JP6913892B2 - 照明システム - Google Patents

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    • H05B47/17Operational modes, e.g. switching from manual to automatic mode or prohibiting specific operations

Description

本発明は、スマートフォンなどの情報端末によって照明器具の制御が可能な照明システムに関する。
電子機器をリモートコントローラによって遠隔操作する技術が知られている。特許文献1には、リモートコントローラと電子機器とを確実にペアリング設定することが可能な遠隔操作システムが開示されている。
特開2008−263308号公報
例えば、スマートフォンなどの情報端末を照明器具のリモートコントローラとして使用するためには、情報端末と照明器具とをペアリング(紐づけ)する登録処理が事前に行われる必要がある。このような登録処理の課題は、ユーザの意図していない情報端末(例えば、他のユーザの情報端末)が誤って登録されてしまうことを抑制することである。
本発明は、他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことを抑制することができる照明システムを提供する。
本発明の一態様に係る照明システムは、情報端末を、照明器具を制御する機器として登録するための登録要求を取得する取得部と、ユーザが前記照明器具を制御するために前記ユーザによって操作される操作装置であって、前記情報端末と異なる操作装置への所定の操作を検出する検出部と、前記登録要求が取得され、かつ、前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記情報端末を登録する登録部とを備える。
本発明の照明システムは、他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうこと抑制することができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムを構成する機器の外観図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る照明システムの動作例1のシーケンス図である。 図4は、第1の切り替え動作のフローチャートである。 図5は、第2の切り替え動作のフローチャートである。 図6は、実施の形態に係る照明システムの動作例2のシーケンス図である。 図7は、実施の形態に係る照明システムの動作例3のシーケンス図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[照明システムの全体構成]
まず、実施の形態に係る照明システムの全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る照明システムを構成する機器の外観図である。図2は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示されるように、実施の形態に係る照明システム100は、情報端末10と、照明器具20と、壁スイッチ30と、リモートコントローラ40とを備える。照明システム100は、照明器具20を2つ以上備えてもよい。なお、図2では、電力系統50も図示されている。
照明システム100においては、情報端末10を照明器具20に登録することにより、ユーザは、情報端末10を通じて照明器具20を制御することができる。ここで、照明システム100のユーザ以外の他のユーザの情報端末が誤って照明器具20に登録されてしまわないように、照明システム100においては、照明器具20が照明する室内に配置された操作装置への操作が登録要件とされている。操作装置は、具体的には、壁スイッチ30、または、照明器具20専用のリモートコントローラ40である。以下、図2を参照しながら各装置について詳細に説明する。
[情報端末]
情報端末10は、照明システム100において照明器具20への登録の対象となる装置である。情報端末10は、具体的には、スマートフォンであるが、タブレット端末などのその他の情報端末であってもよい。情報端末10は、操作受付部11と、制御部12と、電波通信部13と、記憶部14とを備える。
操作受付部11は、情報端末10の登録を行うためのユーザの操作を受け付けるユーザインタフェースである。操作受付部11は、具体的には、タッチパネル及び表示部を含むGUI(Graphical User Interface)であるが、ハードウェアキー(ボタン)を含んでもよい。
制御部12は、情報端末10における各種制御を行う装置である。制御部12は、例えば、上記GUIに用いられる画像を表示部に表示させる。また、制御部12は、操作受付部11によって情報端末10の登録を行うためのユーザの操作が受け付けられると、登録要求を電波通信部13に送信させる。登録要求は、情報端末10を、照明器具20を制御する機器として登録するための情報(信号)である。制御部12は、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータ、または専用回路によって実現される。制御部12は、プロセッサ、マイクロコンピュータ、及び専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。
電波通信部13は、照明器具20の電波通信部21aと電波を用いた無線通信を行う通信モジュール(通信回路)である。電波通信部13は、例えば、制御部12の制御に基づいて電波通信部21aに登録要求を無線送信する。なお、電波を用いた無線通信は、可視光及び赤外線などの光を用いた無線通信とは異なる。
電波通信部13によって行われる無線通信の規格(プロトコル)としては、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、または、無線LAN(Local Area Network)等が例示されるが、無線通信の規格は、特に限定されない。また、無線通信に用いられる電波の周波数帯についても特に限定されない。
記憶部14は、制御部12によって実行されるプログラム、及び、情報端末10自身のID情報(第2ID情報)等が記憶される記憶装置である。ID情報は、例えば、SSID(Service Set Identifier)である。記憶部14は、具体的には、半導体メモリなどによって実現される。記憶部14は、制御部12に含まれてもよい。
なお、後述のように、記憶部14には、照明器具20のID情報(第1ID情報)を記憶するための一時記憶領域及び確定記憶領域の2つの領域が含まれる。これらの2つの領域は、論理的に分けられた領域であってもよいし、物理的に分けられた領域であってもよい。2つの領域が物理的に分けられている場合、一時記憶領域は、例えば、揮発性を有する記憶領域であり、確定記憶領域は、例えば、不揮発性を有する記憶領域である。
[照明器具]
次に、照明器具20について説明する。照明器具20は、例えば、白色光を発する室内照明用のシーリングライトである。なお、照明器具20の具体的構成については特に限定されない。照明器具20は、長尺状のシーリングライトであってもよいし、ダウンライトまたはスポットライトなどであってもよい。照明器具20は、電波通信部21aと、光通信部21bと、制御部22と、記憶部23と、計時部24と、電力変換部25と、蓄電部26と、調光回路27と、発光部28とを備える。
電波通信部21aは、情報端末10の電波通信部13と電波を用いた無線通信を行う通信モジュール(通信回路)である。電波通信部21aは、例えば、登録要求を情報端末10から取得する。つまり、電波通信部21aは、取得部の一例である。電波通信部21aによって行われる無線通信の規格は、電波通信部13と同様に、特に限定されない。
光通信部21bは、リモートコントローラ40から赤外線通信によって送信される制御信号(赤外線)を受信する受光装置である。
制御部22は、照明器具20における各種制御を行う装置である。制御部22は、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータ、または専用回路によって実現される。制御部22は、プロセッサ、マイクロコンピュータ、及び専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。制御部22は、検出部22aと、登録部22bと、発光制御部22cとを有する。検出部22a、登録部22b、及び、発光制御部22cは、それぞれ個別に、プロセッサ、マイクロコンピュータ、及び専用回路のいずれかによって実現されてもよい。
検出部22aは、操作装置への所定の操作を検出する。操作装置は、ユーザが照明器具20を制御するためにユーザによって操作される装置であり、情報端末10とは異なる装置である。上述のように、操作装置は、例えば、壁スイッチ30またはリモートコントローラ40である。
登録部22bは、情報端末10の登録に関する処理を行う。登録部22bは、例えば、登録要求が取得された後に、操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、情報端末10を登録する。このように、操作装置への所定の操作を登録の要件とすることにより、他のユーザが所有する情報端末が誤って登録されてしまうことを抑制することができる。
発光制御部22cは、光通信部21bによって受信された制御信号に応じて、調光制御信号を調光回路27に出力する。これにより、発光部28は、ユーザのリモートコントローラ40への操作に応じた態様で発光(または消灯)する。調光制御信号は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)信号であるが、PFM(Pulse Frequency Modulation)信号などであってもよい。
記憶部23は、制御部22によって実行されるプログラム、照明器具20自身のID情報(第1ID情報)等が記憶される記憶装置である。ID情報は、例えば、SSIDである。記憶部23は、具体的には、半導体メモリなどによって実現される。記憶部23は、制御部22に含まれてもよい。
なお、後述のように、記憶部23には、情報端末10のID情報(第2ID情報)を記憶するための一時記憶領域及び確定記憶領域の2つの領域が含まれる。これらの2つの領域は、論理的に分けられた領域であってもよいし、物理的に分けられた領域であってもよい。2つの領域が物理的に分けられている場合、一時記憶領域は、例えば、揮発性を有する記憶領域であり、確定記憶領域は、例えば、不揮発性を有する記憶領域である。
計時部24は、時間を計測する計時装置であり、計測した時間を制御部22(登録部22b)に通知する。計時部24は、所定期間の計測に用いられる。計時部24は、具体的には、タイマ回路またはリアルタイムクロックICなどであるが、どのような態様であってもよい。計時部24は、制御部22に含まれてもよい。
電力変換部25は、電力系統50から供給される交流電力を直流電力に変換して制御部22及び調光回路27に出力する。電力変換部25は、具体的には、例えば、ブリッジ型全波整流回路などを含む電力変換回路である。電力変換部25は、集積回路などによって実現されてもよく、どのような態様であってもよい。
蓄電部26は、電力系統50からの電力供給が途絶えた場合に、制御部22に電力を供給する予備電源である。蓄電部26は、例えば、コンデンサによって実現されるが、蓄電池によって実現されてもよい。
調光回路27は、発光制御部22cによって出力される調光制御信号に応じて発光部28に電力を供給する回路である。調光回路27は、例えば、調光制御信号によってオン及びオフされるスイッチング素子を含む回路である。
発光部28は、照明器具20の光源として機能し、調光回路27から供給される電力により発光する。発光部28は、具体的には、基板上に発光素子としてLED(Light Emitting Diode)素子が実装された発光モジュールである。発光部28は、基板上にLEDチップが直接実装されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールであってもよいし、基板上に表面実装型のLED素子が実装されたSMD(Surface Mount Device)型の発光モジュールであってもよい。表面実装型のLED素子とは、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップを実装して当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂を封入したパッケージ型のLED素子である。
なお、照明器具20は、互いに発光色が異なる2種類の発光部28を備え、調色制御に対応していてもよい。この場合、照明器具20は、色温度が低いほうの発光部28だけが暗く発光する常夜灯モードに移行することができる。
[壁スイッチ]
次に、壁スイッチ30について説明する。壁スイッチ30は、建物の壁面に取り付けられ、ユーザの操作に応じて電力系統50から照明器具20への電力供給をオンまたはオフする。つまり、壁スイッチ30は、ユーザが照明器具20の点灯または消灯を切り替えるためのスイッチである。壁スイッチ30は、操作装置の一例である。
壁スイッチ30が備える操作受付部31は、具体的には、壁スイッチ30のボタン部分であり、ユーザの操作を受け付ける。壁スイッチ30には、汎用のどのようなスイッチが用いられてもよい。
[リモートコントローラ]
次に、リモートコントローラ40について説明する。リモートコントローラ40は、照明器具20を制御するためにユーザによって操作される専用装置である。リモートコントローラ40は、ユーザの操作に応じて照明器具20へ赤外線通信によって制御信号を送信する。リモートコントローラ40は、操作装置の一例である。リモートコントローラ40は、操作受付部41と、制御部42と、光通信部43と、記憶部44とを備える。
操作受付部41は、照明器具20の点灯操作、照明器具20の消灯操作、及び、照明器具20の調光操作等を受け付けるユーザインタフェースである。操作受付部41は、具体的には、ハードウェアキー(ボタン)によって実現されるが、タッチパネル及び表示部を含むGUIによって実現されてもよい。
制御部42は、リモートコントローラ40における各種制御を行う装置である。制御部42は、操作受付部41によって照明器具20を制御するためのユーザの操作が受け付けられると、操作に応じた制御信号を光通信部43に送信させる。制御部42は、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータ、または専用回路によって実現される。制御部42は、プロセッサ、マイクロコンピュータ、及び専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。
光通信部43は、照明器具20の光通信部21bと光を用いた無線通信を行う。光通信部43は、例えば、制御部42の制御に基づいて光通信部21bに制御信号を無線送信する。なお、光を用いた無線通信は、電波を用いた無線通信とは異なる。光通信部43によって行われる無線通信は、具体的には、所定の通信規格に準拠した赤外線通信である。
記憶部44は、制御部42によって実行されるプログラム等が記憶される記憶装置である。記憶部44は、具体的には、半導体メモリなどによって実現される。記憶部44は、制御部42に含まれてもよい。
[動作例1]
次に、照明システム100の動作例1について説明する。照明システム100においては、発光部28は、ユーザが壁スイッチ30の操作受付部31に対して所定の操作を行うことにより、発光態様が第1態様から第2態様に変わる機能を有している。ここで、第1態様は、例えば、発光部28が100%の明るさで発光する態様であり、第2態様は、例えば、発光部28が70%の明るさで発光する態様、または、発光部28が常夜灯モードで発光している態様である。
この場合の所定の操作は、オン状態の壁スイッチ30を素早くオフ及びオンするワンツースイッチ操作である。ワンツースイッチ操作によれば、例えば、1秒以下の短時間(1秒以下の所定時間)、電力変換部25への電力供給がオフされる。動作例1は、このようなワンツースイッチ操作を情報端末10の登録の要件とする動作例である。図3は、照明システム100の動作例1のシーケンス図である。図3に示されるシーケンス図に示される各ステップは、情報端末10及び照明器具20が電源オンされた状態で実行される。
まず、照明器具20の発光制御部22cは、調光制御信号を調光回路27に出力することにより、発光部28を第1態様で発光させる(S11)。
一方、ユーザは、情報端末10の操作受付部11に対して登録操作を行い、操作受付部11は登録操作を受け付ける(S12)。制御部12は、登録操作に応じて、電波通信部13に登録要求をマルチキャスト送信させる(S13)。登録要求は、宛先を指定せずに送信される。
照明器具20の電波通信部21aは、電波通信部13から登録要求を取得する(S14)。登録部22bは、記憶部23に記憶された照明器具20の第1ID情報を含む第1情報を生成し、生成した第1情報を電波通信部21aに送信させる(S15)。第1情報は、登録要求に対する応答である。
情報端末10の電波通信部13によって第1情報が受信されると(S16)、制御部12は、受信された第1情報に含まれる照明器具20の第1ID情報を記憶部14に一時的に記憶する(S17)。制御部12は、例えば、第1ID情報を記憶部14内の一時記憶領域に記憶する。次に、制御部12は、記憶部14に記憶された情報端末10の第2ID情報を含む第2情報を生成し、生成した第2情報を電波通信部13に送信させる(S18)。第2情報は、記憶部14に記憶された第1ID情報に基づいて、照明器具20宛に送信される。
照明器具20の電波通信部21aによって第2情報が受信されると(S19)、登録部22bは、受信された第2情報に含まれる情報端末10の第2ID情報を記憶部23に一時的に記憶する(S20)。登録部22bは、例えば、第2ID情報を記憶部23内の一時記憶領域に記憶する。この状態は、言い換えれば、仮登録状態である。そして、登録部22bは、計時部24を用いて所定期間の計測を開始する。所定期間は、例えば、1分程度の期間であるが、特に限定されない。なお、第2ID情報と同じID情報が既に記憶部23に記憶されている場合には、登録部22bは、第2情報を無効にする(破棄する)。
ここで、ユーザが所定期間の満了前に壁スイッチ30の操作受付部31に所定の操作(ワンツースイッチ操作)を行うと、操作受付部31は、所定の操作を受け付ける(S21)。壁スイッチ30に所定の操作が行われると、照明器具20の電力変換部25への電力供給が短時間(所定時間)オフされる。検出部22aは、このような短時間の電力供給のオフを検出する。つまり、検出部22aは、所定の操作を検出する(S22)。なお、このとき、検出部22aは、蓄電部26に蓄電された電力を用いて検出を行う。
発光制御部22cは、壁スイッチ30への所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している発光部28(照明器具20)を第1態様と異なる第2態様で発光させる(S23)。つまり、発光制御部22cは、発光態様を変更する。発光制御部22cは、具体的には、調光回路27に出力する発光制御信号を変更する。
一方、登録部22bは、登録要求が取得された後の所定期間内に壁スイッチ30への所定の操作が検出されたと判定した場合に、登録処理を行う(S24)。登録部22bは、例えば、第2ID情報を記憶部23内の確定記憶領域に記憶することにより第2ID情報の記憶を確定する。これにより、情報端末10が照明器具20に登録される。なお、登録部22bは、壁スイッチ30への所定の操作が検出されないまま上記所定期間が経過したと判定した場合、登録処理を行わない。この場合、登録部22bは、第2ID情報を確定記憶領域に記憶せず、一時的に記憶されていた第2ID情報を無効にする(破棄する)。
次に、登録部22bは、登録完了通知を電波通信部21aに送信させる(S25)。登録完了通知は、記憶部23に記憶された第2ID情報に基づいて、情報端末10宛てに送信される。
情報端末10の電波通信部13によって登録完了通知が受信されると(S26)、制御部12は、第1ID情報を記憶部14内の確定記憶領域に記憶することにより、第1ID情報の記憶を確定する(S27)。なお、一定期間内に登録完了通知が受信されなかった場合、制御部12は、第1ID情報を確定記憶領域に記憶せず、一時的に記憶されていた第1ID情報を無効にする(破棄する)。
以上のような動作が行われれば、情報端末10及び照明器具20がペアリング(紐付け)される。そうすると、ユーザは、リモートコントローラ40に加えて情報端末10を用いて照明器具20を制御することができる。
以上説明した動作例1においては、登録部22bは、登録要求が取得された後の所定期間内に壁スイッチ30への所定の操作が検出されたと判定した場合に、情報端末10を登録する。これにより、壁スイッチ30への所定の操作が情報端末10の登録要件となるため、照明器具20が設置された建物の外部に位置する他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
なお、所定の操作は、ワンツースイッチ操作に限定されない。例えば、ワンツースイッチ操作が複数回連続して行われることが登録要件とされてもよい。また、ワンツースイッチとは異なる操作が所定の操作とされてもよい。また、所定期間内に壁スイッチ30への所定の操作が行われることは必須の登録要件ではない。つまり、所定の操作に関する時間の制限は無くてもよい。
[切り替え動作]
動作例1では、ユーザが壁スイッチ30に対して所定の操作を行うことにより、照明器具20の発光態様が変更された。このため、ユーザが発光態様の変更を意図しているか情報端末10を登録することを意図しているかにかかわらず、壁スイッチ30に所定の操作が行われると照明器具20の発光態様が変化する。つまり、ユーザの意図に反して発光態様が変更されてしまう場合がある。
そこで、発光制御部22cは、壁スイッチ30への所定の操作が情報端末10の登録に関連して行われたものであるか否かによって、発光部28(照明器具20)の発光態様を変更するか否かを切り替えてもよい。発光制御部22cは、具体的には、壁スイッチ30への所定の操作が上記所定期間内に検出されたか否かによって、発光部28(照明器具20)の発光態様を変更するか否かを切り替えてもよい。図4は、このような切り替え動作のフローチャートである。
図4に示されるように、検出部22aによって所定の操作が検出されると(S31)、発光制御部22cは、所定期間内であるか否かを判定する(S32)。発光制御部22cは、具体的には、登録部22bによる計時部24を用いた所定期間の計測が開始されており、かつ、所定期間が満了していないか否かを判定する。
発光制御部22cは、所定期間外に壁スイッチ30への所定の操作が検出されたと判定した場合(S32でNo)、発光部28の発光態様を変更する(S33)。発光制御部22cは、具体的には、第1態様で発光している発光部28(照明器具20)を第1態様と異なる第2態様で発光させる。
一方、発光制御部22cは、所定期間内に壁スイッチ30への所定の操作が検出されたと判定した場合(S32でYes)、発光部28の発光態様を維持する(S34)。発光制御部22cは、具体的には、第1態様で発光している発光部28(照明器具20)をそのまま第1態様で発光させる。
以上のような切り替え動作によれば、ユーザの意図に反して発光態様が変更されてしまうことが抑制される。
ところで、照明システム100は、ユーザが壁スイッチ30に対して所定の操作を行うことにより照明器具20の発光態様が変更される機能を有しない場合がある。このような場合、所定の操作が適切に行われたことをユーザに認識させるために、登録に関連して所定の操作が行われたときにのみ発光部28の発光態様が変更されてもよい。図5は、このような場合の切り替え動作のフローチャートである。
図5に示されるように、検出部22aによって所定の操作が検出されると(S31)、発光制御部22cは、所定期間内であるか否かを判定する(S32)。発光制御部22cは、具体的には、登録部22bによる計時部24を用いた所定期間の計測が開始されており、かつ、所定期間が満了していないか否かを判定する。
発光制御部22cは、所定期間内に壁スイッチ30への所定の操作が検出されたと判定した場合(S32でYes)、発光部28の発光態様を変更する(S33)。発光制御部22cは、具体的には、第1態様で発光している発光部28(照明器具20)を第1態様と異なる第2態様で発光させる。
一方、発光制御部22cは、所定期間外に壁スイッチ30への所定の操作が検出されたと判定した場合(S32でNo)、発光部28の発光態様を維持する(S34)。発光制御部22cは、具体的には、第1態様で発光している発光部28(照明器具20)をそのまま第1態様で発光させる。
以上のような切り替え動作によれば、照明システム100は、情報端末10の登録に関連して所定の操作が適切に行われたことを、発光部28の発光態様の変更によってユーザに認識させることができる。なお、本切り替え動作では、検出部22aの機能は、所定期間内のみ有効であってもよい。つまり、検出部22aは、所定の操作の検出を常時行わなくてもよい。
なお、図4及び図5に示される切り替え動作は、以下の動作例2と組み合わされてもよい。
[動作例2]
動作例1及び切り替え動作においては、壁スイッチ30への所定の操作が登録要件とされたが、壁スイッチ30に代えてリモートコントローラ40への所定の操作が登録要件とされてもよい。以下、このような動作例2について説明する。図6は、照明システム100の動作例2のシーケンス図である。なお、以下の動作例2の説明では、動作例1との相違点を中心に説明が行われ、動作例1で既に説明された事項については説明が適宜省略される。
図6に示されるように、動作例2におけるステップS11〜ステップS20までの処理は、動作例1と同様である。
ステップS20において、情報端末10の第2ID情報が記憶部23に一時的に記憶されると、登録部22bは、計時部24を用いて所定期間の計測を開始する。
ここで、ユーザが所定期間の満了前にリモートコントローラ40の操作受付部41に所定の操作を行うと、操作受付部41は、所定の操作を受け付ける(S41)。
所定の操作は、例えば、明るさを50%以下に落とす操作であるが、特に限定されない。所定の操作は、発光部28の発光態様を変化させる操作であってもよい。このような操作には、調光操作及び調色操作などが含まれる。なお、調光操作には、点灯および消灯を含む調光操作と、点灯状態で明るさを変更する調光操作とが含まれる。
また、所定の操作は、発光部28の発光態様を変化させない操作(タイマー設定操作など)であってもよい。また、所定の操作は、操作受付部41のうち2つ以上のボタンの押下が必要な操作であってもよい。
操作受付部41によって所定の操作が受け付けられると、制御部42は、光通信部43に所定の操作に対応する制御信号を送信させる(S42)。制御信号は、赤外線通信によって送信される。
照明器具20の光通信部21bが制御信号を受信すると(S43)、発光制御部22cは、受信された制御信号に応じた調光制御信号を調光回路27に出力する。これにより、発光部28は、所定の操作に応じた態様で発光する(S44)。なお、所定の操作が、発光部28の発光態様を変化させない操作である場合には、ステップS44は省略される。
一方、検出部22aは、所定の操作に対応する制御信号が受信されたことを検出する。つまり、検出部22aは、所定の操作を検出する(S45)。すると、登録部22bは、登録処理を行う(S24)。以降は、動作例1と同様である。
なお、ステップS45において、検出部22aは、発光部28の発光態様を検出することにより、所定の操作を間接的に検出してもよい。検出部22aは、具体的には、受信された制御信号に代えて、発光制御部22cから出力されている調光制御信号を検出することで、発光部28の発光態様を検出することができる。
以上のような動作が行われれば、情報端末10及び照明器具20がペアリング(紐付け)される。そうすると、ユーザは、リモートコントローラ40に加えて情報端末10を用いて照明器具20を制御することができる。
以上説明した動作例2においては、登録部22bは、登録要求が取得された後の所定期間内にリモートコントローラ40への所定の操作が検出されたと判定した場合に、情報端末10を登録する。これにより、リモートコントローラ40への所定の操作が情報端末10の登録要件となるため、照明器具20が設置された建物の外部に位置する他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
特に、リモートコントローラ40が赤外線通信によって制御信号を送信する場合には、赤外線が壁などを透過しにくいため、建物の外部に位置するリモートコントローラ40からの制御信号は、照明器具20に届きにくい。したがって、照明器具20が設置された建物の外部に位置する他のユーザが当該他のユーザが所有する情報端末を登録することは難しく、他のユーザの情報端末の誤登録を抑制する効果は高い。
[動作例3]
上記動作例1及び動作例2では、登録部22bは、登録要求が取得された後に、操作装置(壁スイッチ30またはリモートコントローラ40)への所定の操作が検出されたと判定した場合に、情報端末10を登録した。しかしながら、登録部22bは、操作装置への所定の操作が検出された後、登録要求が取得されたと判定した場合に、情報端末10を登録してもよい。以下、このような動作例3について説明する。図7は、照明システム100の動作例3のシーケンス図である。なお、以下の動作例3の説明では、動作例1及び2との相違点を中心に説明が行われ、動作例1及び動作例2で既に説明された事項については説明が適宜省略される。
図7に示されるように、動作例3では、ユーザは、まず、リモートコントローラ40に所定の操作を行う。操作受付部41によって所定の操作が受け付けられると(S51)、制御部42は、光通信部43に所定の操作に対応する制御信号を送信させる(S52)。制御信号は、赤外線通信によって送信される。なお、動作例3において、リモートコントローラ40に代えて壁スイッチ30に所定の操作が行われてもよい。
照明器具20の光通信部21bが制御信号を受信すると(S53)、発光制御部22cは、受信された制御信号に応じた調光制御信号を調光回路27に出力する。これにより、発光部28は、所定の操作に応じた態様で発光する(S54)。一方、検出部22aは、所定の操作に対応する制御信号が受信されたことを検出する。つまり、検出部22aは、所定の操作を検出する(S55)。
このように、動作例3では、ユーザは、まず、所定の操作を行うことにより、照明器具20の発光態様を変更する。言い換えれば、動作例3では、照明器具20が所定の態様で発光していることが登録要件(登録要求が受理される要件)となる。所定の態様は、例えば、全灯状態であってもよいし、消灯状態であってもよいし、調光レベルが0%(消灯状態)よりも大きく100%(全灯状態)よりも小さい所定状態であってもよい。所定の態様は、特に限定されない。
なお、所定の操作は、例えば、発光部28の発光態様を変化させる操作であるが、発光部28の発光態様を変化させない操作であってもよく、この場合は、ステップS54は省略される。所定の操作には、照明器具20の電源オン及びオフ(単純な点灯及び消灯)を行うための操作が含まれてもよいし、このような操作が含まれなくてもよい。
また、ステップS55において、検出部22aは、発光部28の発光態様を検出することにより、所定の操作を間接的に検出してもよい。検出部22aは、具体的には、受信された制御信号に代えて、発光制御部22cから出力されている調光制御信号を検出することにより、発光部28の発光態様を検出することができる。
ステップS55の後、ユーザは、情報端末10の操作受付部11に対して登録操作を行い、操作受付部11は登録操作を受け付ける(S12)。制御部12は、登録操作に応じて、電波通信部13に登録要求をマルチキャスト送信させる(S13)。登録要求は、宛先を指定せずに送信される。
照明器具20の電波通信部21aは、電波通信部13から登録要求を取得する(S14)。登録部22bは、記憶部23に記憶された照明器具20の第1ID情報(例えば、SSID)を含む第1情報を生成し、生成した第1情報を電波通信部21aに送信させる(S15)。第1情報は、登録要求に対する応答である。
なお、発光部28が所定の操作に応じた態様で発光していないときに登録要求が取得された場合、登録部22bは、第1情報を電波通信部21aに送信させない。つまり、照明器具20は、登録要求に対して応答しない。このとき、登録部22bは、第1情報に代えて、エラー通知を電波通信部21aに送信させてもよい。情報端末10宛てのエラー通知には、例えば、リモートコントローラ40へ所定の操作を行った後、再度登録操作を行うべきことを示すメッセージが含まれるとよい。
情報端末10の電波通信部13によって第1情報が受信されると(S16)、制御部12は、受信された第1情報に含まれる照明器具20の第1ID情報を記憶部14に記憶する(S56)。次に、制御部12は、記憶部14に記憶された情報端末10の第2ID情報を含む第2情報を生成し、生成した第2情報を電波通信部13に送信させる(S18)。第2情報は、記憶部14に記憶された第1ID情報に基づいて、照明器具20宛てに送信される。
照明器具20の電波通信部21aによって第2情報が受信されると(S19)、登録部22bは、登録処理を行う(S24)。登録部22bは、例えば、第2ID情報を記憶部23に記憶する。これにより、情報端末10が照明器具20に登録される。最後に、登録部22bは、登録完了通知を電波通信部21aに送信させる(S25)。登録完了通知は、記憶部23に記憶された第2ID情報に基づいて、情報端末10宛てに送信され、情報端末10の電波通信部13によって受信される(S26)。
以上のような動作が行われた後には、ユーザは、リモートコントローラ40に加えて情報端末10を用いて照明器具20を制御することができる。
以上説明した動作例3においては、登録部22bは、リモートコントローラ40への所定の操作が検出された後、登録要求が取得されたと判定した場合に、情報端末10を登録する。これにより、リモートコントローラ40への所定の操作が情報端末10の登録要件となるため、照明器具20が設置された建物の外部に位置する情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
なお、動作例3のステップS55で所定の操作が検出された後、登録部22bは、計時部24を用いて所定期間の計測を開始し、当該所定期間内に登録要求が取得された場合に情報端末10を登録してもよい。つまり、登録要求の取得に関する時間の制限があってもよい。
この場合、所定の期間経過後に登録要求が取得された場合、登録部22bは、第1情報を電波通信部21aに送信させない。言い換えれば、所定の期間経過後に登録要求が取得された場合、登録部22bは、情報端末10を登録しない。
このとき、登録部22bは、第1情報に代えて、エラー通知を電波通信部21aに送信させてもよい。エラー通知は、情報端末10宛てに送信される。エラー通知には、例えば、リモートコントローラ40への所定の操作をやり直すべきことを示すメッセージが含まれるとよい。
[効果等]
以上説明したように、照明システム100は、情報端末10を、照明器具20を制御する機器として登録するための登録要求を取得する電波通信部21aと、ユーザが照明器具20を制御するためにユーザによって操作される操作装置であって、情報端末10と異なる操作装置への所定の操作を検出する検出部22aと、登録要求が取得され、かつ、操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、情報端末10を登録する登録部22bとを備える。電波通信部21aは、取得部の一例である。
これにより、操作装置への操作が登録要件となるため、操作装置を操作することができない他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
また、登録部22bは、登録要求が取得された後に、操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、情報端末10を登録してもよい。
これにより、登録要求が取得された後に操作装置が操作されることが登録要件となるため、操作装置を操作することができない他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
また、登録部22bは、登録要求が取得された後の所定期間内に操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、情報端末10を登録してもよい。
これにより、所定の操作に関する時間の制限が設けられるため、他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
また、照明システム100は、さらに、操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している照明器具20を第1態様と異なる第2態様で発光させる発光制御部22cを備えてもよい。
これにより、ユーザは、所定の操作によって照明器具20(発光部28)の発光態様を変更することができる。
また、照明システム100は、さらに、操作装置への所定の操作が所定期間内に検出されたか否かによって照明器具20の発光態様を変更するか否かを切り替える発光制御部22cを備えてもよい。
これにより、照明システム100は、所定の操作が登録に関連したものであるか否かによって、照明器具20の発光態様を変更するか否かを切り替えることができる。
また、発光制御部22cは、所定期間外に操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している照明器具を第1態様と異なる第2態様で発光させてもよい。発光制御部22cは、所定期間内に操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している照明器具20をそのまま第1態様で発光させてもよい。
これにより、登録に関連して行われた所定の操作によっては、照明器具20(発光部28)の発光態様が変更されないため、ユーザの意図に反して発光態様が変更されてしまうことが抑制される。
また、発光制御部22cは、所定期間内に操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している照明器具を第1態様と異なる第2態様で発光させてもよい。発光制御部22cは、所定期間外に操作装置への所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記第1で発光している照明器具20をそのまま第1態様で発光させる。
これにより、照明システム100は、情報端末10の登録に関連して所定の操作が適切に行われたことを、発光部28の発光態様の変更によってユーザに認識させることができる。
また、登録部22bは、操作装置への所定の操作が検出された後に、登録要求が取得されたと判定した場合に、情報端末10を登録してもよい。
これにより、操作装置が操作された後に登録要求が取得されることが登録要件となるため、操作装置を操作することができない他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
また、操作装置は、ユーザの操作に応じて照明器具20への電力供給をオンまたはオフする壁スイッチ30であってもよい。
これにより、壁スイッチ30への操作が登録要件となるため、壁スイッチ30を操作することができない他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
また、操作装置は、ユーザの操作に応じて照明器具20へ赤外線通信によって制御信号を送信するリモートコントローラであってもよい。
これにより、リモートコントローラ40への操作が登録要件となるため、リモートコントローラ40を操作することができない他のユーザの情報端末が誤って登録されてしまうことが抑制される。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明システムについて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、照明器具が取得部、検出部、及び登録部を備えたが、これらの構成要素のうちの一部または全部は、他の装置によって備えられてもよい。例えば、照明システムに、情報端末及び照明器具の間に介在する照明制御装置(中継装置)が含まれる場合、照明制御装置が取得部、検出部、及び登録部の一部または全部を備えてもよい。
また、上記実施の形態では、操作装置は、壁スイッチまたはリモートコントローラであると説明されたが、操作装置は、他の装置であってもよい。例えば、操作装置は、これから登録される情報端末とは別の、既に登録済みの情報端末であってもよい。
また、1つの情報端末の複数の照明器具への登録が並行して行われてもよい。例えば、情報端末からマルチキャスト送信される登録要求が複数の照明器具によって受信され、複数の照明器具のそれぞれが受信された登録要求に応答することにより、1つの情報端末の複数の照明器具への登録が並行して行われてもよい。
例えば、上記実施の形態では、発光部には、発光素子としてLED素子(LED)が用いられた。しかしながら、発光部には、発光素子として、例えば、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)または無機EL等の固体発光素子、さらには蛍光ランプが用いられてもよい。
また、上記実施の形態において、制御部は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、照明器具として実現されてもよい。また、本発明は、情報端末の登録方法として実現されてもよい。
また、上記実施の形態において説明されたシーケンス図及びフローチャートにおける複数の処理の順序は一例である。複数の処理の順序は、変更されてもよいし、複数の処理は、並行して実行されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 情報端末
11 操作受付部
21a 電波通信部(取得部)
20 照明器具
22a 検出部
22b 登録部
22c 発光制御部
30 壁スイッチ(操作装置)
40 リモートコントローラ(操作装置)
100 照明システム

Claims (10)

  1. 情報端末を、照明器具を制御する機器として登録するための登録要求を取得する取得部と、
    ユーザが前記照明器具を制御するために前記ユーザによって操作される操作装置であって、前記情報端末と異なる操作装置への所定の操作を検出する検出部と、
    前記登録要求が取得され、かつ、前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記情報端末を登録する登録部とを備え
    前記登録部は、前記登録要求が取得された後に、前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記情報端末を登録する
    照明システム。
  2. 情報端末を、照明器具を制御する機器として登録するための登録要求を取得する取得部と、
    ユーザが前記照明器具を制御するために前記ユーザによって操作される操作装置であって、前記情報端末と異なる操作装置への所定の操作を検出する検出部と、
    前記登録要求が取得され、かつ、前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記情報端末を登録する登録部とを備え、
    前記登録部は、前記登録要求が取得された後の所定期間内に前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記情報端末を登録する
    明システム。
  3. さらに、前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している前記照明器具を前記第1態様と異なる第2態様で発光させる発光制御部を備える
    請求項1または2に記載の照明システム。
  4. 情報端末を、照明器具を制御する機器として登録するための登録要求を取得する取得部と、
    ユーザが前記照明器具を制御するために前記ユーザによって操作される操作装置であって、前記情報端末と異なる操作装置への所定の操作を検出する検出部と、
    前記登録要求が取得され、かつ、前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記情報端末を登録する登録部と、
    記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している前記照明器具を前記第1態様と異なる第2態様で発光させる発光制御部を備える
    明システム。
  5. さらに、前記操作装置への前記所定の操作が前記所定期間内に検出されたか否かによって前記照明器具の発光態様を変更するか否かを切り替える発光制御部を備える
    請求項に記載の照明システム。
  6. 前記発光制御部は、
    前記所定期間外に前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している前記照明器具を前記第1態様と異なる第2態様で発光させ、
    前記所定期間内に前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記第1態様で発光している前記照明器具をそのまま前記第1態様で発光させる
    請求項5に記載の照明システム。
  7. 前記発光制御部は、
    前記所定期間内に前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、第1態様で発光している前記照明器具を前記第1態様と異なる第2態様で発光させ、
    前記所定期間外に前記操作装置への前記所定の操作が検出されたと判定した場合に、前記第1態様で発光している前記照明器具をそのまま前記第1態様で発光させる
    請求項5に記載の照明システム。
  8. 前記登録部は、前記操作装置への前記所定の操作が検出された後に、前記登録要求が取得されたと判定した場合に、前記情報端末を登録する
    請求項に記載の照明システム。
  9. 前記操作装置は、前記ユーザの操作に応じて前記照明器具への電力供給をオンまたはオフする壁スイッチである
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明システム。
  10. 前記操作装置は、前記ユーザの操作に応じて前記照明器具へ赤外線通信によって制御信号を送信するリモートコントローラである
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明システム。
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