JP6913485B2 - 押出器具 - Google Patents

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Description

本発明は、収容体を押し出すための押出器具に関する。
従来、収容部材に収容された収容体を押出部材によって収容部材から押し出すための押出器具が知られている。例えば、特許文献1には、粘着性を有する収容体を収容する収容部材と、収容体を収容部材から押し出すための押出部材と、を備える押出器具が開示されている。収容部材は、円筒状に形成されており収容体を収容する収容部と、収容部の一方側の端部に接続されており収容体を被付着面(便器の内面等)に向けて吐出するための吐出部と、を有している。押出部材は、収容部の他方側の端部に形成されている開口部から収容部内に挿入されることが可能でかつ収容部に収容されている収容体を収容部の軸方向に沿って吐出部に向けて押し出すことが可能な押出部と、押出部に接続されており使用者によって操作されることが可能な操作部と、を有している。押出部は、収容部の内周面に沿う外周面を有する円柱状に形成されている。
この押出器具の使用時には、吐出部が被付着面に当接した状態で使用者によって操作部が収容部の軸方向に沿って収容部内に向けて押し込まれる。そうすると、押出部が収容部内の収容体を吐出部に向けて押し込むので、吐出部から被付着面に収容体が吐出され、これにより被付着面に収容体が付着する。
国際公開第2011/135365号
特許文献1に記載されるような押出器具では、押出部によって収容部の開口部が密閉されることが好ましい。しかしながら、特許文献1に記載の押出器具では、押出部による収容部の開口部の密閉が困難である。具体的に、押出部材は合成樹脂で形成されている場合が多く、この場合、押出部材の成形時に押出部の特に外周面にヒケが生じることがある。その結果、押出部の外周面に凹凸が形成されるため、押出部による収容部内の密閉が不十分になる。
本発明の目的は、収容部の開口部の密閉性を確保可能な押出器具を提供することである。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、収容体を押し出すことが可能な押出器具であって、前記収容体を収容するとともに当該収容体を吐出することが可能な収容部材と、前記収容部材から前記収容体を押し出すための押出部材と、を備え、前記収容部材は、筒状に形成されており前記収容体を収容する収容部と、前記収容部の中心軸方向について当該収容部の一端部に接続されており前記収容体を吐出する吐出部と、を有し、前記押出部材は、前記収容部の前記中心軸方向について当該収容部の他端部から前記収容部内に挿入されることが可能でかつ前記収容部に収容されている前記収容体を前記中心軸方向に沿って前記吐出部に向けて押し出すことが可能な押出部と、前記押出部に接続されており使用者によって操作されることが可能な操作部と、を有し、前記押出部は、筒状に形成されており前記収容部の内周面に沿う外周面を有する中空周壁と、前記中空周壁の開口を塞ぐ形状を有しており前記収容体を押圧可能な押圧面を構成する接続部本体と、前記中空周壁の径方向について当該中空周壁から内側に離間した位置で前記操作部が内部に嵌め込まれる筒状の保持部と、を有している接続部と、前記中空周壁の外周面から当該中空周壁の径方向の外側に向かって突出するとともに、当該中空周壁の周方向に連続的につながる形状を有する環状突起と、前記保持部のうち当該保持部の先端部以外の部位の外側面と前記中空周壁の内周面とを連結する形状を有するリブと、を有前記保持部の前記先端部には、前記操作部を係止可能に構成された係止部が設けられている、押出器具を提供する。
本押出器具では、押出部が筒状(中空状)に形成された中空周壁を有しているので、押出部が合成樹脂で成形される際にこの中空周壁の外周面にヒケが生じることが抑制され、しかも、中空周壁の外周面から突出する環状突起が収容部の内周面に密着するので、収容部内が有効に密閉される。
このようにすれば、中空周壁が当該中空周壁の径方向の内側に撓むように弾性変形することが可能となるので、中空周壁及び環状突起の外形が収容部の内径よりも僅かに大きく設定されることにより、中空周壁の成形ばらつきに起因して環状突起の収容部の内周面への密着度が低下すること、すなわち、収容部内の密閉性が低下することが抑制される。
更に、中空周壁及び保持部がリブによって補強され、しかも、保持部の先端部が中空周壁の径方向に変位するように保持部が撓み変形することがリブによって規制されないので、操作部の保持部への組み付けが容易になる。
また、前記押出器具において、前記押出部は、前記中空周壁の外周面のうち当該中空周壁の軸方向について前記環状突起から離間した部位から当該中空周壁の径方向の外側に向かって突出する形状を有する突出部をさらに有し、前記突出部は、前記収容部の内周面に対して当該収容部の周方向に互いに離間する少なくとも3カ所で接触可能な形状を有することが好ましい。
このようにすれば、押出部が収容部の軸方向に沿って吐出部に向かって変位する際に中空周壁の軸方向が収容部の軸方向に対して傾斜するようにがたつくことが抑制される。
この場合において、前記突出部は、前記中空周壁の周方向に連続的につながる形状を有することが好ましい。
このようにすれば、押出部の収容部に対するがたつきがより確実に抑制される。
さらにこの場合において、前記突出部の前記中空周壁の外周面からの突出量は、前記環状突起の前記中空周壁の外周面からの突出量と同じであることが好ましい。
このようにすれば、突出部によっても収容部内が密閉されるので、押出部の収容部に対するがたつきの抑制と収容部の密閉性の確保との双方が達成される。
また、前記押出器具において、前記操作部は、前記押圧面が前記吐出部に到達する前に前記収容部の前記他端部に当接することによって前記操作部のそれ以上の押し込みを規制する規制部をさらに有し、前記規制部は、当該規制部に対して外力が作用したときに前記収容部の径方向について当該収容部の内側に収まるように変形可能であることが好ましい。
このようにすれば、規制部が収容部の他端部に当接するまでの押込操作と、規制部が収容部の他端部に当接した後の押込操作と、の2回に分けて収容体を押し出すことが可能となる。
以上のように、本発明によれば、収容部の開口部の密閉性を確保可能な押出器具を提供することができる。
本発明の第1実施形態の押出器具の斜視図である。 図1に示される押出器具の断面図である。 押出部が押し込まれた状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の押出器具の斜視図である。 図4に示される押出器具の断面図である。 図4に示される押出器具において押出部が1回押し込まれた状態を示す斜視図である。 図6に示される押出器具の断面図である。 図6に示される押出器具において押出部がさらに押し込まれた状態を示す斜視図である。 図8に示される押出器具の断面図である。 本発明の第3実施形態の押出器具の斜視図である。 図10に示される押出器具において押出部が1回押し込まれた状態を示す斜視図である。 図11に示される押出器具の断面図である。 図11に示される押出器具において押出部がさらに押し込まれた状態を示す断面図である。 押出部材の変形例を示す概略図である。 押出部材の変形例を示す概略図である。 押出部の変形例を示す概略図である。 吐出部及びキャップの変形例を示す断面図である。 吐出部及びキャップの変形例を示す断面図である。 吐出部及びキャップの変形例を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の押出器具1について、図1〜図3を参照しながら説明する。この押出器具1は、収容体(図示略)を押し出すための器具である。具体的に、押出器具1は、収容体を収容するとともに当該収容体を吐出することが可能な収容部材100と、収容部材100から収容体を押し出すための押出部材200と、を備える。なお、押出器具1の使用時の姿勢は限定されないが、以下では、便宜上、図2に基づいて上下方向を定義する。
収容部材100は、収容部110と、吐出部120と、を有する。
収容部110は、筒状に形成されており、収容体を収容する。本実施形態では、収容部110は、円筒状に形成されている。収容部110には、収容体として、例えば、流動性を有するとともに便器の内面等の被付着面に付着可能な粘着体が収容される。
吐出部120は、収容体を収容部110外に吐出する部位であって、収容部110の中心軸方向(図2の上下方向)について当該収容部110の一方側(図2の下側)の端部に接続されている。吐出部120は、収容体を吐出するための吐出口123を有する吐出壁122と、それぞれが吐出壁122に接続された複数の脚部124と、を有する。吐出壁122は、収容部110の下端部に接続されており、下向きに凸となる形状を有している。各脚部124は、吐出壁122の下面から下向きに延びる形状を有する。各脚部124は、吐出口123の周囲に等間隔で配置されている。なお、吐出部120には、キャップ300が取り付けられる。
押出部材200は、押出部210と、操作部230と、を有する。
押出部210は、収容部110の中心軸方向について当該収容部110の他方側(図2の上側)の端部から収容部110内に挿入されることが可能でかつ収容部110に収容されている収容体を前記中心軸方向に沿って吐出部120に向けて押し出すことが可能な形状を有する。具体的に、押出部210は、中空周壁212と、接続部214と、環状突起220と、突出部222と、リブ224と、を有する。この押出部210は、合成樹脂により形成される。
中空周壁212は、円筒状(中空状)に形成されており収容部110の内周面に沿う外周面を有する。
接続部214は、中空周壁212と操作部230とを接続する。接続部214は、接続部本体216と、操作部230を保持する保持部218と、を有する。
接続部本体216は、中空周壁212の開口を塞ぐ形状を有している。本実施形態では、接続部本体216は、中空周壁212の下端部に接続されている。この接続部本体216の下面は、収容体を押圧する押圧面217を構成する。接続部本体216は、下向きに凸となる形状、より具体的には、吐出壁122に沿う形状を有している。
保持部218は、接続部本体216の上面に接続されている。より具体的には、保持部218は、接続部本体216のうち中空周壁212の径方向について当該中空周壁212から内側に離間した部位の上面から上方に向かって延びる形状を有する。図1に示されるように、本実施形態では、保持部218は、円筒状に形成されている。保持部218の上端部には、操作部230を係止可能な係止部219が形成されている。係止部219は、保持部218の径方向について内向きに突出する形状を有している。保持部218は、係止部219が保持部218の径方向に変位するのを許容するように弾性的に撓み変形することが可能である。
リブ224は、中空周壁212の内周面と保持部218の外面とを連結している。リブ224は、接続部本体216の上面から上方に向かって延びる形状を有している。リブ224の上端部は、係止部219よりも低い位置に設定されている。つまり、リブ224は、係止部219が保持部218の径方向に変位するのを許容しつつ(規制することなく)、中空周壁212及び保持部218を補強する。
環状突起220は、中空周壁212の外周面に接続されている。環状突起220は、中空周壁212の外周面から当該中空周壁212の径方向の外側に向かって突出するとともに、中空周壁212の周方向に連続的につながる形状を有する。環状突起220の外径は、収容部110の内径よりも僅かに大きく設定されている。
突出部222は、中空周壁212の外周面に接続されている。突出部222は、中空周壁212の外周面のうち当該中空周壁212の軸方向(図2の上下方向)について環状突起220から離間した部位(本実施形態では環状突起220から上方に離間した部位)から中空周壁212の径方向の外側に向かって突出する形状を有する。突出部222は、中空周壁212の周方向に連続的につながる形状を有する。ただし、突出部222は、収容部110の内周面に対して当該収容部110の周方向に互いに離間する少なくとも3カ所(収容部110を周方向に2等分したときの一方側の円弧領域の2カ所と他方側の円弧領域の1カ所)で接触可能な形状であればよい。突出部222の中空周壁212の外周面からの突出量は、環状突起220の中空周壁212の外周面からの突出量と同じに設定されている。なお、突出部222は、環状突起220のよりも下方に設けられてもよい。
操作部230は、押出部210に接続されており、使用者により操作される部位である。操作部230は、摘み232と、被保持部234と、摘み232と被保持部234とを連結する連結部236と、を有する。
被保持部234は、保持部218に保持される部位である。被保持部234は、平坦な円板状に形成されている。被保持部234の外径は、係止部219の内径よりもわずかに大きく設定されている。つまり、被保持部234は、係止部219に向けて圧入されることにより保持部218に保持される。なお、被保持部234の係止部219への圧入時、係止部219は、保持部218の径方向の外向きに変位した後、被保持部234の通過後に保持部218の弾性復帰力によって初期位置に復帰することで被保持部234と係合する。
次に、以上に説明した押出器具1の組立て方法について説明する。この押出器具1は、収容部110に収容体が充填された後、合成樹脂により成形された押出部210を先頭にして収容部110の上端側から当該収容部110内に押出部材200が挿入されることにより組立てられる。
本実施形態では、押出部210の中空周壁212が円筒状(中空状)に形成されているので、押出部210が合成樹脂で成形される際にこの中空周壁212の外周面にヒケが生じることが抑制され、しかも、中空周壁212の外周面から突出する環状突起220が収容部110の内周面に密着するので、収容部110内が有効に密閉される。
また、中空周壁212の外周面には、収容部110の内周面に密着する突出部222も形成されているので、収容部110内がより確実に密閉される。
さらに、中空周壁212は、当該中空周壁212の径方向の内側に撓むように弾性変形することが可能であるので、中空周壁212及び環状突起220の外形が収容部110の内径よりも僅かに大きく設定されることにより、中空周壁212の成形ばらつきに起因して環状突起220の収容部110の内周面への密着度が低下すること、すなわち、収容部110内の密閉性が低下することが抑制される。
また、リブ224の上端部が係止部219よりも低い位置に設定されているので、被保持部234の保持部218への係合時に、係止部219が保持部218の径方向の外側に変位するように保持部218が弾性変形することが可能である。よって、操作部230の押出部210への組み付けが容易になる。
続いて、押出器具1の使用方法について説明する。
まず、キャップ300を収容部材100から取り外し、各脚部124を被付着面に当接させる。その状態で、摘み232を摘まんで収容部110の軸方向に沿って操作部230を押し込む。本実施形態では、環状突起220及び突出部222が中空周壁212の軸方向について互いに離間した位置で収容部110の内周面に接触しているので、操作部230の押込み時に中空周壁212の軸方向が収容部110の軸方向に対して傾斜するように押出部210ががたつくことが抑制される。そして、操作部230の押込みに伴い、押圧面217が収容体を吐出部120に向けて押圧するので、吐出口123から収容体が吐出される。これにより、被付着面に収容体が付着する。
(第2実施形態)
次に、図4〜図9を参照しながら、本発明の第2実施形態の押出器具2について説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行い、第1実施形態と同じ構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態では、操作部230は、収容体を2回に分けて押し出すことが可能な構造を有している。具体的に、操作部230は、摘み232、連結部236、被保持部234及び押出部210が吐出部120へ向かって移動するのを規制する規制部238をさらに有している。
規制部238は、連結部236に接続されている。具体的に、規制部238は、中空周壁212の径方向について連結部236から外向きに延びる形状を有する。規制部238は、収容部110の軸方向について当該収容部110の上端部と当接可能な当接部239を有している。規制部238は、当該規制部238の基端部(規制部238と連結部236との接続部)を支点として当該規制部238の先端部及び当接部239が収容部110の径方向について収容部110の内側に収まる位置まで変位するように弾性変形することが可能である。
次に、本実施形態の押出器具2の使用方法について説明する。図4及び図5は、押出器具2の使用前の状態を示している。
(1回目の押込操作)
図4及び図5に示される状態から摘み232を摘まんで収容部110の軸方向に沿って操作部230を押し込む。そうすると、図6及び図7に示されるように、規制部238の当接部239が収容部110の上端部に当接するので、押出部材200のそれ以上の押込みが規制される。この操作によって吐出部120から1回分の収容体が吐出される。
(2回目の押込操作)
1回目の押込操作の終了後、規制部238の先端部が収容部110の径方向について当該収容部110の内側に位置するまで規制部238に外力を加えた状態で摘み232を摘まんで操作部230を収容部110の軸方向に沿ってさらに押し込む。そうすると、図8及び図9に示されるように、押圧面217が吐出壁122に当接するまで操作部230が押し込まれる。この操作によって吐出部120から残りの1回分の収容体が吐出される。
以上のように、本実施形態では、収容部材100から収容体を2回に分けて押し出すことが可能となる。
(第3実施形態)
次に、図10〜図13を参照しながら、本発明の第3実施形態の押出器具3について説明する。なお、第3実施形態では、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明を行い、第2実施形態と同じ構造、作用及び効果の説明は省略する。
この実施形態では、規制部238の形状が第2実施形態のそれと異なっている。具体的に、図10に示されるように、本実施形態の規制部238は、中空周壁212の径方向について連結部236から外向きに延びるとともに平板状に形成されている。規制部238の基端部(規制部238と連結部236との接続部)の厚さは、規制部238の他の部位の厚さよりも小さい。本実施形態では、規制部238の下面が当接部239を構成する。
次に、本実施形態の押出器具3の使用方法について説明する。図10は、押出器具3の使用前の状態を示している。
(1回目の押込操作)
図10に示される状態から摘み232を摘まんで収容部110の軸方向に沿って操作部230を押し込む。そうすると、図11及び図12に示されるように、規制部238の当接部239が収容部110の上端部に当接するので、押出部材200のそれ以上の押込みが規制される。この操作によって吐出部120から1回分の収容体が吐出される。
(2回目の押込操作)
本実施形態では、特に2回目の押込操作が第2実施形態のそれと異なる。本実施形態では、1回目の押込操作の終了後、規制部238の抵抗に抗して収容部110の軸方向に沿って操作部230をさらに押し込む。この結果、図13に示されるように、規制部238がその基端部で折れ曲がるので、押圧面217が吐出壁122に当接するまで操作部230が押し込まれる。換言すれば、1回目の押込操作の終了後、規制部238がその基端部で折れ曲がることによって当該規制部238の先端部が収容部110の径方向について当該収容部110の内側に収まるような外力(図12における下向きの外力)を操作部230に付与しつつこの操作部230をさらに押し込む。この操作によって、吐出部120から残りの1回分の収容体が吐出される。
なお、今回開示された上記実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、収容部110の内周面及び中空周壁212の外周面は、円筒状に限られない。収容部110又は中空周壁212の中心軸と直交する平面での収容部110及び中空周壁212の断面は、楕円形や多角形であってもよい。
また、図14に示されるように、係止部219は、保持部218の径方向について外向きに突出する形状を有しており、かつ、操作部230の被保持部234は、その係止部219に弾性的に係合可能な被係止部235を有していてもよい。
また、図15に示されるように、操作部230と押出部210とが一体的に形成されてもよい。
また、図16に示されるように、中空周壁212は、当該中空周壁212の径方向について内向きに凸となるように湾曲する形状を有していてもよい。
また、キャップ300は、図17に示されるように、複数の脚部124の周囲を覆う形状であってもよいし、図18に示されるように、収容部110の下端部に形成されたフランジ部111の周囲を覆う形状であってもよい。あるいは、吐出部120が、収容部110から離間するにしたがって次第に収容部110の径方向の外向きに広がる形状(いわゆるシュラウド状)に形成され、かつ、キャップ300は、その吐出部120の周囲を覆う形状であってもよい。
1 押出器具
2 押出器具
3 押出器具
100 収容部材
110 収容部
120 吐出部
200 押出部材
210 押出部
212 中空周壁
214 接続部
217 押圧面
218 保持部
220 環状突起
222 突出部
224 リブ
230 操作部
238 規制部
300 キャップ

Claims (5)

  1. 収容体を押し出すことが可能な押出器具であって、
    前記収容体を収容するとともに当該収容体を吐出することが可能な収容部材と、
    前記収容部材から前記収容体を押し出すための押出部材と、を備え、
    前記収容部材は、
    筒状に形成されており前記収容体を収容する収容部と、
    前記収容部の中心軸方向について当該収容部の一端部に接続されており前記収容体を吐出する吐出部と、を有し、
    前記押出部材は、
    前記収容部の前記中心軸方向について当該収容部の他端部から前記収容部内に挿入されることが可能でかつ前記収容部に収容されている前記収容体を前記中心軸方向に沿って前記吐出部に向けて押し出すことが可能な押出部と、
    前記押出部に接続されており使用者によって操作されることが可能な操作部と、を有し、
    前記押出部は、
    筒状に形成されており前記収容部の内周面に沿う外周面を有する中空周壁と、
    前記中空周壁の開口を塞ぐ形状を有しており前記収容体を押圧可能な押圧面を構成する接続部本体と、前記中空周壁の径方向について当該中空周壁から内側に離間した位置で前記操作部が内部に嵌め込まれる筒状の保持部と、を有している接続部と、
    前記中空周壁の外周面から当該中空周壁の径方向の外側に向かって突出するとともに、当該中空周壁の周方向に連続的につながる形状を有する環状突起と、
    前記保持部のうち当該保持部の先端部以外の部位の外側面と前記中空周壁の内周面とを連結する形状を有するリブと、を有し、
    前記保持部の前記先端部には、前記操作部を係止可能に構成された係止部が設けられている、押出器具。
  2. 請求項1に記載の押出器具において、
    前記押出部は、前記中空周壁の外周面のうち当該中空周壁の軸方向について前記環状突起から離間した部位から当該中空周壁の径方向の外側に向かって突出する形状を有する突出部をさらに有し、
    前記突出部は、前記収容部の内周面に対して当該収容部の周方向に互いに離間する少なくとも3カ所で接触可能な形状を有する、押出器具。
  3. 請求項に記載の押出器具において、
    前記突出部は、前記中空周壁の周方向に連続的につながる形状を有する、押出器具。
  4. 請求項に記載の押出器具において、
    前記突出部の前記中空周壁の外周面からの突出量は、前記環状突起の前記中空周壁の外周面からの突出量と同じである、押出器具。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の押出器具において、
    前記操作部は、前記押圧面が前記吐出部に到達する前に前記収容部の前記他端部に当接することによって前記操作部のそれ以上の押し込みを規制する規制部をさらに有し、
    前記規制部は、当該規制部に対して外力が作用したときに前記収容部の径方向について当該収容部の内側に収まるように変形可能である、押出器具。
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