JP6918612B2 - 非損傷部位の特定方法及び非損傷部位の特定治具 - Google Patents

非損傷部位の特定方法及び非損傷部位の特定治具 Download PDF

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Description

本発明は、支柱と梁とを備え、河川の上流から流れてくる流水を通すとともに土石及び流木を捕捉する捕捉体の損傷部位の切断位置を設定する非損傷部位の特定方法、切断位置の罫書き方法、非損傷部位の特定治具及び切断位置の罫書き装置に関する。
山間部の河川においては、台風や大雨等による土砂災害を防止するため、堰堤が設置される。堰堤は、水を通過させつつも土石流に含まれる岩石や流木が通過することを抑制するものである。特に水を通過させる透過部に土石流に含まれる岩石や流木を捕捉するため、鋼管柱と鋼管梁とを立体格子状に組み合わせた捕捉体を設けた格子型鋼製堰堤が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
捕捉体においては、柱材(支柱)の上端部と、河川の横断方向に配置した梁材(横梁)から下向きに突設させた柱頭部とをフランジで接合する。また、堰堤の非越流部には、梁端部材が埋め込まれており、梁材の両端部は、梁端部材とフランジを介して接合されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平6−10330号公報 特開2011−89393号公報
ところで、土石流の発生により、図1に示すように、想定外の礫径を有する大きな岩石Rが透過型の堰堤1の捕捉体3に衝突することがある。岩石Rは、捕捉体3によって捕捉されるが、捕捉体3の鋼管の支柱31及び鋼管の梁32には想定以上の衝撃力が加わり、捕捉体3の支柱31及び梁32が変形又は損傷することがある。
損傷を受けた捕捉体3は、損傷の度合いによるが、捕捉体3全体を取り替えるのではなく、鋼材の特性を活かして損傷部位のみを新たな部材と取り替えたい場合がある。新たな部材との取替え時には、新たな部材は、捕捉体3の損傷していない健全部位(非損傷部位)に連結することが望ましい。そのため、捕捉体3の損傷部位は、当該損傷部位を含めて捕捉体3を非損傷部位とともに切断する必要がる。
しかし、支柱31又は梁32における非損傷部位の特定は、目視によって判断することは困難であるとともに、切断すべき全ての支柱31又は梁32における非損傷部位に切断位置を罫書く必要がある。支柱31又は梁32に任意の基準を補修現場で設けて、切断すべき全ての支柱31又は梁32において理論上の同一位置に切断位置を罫書くことは極めて困難であった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、捕捉体において非損傷部位を容易に特定することができる非損傷部位の特定方法及び特定治具、並びに捕捉体の非損傷部位に切断位置を容易に罫書くことができる切断位置の罫書き方法及び罫書き装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、支柱と梁とを備え、河川の上流から流れてくる流水を通すとともに土石及び流木を捕捉する捕捉体の非損傷部位を特定する特定方法であって、前記捕捉体の所定部位の外周面に、閉鎖状態において前記非損傷部位の外周面の外周寸法よりも大きな内周寸法を有する治具を前記所定部位を囲むように取り付け、前記治具の端部同士が接触して前記閉鎖状態を形成する前記所定部位を前記非損傷部位として特定することを特徴とする。
また、前記所定部位を前記支柱に設定することが好ましい。
また、前記捕捉体は複数の前記支柱を備え、前記非損傷部位を複数の前記支柱に特定するが好ましい。
さらに、上記目的を達成するために、本発明は、支柱と梁とを備え、河川の上流から流れてくる流水を通すとともに土石及び流木を捕捉する捕捉体の損傷部位の切断位置を前記捕捉体の非損傷部位に罫書く罫書き方法であって、前記捕捉体の所定の基準位置から所定の間隔を置いた位置に前記切断位置を設定し、前記捕捉体の前記基準位置に設置される部材に、前記基準位置と接触する該部材の接触部から前記間隔だけ離れた位置を特定し、前記部材を前記基準位置に設置した状態において、前記部材に特定された前記位置に相当する前記捕捉体の位置に前記切断位置を罫書くことを特徴とする。
また、前記部材を互いに離間させて設置することが好ましい。
さらに、上記目的を達成するために、本発明は、支柱と梁とを備え、河川の上流から流れてくる流水を通すとともに土石及び流木を捕捉する捕捉体の非損傷部位の特定治具であって、少なくとも一端部同士が接近及び離間自在であり、前記非損傷部位において前記捕捉体を外周面に沿って囲む場合に前記少なくとも一端部同士が接触した閉鎖状態を形成する一方で、前記捕捉体の損傷部位において前記捕捉体を外周面に沿って囲む場合に前記少なくとも一端部同士が離間した非閉鎖状態を形成する内周寸法を有することを特徴とする。
また、前記閉鎖状態において互いに対向する位置で立設された少なくとも2つの立設部材を備えることが好ましい。
また、互いに異なる側から前記捕捉体を囲む複数の包囲部材を有し、前記接近及び離間自在な端部以外の端部は、互いに相対的に旋回自在に連結されていることが好ましい。
また、互いに旋回自在に連結されている前記包囲部材の前記端部はそれぞれ、該包囲部材が前記捕捉体を囲んだ状態で同じ側を臨む面で連結部材により互いに連結されていることが好ましい。
また、互いに旋回自在に連結されている前記包囲部材の前記端部における少なくとも内周縁部側の角部は、R部を有していることが好ましい。
さらに、上記目的を達成するために、本発明は、支柱と梁とを備え、河川の上流から流れてくる流水を通すとともに土石及び流木を捕捉する捕捉体の損傷部位の切断位置を前記捕捉体に罫書く罫書き装置であって、前記捕捉体の所定の基準位置から前記切断位置までの距離に相当する位置に印を有し、前記基準位置に設置されて前記印の位置に相当する前記捕捉体の位置に前記切断位置を位置決めする位置決め部材と、前記印の位置で前記位置決め部材に交差して設けられて前記捕捉体に接触する長さ寸法を有し、前記捕捉体との接触位置に前記切断位置を罫書く罫書き部材とを備えることを特徴とする。
また、前記一の支柱及び他の前記支柱の間、又は前記一の梁及び他の前記梁の間にわたって延在する長さ寸法を有し、前記印の位置に合わせた位置で前記位置決め部材に交差して設けられて前記一の支柱及び他の前記支柱又は前記一の梁及び他の前記梁に前記切断位置を罫書く前記罫書き部材を備えることが好ましい。
また、前記捕捉体に設置された状態において前記上流を臨む前記位置決め部材の端部は、最も前記上流側に位置する前記捕捉体の部分と面一をなすことが好ましい。
本発明によれば、捕捉体において非損傷部位を容易に特定するとともに切断位置を容易に罫書くことができる。
損傷した捕捉体を備える透過型の堰堤を下流側から見た図である。 図1に示した捕捉体の側面図であり、(a)は、図1のA−A線における側面図であり、(b)は図1のB−B線における側面図である。 非損傷部位を特定する特定治具の構成を説明するための斜視図である。 特定治具が非損傷部位において支柱に取り付けられた状態を示す図である。 図4に示した支柱を所定の位置において切断した断面図である。 図1に示す捕捉体を部分的に抜き出し罫書き装置を設置した状態を上流側から見た図である。 図6のC−C方向から見た図である。 罫書き装置の構成を説明するための図である。 特定治具が損傷部位において支柱に取り付けられた状態を示す図である。 支柱への罫書きの書き入れを説明するための図である。
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において、種々の形態をとりうる。
まず、図1を用いて堰堤1の構成について説明する。堰堤1は、その底部が地盤に埋設されており、河川を横切るように河川の幅方向に沿って延在するように構築されている。堰堤1は、例えば、コンクリート又はソイルセメントによって構築されている。なお、堰堤1において、河川の上流側又は下流側に面する壁面を、複数の鋼製セグメントを連結することにより形成された鋼板壁とし、その内部にコンクリートやソイルセメントを充填してもよい。
堰堤1は、いわゆる透過型の堰堤であり、河川の上流から流れてくる流水を通す透過部2と、透過部2に設けられて流水を通すとともに土石及び流木を捕捉する捕捉体3とを備える。
捕捉体3は、複数の支柱31と、支柱31の間を延在する複数の梁32とを有する。
支柱31は、例えば鋼管から形成されており、堰堤1の延在方向に沿って所定の間隔をおいて透過部2の底部に立設されている。支柱31は、図2(a)に示すように、上流側に立設された上流側支柱31aと、下流側に立設された下流側支柱31bとを有する。上流側支柱31a及び下流側支柱31bは互いに連結されている。上流側支柱31aは、上流側から下流側へ向かって斜め上方に延在し、下流側支柱31bは、下流側から上流側に向かって斜め上方に延在している。
図1に示すように、堰堤1の捕捉体3の支柱31及び梁32は、想定外の礫径を有する大きな岩石Rが衝突して一部、変形又は損傷している。変形や破損した捕捉体3の損傷部位DPについては取り除く必要がある。損傷部位DPと交換して損傷部位DPを補完する交換部材は、支柱31及び梁32の形状が健全状態を保つ部位、つまり、非損傷部位において取り付ける必要がある。
<捕捉体の非損傷部位における切断位置の罫書き方法>
ここで、図3〜図10を用いて、捕捉体3の非損傷部位に切断位置Cpに罫書く方法について説明する。切断位置Cpの罫書き方法には、捕捉体3の所定部位、例えば、支柱31及び梁32に非損傷部位を特定する方法が含まれる。
なお、以下では捕捉体3の上流側支柱31aにおける切断位置Cpの罫書き方法について説明する。まず、非損傷部位の特定方法において使用する非損傷部位の特定治具5、及び非損傷部位における切断位置の罫書き方法において使用される罫書き装置8について説明する。
[特定治具]
非損傷部位の特定には、図3及び図4に示す、非損傷部位の位置を特定する特定治具5が用いられる。説明の便宜上、まず、特定治具5の構成について説明する。
図3(a)及び図4に示すように、特定治具5は環形状を形成して、捕捉体3の上流側支柱(所定部位)31aの外周面取り巻くように形成されている。特定治具5が捕捉体3の上流側支柱31aをその外周面に沿って囲んで環形状を形成した状態、つまり、閉鎖状態を形成することができる上流側支柱31aの位置が非損傷部位であり、特定治具5が環形状を形成できない上流側支柱31aの位置は損傷部位である。
特定治具5は、金属材により略半円弧状に形成されている2枚の板状の包囲部材51,52を有する。
包囲部材51,52の一端部51a,52a同士は、互いに相対的に旋回自在に連結されている。具体的には、包囲部材51,52の一端部51a,52a同士は、金属材により形成された平面視略矩形の連結板(連結部材)53により、連結板53の平面上において相対的に旋回自在に互いに連結されている。
なお、説明の便宜上、連結板53が取り付けられていない包囲部材51,52の面をそれぞれ「表面51b,52b」、連結板53が取り付けられている包囲部材51,52の面をそれぞれ「裏面51c,52c」とする。
包囲部材51,52は、裏面51c,52cにおいて連結板53を介して互いに連結されている。連結板53は、包囲部材51に対しては裏面51c側で、例えば、溶接により固定されている。また、連結板53は、包囲部材52に対して裏面52c側で、例えば、ピン等の軸部材Sにより取り付けられている。軸部材Sは、包囲部材52及び連結板53を厚さ方向に貫通している。包囲部材52は、軸部材Sを中心にして包囲部材51に対して相対的に旋回する。
連結板53上において互いに向かい合う両包囲部材51,52の一端部51a,52a側の角部は丸みを帯びて形成されたR部51r,52rを有する。
包囲部材51,52の他端部51d,52d同士は、各裏面51c,52c側に設けられた接触板54を介して互いに接触するようになっている。接触板54は、包囲部材51に対しては裏面51c側で、例えば、溶接により固定されている。図3(b)に示すように、包囲部材52の他端部52dは、その裏面52cで接触板54に対して接触するようになっており、包囲部材52を旋回させた場合には、接触板54から離れるようになっている。
また、包囲部材52の他端部52dには厚さ方向に貫通する孔52eが形成されている。さらに、特定治具5の閉鎖状態において孔52eに対応する接触板54の位置にも、接触板54を厚さ方向に貫通する孔54aが形成されている。包囲部材52の孔52e及び接触板54の孔54aを整合させて、例えば、ピン部材等を挿入することで特定治具5の閉鎖状態が維持される。
各包囲部材51,52の裏面51c,52cには、当該裏面51c,52cに対して垂直に立設した2つの立設板(立設部材)55が設けられている。立設板55は、金属材により略矩形に形成されていて、裏面51c,52cに対して、例えば、溶接により取り付けられている。
図4に示すように、捕捉体3の上流側支柱31aに対してその外周面を囲むようにして特定治具5を取り付けた場合、上流側支柱31aの外周面を臨む立設板55の縁部55aが上流側支柱31aの外周面に当接するようになっている。
図3(a)に示すように、立設板55は、各包囲部材51,52の幅方向wに沿って、つまり、各包囲部材51,52の内縁部と外縁部との間にわたって延びている。立設板55は、各包囲部材51,52の延在方向に所定の間隔を置いて立設されている。包囲部材51に設けられた2つの各立設板55,55は、特定治具5の閉鎖状態において、包囲部材52に設けられた2つの各立設板55,55と対向するように配置されている。つまり、特定治具5の閉鎖状態において、包囲部材51における一の立設板55の延在方向と、包囲部材52における一の立設板55の延在方向とが略一致するように立設板55が配置されていることが好ましい。
なお、立設板55の設置個数については、2つに限定されず、1つ又は3つ以上であってもよい。
各包囲部材51,52は、それぞれの他端部51d,52d同士が接触板54を介して接触して閉鎖状態を形成した場合、表面51b,52b及び裏面51c,52cが同一平面上にあるようになっている。
図5に示すように、各包囲部材51,52が閉鎖状態を形成した場合の特定治具5の内周寸法Idは、捕捉体3の上流側支柱31aの非損傷部位における外周寸法Odよりも僅かに大きく設定されている(Id>Od)。換言すると、特定治具5の内周寸法Idは、特定治具5が上流側支柱31aの外周面に沿って囲んで閉鎖状態を形成した場合、各包囲部材51,52の内周縁部と、上流側支柱31aの非損傷部位にける外周面との間に、全周に亘って隙間Spが形成されるような寸法である。
特定治具5によって切断する必要がある全ての上流側支柱31aに特定された非損傷部位に、切断位置Cpを罫書く必要がある。切断する必要がある全ての上流側支柱31aにおける切断位置Cpは、例えば、捕捉体3の設置状態において可能な限り横一列になることが好ましい。各上流側支柱31aにおける切断位置Cpが横一列になるように上流側支柱31aに切断位置Cpを罫書くために、罫書き装置8が使用される。
図6に示すように、罫書き装置8は、切断位置Cpを上下に挟んで位置する梁32u,32dに架け渡されて切断位置Cpを位置決めする位置決め部材81と、当該位置決め部材81と協働して切断位置Cpを表す罫書きKを各上流側支柱31aに付ける罫書き部材86とを備える。
図7に示すように、位置決め部材81は、切断位置Cpを上下方向において挟んで位置する上側の梁32uと下側の梁32dとの間に架け渡される。位置決め部材81は、例えば、鋼板等の金属製の板材により形成されている。
図8(a)に示すように、位置決め部材81は、梁32uと係合する上側接触部82と、梁32dと係合する下側接触部83とを有する。位置決め部材81は、長さを二分する中心において線対称に形成されている。
上側接触部82は、上流側から梁32uに接触する正面部82aと、当該正面部82aに対して略直角をなして下流側に延び、梁32uの下面に対向する下面部82bとを有する。正面部82aと下面部82bとの間には梁32uを部分的に収容する収容部が形成されている。
正面部82aは、最も上流側にある梁32uの外周面上の点と、最も上流側にある上流側支柱31aの外周面上の点とを結んだ間隔dに略一致する幅w2を有している。
下側接触部83は、上流側から梁32dに接触する正面部83aと、当該正面部83aに対して略直角をなして下流側に延び、下側の梁32dの上面に接触する上面部83bとを有する。正面部83aと上面部83bとの間には梁32dを部分的に収容する収容部が形成されている。
正面部83aは、最も上流側にある梁32dの外周面上の点と、最も上流側にある上流側支柱31aの外周面上の点とを結んだ間隔dに略一致する幅w3を有している。
位置決め部材81の設置状態において、上流側を臨む位置決め部材81の面又は縁部は、上側接触部82から下側接触部83にわたって上流側支柱31aの外周面と面一をなしている。つまり、位置決め部材81は、上流側支柱31aの外周面に対して上流側には張り出していない。
位置決め部材81は、上側接触部82と下側接触部83との間に印Mを有する。印Mは、上流側支柱31aに切断位置Cpを設定する場合に捕捉体3の基準位置を有する又は基準部位となる梁32dから切断位置Cpまでの間隔Dに相当する位置に設けられている。具体的に印Mは、梁32dと接触する上面部83bの接触位置から間隔Dに相当する距離の位置に形成されている。
なお、印Mについては、後述するが、まず補修現場において切断位置Cpが決められた梁32dから当該切断位置Cpまでの距離を測定し、測定した距離(間隔D)に基づいて位置決め部材81に特定する(設ける)。
図6に示すように、罫書き部材86は、上側の梁32uと下側の梁32dとの間に架け渡された位置決め部材81に対して直交するように設置される直線状の部材である。罫書き部材86は、位置決め部材81の印Mの位置で位置決め部材81に設置されて、上流側支柱31aに切断位置Cpを表す罫書きKを付けるために用いられる。罫書き部材86は、例えば、公知の直線定規等であってよい。
罫書き部材86は、少なくとも2本の上流側支柱31a,31a間にわたって架け渡される長さ寸法を有している。
次に、捕捉体3の上流側支柱31aに非損傷部位を特定する方法について説明する。
まず、目視により明確に認識可能な損傷部位DP以外の上流側支柱31aの部分に、図4に示すように、特定治具5を取り付ける。
特定治具5を取り付ける位置は、切断を予定する上流側支柱31aにおける切断位置Cpであり、当該切断位置Cpは、図4に示すように下側の梁32dを当該梁32dから任意の間隔Dを置いて上流側支柱31aに仮に設定する。
包囲部材51,52の他端部51d,52d同士が離間して非閉鎖状態にある特定治具5によって、仮の切断位置Cpで上流側支柱31aを包囲部材51,52の間に挟み、包囲部材51,52の他端部51d,52d同士を接近させる。図4及び図5に示すように、包囲部材51,52の他端部51d,52d同士が接触すればその位置、つまり、梁32dから任意の間隔Dを置いた位置が上流側支柱31aにおける非損傷部位であると特定することができる。
なお、閉鎖状態にある特定治具5を、上流側支柱31aの延在方向に沿って上下に移動させて、ある程度の範囲に亘って非損傷部位が確保されていることを確認することが好ましい。
図9においては、説明の便宜上、誇張して上流側支柱31aを変形(凹み及び膨らみ)させて記載したが、仮に、目視できない程度の僅かな変形が上流側支柱31aに生じていた場合、特定治具5は閉鎖状態を形成することができない。具体的には、変形している箇所に特定治具5を設置しようとした場合、包囲部材51,52の他端部51d,52d同士が接触する前に包囲部材51,52の内周縁部の少なくとも一部が上流側支柱31aの変形箇所と接触することになり、特定治具5は閉鎖状態には到らない。
包囲部材51,52の他端部51d、52d同士を接近させても接触しない場合、つまり、特定治具5が閉鎖状態を形成できない場合(非閉鎖状態の場合)には、切断位置Cpとして仮に設定された上流側支柱31aの位置には変形が生じていることが分かり、非損傷部位としては特定できない。
切断位置Cpとして仮に設定された上流側支柱31aの位置で特定治具5が閉鎖状態を形成しない場合、切断位置Cpを新たに設定し直す必要がある。変更後の切断位置Cpにおいて特定治具5を上流側支柱31aの延在方向に沿って移動させ、包囲部材51,52の他端部51d,52d同士が接触するか否かを再度判断する。
一の上流側支柱31aにおいて非損傷部位を特定した後、隣接する他の上流側支柱31aにおいても上記切断位置Cpと同じ位置に非損傷部位が確保されているか否かを特定治具5を用いて確認する。切断を予定する全ての上流側支柱31aの切断位置Cpに非損傷部位を確保することができた場合、当該切断位置Cpを正式な切断位置Cpと決定する。
次に、切断される全ての上流側支柱31aにおいて横一列に切断位置Cpを罫書く方法について説明する。
まず、下側の梁32dから上述の切断位置Cpまでの距離(間隔D)を正確に測定する。なお、梁32dから切断位置Cpまでの距離の測定については、非損傷部位を特定する際に仮に決めた、梁32dから切断位置Cpまでの間隔Dを用いて測定に代えてもよい。いずれにしても、梁32dから切断位置Cpまでの距離は測定されている。
特定治具5により特定された上流側支柱31aの非損傷部位に罫書きKにより切断位置Cpを罫書くに当たり、間隔Dに相当する位置を位置決め部材81に印Mとして特定する。印Mは、下側の梁32dと接触する位置決め部材81の下側接触部83の上面部83bの縁部から垂直に間隔Dと同じ距離の位置に設けられる。
このような印Mを備えた位置決め部材81を、例えば、2つ用意して、梁32u,32d間に架け渡す。
図6に示すように、2つの位置決め部材81を梁32u,32d間に架け渡して立てかけた状態において、各位置決め部材81の印Mの位置で当該印Mを繋ぐようにして罫書き部材86を位置決め部材81に交差させて当該位置決め部材81に設置する。罫書き部材86は、少なくとも互いに隣り合う上流側支柱31aの間隔よりも大きな長さ寸法を有しているので、上流側支柱31aに到達している罫書き部材86の端部で上流側支柱31aの外周面に罫書きKを付けることができる。
図10(a)に示すように、罫書き装置8が取り外された後の上流側支柱31aには、切断位置Cpを表す罫書きKが残される。罫書きKが付けられた上流側支柱31aの位置に、再度、特定治具5を閉鎖状態になるように取り付ける。特定治具5の包囲部材51,52の表面51b,52bが罫書きKに整合するように特定治具5を取り付け、所定の筆記具を表面51b,52b上を沿わせるようにして上流側支柱31aの全周に亘って罫書きKを付ける。これにより、上流側支柱31aの全周面に切断位置Cpが罫書かれる。
以上のような捕捉体の非損傷部位における切断位置Cpの罫書き方法によれば、特定治具5により、捕捉体3を切断する切断位置Cpが設定される非損傷部位を正確にかつ容易に特定することができる。特定治具5の内周寸法は、捕捉体3の上流側支柱31aの設計上の外周寸法に基づいて設計されているので、上流側支柱31aに目に見えない程度の変形が生じている位置では閉鎖状態を形成することができない。つまり、特定治具5は、変形等がない上流側支柱31aの位置でしか閉鎖状態を形成しないので、上流側支柱31a上に容易に非損傷部位を特定することができる。
これにより、損傷部位DPと交換される交換部材は、変形等が存在していない捕捉体3の既設部分の非損傷部位に対して正確に固定することができる。
特定治具5は、上流側支柱31aにおける非損傷部位を特定するだけではなく、上流側支柱31aの全外周面を囲むので、切断位置Cpを示す罫書きKを上流側支柱31aの全周に容易に罫書くことができる。
特定治具5の裏面51cには複数の立設板55が互いに対向する位置関係において設けられている。閉鎖状態において特定治具5が上流側支柱31aに取り付けられた状態で若干傾いた場合には立設板55が上流側支柱31aの外周面に当接する。これにより、特定治具5が上流側支柱31aに対して過度に傾いて取り付けられることを防ぐことができる。
特定治具5においては、互いに旋回自在に取り付けられている特定治具5の包囲部材51,52の一端部51a,52a同士の角部にR部51r,52rが形成されているので、包囲部材51,52の開閉旋回時に角部が上流側支柱31aの外周面に接触して上流側支柱31aを傷つけることを防ぐことができる。
また、閉鎖状態において包囲部材51,52は、一端部51a,52a側の裏面51c,52cで連結板53により連結され、他端部51d,52dが接触板54を介して互いに接触しているので、互いの表面51b,52b及び裏面51c,52cは同一の平面上に位置するようになり、上流側支柱31aに切断位置Cpを示す罫書きKを正確に罫書くことができる。
上流側支柱31aは円形の鋼管であるため、切断位置Cpを罫書く際に必要となる基準を設けることが困難であるものの、位置決め部材81を用いることにより切断される全ての上流側支柱31a上に共通の、つまり、基準位置となる下側の梁32dから同じ距離(間隔D)にある切断位置Cpを横一列に容易に罫書くことができる。
2つの位置決め部材81を、例えば、切断する2本の上流側支柱31aの間に互いに所定の間隔をあけて設けることで、より正確な切断位置Cpを表す罫書きKを当該上流側支柱31a上に罫書くことができる。
なお、2つの位置決め部材81は、互いに平行をなすように予め所定の連結部材(図示せず。)により連結されていてもよい。これにより、位置決め部材81の設置作業が容易になる。
切断位置Cpに相当する印Mの位置で位置決め部材81に罫書き部材86を交差させて設置することで、少なくとも2つの隣り合う上流側支柱31a上に簡単に切断位置Cpを表す罫書きKを罫書くことができる。
また、位置決め部材81の設置位置は、1本の上流側支柱31aを挟むようにして設置してもよい。
<その他>
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られるものではなく、本発明の範囲を超えない範囲で適宜変更が可能である。例えば、罫書き装置8の位置決め部材81は、長手方向に伸縮自在に構成されていてもよい。さらに、位置決め部材81には印Mとして予め目盛りが形成されていてもよい。
この場合、下側の梁32dから切断位置Cpに相当する位置にある目盛りを読むことにより、位置決め部材81において間隔Dに相当する位置を簡単に特定することができる。
また、並んで設置された位置決め部材81の同じ目盛り位置で罫書き部材86を合わせることにより、隣り合う上流側支柱31aに切断位置Cpを表す罫書きKを付けることができる。
また、位置決め部材81と交差する罫書き部材86の位置にスリットが形成されていてもよい。これにより、位置決め部材81がその上流側で上流側支柱31aの外周面より突き出ている場合であっても、罫書き部材をそのスリットの位置で位置決め部材81に設置させることで、罫書き部材86は、上流側支柱31aに接触するようになり簡単に罫書きKを切断位置Cpに罫書くことができる。
なお、罫書き部材86としては直線定規だけに限られず、水糸等を用いることもできる。
なお、下流側支柱31bにおける切断位置は、当該下流側支柱31bに設けられているフランジF(図2参照。)を基準にして決定することができ、梁32における切断位置は、当該梁32に設けられているフランジF(図6参照。)を基準にして決定することができる。
1 堰堤
3 捕捉体
31 支柱(所定部位)
31a 上流側支柱
31b 下流側支柱
32 梁(所定部位)
32u 上側の梁
32d 下側の梁(基準位置)
5 特定治具(治具)
51,52 包囲部材
51a,52a 一端部
51d,52d 他端部
51r,52r R部
53 連結板(連結部材)
54 接触板
55 立設板(立設部材)
8 罫書き装置
81 位置決め部材
82 上側接触部
83 下側接触部
86 罫書き部材
Cp 切断位置
K 罫書き

Claims (8)

  1. 支柱と梁とを備え、河川の上流から流れてくる流水を通すとともに土石及び流木を捕捉する捕捉体の非損傷部位を特定する特定方法であって、
    前記捕捉体の所定部位の外周面に、閉鎖状態において前記非損傷部位の外周面の外周寸法よりも大きな内周寸法を有する治具を前記所定部位を囲むように取り付け、
    前記治具の端部同士が接触して前記閉鎖状態を形成する前記所定部位を前記非損傷部位として特定する
    ことを特徴とする非損傷部位の特定方法。
  2. 前記所定部位を前記支柱に設定することを特徴とする請求項1に記載の非損傷部位の特定方法。
  3. 前記捕捉体は複数の前記支柱を備え、前記非損傷部位を複数の前記支柱に特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の非損傷部位の特定方法。
  4. 支柱と梁とを備え、河川の上流から流れてくる流水を通すとともに土石及び流木を捕捉する捕捉体の非損傷部位の特定治具であって、
    少なくとも一端部同士が接近及び離間自在であり、
    前記非損傷部位において前記捕捉体を外周面に沿って囲む場合に前記少なくとも一端部同士が接触した閉鎖状態を形成する一方で、前記捕捉体の損傷部位において前記捕捉体を外周面に沿って囲む場合に前記少なくとも一端部同士が離間した非閉鎖状態を形成する内周寸法を有する
    ことを特徴とする非損傷部位の特定治具。
  5. 前記閉鎖状態において互いに対向する位置で立設された少なくとも2つの立設部材を備えることを特徴とする請求項に記載の非損傷部位の特定治具。
  6. 互いに異なる側から前記捕捉体を囲む複数の包囲部材を有し、
    前記接近及び離間自在な端部以外の端部は、互いに相対的に旋回自在に連結されていることを特徴とする請求項又はに記載の非損傷部位の特定治具。
  7. 互いに旋回自在に連結されている前記包囲部材の前記端部はそれぞれ、該包囲部材が前記捕捉体を囲んだ状態で同じ側を臨む面で連結部材により互いに連結されていることを特徴とする請求項に記載の非損傷部位の特定治具。
  8. 互いに旋回自在に連結されている前記包囲部材の前記端部における少なくとも内周縁部側の角部は、R部を有していることを特徴とする請求項又はに記載の非損傷部位の特定治具。
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