JP6917630B2 - 収容ボックスの施錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収容ボックスの開閉可能な扉を施錠する施錠装置に関する。
従来、収容ボックスの開閉可能な扉を施錠する施錠装置は公知である。例えば、特許文献1には、一戸建て住宅の宅配ボックスやマンション等の集合ポスト等に用いられる施錠装置が開示されている。
特許文献1に開示されている施錠装置は、収容ボックスの扉に取り付けられる電気錠であって、0〜9までのテンキーと、入力キーと、設定キーとを有している錠を操作する回転式のつまみを備えている。
特開2008−150880号公報
特許文献1に開示されている施錠装置は、住人の不在時において、宅配業者や郵便配達員等の操作者が、収容ボックスに荷物を入れた後、扉を閉じ、回転式のつまみを「開」から「閉」に回す操作をし、設定キーを押して4桁の暗証番号をテンキーで設定する。その後、入力キーを押すことによって収容ボックスを施錠することができる。
荷物が収容ボックスに収容された後、帰宅した住人が入力キーを押して、暗証番号4桁の数字を押した後に、もう一度入力キーを押すことによって解錠され、回転式のつまみを操作することで扉を開けることができる。
この施錠装置では、鍵による施錠のみならず、暗証番号を使用した施錠機構を備えることによって、安全に荷物を収容ボックスの内部に収容することができる。
この施錠装置では、施錠から解錠までの過程において、解錠をするため住人に暗証番号をメモ等で知らせる必要があるため手間がかかる。また、この施錠装置が電気錠であるため、電源を必要とするとともに、演算処理部やテンキー等を構成する電気部品を必要とし、このため、内部構造が複雑となって製造コストが高くなるおそれがある。
本発明は、施錠から解錠までに手間がかからず、電気部品を必要としない安価な施錠装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、横方向、上下方向および前後方向を有し、筐体と前記筐体に対して開閉自在な扉とを備える収容ボックスの施錠装置を対象とする。
本発明に係る施錠装置は、前記筐体のラッチ受け部に対して進出および退行が可能であって、前記ラッチ受け部に進出した状態では、前記筐体に対する前記扉の開操作が規制される一方、前記ラッチ受け部から退行した状態では、前記筐体に対する前記扉の開操作が許容されるラッチと、操作によって、前記ラッチ受け部に進入したラッチを退行させるための第1レバーと、前記ラッチ受け部から退行した前記ラッチが移動するのを規制する移動規制手段と、操作によって、前記移動規制手段による前記ラッチの移動規制を解除する第2レバーと、前記第1レバーを移動させるための錠機構とを備え、前記第1レバーおよび前記第2レバーは、装置本体の後面側に位置し、前記第2レバーは、前記上下方向における上方へ凸となるように屈曲した部分を有し、前記第2レバーは、前記横方向および前記上下方向に対してそれぞれ傾斜する第1および第2傾斜部分を有し、前記第1および第2傾斜部分によって、前記第1傾斜部分の一方の端部と前記第2傾斜部分の一方の端部とが交差する部分が上方となり、前記第1傾斜部分の他方の端部および前記第2傾斜部分の他方の端部が下方となって、前記屈曲した部分が画成され、前記屈曲した部分は、操作者が指を入れるための操作用凹部である
本発明に係る施錠装置によれば、機械的な構成によって扉の施錠および解錠を行うことができる。よって、電気部品を必要とせず、構成を簡単にし、安価な施錠装置を提供することができる。しかも、施錠装置を解錠するとき、暗証番号を記載したメモ等を必要としないため手間がかかることもない。加えて、第2レバーは、上下方向における上方へ凸となるように屈曲した部分を有するため、操作者が容易に第2レバーを操作することができる。
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係る施錠装置を用いた収容ボックスを正面側から視た斜視図。 施錠装置を取り付けた扉を背面側から視た斜視図。 ラッチが装置本体の内部から最も突出した状態の施錠装置を正面側から視た斜視図。 ラッチが装置本体の内部に最も退行した状態の施錠装置の正面図。 ラッチが装置本体の内部から最も突出した状態の施錠装置の背面図。 施錠装置の分解組立図。 施錠装置の作用を示す説明図。 施錠装置の作用を示す説明図。 施錠装置の作用を示す説明図。
添付の図面を参照し、本発明に係る収容ボックスの施錠装置の詳細を説明すると、以下のとおりである。また、以下の実施形態は、本発明の欠くことのできない要件を含む他に、選択的に採用することのできる要件及び適宜に組み合わせることのできる要件を含んでいる。
施錠装置10を用いる収容ボックス1は、図1および図2に示すように、筐体2と、ヒンジ4を介して筐体2に開閉自在に取り付けられた扉3とを有している。施錠装置10は、扉3の背面5に取り付けてある。
収容ボックス1は、一戸建て住宅の宅配ボックス、およびアパート、マンション等の集合ポストに使用される。
収容ボックス1および施錠装置10は、横方向Xと、上下方向Yと、前後方向Zとを有している。施錠装置10は、ケース20と、ケース20の後方側に位置する蓋体30と、横方向Xへのみ移動可能な第1移動部材40と、上下方向Yへのみ移動可能な第2移動部材50と、錠機構60とを有している。ケース20と蓋体30とによって、内部に収容空間を有する箱型形状の装置本体11が画成される。
ケース20は、図3〜図6に示すように、前壁部21、本体上壁部22、第1側壁部23および第2側壁部24を有し、正面視における水平線と平行な線における断形状が逆U字状であり、ステンレス等の金属で形成してある。
前壁部21は、横方向Xの寸法を2等分する縦中心線Pを有し、例えば、矩形状の表示窓25を上方に有し、表示窓25の下方に錠機構60を挿入するための挿入孔26を有している(図4参照)。表示窓25および挿入孔26は、前壁部21を貫通している。なお、本実施形態で示す施錠装置10は、オプションとして、表示窓25を覆うカバー29を有している。カバー29は、ポリカーボネート等の合成樹脂で形成してある。
第1側壁部23および第2側壁部24は、第1移動部材40を挿通可能な第1切欠部23aおよび第2切欠部24aをそれぞれ有している。
蓋体30は、後壁部31、蓋体上壁部32、第3側壁部33および第4側壁部34を有し、正面視における水平線と平行な線における断形状がU字状であり、ステンレス等の金属で形成してある。蓋体30における蓋体上壁部32と第3側壁部33と第4側壁部34とによって画成される空間に、ケース20が入るように、第3側壁部33および第4側壁部34の内面の横方向Xの離隔寸法が、ケース20における第1側壁部23および第2側壁部24の外面の横方向Xの離隔寸法よりも小さい。
後壁部31の下端部分31aは、第1レバー61が移動するための空間を確保するため、両側部位31bが下方へ向けて突出する一方、両側部位31bから縦中心線Pに近接するに従って突出長さが徐々に減少する凹状(円弧状)に形成してある。
後壁部31は、前後方向Zにおいて後壁部31を貫通する第1透孔35と、第1透孔35の上方に位置して後壁部31を貫通する第2透孔36とを有している。
第1透孔35は矩形状に形成してある。第2透孔36は、五角形状に形成してある。より具体的に説明すると、第2透孔36は、上下方向Yへ直状に延び、互いに対向する第1直状部分36aおよび第2直状部分36bと、第1直状部分36aの下端と第2直状部分36bの下端とを連結して横方向Xへ直状に延びる第3直状部分36cと、第1直状部分36aの上端から横方向Xおよび上下方向Yに対してそれぞれ傾斜する態様で直状に延びる第4直状部分36dと、第2直状部分36bの上端から横方向Xおよび上下方向Yに対してそれぞれ傾斜する態様で直状に延びる第5直状部分36eとによって五角状に形成してある。第2透孔36が上方を示す矢印のような形状であるため、郵便・宅配業者等の操作者が第2レバー52を操作するとき、第2レバー52を操作する方向を容易に理解することができる。
第3側壁部33および第4側壁部34は、第1移動部材40を挿通可能な第3切欠部33aおよび第4切欠部34aをそれぞれ有している。
ケース20および蓋体30は、例えば、蓋体30が貫通孔30aを有する一方、ケース20がネジ孔20aを有し、先端を貫通孔30aに通したネジ39をネジ孔20aに螺合することによってケース20に蓋体30を取り付けてある。
蓋体上壁部32は、本体上壁部22の上方に位置する上壁本体部分32aと、上壁本体部分32aの前端側から上方へ向けて延出する蓋体延出部分32bを有している。蓋体延出部分32bは、自身を貫通する取付孔32cを有している一方、扉3の背面側は、取付用ネジ孔(不図示)を有している。そして、先端を取付孔32cに通したネジ(不図示)を取付用ネジ孔に螺合することによって施錠装置10を扉3に取り付けてある。
第1移動部材40は、横方向Xの両端部が、第1側壁部23、第2側壁部24、第3側壁部33および第4側壁部34から横方向Xの外方へ延出する横長であって、ポリアセタール等の合成樹脂で形成してある。第1移動部材40の横方向Xの一端には、収容ボックス1の筐体2の扉枠2bに位置する凹状のラッチ受け部2aに進入および退出可能なラッチ41が位置している。
装置本体11に対する第1移動部材40の移動によって、装置本体11に対するラッチ41の突出寸法が変化する。ラッチ41の突出寸法は、突出部42が、第1透孔35の内部を移動可能な距離と同一である。図5において実線で示すように、突出部42が第1透孔35の一方の側縁35aに近接接触した状態では、ラッチ41が装置本体11から最も突出する一方、図5において仮想線で示すように、突出部42が第1透孔35の他方の側縁35bに近接接触した状態では、ラッチ41が装置本体11の内部に最も退行し、ラッチ41は、これらの間を横方向Xへ移動可能である。
第1移動部材40の横方向Xの中央部近傍には、後面側からさらに後方へ向けて突出し、ラッチ受け部2aに進入したラッチ41を退行させるための第1レバー61の旋回操作力をラッチ41に伝達する突出部42を形成してある。
第1移動部材40は、係合凹部71と係合凸部72との係合が解除された状態を維持するため、係合凸部72の先端に接触する接触部43を有している。接触部43は、第1移動部材40の上端部において、楕円状の孔である係合凹部71の縁部から、第1移動部材40の両側まで横方向Xへ延びるように形成してある。
第2移動部材50は、ケース20の内部に位置する直方体状のベース部分51と、ベース部分51の後面において、さらに後方側へ向けて突出し、操作によって移動規制手段70によるラッチ41の移動規制を解除する第2レバー52とを有している。第2移動部材50は、アクリロニトリル等の合成樹脂で形成してある。ベース部分51の前面側は、第1表示部分53および第2表示部分54を有し(図4参照)、第1表示部分53および第2表示部分54のいずれか一方が、表示窓25から露出する。
第1表示部分53は、ラッチ41の基端が装置本体11から突出した状態において、表示窓25から露出するものである。第1表示部分53は、矩形状で全体が赤色であり、「使用中」と記載してある。
第2表示部分54は、ラッチ41の基端が装置本体11から突出状態において、表示窓25から露出するものである。第2表示部分54は、矩形状で全体が緑色であり、「預入可」と記載してある。
突出部42は、第1透孔35を通じて後壁部31から後方側へ突出している。第2レバー52は、第2透孔36を通じて後壁部31から後方側へ突出している。よって、突出部42および第2レバー52は、装置本体11の後面側に位置している。
突出部42は、直方体状に形成してあり、第2レバー52は、横方向Xおよび上下方向Yに対してそれぞれ傾斜する直状の第1傾斜部分52aと第2傾斜部分52bを有し、第1および第2傾斜部分52a,52bによって、第1傾斜部分52aの一方の端部と第2傾斜部分52bの一方の端部とが交差する部分が上方となり、第1傾斜部分52aの他方の端部および第2傾斜部分52bの他方の端部が下方となって、操作用凹部である屈曲した部分52cが画成されている。操作用凹部である屈曲した部分52cは、第2レバー52を操作する際に、操作者の指を入れるためのものである。換言すれば、第2レバー52は、上下方向Yにおける上方へ凸となるように屈曲した部分52cである操作用凹部を有している。また、第2レバー52が上方を示す矢印のような形状であるため、郵便・宅配業者等の操作者が第2レバー52を操作するとき、第2レバー52を操作する方向を容易に理解することができる。しかも、ベース部分51の後面側から後方へ突出する長さを大きくしてあるため、操作者が軍手や手袋を着用した状態であっても、指を屈曲した部分52cに入れることができる。また、屈曲した部分52cが、上記のような形状であって、操作をするための指を挿入することが可能であるから、突出部42を第2レバー52の下方に隣接して配置することができ、施錠装置10の上下方向Yの寸法が大きくなることを防止することができる。
図5に示すように、直状の第1傾斜部分52aと直状の第2傾斜部分52bとによって形成される角のうち、180度よりも小さい方の角度θは、例えば120度である。郵便宅配業者等の操作者が、軍手や手袋を着用した指を入れて操作することを考慮すると、角度θは、110〜130度が好ましい。
第2移動部材50は、装置本体11の内部において上下方向Yへ移動可能であり、装置本体11に対する第2移動部材50の移動によって、表示窓25に対する第1および第2表示部53,54の位置が変化するとともに、第2透孔36に対する第2レバー52の位置が変化する。より具体的には、第2移動部材50が最も上方へ移動した状態では、表示窓25から第1表示部53が露出するとともに(図4参照)、図5において実線で示すように第2レバー52が最も上方に位置している一方、第2移動部材50が最も下方へ移動した状態では、表示窓25から第2表示部54が露出するとともに(図4参照)、図5において仮想線で示すように第2レバー52は最も下方に位置し、第2レバー52は、これらの位置の間を上下方向Yへ移動可能である。
第1移動部材40と第2移動部材50との間には、ラッチ41を有する第1移動部材40の横方向Xへの移動を規制する移動規制手段70を設けてある。移動規制手段70は、例えば、第1移動部材40に形成された係合凹部71と、第2移動部材50に形成された係合凸部72で画成されている。係合凹部71は、水平線と平行な線における断面形状が楕円であって、上下方向Yへ延びる孔である。係合凸部72は、係合凹部71に挿入可能であって、上下方向Yへ延びる棒状(円柱状)に形成してある。
係合凹部71と係合凸部72とが係合した状態では、第1移動部材40の横方向Xへの移動が規制される。この状態から第2移動部材50を下方から上方へ上下方向Yへ移動させると、係合凹部71と係合凸部72との係合が解除され、第1移動部材40の横方向Xへの移動が許容される。
装置本体11と第1移動部材40との間には、第1移動部材40を横方向Xの一方(装置本体11からラッチ41が突出する方向)へ付勢する第1付勢部材12を設けてある。第1付勢部材12は、例えば、円筒状の圧縮コイルバネであって、ステンレス等の金属で形成してある。
装置本体11と第2移動部材50との間には、第2移動部材50を上下方向Yの下方(解除された係合凹部71と係合凸部72とを係合する方向)へ付勢する第2付勢部材13を設けてある。第2付勢部材13は、例えば、円筒状の圧縮コイルバネであって、ステンレス等の金属で形成してある。
錠機構60は、第1レバー61と、鍵孔62を有する錠本体63と、鍵64とを備え、鍵孔62に鍵64を挿入した状態で、鍵64を旋回させると、鍵64の旋回とともに第1レバー61が旋回するものである。換言すれば、錠機構60は、第1レバー61を旋回移動させるための機構を有している。鍵64は、例えば、住人のみが所有している。
錠本体63は、鍵孔62およびフランジ部分を有する前面部65と、前面部65から後方へ延びる円筒状部66と、円筒状部66から後方へ延び、鍵64の旋回とともに回転する回転体67とを有する。回転体67は円柱状であり、回転体67の径方向の寸法が、円筒状部66の径方向の寸法よりも小さい。円筒状部66および回転体67は、横方向Xの両側に位置する平坦な面状部分が互いに対向するように配置してある。円筒状部66および回転体67の外周面には、ネジ溝が形成されている。前面部65のフランジを前壁部21の挿入孔26の開口縁部に接触させた状態で、内周面にネジ溝を有する六角ナット68を、円筒状部66の外周面のネジ溝に螺合させて、錠本体63をケース20に取り付けてある。
回転体67の後端部には、ナット69を介して第1レバー61を取り付けてある。第1レバー61は、円形の貫通孔を有する基部61aと、基部61aの周縁から径外方向へ延びる第1延出部分61bと、第1延出部分61bの先端箇所において、前方から後方へ延びる第2延出部分61cと、第2延出部分61cの先端箇所から径外方向へ延びる第3延出部分61dとを有し、ステンレス等の金属で形成してある。第1レバー61を錠本体63に取り付けた状態では、第1レバー61は、装置本体11の背面側に位置する。
鍵64の旋回操作によって、第1レバー61が錠本体63の軸心63xを中心に旋回する。より具体的に説明すると、図5の実線で示すように、図5中、第1レバー61が最も時計回りに旋回した第1位置と、図5中、第1レバー61が最も反時計回りに旋回した第2位置との間を第1レバー61は旋回移動する。このような第1レバーの旋回移動領域の内部に突出部42が配置してあって、鍵64の旋回操作によって、第1移動部材40の突出部42を押圧することが可能である。
上述した施錠装置10の説明を換言すれば、施錠装置10は、収容ボックス1の筐体2の扉枠2bに位置する凹状のラッチ受け部2aに進入および退出可能なラッチ41と、鍵64の旋回操作によって、ラッチ受け部2aに進入したラッチ41を退行させための第1レバー61と、ラッチ受け部2aから退行したラッチ41が移動するのを規制する移動規制手段70と、操作者の操作によって、移動規制手段70によるラッチ41の移動を解除する第2レバー52と、第1レバー61を移動させるための錠機構60とを備えている。
収容ボックス1および施錠装置10は、例えば、以下のようにして使用する。初期状態では、筐体2に対して扉3が閉じており、表示窓25から第2表示部54が露出し(すなわち、表示窓25から「預入可」と表示されている)、第1レバー61は、図5において実線で示す第2位置に位置し、突出部42は、図5において仮想線で示す位置にあり、第2レバー52は図5において仮想線で示す下方に位置している。この初期状態では、第2付勢部材13の付勢力によって、係合凹部71と係合凸部72とが係合し、これによって、移動規制手段70によって、第1移動部材40の横方向Xの移動が規制されている。さらに、この初期状態では、図5に示すように、第1付勢部材12の付勢力に抗して、装置本体11の内部にラッチ41の基端が退行し、第2付勢部材13の付勢力によって、第2レバー52が最も下方に位置している。
この初期状態では、ラッチ41の基端が装置本体11の内部に退行しているため、ラッチ41とラッチ受け部2aとの係合が解除され、筐体2に対して扉3を開くことが許容されている。
この初期状態から、先ず、荷物をもった郵便・宅配業者が、筐体2に対して扉3を開き、収容ボックス1の内部に荷物を入れ、その後、扉3を開いた状態で、郵便・宅配業者が、屈曲した部分52cに指を入れ、第2付勢部材13の付勢力に抗して第2レバー52を上方へ移動させる。
図5中、実線で示すように、第2レバー52が上方に移動すると、係合凹部71と係合凸部72との係合が解除され、第1移動部材40は第1付勢部材12の付勢力によって横方向Xへ移動し、図5において実線で示すように、装置本体11の内部からラッチ41の基端が突出し、係合凸部72は接触部43に接触し、第2移動部材50の下方への移動が阻止され、表示窓25から第1表示部53が露出する。このため、表示窓25には、第1表示部53の「使用中」が表示される。
その後、郵便・宅配業者が、筐体2に対して扉3を閉める方向へ移動させる。すると、図7に示すように、ラッチ41の先端が筐体2の扉枠2bに接触する。この状態から扉3をさらに閉める方向(図7中、矢印C1で示す方向)へ移動させると、第1付勢手段12の付勢力に抗して第1移動部材40が横方向Xの一方(図7中、矢印P1で示す方向右方)へ移動し、装置本体11の内部にラッチ41の基端が退行する。
その後、図8に示すように、ラッチ41の先端が扉枠2bに接触した状態となっても、係合凸部72の先端が接触部43に接触して係合凸部72と係合凹部71と係合することがない。換言すれば、この施錠装置10において、係合凸部71と係合凹部72との係合は、筐体2に対する扉3の開閉によっては係合しないように、装置本体11に対するラッチ41の突出長さを設定してある。このため、ラッチ41の先端が扉枠2bを乗り超え、図9に示すように、ラッチ41と扉枠2bのラッチ受け部2aとが係合すると、第1付勢部材12の付勢力によって、ラッチ41が装置本体11から最も突出した状態に復帰する。
この状態では、ラッチ41がラッチ受け部2aに係合するため、筐体2に対して扉3を開くことが規制される。よって、第三者は、筐体2に対して扉3を開くことができないため、第三者が、収容ボックス1の内部の荷物を取り出すことはできない。
その後、帰宅した住人が鍵孔62に鍵64を挿入した後、鍵64を旋回操作すると、第1レバー61が図5において実線で示す第1位置から図5中、反時計回りに旋回し、突出部42に接触する。その後、住人が鍵64の旋回を継続すると、その旋回操作によって第1レバー61を介して突出部42が押圧され、第1移動部材40が図5中、左方へ移動して、ラッチ41の基端が装置本体11の内部に退行する。その後、住人のさらなる鍵64の旋回操作により、突出部42が図5中、仮想線で示す位置まで移動すると、係合凹部71と係合凸部72とが係合するとともに、第2付勢部材13の付勢力によって、第2移動部材50が下方へ移動し、移動規制手段70によって、ラッチ41を含む第1移動部材40の横方向Xの移動が規制され、ラッチ41の基端が装置本体11の内部に収容され、ラッチ41とラッチ受け部2aとの係合が解除された状態となる。
この状態では、ラッチ41とラッチ受け部2aとの係合が解除されているため、筐体2に対して扉3を開くことが許容される。よって、住人が扉3を手前に引けば、筐体2に対して扉3が開き、収容ボックス1の内部から荷物を取り出すことができる。
また、住人の鍵64の操作によって、施錠装置10が初期状態に復帰し、表示窓25から第2表示部54が露出する。
この施錠装置10によれば、筐体2のラッチ受け部2aに対して進出および退行が可能であって、ラッチ受け部2aに進出した状態では、筐体2に対する扉3の開操作が規制される一方、ラッチ受け部2aから退行した状態では、筐体2に対する扉3の開操作が許容されるラッチ41と、操作によって、ラッチ受け部2aに進入したラッチ41を退行させるための第1レバー61と、ラッチ受け部2aから退行したラッチ41が移動するのを規制する移動規制手段70と、操作によって、移動規制手段70によるラッチ41の移動規制を解除する第2レバー52と、第1レバー61を移動させるための錠機構60とを備えている。このため、機械的な構成によって扉3の施錠および解錠を行うことができる。よって、電気部品を必要とせず、構成を簡単にし、安価な施錠装置10を提供することができる。しかも、施錠装置10を解錠するとき、暗証番号を記載したメモ等を必要としないため手間がかかることもない。加えて、第2レバー52は、上下方向Yにおける上方へ凸となるように屈曲した部分52cを有するため、操作者が容易に第2レバー52を操作することができる。
加えて、第2レバー52は、横方向Xおよび上下方向Yに対してそれぞれ傾斜する第1および第2傾斜部分52a,52bを有し、第1および第2傾斜部分52a,52bによって、第1傾斜部分52aの一方の端部と第2傾斜部分52bの一方の端部とが交差する部分が上方となり、第1傾斜部分52aの他方の端部および第2傾斜部分52bの他方の端部が下方となって、屈曲した部分52cが画成される。第2レバー52が上方を示す矢印のような形状であるため、郵便・宅配業者等の操作者が第2レバー52を操作するとき、第2レバー52を操作する方向を容易に理解することができる。さらに、第2レバー52と突出部42とを隣接するように配置しても、第2レバー52が上記のような形状を有することによって、操作者の指を入れるための空間が確保されるため、施錠装置10の上下方向Yの寸法を小さくすることができる。
また、装置本体11は、第1表示部53および第2表示部54と、第1および第2表示部53,54のいずれか一方を露出する表示窓25を有し、ラッチ41がラッチ受け部2aに進入した状態では表示窓25から第1表示部53が露出する一方、ラッチ41がラッチ受け部2aから退行した状態では表示窓25から第2表示部54が露出する。よって、外部から施錠装置がどのような状態であるかが一見して分かる。
さらに、装置本体11は、ケース20と蓋体30とを有し、錠機構60は、ケース20に取り付けてあり、蓋体30の後壁部31の下端部31aは、両側部位31bが下方へ向けて突出する一方、両側部位31bから縦中心線Pに近接するに従って突出長さが徐々に減少する凹状に形成してある。このため、装置本体11の上下方向Yの寸法を小さくすることができる。
また、錠機構60における鍵64の旋回操作力を、第1レバー61を介してラッチ41に伝達する突出部42を、装置本体11の後面側に配置してある。第1および第2レバー52,61と突出部42とを装置本体11の後面側に配置してあるため、第1および第2レバー52,61が不必要に長くなるのを防止することができる。
さらに、施錠装置10は、ケース20と、蓋体30と、第1移動部材40と、第2移動部材50と、錠機構60とによって形成してあるため、部品点数を減少し、組立を簡単にすることができる。
また、第2移動部材50のベース部分51は直方体状である一方、第2透孔36は、上下方向Yへ直状に延び、互いに対向する第1直状部分36aおよび第2直状部分36bと、第1直状部分36aの下端と第2直状部分の下端とを連結して横方向Xへ直状に延びる第3直状部分36cと、第1直状部分36aの上端から横方向Xおよび上下方向Yに対してそれぞれ傾斜する態様で直状に延びる第4直状部分36dと、第2直状部分36bの上端から横方向Xおよび上下方向Yに対してそれぞれ傾斜する態様で直状に延びる第5直状部分36eとによって五角状に形成してある。このため、第2移動部材50を下方へ位置させた状態では、第2透孔36における第4直状部分36dと第5直状部分36eとの間から、装置本体11の内部空間を視ることができるとともに、第2付勢部材13を配置してあるか否かを確認することができる。
なお、上述した収容ボックス1の大きさおよび形状は、収容ボックス1に入れる荷物の大きさおよび形状に応じて適宜変更することが可能である。
また、上述した実施形態には、第1移動部材40を下方に配置する一方、第2移動部材50を第1移動部材の上方に配置する例で説明した。しかし、この発明はそれに限られず、上下方向Yにおける上方と下方とを反対にし、第1移動部材40を下方に配置する一方、第2移動部材50を第1移動部材40の上方に配置することもできる。この場合、第1移動部材40は、横方向Xにのみ移動可能であるため、配置変更の影響を受けず、第2移動部材50は、上下方向Yにのみ移動可能であるが、第2移動部材50と装置本体11との間には第2付勢部材13を配置してあって、第2移動部材50を所要の方向へ付勢してあるため、第2移動部材50も配置変更の影響を受けることはない。
また、第1移動部材40は、横方向Xへ延びる直方体状に形成してあり、横方向Xの両端は、装置本体11の両側からそれぞれ突出するとともに、装置本体11を構成するケース20および蓋体30は、上下方向Yの位置が同一となる切欠部23a,24a,33a,34aをそれぞれ有しているため、第1移動部材40は、図5中の左側と、右側とを反対にして配置することが可能である。このため、扉枠2bの位置に応じて、ラッチ41の位置を変更することが可能である。
これまでに説明した本発明は、少なくとも以下のように整理することができる。
横方向X、上下方向Yおよび前後方向Zを有し、筐体2と筐体2に対して開閉自在な扉3とを備える収容ボックス1の施錠装置10において、筐体2のラッチ受け部2aに対して進出および退行が可能であって、ラッチ受け部2aに進出した状態では、筐体2に対する扉3の開操作が規制される一方、ラッチ受け部2aから退行した状態では、筐体2に対する扉3の開操作が許容されるラッチ41と、操作によって、ラッチ受け部2aに進入したラッチ41を退行させるための第1レバー61と、ラッチ受け部2aから退行したラッチ41が移動するのを規制する移動規制手段70と、操作によって、移動規制手段70によるラッチ41の移動規制を解除する第2レバー52と、第1レバー61を移動させるための錠機構60とを備え、第1レバー61および第2レバー52は、装置本体11の後面側に位置し、第2レバー52は、上下方向Yにおける上方へ凸となるように屈曲した部分52cを有する。
また、本発明には、少なくとも以下の実施態様がある。
)装置本体11は、第1表示部53および第2表示部54と、第1および第2表示部53,54のいずれか一方を露出する表示窓25を有し、ラッチ41がラッチ受け部2aに進入した状態では表示窓25から第1表示部53が露出する一方、ラッチ41がラッチ受け部2aから退行した状態では表示窓25から第2表示部54が露出する。
)装置本体11は、ケース20と蓋体30とを有し、錠機構60は、ケース20に取り付けてあり、蓋体30の後壁部31の下端部31aは、両側部位31bが下方へ向けて突出する一方、両側部位31bから縦中心線Pに近接するに従って突出長さが徐々に減少する凹状に形成してある。
)錠機構60における鍵64の旋回操作力を、第1レバー61を介してラッチ41に伝達する突出部42を、装置本体11の後面側に配置してある。
1 収容ボックス
2 筐体
2a ラッチ受け部
3 扉
10 施錠装置
11 装置本体
20 ケース
25 表示窓
30 蓋体
31a 下端部
31b 両側部位
41 ラッチ
42 突出部
52 第2レバー
52a 第1傾斜部分
52b 第2傾斜部分
52c 屈曲した部分
53 第1表示部
54 第2表示部
60 錠機構
61 第1レバー
70 移動規制手段
X 横方向
Y 上下方向
Z 前後方向

Claims (4)

  1. 横方向、上下方向および前後方向を有し、筐体と前記筐体に対して開閉自在な扉とを備える収容ボックスの施錠装置において、
    前記筐体のラッチ受け部に対して進出および退行が可能であって、前記ラッチ受け部に進出した状態では、前記筐体に対する前記扉の開操作が規制される一方、前記ラッチ受け部から退行した状態では、前記筐体に対する前記扉の開操作が許容されるラッチと、
    操作によって、前記ラッチ受け部に進入したラッチを退行させるための第1レバーと、
    前記ラッチ受け部から退行した前記ラッチが移動するのを規制する移動規制手段と、
    操作によって、前記移動規制手段による前記ラッチの移動規制を解除する第2レバーと、
    前記第1レバーを移動させるための錠機構とを備え、
    前記第1レバーおよび前記第2レバーは、装置本体の後面側に位置し、
    前記第2レバーは、前記上下方向における上方へ凸となるように屈曲した部分を有し、
    前記第2レバーは、前記横方向および前記上下方向に対してそれぞれ傾斜する第1および第2傾斜部分を有し、前記第1および第2傾斜部分によって、前記第1傾斜部分の一方の端部と前記第2傾斜部分の一方の端部とが交差する部分が上方となり、前記第1傾斜部分の他方の端部および前記第2傾斜部分の他方の端部が下方となって、前記屈曲した部分が画成され、
    前記屈曲した部分は、操作者が指を入れるための操作用凹部であることを特徴とする収容ボックスの施錠装置。
  2. 前記装置本体は、第1表示部および第2表示部と、前記第1および第2表示部のいずれか一方を露出する表示窓を有し、
    前記ラッチが前記ラッチ受け部に進入した状態では前記表示窓から前記第1表示部が露出する一方、前記ラッチが前記ラッチ受け部から退行した状態では前記表示窓から前記第2表示部が露出する請求項に記載の収容ボックスの施錠装置。
  3. 前記装置本体は、ケースと蓋体とを有し、
    前記錠機構は、前記ケースに取り付けてあり、
    前記蓋体の後壁部の下端部は、両側部位が下方へ向けて突出する一方、前記両側部位から縦中心線に近接するに従って突出長さが徐々に減少する凹状に形成してある請求項1または2に記載の収容ボックスの施錠装置。
  4. 前記錠機構における鍵の旋回操作力を、前記第1レバーを介して前記ラッチに伝達する突出部を、前記装置本体の後面側に配置してある請求項1〜のいずれかに記載の収容ボックスの施錠装置。
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