JP2009119545A - 摺動加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被加工物の加工品質のばらつきを生じることなく、高精度な摺動加工を行うことが可能な摺動加工技術を提供する。
【解決手段】カバー9を備えたタライ4の中において、ノズル7から研磨液8を供給しつつ、工具基体2を介してモータ3に駆動される研磨工具1の研磨機能面1aとレンズ受け工具6に支持されたレンズ5の光学機能面5aを摺動させる研磨加工装置M1において、タライ4の側面に設けられた排気口11にエジェクタポンプ機構12を接続し、研磨加工中におけるタライ4の内部の作業空間の雰囲気4aに籠もるミストや熱気を強制的に吸引して排気することにより、タライ4の内部に外気を導入し、作業空間の雰囲気4aにおける温度や湿度等の加工条件を一定に保って、レンズ5の加工品質のばらつきを生じることなく、高精度な研磨加工を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】カバー9を備えたタライ4の中において、ノズル7から研磨液8を供給しつつ、工具基体2を介してモータ3に駆動される研磨工具1の研磨機能面1aとレンズ受け工具6に支持されたレンズ5の光学機能面5aを摺動させる研磨加工装置M1において、タライ4の側面に設けられた排気口11にエジェクタポンプ機構12を接続し、研磨加工中におけるタライ4の内部の作業空間の雰囲気4aに籠もるミストや熱気を強制的に吸引して排気することにより、タライ4の内部に外気を導入し、作業空間の雰囲気4aにおける温度や湿度等の加工条件を一定に保って、レンズ5の加工品質のばらつきを生じることなく、高精度な研磨加工を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、摺動加工技術に関し、たとえば、光学素子等の精密な研磨や研削加工等に適用して有効な技術に関する。
たとえば、カメラ、ビデオ等に用いられる球面レンズ等の光学素子の研削加工や研磨加工は、ガラス、セラミックス等の高脆材料で作られた被加工物を、凹凸が反転した表面形状を有する総型の研削・研磨用工具に押しつけた状態で、研削工具や研磨工具等の加工工具を相対的に回転させ、かつ加工工具と被加工物の間に相対的な接線方向の揺動運動を与えることによって行われている。
例えば、特許文献1には、以下のように、光学素子を球面研磨する技術が開示されている。
すなわち、工具基体に支持されて回転し、目的の光学面と凹凸が反転した研磨面を有する研磨工具に対して、ノズルから濾過器を経由して研磨液を供給しつつ、ガラスレンズを押圧して揺動運動により摺動させることで、研磨工具の研磨面をガラスレンズに光学機能面として転写する研磨加工装置が開示されている。
すなわち、工具基体に支持されて回転し、目的の光学面と凹凸が反転した研磨面を有する研磨工具に対して、ノズルから濾過器を経由して研磨液を供給しつつ、ガラスレンズを押圧して揺動運動により摺動させることで、研磨工具の研磨面をガラスレンズに光学機能面として転写する研磨加工装置が開示されている。
また、この特許文献1の場合、加工中に飛散する研磨液を回収して再利用するために、研磨工具およびガラスレンズを液受け槽に収容して研磨加工を実施することが開示されている。
しかるに、上述の特許文献1等の従来技術には、つぎのような技術的課題があった。
すなわち、液受け槽内に研磨工具および被加工物であるガラスレンズを収容して研磨加工を行う場合、被加工物及び研磨工具の回転や摺動等により研磨液が飛び散ったり、摩擦熱が発生するため、液受け槽の内部に熱がこもったり、飛散した研磨液がミスト化して作業空間の雰囲気の湿度が上昇するなどして、研磨加工の加工条件が変化してしまい、加工品質のばらつきが発生する原因となっている。
特開2003−334747号公報
すなわち、液受け槽内に研磨工具および被加工物であるガラスレンズを収容して研磨加工を行う場合、被加工物及び研磨工具の回転や摺動等により研磨液が飛び散ったり、摩擦熱が発生するため、液受け槽の内部に熱がこもったり、飛散した研磨液がミスト化して作業空間の雰囲気の湿度が上昇するなどして、研磨加工の加工条件が変化してしまい、加工品質のばらつきが発生する原因となっている。
本発明の目的は、被加工物の加工品質のばらつきを生じることなく、高精度な摺動加工を行うことが可能な摺動加工技術を提供することにある。
本発明は、工具と、
被加工物を支持する支持部と、
前記工具と前記被加工物を相対的に摺動させる加工駆動部と、
前記工具と前記被加工物の摺動部に加工液を供給する加工液供給部と、
前記工具および前記被加工物が収容される筐体と、
前記筐体の内部の雰囲気を排気する換気機構部と、
を含む摺動加工装置を提供する。
被加工物を支持する支持部と、
前記工具と前記被加工物を相対的に摺動させる加工駆動部と、
前記工具と前記被加工物の摺動部に加工液を供給する加工液供給部と、
前記工具および前記被加工物が収容される筐体と、
前記筐体の内部の雰囲気を排気する換気機構部と、
を含む摺動加工装置を提供する。
本発明によれば、被加工物の加工品質のばらつきを生じることなく、高精度な摺動加工を行うことが可能な摺動加工技術を提供することができる。
本実施の形態の一態様では、研磨加工や研削加工等の摺動加工部の作業空間の雰囲気の強制的に排気する換気機構部を設ける。
この換気機構部によって作業空間の換気を行う方法としては、換気機構部としてエジェクタポンプ方式等の真空吸引による強制排気機構を設けることにより強力に換気できるが、ファン等を用いても可能である。
この換気機構部によって作業空間の換気を行う方法としては、換気機構部としてエジェクタポンプ方式等の真空吸引による強制排気機構を設けることにより強力に換気できるが、ファン等を用いても可能である。
このような換気機構部を設けることで、作業空間の雰囲気より熱やミスト、湿気等を強制的に排除し、作業空間に新鮮な空気を供給することが出来る。
これにより、たとえば、作業空間の雰囲気の温度や湿度等の加工条件を一定に保つことが可能となり、研磨加工や研削加工等の摺動加工における被加工物の加工品質のばらつきを低減して、高精度の被加工物を製造することが可能となる。
これにより、たとえば、作業空間の雰囲気の温度や湿度等の加工条件を一定に保つことが可能となり、研磨加工や研削加工等の摺動加工における被加工物の加工品質のばらつきを低減して、高精度の被加工物を製造することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の一実施の形態である摺動加工装置の構成の一例を示す略断面図である。
[実施の形態1]
図1は、本発明の一実施の形態である摺動加工装置の構成の一例を示す略断面図である。
本実施の形態では、摺動加工装置の一例として研磨加工装置M1に適用した場合を説明する。
本実施の形態の研磨加工装置M1は、研磨工具1(工具)、工具基体2、モータ3、タライ4、排液回収槽13、レンズ受け工具6(支持部)、ノズル7(加工液供給部)、研磨液循環ホース7a、カバー9、排水ダクト10を備えている。
本実施の形態の研磨加工装置M1は、研磨工具1(工具)、工具基体2、モータ3、タライ4、排液回収槽13、レンズ受け工具6(支持部)、ノズル7(加工液供給部)、研磨液循環ホース7a、カバー9、排水ダクト10を備えている。
研磨工具1は工具基体2に取り付けられ、モータ3により回転可能な状態で有底筒状の容器であるタライ4(筐体)の中央部に研磨機能面1aを上向きにして設置されている。
レンズ5(被加工物)は、光学機能面5aを下向きにした姿勢で、レンズ受け工具6に取り付けられ、対向する研磨工具1の研磨機能面1aに接触させることが可能となっている。
レンズ5(被加工物)は、光学機能面5aを下向きにした姿勢で、レンズ受け工具6に取り付けられ、対向する研磨工具1の研磨機能面1aに接触させることが可能となっている。
レンズ5と研磨工具1の接触面にはノズル7より研磨液8(加工液)が供給される。
タライ4の上端部の開口端には飛散した研磨液8が周囲に飛び散らないようカバー9が取り付けられており、このカバー9には、レンズ受け工具6が進入可能な進入口9aが設けられている。
タライ4の上端部の開口端には飛散した研磨液8が周囲に飛び散らないようカバー9が取り付けられており、このカバー9には、レンズ受け工具6が進入可能な進入口9aが設けられている。
タライ4の底部には排水ダクト10が取り付けられ、研磨工具1に供給される研磨液8が外部に設けられた排液回収槽13に回収可能となっている。
研磨液8を供給するノズル7は、研磨液循環ホース7aを介して、排液回収槽13に接続されており、タライ4から排液回収槽13に回収された研磨液8が循環して使用される構成となっている。
研磨液8を供給するノズル7は、研磨液循環ホース7aを介して、排液回収槽13に接続されており、タライ4から排液回収槽13に回収された研磨液8が循環して使用される構成となっている。
本実施の形態の場合、タライ4の側面には、排気口11が設けられ、この排気口11には、エジェクタポンプ機構12(換気機構部)が接続されている。
エジェクタポンプ機構12は、一例として、噴射ノズル12a、ファン12b、ディフューザ12c、吸気口12dを備えている。
エジェクタポンプ機構12は、一例として、噴射ノズル12a、ファン12b、ディフューザ12c、吸気口12dを備えている。
すなわち、エジェクタポンプ機構12において、下端部が排液回収槽13に挿入されたディフューザ12cがほぼ鉛直方向に配置され、その上端側には、下向きに噴射ノズル12aが配置され、噴射ノズル12aの背後には、当該噴射ノズル12aに高圧空気を供給するファン12bが配置されている。
ディフューザ12cの噴射ノズル12aを取り囲む側面には、吸気口12dが開口され、この吸気口12dが、タライ4の排気口11に接続されている。
そして、エジェクタポンプ機構12において、ファン12bによって、高圧空気を噴射ノズル12aからディフューザ12cの内部軸方向に噴射されることにより、噴射ノズル12aの周囲は負圧となり、この負圧によって吸気口12dから排水ダクト10を通じてタライ4の内部における研磨工具1およびレンズ5の周囲の作業空間の雰囲気4aを強制的に吸引して排液回収槽13に排気する動作が行われる。
そして、エジェクタポンプ機構12において、ファン12bによって、高圧空気を噴射ノズル12aからディフューザ12cの内部軸方向に噴射されることにより、噴射ノズル12aの周囲は負圧となり、この負圧によって吸気口12dから排水ダクト10を通じてタライ4の内部における研磨工具1およびレンズ5の周囲の作業空間の雰囲気4aを強制的に吸引して排液回収槽13に排気する動作が行われる。
以下、本実施の形態の研磨加工装置M1の作用の一例について説明する。
加工が開始されると、カバー9の進入口9aより、下端部にレンズ5の取り付けられたレンズ受け工具6がタライ4内部の作業空間に進入し、研磨工具1の研磨機能面1aと、レンズ5の光学機能面5aとが接触する。
加工が開始されると、カバー9の進入口9aより、下端部にレンズ5の取り付けられたレンズ受け工具6がタライ4内部の作業空間に進入し、研磨工具1の研磨機能面1aと、レンズ5の光学機能面5aとが接触する。
レンズ5の光学機能面5aと研磨工具1の研磨機能面1aとの接触面にノズル7より研磨液8が供給され、研磨工具1が回転することにより、研磨機能面1aによりレンズ5の光学機能面5aが研磨加工され、研磨機能面1aの形状が光学機能面5aに次第に転写される。
ノズル7から研磨工具1に供給された研磨液8は、タライ4の底部の排水ダクト10より排液回収槽13に排出されるが、研磨工具1の回転により周囲に飛散した研磨液8の一部はミストや湿気となってタライ4内の作業空間にこもった状態になっている。
また、研磨工具1の回転や、研磨工具1とレンズ5の接触面で発生した摩擦熱なども、作業空間の内部にこもった状態となる。
このとき、本実施の形態の場合には、エジェクタポンプ機構12の正圧側に設置されたファン12bにより高圧空気を噴射ノズル12aに圧送してディフューザ12c内に噴出させると、ディフューザ12cの上端部の噴射ノズル12aの回りは負圧となり、吸気口12dを介して排気口11が吸引され、加工用のタライ4内部の雰囲気4aを吸引し、内部にこもった熱や、ミスト等が、ディフューザ12cの下端部の排液回収槽13に強制的に排出される。
このとき、本実施の形態の場合には、エジェクタポンプ機構12の正圧側に設置されたファン12bにより高圧空気を噴射ノズル12aに圧送してディフューザ12c内に噴出させると、ディフューザ12cの上端部の噴射ノズル12aの回りは負圧となり、吸気口12dを介して排気口11が吸引され、加工用のタライ4内部の雰囲気4aを吸引し、内部にこもった熱や、ミスト等が、ディフューザ12cの下端部の排液回収槽13に強制的に排出される。
このようなタライ4内の作業空間の雰囲気4aの排気により、カバー9の隙間などからタライ4の内部に、外部の新鮮な空気が吸気され、作業空間の雰囲気4aの換気が行われ、研磨工具1によるレンズ5の研磨加工中における作業空間の雰囲気4aの湿度や温度等の加工条件が、研磨加工中に一定に保たれる。
なお、エジェクタポンプ機構12においては、ファン12bを用いずに、図示しないエアコンプレッサー等で発生させた高圧空気を噴射ノズル12aに供給しても同等の効果を得ることが可能である。
これにより、本実施の形態の研磨加工装置M1においては、タライ4の内部において、研磨工具1とレンズ5が摺動して研磨加工が行われる作業空間の雰囲気4aの温度や湿度等の加工条件を一定に保つことが可能となり、研磨加工で得られるレンズ5の光学機能面5a等の品質のばらつきを低減することが可能となり、研磨加工によって高精度のレンズ5を安定して製造することができる。
また、エジェクタポンプ機構12においては、タライ4から排水ダクト10を通じて排出されるミストや研磨屑等の排出経路となるディフューザ12cには可動部が存在しないため故障の懸念がなく、研磨加工装置M1の稼働率を向上させることができ、レンズ5の研磨加工工程における生産性が向上する。
[実施の形態2]
図2は本発明の他の実施の形態である摺動加工装置の構成例を示す略断面図である。
[実施の形態2]
図2は本発明の他の実施の形態である摺動加工装置の構成例を示す略断面図である。
本実施の形態2の摺動加工装置としての研磨加工装置M2の基本的な構成は実施の形態1の研磨加工装置M1と同様であるが、この研磨加工装置M2では、上述の研磨加工装置M1のような排気口11を設けておらず、排水ダクト10にエジェクタポンプ機構12が設置されている。
すなわち、タライ4の下部に水平に設けられたエジェクタポンプ機構12のディフューザ12cの吸気口12dが排水ダクト10に接続され、ディフューザ12cの先端部は、排液回収槽13の内部に向かって屈曲されている。
そして、この研磨加工装置M2の場合には、エジェクタポンプ機構12において、正圧側に設置されたファン12bにより高圧空気を噴射ノズル12aに圧送してディフューザ12c内に噴出させることにより、研磨液8の排出と共に、タライ4の内部の雰囲気4aにこもった熱やミスト等も強制的に、ディフューザ12cの先端部から排液回収槽13に排出する。
このように本実施の形態2の研磨加工装置M2の場合には、排気口11を省略し、排水ダクト10にエジェクタポンプ機構12を設置してタライ4からの排液と排気に兼用することで、研磨加工装置M2の制作費、延いては、レンズ5の研磨加工費を抑えることが可能となり、タライ4の内部に溜まりやすい研磨液8を強制的に確実に排液回収槽13に排出して回収することも可能となる。
これにより、低コストの研磨加工装置M2において、タライ4の作業空間の雰囲気4aにおける温度や湿度等の加工条件を一定に保つことが可能となり、より低コストにて、研磨加工されるレンズ5の品質のばらつきを低減することが可能となる。
以上説明したように、上述した本発明の各実施の形態によれば、被加工物としてのレンズ5の加工品質のばらつきを生じることなく、高精度な研磨加工等の摺動加工を行うことが可能な摺動加工技術を提供することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
たとえば、被加工物としてはレンズ5に限らず、精密な研磨加工等の摺動加工を必要とする一般の被加工物に広く適用できる。
(付記1)
被加工物を研磨・研削加工用の工具に当接させ、前記工具と被加工物の当接部分に研削・研磨液を供給しながら前記被加工物を研削・研磨加工するレンズ加工機において、加工部周辺雰囲気の換気機構と、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
(付記2)
付記1に記載の換気機構として、加工部周辺雰囲気の排気により新しい空気を自然吸気する、強制排気機構と、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
(付記3)
付記2に記載の強制排気機構として、加工部周辺雰囲気を排気するために設けられた排気口と、排気口内部を負圧にすることで加工部周辺雰囲気を排気する負圧発生機構と、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
(付記4)
付記3に記載の負圧発生機構として、エジェクタポンプ機構と、エジェクタポンプ機構に高圧空気を圧送する供給部と、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
(付記5)
付記2に記載の強制排気機構として、加工部周辺雰囲気を排気するために設けられた排気口と、排気口内に設けられ加工部周辺から排気口内に風を流すよう取り付けられたファンと、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
たとえば、被加工物としてはレンズ5に限らず、精密な研磨加工等の摺動加工を必要とする一般の被加工物に広く適用できる。
(付記1)
被加工物を研磨・研削加工用の工具に当接させ、前記工具と被加工物の当接部分に研削・研磨液を供給しながら前記被加工物を研削・研磨加工するレンズ加工機において、加工部周辺雰囲気の換気機構と、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
(付記2)
付記1に記載の換気機構として、加工部周辺雰囲気の排気により新しい空気を自然吸気する、強制排気機構と、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
(付記3)
付記2に記載の強制排気機構として、加工部周辺雰囲気を排気するために設けられた排気口と、排気口内部を負圧にすることで加工部周辺雰囲気を排気する負圧発生機構と、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
(付記4)
付記3に記載の負圧発生機構として、エジェクタポンプ機構と、エジェクタポンプ機構に高圧空気を圧送する供給部と、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
(付記5)
付記2に記載の強制排気機構として、加工部周辺雰囲気を排気するために設けられた排気口と、排気口内に設けられ加工部周辺から排気口内に風を流すよう取り付けられたファンと、を持つことを特徴とするレンズ加工機。
1 研磨工具
1a 研磨機能面
2 工具基体
3 モータ
4 タライ
4a 雰囲気
5 レンズ
5a 光学機能面
6 レンズ受け工具
7 ノズル
7a 研磨液循環ホース
8 研磨液
9 カバー
9a 進入口
10 排水ダクト
11 排気口
12 エジェクタポンプ機構
12a 噴射ノズル
12b ファン
12c ディフューザ
12d 吸気口
13 排液回収槽
M1,M2 研磨加工装置
1a 研磨機能面
2 工具基体
3 モータ
4 タライ
4a 雰囲気
5 レンズ
5a 光学機能面
6 レンズ受け工具
7 ノズル
7a 研磨液循環ホース
8 研磨液
9 カバー
9a 進入口
10 排水ダクト
11 排気口
12 エジェクタポンプ機構
12a 噴射ノズル
12b ファン
12c ディフューザ
12d 吸気口
13 排液回収槽
M1,M2 研磨加工装置
Claims (4)
- 工具と、
被加工物を支持する支持部と、
前記工具と前記被加工物を相対的に摺動させる加工駆動部と、
前記工具と前記被加工物の摺動部に加工液を供給する加工液供給部と、
前記工具および前記被加工物が収容される筐体と、
前記筐体の内部の雰囲気を排気する換気機構部と、
を含むことを特徴とする摺動加工装置。 - 請求項1に記載の摺動加工装置において、
前記換気機構部は、前記筐体内の前記雰囲気を強制排気して外気を前記筐体内に導入することを特徴とする摺動加工装置。 - 請求項1または請求項2に記載の摺動加工装置において、
さらに、前記筐体に接続された排液ダクトを備え、
前記換気機構部は、前記排液ダクト内に設けられ、前記加工液および前記筐体内の雰囲気の双方の排出動作を行うことを特徴とする摺動加工装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の摺動加工装置において、
前記換気機構部は、前記筐体に連通するディフューザと、前記ディフューザ内に設けられたノズルと、前記ノズルに高圧空気を圧送するファンと、を含むエジェクタ機構からなることを特徴とする摺動加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007294668A JP2009119545A (ja) | 2007-11-13 | 2007-11-13 | 摺動加工装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012171086A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Ntn Corp | 工作機械 |
CN103978409A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-08-13 | 浙江省磐安县绿海工艺厂有限公司 | 一种木材打磨砂光设备及其加工工艺 |
JP2018069352A (ja) * | 2016-10-25 | 2018-05-10 | 信越半導体株式会社 | 研磨ヘッドおよび研磨装置 |
-
2007
- 2007-11-13 JP JP2007294668A patent/JP2009119545A/ja not_active Withdrawn
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