JP2004177040A - ヒートポンプ用室外熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】除霜時にフィン面上に残る水を熱交換器外に確実に排出することにより、氷結する虞のないパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器を提供すること。
【解決手段】平行に配置された複数の扁平チューブとコルゲートフィンからなるヒートポンプ室外機熱交換器のコルゲートフィン4の波型の谷線と稜線を熱交換器奥行き方向に傾斜させるようにした。またコルゲートフィンの山形の谷線と稜線が、通風方向における中央を頂点とする山形形状とした。
【選択図】 図1
【解決手段】平行に配置された複数の扁平チューブとコルゲートフィンからなるヒートポンプ室外機熱交換器のコルゲートフィン4の波型の谷線と稜線を熱交換器奥行き方向に傾斜させるようにした。またコルゲートフィンの山形の谷線と稜線が、通風方向における中央を頂点とする山形形状とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルームエアコン,パッケージエアコン等に使用されるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
パラレルフロー熱交換器においては、平行に配置された複数の扁平チューブとコルゲートフィンとが通風方向に直交する方向に交互に積層され、各扁平チューブの両端は1対の中空ヘッダに連結されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このようなヒートポンプ用室外熱交換器が凝縮器として使用される場合、即ちエアコンが冷房用として使用される場合、着霜・除霜に対する考慮は払われていないのが一般的である。
【0004】
図5はヒートポンプ用室外熱交換器全体の斜視図であり、図6はその一部の拡大図である。
【0005】
図5及び図6に示されるように、平行に配置された多数の扁平チューブ20の間には扁平チューブ20と熱的に接続されたコルゲートフィン22が挟み込まれている。扁平チューブ20の通風方向の奥行TDとコルゲートフィン22の通風方向の奥行FDは同一となるように設定されており、扁平チューブ20の両端とコルゲートフィン22の両端は面一となっている。コルゲートフィン22には、複数のルーバ24が通風方向に形成されており、通風方向における上流側のルーバ24aと下流側のルーバ24bは同一形状ではあるが、逆方向に傾斜している。
【0006】
通風空気Aはコルゲートフィン22の間に流入してルーバ24の隙間を流れながらコルゲートフィン22を通過するにつれて通風空気Aの有する冷熱(または温熱)を放出し、扁平チューブ20の中に設けられた多数の小孔20aの中を流れる蒸発性媒体26に伝達する。蒸発性媒体26の流れ方向は、エアコンの冷房運転の場合、図6の矢印Mの方向とは逆方向になり、暖房運転の場合、矢印Mの方向となる。平行に配置された扁平チューブ20の両端は上下の中空ヘッダ28に連結されており、中空ヘッダ28が蒸発性媒体26の出入口を形成している。熱交換器の左右端には端板30が取り付けられており、コルゲートフィン22を保護している。
【0007】
なお、扁平チューブ20内に形成される小孔20aの内面には、小さな凹凸を設けて伝熱促進を図ることもある。
【0008】
【特許文献1】
特公平3−45300号公報(第3頁、図4)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のヒートポンプ用室外熱交換器には、以下のような問題がある。
【0010】
エアコンが暖房運転をしている場合、室外熱交換器に送られる通風空気Aは冷たく、その上扁平チューブ20が蒸発器として動作して、コルゲートフィン22を介して通風空気Aから凝縮の潜熱を奪うので、通風空気Aはコルゲートフィン22の間を通過する間に更に次第に冷却される。このため、空気Aが保有していた水蒸気は過飽和状態となり、扁平チューブ20やコルゲートフィン22の壁面温度が0℃以下の時は過飽和水蒸気が氷となってこれら壁面に着霜し、時間と共に生長して、遂には通風路を閉塞するに至る。
【0011】
このような着霜がある程度以上進行すると、暖房性能が低下するため、冷媒を逆流させるなどして、除霜運転を行う。除霜運転に入ると、扁平チューブ20やコルゲートフィン22表面の霜が溶けて、コルゲートフィン22に設けられたルーバ24を介して下方に流れ落ちる。
【0012】
しかしながら、上述した従来の構成では、流れ落ちずにコルゲートフィン22上に滞留する水滴もあり、除霜時、このようにコルゲートフィン22上に滞留した水滴は、除霜運転から暖房運転に復帰すると氷結し、次回の除霜運転では溶けず、最悪の場合、氷が徐々に成長していくという場合もあった。
【0013】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、除霜時にフィン面上に残る水を熱交換器外に確実に排出することにより、氷結する虞のないパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、平行に配置された複数の扁平チューブとコルゲートフィンとが通風方向に直交する方向に交互に積層されてなるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器において、前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線を熱交換器奥行き方向に傾斜させたことを特徴とする。
【0015】
また、請求項2に記載の発明は、前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線が、通風方向における中央を頂部とする山型形状であることを特徴とする。
【0016】
さらに、請求項3に記載の発明は、前記コルゲートフィンのルーバ面の水平面からの角度が、前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線の水平面からの傾斜角度より小さいことを特徴とする。
【0017】
また、請求項4に記載の発明は、前記コルゲートフィンのルーバ面が略水平であることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の一部を示しており、その全体図は図5に示される従来構成のものと略同一である。
【0019】
ヒートポンプ用室外熱交換器では、平行に配置された多数の扁平チューブ2の間に、扁平チューブ2と熱的に接続されたコルゲートフィン4が挟み込まれている。各扁平チューブ2は略垂直に立設され、扁平チューブ2の通風方向の奥行TDとコルゲートフィン4の通風方向の奥行FDは同一となるように設定されており、扁平チューブ2の両端とコルゲートフィン4の両端は面一となっている。コルゲートフィン4には、波型の谷線と稜線との間の各面に空気の主流方向に対し直交する方向に所定の幅で切り込みを入れ、この切り込みにより形成された帯状部を所定角度捩ることにより形成された空気の主流方向に開口する複数のルーバ6が設けられており、通風方向における上流側のルーバ6aと下流側のルーバ6bとは同一形状である。
【0020】
なお、コルゲートフィン4の波型の谷線と稜線は、熱交換器奥行き方向に向かって上昇するように傾斜した状態で扁平チューブ2に接合されている。
【0021】
平行に配置された扁平チューブ2の両端は、上下一対の中空ヘッダに接続されており、中空ヘッダが蒸発性媒体8の出入口を形成している。熱交換器の左右端には端板が取り付けられており、コルゲートフィン4を保護している(図5参照)。
【0022】
通風空気Aはコルゲートフィン4を通り抜ける間に通風空気Aの有する温熱(または冷熱)を効率良く伝達して、扁平チューブ2の中に設けられた多数の小孔2aの中を流れる蒸発性媒体8を加熱(または冷却)する。小孔2aの内面には小さな凹凸が設けられており、伝熱促進を図っている。エアコンの暖房運転の場合、蒸発性媒体8は加熱されて蒸発し、図1の矢印Mの方向に流れる。
【0023】
着霜発生条件下のエアコン暖房運転では、熱交換器に霜が付き熱交換器の温度が下がると、除霜運転に入る。除霜運転に入ると、蒸発性媒体8はエアコンの暖房運転の場合とは逆に、熱交換器に熱を与えながら凝縮する。この熱によって、フィン表面の霜は融解して水となり、コルゲートフィン4の傾斜したフィン面に沿ってフィン下端面まで流れ、扁平チューブ2に沿って流れ落ちる。流れ落ちた水は、熱交換器外に排出されるため、氷結の虞がない。
【0024】
なお、図1の構成においては、コルゲートフィン4は、通風方向下流側に向かって上昇するように傾斜しているが、逆に通風方向下流側に向かって下降するように傾斜させてもよい。
【0025】
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の一部を示しており、特にルーバ6の断面形状を示している。
【0026】
図2において、コルゲートフィン4のルーバ6面の水平面に対する角度θaを、コルゲートフィン4の波型の谷線あるいは稜線の水平面に対する傾斜角度θbより小さく設定している。図2においては、特にθa=0(水平)に設定しているが、必ずしもθa=0である必要はない。
【0027】
かかる構成によれば、通風空気Aがコルゲートフィン4を通り抜ける際の通風抵抗が少なくなるという効果を奏する。
【0028】
実施の形態3.
図3は本発明の実施の形態3にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の一部を示している。
【0029】
図3に示されるように、コルゲートフィン4のルーバ形成面は、通風方向における中央が頂部となるように山型形状(逆V字状)に形成されている。すなわち、通風方向上流側においては、コルゲートフィン4の波型の谷線と稜線は、熱交換器奥行き方向に向かって上昇するように傾斜した状態で扁平チューブ2に接合される一方、通風方向における中央部(頂部)から下流側においては、コルゲートフィン4の波型の谷線と稜線は、熱交換器奥行き方向に向かって下降するように傾斜した状態で扁平チューブ2に接合されている。
【0030】
かかる構成によれば、着霜発生条件下の除霜運転時、フィン表面の霜が融解して発生した水は、コルゲートフィン4の通風方向における手前側及び奥行き側の両方向に傾斜したフィン面に沿って、フィン下端面まで流れ、扁平チューブ2に沿って流れ落ちる。流れ落ちた水は、熱交換器外に排出されるため、氷結の虞がない。
【0031】
実施の形態4.
図4は本発明の実施の形態4にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の一部を示しており、特にルーバ6の断面形状を示している。
【0032】
図4において、コルゲートフィン4のルーバ6面の水平面に対する角度θa(上流側及び下流側とも同一)を、コルゲートフィン4の波型の谷線あるいは稜線の水平面に対する傾斜角度θb(上流側及び下流側とも同一)より小さく設定している。図4においては、特にθa=0(水平)に設定しているが、必ずしもθa=0である必要はない。
【0033】
かかる構成によれば、通風空気Aがコルゲートフィン4を通り抜ける際の通風抵抗が少なくなるという効果を奏する。
【0034】
なお、上記各実施の形態では、扁平チューブ2の通風方向の奥行TDとコルゲートフィン4の通風方向の奥行FDは同一で、両端を面一に設定しているが、扁平チューブ2の通風方向の奥行TDがコルゲートフィン4の通風方向の奥行FDより大きくても、小さくてもかまわないし、双方の位置を通風方向にずらすこともできる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器によれば、コルゲートフィンの波型の谷線と稜線を熱交換器奥行き方向に傾斜させるようにしたので、除霜時にフィン面上に残る水を傾斜したフィン面に沿って熱交換器外に排出することができ、氷結の虞のないヒートポンプ用室外熱交換器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるヒートポンプ用室外熱交換器の部分斜視部である。
【図2】本発明の実施の形態2にかかるヒートポンプ用室外熱交換器のルーバ部の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3にかかるヒートポンプ用室外熱交換器の部分斜視部である。
【図4】本発明の実施の形態4にかかるヒートポンプ用室外熱交換器のルーバ部の断面図である。
【図5】本発明及び従来のパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の全体斜視図である。
【図6】従来のパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の部分斜視図である。
【符号の説明】
2 扁平チューブ、 2a 扁平チューブ内小孔、 4 コルゲートフィン、
6,6a,6b ルーバ、 8 蒸発性媒体、 A 通風空気。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルームエアコン,パッケージエアコン等に使用されるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
パラレルフロー熱交換器においては、平行に配置された複数の扁平チューブとコルゲートフィンとが通風方向に直交する方向に交互に積層され、各扁平チューブの両端は1対の中空ヘッダに連結されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このようなヒートポンプ用室外熱交換器が凝縮器として使用される場合、即ちエアコンが冷房用として使用される場合、着霜・除霜に対する考慮は払われていないのが一般的である。
【0004】
図5はヒートポンプ用室外熱交換器全体の斜視図であり、図6はその一部の拡大図である。
【0005】
図5及び図6に示されるように、平行に配置された多数の扁平チューブ20の間には扁平チューブ20と熱的に接続されたコルゲートフィン22が挟み込まれている。扁平チューブ20の通風方向の奥行TDとコルゲートフィン22の通風方向の奥行FDは同一となるように設定されており、扁平チューブ20の両端とコルゲートフィン22の両端は面一となっている。コルゲートフィン22には、複数のルーバ24が通風方向に形成されており、通風方向における上流側のルーバ24aと下流側のルーバ24bは同一形状ではあるが、逆方向に傾斜している。
【0006】
通風空気Aはコルゲートフィン22の間に流入してルーバ24の隙間を流れながらコルゲートフィン22を通過するにつれて通風空気Aの有する冷熱(または温熱)を放出し、扁平チューブ20の中に設けられた多数の小孔20aの中を流れる蒸発性媒体26に伝達する。蒸発性媒体26の流れ方向は、エアコンの冷房運転の場合、図6の矢印Mの方向とは逆方向になり、暖房運転の場合、矢印Mの方向となる。平行に配置された扁平チューブ20の両端は上下の中空ヘッダ28に連結されており、中空ヘッダ28が蒸発性媒体26の出入口を形成している。熱交換器の左右端には端板30が取り付けられており、コルゲートフィン22を保護している。
【0007】
なお、扁平チューブ20内に形成される小孔20aの内面には、小さな凹凸を設けて伝熱促進を図ることもある。
【0008】
【特許文献1】
特公平3−45300号公報(第3頁、図4)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のヒートポンプ用室外熱交換器には、以下のような問題がある。
【0010】
エアコンが暖房運転をしている場合、室外熱交換器に送られる通風空気Aは冷たく、その上扁平チューブ20が蒸発器として動作して、コルゲートフィン22を介して通風空気Aから凝縮の潜熱を奪うので、通風空気Aはコルゲートフィン22の間を通過する間に更に次第に冷却される。このため、空気Aが保有していた水蒸気は過飽和状態となり、扁平チューブ20やコルゲートフィン22の壁面温度が0℃以下の時は過飽和水蒸気が氷となってこれら壁面に着霜し、時間と共に生長して、遂には通風路を閉塞するに至る。
【0011】
このような着霜がある程度以上進行すると、暖房性能が低下するため、冷媒を逆流させるなどして、除霜運転を行う。除霜運転に入ると、扁平チューブ20やコルゲートフィン22表面の霜が溶けて、コルゲートフィン22に設けられたルーバ24を介して下方に流れ落ちる。
【0012】
しかしながら、上述した従来の構成では、流れ落ちずにコルゲートフィン22上に滞留する水滴もあり、除霜時、このようにコルゲートフィン22上に滞留した水滴は、除霜運転から暖房運転に復帰すると氷結し、次回の除霜運転では溶けず、最悪の場合、氷が徐々に成長していくという場合もあった。
【0013】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、除霜時にフィン面上に残る水を熱交換器外に確実に排出することにより、氷結する虞のないパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、平行に配置された複数の扁平チューブとコルゲートフィンとが通風方向に直交する方向に交互に積層されてなるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器において、前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線を熱交換器奥行き方向に傾斜させたことを特徴とする。
【0015】
また、請求項2に記載の発明は、前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線が、通風方向における中央を頂部とする山型形状であることを特徴とする。
【0016】
さらに、請求項3に記載の発明は、前記コルゲートフィンのルーバ面の水平面からの角度が、前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線の水平面からの傾斜角度より小さいことを特徴とする。
【0017】
また、請求項4に記載の発明は、前記コルゲートフィンのルーバ面が略水平であることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の一部を示しており、その全体図は図5に示される従来構成のものと略同一である。
【0019】
ヒートポンプ用室外熱交換器では、平行に配置された多数の扁平チューブ2の間に、扁平チューブ2と熱的に接続されたコルゲートフィン4が挟み込まれている。各扁平チューブ2は略垂直に立設され、扁平チューブ2の通風方向の奥行TDとコルゲートフィン4の通風方向の奥行FDは同一となるように設定されており、扁平チューブ2の両端とコルゲートフィン4の両端は面一となっている。コルゲートフィン4には、波型の谷線と稜線との間の各面に空気の主流方向に対し直交する方向に所定の幅で切り込みを入れ、この切り込みにより形成された帯状部を所定角度捩ることにより形成された空気の主流方向に開口する複数のルーバ6が設けられており、通風方向における上流側のルーバ6aと下流側のルーバ6bとは同一形状である。
【0020】
なお、コルゲートフィン4の波型の谷線と稜線は、熱交換器奥行き方向に向かって上昇するように傾斜した状態で扁平チューブ2に接合されている。
【0021】
平行に配置された扁平チューブ2の両端は、上下一対の中空ヘッダに接続されており、中空ヘッダが蒸発性媒体8の出入口を形成している。熱交換器の左右端には端板が取り付けられており、コルゲートフィン4を保護している(図5参照)。
【0022】
通風空気Aはコルゲートフィン4を通り抜ける間に通風空気Aの有する温熱(または冷熱)を効率良く伝達して、扁平チューブ2の中に設けられた多数の小孔2aの中を流れる蒸発性媒体8を加熱(または冷却)する。小孔2aの内面には小さな凹凸が設けられており、伝熱促進を図っている。エアコンの暖房運転の場合、蒸発性媒体8は加熱されて蒸発し、図1の矢印Mの方向に流れる。
【0023】
着霜発生条件下のエアコン暖房運転では、熱交換器に霜が付き熱交換器の温度が下がると、除霜運転に入る。除霜運転に入ると、蒸発性媒体8はエアコンの暖房運転の場合とは逆に、熱交換器に熱を与えながら凝縮する。この熱によって、フィン表面の霜は融解して水となり、コルゲートフィン4の傾斜したフィン面に沿ってフィン下端面まで流れ、扁平チューブ2に沿って流れ落ちる。流れ落ちた水は、熱交換器外に排出されるため、氷結の虞がない。
【0024】
なお、図1の構成においては、コルゲートフィン4は、通風方向下流側に向かって上昇するように傾斜しているが、逆に通風方向下流側に向かって下降するように傾斜させてもよい。
【0025】
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の一部を示しており、特にルーバ6の断面形状を示している。
【0026】
図2において、コルゲートフィン4のルーバ6面の水平面に対する角度θaを、コルゲートフィン4の波型の谷線あるいは稜線の水平面に対する傾斜角度θbより小さく設定している。図2においては、特にθa=0(水平)に設定しているが、必ずしもθa=0である必要はない。
【0027】
かかる構成によれば、通風空気Aがコルゲートフィン4を通り抜ける際の通風抵抗が少なくなるという効果を奏する。
【0028】
実施の形態3.
図3は本発明の実施の形態3にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の一部を示している。
【0029】
図3に示されるように、コルゲートフィン4のルーバ形成面は、通風方向における中央が頂部となるように山型形状(逆V字状)に形成されている。すなわち、通風方向上流側においては、コルゲートフィン4の波型の谷線と稜線は、熱交換器奥行き方向に向かって上昇するように傾斜した状態で扁平チューブ2に接合される一方、通風方向における中央部(頂部)から下流側においては、コルゲートフィン4の波型の谷線と稜線は、熱交換器奥行き方向に向かって下降するように傾斜した状態で扁平チューブ2に接合されている。
【0030】
かかる構成によれば、着霜発生条件下の除霜運転時、フィン表面の霜が融解して発生した水は、コルゲートフィン4の通風方向における手前側及び奥行き側の両方向に傾斜したフィン面に沿って、フィン下端面まで流れ、扁平チューブ2に沿って流れ落ちる。流れ落ちた水は、熱交換器外に排出されるため、氷結の虞がない。
【0031】
実施の形態4.
図4は本発明の実施の形態4にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の一部を示しており、特にルーバ6の断面形状を示している。
【0032】
図4において、コルゲートフィン4のルーバ6面の水平面に対する角度θa(上流側及び下流側とも同一)を、コルゲートフィン4の波型の谷線あるいは稜線の水平面に対する傾斜角度θb(上流側及び下流側とも同一)より小さく設定している。図4においては、特にθa=0(水平)に設定しているが、必ずしもθa=0である必要はない。
【0033】
かかる構成によれば、通風空気Aがコルゲートフィン4を通り抜ける際の通風抵抗が少なくなるという効果を奏する。
【0034】
なお、上記各実施の形態では、扁平チューブ2の通風方向の奥行TDとコルゲートフィン4の通風方向の奥行FDは同一で、両端を面一に設定しているが、扁平チューブ2の通風方向の奥行TDがコルゲートフィン4の通風方向の奥行FDより大きくても、小さくてもかまわないし、双方の位置を通風方向にずらすこともできる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明にかかるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器によれば、コルゲートフィンの波型の谷線と稜線を熱交換器奥行き方向に傾斜させるようにしたので、除霜時にフィン面上に残る水を傾斜したフィン面に沿って熱交換器外に排出することができ、氷結の虞のないヒートポンプ用室外熱交換器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるヒートポンプ用室外熱交換器の部分斜視部である。
【図2】本発明の実施の形態2にかかるヒートポンプ用室外熱交換器のルーバ部の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3にかかるヒートポンプ用室外熱交換器の部分斜視部である。
【図4】本発明の実施の形態4にかかるヒートポンプ用室外熱交換器のルーバ部の断面図である。
【図5】本発明及び従来のパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の全体斜視図である。
【図6】従来のパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器の部分斜視図である。
【符号の説明】
2 扁平チューブ、 2a 扁平チューブ内小孔、 4 コルゲートフィン、
6,6a,6b ルーバ、 8 蒸発性媒体、 A 通風空気。
Claims (4)
- 平行に配置された複数の扁平チューブとコルゲートフィンとが通風方向に直交する方向に交互に積層されてなるパラレルフロー型のヒートポンプ用室外熱交換器において、
前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線を熱交換器奥行き方向に傾斜させたことを特徴とするヒートポンプ用室外熱交換器。 - 前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線が、通風方向における中央を頂部とする山型形状であることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ用室外熱交換器。
- 前記コルゲートフィンのルーバ面の水平面からの角度が、前記コルゲートフィンの波型の谷線と稜線の水平面からの傾斜角度より小さいことを特徴とする請求項1あるいは2に記載のヒートポンプ用室外熱交換器。
- 前記コルゲートフィンのルーバ面が略水平であることを特徴とする請求項3に記載のヒートポンプ用室外熱交換器。
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