JP6916061B2 - 熱交換システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料を燃焼するにあたり、熱媒を用いて吸気の冷却を行うシステムに関する。
LNGやLPGといった液化ガスを燃料として利用するにあたっては、タンク内に低温で貯留された液化ガスを気化させ、生じた気化ガスをガスタービンやボイラといった燃焼設備に導いて燃焼させる。液化ガスの気化は、例えばエチレングリコール等の熱媒を熱交換器にて液化ガスと接触させ、熱交換させることによって行われる。熱交換の際には、液化ガスから熱媒へ冷熱が受け渡され、液化ガスが加熱されると同時に熱媒が冷却される。冷却された熱媒は、ヒータ等で加温され、再び前記熱交換器に導かれて液化ガスとの熱交換に用いられる。
こうした熱交換システムは、発電プラント等として利用される。この場合、前記ヒータでは、熱媒を加温する熱源として、例えば海水が用いられる。
ここで、従来、液化ガスとの熱交換を経て冷却された熱媒は、多くの場合そのまま前記ヒータへ導かれ、加温されていた。すなわち、熱媒が液化ガスから受け取った冷熱は利用されることなく廃棄されていた。一方、近年では、省エネルギーの観点から、熱媒が液化ガスから受け取った冷熱を、気化ガスを燃焼するための吸気の冷却に利用する技術が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。気化ガスの燃焼にあたっては、吸気を圧縮すると共に冷却して密度を上げることで燃焼効率を高めることができるが、ここに液化ガスから回収した冷熱を利用すれば、吸気の冷却にかかるコストを抑えることができる。
特開2015−155689号公報
しかしながら、上述の如く液化ガスの冷熱を吸気の冷却に利用するにあたっては、吸気に関して要求される冷却量に対し、供給可能な冷熱の量が必ずしも十分高くはない場合がある。このため、液化ガスから回収した冷熱を、より効率良く吸気の冷却に利用する技術が求められていた。
また、吸気の効率的な冷却は、上述の如き液化ガスの冷熱を利用する場合に限らず、燃焼にあたって吸気の冷却を行う設備一般において広く課題とされている。
本発明は、斯かる実情に鑑み、燃焼のための吸気を好適に冷却し得る熱交換システムを提供しようとするものである。
本発明は、燃焼設備に送り込まれる吸気を熱媒により冷却する吸気冷却器と、該吸気冷却器に熱媒を供給する熱媒流路と、該熱媒流路における前記吸気冷却器の上流の位置に備えられ、前記熱媒流路を流れる熱媒を貯留する第一の熱媒タンクと、前記熱媒流路における前記吸気冷却器の下流の位置に備えられ、前記熱媒流路を流れる熱媒を貯留する第二の熱媒タンクと、前記第一の熱媒タンクと前記第二の熱媒タンクとを連通する連絡流路とを備えた熱交換システムにかかるものである。
本発明の熱交換システムにおいては、液化ガスの流通するガス供給ラインの途中に配置され、液化ガスを熱媒と熱交換させて加熱する熱交換器と、熱媒を加温するヒータとを備え、前記熱媒流路は、前記熱交換器と前記ヒータの間を接続し、前記熱交換器と前記ヒータの間で熱媒を循環させると共に、前記吸気冷却器は、前記熱媒流路における前記熱交換器の下流且つ前記ヒータの上流の位置に設置し、前記第一の熱媒タンクは、前記熱媒流路における前記熱交換器の下流且つ前記吸気冷却器の上流の位置に備え、前記第二の熱媒タンクは、前記熱媒流路における前記吸気冷却器の下流且つ前記ヒータの上流の位置に備えることができる。
本発明の熱交換システムにおいては、液化ガスを貯留するガス貯留タンクを備え、前記燃焼設備は、前記ガス貯留タンクに貯留された液化ガスを燃料として利用し、前記ガス供給ラインは、前記ガス貯留タンクに貯留された液化ガスを前記燃焼設備に供給してもよい。
本発明の熱交換システムにおいては、前記第一の熱媒タンクから前記吸気冷却器に至る前記熱媒流路に熱媒を冷却する補助冷却器を備えることができる。
本発明の熱交換システムにおいて、前記第一の熱媒タンクと前記第二の熱媒タンクは互いに離間して配置することが好ましい。
本発明の熱交換システムにおいては、前記熱交換器から前記第一の熱媒タンクに至る前記熱媒流路と、前記吸気冷却器から前記第二の熱媒タンクに至る前記熱媒流路とを接続する第一のバイパス流路と、前記第一の熱媒タンクから前記吸気冷却器に至る前記熱媒流路と、前記第二の熱媒タンクから前記ヒータに至る前記熱媒流路とを接続する第二のバイパス流路とを備えることができる。
また、本発明の熱交換システムは、浮体設備に適用することができる。
本発明の熱交換システム及び浮体設備によれば、燃焼のための吸気を好適に冷却し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の第一実施例による熱交換システムを示す全体構成図であり、熱媒による吸気の冷却を行う場合の熱媒の流れを併せて表示している。 本発明の第一実施例による熱交換システムを示す全体構成図であり、熱媒に第一の熱媒タンクを迂回させる場合の熱媒の流れを併せて表示している。 本発明の第一実施例による熱交換システムを示す全体構成図であり、熱媒に第二の熱媒タンクを迂回させる場合の熱媒の流れを併せて表示している。 本発明の第二実施例による熱交換システムを示す全体構成図である。 本発明の熱交換システムを適用した浮体設備の一例を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の第一実施例による熱交換システムの構成を示している。LNGやLPGである液化ガスGは、ガス貯留タンク1内に貯留され、ガス供給ライン2を介してガスタービンである燃焼設備3に送出される。ガス供給ライン2の途中には熱交換器4が備えられており、ガス貯留タンク1内に設置された払出ポンプ5によって液化ガスGが熱交換器4に送られ、該熱交換器4で気化されて気化ガスG1として下流へ送り出される。
また、ガス貯留タンク1に貯留された液化ガスGからは、自然入熱によりボイルオフガスG2が発生する。ボイルオフガスG2は、ボイルオフライン6を介して抜き出され、気化ガスG1と共に燃焼設備3に送られる。ボイルオフライン6の入口はガス貯留タンク1の上方に設けられており、下流はガス供給ライン2の熱交換器4の下流側に合流している。ボイルオフライン6の途中には、ボイルオフガスG2を加圧する圧縮機7が備えられている。
ガスタービンである燃焼設備3は、燃焼室3aと、タービン3bと、吸気圧縮機3cを備えている。燃焼室3aには、ガス供給ライン2から燃料として気化ガスG1やボイルオフガスG2が送り込まれ、空気と共に燃焼される。燃焼室3aでの燃焼に伴い、ガスタービン3bが回転し、該ガスタービン3bと同軸に備えられた発電機3dを駆動して電力を発生させる。ガスタービン3bの回転動力の一部は、ガスタービン3bと同軸に備えられた吸気圧縮機3cの回転にも利用される。吸気圧縮機3cは、吸気ライン8から取り込んだ吸気Aを圧縮し、燃焼室3aに送り込む。吸気ライン8の上流側には吸気冷却器9が備えられており、該吸気冷却器9にて冷却された吸気Aが吸気圧縮機3cに導入される。
熱交換器4は、例えばシェルアンドチューブ型の熱交換器であり、液化ガスGの流れる流路の周囲にエチレングリコール等の熱媒Lを流し、液化ガスGと熱媒Lとの間で熱交換させて液化ガスGを加熱する仕組みである。熱媒Lの流通する熱媒流路11は、熱交換器4と、熱媒Lを加温するヒータ10との間で熱媒Lを循環させるよう、熱交換器4とヒータ10とを接続している。熱媒Lは、熱交換器4にて液化ガスGと熱交換を行った後、ヒータ10に送られて加温され、再び熱交換器4に戻されて液化ガスGの加熱に利用される。
そして、本第一実施例では、上述の吸気冷却器9を、熱媒流路11のうち熱交換器4の下流且つヒータ10の上流の位置に配し、熱交換器4における液化ガスGの加熱に伴い熱媒Lが受け取った冷熱を利用して吸気Aの冷却を行うようにしている。
熱交換器4から吸気冷却器9に至る熱媒流路11の途中と、吸気冷却器9からヒータ10に至る熱媒流路11の途中には、それぞれ第一の熱媒タンク12と、第二の熱媒タンク13とが備えられ、熱媒流路11内の二箇所にて熱媒Lが貯留されるようになっている。第一の熱媒タンク12から吸気冷却器9に至る熱媒流路11の途中、及び、第二の熱媒タンク13からヒータ10に至る熱媒流路11の途中には、それぞれ熱媒Lの循環を駆動する熱媒ポンプ14,15が備えられている。
第一の熱媒タンク12と、第二の熱媒タンク13との間は連絡流路16で接続されており、二台の熱媒タンク12,13の相互間で熱媒Lが流通できるようになっている。連絡流路16の途中には開閉弁16aが備えられ、連絡流路16を通した熱媒Lの流通を遮断又は開放できるようになっている。
熱交換器4から第一の熱媒タンク12に至る熱媒流路11の途中と、吸気冷却器9から第二の熱媒タンク13に至る熱媒流路11の途中との間は、第一のバイパス流路17で接続されている。また、第一の熱媒タンク12から吸気冷却器9に至る熱媒流路11における熱媒ポンプ14の上流の位置と、第二の熱媒タンク13からヒータ10に至る熱媒流路11における熱媒ポンプ15の上流の位置との間は、第二のバイパス流路18で接続されている。第一のバイパス流路17及び第二のバイパス流路18の途中には、それぞれ開閉弁17a,18aが備えられ、各バイパス流路17,18を通した熱媒Lの流通を遮断又は開放できるようになっている。
ヒータ10は、例えばシェルアンドチューブ型の熱交換器であり、熱媒Lの流通する流路の周囲に熱源として海水等を流し、熱媒Lを加温する仕組みである。ヒータ10の上流と下流、すなわち、熱媒ポンプ15からヒータ10に至る熱媒流路11の途中と、ヒータ10から熱交換器4に至る熱媒流路11の途中との間は、第三のバイパス流路19で連絡されている。第三のバイパス流路19の途中には調整弁19aが備えられ、第三のバイパス流路19を通る熱媒Lの流量を調節できるようになっている。
また、吸気冷却器9の上流、すなわち、第一の熱媒タンク12から吸気冷却器9に至る熱媒流路11のうち、熱媒ポンプ14の下流の位置には補助冷却器20が備えられている。補助冷却器20は、例えばチラー式の冷却器であり、熱媒Lが流れる流路の周囲に冷水等を供給して熱媒Lの温度を下げる仕組みである。
次に、上記した本第一実施例の作動を説明する。尚、以下では便宜上、熱媒流路11のうち、第一の熱媒タンク12から吸気冷却器9までの区間に「熱媒流路11a」、吸気冷却器9から第二の熱媒タンク13までの区間に「熱媒流路11b」、第二の熱媒タンク13からヒータ10までの区間に「熱媒流路11c」、ヒータ10から熱交換器4までの区間に「熱媒流路11d」、熱交換器4から第一の熱媒タンク12までの区間に「熱媒流路11e」と、それぞれ符号を付して呼称することとする。
ガス貯留タンク1からは、上述の如く液化ガスGがガス供給ライン2に払い出され、気化ガスG1として燃焼設備3に供給される。液化ガスGは、ガス供給ライン2の途中に設けられた熱交換器4にて熱媒Lにより加熱されて気化ガスG1を生じる。燃焼設備3では、ガス供給ライン2から供給される気化ガスG1やボイルオフガスG2と共に、吸気ライン8から吸気Aが燃焼室3aに供給され、気化ガスG1やボイルオフガスG2が燃焼される。
一方、熱媒流路11では熱媒Lが流通する。熱媒Lは、第一の熱媒タンク12と第二の熱媒タンク13に貯留されつつ、熱交換器4とヒータ10の間を循環する。熱媒Lによる吸気Aの冷却を行う場合には、第一及び第二のバイパス流路17,18の開閉弁17a,18aは閉弁する。連絡流路16に備えた開閉弁16aは開弁しておく。
熱媒ポンプ14の作動により、熱媒Lは、第一の熱媒タンク12から熱媒流路11aを通って吸気冷却器9へ、さらに熱媒流路11bを通って第二の熱媒タンク13へ流れる。第二の熱媒タンク13内の熱媒Lは、熱媒ポンプ15の作動により、熱媒流路11cを通ってヒータ10に送り込まれて加温され、熱媒流路11dを通って熱交換器4に送り込まれる。熱媒Lは、熱交換器4にて液化ガスGと熱交換した後、熱媒流路11eを通って第一の熱媒タンク12に戻る。
本第一実施例の場合、ヒータ10では、熱媒Lを加熱する熱源として海水Sを利用している。海水Sの温度は季節等によって異なるため、本第一実施例では、ヒータ10を迂回する第三のバイパス流路19を設け、熱媒Lの加温量を調節できるようにしている。例えば、冬季等、海水Sの温度が低い場合には、調整弁19aを閉弁して熱媒流路11cを流れる熱媒Lの全量をヒータ10に流し、熱交換器4に供給される熱媒Lの温度をなるべく高く保つ。また、一方、夏季等、海水Sの温度が高い場合には、調整弁19aを開弁し、図中に破線の矢印にて示す如く一部の熱媒Lを第三のバイパス流路19に流し、ヒータ10に流れる熱媒Lの量を減らして、熱交換器4に供給される熱媒Lの温度を調整する。熱媒Lへの加温量の大小は、調整弁19aの開度を操作することで調節できる。
第一の熱媒タンク12には、熱交換器4で液化ガスGから冷熱を受け取り、冷却された熱媒Lが貯留される。そして、第一の熱媒タンク12内の熱媒Lは、熱媒流路11aを通して吸気冷却器9に送られ、吸気Aと熱交換し、吸気Aを冷却する。冷却された吸気Aは吸気圧縮機3cに供給され、吸気Aと熱交換した後の熱媒Lは、第二の熱媒タンク13に貯留される。
補助冷却器20は、吸気冷却器9にて熱媒Lにより吸気Aを冷却するにあたり、熱交換器4にて熱媒Lが液化ガスGから受け取る冷熱だけでは冷却量が不足する場合に作動させ、吸気Aの冷却量を補充することができる。補助冷却器20による熱媒Lの冷却にはエネルギーを消費するため、発電効率は落ちることになるが、発電機3dにおける発電量を増大させたい場合には有効である。
このように熱媒Lを循環させる場合において、二台の熱媒タンク12,13は、熱媒Lの貯留ないし供給のほかに、熱媒流路11内における熱媒Lの流量をバッファする役割を果たしている。熱媒流路11に熱媒Lを循環させる際、熱媒Lの流量は熱媒流路11の各所で等しいとは限らず、ある部分における流量が別の部分よりも少なくなったり、あるいは流量が部分的に変動するといったことがあり得る。そこで、本第一実施例の如く、熱媒タンク12,13に熱媒Lを貯留しつつ熱媒流路11に循環させるようにすれば、熱媒流路11内で局所的な流量の変動等が起こった場合に、熱媒Lの圧力が局所的に増大したり、熱媒流路11の全体で流量が低下してしまうといった事態を防止することができる。
しかも、本第一実施例の場合、熱媒流路11中の互いに異なる位置に二台の熱媒タンクを備えると共に、該熱媒タンク12,13同士を連絡流路16で連通している。このようにすると、熱媒タンク12,13同士の間で熱媒Lを行き来させることで、熱媒タンク12,13内における熱媒Lの貯留レベルの過大な変動を防ぐことができる。すなわち、仮に熱媒タンク12,13同士が連絡流路16で接続されていない状態を考えると、熱媒流路11a,11bにおける熱媒Lの流量と、熱媒流路11c,11d,11eにおける流量が互いに異なる状態が続いた場合、各熱媒タンク12,13における熱媒Lの貯留量は、一方で増え続け、他方で減り続けることになってしまう。本第一実施例の如く、連絡流路16を通じ、二台の熱媒タンク12,13間で熱媒Lを融通させるようにすれば、熱媒流路11内の各部で流量が異なったとしても、各熱媒タンク12,13における熱媒Lの貯留量を適正に保つことができる。
さらに、本第一実施例の場合、連絡流路16により互いに連通する二台の熱媒タンク12,13を、熱交換器4からヒータ10に至る熱媒流路11における吸気冷却器9の上流と下流の位置にそれぞれ設置している。こうした配置により、吸気冷却器9の前後で熱媒Lの流量を局所的に増大させ、吸気Aの冷却効率を向上させることが可能である。
例えば、図1に示す如く熱媒Lを循環させている場合において、熱媒ポンプ14の出力を熱媒ポンプ15の出力よりも高くし、熱媒流路11a,11bにおける熱媒Lの流量を、熱媒流路11c,11d,11eにおける流量の倍にする。このようにすると、吸気冷却器9には、熱交換器4やヒータ10に流れる熱媒Lの倍量の熱媒Lが供給され、多量に流れる熱媒Lにより、吸気Aが効率良く冷却される。この場合、第一の熱媒タンク12では熱媒流路11eから流れ込む熱媒Lの倍量の熱媒Lが熱媒流路11aに送り出され、また、第二の熱媒タンク13では熱媒流路11cから流れ出す熱媒Lの倍量の熱媒Lが熱媒流路11bから送り込まれることになる。しかしながら、第二の熱媒タンク13では、熱媒流路11bから供給される熱媒Lと、熱媒流路11cから送り出される熱媒Lの差分が、連絡流路16から流れ出す。一方、第一の熱媒タンク12では、熱媒流路11eから供給される熱媒Lと、熱媒流路11aから送り出す熱媒Lの差分が、連絡流路16から供給されることになる。その結果、各熱媒タンク12,13における熱媒Lの貯留量は一定に保たれる。
この際、第一の熱媒タンク12には吸気Aと熱交換する前の熱媒Lが貯留され、第二の熱媒タンク13には吸気Aと熱交換した後の熱媒Lが貯留される。したがって、第二の熱媒タンク13における熱媒Lの温度は、第一の熱媒タンク12における熱媒Lの温度よりも高い。このため、第二の熱媒タンク13から連絡流路16を介して第一の熱媒タンク12に熱媒Lを融通することで、吸気Aの冷却に用いる熱媒Lの温度が上がってしまうことは否めない。しかしながら、仮に熱媒Lの温度が多少高くなったとしても、より多量の熱媒Lを吸気冷却器9に供給する方が、より効率的な吸気Aの冷却を見込める。
ここで、本第一実施例では、第一の熱媒タンク12と第二の熱媒タンク13とが互いに独立に且つ離間して配置されている。この配置により、第一の熱媒タンク12における熱媒Lの温度上昇を最小限に抑えることができるようになっている。
熱媒流路11上の二箇所に熱媒Lを貯留する空間設置しようとする場合には、例えば一個のタンク内の空間を仕切板で二つに区切り、一方の空間を第一の熱媒タンク、他方の空間を第二の熱媒タンクとして使用することも可能である。この場合、前記仕切板に二つの前記空間を連通する穴を設け、連絡流路として使用すれば良い。ただし、このようにした場合、前記仕切板を介し、互いに温度の異なる熱媒Lが接することになる。このため、前記連絡流路を通した熱媒L自体の移動に加え、前記仕切板を介して熱媒L同士の間で温度が伝達され、吸気冷却器9に導入される前の熱媒Lが温められてしまう。本第一実施例の如く、熱媒Lを貯留する空間である熱媒タンク12,13同士を離間配置すれば、そうした熱の移動を防ぐことができる。
また、本第一実施例の如き熱交換システムは、例えば後述するように、洋上の浮体設備に設置される場合がある。本第一実施例の如く、熱媒タンク12,13を互いに独立に設置した場合、熱媒タンク12,13個々の容量を小さくすることができ、また互いの配置も自由に変更・調整することができる。このため、設置面積の限られる浮体設備等に設置するにあたり、レイアウト面で有利である。
また、本第一実施例では、吸気冷却器9や補助冷却器20、各熱媒タンク12,13等にメンテナンスの必要が生じた場合や、熱媒流路11a,11bに詰まり等の不具合が生じた場合に、吸気Aの冷却を一時的に停止しつつ燃焼設備3の運転を継続することができるようになっている。
例えば、第一の熱媒タンク12のメンテナンスを行う場合には、開閉弁16aを閉弁し、開閉弁17aを開弁する。開閉弁18aは閉弁しておく。この状態で熱媒ポンプ15を作動させると、図2に示す如く、熱交換器4を通過して熱媒流路11eを流れる熱媒Lは、第一の熱媒タンク12や補助冷却器20、吸気冷却器9を迂回し、第一のバイパス流路17から熱媒流路11bを介して第二の熱媒タンク13に流れ込む。吸気冷却器9への熱媒Lの供給は停止されるため、熱媒Lによる吸気Aの冷却はできないが、熱交換器4とヒータ10の間での熱媒Lの循環は行われるので、燃焼設備3の運転は継続することができる。第一の熱媒タンク12は使用しないので、該第一の熱媒タンク12から熱媒Lを抜いて第一の熱媒タンク12のメンテナンスを実行することができる。
また、第二の熱媒タンク13のメンテナンスを行う場合には、開閉弁16aを閉弁し、開閉弁18aを開弁する。開閉弁17aは閉弁しておく。この状態で熱媒ポンプ15を作動させると、図3に示す如く、熱交換器4を通過した熱媒Lは、熱媒流路11eから第一の熱媒タンク12に流れ込んだ後、熱媒流路11aから流れ出し、補助冷却器20、吸気冷却器9及び第二の熱媒タンク13を迂回し、第二のバイパス流路18を通って熱媒流路11cに流れ込む。この場合も、やはり熱媒Lによる吸気Aの冷却はできないが、熱交換器4とヒータ10の間での熱媒Lの循環は行われ、燃焼設備3の運転は継続することができる。第二の熱媒タンク13は使用しないので、該第二の熱媒タンク13から熱媒Lを抜いて第二の熱媒タンク13のメンテナンスを実行することができる。
吸気冷却器9や補助冷却器20、熱媒流路11a又は熱媒流路11bのメンテナンスを行う場合は、図2に示す運転状態、又は図3に示す運転状態のいずれを選択しても良い。
バイパス流路の構成は、図1〜図3に示した例に限定されない。例えば、図4に第二実施例として示す如く、第一の熱媒タンク12の上流の熱媒流路11eと下流の熱媒流路11aとの間をバイパス流路21で接続しても良い。この場合、例えば図中に示す如く、熱媒流路11eとバイパス流路21との分岐箇所に切替弁21aを設ける。そして、第一の熱媒タンク12をメンテナンスする際には切替弁21aを切り替え、熱媒Lが第一の熱媒タンク12を迂回してバイパス流路21を流れるようにすれば良い。
同様に、図4に示す第二実施例では、第二の熱媒タンク13を迂回するように、第二の熱媒タンク13の上流の熱媒流路11bと下流の熱媒流路11cとの間をバイパス流路22で接続している。熱媒流路11bとバイパス流路22との分岐箇所には切替弁22aを備えており、第二の熱媒タンク13をメンテナンスする際には、切替弁22aを切り替えて熱媒Lをバイパス流路22に流すことができる。
また、第二実施例では、熱媒流路11aにおける熱媒ポンプ14と補助冷却器20の間の位置と、熱媒流路11bとの間をバイパス流路23で接続している。熱媒流路11aとバイパス流路23との分岐箇所には、切替弁23aを備えている。吸気冷却器9や補助冷却器20をメンテナンスする際には、切替弁23aを切り替えて熱媒Lをバイパス流路23に流すようにすれば良い。
図5は図1〜図3や図4に各実施例として示す如き熱交換システムを適用した浮体設備を示している。浮体設備24は、例えば洋上に設置される発電プラントであり、水上に浮力によって支持される浮体構造物25上に、ガス貯留タンク1や、ガスタービンである燃焼設備3等を備えている。このほか、浮体構造物25には、図示しない熱交換器4やヒータ10、熱媒タンク12,13といった各機器が搭載され、該機器間に熱媒流路11が設けられて熱媒Lが循環している(図1〜図4参照)。燃焼設備3では、吸気冷却器9にて熱媒Lにより冷却された吸気Aを燃焼に使用し、発電機3dにて電力が作られる(図1〜図4参照)。作られた電力は、送電線26を介して浮体設備24の外へ送られる。このように、本発明の熱交換システムは、洋上に設置される浮体設備に利用することができる。
以上のように、上記各実施例においては、燃焼設備3に送り込まれる吸気Aを熱媒Lにより冷却する吸気冷却器9と、該吸気冷却器9に熱媒を供給する熱媒流路11と、該熱媒流路11における前記吸気冷却器9の上流の位置に備えられ、前記熱媒流路11を流れる熱媒Lを貯留する第一の熱媒タンク12と、前記熱媒流路11における前記吸気冷却器9の下流の位置に備えられ、前記熱媒流路11を流れる熱媒Lを貯留する第二の熱媒タンク13と、前記第一の熱媒タンク12と前記第二の熱媒タンク13とを連通する連絡流路16とを備えている。こうすることで、吸気冷却器9の前後で熱媒Lの流量を局所的に増大させ、吸気Aの冷却効率を向上させることができると共に、熱媒タンク12,13内における熱媒Lの貯留レベルの変動を抑え、熱媒Lの貯留量を適正に保つことができる。
また、上記各実施例においては、液化ガスGの流通するガス供給ライン2の途中に配置され、液化ガスGを熱媒Lと熱交換させて加熱する熱交換器4と、熱媒Lを加温するヒータ10とを備え、前記熱媒流路Lは、前記熱交換器4と前記ヒータ10の間を接続し、前記熱交換器4と前記ヒータ10の間で熱媒を循環させると共に、前記吸気冷却器9は、前記熱媒流路11における前記熱交換器4の下流且つ前記ヒータ10の上流の位置に設置され、前記第一の熱媒タンク12は、前記熱媒流路11における前記熱交換器4の下流且つ前記吸気冷却器9の上流の位置に備えられ、前記第二の熱媒タンク13は、前記熱媒流路11における前記吸気冷却器9の下流且つ前記ヒータ10の上流の位置に備えられている。こうすることで、熱媒を循環させる形式の熱媒流路11において、吸気冷却器9の前後における熱媒Lの流量の増大と、熱媒タンク12,13内における熱媒Lの貯留レベルの変動の抑制を実現することができる。
また、上記各実施例においては、液化ガスGを貯留するガス貯留タンク1を備え、前記燃焼設備3は、前記ガス貯留タンク1に貯留された液化ガスGを燃料として利用し、前記ガス供給ライン2は、前記ガス貯留タンク1に貯留された液化ガスGを前記燃焼設備3に供給している。こうすることで、燃焼設備3において使用する液化ガスGから冷熱を回収し、吸気の冷却に利用することができる。
また、上記各実施例においては、前記第一の熱媒タンク12から前記吸気冷却器9に至る前記熱媒流路11に熱媒を冷却する補助冷却器20を備えている。こうすることで、熱媒Lにより吸気Aを冷却するにあたり、吸気Aの冷却量の不足分を補充することができる。
また、上記各実施例において、前記第一の熱媒タンク12と前記第二の熱媒タンク13は互いに離間して配置されている。こうすることで、第一の熱媒タンク12における熱媒Lの温度上昇を抑えることができる。また、熱媒タンク12,13個々の容量を小さくすることができ、互いの配置も自由に変更・調整することができる。
また、上記第一実施例においては、前記熱交換器4から前記第一の熱媒タンク12に至る前記熱媒流路11と、前記吸気冷却器9から前記第二の熱媒タンク13に至る前記熱媒流路11とを接続する第一のバイパス流路17と、前記第一の熱媒タンク12から前記吸気冷却器9に至る前記熱媒流路11と、前記第二の熱媒タンク13から前記ヒータ10に至る前記熱媒流路11とを接続する第二のバイパス流路18とを備えている。こうすることで、吸気冷却器9や各熱媒タンク12,13等にメンテナンスの必要が生じた場合や、熱媒流路11a,11bに詰まり等の不具合が生じた場合等に、吸気Aの冷却を一時的に停止しつつ燃焼設備3の運転を継続することができる。
また、上記各実施例の熱交換システムは、浮体設備24に適用することができる。
したがって、上記各実施例によれば、燃焼のための吸気を好適に冷却し得る。
尚、本発明の熱交換システム及び浮体設備は、上述の実施例にのみ限定されるものではない。例えば、燃焼設備としてはガスタービンだけでなく、ボイラ等、ガスを燃料として利用する種々の設備を想定し得ること、熱媒としてはエチレングリコールに限らず、種々の流体を利用し得ること等、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ガス貯留タンク
2 ガス供給ライン
3 燃焼設備
4 熱交換器
9 吸気冷却器
10 ヒータ
11 熱媒流路
12 熱媒タンク(第一の熱媒タンク)
13 熱媒タンク(第二の熱媒タンク)
16 連絡流路
17 バイパス流路(第一のバイパス流路)
18 バイパス流路(第二のバイパス流路)
20 補助冷却器
24 浮体設備
A 吸気
G 液化ガス
L 熱媒

Claims (7)

  1. 燃焼設備に送り込まれる吸気を熱媒により冷却する吸気冷却器と、
    該吸気冷却器に熱媒を供給する熱媒流路と、
    該熱媒流路における前記吸気冷却器の上流の位置に備えられ、前記熱媒流路を流れる熱媒を貯留する第一の熱媒タンクと、
    前記熱媒流路における前記吸気冷却器の下流の位置に備えられ、前記熱媒流路を流れる熱媒を貯留する第二の熱媒タンクと、
    前記第一の熱媒タンクと前記第二の熱媒タンクとを連通する連絡流路と
    を備えた熱交換システム。
  2. 液化ガスの流通するガス供給ラインの途中に配置され、液化ガスを熱媒と熱交換させて加熱する熱交換器と、
    熱媒を加温するヒータとを備え、
    前記熱媒流路は、前記熱交換器と前記ヒータの間を接続し、前記熱交換器と前記ヒータの間で熱媒を循環させると共に、
    前記吸気冷却器は、前記熱媒流路における前記熱交換器の下流且つ前記ヒータの上流の位置に設置され、
    前記第一の熱媒タンクは、前記熱媒流路における前記熱交換器の下流且つ前記吸気冷却器の上流の位置に備えられ、
    前記第二の熱媒タンクは、前記熱媒流路における前記吸気冷却器の下流且つ前記ヒータの上流の位置に備えられる、請求項1に記載の熱交換システム。
  3. 液化ガスを貯留するガス貯留タンクを備え、
    前記燃焼設備は、前記ガス貯留タンクに貯留された液化ガスを燃料として利用し、
    前記ガス供給ラインは、前記ガス貯留タンクに貯留された液化ガスを前記燃焼設備に供給する、請求項2に記載の熱交換システム。
  4. 前記熱交換器から前記第一の熱媒タンクに至る前記熱媒流路と、前記吸気冷却器から前記第二の熱媒タンクに至る前記熱媒流路とを接続する第一のバイパス流路と、
    前記第一の熱媒タンクから前記吸気冷却器に至る前記熱媒流路と、前記第二の熱媒タンクから前記ヒータに至る前記熱媒流路とを接続する第二のバイパス流路と
    を備えた請求項2または3に記載の熱交換システム。
  5. 前記第一の熱媒タンクから前記吸気冷却器に至る前記熱媒流路に熱媒を冷却する補助冷却器を備えた、請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱交換システム。
  6. 前記第一の熱媒タンクと前記第二の熱媒タンクは互いに離間して配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱交換システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱交換システムを適用した浮体設備。
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