JP6914055B2 - パッドタイプ使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、手で持ちやすい裏面を有するパッドタイプ使い捨ておむつに関するものである。
夜用等で使用されるパッドタイプ使い捨ておむつは、漏れ防止及び吸収量の確保の観点から十分に大きいものとなっている(例えば特許文献1〜4参照)。
しかしながら、このような大型のパッドタイプ使い捨ておむつは手のひらに収まらない幅を有しているため、交換等の際に片手で持ちにくいという問題点を有していた。
例えば、介護者が被介護者にパッドタイプ使い捨ておむつを装着する場合、パッドタイプ使い捨ておむつの股間部の裏面をつかんで被介護者の股間にあてがうことが行われるが、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面は凹凸がないため、強引につかむしかないのが現状である。
また、トイレに行くときに見守りや介助が必要な被介護者は、排尿後パンツを引き上げる前に腹圧や尿障害により尿が漏れることがある。このとき、介護者は床やアウターに尿が漏れないようとっさにパッドタイプ使い捨ておむつを排尿口にあてがう必要に迫られることがある。このとっさの事態に、介護者はパッドタイプ使い捨ておむつの裏面を片手でわしづかみにしたり、パッドタイプ使い捨ておむつが大きい場合は幅方向の端部をつかんであてがったりすることとなる。いずれにしても、パッドタイプ使い捨ておむつの持ち方が不安定となるため、上手にパッドタイプ使い捨ておむつで尿を受けることができずに、衣類や周囲の床面を汚してしまうおそれがある。
さらに、パッドタイプ使い捨ておむつを安定してつかめないと、立っている被介護者に対して適切な装着位置にあてがうことも困難となり、装着後のモレのリスクも高まる。
パッドタイプ使い捨ておむつの持ちやすさを改善するために、別の部材を取り付けて持ち手を作ることも考えられるが、それでは持ち手を使うとき以外で持ち手が邪魔となり、装着時の違和感が発生する等の問題が発生する。なお、特許文献4記載のものは裏面に持ち手となりうる突出部分を有しているが、このように製品当初から突出する部分を有する場合にも、突出部分が邪魔となり、装着時の違和感が発生する等の問題が発生する。
特開2015−039579号公報 特開2012−157380号公報 特開2011−239858号公報 特開2013−135717号公報
そこで、本発明の主たる課題は、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面を手で持ちやすくすること等にある。
上記課題を解決した本発明の主な態様は以下のとおりである。
<第1の態様>
股間部と、股間部の前側及び後側にそれぞれ延びる前側部分及び後側部分と、
股間部を含む領域に設けられた一層又は複数層の吸収体と、
前記一層又は複数層の吸収体より裏側に位置する、少なくとも一層の裏側シート層と、
前記一層又は複数層の吸収体より表側に位置する、少なくとも一層の表側シート層とを備え、
前記一層又は複数層の吸収体は、幅方向に間隔を空けて複数本設けられた前後方向に延びるスリットと、これらスリットの間に位置する中間部分と、スリットと当該吸収体の側縁との間に位置するサイド部分とを有しており、
前記一層又は複数層の吸収体における表側シート層との対向面より表側における少なくとも一つの層間では、中間部分と重なる部分が非接合とされるか、又はサイド部分と重なる部分の接合よりも弱く接合されている、
ことを特徴とするパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
本態様では、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面から吸収体のスリットに間接的に指を押し入れて、当該吸収体の中間部分を間接的につかむことができる。ここで、吸収体における表側シート層との対向面より表側における少なくとも一つの層間では、中間部分と重なる部分が非接合とされるか、又はサイド部分と重なる部分の接合よりも弱く接合されているため、中間部分をつかんだときに、非接合又は弱接合の層間が離間することにより、中間部分がサイド部分よりも裏側に突出することができるため、吸収体を崩さずに、中間部分をよりしっかりとつかむことができる。よって、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面を手で持ちやすくなる。
また、本態様では、中間部分の自由度が高いため、フィット性も向上する。
さらに、吸収体にスリットを有することにより、スリットに沿う方向における尿の拡散性も向上することはいうまでもない
なお、用語「スリット」とは吸収体の表裏に貫通部を意味する(以下、同じ)。
<第2の態様>
股間部と、股間部の前側及び後側にそれぞれ延びる前側部分及び後側部分と、
股間部を含む領域に設けられた複数層の吸収体と、
最も裏側に位置する吸収体より裏側に位置する、少なくとも一層の裏側シート層と、
最も表側に位置する吸収体より表側に位置する、少なくとも一層の表側シート層とを備え、
最も裏側に位置する吸収体、又は最も裏側に位置する吸収体から中間の吸収体までの複数層の吸収体は、幅方向に間隔を空けて複数本設けられた前後方向に延びるスリットと、これらスリットの間に位置する中間部分と、スリットと当該吸収体の側縁との間に位置するサイド部分とを有しており、
前記スリットを有する吸収体のうち、最も裏側に位置する吸収体、又は最も裏側に位置する吸収体から中間の吸収体までの複数層の吸収体と、その上の最も近い吸収体との間に位置する少なくとも一つの層間では、中間部分と重なる部分が非接合とされるか、又はサイド部分と重なる部分の接合よりも弱く接合されている、
ことを特徴とするパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
パッドタイプ使い捨ておむつでは吸収量の確保等の目的で、吸収体を複数積層した構造のものも広く用いられている。本態様は、このような複数層の吸収体を有するパッドタイプ使い捨ておむつを対象とするものである。本態様では、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面から最も裏側に位置する吸収体、又は最も裏側に位置する吸収体から中間の吸収体までの複数層の吸収体のスリットに間接的に指を押し入れて、当該吸収体の中間部分を間接的につかむことができる。ここで、スリットを有する吸収体のうち、最も裏側に位置する吸収体、又は最も裏側に位置する吸収体から中間の吸収体までの複数層の吸収体と、その上の最も近い吸収体との間に位置する少なくとも一つの層間では、中間部分と重なる部分が非接合とされるか、又はサイド部分と重なる部分の接合よりも弱く接合されているため、中間部分をつかんだときに、非接合又は弱接合の層間が離間することにより、中間部分がサイド部分よりも裏側に突出することができるため、吸収体を崩さずに、最も裏側の吸収体の中間部分をよりしっかりとつかむことができる。よって、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面を手で持ちやすくなる。
また、本態様では、吸収体にスリットを有することにより、スリットに沿う方向における尿の拡散性も向上することはいうまでもない
<第3の態様>
前記スリットは、表側から裏側に向かうにつれて連続的又は段階的に幅が広くなっている、
第1又は2の態様のパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
スリットが本態様のような形状となっていると、吸収体の中間部分をつかむときに、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面からスリットに指を押し入れやすくなる。
<第4の態様>
パッドタイプ使い捨ておむつの裏面を形成する裏側シート層は、前記中間部分及びその両脇のスリットと重なる部分の裏面が、周囲よりも滑りにくい滑り止め部となっている、
第1〜3のいずれか1つの態様のパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
本態様のように、手でつかむ部分に滑り止め部を有することにより、より一層、手で持ちやすいものとなるだけでなく、装着状態におけるずれ止め効果も発揮される。
<第5の態様>
前記スリットは、幅方向に間隔を空けて二本設けられており、
前記スリットの幅方向間隔が前後方向中間から前後両側に向かうにつれて広くなるように、前記スリットが湾曲している、
第1〜4のいずれか1つの態様のパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
スリットがこのような形状となっていると、より一層手でつかみやすいものとなるとともに、股間部に対するフィット性も向上する。
<第6の態様>
裏面に、前記裏側シート層が前記吸収体のスリット内に入り込んだ溝を有している、
第1〜5のいずれか1つの態様のパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
本態様のように、あらかじめ、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面に溝を有していると、手の感触だけで中間部分を簡単につかむことができる。
<第7の態様>
前記スリットは、幅方向に間隔を空けて二本設けられており、
前記スリットを通る前後方向に沿う仮想線を折り位置として、一方のサイド部分及び他方のサイド部分が幅方向中央側に折り畳まれている、
第1〜6のいずれか1つの態様のパッドタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
本態様のようにスリットを通る位置で折り畳まれた製品となっていると、使用時に、折り畳まれたサイド部分を展開したときに、折目がスリットを通る位置に残るため、この折目が手でつかむときの目印となる。よって、より一層手でつかみやすいものとなる。
以上のとおり本発明によれば、パッドタイプ使い捨ておむつの裏面を手で持ちやすくなる、等の利点がもたらされる。
パッドタイプ使い捨ておむつの展開状態の表面側を示す平面図である。 要部のみを示す平面図である。 図1のY−Y断面図である。 図1のX−X断面図である。 パッドタイプ使い捨ておむつの展開状態の裏面側を示す平面図である。 図1に示される形態のX−X断面に相当する、他の形態の断面図である。 図1に示される形態のY−Y断面に相当する、他の形態の断面図である。 図1に示される形態のX−X断面に相当する、他の形態の断面図である。 他の吸収体の平面図である。 (a)手でつかむ前の状態、及び(b)手でつかんだ状態をそれぞれ簡略的に示す断面図である。 (a)手でつかむ前の状態、及び(b)手でつかんだ状態をそれぞれ簡略的に示す断面図である。 (a)手でつかむ前の状態、及び(b)手でつかんだ状態をそれぞれ簡略的に示す断面図である。 裏面に溝を有する他の形態を簡略的に示す断面図である。 折り畳み位置を簡略的に示す断面図である。 折り畳み手順を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しながら詳説する。なお、本発明の用語のうち「股間部」とは使用時に身体の股間と対応させる部分を意味し、製品によって、図示形態のように物品の前後方向LDの中央若しくはその近傍から前側の所定部位までの範囲であったり、物品の前後方向LDの中央の所定範囲であったりするものである。物品の前後方向LDの中間あるいは吸収体の前後方向LDの中間に幅の狭いくびれ部分を有する場合は、いずれか一方又は両方のくびれ部分の最小幅部位を前後方向LDの中央とする所定の前後方向LDの範囲を意味する。また、「前側部分(腹側部分)」は股間部よりも前側の部分を意味し、「後側部分(背側部分)」は股間部よりも後側の部分を意味する。
図1〜図4は、本発明に係るパッドタイプ使い捨ておむつ例200を示している。このパッドタイプ使い捨ておむつ200は、股間部C2と、その前後両側に延在する前側部分F2及び後側部分B2とを有するものである。各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、物品全長(前後方向LDの長さ)Lは350〜700mm程度、全幅W1は130〜400mm程度(ただし、おむつの吸収面の幅より広い)とすることができ、この場合における股間部C2の前後方向LDの長さは10〜150mm程度、前側部分F2の前後方向LDの長さは50〜350mm程度、及び後側部分B2の前後方向LDの長さは50〜350mm程度とすることができる。また、股間部C2の幅W3は、大人用の場合、150cm以上、特に200〜260cm程度とすることができる。
パッドタイプ使い捨ておむつ200は、外面に外装シート27が積層された液不透過性シート21の内面と、透液性トップシート22との間に、吸収体23が介在された基本構造を有している。
吸収体23の裏側には、液不透過性シート21が吸収体23の周縁よりはみ出すように設けられている。液不透過性シート21としては、ポリエチレンフィルム等の他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸又は二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。
また、液不透過性シート21の外面は、不織布からなる外装シート27により覆われており、この外装シート27は、所定のはみ出し幅をもってバックシート21の周縁より外側にはみ出している。外装シート27としては各種の不織布を用いることができる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
吸収体23の表側は、透液性トップシート22により覆われている。図示形態ではトップシート22の側縁から吸収体23が一部はみ出しているが、吸収体23の側縁がはみ出さないようにトップシート22の幅を広げることもできる。トップシート22としては、有孔又は無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどが用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
トップシート22と吸収体23との間には、中間シート25を介在させるのが望ましい。この中間シート25は、吸収体23により吸収した尿の逆戻りを防止するために設けられるものであり、保水性が低く、かつ透液性の高い素材、例えば各種の不織布やメッシュフィルム等を用いるのが望ましい。トップシート22の前端を0%としトップシート22の後端を100%としたとき、中間シート25の前端は0〜11%の範囲に位置しているのが好ましく、中間シート25の後端は92〜100%の範囲に位置しているのが好ましい。また、中間シート25の幅W4は後述する吸収体23のくびれ部分23nの最小幅W5の50〜100%程度であるのが好ましい。
パッドタイプ使い捨ておむつ200の前後方向LDの両端部では、外装シート27及び透液性トップシート22が吸収体23の前後端よりも前後両側にそれぞれ延在されて貼り合わされ、吸収体23の存在しないエンドフラップ部EFが形成されている。パッドタイプ使い捨ておむつ200の両側部では、外装シート27が吸収体23の側縁よりも外側にそれぞれ延在され、この延在部からトップシート22の側部までの部分の内面には、立体ギャザー24を形成するギャザーシート24sの幅方向WDの外側の部分24xが前後方向LDの全体にわたり貼り付けられ、吸収体23の存在しないサイドフラップ部SFを構成している。これら貼り合わせ部分は、図1では斜線模様で示されており、ホットメルト接着剤、ヒートシール、超音波シールにより形成できる。外装シート27を設けない場合、外装シート27に代えて液不透過性シート21をサイドフラップ部SFまで延在させ、サイドフラップ部SFの外面側を形成することができる。
ギャザーシート24sの素材としては、プラスチックシートやメルトブローン不織布を使用することもできるが、肌への感触性の点で、不織布にシリコーンなどにより撥水処理をしたものが好適に使用される。
ギャザーシート24sの幅方向WDの中央側の部分24cはトップシート22上にまで延在しており、その幅方向WDの中央側の端部には、細長状弾性部材24Gが前後方向LDに沿って伸張状態でホットメルト接着剤等により固定されている。この細長状弾性部材24Gとしては、糸状、紐状、帯状等に形成された、スチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコーン、ポリエステル等、通常使用される素材を用いることができる。
また、両ギャザーシート24sは、幅方向WDの外側の部分24xが前後方向LDの全体にわたり物品内面(図示形態ではトップシート22表面及び外装シート27内面)に貼り合わされて固定されるとともに、幅方向WDの中央側の部分24cが、前後方向LDの両端部では物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に貼り合わされて固定され、かつ前後方向LDの両端部間では物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に固定されていない。この非固定部分は、図1に示されるように、物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に対して弾力的に起立する漏れ防止壁となる部分であり、その起立基端24bはギャザーシート24sにおける幅方向WDの外側の固定部分24xと内側の部分24cとの境に位置する。
吸収体23としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて粒子状等の高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子を混合する場合等、必要に応じて、吸収体23はクレープ紙等の包装シート26により包むことができる。また、吸収体23の形状は、相対的に前側の部分が後側の部分よりも幅狭な帯状、あるいは長方形状、台形状等、適宜の形状とすることができる。
吸収体23における繊維目付け及び高吸収性ポリマーの目付けは適宜定めることができるが、繊維目付けは100〜600g/m2程度とするのが好ましく、また吸収性ポリマーの目付け0〜400g/m2程度とするのが好ましい。
吸収体23は、前側部分F2から後側部分B2にかけて延在されており、図示形態では股間部C2を含む前後方向LDの中間の所定部分が幅の狭いくびれ部分23nとして形成されている。このくびれ部分23nの最小幅W5は、くびれ部分23nの前後に位置する非くびれ部分の幅W2の50〜65%程度であるのが好ましい。また、物品前端を0%とし物品後端を100%としたとき、くびれ部分23nの前端は10〜25%の範囲に位置しているのが好ましく、くびれ部分23nの後端は40〜65%の範囲に位置しているのが好ましく、くびれ部分23nの最小幅W5となる部位(最小幅部位)は25〜30%の範囲に位置しているのが好ましい。
吸収体23は、図3、図4及び図6に示すように上吸収体23A及び下吸収体23Bからなる二層構造としても、また図7及ぶ図8に示すように一層構造としてもよく、図示しないが三層以上の積層構造としてもよい。
(第1の態様の適用例)
図3及び図4に示す形態及び図7及ぶ図8に示す形態では、吸収体23は、幅方向WDに間隔を空けて複数本設けられた前後方向LDに延びるスリット40と、これらスリット40の間に位置する中間部分30と、スリット40と当該吸収体23の側縁との間に位置するサイド部分31とを有している。
図3及び図4に示す形態のように、複数層構造の吸収体23の場合、スリット40はすべての吸収体層23A,23Bに設けられ、裏側シート層との対向面から表側シート層との対向面までスリット40が厚み方向に続くこととなる。ここで、裏側シート層は、吸収体23の裏側に位置するシート層であり、本形態では、包装シート26における吸収体23の裏側に位置する部分、液不透過性シート21、及び外装シート27がこれに該当する。同様に、表側シート層は、吸収体23の表側に位置するシート層であり、本形態では包装シート26における吸収体23の表側に位置する部分、中間シート25、及びトップシート22がこれに該当する。
そして、図3及び図4に示す複数層形態の場合は図10(a)に、また図7及び図8に示す単層形態の場合は図12(a)に、それぞれ簡略化して示すように、吸収体23における表側シート層との対向面より表側における少なくとも一つの層間50は、サイド部分31と重なる部分はホットメルト接着剤HMを介して接合(溶着でもよい)されているものの、中間部分30と重なる部分は非接合とされている。中間部分30と重なる部分の層間50は接合することもできるが、その場合サイド部分31と重なる部分の接合よりも弱く接合する必要がある。これら非接合又は弱接合の部分を有する層間50では、サイド部分31と重なる部分を非接合としてもよい。
非接合又は弱接合の部分を有する層間50は、吸収体23より表側(つまり吸収体23が複数層の場合、最も表側に位置する吸収体層よりも表側)であれば、特に限定されず、例えば吸収体23と包装シート26(表側シート層)との間、包装シート26と中間シート25との間、中間シート25とトップシート22との間のいずれでもよい。
以上のように構成されたパッドタイプ使い捨ておむつ200では、図3及び図4に示す複数層形態の場合は図10(b)に、また図7及び図8に示す単層形態の場合は図12(b)に、それぞれ簡略化して示すように、パッドタイプ使い捨ておむつ200の裏面から吸収体23のスリット40に間接的に指を押し入れて、当該吸収体23の中間部分30を間接的につかむことができる。ここで、吸収体23における表側シート層との対向面より表側における少なくとも一つの層間50では、中間部分30と重なる部分が非接合とされるか、又はサイド部分31と重なる部分の接合よりも弱く接合されているため、中間部分30をつかんだときに、非接合又は弱接合の層間50が離間することにより、中間部分30がサイド部分31よりも裏側に突出することができるため、吸収体23を崩さずに、中間部分30をよりしっかりとつかむことができる。よって、パッドタイプ使い捨ておむつ200の裏面を手で持ちやすくなる。また、本例では、中間部分30の自由度が高いため、フィット性も向上する。さらに、吸収体23にスリット40を有することにより、スリット40に沿う方向における尿の拡散性も向上することはいうまでもない
(第2の態様の適用例)
図6に示される形態は、二層構造の吸収体23を有するものであり、下吸収体23Bは、幅方向WDに間隔を空けて複数本設けられた前後方向LDに延びるスリット40と、これらスリット40の間に位置する中間部分30と、スリット40と当該下吸収体23Bの側縁との間に位置するサイド部分31とを有しているものである。
図示しないが、吸収体23は三層以上とすることもできる。スリット40は、最も裏側に位置する吸収体層、又は最も裏側に位置する吸収体層から中間の吸収体層までの複数層の吸収体層に設けられていれば足りるが、図3及び図4に示す形態と同様に、すべての吸収体23A,23Bに設けられていてもよい。複数層の吸収体にスリット40が設けられている場合、スリット40は最も裏側に位置する吸収体層における裏側シート層との対向面から複数の吸収体23にわたり厚み方向に続くこととなる。ここで、裏側シート層は、最も裏側に位置する吸収体23の裏側に位置するシート層であり、本形態では、包装シート26における最も裏側に位置する吸収体層の裏側に位置する部分、液不透過性シート21、及び外装シート27がこれに該当する。同様に、表側シート層は、最も表側に位置する吸収体23の表側に位置するシート層であり、本形態では包装シート26における最も表側に位置する吸収体層の表側に位置する部分、中間シート25、トップシート22がこれに該当する。
そして、図11(a)に簡略化して示すように、下吸収体23Bと上吸収体23Aとの間に位置する少なくとも一つの層間51では、サイド部分31と重なる部分はホットメルト接着剤を介して接合(溶着でもよい)されているものの、中間部分30と重なる部分は非接合とされている。中間部分30と重なる部分の層間51は接合することもできるが、その場合サイド部分31と重なる部分の接合よりも弱く接合する必要がある。これら非接合又は弱接合の部分を有する層間51では、サイド部分31と重なる部分を非接合としてもよい。
非接合又は弱接合の部分を有する層間51は、スリット40を有する吸収体層のうち、最も裏側に位置する吸収体層、又は最も裏側に位置する吸収体層から中間の吸収体層までの複数層の吸収体層と、その上の最も近い吸収体層との間に位置する少なくとも一つの層間であれば、特に限定されず、例えば図示形態のように隣接する上吸収体23A及び下吸収体23Bがそれぞれ包装シート26で包装されている場合には上吸収体23Aの包装シート26と下吸収体23Bの包装シート26との層間51としたり、上吸収体23A及び下吸収体23Bが直接接している場合には上吸収体23Aと下吸収体23Bとの間としたり、少なくとも一方の吸収体23が包装シート26で包装されている場合には包装シート26といずれか一方の吸収体23との間としたりすることができる。これらの場合における包装シート26に代えて適当なシート層を介在させることもできる。また、非接合又は弱接合の部分を有する層間51よりも上にスリット40を有する吸収体23が複数層積層されていてもよい。
以上のように構成されたパッドタイプ使い捨ておむつ200では、図11(b)に簡略化して示すように、パッドタイプ使い捨ておむつ200の裏面から最も裏側に位置する吸収体層、又は最も裏側に位置する吸収体層から中間の吸収体層までの複数の吸収体層のスリット40に間接的に指を押し入れて、当該吸収体23の中間部分30を間接的につかむことができる。ここで、スリット40を有する吸収体23のうち、最も裏側に位置する吸収体層、又は最も裏側に位置する吸収体層から中間の吸収体層までの複数の吸収体層と、その上の最も近い吸収体23との間に位置する少なくとも一つの層間51では、中間部分30と重なる部分が非接合とされるか、又はサイド部分31と重なる部分の接合よりも弱く接合されているため、中間部分30をつかんだときに、非接合又は弱接合の層間51が離間することにより、中間部分30がサイド部分31よりも裏側に突出することができるため、吸収体23を崩さずに、最も裏側の吸収体23の中間部分30をよりしっかりとつかむことができる。よって、パッドタイプ使い捨ておむつ200の裏面を手で持ちやすくなる。また、本例においても、吸収体23にスリット40を有することにより、スリット40に沿う方向における尿の拡散性も向上する。
(スリット)
スリット40は、前後方向LDの位置、及び前後方向LDの長さ40Lは特に限定されず、したがって吸収体23の前後方向LDの全体にわたり設けることもできるが、少なくとも股間部C2に設けることが好ましく、特に図示形態のように前側部分F2の股間側端部から後側部分B2の股間側端部まで延在させることが望ましい。また、図9(a)に示すように、スリット40の後側の部分を幅方向WDの外側に向かうように曲げたり(前側も同様に曲げることができる)することもできる。より具体的には、使い捨ておむつ200の前端を0%とし、使い捨ておむつ200の後端を100%としたとき、スリット40の前端は15〜30%の範囲に位置しているのが好ましく、スリット40の後端は40〜70%の範囲に位置しているのが好ましい。
スリット40は左右両側に各1本設けるほか、図示しないが3本以上設けることもできる。スリット40の幅方向WDの位置は左右対称となることが好ましく、スリット40の間隔40Dは、通常の場合、吸収体23のくびれ部分23nの最小幅W5の10〜30%程度であるのが好ましい。
スリット40は前後方向LDに直線的に延びていても、曲線的に延びていてもよい。特に、図9(b)に示すように、スリット40が幅方向WDに間隔を空けて二本設けられている形態では、スリット40の幅方向WDの間隔が前後方向LDの中間から前後両側に向かうにつれて広くなるように、スリット40が湾曲していると、より一層手でつかみやすいものとなるとともに、股間部C2に対するフィット性も向上する。
図2に示される吸収体23では、スリット40の前後端は吸収体23の周縁に突き抜けていないが、図9(a)に示す例のように後端(前端又は両端でもよい)を周縁に達するようにしてもよい。なお、スリット40の前後両端が吸収体23の側縁に達する形態では、スリット40よりも側方の部分はスリット40間の部分とは別体となる。
スリット40の幅40Wは、対向する側壁が離間している限り特に限定されないが、通常の場合、吸収体23のくびれ部分23nの最小幅W5の10〜20%程度とすることが望ましく、具体的に大人用製品の場合5〜32mm程度とすることができる。スリットの幅40Wは、吸収体の厚み方向にほぼ一定であってもよいが、表裏少なくとも一方側に向かうにつれて広くなっていてもよい。特に図12に示すように、スリット40の幅が表側から裏側に向かうにつれて連続的又は段階的に広くなっていると、吸収体23の中間部分をつかむときに、パッドタイプ使い捨ておむつ200の裏面からスリット40に指を押し入れやすくなるため好ましい。
(裏側シート層)
パッドタイプ使い捨ておむつの裏面を形成する裏側シート層、つまり図示例の外装シートは、図5に示すように中間部分及びその両脇のスリットと重なる部分の裏面が、周囲よりも滑りにくい滑り止め部27Uとなっていると、手でつかむ部分が判別しやすくなり、より一層、手で持ちやすいものとなるだけでなく、装着状態におけるずれ止め効果も発揮される。
滑り止め部27Uは、外装シート27における手でつかむ部分、つまりスリット40と重なる部分を含む部分に、滑り止めシートを貼り付けたり、滑り止め樹脂を塗布したりすることにより形成することができる。
(裏面の溝)
図13に示すように、パッドタイプ使い捨ておむつ200の裏面に、裏側シート層が吸収体23のスリット40内に入り込んだ溝60を有していると、手の感触だけで中間部分30を簡単につかむことができる。また、図示例のように股間部C2を含む前後方向LDの範囲にスリット40及び溝60が設けられている場合、吸収体23のサイド部分31が太ももの付け根に沿って折れ曲がりやすくなり、股間部C2のフィット性が向上する。なお、図13(a)に示す例は図10に示す例の変形例であり、図13(b)に示す例は図11に示す例の変形例であり、図13(c)に示す例は図12に示す例の変形例である。
溝60の深さは適宜定めることができ、裏側シート層の溝60の底部は、図13(a)(b)に示すようにスリット40の表側に位置する層に近接していても、また図13(c)に示すように離間していてもよい。
裏側シート層における溝60の底部61は、図13(a)(b)に示すようにスリット40の表側に位置する層に対してホットメルト接着剤HMを介して接合(溶着でもよい)されていると、溝60の形状が維持されるため好ましいが、製品状態で溝60が形成されている限り、図13(b)に示すように裏側シート層における溝60の底部61がスリット40の表側に位置する層に対して接合されていなくてもよい。
(製品形態)
幅の広いパッドタイプ使い捨ておむつ200においては、図15に示すように、幅方向WDの両端部202を幅方向WDの中間部201上に折り返した後、前後方向LDに三つ折り(又は二つ折り)にした折り畳み状態で製品として販売されることが多い。そこで、図14に示すように、スリット40を幅方向WDに間隔を空けて二本設けるとともに、スリット40を通る前後方向LDに沿う仮想線を折り位置として、二点鎖線で示すように一方のサイド部分31及び他方のサイド部分31を幅方向WDの中央側に折り畳むことも提案される。このように、スリット40を通る位置で折り畳まれた製品となっていると、使用時に、折り畳まれたサイド部分31を展開したときに、折目がスリット40を通る位置に残るため、この折目が手でつかむときの目印となる。よって、より一層手でつかみやすいものとなる。なお、図14(a)に示す例は図10に示す例の変形例であり、図14(b)に示す例は図13(b)に示す例の変形例であり、図14(c)に示す例は図13(c)に示す例の変形例である。
<明細書中の用語の説明>
明細書中で以下の用語が使用される場合、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後(縦)方向」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向WD」とは前後方向LDと直交する方向(左右方向)を意味する。
・「展開状態」とは、収縮や弛み無く平坦に展開した状態を意味する。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を相対湿度10〜25%、温度50℃を超えない環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から米坪板(200mm×250mm、±2mm)を使用し、200mm×250mm(±2mm)の寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・吸収体の「厚み」は、株式会社尾崎製作所の厚み測定器(ピーコック、ダイヤルシックネスゲージ大型タイプ、型式J−B(測定範囲0〜35mm)又は型式K−4(測定範囲0〜50mm))を用い、試料と厚み測定器を水平にして、測定する。
・吸収体以外の「厚み」は、自動厚み測定器(KES−G5 ハンディ圧縮計測プログラム)を用い、荷重:0.098N/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。
・試験や測定における環境条件についての記載が無い場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内で行うものとする。
・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
本発明は、パッドタイプ使い捨ておむつに利用できるものである。
B2…後側部分、C2…股間部、F2…前側部分、LD…前後方向、WD…幅方向、21…液不透過性シート、22…トップシート、23…吸収体、23A…上吸収体、23B…下吸収体、24…立体ギャザー、24s…ギャザーシート、25…中間シート、26…包装シート、27…外装シート、27U…滑り止め部、30…中間部分、31…サイド部分、40…スリット、50,51…層間、60…溝、200…パッドタイプ使い捨ておむつ。

Claims (6)

  1. 股間部と、股間部の前側及び後側にそれぞれ延びる前側部分及び後側部分と、
    股間部を含む領域に設けられた一層又は複数層の吸収体と、
    前記一層又は複数層の吸収体より裏側に位置する、少なくとも一層の裏側シート層と、
    前記一層又は複数層の吸収体より表側に位置する、少なくとも一層の表側シート層とを備えたパッドタイプ使い捨ておむつであって
    前記一層又は複数層の吸収体は、幅方向に間隔を空けて複数本設けられた前後方向に延びるスリットと、これらスリットの間に位置する中間部分と、スリットと当該吸収体の側縁との間に位置するサイド部分とを有しており、
    前記一層又は複数層の吸収体における表側シート層との対向面より表側における少なくとも一つの層間では、中間部分と重なる部分が非接合とされるか、又はサイド部分と重なる部分の接合よりも弱く接合されており、
    当該パッドタイプ使い捨ておむつの裏面を形成する裏側シート層は、前記中間部分及びその両脇のスリットと重なる部分の裏面が、周囲よりも滑りにくい滑り止め部となっている、
    ことを特徴とするパッドタイプ使い捨ておむつ。
  2. 股間部と、股間部の前側及び後側にそれぞれ延びる前側部分及び後側部分と、
    股間部を含む領域に設けられた複数層の吸収体と、
    最も裏側に位置する吸収体より裏側に位置する、少なくとも一層の裏側シート層と、
    最も表側に位置する吸収体より表側に位置する、少なくとも一層の表側シート層とを備えたパッドタイプ使い捨ておむつであって
    最も裏側に位置する吸収体、又は最も裏側に位置する吸収体から中間の吸収体までの複数層の吸収体は、幅方向に間隔を空けて複数本設けられた前後方向に延びるスリットと、これらスリットの間に位置する中間部分と、スリットと当該吸収体の側縁との間に位置するサイド部分とを有しており、
    前記スリットを有する吸収体のうち、最も裏側に位置する吸収体、又は最も裏側に位置する吸収体から中間の吸収体までの複数層の吸収体と、その上の最も近い吸収体との間に位置する少なくとも一つの層間では、中間部分と重なる部分が非接合とされるか、又はサイド部分と重なる部分の接合よりも弱く接合されており、
    当該パッドタイプ使い捨ておむつの裏面を形成する裏側シート層は、前記中間部分及びその両脇のスリットと重なる部分の裏面が、周囲よりも滑りにくい滑り止め部となっている、
    ことを特徴とするパッドタイプ使い捨ておむつ。
  3. 前記スリットは、表側から裏側に向かうにつれて連続的又は段階的に幅が広くなっている、
    請求項1又は2記載のパッドタイプ使い捨ておむつ。
  4. 前記スリットは、幅方向に間隔を空けて二本設けられており、
    前記スリットの幅方向間隔が前後方向中間から前後両側に向かうにつれて広くなるように、前記スリットが湾曲している、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のパッドタイプ使い捨ておむつ。
  5. 裏面に、前記裏側シート層が前記吸収体のスリット内に入り込んだ溝を有している、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のパッドタイプ使い捨ておむつ。
  6. 前記スリットは、幅方向に間隔を空けて二本設けられており、
    前記スリットを通る前後方向に沿う仮想線を折り位置として、一方のサイド部分及び他方のサイド部分が幅方向中央側に折り畳まれている、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のパッドタイプ使い捨ておむつ。
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