JP6920105B2 - ロータリジョイント - Google Patents

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本発明は、ロータリジョイントに関する。
円板状の板状ワークを保持した保持テーブルをスピン回転させ板状ワークをスピン洗浄する洗浄ユニットにおいては、保持テーブルで板状ワークを吸引保持している。洗浄ユニットは、吸引力を保持テーブルで維持するために、保持テーブルを回転させる回転軸と、吸引源と保持テーブルとを接続するためのロータリジョイントとを備えている。スピン洗浄では、例えば2000rpm〜3000rpmの高速回転で保持テーブルを回転させるため、シール部分を磁性流体で形成した磁気流体シールを用いることがある(例えば、下記の特許文献1を参照)。また、回転軸とケースとの間にラビリンス状の狭小な隙間を形成したロータリジョイントがある(例えば、下記の特許文献2を参照)。
特開2006−179613号公報 特開2015−172379号公報
しかし、上記特許文献1に示す磁気流体シールは、磁性流体を内部に配設しているので、装置の組み立てが難しく、磁性流体が流出しないよう構成する高度な組み立て技術が必要である。また、上記特許文献2に示すロータリジョイントでは、回転軸とケースとの間のラビリンス状の狭小な隙間から流体が漏れないようにしているが、この隙間を形成して組み立てるためには高度な組み立て技術が必要である。隙間は均等な間隔で形成する必要があるため、高精度な部品を形成する必要があり高価となる上、さらに部品の厚みを薄くすることが困難である。このように構成されるロータリジョイントにおいては、回転軸を高速回転させることにより、隙間の空気と回転軸とケースとの摩擦により回転軸が高温となり、回転軸が熱膨張することで隙間がなくなり、回転軸とケースとが接触して齧ってしまう問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、回転軸とケースとの間に最適な隙間を形成できるようにすることを目的としている。
本発明は、ロータリジョイントあって、円柱状の回転軸と、樹脂で筒状に形成されたパッキンと、該回転軸を支持するベアリングが装着されるベアリング装着部を有するケースとを備え、該ケースは、2つの該パッキンを該回転軸の軸心方向に離間させ空間を形成して装着される第1のパッキン装着部と第2のパッキン装着部とを備え、該第1のパッキン装着部に装着された該パッキンおよび該第2のパッキン装着部に装着された該パッキンの内側面と該ベアリング装着部に装着された該ベアリングに支持される該回転軸の外側面との間に形成される極小隙間がシールとなり、該ケースには、外気を取り込む吸気口と、取り込んだ外気を排気する排気口と、を備え、該回転軸の回転によって削られた該パッキンの屑を、該吸気口から吸気され該排気口に排気される外気によって該排気口から排出する。
上記ロータリジョイントは、該回転軸は、下端に環状凹部を備え、該ケースは、該第1のパッキン装着部および該第2のパッキン装着部の外周側に立設部を備え、該ベアリング装着部に装着した該ベアリングに支持された該回転軸の該環状凹部と該立設部との間にラビリンス状の隙間が形成され、該ラビリンス状の隙間が該吸引口および該排気口に連通する。
本発明に係るロータリジョイントは、円柱状の回転軸と、樹脂で筒状に形成されたパッキンと、該回転軸を支持するベアリングが装着されるベアリング装着部を有するケースとを備え、該ケースは、2つの該パッキンを該回転軸の軸心方向に離間させ空間を形成して装着するための第1のパッキン装着部と第2のパッキン装着部とを備え、第1のパッキン装着部に装着されたパッキンおよび第2のパッキン装着部に装着されたパッキンの内側面とベアリング装着部に装着されたベアリングに支持される回転軸の外側面との間に形成される極小隙間がシールとなるため、高精度な部品や高度な組み立て技術を要することなく、シール性の高いロータリジョイントを提供することができる。したがって、回転軸とケースとが齧ることがなく、極小隙間から流体が漏洩するおそれがない。
また、本発明に係るロータリジョイントの製造方法は、第1のパッキン装着部と第2のパッキン装着部とにそれぞれパッキンを圧入するパッキン圧入工程と、ベアリング装着部にベアリングを装着するベアリング装着工程と、回転軸をベアリングに挿入するとともに2つのパッキンに嵌入させる回転軸装着工程と、回転軸装着工程後に回転軸を回転させることにより回転軸の外側面でパッキンの内側面を磨耗させ回転軸の外側面とパッキンの内側面との間に極小隙間を形成させる隙間形成工程とを備えたため、回転軸を高速回転させることで例えば板状ワークの洗浄に最適な極小隙間を形成することができ、高精度な部品をそれぞれ製造する必要がないし、高度な組み立て技術を必要としないため、安価にロータリジョイントを製造できる。また、本発明では、部品毎に加工して隙間を形成するのではなく、ロータリジョイントを組み立てた後に、回転軸を高速回転させ、回転軸とパッキンとの間に極小隙間を形成するように構成したため、極小隙間が大きすぎたり小さすぎたりする不具合も生じない。このように製造されたロータリジョイントでは、回転軸とケースとが齧ることがないし、極小隙間から流体が漏洩するおそれがない。
ロータリジョイントの構成を示す分解断面図である。 パッキン圧入工程を示す断面図である。 ベアリング装着工程を示す断面図である。 回転軸装着工程を示す断面図である。 隙間形成工程を示す断面図である。 ベアリングが装着された回転軸をパッキンに挿入する状態を示す断面図である。
1 ロータリジョイントの構成
図1に示すロータリジョイント1は、分解状態(製造前の状態)を示している。ロータリジョイント1は、円柱状の回転軸2と、樹脂で筒状に形成されたパッキン3,3aと、回転軸2を支持するベアリング4が装着されるベアリング装着部50と底部51とを有するケース5とを備えている。
ベアリング4は、回転軸2を囲繞して回転可能に支持する内周面40と、ベアリング装着部50に装着される外周面41とを有している。ベアリング装着部50に装着された状態のベアリング4の上端はベアリング押さえリング6によって押さえられ、下端にはケース5からベアリング4が抜け出すのを防止するベアリング抜け止めリング7が取り付けられる。ベアリング押さえリング6は、ベアリング4を固定するほか、ロータリジョイント1からエアが吹き出すのを防止することもできる。
回転軸2は、鉛直方向の軸心を有しており、例えばステンレスで構成されている。本実施形態に示す回転軸2は、その内部にエアの流れる第1の流路20が形成されている。回転軸2の下方側は、凹部21を境にして中央係合部22と、外側係合部23とが形成され、凹凸形状に形成されている。回転軸2の外周面2aには、突起部24が形成されており、突起部24はベアリング押さえリング6の内壁6aに係合される。また、外周面2aの下方側にベアリング抜け止めリング7が嵌合される嵌合溝25が形成されている。
中央係合部22は、パッキン3,3aに嵌入される。本実施形態に示す中央係合部22の外側面22aには、図示していないが、軸心方向に筋状のキズが形成されている。筋状のキズは、回転軸2を回転させることにより、外側面22aでパッキン3,3aの内側面30を摩耗させ外側面22aと内側面30との間に極小隙間を形成することができる。外側面22aには、キズのほか、例えばレーザ加工を施すことにより表面を粗くしてもよい。キズは、螺旋状に形成してもよいし、複雑な方向に形成してもよい。キズの形成方法については特に限定されない。パッキン3,3aを摩耗させ極小隙間を形成する点は、後述のロータリジョイントの製造方法において詳述する。
ケース5は、ベアリング装着部50と底部51とによりカップ形状により形成され、2つのパッキン3,3aを軸心方向に離間させ空間52を形成して装着する第1のパッキン装着部53と、第2のパッキン装着部54とを備えている。ベアリング装着部50は、ベアリング4の下端を固定するためのストッパとなる段差部50aも含んで構成される。空間52は、回転軸2の第1の流路20に連通する第2の流路となる。また、ケース5には、空間52に連通する第3の流路55が形成されており、この第3の流路55には、例えば継手8が接続される。
ケース5の底部51の中央には、鉛直方向に立設した筒状の立設部56が形成されている。第1のパッキン装着部53は、立設部56の内側に形成され空間52に連通する円柱状の空洞である。一方、第2のパッキン装着部54は、ケース5の下端側に形成され空間52に連通する円柱状の空洞である。パッキン3,3aの外径は、第1のパッキン装着部53及び第2のパッキン装着部54の内径よりもマイナス公差で形成している。つまり、第1のパッキン装着部53及び第2のパッキン装着部54にパッキン3,3aが隙間なく装着される構成となっている。
ケース5の側壁には吸気口57が形成され、底部51には排気口58が形成されている。回転軸2の高速回転によって削られたパッキン3,3aの屑を吸気口57から吸気することができ、また、パッキン3,3aの屑を排気口58から外側へ排気することができる。なお、吸気口57や排気口58は、必ずしも備えていなくてもよい。
本実施形態に示すロータリジョイント1では、回転軸2をケース5に装着するときに回転軸2の凹凸形状と立設部56とを嵌め合わせることで、ラビリンス状の隙間が形成される。かかる隙間は、回転軸2が高速回転したとしても、シール効果を維持しながら回転軸2を回転可能に密閉し、流体が外部へ漏洩することを防ぐことができる。
このように、本発明に係るロータリジョイント1は、円柱状の回転軸2と、樹脂で筒状に形成されたパッキン3,3aと、回転軸2を支持するベアリング4が装着されるベアリング装着部50を有するケース5とを備え、ケース5は、2つのパッキン3,3aを回転軸2の軸心方向に離間させ空間を形成して装着するための第1のパッキン装着部53と第2のパッキン装着部54とを備え、第1のパッキン装着部53に装着されたパッキン3および第2のパッキン装着部54に装着されたパッキン3bの内側面とベアリング装着部50に装着されたベアリング4に支持される回転軸2の外側面22aとの間に形成される極小隙間がシールとなるため、高精度な部品や高度な組み立て技術を要することなく、シール性の高いロータリジョイント1を提供することができる。したがって、回転軸2とケース5とが齧ることがなく、極小隙間から流体が漏洩するおそれがない。
2 ロータリジョイントの製造方法
次に、添付の図面を参照しながら、上記ロータリジョイント1の製造方法について説明する。
(1)パッキン圧入工程
図2に示すように、2つのパッキン3,3aをケース5の内部にそれぞれ取り付ける。具体的には、第1のパッキン装着部53にパッキン3を圧入するとともに、第2のパッキン装着部54にパッキン3aを圧入する。これにより、2つのパッキン3,3aは、軸心方向に離間して空間52をあけた状態で第1のパッキン装着部53と第2のパッキン装着部54とに装着される。
(2)ベアリング装着工程
図3に示すように、ケース5の内部にベアリング4の下端が段差部50aに当接するまでベアリング4を進入させ、ベアリング装着部50にベアリング4の外周面41を密着させてベアリング4を装着する。このとき、ベアリング4の内周面40と立設部56との間には、図1に示した回転軸2の外側係合部23が進入できる程度の間隙59が形成される。
(3)回転軸装着工程
次いで、図4に示すように、回転軸2をベアリング4の中央に挿入するとともに、2つのパッキン3,3aに回転軸2を嵌入させる。具体的には、回転軸2の中央係合部22からパッキン3,3aの開口に嵌入するとともに、外側係合部23を図3に示した間隙59に進入させる。このとき、嵌合溝25にベアリング抜け止めリング7を嵌合させておき、ベアリング4の下端にベアリング抜け止めリング7を取り付けるとよい。このようにして、回転軸2をケース5に装着すると、中央係合部22の外側面22aとパッキン3,3aの内側面30とが密着した状態となる。また、ケース5の立設部56と外側係合部23との間にはラビリンス状の隙間26が形成される。第3の流路55には、継手8を取り付ける。継手8の取り付けは、後述の隙間形成工程を実施する前までに行っていればよい。
(4)隙間形成工程
回転軸装着工程を実施した後、ロータリジョイント1は、例えば、図5に示す洗浄ユニット10を用いて、回転軸2とパッキン3,3aとの間に極小隙間を形成する。洗浄ユニット10は、被加工物を吸引保持する保持面11aを有する保持テーブル11と、保持テーブル11を回転させるモータ12と、保持テーブル11の保持面11aに一端が連結され回転するパイプ状の軸部13と、モータ12を支持するブラケット14とを備えている。軸部13の内部には、エアの流れる流路130が形成されている。保持テーブル11の下方には、吸引孔110が形成され、軸部13の流路130に連通している。軸部13の上端には、流路130からエアが漏洩しないようにシールするOリング15が取り付けられている。
組み立てられたロータリジョイント1は、モータ12の下方に接続される。すなわち、ロータリジョイント1は、軸部13の下端が回転軸2に接続され、ケース5がブラケット14の上に固定される。これにより、軸部13の流路130は、回転軸2の第1の流路20に連通する。また、ケース5の第3の流路55には、継手8を介して吸引源17とエア供給源18とが接続される。継手8と吸引源17及びエア供給源18との間には、切り替えバルブ16が配設されており、切り替えバルブ16の切り替えによって、ロータリジョイント1を通じて軸部13の流路130に吸引源17またはエア供給源18を連通させることができる。
回転軸2とパッキン3,3aとの間に極小隙間を形成する際には、モータ12が駆動することにより、軸部13とともに回転軸2を例えば3000rpmで回転させ保持テーブル11を高速回転させる。これにより、回転する回転軸2の外側面22aとパッキン3,3aの内側面30とを摺接させて内側面30を摩耗させる。つまり、回転軸2の外側面22aに形成された筋状のキズが、パッキン3,3aの内側面30を削っていき、回転軸2の外側面22aとパッキン3,3aの内側面30との間に極小隙間を形成することができる。形成された極小隙間には、特に何も流体を入れないが、極小隙間は実際に保持テーブル11で板状ワークを吸引保持しながら高速回転する際に、シール性の高い最適な隙間となる。このようにして所望の極小隙間を有するロータリジョイント1が製造される。本実施形態に示す隙間形成工程は、洗浄ユニット10で行う場合を説明したが、これに限定されるものではなく、回転軸2を高速回転させる機構を有する装置であれば実施可能である。
洗浄ユニット10において板状ワークを洗浄する場合には、保持テーブル11に加工が施された板状ワークを載置した後、切り替えバルブ16によって吸引源17と保持テーブル11とを連通させ、吸引力を保持テーブル11の保持面11aに作用させて板状ワークを吸引保持する。板状ワークの吸引保持とともに、モータ12が軸部13とともに回転軸2を例えば3000rpmで回転させ保持テーブル11を高速回転させる。回転軸2の回転中は、回転軸2の外側面22aとパッキン3,3aの内側面30との間が極小隙間によって密閉されているため、回転軸2や軸部13内を流れる流体が装置外部へ漏洩することはない。また、回転軸2の外側面22aには筋状のキズが形成されていることから、高速回転する回転軸2が熱膨張しても、回転軸2の外側面22aによってパッキン3,3aが摩耗されて常に極小隙間が形成されるため、回転軸2とケース5とが齧るのを防止することができる。
回転する板状ワークには、加工屑等が付着しているため、図示しない洗浄水ノズルにより洗浄水を供給しながら板状ワークを洗浄する。板状ワークの洗浄が終了した後、切り替えバルブ16によって吸引源17からエア供給源18に切り替えて、エア供給源18による板状ワークへのエアの供給を開始する。エア供給源18からロータリジョイント1を通じて軸部13の流路130に供給されるエアは、保持テーブル11の保持面11aから吹き上げられる。このようにして、エアを板状ワークに供給しつつ、保持テーブル11から板状ワークを離間させ搬送することができる。
以上のとおり、本発明に係るロータリジョイントの製造方法は、第1のパッキン装着部53と第2のパッキン装着部54とにそれぞれパッキン3,3aを圧入するパッキン圧入工程と、ベアリング装着部50にベアリング4を装着するベアリング装着工程と、回転軸2をベアリング4に挿入するとともに2つのパッキン3,3aに嵌入させる回転軸装着工程と、回転軸装着工程後に回転軸2を回転させることにより回転軸2の外側面22aでパッキン3,3aの内側面30を磨耗させ回転軸2の外側面22aとパッキン3,3aの内側面30との間に極小隙間を形成させる隙間形成工程とを備えたため、回転軸2を高速回転させることで例えば板状ワークの洗浄に最適な極小隙間を形成することができ、高精度な部品(例えば回転軸2、パッキン3,3a及びケース5)をそれぞれ製造する必要がないし、高度な組み立て技術を必要としないため、安価にロータリジョイント1を製造できる。また、本発明では、部品毎に加工して隙間を形成するのではなく、ロータリジョイント1を組み立てた後に、回転軸2を高速回転させ、回転軸2とパッキン3,3aとの間に極小隙間を形成するように構成したため、極小隙間が大きすぎたり小さすぎたりする不具合も生じない。このように製造されたロータリジョイント1では、回転軸2とケース5とが齧ることがないし、極小隙間から流体が漏洩するおそれがない。
上記実施形態では、パッキン圧入工程を実施した後、ベアリング装着工程を実施してベアリング4をケース5のベアリング装着部50に装着したのちに回転軸装着工程を実施したが、例えば、図6に示すように、回転軸2の外側面22aにベアリング4を装着するとともに、嵌合溝25にベアリング抜け止めリング7を嵌合した状態で、回転軸2をベアリング4の中央に挿入するとともに、2つのパッキン3,3aに回転軸2を嵌入させてもよい。
なお、上記実施形態に示したロータリジョイント1は、洗浄ユニット10に搭載した場合について説明したが、流体を利用する装置であれば適用することができる。したがって、例えば、研削装置や研磨装置にもロータリジョイント1を適用することができる。
1:ロータリジョイント 2:回転軸 20:第1の流路 21:凹部
22:中央係合部 22a:外側面 23:外側係合部 24:突起部 25:嵌合溝
3,3a:パッキン 30:内側面 4:ベアリング 5:ケース
50:ベアリング装着部 51:底部 52:空間 53:第1のパッキン装着部
54:第2のパッキン装着部 55:第3の流路 57:吸気口 58:排気口
59:間隙 6:ベアリング押さえリング 7:ベアリング抜け止めリング 8:継手
10:洗浄ユニット 11:保持テーブル 11a:保持面 110:吸引孔
12:モータ 13:軸部 130:流路 14:ブラケット 15:Oリング
16:切り替えバルブ 17:吸引源 18:エア供給源

Claims (2)

  1. ロータリジョイントあって、
    円柱状の回転軸と、
    樹脂で筒状に形成されたパッキンと、
    該回転軸を支持するベアリングが装着されるベアリング装着部を有するケースとを備え、
    該ケースは、2つの該パッキンを該回転軸の軸心方向に離間させ空間を形成して装着するための第1のパッキン装着部と第2のパッキン装着部とを備え、
    該第1のパッキン装着部に装着された該パッキンおよび該第2のパッキン装着部に装着された該パッキンの内側面と該ベアリング装着部に装着された該ベアリングに支持される該回転軸の外側面との間に形成される極小隙間がシールとなり、
    該ケースには、外気を取り込む吸気口と、取り込んだ外気を排気する排気口と、を備え、
    該回転軸の回転によって削られた該パッキンの屑を、該吸気口から吸気され該排気口に排気される外気によって該排気口から排出する、
    ロータリジョイント。
  2. 該回転軸は、下端に環状凹部を備え、
    該ケースは、該第1のパッキン装着部および該第2のパッキン装着部の外周側に立設部を備え、
    該ベアリング装着部に装着した該ベアリングに支持された該回転軸の該環状凹部と該立設部との間にラビリンス状の隙間が形成され、該ラビリンス状の隙間が該吸引口および該排気口に連通する、
    請求項1記載のロータリジョイント。
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