JP6919279B2 - トナー用ワックス組成物 - Google Patents
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Description
一方、ワックスは、定着手段によって熱定着処理を受ける際に、その融点を超えて過剰に加熱されると、トナーから揮発して大気中で再結晶することにより、超微小粒子(Ultra Fine Particle )となって画像形成装置の外部へ放出され、環境汚染の原因となり得る。更に、ワックスは、溶融トナーの表面への滲み出しが過剰となり定着ローラーや定着ベルトなどの定着部材に付着することがあるため、画質不良を引き起こしたり、トナー粒子同士のブロッキングの要因となっている。
しかし、本ワックスは、部分エステル化合物であることから、耐熱性が低く超微小粒子の発生原因となったり、バインダー樹脂の種類やトナーの製造方法等によっては、分散性が低くなり保存安定性が不十分な場合がある。
しかし、本ワックスは超微小粒子の発生を抑制することができない。
しかし、本ワックスは単官能脂肪酸エステル化合物を含有することから超微小粒子の発生を抑制することができない。
化合物a:ジペンタエリスリトールと炭素数14〜24の一価の直鎖飽和カルボン酸とから得られるエステルワックス
化合物b:トリペンタエリスリトールと炭素数14〜24の一価の直鎖飽和カルボン酸とから得られるエステルワックス
本発明のトナー用ワックス組成物は、下記に示す化合物aと化合物bとからなる。
化合物a:ジペンタエリスリトールと炭素数14〜24の一価の直鎖飽和カルボン酸とから得られるエステルワックス
化合物b:トリペンタエリスリトールと炭素数14〜24の一価の直鎖飽和カルボン酸とから得られるエステルワックス
化合物aと化合物bとの質量比(a:b)は、99.5:0.5〜92:8が好ましく、99:1〜95:5が特に好ましい。質量比(a:b)がこれらの範囲内である場合には、膨張性がより高くなることから、トナー用ワックスとして適用した場合、熱定着時にワックスの染み出し性がより高くなり離型性がより良好となり印刷が良好となる。また、ワックスの硬度がより高くなり、印刷物同士の融着等のブロッキングがより抑制される。
|化合物aのカルボン酸炭素数−化合物bのカルボン酸炭素数|≦4 ・・・式(1)
平均線膨張係数が上記の範囲内である場合は、低温からの染み出し性が高く、高い離型性が得られ、またトナー保管時やカートリッジ中でワックスがブリードし難く、トナー粒子同士がブロッキングを起こし難い。
表1に示すエステルワックスを表2に示す混合比率で組み合わせ、融点以上の温度で溶融させてワックス組成物を調製した。
本実施例、参考例および比較例で採用した各種評価の方法を次に示す。
本実施例および比較例で採用した各種評価の方法を次に示す。
(1)エステルワックスの酸価:JOCS(日本油化学会)2.3.1−96に準拠した。
(2)エステルワックスの水酸基価:JOCS(日本油化学会)2.3.6.2−96に準拠した。
(3)エステルワックスの透明融点:JOCS(日本油化学会)2.2.4.1に準拠した。
(4)エステルワックス組成物の針入度:JISK2207に従って、温度50℃、荷重150gで測定を行った。
(5)平均線膨張係数:
エステルワックスの試料を融点温度で完全に融解させ、アルミカップに排出して冷却固化した。試料について、(縦×横×高さ)が1mm×1mm×0.5mmになるように上面と下面を平滑に成型した。熱機械分析装置(TMA/SS6100、セイコーインスツル株式会社製)により、先端径1mmの針入プローブを用いて、窒素ガス雰囲気下、2℃/minの昇温条件で測定を行った。25℃の膨張率値%と最大膨張率値%をプロットして平均線膨張係数を求めた。
温度計、窒素導入管、攪拌羽および冷却管を取り付けた2Lの4つ口フラスコに、ジペンタエリスリトールを200g(0.79mol)、ミリスチン酸を1110g(4.86mol)加え、窒素気流下、220℃で反応させた。得られたエステル粗生成物は1130gであり、酸価が6.9mgKOH/gであった。
本エステル粗生成物にトルエン244gおよび2−プロパノール90gを入れ、エステル粗生成物の残存酸価の2.0倍当量に相当する量の水酸化カリウムを含む10質量%水酸化カリウム水溶液を加え、70℃で30分間攪拌した。その後、30分間静置して水層部(下層)を分離・除去した。排水のpHが中性になるまで水洗を4回繰り返した。残ったエステル層の溶剤を180℃、1kPaの減圧条件下で留去し、濾過を行い、エステルワックスa−1を1050g得た。脱酸に供したエステル化粗生成物に対する収率は93%であった。得られたエステルワックスa−1の組成、酸価、水酸基価、透明融点を表1に示す。
温度計、窒素導入管、攪拌羽および冷却管を取り付けた2Lの4つ口フラスコに、ジペンタエリスリトールを160g(0.63mol)、ステアリン酸を1106g(3.89mol)加え、窒素気流下、220℃で反応させた。得られたエステル粗生成物は1093gであり、酸価が6.4mgKOH/gであった。
本エステル粗生成物にトルエン226gおよび2−プロパノール85gを入れ、エステル粗生成物の残存酸価の2.0倍当量に相当する量の水酸化カリウムを含む10質量%水酸化カリウム水溶液を加え、70℃で30分間攪拌した。その後、30分間静置して水層部(下層)を分離・除去した。排水のpHが中性になるまで水洗を4回繰り返した。残ったエステル層の溶剤を180℃、1kPaの減圧条件下で留去し、濾過を行い、エステルワックスa−2を1000g得た。脱酸に供したエステル化粗生成物に対する収率は91%であった。得られたエステルワックスa−2の酸価、水酸基価、透明融点を表1に示す。
温度計、窒素導入管、攪拌羽および冷却管を取り付けた2Lの4つ口フラスコに、ジペンタエリスリトールを130g(0.51mol)、ベヘニン酸を1097g(3.22mol)加え、窒素気流下、240℃で反応させた。得られたエステル粗生成物は1075gであり、酸価が6.3mgKOH/gであった。
本エステル粗生成物にトルエン223gおよび2−プロパノール85gを入れ、エステル粗生成物の残存酸価の2.0倍当量に相当する量の水酸化カリウムを含む10質量%水酸化カリウム水溶液を加え、70℃で30分間攪拌した。その後、30分間静置して水層部(下層)を分離・除去した。排水のpHが中性になるまで水洗を4回繰り返した。残ったエステル層の溶剤を180℃、1kPaの減圧条件下で留去し、濾過を行い、エステルワックスa−3を1000g得た。脱酸に供したエステル化粗生成物に対する収率は93%であった。得られたエステルワックスa−3の酸価、水酸基価、透明融点を表1に示す。
温度計、窒素導入管、攪拌羽および冷却管を取り付けた2Lの4つ口フラスコに、ジペンタエリスリトールを130g(0.43mol)、モンタン酸を1114g(2.62mol)加え、窒素気流下、240℃で反応させた。得られたエステル粗生成物は1120gであり、酸価が3.2mgKOH/gであった。
本エステル粗生成物について濾過を行い、エステルワックスa−4を1100g得た。エステル化粗生成物に対する収率は99%であった。得られたエステルワックスa−4の組成、酸価、水酸基価、透明融点を表1に示す。
温度計、窒素導入管、攪拌羽および冷却管を取り付けた2Lの4つ口フラスコに、トリペンタエリスリトールを180g(0.48mol)、ステアリン酸を1156g(4.06mol)加え、窒素気流下、230℃で反応させた。得られたエステル粗生成物は1180gであり、酸価が8.9mgKOH/gであった。
本エステル粗生成物にトルエン240gおよび2−プロパノール125gを入れ、エステル粗生成物の残存酸価の2.0倍当量に相当する量の水酸化カリウムを含む10質量%水酸化カリウム水溶液を加え、70℃で30分間攪拌した。その後、30分間静置して水層部(下層)を分離・除去した。排水のpHが中性になるまで水洗を4回繰り返した。残ったエステル層の溶剤を180℃、1kPaの減圧条件下で留去し、濾過を行い、エステルワックスb−1を1120g得た。脱酸に供したエステル化粗生成物に対する収率は95%であった。得られたエステルワックスb−1の酸価、水酸基価、透明融点を表1に示す。
温度計、窒素導入管、攪拌羽および冷却管を取り付けた2Lの4つ口フラスコに、トリペンタエリスリトールを150g(0.40mol)、ベヘニン酸を1153g(3.39mol)加え、窒素気流下、230℃で反応させた。得られたエステル粗生成物は1160gであり、酸価が8.7mgKOH/gであった。
本エステル粗生成物にトルエン240gおよび2−プロパノール120gを入れ、エステル粗生成物の残存酸価の2.0倍当量に相当する量の水酸化カリウムを含む10質量%水酸化カリウム水溶液を加え、70℃で30分間攪拌した。その後、30分間静置して水層部(下層)を分離・除去した。排水のpHが中性になるまで水洗を4回繰り返した。残ったエステル層の溶剤を180℃、1kPaの減圧条件下で留去し、濾過を行い、エステルワックスb−2を1100g得た。脱酸に供したエステル化粗生成物に対する収率は95%であった。得られたエステルワックスb−2の酸価、水酸基価、透明融点を表1に示す。
温度計、窒素導入管、攪拌羽および冷却管を取り付けた2Lの4つ口フラスコに、モノペンタエリスリトールを130g(0.95mol)、ステアリン酸を1141g(4.01mol)加え、窒素気流下、220℃で反応させた。得られたエステル粗生成物は1190gであり、酸価が6.8mgKOH/gであった。
本エステル粗生成物にトルエン225gおよび2−プロパノール90gを入れ、エステル粗生成物の残存酸価の2.0倍当量に相当する量の水酸化カリウムを含む10質量%水酸化カリウム水溶液を加え、70℃で30分間攪拌した。その後、30分間静置して水層部(下層)を分離・除去した。排水のpHが中性になるまで水洗を4回繰り返した。残ったエステル層の溶剤を180℃、1kPaの減圧条件下で留去し、濾過を行い、エステルワックスc−1を1140g得た。脱酸に供したエステル化粗生成物に対する収率は96%であった。得られたエステルワックスc−1の酸価、水酸基価、透明融点を表1に示す。
温度計、窒素導入管、攪拌羽および冷却管を取り付けた2Lの4つ口フラスコに、ベヘニルアルコールを700g(2.14mol)、ステアリン酸を628g(2.21mol)加え、窒素気流下、220℃で反応させた。得られたエステル粗生成物は1100gであり、酸価が7.1mgKOH/gであった。
本エステル粗生成物にトルエン230gおよび2−プロパノール95gを入れ、エステル粗生成物の残存酸価の2.0倍当量に相当する量の水酸化カリウムを含む10質量%水酸化カリウム水溶液を加え、70℃で30分間攪拌した。その後、30分間静置して水層部(下層)を分離・除去した。排水のpHが中性になるまで水洗を4回繰り返した。残ったエステル層の溶剤を180℃、1kPaの減圧条件下で留去し、濾過を行い、エステルワックスd−1を1060g得た。脱酸に供したエステル化粗生成物に対する収率は96%であった。得られたエステルワックスd−1の酸価、水酸基価、透明融点を表1に示す。
また、トリペンタエリスリトールエステル含量が少ない化合物B−2は、平均線膨張係数が小さくなり、トナー用ワックス組成物として用いた場合、離型性を低下させる。
反対に、トリペンタエリスリトールエステル含量が多い化合物B−3は、結晶性が低下して針入度が大きくなり、トナー用ワックス組成物として用いた場合、印刷物同士の融着によるブロッキングを引き起こすおそれがある。
一方、異なる構造のペンタエリスリトールエステル、モノエステルの組み合わせのワックスである化合物B−4、B−5では、針入度と平均線膨張係数を両立することができない。また、ジペンタエリスリトールエステル単一である化合物B−6は、平均線膨張係数が低くなり、トナー用ワックス組成物として用いた場合、離型性を低下させる。
Claims (1)
- 下記に示す化合物aと化合物bとからなり、化合物aと化合物bとの質量比が99.7:0.3〜97:3であり、且つ化合物aを構成する直鎖飽和カルボン酸の炭素数と化合物bを構成する直鎖飽和カルボン酸の炭素数との差が4以下であるトナー用ワックス組成物。
化合物a:ジペンタエリスリトールと炭素数14〜24の一価の直鎖飽和カルボン酸とから得られるエステルワックス
化合物b:トリペンタエリスリトールと炭素数14〜24の一価の直鎖飽和カルボン酸とから得られるエステルワックス
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