JP6914618B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真作像プロセスにより画像形成を行う、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
電子写真カラー画像形成装置では、感光体上のトナー像を一次転写ローラにより中間転写ベルトに転写するプロセスを複数回繰り返し、中間転写ベルト上にフルカラーのトナー像を形成する。
近年では、画像形成装置の生産性向上のため、中間転写ベルトの回転方向にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を作成する4つの感光体を配置し、順次一次転写していく、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置が主流となってきている。
また電子写真カラー画像形成装置では、通常ブラックのみの画像形成をおこなう白黒モードを持っている。これは白黒のみの作像を行う際には、動作が不要なイエロー、マゼンタ、シアンの感光体および現像器の回転を停止させることにより、不要な回転による感光体や現像剤の劣化を防ぎ、装置のランニングコストを低減させるためである。この場合、中間転写ベルトは停止しているイエロー、マゼンタ、シアンの感光体から離間させている。
一方で、フルカラーの画像形成を行うカラーモードの場合は、中間転写ベルトを全ての感光体に当接させている。
また中間転写ベルトは、その表面の速度が、感光体の表面の速度より0.1%から1%の範囲内で速く設定されている。これは感光体から中間転写ベルトへの一次転写の効率を上げる目的である。中間転写ベルトと感光体のこの速度差により、中間転写ベルトは一次転写部において、感光体から負荷を受けることになる。白黒モードの時は、ブラックの感光体としか接していないため、カラーモードの時と比較して、中間転写ベルトが受ける負荷が少なくなる。
中間転写ベルトの速度が変動すると、一次転写部や二次転写部でそれぞれ中間転写ベルト、記録材にトナーが転写される位置が微小にずれ、画像に中間転写ベルトの幅方向のスジといった画像不良が生じてしまう。
中間転写ベルトの速度が変動する要因として、記録材の先端の二次転写部や定着器へ突入時や、記録材の後端が二次転写前ローラを抜けたときの中間転写ベルトの負荷変動があげられる。この中で最も負荷変動が大きい記録材起因の速度変動は、コシの強い厚紙で生じやすい。
中間転写ベルトの速度変動による画像不良を防止するために、従来以下のような構成をとった画像形成装置が考案されている。
特許文献1には、中間転写ベルトの駆動軸に摩擦負荷を与えるブレーキを配置し、負荷変動により中間転写ベルトの速度が変動しにくいようにする構成が開示されている。
また、記録材として厚紙を用いる場合には、感光体から中間転写ベルトへの負荷を増やして速度変動を抑制するため、白黒のみの作像であっても白黒モードではなく、カラーモードにて作像を行うことがある。感光体。
特開平9−311522号公報
しかし、上記従来の構成では、以下のような問題があった。特許文献1に開示される方法では、中間転写ベルトの負荷変動が相対的に小さくなるように、駆動ローラに摩擦負荷を与えている。よって摩擦負荷を大きくしないと効果が明確に現れない。一方摩擦負荷を大きくすると、定常的に駆動部にかかる負荷が大きくなり、出力の大きいモータを使用しなければならず、モータのコストや消費電力の上昇に問題がある。また摩擦負荷は、装置の使用に従って摩耗するため、継続的に安定した効果を出すことが難しい。
また白黒のみの作像であっても厚紙使用時にはカラーモードにて作像を行う方法では、不要であるイエロー、マゼンタ、シアンの感光体および現像器を回転させるため、感光体の摩耗や現像剤の劣化が進み、装置のランニングコストが上昇してしまう。
本発明は、上述した従来の構成が有する問題点を解消することにある。つまり駆動モータの出力を不要に上げることなく、装置の耐久に対しても安定して、かつ装置のランニングコストの上昇も防ぎながら、記録材の搬送に起因する中間転写ベルトの負荷変動による画像不良の発生を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、トナー像が形成される第1の感光体を備え、トナー像を形成する第1の像形成部と、トナー像が形成される第2の感光体を備え、トナー像を形成する第2の像形成部と、第1の一次転写部において前記第1の感光体からトナー像が一次転写され、第2の一次転写部において前記第2の感光体からトナー像が一次転写される無端状の移動する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの内面に接触して前記中間転写ベルトを駆動させ、前記中間転写ベルトから記録材へトナー像を二次転写する二次転写部を形成する内ローラと、前記中間転写ベルトの内面に接触し、前記中間転写ベルトの移動方向において前記内ローラより上流側で前記第1及び第2の一次転写部より下流側に配置される前ローラと、前記中間転写ベルトを挟んで前記内ローラと対向する位置に配置され、前記内ローラとともに前記二次転写部を形成する外ローラと、前記内ローラを駆動する駆動源と、前記内ローラに設けられ、前記駆動源からの駆動力が伝達されて回転する第1ギアと、前記前ローラに設けられ、前記第1ギアとの間に駆動伝達経路を形成する第2ギアと、前記二次転写部に転写電界を形成する電源と、前記二次転写部に記録材を搬送する搬送部材と、を備え、前記中間転写ベルトから記録材にトナー像を転写する転写動作中に、前記前ローラの外周面を、前記中間転写ベルトの移動方向と同じ方向に回転させ、かつ、前記前ローラの外周面を前記中間転写ベルトの内周面の速度である第1の速度より速い第2の速度で回転するように前記第1ギアと前記第2ギアが構成されていることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、トナー像が形成される第1の感光体を備え、トナー像を形成する第1の像形成部と、トナー像が形成される第2の感光体を備え、トナー像を形成する第2の像形成部と、第1の一次転写部において前記第1の感光体からトナー像が一次転写され、第2の一次転写部において前記第2の感光体からトナー像が一次転写される無端状の移動する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの内面に接触して前記中間転写ベルトを駆動させ、前記中間転写ベルトから記録材へトナー像を二次転写する二次転写部を形成する内ローラと、前記中間転写ベルトの内面に接触し、前記中間転写ベルトの移動方向において前記内ローラより上流側で前記第1及び第2の一次転写部より下流側に配置される前ローラと、前記中間転写ベルトを挟んで前記内ローラと対向する位置に配置され、前記内ローラとともに前記二次転写部を形成する外ローラと、前記内ローラを駆動する第1の駆動源と、前記前ローラを駆動する第2の駆動源と、前記第2の駆動源と前記前ローラの間で駆動伝達経路を形成し、前記第2の駆動源からの駆動を伝達する接続状態と前記第2の駆動源からの駆動伝達を遮断する遮断状態とを切換えるクラッチと、前記クラッチの切換えを制御するコントローラと、前記二次転写部に転写電界を形成する電源と、前記二次転写部に記録材を搬送する搬送部材と、を備え、前記中間転写ベルトから記録材にトナー像を転写する転写動作中に、前記前ローラの外周面を、前記中間転写ベルトの移動方向と同じ方向に回転させ、かつ、前記前ローラの外周面を前記中間転写ベルトの内周面の速度である第1の速度より速い第2の速度で回転させることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録材が二次転写部に突入する等、記録材に起因して二次転写部における中間転写ベルトの負荷変動が生じても、その影響が一次転写部まで伝達しなくなる。その結果、一次転写ずれによるスジといった画像不良を防ぐことが可能となる。
カラー画像形成装置の中間転写ユニット近傍の断面図 本発明の第1の実施例が適用された画像形成装置の二次転写部近傍の図 二次転写部に記録材が突入した際の中間転写ベルトの挙動を示す図 二次転写部に普通紙が突入した際の紙挙動を示す図 本発明の第2の実施例が適用された画像形成装置の二次転写部近傍の図 本発明の第3の実施例が適用された画像形成装置の二次転写部近傍の図 カラー画像形成装置の概略構成を示す断面図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図7は本発明が適用された画像形成装置として、中間転写方式のタンデム型カラーデジタルプリンタの概略を示す断面図である。まず、本画像形成装置の概略について説明する。
像担持体として第1の感光体(101a〜101c)と第2の感光体(101d)は、第1の帯電ローラ(102a〜102c)と第2の帯電ローラ(102d)により表面を一様な電荷に帯電される。
第1のレーザスキャナ(103a〜103c)と第2のレーザスキャナ(103d)にはイエロー、マゼンタ、シアンとブラックの画像信号がそれぞれ入力される。
この画像信号に応じてドラム表面をレーザ光で照射し、電荷を中和し、潜像を形成する。
感光体上に形成された潜像は第1の現像器(104a〜104c)と第1の現像器(104d)とにより、イエロー、マゼンタ、シアンとブラックのトナーで現像される。
各感光体上に現像されたトナーは第1の一次転写ローラ(105a〜105c)に対応する第1の一次転写部と第2の一次転写ローラ(105d)に対応する第2の一次転写部とで中間転写ベルト106に一次転写される。
第1の一次転写部でトナー像を形成する第1の像形成部と、第2の一次転写部でトナー像を形成する第2の像形成部とで中間転写体ベルトにフルカラーのトナー像が形成される。
ドラム上の転写残トナーは、第1のドラムクリーナ(107a〜107c)と第2のドラムクリーナ(107d)により回収される。
一方、カセット111、112もしくは手差し給紙部113のいずれかから給紙された紙等の記録材は給紙ローラ114や搬送ローラ115によりレジストローラ(搬送部材)116に向かって送られる。
停止しているレジストローラに対して記録材の先端が突き当たり、ループを形成した後、中間転写ベルト上のトナー像と同期してレジストローラを回転開始させる。
中間転写ベルト上のトナー像は二次転写外ローラ(外ローラ)108で形成される二次転写部で電源から供給される電圧によって発生する転写電界で記録材に静電的に転写され、定着器109で熱及び圧力により記録材に定着される。
その後記録材は排紙部110aもしくは110bから機外へと排出される。
また、二次転写部において転写されなかった中間転写ベルト上の転写残トナーは、中間転写ベルトクリーナ117により回収される。
次に、図1を用いて、中間転写ユニットについて説明する。図1は本実施例が適用された中間転写ユニット近傍の断面図である。
ポリイミド製の無端状の移動可能な中間転写ベルト106の内周面側には5本の張架ローラが配置されている。二次転写前ローラ(前ローラ)202の中間転写ベルト106の移動方向の下流側には二次転写内ローラ(内ローラ)203が配置され、駆動ローラ201、テンションローラ204及び補助ローラ205が配置されている。
ここで駆動ローラおよび二次転写内ローラは金属軸の表面にEPDM等のゴム層が設けられている。
一方二次転写前ローラ、テンションローラ及び補助ローラは、中間転写ベルトと接する外周面はアルミである。なお、中間転写ベルトと接する外周面は金属以外の材料として樹脂であってもかまわない。
つまり駆動ローラおよび二次転写内ローラに対して、二次転写前ローラ、テンションローラ及び補助ローラの、中間転写ベルトに対する摩擦係数は低くなっている。
駆動ローラ、二次転写前ローラ及び二次転写内ローラは中間転写ユニットのフレーム206に回転可能に支持されている。テンションローラはフレーム206に対して図1の矢印A方向に移動可能な軸受207により、その両端近傍を回転可能に支持されている。
また、軸受はばね208により移動可能方向に付勢されている。
従って、中間転写ベルトの長さやその他の部品の寸法が部品の寸法公差により振れても、テンションローラの位置が図1の矢印A方向にずれることにより吸収され、中間転写ベルトはほぼ一定の張力で張架される。
中間転写ベルトを挟んで内側には両端を軸受210a〜210dにより回転可能に支持された、一次転写ローラ105a〜105dが配置されている。
軸受210a〜210dはフレームにより一方向(図1において上下方向)に移動可能にガイドされており、ばね209a〜209dにより感光体101a〜101d方向に付勢されている。
次に白黒モードおよびカラーモードの切り替えに関して説明する。
図1(a)はカラーモード、図1(b)は白黒モードにおける中間転写ユニット近傍の断面図である。
画像形成装置は、その使用頻度が高いモードをデフォルトにするよう設定を記憶させておくことが可能である。ここでは白黒モードをデフォルトとした場合を例に説明する。
装置待機時には中間転写ユニットは図1(b)の状態にある。
すなわち、イエロー、マゼンタ、シアンの第1の一次転写ローラ105a〜105c及び補助ローラ205は、上方に退避しており、中間転写ベルト106と接触していない。
また、中間転写ベルトはイエロー、マゼンタ、シアンの第1の感光体101a〜101cとも接触していない。
ブラックの一次転写ローラ105dは、中間転写ベルトを介してブラックの感光体101dと当接し、一次転写部を形成している。
コントローラ(実行部)によりコピーやプリント等で白黒のジョブ(画像形成動作)が始まると、中間転写ユニットは図1(b)の状態のまま、駆動ローラが反時計回りに回転を始め、中間転写ベルトも移動方向が反時計回りに移動する。
一方、イエロー、マゼンタ、シアンの感光体は停止したままであり、ブラックの感光体のみが、中間転写ベルトの回転開始と同時に時計回りに回転を始める。
実行部により画像形成動作を実行中の中間転写ユニットの動作の詳細に関しては、後述する。
一方、不図示の操作部によりカラーコピーが選択されたり、接続されたパーソナルコンピュータ等からカラーのプリントジョブが送られた場合は、中間転写ユニット内の一次転写脱着機構(不図示)が動作し、図1(b)の状態から図1(a)の状態に変化する。
つまり、イエロー、マゼンタ、シアンの第1の一次転写ローラ及び補助ローラが下方に移動する。
そしてイエロー、マゼンタ、シアンの第1の一次転写ローラが、中間転写ベルトを介してそれぞれの第1の感光体と当接し、イエロー、マゼンタ、シアンの第1の一次転写部を形成する。
補助ローラが下方へ移動することにより、イエローの一次転写部で中間転写ベルトが傾くことなく、イエローの一次転写部を正しく形成することが可能となる。
図1(a)の状態になった後、4本の感光体と中間転写ベルトは同時に回転(移動)を始め、作像を行う。ジョブ終了後は、再度一次転写脱着機構が動作し、図1(b)の待機状態に戻る。
画像形成装置の設定で、カラーモードをデフォルトとした場合は上記と逆になる。すなわち待機状態の場合は図1(a)の状態であり、カラーモードのジョブが選択された場合はそのまま実行部は画像形成動作を開始する。
一方白黒モードのジョブが選択された場合は、図1(a)の状態から図1(b)の状態へ推移した後に実行部は画像形成動作を開始し、画像形成動作が終了した後は再び図1(a)の状態へ戻る。
次に実行部が画像形成動作を実行中の中間転写ユニットの動作に関して説明する。
駆動ローラが図1にて反時計周りに回転することにより、中間転写ベルトも移動方向が反時計回りで移動する。
テンションローラ、二次転写前ローラ及び二次転写内ローラは、中間転写ベルトが移動することにより従動回転する。
また、中間転写ベルトの移動と同時に、白黒モードの時はブラックの感光体のみが、カラーモードの時はすべての感光体が時計回りに回転を開始する。
感光体は1本ずつ独立のモータ(不図示)により駆動される。
各感光体と同軸上にはエンコーダ(不図示)が取り付けられており、エンコーダの出力信号により、感光体の角速度が一定になるようにモータの駆動速度は制御される。
ここで、感光体から中間転写ベルトヘのトナー像の転写性を考慮して、中間転写ベルト表面の周速は感光体表面の周速より0.1〜1%程度速くなるようにモータの駆動速度が設定されている。
二次転写外ローラ108は、両端を軸受212により回転可能に支持されている。
軸受は二次転写内ローラの方向にばね213で加圧されており、二次転写内ローラ、二次転写外ローラ及び中間転写ベルトで二次転写部を形成している。
二次転写外ローラは二次転写内ローラ同様、中間転写ベルトにより従動回転する。
図2は二次転写部近傍の図である。中間転写ベルトの移動速度は中立点(中間転写ベルト厚さ方向中央の点)上で250mm/sに設定されている。
つまり一次転写面等、中間転写ベルトが直線状に張架されている部分において、中間転写ベルトの外周面の速度は250mm/sとなる。
ローラに巻きついている部分においては、中間転写ベルトの外周面の速度は250mm/sより速く、中間転写ベルトの内周面の速度は250mm/sより遅くなる。
二次転写内ローラの外径は16mm、中間転写ベルトの厚みは65μmであるため、二次転写部における中間転写ベルト内周面の速度は248.99mm/sとなる。
二次転写内ローラの表面はEPDMであるため、中間転写ベルトと滑ることなく回転する。すなわち二次転写内ローラの周速は248.99mm/sとなる。
二次転写内ローラ203端部には伝達機構としてのギア221が取り付けられている。
また二次転写前ローラ202端部には伝達機構としてのギア222が取り付けられている。ギア221とギア222は、それぞれ伝達機構としてのアイドラギア223にかみ合っている。
ギア221の歯数は34、ギア222の歯数は36、二次転写前ローラの外径は18mmであるため、二次転写前ローラ周速(第2の速度)は264.53mm/sで回転する。一方、中間転写ベルトはポリイミド製であり伸縮しないため、全周にわたり中立点上での速度は250mm/sである。
二次転写前ローラの外形は18mmであるため、二次転写前ローラに巻きついて接触している部分での中間転写ベルト内周面の速度(第1の速度)は249.03mm/sとなる。
つまり二次転写前ローラ周速の方が、当該部分の中間転写ベルト内周面の速度より約6%程度速い。
ここで二次転写内ローラの表面はEPDMであるのに対し二次転写前ローラの表面はアルミであるため、二次転写前ローラの方が中間転写ベルトとの摩擦係数が低い。
よって二次転写内ローラは中間転写ベルトに対して滑らず回転するのに対し、二次転写前ローラは中間転写ベルトに対して滑っている。
この滑りにより、一次転写面には一定のテンションがかけられるとともに、二次転写前ローラから二次転写内ローラの間では、中間転写ベルトは図3(a)に示すように微小に弛んでいる。
次に図3を用いて、記録材が二次転写部へ突入した際の中間転写ベルトの挙動について説明する。
記録材Sはレジストローラ116により二次転写部へと搬送される。レジストローラによる記録材の搬送速度は二次転写部における中間転写ベルト表面の速度より2%程度速く設定されている。
これは部品精度のばらつきがあっても、必ずレジストローラの搬送速度の方が速くなるようにしてあり、二次転写部で記録材を搬送している際に、レジストローラが負荷となることがないようにしている。
レジストローラにより搬送される記録材先端が二次転写部に突入すると、記録材の速度は中間転写ベルトの速度より若干速いため、中間転写ベルトは記録材の速度に倣い、わずかに速くなる。
しかし、図3(a)に示すように二次転写前ローラと二次転写部の間で中間転写ベルトは微小に弛んでいるため、中間転写ベルトより速度の速い記録材が二次転写部に突入しても、この撓みを吸収して図3(b)に示すような状態となる。
つまり中間転写ベルトは、二次転写前ローラより回転方向上流側、つまり一次転写面の速度が変動することはない。
記録材の先端が二次転写部でニップ搬送が始まった後は、レジストローラとの搬送速度に差があっても、記録材にループが形成されるため、中間転写ベルトの速度が変動することはない。
記録材が二次転写部に突入する際の中間転写ベルトの速度変動は、記録材の剛性が高い厚紙の方が顕著である。これは剛性の低い紙の場合、図4に示すように二次転写部に先端が突入するとすぐにループが形成されるのに対し、剛性が高い紙の場合、ループができにくいためである。
本実施例によれば二次転写内ローラと二次転写前ローラを伝達機構で接続する。そしてギアの減速比及び二次転写内ローラと二次転写前ローラの外径により、二次転写前ローラの外周速度を中間転写ベルト内周面の速度より6%程度速く回転させている。
この速度差により、二次転写前ローラと二次転写内ローラ間において中間転写ベルトが微小に撓みを持つ。
厚紙のようなコシの強い記録材が二次転写部に突入してもこの撓みにより中間転写ベルトの速度変動は吸収され、二次転写前ローラより上流側の一次転写部における中間転写ベルトの速度変動は生じない。
よって中間転写ベルトの速度変動により一次転写される位置が微小にずれることによって生じる、中間転写ベルト幅方向のスジ状の画像不良を防ぐことが可能となる。
なお、本実施例では中間転写ベルトの駆動ローラは、二次転写部と対向側に配置されているが、二次転写内ローラで中間転写ベルトを駆動する構成でも、同様の効果が得られる。また、本実施例の中において、各ローラの外径や速度、また中間転写ベルトの速度等、具体的な数字を上げて説明しているが、本発明がこれらの数字に限定されるものではないことは明らかである。
次に本発明が適用された第2の実施例を説明する。なお、第1の実施例と同様な部分に関しては説明を省略する。
本実施例は図5に示すように、駆動源としてのステッピングモータ224からギア列を介して、二次転写前ローラ202端部に取り付けられたギア222に駆動力が伝達される。ステッピングモータ224の回転速度は、コントローラ225(設定部)により設定可能である。
また、使用者は、装置本体の操作パネルで、画像形成に使用される記録材の厚み又は坪量に関する情報を設定可能である。
コントローラ(取得部)は、操作パネルで設定された記録材の厚み又は坪量に関する情報を取得する。
所定の厚みまたは坪量より大きい(厚紙等)設定がされた場合には、コントローラはステッピングモータの回転数を速く設定し、二次転写前ローラの外周面は261.48mm/sの速度で回転する。
この速度は、当該部分の中間転写ベルト内周面の速度249.03mm/sより5%速い速度である。よって実施例1と同様、中間転写ベルトには二次転写前ローラと二次転写部の間に図3(a)に示すような撓みが生じる。
したがって、二次転写部に厚紙が突入した場合には、この撓みにより中間転写ベルトの速度変動は吸収され、一次転写のずれによるスジ状の画像不良を防ぐことができる。
一方、所定の厚みまたは坪量以下の設定(普通紙)の場合は、二次転写部における中間転写ベルト表面の速度より2%程度速い速度で突入しても、記録材のコシが弱いため座屈し、図4に示すように二次転写前ガイド214に沿ってループを形成する。
よって二次転写部に記録材が突入することにより、中間転写ベルトの速度変動が起きることはない。
なお、白黒モードの場合で、かつ厚紙が設定された場合に、二次転写前ローラの外周面を261.48mm/sの速度で回転するように設定可能である。
従って、記録材として普通紙が設定された場合は、コントローラはステッピングモータの回転数を遅く設定し、二次転写前ローラ外周は当該部分の中間転写ベルトの内周面の速度と同じ249.03mm/sで駆動する。
これにより二次転写前ローラと中間転写ベルト内周面の滑りが無くなることで、中間転写ベルト内周面の摩耗、傷の発生等が低減され、中間転写ベルトの寿命を長くすることができる。また、摩擦摺動により消費していた分のモータの電力消費量を低減することが可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、記録材が二次転写部に突入する際に中間転写ベルトに速度変動を与えるような記録材を使用する場合にのみ、二次転写前ローラの速度を当該部分の中間転写ベルトの内周面の速度より速く設定する。
これにより普通紙のように、二次転写前ローラを速く回転させる必要がない場合に、中間転写ベルト内周に生じる摩耗や傷等を防ぐことが可能となり、中間転写ベルトの寿命を延ばすことが可能となる。また、摩擦摺動により消費していた分の装置の電力を低減することが可能となる。
さらには、実施例1と比較して、駆動部の配置上の制約が少ないため、二次転写前ローラを速く回転させる場合の速度を自由に設定することが可能となる。従って二次転写前ローラを速く回転させる場合においても、中間転写ベルト内周に生じる摩耗や傷等を低減したり、消費電力を低減することが可能となる。
なお、本発明は、本実施例の中に記載したモータの種類及び中間転写ベルトや二次転写前ローラの速度の数字に限定されるものではないことは明らかである。
次に本発明が適用された第3の実施例を説明する。なお、第1及び第2の実施例と同様な部分に関しては説明を省略する。
本実施例は図6に示すように、駆動部としてのDCブラシレスモータ226は、クラッチ227を含むギア列を介して二次転写前ローラ202端部に取り付けられたギア222を駆動する。
DCブラシレスモータ226の回転/停止及びクラッチ227の接続/遮断の切換えは、コントローラ(選択部)225により選択可能である。DCブラシレスモータは、二次転写前ローラ外周の速度が261.48mm/sになるよう、設定されている。
記録材として厚紙が設定された場合は、コントローラは中間転写ベルトの回転と同期して、DCブラシレスモータ226を回転させ、クラッチ227を接続状態にする。
よって二次転写前ローラの外周面は261.48mm/sの速度で回転する。
この速度は、当該部分の中間転写ベルト内周面の速度249.03mm/sより5%速い速度である。よって実施例1と同様、中間転写ベルトには二次転写前ローラと二次転写部の間に図3(a)に示すような撓みが生じる。
したがって、二次転写部に厚紙が突入した場合には、この撓みにより中間転写ベルトの速度変動は吸収され、一次転写のずれによるスジ状の画像不良を防ぐことができる。
一方、記録材として普通紙を使用する場合は、コントローラは中間転写ベルトが回転を始めてもDCブラシレスモータ226は停止させたままとし、クラッチ227も遮断状態を維持したままとする。すると二次転写前ローラは中間転写ベルト106により従動回転する。
なお、白黒モードの場合で、かつ厚紙が設定された場合に、二次転写前ローラの外周面を261.48mm/sの速度で回転するように設定することも可能である。
よって二次転写前ローラと中間転写ベルト内周面の滑りは無くなり、中間転写ベルト内周面の摩耗、傷の発生等が低減され、中間転写ベルトの寿命を長くすることができる。また、二次転写前ローラを駆動するモータの電力分、装置の消費電力を低減することが可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、厚紙等コシの強い記録材で生じるスジ状の画像不良を防ぎつつ、コシの弱い記録材を使用する場合に、不要にモータを回転させたり、二次転写前ローラと中間転写ベルトを摺擦させることが無くなる。よって中間転写ベルト内周に生じる摩耗や傷等を防ぐことが可能となり、中間転写ベルトの寿命を延ばすことが可能となる。また二次転写前ローラを駆動するモータの電力分、装置の電力を低減することが可能となる。
なお、本発明は、本実施例の中に記載したモータの種類及び中間転写ベルトや二次転写前ローラの速度の数字に限定されるものではないことは明らかである。
101a〜101d 感光体
102a〜102d 帯電ローラ
103a〜103d レーザスキャナ

Claims (7)

  1. トナー像が形成される第1の感光体を備え、トナー像を形成する第1の像形成部と、
    トナー像が形成される第2の感光体を備え、トナー像を形成する第2の像形成部と、
    第1の一次転写部において前記第1の感光体からトナー像が一次転写され、第2の一次転写部において前記第2の感光体からトナー像が一次転写される無端状の移動する中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトの内面に接触して前記中間転写ベルトを駆動させ、前記中間転写ベルトから記録材へトナー像を二次転写する二次転写部を形成する内ローラと、
    前記中間転写ベルトの内面に接触し、前記中間転写ベルトの移動方向において前記内ローラより上流側で前記第1及び第2の一次転写部より下流側に配置される前ローラと、
    前記中間転写ベルトを挟んで前記内ローラと対向する位置に配置され、前記内ローラとともに前記二次転写部を形成する外ローラと、
    前記内ローラを駆動する駆動源と、
    前記内ローラに設けられ、前記駆動源からの駆動力が伝達されて回転する第1ギアと、
    前記前ローラに設けられ、前記第1ギアとの間に駆動伝達経路を形成する第2ギアと、
    前記二次転写部に転写電界を形成する電源と、
    前記二次転写部に記録材を搬送する搬送部材と、を備え、
    前記中間転写ベルトから記録材にトナー像を転写する転写動作中に、前記前ローラの外周面を、前記中間転写ベルトの移動方向と同じ方向に回転させ、かつ、前記前ローラの外周面を前記中間転写ベルトの内周面の速度である第1の速度より速い第2の速度で回転するように前記第1ギアと前記第2ギアが構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー像が形成される第1の感光体を備え、トナー像を形成する第1の像形成部と、
    トナー像が形成される第2の感光体を備え、トナー像を形成する第2の像形成部と、
    第1の一次転写部において前記第1の感光体からトナー像が一次転写され、第2の一次転写部において前記第2の感光体からトナー像が一次転写される無端状の移動する中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトの内面に接触して前記中間転写ベルトを駆動させ、前記中間転写ベルトから記録材へトナー像を二次転写する二次転写部を形成する内ローラと、
    前記中間転写ベルトの内面に接触し、前記中間転写ベルトの移動方向において前記内ローラより上流側で前記第1及び第2の一次転写部より下流側に配置される前ローラと、
    前記中間転写ベルトを挟んで前記内ローラと対向する位置に配置され、前記内ローラとともに前記二次転写部を形成する外ローラと、
    前記内ローラを駆動する第1の駆動源と、
    前記前ローラを駆動する第2の駆動源と、
    前記第2の駆動源と前記前ローラの間で駆動伝達経路を形成し、前記第2の駆動源からの駆動を伝達する接続状態と前記第2の駆動源からの駆動伝達を遮断する遮断状態とを切換えるクラッチと、
    前記クラッチの切換えを制御するコントローラと、
    前記二次転写部に転写電界を形成する電源と、
    前記二次転写部に記録材を搬送する搬送部材と、を備え、
    前記中間転写ベルトから記録材にトナー像を転写する転写動作中に、前記前ローラの外周面を、前記中間転写ベルトの移動方向と同じ方向に回転させ、かつ、前記前ローラの外周面を前記中間転写ベルトの内周面の速度である第1の速度より速い第2の速度で回転させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記コントローラは、記録材の厚み又は坪量に関する情報を取得し、取得された前記情報が、所定の厚みまたは坪量より大きい場合に、前記クラッチを接続状態にして前記第2の駆動源により前記前ローラの外周面の速度を前記第2の速度で回転させて画像形成を実行し、前記所定の厚みまたは坪量以下の場合に、前記クラッチを遮断状態にして前記前ローラを前記中間転写ベルトと従動回転させて画像形成を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記中間転写ベルトと接触する前記前ローラの外周面は金属または樹脂であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記内ローラの前記中間転写ベルトと接触する面はゴムであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記前ローラの外周面と前記中間転写ベルトの内周面との摩擦係数は、前記内ローラの外周面と前記中間転写ベルトの内周面との摩擦係数よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の速度は、前記第1及び第2の感光体の外周面の速度より0.1%から1%の範囲内で速く設定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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