JP6919894B2 - 光ファイバケーブルガイド - Google Patents

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Description

本開示は、光ファイバケーブルガイドに関する。
光ファイバケーブルの一端に設けられるコネクタに装着される光ファイバケーブルガイドが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の光ファイバケーブルガイドは、コネクタが有するブーツ部の外側に嵌め込まれる。光ファイバケーブルガイドの内側に配置されるブーツ部及び光ファイバケーブルは、コネクタの挿抜方向に対して交差する方向へと曲げられる。
米国特許第5640476号明細書
しかしながら、上記特許文献1に記載の光ファイバケーブルガイドは、軸方向に延びるスリットを通じて光ファイバケーブルを内部へ導入して、光ファイバケーブルガイドをコネクタのブーツ部側へとスライドさせることにより、ブーツ部の外側に嵌め込まれる。そのため、光ファイバケーブルガイドが、何らかの事情でブーツ部から抜ける方向へとスライドした場合、ブーツ部より細い光ファイバケーブルは、容易にスリットを通り抜け得る。したがって、光ファイバケーブルがスリットを通り抜けた場合、光ファイバケーブルガイドが光ファイバケーブルから脱落してしまうおそれがある。
また、光ファイバケーブルガイドを挟んでブーツ部側とは反対側となる箇所で光ファイバケーブルを把持しながら、光ファイバケーブルガイドをブーツ部側へスライドさせる作業を行うと、光ファイバケーブルに張力が作用する。その際、光ファイバケーブルガイドをスライドさせる距離が長くなるほど、光ファイバケーブルにかかる負荷は増大するため、光ファイバケーブルを損傷させるおそれが高くなる。
本開示の一局面においては、光ファイバケーブルからの脱落を抑制可能、かつ光ファイバケーブルの損傷を抑制可能な光ファイバケーブルガイドを提供することが望ましい。
本開示の一態様は、光ファイバケーブルガイドであって、光ファイバケーブルの一端に設けられるコネクタに装着されて、光ファイバケーブルがコネクタから当該コネクタの挿抜方向に対して交差する方向へと延出するように、光ファイバケーブルを案内する光ファイバケーブルガイドであって、コネクタの挿抜方向の一端において、光ファイバケーブルをコネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させた状態で保持可能に構成された保持部を含み、保持部は、ヒンジ部を介して開閉可能に連結された第一周壁部及び第二周壁部と、第一周壁部及び第二周壁部が閉じられた際に、第一周壁部と第二周壁部との間に架け渡されて、第一周壁部及び第二周壁部が開かれるのを規制するロック状態となるロック部とを有し、保持部は、第一周壁部及び第二周壁部が閉じられた際に、第一周壁部と第二周壁部との間に挟まれる位置にある光ファイバケーブルを、コネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させて保持する状態となり、かつ第一周壁部及び第二周壁部が開かれた際に、光ファイバケーブルに対して着脱可能となるように構成されている。
このように構成された光ファイバケーブルガイドによれば、第一周壁部及び第二周壁部を閉じれば、第一周壁部と第二周壁部との間に挟まれる位置にある光ファイバケーブルを、コネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させて保持することができる。第一周壁部及び第二周壁部が閉じられた際には、ロック部がロック状態となり、第一周壁部及び第二周壁部が開かれるのを規制する。ロック部は、ロック状態となった際に第一周壁部と第二周壁部との間に架け渡される。したがって、ロック部が架け渡された箇所を光ファイバケーブルが通り抜けることはできなくなる。よって、このような光ファイバケーブルガイドであれば、軸方向に延びるスリットがある光ファイバケーブルガイドとは異なり、光ファイバケーブルガイドが光ファイバケーブルから脱落するのを抑制することができる。
また、上記光ファイバケーブルガイドであれば、第一周壁部及び第二周壁部を開いて光ファイバケーブルに対して着脱することができる。したがって、光ファイバケーブルを把持しながら光ファイバケーブルガイドをスライドさせる作業は不要か、スライドさせるとしてもスライドさせる距離を従来品よりも短くすることができる。よって、光ファイバケーブルガイドの着脱作業時に光ファイバケーブルに余計な負荷がかかるのを抑制でき、そのような負荷が原因で光ファイバケーブルが損傷するのを抑制することができる。
図1AはSC形光ファイバコネクタのブーツ部に装着された光ファイバケーブルガイドを左上前方から見た斜視図である。図1BはSC形光ファイバコネクタのブーツ部に装着された光ファイバケーブルガイドの正面図である。図1CはSC形光ファイバコネクタのブーツ部に装着された光ファイバケーブルガイドを左下前方から見た斜視図である。 図2Aは光ファイバケーブルガイドの平面図である。図2Bは光ファイバケーブルガイドの左側面図である。図2Cは光ファイバケーブルガイドの正面図である。図2Dは光ファイバケーブルガイドの右側面図である。図2Eは光ファイバケーブルガイドの背面図である。図2Fは光ファイバケーブルガイドの底面図である。 図3Aは開かれた状態にある保持部とコネクタのブーツ部を示す正面図である。図3Bは閉じられた状態にある保持部とコネクタのブーツ部を示す正面図である。 図4Aは二つの光ファイバケーブルガイドが並べられた状態を示す左側面図である。図4Bは二つの光ファイバケーブルガイドが並べられた状態を示す右側面図である。 図5AはLC形光ファイバコネクタのブーツ部に装着された光ファイバケーブルガイドを左上前方から見た斜視図である。図5BはLC形光ファイバコネクタのブーツ部に装着された光ファイバケーブルガイドの正面図である。図5CはLC形光ファイバコネクタのブーツ部に装着された光ファイバケーブルガイドを左下前方から見た斜視図である。
次に、上述の光ファイバケーブルガイドについて、例示的な実施形態を挙げて説明する。なお、以下の説明においては、図中に併記した前後左右上下の各方向を利用して説明を行う。これらの各方向は図2A〜図2Fに示す六面図に基づいて規定した方向である。ただし、これらの各方向は光ファイバケーブルガイドを構成する各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するために規定した方向にすぎない。したがって、例えば光ファイバケーブルガイドの使用時等に、光ファイバケーブルガイドをどのような方向に向けて設置するかは任意である。
[光ファイバケーブルガイドの構成]
図1A〜図1Cに示すように、光ファイバケーブルガイド1は、光ファイバケーブル101がコネクタ103から当該コネクタ103の挿抜方向(図中でいう前後方向。)に対して交差する方向(図中でいう下方向。)へと延出するように、光ファイバケーブル101を案内する部材である。本実施形態で例示するコネクタ103は、SC形光ファイバコネクタである。光ファイバケーブルガイド1は、保持部3及びガイド部5を有する。
保持部3は、コネクタ103の挿抜方向(図中でいう前後方向。)の一端において、光ファイバケーブル101をコネクタ103の挿抜方向に交差する方向(図中でいう斜め下後方。)へと湾曲させた状態で保持可能に構成されている。保持部3は、第一周壁部11、第二周壁部12、ヒンジ部13、及びロック部15を有する。第一周壁部11及び第二周壁部12は、ヒンジ部13を介して開閉可能に連結されている。
図1A〜図1Cには、第一周壁部11及び第二周壁部12が閉じられている状態を示す。図2A〜図2Fには、第一周壁部11及び第二周壁部12が開かれている状態を示す。第一周壁部11の前端には第一切り欠き部16が設けられている(図2B及び図2D参照。)。第二周壁部12の前端には第二切り欠き部17が設けられている(図2B及び図2D参照。)。保持部3は、図3Aに示すように、第一周壁部11及び第二周壁部12が開かれた際には、光ファイバケーブル101に対して着脱可能となる。保持部3は、図3Bに示すように、第一周壁部11及び第二周壁部12が閉じられた際には、コネクタ103の挿抜方向の一端に設けられた可撓性のあるブーツ部105を、コネクタ103の挿抜方向に交差する方向(本実施形態においては斜め下後方。)へと湾曲させた状態で保持する。
このとき、第一周壁部11及び第二周壁部12は、湾曲させたブーツ部105の曲率中心に相当する軸線が延びる方向(図中でいう左右方向。)を幅方向として、幅方向の両側からブーツ部105を挟み込んで保持する。これにより、保持部3は、第一周壁部11と第二周壁部12との間に挟まれる位置にある光ファイバケーブル101(すなわち、ブーツ部105の内部に通された状態にある光ファイバケーブル101。)をコネクタ103の挿抜方向に交差する方向(本実施形態においては斜め下後方。)へと湾曲させて保持する状態となる。
ロック部15は、図2A〜図2Fに示すように、第一係合部15A及び第二係合部15Bを有する。第一係合部15Aは、第一周壁部11と一体に設けられている。第二係合部15Bは、第二周壁部12と一体に設けられている。第一周壁部11及び第二周壁部12が閉じられた際には、第一係合部15Aと第二係合部15Bとが互いに係合する。これにより、ロック部15は、第一周壁部11と第二周壁部12との間に架け渡されて、第一周壁部11及び第二周壁部12が開かれるのを規制するロック状態となる。第一係合部15Aと第二係合部15Bとの係合を解除するとロック部15はアンロック状態となる。ロック部15をアンロック状態にすれば、第一周壁部11及び第二周壁部12を開くことができる。
ヒンジ部13は、図4Aに示すように、第一周壁部11の外面に接する位置に仮想される幅方向に垂直な第一仮想面V1と、第二周壁部12の外面に接する位置に仮想される幅方向に垂直な第二仮想面V2との間に収まる位置P1に設けられている。ロック部15は、図4Bに示すように、上記第一仮想面V1と第二仮想面V2との間に収まる位置P2に設けられている。すなわち、ヒンジ部13及びロック部15は、第一周壁部11及び第二周壁部12の外面から幅方向へ突出しないように構成されている。
ガイド部5は、保持部3によって保持されたブーツ部105から当該ブーツ部105の外部へと延出する光ファイバケーブル101を、コネクタ103の挿抜方向に対して交差する方向(図中でいう下方。)へと案内する。ガイド部5は、第一周壁部11と一体に設けられている。ガイド部5は、光ファイバケーブル101の前方かつ下方となる位置に配置される湾曲壁18と、光ファイバケーブル101の左方となる位置に配置される側壁19とを有する。湾曲壁18及び側壁19は、長手方向に直交する断面形状がL字状となるように構成されている。湾曲壁18及び側壁19は、上端側において第一周壁部11に連設され、その連設箇所から徐々に下方へと湾曲しつつ下端側へと延びている。
第一周壁部11には、ブーツ部105が嵌め込まれた際に、ブーツ部105の外周を開口箇所以外の三方(図2Dにおける斜め上後方、斜め下前方、及び左方。)において囲む状態となる第一凹部21が設けられている(図2D参照。)。ガイド部5の下端には、光ファイバケーブル101を案内する際に、光ファイバケーブル101の外周を開口箇所以外の三方(図2Bにおける前方、後方、及び右方。)において囲む状態となる第二凹部22が設けられている(図2A、図2B、及び図2F参照。)。第一凹部21と第二凹部22は、それぞれの開口箇所が異なる方向に向けられている。本実施形態の場合、第一凹部21の開口箇所は、図2D中でいう右方に向けられ、第二凹部22の開口箇所は、図2B中でいう左方に向けられている。
[効果]
以上のように構成された光ファイバケーブルガイド1によれば、第一周壁部11及び第二周壁部12を閉じれば、第一周壁部11と第二周壁部12との間に挟まれる位置にある光ファイバケーブル101を、コネクタ103の挿抜方向に交差する方向へと湾曲させて保持することができる。したがって、例えば、水平方向が挿抜方向となっているコネクタ103から光ファイバケーブル101が延出する方向を下方向へと曲げた状態で保持することができる。その際、光ファイバケーブル101が許容最小曲げ半径よりも小さな曲率半径で曲げられるのを抑制することができる。
また、上記光ファイバケーブルガイド1の場合、第一周壁部11及び第二周壁部12が閉じられた際に、ロック部15が第一周壁部11と第二周壁部12との間に架け渡され、ロック部15が架け渡された箇所を光ファイバケーブル101が通り抜けることはできなくなる。よって、このような光ファイバケーブルガイド1であれば、軸方向に延びるスリットがある光ファイバケーブルガイドとは異なり、光ファイバケーブルガイド1が光ファイバケーブル101から脱落するのを抑制することができる。
さらに、上記光ファイバケーブルガイド1であれば、第一周壁部11及び第二周壁部12を開いて光ファイバケーブル101に対して着脱することができる。したがって、光ファイバケーブル101を把持しながら光ファイバケーブルガイド1をスライドさせる作業は不要である。よって、光ファイバケーブルガイド1の着脱作業時に光ファイバケーブル101に余計な負荷がかかるのを抑制でき、そのような負荷が原因で光ファイバケーブル101が損傷するのを抑制することができる。
なお、光ファイバケーブルガイド1とブーツ部105の間に生じた隙間を無くして光ファイバケーブルガイド1とブーツ部105を密着させたい場合は、光ファイバケーブルガイド1をコネクタ103側へスライドさせてもよい。そのようなスライド操作を行う場合であっても、保持部3が上述のように開閉可能な構造になっていれば、光ファイバケーブルガイド1をスライドさせる距離を従来品よりも短くすることができる。したがって、光ファイバケーブルガイド1に余計な負荷がかかるのを抑制でき、光ファイバケーブル101が損傷するのを抑制することができる。
また、本実施形態の場合、ヒンジ部13及びロック部15は、上述した第一仮想面V1と第二仮想面V2との間に収まる位置に設けられている。そのため、例えば、送信用及び受信用で使われる二本の光ファイバケーブル101が、図4A及び図4Bに示すように近接した位置に配置される場合に、各光ファイバケーブル101に対して光ファイバケーブルガイド1を装着しても、隣り合う位置にある光ファイバケーブルガイド1同士で互いのヒンジ部13及びロック部15が干渉することはない。よって、複数の光ファイバケーブル101が近接した位置に配置される場合に、各光ファイバケーブル101に対して適正に光ファイバケーブルガイド1を装着できる可能性を高めることができる。
また、本実施形態の場合、第一凹部21と第二凹部22とでは、それぞれの開口箇所が異なる方向に向けられている。そのため、第一凹部21に嵌め込まれたブーツ部105と第二凹部22に導入された光ファイバケーブル101に対し、同方向へと変位させる力が作用しても、双方が同時に各凹部から外れてしまうのを抑制することができる。したがって、光ファイバケーブル101に対して光ファイバケーブルガイド1を装着する際の作業性を良好にすることができる。
[他の実施形態]
以上、光ファイバケーブルガイド1について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、上述の実施形態は本開示の一態様として例示されるものに過ぎない。すなわち、本開示は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、光ファイバケーブルガイド1が装着されるコネクタ103の例として、SC形光ファイバコネクタを示したが、他の光ファイバコネクタを利用することもできる。例えば、図5A〜図5Cに例示するように、コネクタ103としてはLC形光ファイバコネクタを利用することもできる。
また、上記実施形態では、ヒンジ部13及びロック部15が、第一周壁部11及び第二周壁部12の外面から幅方向へ突出しないように構成されていたが、複数の光ファイバケーブルガイド1間に十分な空隙を確保できる場合は、ヒンジ部13及びロック部15が、第一周壁部11及び第二周壁部12の外面から幅方向へ突出していても問題はない。
また、上記実施形態では、光ファイバケーブルガイド1が保持部3及びガイド部5を有する例を示したが、保持部3相当の構成だけで光ファイバケーブル101を所期の方向へ湾曲させることができる場合は、ガイド部5を設けなくてもよい。すなわち、ガイド部5を設けるか否かは任意である。
また、上記実施形態では、第一凹部21の開口箇所は右方に向けられ、第二凹部22の開口箇所は左方に向けられていたが、これらの開口箇所を正反対の方向に向けるか否かは任意である。例えば、第一凹部21の開口箇所が右方に向けられる場合において、第二凹部22の開口箇所は右方以外の方向に向けられていればよく、例えば、第二凹部22の開口箇所は下方又は上方に向けられていてもよい。これらの場合でも、二つの凹部の開口箇所が同一方向には向けられていないので、光ファイバケーブル101に対して光ファイバケーブルガイド1を装着する際の作業性を良好にすることができる。
なお、上記各実施形態における一つの構成要素によって実現していた機能を、複数の構成要素によって実現するように構成してもよい。また、複数の構成要素によって実現していた機能を一つの構成要素によって実現するように構成してもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
[補足]
なお、以上説明した例示的な実施形態から明らかなように、本開示の光ファイバケーブルガイドは、更に以下に挙げるような構成を備えていてもよい。
まず、本開示の光ファイバケーブルガイドにおいて、保持部は、コネクタの挿抜方向の一端に設けられた可撓性のあるブーツ部をコネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させた状態で保持することにより、ブーツ部の内部に通された状態にある光ファイバケーブルをコネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させた状態で保持可能に構成されていてもよい。
このように構成された光ファイバケーブルガイドによれば、ブーツ部の内部に通された状態にある光ファイバケーブルをコネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させた状態で保持することができる。
また、本開示の光ファイバケーブルガイドは、湾曲する状態で保持されるブーツ部の曲率中心に相当する軸線が延びる方向を幅方向として、第一周壁部及び第二周壁部は、ブーツ部を幅方向の両側から挟み込んで保持可能に構成され、ヒンジ部及びロック部は、第一周壁部の外面に接する位置に仮想される幅方向に垂直な第一仮想面と、第二周壁部の外面に接する位置に仮想される幅方向に垂直な第二仮想面との間に収まる位置に設けられていてもよい。
このように構成された光ファイバケーブルガイドによれば、第一周壁部及び第二周壁部の幅方向両端間の内側にヒンジ部及びロック部が配置される。したがって、第一周壁部及び第二周壁部の幅方向に複数の光ファイバケーブルガイドを並べて配置する際に、隣り合う位置にある光ファイバケーブルガイド同士で互いのヒンジ部及びロック部が干渉することはない。よって、複数の光ファイバケーブルが近接した位置に配置されている場合であっても、そのような光ファイバケーブルに対して適正に光ファイバケーブルガイドを装着できる可能性を高めることができる。
また、本開示の光ファイバケーブルガイドは、保持部によって保持されたブーツ部から当該ブーツ部の外部へと延出する光ファイバケーブルを、コネクタの挿抜方向に対して交差する方向へと案内するガイド部を有してもよい。
このように構成された光ファイバケーブルガイドによれば、ブーツ部の外部へと延出する光ファイバケーブルを、ガイド部によってコネクタの挿抜方向に対して交差する方向へと案内することができる。
また、本開示の光ファイバケーブルガイドにおいて、ガイド部は、第一周壁部と一体に設けられていて、第一周壁部には、ブーツ部が嵌め込まれた際に、ブーツ部の外周を開口箇所以外の三方において囲む状態となる第一凹部が設けられ、ガイド部には、光ファイバケーブルを案内する際に、光ファイバケーブルの外周を開口箇所以外の三方において囲む状態となる第二凹部が設けられ、第一凹部と第二凹部は、それぞれの開口箇所が異なる方向に向けられていてもよい。
このように構成された光ファイバケーブルガイドによれば、第一凹部と第二凹部とでは、それぞれの開口箇所が異なる方向に向けられている。そのため、第一凹部に嵌め込まれたブーツ部と第二凹部に導入された光ファイバケーブルに対し、同方向へと変位させる力が作用しても、双方が同時に各凹部から外れてしまうのを抑制することができる。
1…光ファイバケーブルガイド、3…保持部、5…ガイド部、11…第一周壁部、12…第二周壁部、13…ヒンジ部、15…ロック部、15A…第一係合部、15B…第二係合部、16…第一切り欠き部、17…第二切り欠き部、18…湾曲壁、19…側壁、21…第一凹部、22…第二凹部、101…光ファイバケーブル、103…コネクタ、105…ブーツ部。

Claims (5)

  1. 光ファイバケーブルの一端に設けられるコネクタに装着されて、前記光ファイバケーブルが前記コネクタから当該コネクタの挿抜方向に対して交差する方向へと延出するように、前記光ファイバケーブルを案内する光ファイバケーブルガイドであって、
    前記コネクタの挿抜方向の一端において、前記光ファイバケーブルを前記コネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させた状態で保持可能に構成された保持部と、
    前記保持部によって前記光ファイバケーブルが保持された際に、前記保持部から前記保持部の外部へと延出する前記光ファイバケーブルを、前記コネクタの挿抜方向に対して交差する方向へと案内するガイド部と
    を含み、
    前記保持部は、
    ヒンジ部を介して開閉可能に連結された第一周壁部及び第二周壁部と、
    前記第一周壁部及び前記第二周壁部が閉じられた際に、前記第一周壁部と前記第二周壁部との間に架け渡されて、前記第一周壁部及び前記第二周壁部が開かれるのを規制するロック状態となるロック部と
    を有し、
    前記保持部は、前記第一周壁部及び前記第二周壁部が閉じられた際に、前記第一周壁部と前記第二周壁部との間に挟まれる位置にある前記光ファイバケーブルを、前記コネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させて保持する状態となり、かつ前記第一周壁部及び前記第二周壁部が開かれた際に、前記光ファイバケーブルに対して着脱可能となるように構成され
    前記ヒンジ部は、前記保持部に保持されて湾曲する状態となる前記光ファイバケーブルの内周側となる位置に設けられ、
    前記ロック部は、前記保持部に保持されて湾曲する状態となる前記光ファイバケーブルの外周側となる位置に設けられ、
    前記ガイド部は、前記第一周壁部と一体に設けられ、前記第一周壁部及び前記第二周壁部が開閉される際に、前記第一周壁部とともに変位するように構成され、かつ、前記第一周壁部とともに変位する際に、前記第二周壁部に接触することなく変位可能な位置に設けられている
    光ファイバケーブルガイド。
  2. 請求項1に記載の光ファイバケーブルガイドであって、
    前記保持部は、前記コネクタの挿抜方向の一端に設けられた可撓性のあるブーツ部を前記コネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させた状態で保持することにより、前記ブーツ部の内部に通された状態にある前記光ファイバケーブルを前記コネクタの挿抜方向に交差する方向へと湾曲させた状態で保持可能に構成されている
    光ファイバケーブルガイド。
  3. 請求項2に記載の光ファイバケーブルガイドであって、
    湾曲する状態で保持される前記ブーツ部の曲率中心に相当する軸線が延びる方向を幅方向として、
    前記第一周壁部及び前記第二周壁部は、前記ブーツ部を前記幅方向の両側から挟み込んで保持可能に構成され、
    前記ヒンジ部及び前記ロック部は、前記第一周壁部の外面に接する位置に仮想される前記幅方向に垂直な第一仮想面と、前記第二周壁部の外面に接する位置に仮想される前記幅方向に垂直な第二仮想面との間に収まる位置に設けられている
    光ファイバケーブルガイド。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の光ファイバケーブルガイドであって、
    前記保持部における前記光ファイバケーブルの挿通方向両端のうち、前記ガイド部側とは反対側の端部には、前記保持部によって前記光ファイバケーブルが保持された際に前記ブーツ部が通される開口が設けられ、
    前記保持部における前記開口をなす箇所には、前記開口から前記ガイド部に近づく方向へと切り込まれた形状の切り欠き部が形成されている
    光ファイバケーブルガイド。
  5. 請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の光ファイバケーブルガイドであって、
    前記ガイド部は、前記第一周壁部と一体に設けられていて、
    前記第一周壁部には、前記ブーツ部が嵌め込まれた際に、前記ブーツ部の外周を開口箇所以外の三方において囲む状態となる第一凹部が設けられ、
    前記ガイド部には、前記光ファイバケーブルを案内する際に、前記光ファイバケーブルの外周を開口箇所以外の三方において囲む状態となる第二凹部が設けられ、
    前記第一凹部と前記第二凹部は、それぞれの開口箇所が異なる方向に向けられている
    光ファイバケーブルガイド。
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