JP3178364U - パチン錠 - Google Patents
パチン錠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3178364U JP3178364U JP2012003958U JP2012003958U JP3178364U JP 3178364 U JP3178364 U JP 3178364U JP 2012003958 U JP2012003958 U JP 2012003958U JP 2012003958 U JP2012003958 U JP 2012003958U JP 3178364 U JP3178364 U JP 3178364U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- opening
- closing lever
- front case
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Abstract
【解決手段】かばん類の筺体側に配設される本体部と、かばん類の蓋体側に配設される受け部とを有する。本体部は、ロック機構と、表ケースと、表ケースに立設された支持部と、該支持部に設けられた錠部と、該支持部に回転軸を介して回動自在に装着された開閉レバーと、開閉レバーに回転軸を介して回動自在に装着された係止アームとを有する。受け部は、係止アームと係合し蓋体を閉じる鉤部とを有する。ロック機構は、表ケースの裏側に位置する裏ケースに配設されたカムを有し、錠部の鍵孔に鍵が挿入され、施錠方向に回転されたとき、カムが回転し、カムに設けられている係止片部が、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部を塞ぎ、開閉レバーを施錠状態となる。
【選択図】図1
Description
なお、図4において、120は裏ケース102を表ケース101に装着するためのかしめ部であり、121は表ケース101を筺体面に取り付けるネジ穴部である。
(1)かばん類の筺体側に配設される本体部と、かばん類の蓋体側に配設される受け部とを有し、前記本体部は、表ケースと、表ケースに立設された支持部と、該支持部に設けられた錠部と、該支持部に回転軸を介して回動自在に装着された開閉レバーと、開閉レバーに回転軸を介して回動自在に装着された係止アームとを有し、一方、前記受け部は、前記係止アームと係合し蓋体を閉じる鉤部とを有してなり、前記本体部は、更にロック機構を有し、当該ロック機構は、表ケースの裏側に位置する裏ケースに配設されたカムを有し、当該カムは裏ケースに設けられた回動軸を中心にして回動するように装着されており、錠部の鍵孔に鍵が挿入され、施錠方向に回転されたとき、カムが回転し、カムに設けられている係止片部が、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部を塞ぎ、開閉レバーを施錠状態となし、一方、錠部の鍵孔に鍵が挿入され、開錠方向に回転されたとき、カムが回転し、カムに設けられている係止片部が、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部の塞ぎを解除して開錠となるようになしたことを特徴とするパチン錠。
(4)カムの上部側にカムの回動軸となる円形状嵌合部が設けられ、当該円形状嵌合部に対応する裏ケースの位置に円形状凸部が設けられており、前記した円形状嵌合部と円形状凸部とが嵌合され、カムが前記円形状嵌合部を回動軸の中心として回動するように構成されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のパチン錠。
(6)カムは、カムが回動軸を中心にして左右のいずれかの一方に回動した際、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部を塞ぐ係止片部を有し、カムが回動軸を中心にして左右のいずれかの他方に回動した際、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部の塞ぎを解除する開放切欠き部を有することを特徴とする上記(1)から(5)のいずれかに記載のパチン錠。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載のパチン錠を備えたかばん類製品。
図1は、本考案に係るパチン錠の好ましい実施形態の一例であって、かばん類に装着されるパチン錠の本体部と受け部とを別々に示した図面であり、パチン錠は、かばん類の筺体に装着される本体部11と、かばん類の蓋体に装着される受け部50とから構成されている。図1の(a−1)は、パチン錠の受け部の正面概略図を示し、(a−2)は、パチン錠の本体部の正面概略図を示し、(b−1)は、前記受け部の側面概略図を示し、(b−2)は、前記本体部の側面概略図を示す。図3は、本考案に係るパチン錠の本体部の好ましい実施形態の一例であって、本体部の分解図を示した図面である。
図1の(b−2)において、一点鎖線をもって示された係止アーム17は、係止アーム17を受け部40の掛り部52に係合させようとする操作の際の、係止アーム17を持ち上げた状態を示している。
図1の(a−1)及び(a−2)において、53は、受け部50をかばん類の蓋体にネジ止めするためにネジ孔であり、37は、本体部11をかばん類の筺体にネジ止めするためにネジ孔である。
図2は、本考案に係るパチン錠のロック機構の好ましい実施形態の一例の本体部11の裏面側から見た図面であり、図2の(a−1)は、施錠状態を示す概略裏面図であり、図2の(a−2)は、開錠状態を示す概略裏面図であり、図2の(a−3)は、本体部11の概略側面図である。かかるロック機構は、図2に示すように、表ケース12の裏側に位置する裏ケース19に配設されたカム20を有し、カム20は裏ケース19に設けられた回動軸21を中心にして回動するように(すなわち、回動の支点として回転するように)装着されており、鍵22が錠部18の鍵孔23に挿入され、鍵22が施錠方向に回転されたとき、鍵22と、カム20の回転軸21の上部に設けられている突起状係合部24とが係合し、カム20が回転するようになっている。上記したカム20は、表ケース12と裏ケース19との間に配される。一方、表ケース12には、図3の(h)に示されるように、一対の開閉レバー用溝部25、25が、又裏ケース19には、図3の(k)に示されるように、一対の開閉レバー用溝部26、26が、それぞれ連通するように設けられており、開閉レバー15が閉られたとき(すなわち、開閉レバー15が押し下げられたとき)、開閉レバー15の一対の掛り屈曲部27、27が、表ケース12の開閉レバー用溝部25、25に挿入されるようになっている。
すなわち、カム20の形状としては、カム20の一方向への所定角度の回動により表ケースの開閉レバー用溝部25、25を塞ぎ、カム20の他方向への所定角度の回動により表ケースの開閉レバー用溝部25、25の塞ぎが解除されるような適宜の構造に設計されたものが使用される。
上記した説明において、裏ケース19に設けられた円形状嵌合部36、または円形状凸部36を回動軸(すなわち回転軸の中心)として説明したが、カム20に設けられた円形状凸部35、または円形状嵌合部35´を回動軸21(すなわち回転軸の中心)として読んでも同意味である。
パチン錠の受け部50や、本体部の表ケース12、開閉レバー15、係止アーム17、カム20や裏ケース19の部品としては、ステンレス鋼、鉄などの適宜な材料からなるものが好ましく使用される。
14:回転軸 15:開閉レバー 16:回転軸
17:係止アーム 18:錠部 19:裏ケース
20:カム 21:回動軸 22:鍵
23:鍵孔 24:突起状係合部
25:表ケースの開閉レバー用溝部 26:裏ケースの開閉レバー用溝部
27:開閉レバーの掛り屈曲部 28:カムの係止片部
29:開放切欠き部 30:板ばね 31、32:板ばね係止用の凸状部
50:パチン錠の受け部 51:鉤部 52:掛り部
Claims (8)
- かばん類の筺体側に配設される本体部と、かばん類の蓋体側に配設される受け部とを有し、前記本体部は、表ケースと、表ケースに立設された支持部と、該支持部に設けられた錠部と、該支持部に回転軸を介して回動自在に装着された開閉レバーと、開閉レバーに回転軸を介して回動自在に装着された係止アームとを有し、一方、前記受け部は、前記係止アームと係合し蓋体を閉じる鉤部とを有してなり、前記本体部は、更にロック機構を有し、当該ロック機構は、表ケースの裏側に位置する裏ケースに配設されたカムを有し、当該カムは裏ケースに設けられた回動軸を中心にして回動するように装着されており、錠部の鍵孔に鍵が挿入され、施錠方向に回転されたとき、カムが回転し、カムに設けられている係止片部が、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部を塞ぎ、開閉レバーを施錠状態となし、一方、錠部の鍵孔に鍵が挿入され、開錠方向に回転されたとき、カムが回転し、カムに設けられている係止片部が、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部の塞ぎを解除して開錠となるようになしたことを特徴とするパチン錠。
- 表ケースと、裏ケースと、裏ケースに配設されたカムとを有し、当該カムは前記裏ケースに設けられた回動軸を中心にして左右に回動するように装着されており、鍵の操作により施錠方向に回転されたとき、カムが回転し、カムに設けられている係止片部が、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部を塞ぎ、施錠状態となし、一方、鍵の操作により開錠方向に回転されたとき、カムが回転し、カムに設けられている係止片部が、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部の塞ぎを解除して開錠となるようになしたロック機構を備えたことを特徴とするパチン錠。
- カムの上部側にカムの回動軸となる円形状凸部が設けられ、当該円形状凸部に対応する裏ケースの位置に円形状嵌合部が設けられており、前記した円形状凸部と円形状嵌合部とが嵌合され、カムが前記円形状凸部を回動軸の中心として回動するように構成されていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のパチン錠。
- カムの上部側にカムの回動軸となる円形状嵌合部が設けられ、当該円形状嵌合部に対応する裏ケースの位置に円形状凸部が設けられており、前記した円形状嵌合部と円形状凸部とが嵌合され、カムが前記円形状嵌合部を回動軸の中心として回動するように構成されていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のパチン錠。
- カムは、カムが回動軸を中心にして左右のいずれかの一方に回動した際、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部を塞ぐ係止片部を有し、カムが回動軸を中心にして左右のいずれかの他方に回動した際、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部の塞ぎを解除する構造となしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパチン錠。
- カムは、カムが回動軸を中心にして左右のいずれかの一方に回動した際、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部を塞ぐ係止片部を有し、カムが回動軸を中心にして左右のいずれかの他方に回動した際、表ケースに設けられている開閉レバー用溝部の塞ぎを解除する開放切欠き部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパチン錠。
- カムが回動してカムの施錠位置を維持するため、またカムの開錠位置を維持するため、裏ケースとカムとが対面する側の所定位置に、かつ裏ケースとカムとにより挟持されるように、カムの戻り止め防止用の板ばねが配されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のパチン錠。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のパチン錠を備えたかばん類製品
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012003958U JP3178364U (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | パチン錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012003958U JP3178364U (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | パチン錠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3178364U true JP3178364U (ja) | 2012-09-13 |
Family
ID=48005106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012003958U Expired - Fee Related JP3178364U (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | パチン錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3178364U (ja) |
-
2012
- 2012-06-29 JP JP2012003958U patent/JP3178364U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5838590B2 (ja) | 掛金機構を備えた手荷物ケ−ス | |
JP2014218258A5 (ja) | ||
JP2007161288A (ja) | 蓋体ロック構造 | |
JP2007126186A (ja) | 蓋体ロック構造 | |
CA2677974A1 (en) | Locker lock | |
EP2682549B1 (en) | Case latch assembly | |
JP4707551B2 (ja) | ゲーム機の施錠装置 | |
JP3178364U (ja) | パチン錠 | |
JP4751728B2 (ja) | ロック装置 | |
KR101256040B1 (ko) | 슬라이딩 도어 핸들 | |
JP6113765B2 (ja) | 打掛錠 | |
JP5894218B2 (ja) | 磁石サイドロック | |
JP6497708B2 (ja) | ファスナー用のダイヤル式符号錠 | |
JP3979932B2 (ja) | 扉開閉ハンドル装置 | |
JP4516877B2 (ja) | キー変換式錠 | |
JP4879721B2 (ja) | 扉の施錠装置 | |
JP5019940B2 (ja) | クレセント錠 | |
WO2006046451A1 (ja) | 施錠装置 | |
JP2013096098A (ja) | 施錠装置、および、キャビネット | |
US20160356062A1 (en) | Latching System and Handle for Enclosures | |
JP4187171B2 (ja) | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 | |
KR101395941B1 (ko) | 사물함용 잠금장치 | |
JP6603277B2 (ja) | カマ錠 | |
TWI600821B (zh) | 掛鎖上鎖式平面把手 | |
JP6936484B2 (ja) | 南京錠および収納容器の施錠装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3178364 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150822 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |