JP6914585B2 - 電気電子機器収納用箱 - Google Patents

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本発明は、電気電子機器収納用箱に関するものである。
特許文献1に記載されているように、天井付近に換気扇を埋め込んだ電気電子機器収納用箱が知られている。この換気扇の取り付けや取り外しを行う場合は、天井面の下側となる筐体の内部から作業を行う。
特開2010−28891号公報
ところで、筐体内部に電気機器や配線が設置されている状態で、換気扇の取り付けや取り外しを行う場合には、筐体内部設置された電気機器や配線によって、作業の効率が低下させられてしまう。また、電気機器や配線を傷付けてしまう虞があった。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、電気電子機器収納用箱の天井に設けられた開口を介して換気扇を取り外せるようにすることである。
上記課題を解決するため、天井に開口を備え、筐体内に換気扇を備えた電気電子機器収納用箱であって、前記換気扇が支持される支持部材を備え、前記支持部材は上下方向移動可能に構成され、前記支持部材は、第一の支持位置で換気扇を支持可能であるとともに、第一の支持位置より下方に位置する第二の支持位置で換気扇を支持可能とした電気電子機器収納用箱とする。
また、支持部材は、電気電子機器収納用箱に固定される固定部と、換気扇を保持する換気扇保持部を備え、前記固定部に対して、前記換気扇保持部が移動可能に接続された構成とすることが好ましい。
また、第一の支持位置で支持部材が箱形状をなす構成とすることが好ましい。
また、前記開口は前記換気扇よりも前後方向若しくは左右方向が短く構成されており、固定部が電気電子機器収納用箱を構成するフレームに固定されており、前記固定部が、固定部とフレームを固定する固定位置よりも外側に張り出す張り出し部を備えた構成とすることが好ましい。
本発明では、電気電子機器収納用箱の天井に設けられた開口を介して換気扇を取り外せるようにすることが可能となる。
実施形態の電気電子機器収納用箱の斜視図である。 実施形態の電気電子機器収納用箱の上部を表した斜視図である。ただし、外周面を形成するパネルや扉は省略している。また、換気扇は第一の支持位置で支持されている。 実施形態の電気電子機器収納用箱の上部を表した斜視図である。ただし、外周面を形成するパネルや扉は省略している。また、換気扇は第二の支持位置で支持されている。 実施形態の支持部材を斜め下方から見た斜視図である。但し、換気扇保持部は上方側に位置するように固定されている。 実施形態の支持部材を斜め下方から見た斜視図である。但し、換気扇保持部は下方側に位置するように固定されている。 実施形態の電気電子機器収納用箱内部構造の上部を側面から表した図である。ただし、換気扇は第一の支持位置で支持されている。 実施形態の電気電子機器収納用箱内部構造の上部を側面から表した図である。ただし、換気扇は第二の支持位置で支持されている。 実施形態の電気電子機器収納用箱の上部の分解斜視図である。ただし、外周面を形成するパネルや扉は省略している。 支持部材の分解斜視図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1乃至図3に示されていることから理解されるように、本実施形態の電気電子機器収納用箱1は、天井に開口11を備え、筐体内に換気扇2を備えている。また、この換気扇2が支持される支持部材3を備えており、この支持部材3は上下方向に移動可能に構成されている。支持部材3は、第一の支持位置で換気扇2を支持可能であるとともに、第一の支持位置より下方に位置する第二の支持位置で換気扇2を支持可能としている。このように構成された電気電子機器収納用箱1では、第二の支持位置に配置された換気扇2の上方に、換気扇2を傾けることが可能なスペースを確保することができる。このスペースが確保されることにより、換気扇2を開口11から排出することが可能となる。このため、電気電子機器収納用箱1の天井に設けられた開口11を介して換気扇2を取り外せるようになる。なお、本実施形態の開口11は換気扇2よりも前後方向若しくは左右方向が短く構成されている。
図4及び図5に示すことから理解されるように、本実施形態の支持部材3は、電気電子機器収納用箱1に固定される固定部31と、換気扇2を保持する換気扇保持部32を備え、換気扇保持部32が固定部31に接続されたものである。また、換気扇保持部32は上下方向に移動させることができ、図4に示すような位置から、図5に示すような位置に移動させることができるように構成されている。
図6に示すように、本実施形態の換気扇2は、支持部材3に覆われ、ラックを構成する電気電子機器収納用箱1の天井部分に固定される。本実施形態の支持部材3は、図6に示すように、第一の支持位置で換気扇2を支持することができる。本実施形態では、この第一の支持位置は、換気扇2を固定する際に配置される位置であり、換気扇2がこの位置で支持された場合、換気扇2を天井の開口11から取り出すことはできない。
一方、本実施形態の支持部材3は、図7に示すように、第二の支持位置で換気扇2を支持することができる。この第二の支持位置は、換気扇2の取り付け取り外し時に一旦換気扇2を支持する位置である。換気扇2がこの位置で支持された場合、換気扇2を天井の開口11から取り出すことができる。より具体的には、換気扇2の上部の空間を利用して換気扇2を傾けることで、換気扇2を天井の開口11から取り出すことができる。なお、図8に示すように、換気扇2が電気電子機器収納用箱1の外部にある状態から、換気扇2を取り付ける際も、支持部材3は第二の支持位置まで移動させておく。このようにした上で、換気扇2を傾けた状態で開口11から侵入させれば、換気扇2を電気電子機器収納用箱1内に位置させることができるようになる。
支持部材3は、電気電子機器収納用箱1に固定される固定部31と、換気扇2を保持する換気扇保持部32を備え、換気扇保持部32が固定部31に接続されたものとすることで、電気電子機器収納用箱1の天井に設けられた開口11を介して換気扇2を取り外すための構造を、比較的簡単な構造とすることができる。本実施形態の支持部材3は、図9に示すように、ラックに固定される固定部31と、換気扇2を保持する換気扇保持部32と、固定部31と換気扇保持部32とを接続するコーナー金具33とで構成されている。つまり、コーナー金具33を介して換気扇保持部32が固定部31に接続された構成としている。
本実施形態の固定部31は、断面略Z字状に形成され、固定孔99を介して、ラックの奥行フレーム19に固定される。このように固定部31をフレームに固定することで、固定部31を強固に支持することが可能となる。
また、本実施形態では、固定部31が、固定部31とフレームを固定する固定位置よりも外側に張り出す張り出し部81を備えている。このため、フレーム間の幅よりも大きな換気扇2を支持することができる。なお、本実施形態では、「固定部31と奥行フレーム19との固定位置」よりも、「固定部31と換気扇保持部32との固定位置」を奥行きフレーム19の長手方向に垂直となる方向(筐体の左右方向)の外側に張り出すように構成しており、開口11よりも大きな換気扇2を支持することができる。
本実施形態の固定部31の側面部には、コーナー金具33と固定するための固定孔91を備える。また、固定部31の側面部には、複数の孔92が一列に並んで設けられているが、これは、奥行フレーム19にマウントレールを固定する際に、干渉することを防ぐために設けられた孔である。
本実施形態の換気扇保持部32は、断面略コ字状に形成され、換気扇2が収納される。本実施形態の換気扇保持部32の端部は、天井面と平行となるように折り曲げられ、その折り曲げ面に天井面と固定するための孔93を備えている。また、底面には、換気扇2を固定するための孔94を備えている。
本実施形態の換気扇保持部32の側面には、コーナー金具33と接続するための丸孔95と長円孔96を備えている。換気扇保持部32が上下移動する際は、長円孔96に挿入されるネジ97に沿うように、長円孔96が上下移動する。
本実施形態では、換気扇2が固定状態のときには、換気扇保持部32は上側に位置している状態である。また、端部の折り曲げ面と天井と、側面の丸孔95、長円孔96とコーナー金具33とで換気扇保持部32が支持されている。一方、換気扇2が着脱可能な状態のときには、換気扇保持部32は下側に位置している状態であり、側面の長円孔96とコーナー金具33のみで換気扇保持部32は支持されている。換気扇2が固定状態のとき、固定部31と換気扇保持部32とが換気扇の側面を覆う箱形状を形成している。このように第一の支持位置で支持部材が箱形状をなすものとすることで、支持部材に生じる隙間を少なくすることができ、換気扇の能力低下を防ぐことができる。
本実施形態の支持部材3の構成要素であるコーナー金具33は、断面略L字状に形成され、直交する二つの辺には、固定部31や換気扇保持部32と固定するための孔98を備えている。なお、本実施形態では、コーナー金具33を別部材で設けたが、固定部31の左右端部を折り曲げ、その折り曲げ面と換気扇保持部32とを固定する構造としてもよい。
本実施形態の電気電子機器収納用箱1は、サーバー等の電気機器が収納されるラックである。ラック内に多くの電気機器を収納する必要があるため、換気扇の収納空間は余裕をもって確保されていないのが通常である。つまり、換気扇が固定状態では、換気扇の周囲に換気扇を移動させるための空間が確保されていない。しかし、本実施形態では、換気扇保持部32を下方向に移動させることで、換気扇2の周囲(主に上方向)に換気扇2を移動可能にする空間を確保しているため、換気扇2の着脱を天井面から行うことができる。
本実施形態の電気電子機器収納用箱1は、防音対策を施したものである。具体的には、電気電子機器収納用箱1の天井に換気扇2を埋め込むことで、音の漏れを低減させている。また、換気扇2の排出面に面する天井の開口11のサイズを小さくすることで音の漏れを低減している。また、換気扇2のサイズを大きくすることで、回転数を低下させ、換気扇2からの音の発生を抑えている。
このように、天井の開口11のサイズを小さくしつつ、サイズの大きな換気扇2を天井に埋め込むことで、防音対策を施した電気電子機器収納用箱1とすることができる。なお、天井の開口11が小さいとは、換気扇2よりもサイズが小さいことを意味し、より具体的には、開口11の筐体前後方向若しくは左右方向のいずれか一方のサイズが、換気扇2よりも小さいことを意味する。
以上、一つの実施形態を中心に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、固定部の形状は特に限定されず、ラックの天井面に固定されても構わない。
1 電気電子機器収納用箱
2 換気扇
3 支持部材
11 開口
31 固定部
32 換気扇保持部
81 張り出し部

Claims (4)

  1. 天井に開口を備え、筐体内に換気扇を備えた電気電子機器収納用箱であって、前記換気扇が支持される支持部材を備え、前記支持部材は換気扇を保持する換気扇保持部が上下方向に移動可能に構成され、前記支持部材は、第一の支持位置で換気扇を支持可能であるとともに、第一の支持位置より下方に位置する第二の支持位置で換気扇を支持可能とし
    支持部材に、電気電子機器収納用箱に固定される固定部を備えるとともに、固定部と電気電子機器収納用箱を固定する固定位置及び開口よりも外側に張り出す張り出し部を備えた電気電子機器収納用箱。
  2. 支持部材は、電気電子機器収納用箱に固定される固定部と、換気扇を保持する換気扇保持部を備え、前記固定部に対して、前記換気扇保持部が移動可能に接続された請求項1に記載の電気電子機器収納用箱。
  3. 第一の支持位置で支持部材が箱形状をなす請求項1又は2に記載の電気電子機器収納用箱。
  4. 前記開口は前記換気扇よりも前後方向若しくは左右方向が短く構成されており、固定部が電気電子機器収納用箱を構成するフレームに固定されており、前記固定部が、固定部とフレームを固定する固定位置よりも外側に張り出す張り出し部を備えた請求項1乃至3の何れかに記載の電気電子機器収納用箱。
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