構成する材料は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、又は銅合金が用いられている。
第1の熱交換部10を構成する扁平管30及び第2の熱交換部20を構成する扁平管40は、管軸に垂直な断面形状が長軸及び短軸を持つ扁平形状で、内部に冷媒が流通する冷媒流路が複数設けられている。複数の冷媒流路は、扁平管30、40の長手方向の一端部から他端部に向かって並んでいる。また、扁平管30、40は、熱伝導性を持つ金属材料で構成されている。扁平管30、40を構成する材料としては、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、又は銅合金が用いられている。扁平管30、40は、加熱した材料をダイスの穴から押し出して図3又は図4に示される断面を成形する押し出し加工によって製造される。なお、扁平管30、40は、ダイスの穴から材料を引き抜いて図3又は図4に示される断面を成形する引き抜き加工によって製造されても良い。扁平管30、40の製造方法は、扁平管30、40の断面形状に応じ適宜選択することができる。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1に係る熱交換器100の効果について説明する。なお、実施の形態1に係る熱交換器100における排水促進作用の理解を容易とするため、以下では、熱交換器100が低温外気条件で蒸発器として運転する時の動作について説明する。その後、比較例の熱交換器1100の構成について説明し、実施の形態1に係る熱交換器100の排水促進作用を説明する。
なお、比較例を示す際、比較例の構成には、当該構成と対応する実施の形態1の構成の符号に「1000」を加えた符号を付すものとする。例えば、比較例の熱交換器は、熱交換器1100のように表示する。なお、比較例の熱交換器1100において、実施の形態1に係る熱交換器100と構成が共通するものは、共通の符号を付して説明する。
図5は、実施の形態1に係る熱交換器100の比較例の熱交換器1100の断面構造を示す説明図である。図5は、比較例の熱交換器1100において、熱交換器100の平面Bにおける断面構造に相当する部分を示している。
冷凍サイクル装置1を運転させたとき、熱交換器100及び比較例の熱交換器1100が蒸発器として動作する場合、扁平管30、40、1030、1040の冷媒流路には低温の冷媒が流通する。冷媒の温度が0℃以下の場合、熱交換器100及び比較例の熱交換器1100に送られた空気中の水分は、扁平管30、40、1030、1040の表面で霜となり付着する。このとき、冷凍サイクル装置1は、一般的に通常運転の後に除霜運転を行い扁平管30、40、1030、1040の表面に付着した霜を取り除く。除霜運転は、冷媒流路に高温の冷媒を流通させ、扁平管30、40、1030、1040に付着した霜を融解させる運転である。これにより、扁平管30、40、1030、1040の表面には霜の融解水が生じる。
比較例に示す熱交換器1100が実施の形態1に係る熱交換器100と異なる点は、風上側の熱交換部1010を構成する扁平管1030の軸方向が、水平方向を向いており、扁平管1030の管軸に垂直な断面形状の長手方向が重力方向に傾斜している点である。そのため、図5に示されるように、比較例の熱交換器1100を凝縮器として運用した場合には、扁平管1030の管軸に垂直な断面形状の長手方向が重力方向に傾斜しているため、断面形状の長手方向が水平である場合と比較して結露水および融解水の排水性能に優れている。従って、熱交換器1100は、扁平管1030の断面形状の長手方向が水平である場合と比較して着霜耐力及び熱交換性能において優れている。
しかし、熱交換器1100は、重力方向に複数の扁平管1030が配置されているため、結露水および融解水は、上方に配置された扁平管1030から落下し、下方に配置された扁平管1030へ到達する。その後、結露水および融解水は、扁平管1030の断面形状の長手方向の端部を回り込み、扁平管1030の端部からの離脱という過程で熱交換部1010内を下方に移動する。扁平管1030は、重力方向に傾斜しているが、落下した水滴が表面に付着する度に水滴の移動速度を落としてしまう。また、水滴は、扁平管1030に付着すると減速するために扁平管1030から離脱できない場合があり、熱交換器1100から排出されずに滞留する。熱交換部1010、1020に滞留した水滴は、図5に示されるように扁平管1030、1040の間の風路を閉塞し、氷結して除霜運転を妨げるおそれがある。つまり、熱交換器1100は、冷凍サイクル装置1において凝縮器として運用した場合の排水性能及び着霜耐力が十分ではなく、熱交換性能も低下する。
図6は、実施の形態1に係る熱交換器100の断面構造を示す説明図である。図6を用いて、熱交換部10、20に発生した結露水及び着霜の融解水の移動について説明する。実施の形態1に係る熱交換器100は、風上側の熱交換部10を構成する扁平管30の管軸が上下方向を向いている。よって、図6に示されるように、扁平管30は、重力方向への抵抗体が存在せず、結露水及び融解水の滑落を止めることが無い。従って、扁平管30の表面は、排水速度が速く、熱交換器100内での水滴の滞留量も少なくなる。
図7は、実施の形態1に係る熱交換器100の水平方向の断面構造と、通風方向の各位置における空気温度、熱交換器温度、及び着霜量の相関を示した説明図である。熱交換器100への着霜は、熱交換器100を通過する空気温度と熱交換器100の温度との差が大きくなると発生しやすい。図7に示される様に、熱交換器100は、風上側において空気温度と温度差が大きいため、風上側に位置する熱交換部10において着霜量又は結露量が多くなる。風上側に配置されている第1の熱交換部10は、扁平管30の管軸が上下方向に向いており排水性能が高い。従って、熱交換部10で支配的に発生する着霜及び結露に対し、排水促進効果を効率的に作用させることができる。その一方で、風下側に配置されている第2の熱交換部20は、第1の熱交換部10を通過し空気中の水分が減少した状態の空気が通るため、着霜及び結露が少なくなる。従って、第2の熱交換部20は、第1の熱交換部10と比較して、排水性能及び着霜耐力よりも熱交換性能を重視した構成にしても着霜及び結露による影響が少ない。
以上のように、実施の形態1に係る熱交換器100は、風上側に第1の熱交換部10を配置し、風下側に第2の熱交換部20を配置することにより、排水性能と着霜耐力とを向上させながら、熱交換性能も確保することができる構成になっている。
実施の形態2.
実施の形態2に係る熱交換器200は、実施の形態1に係る熱交換器100に対し、第1の熱交換部10の構成を変更したものである。実施の形態2に係る熱交換器200においては、実施の形態1に対する変更点を中心に説明する。実施の形態2に係る熱交換器200の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図8は、実施の形態2に係る熱交換器200の斜視図である。図8に示される熱交換器200は、2つの熱交換部210、20を備える。熱交換部210、20は、熱交換器200の通風方向に対し直列に配置されており、風上側に位置する熱交換部を第1の熱交換部210と呼び、風下側に位置する熱交換部を第2の熱交換部20と呼ぶ。なお、実施の形態2に係る熱交換器200の第2の熱交換部20は、実施の形態1と同じ構成である。
実施の形態2に係る熱交換器200は、熱交換部210の構造が実施の形態1に係る熱交換器100と異なっている。熱交換部210は、扁平管30にフィン31、32が設けられている。
図9は、図8の熱交換部210、20の水平方向の断面構造を示す説明図である。図10は、図8の熱交換部10、20の上下方向の断面構造を示す説明図である。図9は、図8の平面Aにおける断面を上方から見た図を示しており、図10は、図8の平面Bにおける断面を右方向から見た図を示している。熱交換部210は、扁平管30の管軸に垂直な断面形状の長手方向の端部からフィン31、32が延設されている。フィン31、32は、扁平管30の管軸に対し直角方向であり扁平管30の並列方向に対し交差する方向に向かって延設されている。フィン31は、風上方向に向かって延設されている。フィン32は、フィン31と反対方向に向かって延設されている。なお、実施の形態2において、熱交換部210は、フィン31のみが設けられていても良い。
フィン31、32は、熱伝導性を持つ金属材料で構成されている。フィン31、32は、扁平管30に接合されても良いし、扁平管30と一体で成形されていても良い。フィン31、32を構成する材料としては、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、又は銅合金が用いられている。フィン31、32の厚さ寸法は、扁平管30の短軸の厚さ寸法よりも小さくなっている。また、フィン31、32は、熱交換性能向上を目的に、切り起こし形状や、凹凸形状が形成されていても良い。
<実施の形態2の効果>
実施の形態2に係る熱交換器200によれば、熱交換部210にフィン31、32を備えさせたことにより、扁平管30からの伝熱面積を拡大し、熱交換性能を高めることができる。また、熱交換部210の風上側にフィン31が設けられたことにより、局所熱交換性能の低い領域が風上側に設けられている。つまり、フィン31の風上側の先端部分は、扁平管30からの距離が遠いため、冷熱が伝達しにくい位置にあり、熱交換部210に流入する空気との温度差が扁平管30と比較して小さい。よって、熱交換部210の風上側の前縁領域に集中して着霜するのを防ぐことができる。これにより、熱交換部210で空気が通過する風路が閉塞することがないため、熱交換器200は、熱交換性能を向上させつつ、着霜耐力も向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る熱交換器300は、実施の形態2に係る熱交換器200に対し、第1の熱交換部10の構成を変更したものである。実施の形態3に係る熱交換器300においては、実施の形態2に対する変更点を中心に説明する。実施の形態3に係る熱交換器300の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1及び実施の形態2の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図11は、実施の形態3に係る熱交換器300の水平方向の断面構造を示す説明図である。実施の形態3に係る熱交換器300が実施の形態1および2と異なる点は、第1の熱交換部310の隣合う扁平管330の並列方向の距離をP1、第2の熱交換部20の隣合うクロスフィン41の並列方向の距離をP2とすれば、P1>P2を満たすように構成されている点である。
<実施の形態3の効果>
実施の形態3に係る熱交換器300によれば、風上側にある第1の熱交換部310を構成する扁平管30同士の間の距離P1を、風下側の第2の熱交換部20の隣合うクロスフィン41の距離P2よりも大きくすることができる。これにより、複数の扁平管330の間に形成される風路を拡大することができ、熱交換器300を蒸発器運用した場合に、着霜量が比較的多い第1の熱交換部310である着霜による風路の閉塞を抑制することができる。なお、例えば実施の形態1に係る第1の熱交換部10は、通常P2>P1に設定される。しかし、実施の形態3においては、第1の熱交換部310の扁平管330にフィン31、32が設けられており、フィン31、32が無い扁平管よりも比較的熱交換性能が高いため、P1>P2にしても熱交換性能の低下を抑制できる。そして、風下側の第2の熱交換部20を構成する隣合うクロスフィン41の距離P2を小さくすることで、伝熱面積が拡大し、熱交換器300の全体としての熱交換性能は向上する。以上により、実施の形態3に係る熱交換器300は、熱交換性能と着霜耐力とを向上させることができる。
実施の形態4.
実施の形態4に係る熱交換器400は、実施の形態2に係る熱交換器200に対し、第1の熱交換部10の構成を変更したものである。実施の形態4に係る熱交換器300においては、実施の形態2に対する変更点を中心に説明する。実施の形態4に係る熱交換器400の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1及び実施の形態2の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図12は、実施の形態4に係る熱交換器400の上下方向の断面構造を示す説明図である。実施の形態4に係る熱交換器400は、第1の熱交換部410の隣合う扁平管430の並列方向の距離をP1とし、第2の熱交換部20の隣合う扁平管40の並列方向の距離をP3とすると、P3>P1を満たすように構成されている。
<実施の形態4の効果>
実施の形態4に係る熱交換器400は、第1の熱交換部410にフィン31、32が設けられており、フィン31、32が無い扁平管よりも比較的熱交換性能が高い。そのため、第1の熱交換部410の扁平管330の間の距離P1と第2の熱交換部20の扁平管40の間の距離P3との関係は、P3>P1となるように設定することができる。第1の熱交換部410の扁平管30の間の距離が狭いと着霜による風路の閉塞等が発生し易くなるが、第1の熱交換部10は、フィン31、32が縦方向に延びており、排水されやすい構造であるため扁平管30の間の距離P1が狭く設定されていても扁平管430の間の風路の閉塞を抑制することができる。
実施の形態5.
実施の形態5に係る熱交換器500は、実施の形態1に係る熱交換器100に対し、第1の熱交換部10の構成を変更したものである。実施の形態5に係る熱交換器500においては、実施の形態1に対する変更点を中心に説明する。実施の形態5に係る熱交換器500の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1〜実施の形態4の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図13は、実施の形態5に係る熱交換器500を第1の熱交換部510側から見た正面図である。実施の形態5に係る熱交換器500が実施の形態1に係る熱交換器100と異なる点は、風上側の第1の熱交換部510を構成する複数の扁平管530の間隙に、コルゲートフィン531が配置されている点である。
コルゲートフィン531は、熱伝導性を持つ金属材料で構成されている。コルゲートフィン531は、隣り合う扁平管530に挟まれる形で配置され、コルゲートフィン531と扁平管530の間は、圧着、接着、金属接合等で固定されていれば良い。コルゲートフィン531を構成する材料としては、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、又は銅合金が用いられている。また、コルゲートフィン531は、熱交換性能向上を目的に、切り起こし形状や、凹凸形状が形成されていても良い。
コルゲートフィン531の波形は、扁平管530の管軸方向に沿って並べられており、熱交換器500に送り込まれた空気がコルゲートフィン531の波形の間を通過する様に構成されている。また、コルゲートフィン531は、空気が管軸方向と直角に扁平管530の間を抜けるように構成されている。つまり、コルゲートフィン531の同位相の波は、水平方向に沿って延設されていることになる。言い換えると、図13に示されている視点において左右何れかの方向から見るとコルゲートフィン531の表面には、複数の凸条及び凹条が形成されているように見える。コルゲートフィン531は、穴及び切り欠きが設けられていても良く、穴及び切り欠きを伝って下方に着霜の融解水及び結露水を落下させることができる。
<実施の形態5の効果>
実施の形態5に係る熱交換器500によれば、風上側の第1の熱交換部510にコルゲートフィン531を備えることで、第1の熱交換部510の伝熱面積が拡大し、熱交換性能を向上させることができる。また、第1の熱交換部510の隣合う扁平管530の間の距離P1は、第2の熱交換部20の隣合う扁平管40の間の距離をP3とすると、P3≧P1に設定することができる。実施の形態5に係る熱交換器500は、第1の熱交換部510にコルゲートフィン531を採用することにより、伝熱面積が拡大しているために、扁平管530の距離を大きくすることができ、熱交換性能を向上させつつ、着霜耐力を向上させることができる。
実施の形態6.
実施の形態6に係る熱交換器600は、実施の形態1に係る熱交換器100に対し、フィン31をクロスフィンに変更したものである。実施の形態6に係る熱交換器600においては、実施の形態1に対する変更点を中心に説明する。実施の形態6に係る熱交換器600の各部については、各図面において同一の機能を有するものは実施の形態1〜実施の形態5の説明で使用した図面と同一の符号を付して表示するものとする。
図14は、実施の形態6に係る熱交換器600の水平方向の断面構造を示す説明図である。熱交換器600は、第1の熱交換部610の扁平管30の管軸に直交するクロスフィン631を備える。クロスフィン631は、扁平管30に複数平行に並列して設けられている。クロスフィン631は、板状部材で構成されており、板面が扁平管30の管軸方向に交差するように設置されている。実施の形態6においては、クロスフィン631の板面は、通風方向に平行に取り付けられており、等間隔に配置されているが、クロスフィン631の板面の角度及び間隔は適宜変更することができる。また、クロスフィン631は、板面に穴、切り起し、又は凹凸形状が施してあっても良く、これらを設けることにより、排水性を高め、着霜の融解水及び結露水を下方に排出し易くすることができる。なお、実施の形態6の熱交換器600においては、第2の熱交換部20のクロスフィン41を第2のクロスフィンと呼ぶ。
<実施の形態6の効果>
実施の形態6に係る熱交換器600によれば、風上側の第1の熱交換部610にクロスフィン631を備えることで、第1の熱交換部610の伝熱面積が拡大し、熱交換性能を向上させることができる。また、第1の熱交換部610の扁平管30の距離P1は、第2の熱交換部の扁平管40の間の距離を距離P3とすると、P3≧P1に設定することができる。実施の形態6に係る熱交換器600は、第1の熱交換部610にクロスフィン631を採用することにより、伝熱面積が拡大しているために、扁平管30の距離を大きくすることができ、熱交換性能を向上させつつ、着霜耐力を向上させることができる。
1 冷凍サイクル装置、2 送風ファン、3 圧縮機、4 四方弁、5 室外熱交換器、6 膨張装置、7 室内熱交換器、8 室外機、9 室内機、10 (第1の)熱交換部、20 (第2の)熱交換部、30 扁平管、31 フィン、32 フィン、40 扁平管、41 クロスフィン、42 切り欠き、50 下端ヘッダ、60 上端ヘッダ、70 左端ヘッダ、80 右端ヘッダ、90 冷媒配管、100 熱交換器、200 熱交換器、210 (第1の)熱交換部、300 熱交換器、310 第1の熱交換部、400 熱交換器、410 第1の熱交換部、430 扁平管、500 熱交換器、510 第1の熱交換部、531 コルゲートフィン、500 熱交換器、610 第1の熱交換部、631 クロスフィン、1010 熱交換部、1020 熱交換部、1030 扁平管、1040 扁平管、1100 熱交換器、A 平面、B 平面、P1 距離、P2 距離、P3 距離。

Claims (12)

  1. 冷凍サイクル装置において少なくとも蒸発器として機能する熱交換器であって、
    側面を対向させて並列に並べられた複数の第1の扁平管を備える第1の熱交換部と、
    側面を対向させて並列に並べられた複数の第2の扁平管を備える第2の熱交換部と、を備え、
    前記第1の熱交換部と前記第2の熱交換部とは、
    前記複数の第1の扁平管の並列する方向に対し垂直である通風方向に沿って直列に並べられ、
    前記第2の熱交換部は、
    冷凍サイクル装置において前記第1の熱交換部が蒸発器として機能する場合に、蒸発器として機能し、
    前記複数の第2の扁平管の管軸方向は、
    前記通風方向から見た時に前記複数の第1の扁平管の管軸方向に対し交差する、熱交換器。
  2. 前記第1の熱交換部は、
    前記複数の第1の扁平管の断面形状の長手方向の端部から延設されたフィンを備え、
    前記フィンは、
    板状であり、板面を前記複数の第1の扁平管の管軸に沿って設置されている、請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第1の熱交換部は、
    板状部材で構成されたクロスフィンを備え、
    前記クロスフィンの板面は、
    前記複数の第1の扁平管の管軸方向に交差するように設置されている、請求項1に記載の熱交換器。
  4. 前記第1の熱交換部は、
    前記複数の第1の扁平管の間にコルゲートフィンを備える、請求項1に記載の熱交換器。
  5. 前記複数の第1の扁平管は、
    前記通風方向に見た時に管軸が重力方向に向き、
    前記複数の第2の扁平管は、
    前記通風方向に見た時に管軸が水平方向に向いている、請求項1〜の何れか1項に記載の熱交換器。
  6. 前記第2の熱交換部は、
    板状部材で構成された第2のクロスフィンを備え、
    前記第2のクロスフィンの板面は、
    前記複数の第2の扁平管の管軸方向に交差するように設置されている、請求項1〜の何れか1項に記載の熱交換器。
  7. 前記複数の第1の扁平管の間の距離P1は、
    前記第2の熱交換部に設けられた前記第2のクロスフィンの間の距離P2よりも大きい、請求項に記載の熱交換器。
  8. 側面を対向させて並列に並べられた複数の第1の扁平管を備える第1の熱交換部と、
    側面を対向させて並列に並べられた複数の第2の扁平管を備える第2の熱交換部と、を備え、
    前記第1の熱交換部と前記第2の熱交換部とは、
    前記複数の第1の扁平管の並列する方向に対し垂直である通風方向に沿って直列に並べられ、
    前記複数の第2の扁平管の管軸方向は、
    前記通風方向から見た時に前記複数の第1の扁平管の管軸方向に対し交差し、
    前記複数の第1の扁平管の間の距離P1は、
    前記第2の熱交換部に設けられた第2のクロスフィンの間の距離P2よりも大きい、熱交換器。
  9. 前記複数の第1の扁平管の間の距離P1は、
    前記複数の第2の扁平管の間の距離P3よりも小さい、請求項1〜の何れか1項に記載の熱交換器。
  10. 側面を対向させて並列に並べられた複数の第1の扁平管を備える第1の熱交換部と、
    側面を対向させて並列に並べられた複数の第2の扁平管を備える第2の熱交換部と、を備え、
    前記第1の熱交換部と前記第2の熱交換部とは、
    前記複数の第1の扁平管の並列する方向に対し垂直である通風方向に沿って直列に並べられ、
    前記複数の第2の扁平管の管軸方向は、
    前記通風方向から見た時に前記複数の第1の扁平管の管軸方向に対し交差し、
    前記複数の第1の扁平管の間の距離P1は、
    前記複数の第2の扁平管の間の距離P3よりも小さい、熱交換器。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載の熱交換器と、
    前記熱交換器に空気を送る送風ファンと、を備え、
    前記熱交換器は、
    前記第1の熱交換部が風上側に向けて設置され、
    前記第1の熱交換部は、
    管軸が水平方向以外を向いている、熱交換器ユニット。
  12. 請求項11に記載の熱交換器ユニットを備える、冷凍サイクル装置。
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